JP2014123918A - 再生装置、再生システムおよび処理実行制御方法 - Google Patents

再生装置、再生システムおよび処理実行制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが携帯端末で行っていた処理を、迅速に開始することのできる再生装置を提供する。
【解決手段】携帯端末と無線接続可能な再生装置であって、再生装置と携帯端末との無線接続が確立されていない状態から確立されている状態への遷移である第1遷移を検出する検出部122と、検出部122が第1遷移を検出した場合に、待機状態にある再生装置を動作状態に移行させる状態管理部128と、検出部122が第1遷移を検出した場合に、携帯端末で実行中または過去に実行された処理に関連する情報である関連情報を携帯端末から受信する関連情報受信部124と、関連情報受信部124が受信した関連情報に従って、携帯端末で実行中または過去に実行された処理を継続するための処理を再生装置で実行する実行制御部126とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯端末と無線接続可能な再生装置に関する。
従来、互いに無線通信可能な携帯端末とテレビとの無線接続状態を監視し、無線接続状態に応じてテレビの動作モードを変更するシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)このシステムでは、例えば、両者の無線接続が確立されなくなった場合に、テレビを非動作モードに移行させる。これにより、携帯端末のユーザがテレビから離れた場合に、自動的にテレビの電源をオフさせることができる。
特開2003−284162号公報
しかしながら、従来のシステムにおいては、電源のオンオフ制御しか行うことができない。このため、例えば、ユーザが携帯端末で視聴していたテレビ番組を、帰宅後引き続きテレビで視聴するためには、そのテレビ番組にチャンネルを合わせるためにテレビのリモコンを操作しなければならない。このように、ユーザが携帯端末で行っていた処理をテレビなどの再生装置に行わせるためには、ユーザがリモコンなどを操作することにより再生装置を操作しなければならず、ユーザの操作性が悪い。このため、上記処理を迅速に開始することができないという課題がある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、ユーザが携帯端末で行っていた処理を、迅速に開始することのできる再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る再生装置は、携帯端末と無線接続可能な再生装置であって、前記再生装置と前記携帯端末との無線接続が確立されていない状態から確立されている状態への遷移である第1遷移を検出する検出部と、前記検出部が前記第1遷移を検出した場合に、待機状態にある前記再生装置を動作状態に移行させる状態管理部と、前記検出部が前記第1遷移を検出した場合に、前記携帯端末で実行中または過去に実行された処理に関連する情報である関連情報を前記携帯端末から受信する関連情報受信部と、前記関連情報受信部が受信した前記関連情報に従って、前記携帯端末で実行中または過去に実行された処理を継続するための処理を前記再生装置で実行する実行制御部とを備える。
これによると、携帯端末を持ったユーザが再生装置に近付くことで再生装置と携帯端末との無線接続が確立されると、再生装置の電源がオンするなどして、再生装置が動作状態に移行する。また、実行制御部は、上記関連情報を携帯端末から受信し、携帯端末で実行中または実行された処理を継続するための処理を実行する。このため、ユーザが携帯端末で行っていた処理を、迅速に開始することができる。
例えば、前記関連情報受信部は、前記検出部が前記第1遷移を検出した場合に、前記関連情報として、前記携帯端末で受信中のテレビ放送波のチャンネルの情報を前記携帯端末から受信し、前記実行制御部は、前記関連情報受信部が受信した前記関連情報に示されるチャンネルのテレビ放送波を受信しても良い。
これによると、ユーザは、携帯端末で再生中のテレビ放送と同じテレビ放送を引き続き再生装置で視聴することができる。
また、前記関連情報受信部は、前記検出部が前記第1遷移を検出した場合に、前記関連情報として、前記携帯端末で利用中のウェブサービスを特定するための情報を前記携帯端末から受信し、前記実行制御部は、前記関連情報受信部が受信した前記関連情報により特定される前記ウェブサービスを提供するための処理を実行しても良い。
これによると、ユーザは、携帯端末で利用中のウェブサービスと同じウェブサービスを再生装置において引き続き利用することができる。例えば、インターネット上にアップロードされた動画コンテンツを提供するウェブサービスを、再生装置において引き続き利用することができる。これにより、携帯端末で動画コンテンツを再生している途中であったとしても、ユーザは、その続きから動画コンテンツを視聴することができる。
また、前記関連情報受信部は、前記検出部が前記第1遷移を検出した場合に、前記関連情報として、前記携帯端末で再生中のコンテンツを特定するための情報を前記携帯端末から受信し、前記実行制御部は、前記関連情報受信部が受信した前記関連情報により特定される前記コンテンツを前記携帯端末から受信し、受信した前記コンテンツを再生しても良い。
これによると、ユーザは、携帯端末で視聴していたコンテンツを、引き続き再生装置で視聴することができる。
また、前記関連情報受信部は、前記検出部が前記第1遷移を検出した場合に、前記関連情報として、前記携帯端末で電子メールクライアントが実行中であることを示す情報を前記携帯端末から受信し、前記実行制御部は、前記関連情報受信部が受信した前記関連情報により前記携帯端末で前記電子メールクライアントが実行中であることを検知した場合には、前記電子メールクライアントの画面を前記再生装置に表示させても良い。
これによると、ユーザが、携帯端末を利用して閲覧または作成していた電子メールの画面が再生装置に表示される。このため、ユーザは、再生装置の画面を見ながら、携帯端末を引き続き操作して、電子メールの閲覧または作成を行うことができる。
また、前記関連情報受信部は、前記検出部が前記第1遷移を検出した場合に、前記関連情報として、前記携帯端末で視聴予約または録画予約された番組を特定するための情報を前記携帯端末から受信し、前記実行制御部は、前記関連情報受信部が受信した前記関連情報により特定される前記番組の視聴予約または録画予約を実行しても良い。
これによると、ユーザが外出先などで携帯端末を利用