JP2014124013A - スイッチング素子の駆動システム - Google Patents
スイッチング素子の駆動システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014124013A JP2014124013A JP2012277888A JP2012277888A JP2014124013A JP 2014124013 A JP2014124013 A JP 2014124013A JP 2012277888 A JP2012277888 A JP 2012277888A JP 2012277888 A JP2012277888 A JP 2012277888A JP 2014124013 A JP2014124013 A JP 2014124013A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- timeout
- switching element
- time
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Protection Of Static Devices (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
【解決手段】周期の長いタイムアウト回路17Sとは別に周期の短いタイムアウト回路17Sを設ける。軽負荷状態にて共振電圧が減衰しボトム検知不能となった場合は、周期の短いタイムアウト回路17Sを選択しそのON信号で制御する。部品異常によりボトム検知不能となった場合は、周期の長いタイムアウト回路17Lに移行するよう出力制限回路19でタイムアウト回路17SからのON信号出力を禁止し、タイムアウト回路17Lが優先されるよう制御する。
【選択図】図1
Description
(1) 部品オープンまたはショート状態における安全性の観点から、一定限度以上短くすることができないことがある。
(2) タイムアウトの時間を長くすると、軽負荷状態においてタイムアウト動作となった場合に出力リップルの増大と可聴音(異音)の発生につながる。
(2) トランスの巻線電圧に基づいて共振電圧のボトムを検出するボトム検知部。
(3) 一定時間以上ボトム検知できない状態となった場合に、設定された時間でON信号を生成する短い周期のタイマーと長い周期のタイマーを有する2段階のタイムアウト部。
(4) ボトム検知できない場合の状態に応じて、2段階のタイムアウト部のいずれかを選択する選択部。
(5) 軽負荷状態でタイムアウト動作となった場合は、短い周期のタイマーを有するタイムアウト部を選択し、ボトム検知できない状態となった場合は、長い周期のタイマーを有するタイムアウト部に対して、タイムアウト動作の選択を移行する。
本実施形態においては、検出電圧ZDTの検出手段として巻線トランスの電圧検出装置10が設けられ、この電圧検出装置10の出力側に、検出電圧ZDTが一定値に低下したこと(すなわち、基準電圧REFよりも低くなったこと)を検出するボトム検出回路11が設けられている。このボトム検出回路11は、検出電圧ZDTが基準電圧REFよりも低下したことを検出した場合に、スイッチング素子のON信号を出力するもので、従来技術における比較器51に相当するもので、比較回路とも呼ばれる。
前記のような構成を有する本実施形態の作用・効果は次の通りである。
[2−1.正常動作時]
正常動作時では、ボトム検出回路11において検出電圧ZDTが基準電圧REFより低くなった場合に、アンド回路13にON信号が出力される。
軽負荷時などにおいて抑止パルス発生回路12からの抑止時間が長くなり、それに伴って検出電圧ZDTの減衰が大きくなり、ボトム検出回路11における検出電圧ZDTと基準電圧REFの比較ができなくなると、ボトム検出回路11からON信号が出力されなくなる。すると、アンド回路13がONにならないので、アンド回路13側からドライブ回路15にON信号を出力することができなくなる。
ショートなどの原因でボトム検知できない場合、第1のタイムアウト回路17Sによる短時間のタイムアウトの動作は、前記軽負荷時と同様である。しかし、異常動作時には、第1のタイムアウト回路17Sからの1パルスによって、ドライブ回路15がONになり、ドライブ回路15からのリセット信号が再びタイムアウト回路17Sに供給されても、ボトム検知できないため、ボトム検出回路11からのON信号が出力制限回路19のリセット端子Rに入力されない。
11…ボトム検出回路
12…抑止パルス発生回路
13…アンド回路
14,18…オア回路
15…ドライブ回路
16…スイッチング素子のゲート
17S,17L…タイムアウト回路
19…出力制限回路
Claims (3)
- 絶縁トランスのインダクタンス成分とスイッチング素子に並列に付加される容量成分による共振現象を利用した疑似共振フライバックコンバータ回路の駆動システムにおいて、
トランスの巻線電圧に基づいて共振電圧のボトムを検出するボトム検知部と、
一定時間以上ボトム検知できない状態となった場合に、設定された時間でON信号を生成する短い周期のタイマーと長い周期のタイマーを有する2段階のタイムアウト部と、
ボトム検知できない場合の状態に応じて、2段階のタイムアウト部のいずれかを選択する選択部を備え、
軽負荷状態でタイムアウト動作となった場合は、短い周期のタイマーを有するタイムアウト部を選択し、
ボトム検知できない状態となった場合は、長い周期のタイマーを有するタイムアウト部に対して、タイムアウト動作の選択を移行することを特徴とするスイッチング素子の駆動システム。 - 検出電圧ZDTと基準電圧の比較回路と、この比較回路からの出力されたON信号を受信するスイッチング素子のドライブ回路とを備え、
前記スイッチング素子のドライブ回路には、設定されたタイムアウト時間の短い第1のタイムアウト回路と、第1のタイムアウト回路よりも長いタイムアウト時間が設定された第2のタイムアウト回路が接続され、
タイムアウト時間の短い前記第1のタイムアウト回路の出力側には、第1のタイムアウト回路からの1パルスのON信号の出力後は、リセット信号が入力されない限りON信号の出力を抑止する出力制限回路が接続され、
前記出力制限回路には、第2のタイムアウト回路の設定時間の前に、前記出力制限回路にリセット信号を出力する前記ドライブ回路または比較回路が接続され、
前記比較回路、第1のタイムアウト回路及び第2のタイムアウト回路の出力側には、各回路の出力が選択的に入力されるように前記スイッチング素子のドライブ回路が接続され、
コンバータの通常運転時には、前記比較回路からのON信号によってスイッチング素子をコンバータの通常運転に対応した周期でON/OFF制御し、
異常時には、前記第2のタイムアウト回路に設定された周期でスイッチング素子をON/OFF制御し、
コンバータの軽負荷時には第1のタイムアウト回路に設定された周期でスイッチング素子をON/OFF制御する
ことを特徴とするスイッチング素子の駆動システム。 - 前記ドライブ回路には、前記比較回路と並列に抑止パルス発生回路が接続され、
この抑止パルス発生回路から出力された抑止パルスによって定まる抑止期間については、前記比較回路からのON信号をドイラブ回路に供給しないことを特徴とする請求項2に記載のスイッチング素子の駆動システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012277888A JP5802647B2 (ja) | 2012-12-20 | 2012-12-20 | スイッチング素子の駆動システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012277888A JP5802647B2 (ja) | 2012-12-20 | 2012-12-20 | スイッチング素子の駆動システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014124013A true JP2014124013A (ja) | 2014-07-03 |
JP5802647B2 JP5802647B2 (ja) | 2015-10-28 |
Family
ID=51404107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012277888A Active JP5802647B2 (ja) | 2012-12-20 | 2012-12-20 | スイッチング素子の駆動システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5802647B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05130776A (ja) * | 1991-11-05 | 1993-05-25 | Nec Corp | 電圧共振フライバツクコンバータ |
US5608613A (en) * | 1995-07-31 | 1997-03-04 | Hewlett-Packard Company | Flyback converter |
JP2011182537A (ja) * | 2010-03-01 | 2011-09-15 | Murata Mfg Co Ltd | スイッチング制御回路及びスイッチング電源装置 |
JP2011229282A (ja) * | 2010-04-20 | 2011-11-10 | Daikin Ind Ltd | スイッチング電源装置 |
JP2012100451A (ja) * | 2010-11-02 | 2012-05-24 | Fuji Electric Co Ltd | スイッチング電源装置用半導体制御装置及びこれを使用したスイッチング電源装置 |
-
2012
- 2012-12-20 JP JP2012277888A patent/JP5802647B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05130776A (ja) * | 1991-11-05 | 1993-05-25 | Nec Corp | 電圧共振フライバツクコンバータ |
US5608613A (en) * | 1995-07-31 | 1997-03-04 | Hewlett-Packard Company | Flyback converter |
JPH09107676A (ja) * | 1995-07-31 | 1997-04-22 | Hewlett Packard Co <Hp> | フライバック変換器 |
JP2011182537A (ja) * | 2010-03-01 | 2011-09-15 | Murata Mfg Co Ltd | スイッチング制御回路及びスイッチング電源装置 |
JP2011229282A (ja) * | 2010-04-20 | 2011-11-10 | Daikin Ind Ltd | スイッチング電源装置 |
JP2012100451A (ja) * | 2010-11-02 | 2012-05-24 | Fuji Electric Co Ltd | スイッチング電源装置用半導体制御装置及びこれを使用したスイッチング電源装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5802647B2 (ja) | 2015-10-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6915115B2 (ja) | 同期フライバック変換器における使用のための二次コントローラ、電力変換器、および同期フライバック変換器を制御する方法 | |
US9124184B2 (en) | DC/DC converter | |
US9099929B2 (en) | Power converting device and synchronous rectifier control circuit | |
US8824176B2 (en) | Resonant converting circuit and resonant controller | |
JP5481939B2 (ja) | 電源装置 | |
JP6402610B2 (ja) | スイッチング電源装置、スイッチング電源装置の制御方法およびスイッチング電源装置の制御回路 | |
TWI516009B (zh) | 控制同步整流器的方法、控制電路及其功率轉換器 | |
US9407153B2 (en) | Switching power supply system | |
JP2009100498A (ja) | スイッチング電源装置 | |
WO2016136600A1 (ja) | 電源制御用半導体装置 | |
US9106140B2 (en) | DC/DC converter | |
JP2016052161A (ja) | 電流共振型電源装置 | |
CN105680697B (zh) | 开关电源转换器和反激控制方法 | |
WO2018042937A1 (ja) | スイッチング電源装置および半導体装置 | |
WO2016132930A1 (ja) | 電源制御用半導体装置 | |
US9318961B2 (en) | Switching power-supply device | |
US20120086480A1 (en) | Circuit and method for sub-harmonic elimination of a power converter | |
JP2018148676A (ja) | スイッチング電源制御用半導体装置 | |
US9966839B2 (en) | Switching power supply device | |
JP5802647B2 (ja) | スイッチング素子の駆動システム | |
JP5854031B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
WO2011158282A1 (ja) | スイッチング電源装置およびその制御用半導体装置 | |
TWI614975B (zh) | 過電壓保護電路 | |
TWI577117B (zh) | 過電壓保護電路 | |
JP2010130758A (ja) | 電力変換装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141014 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141021 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141219 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150630 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150810 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150825 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150831 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5802647 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |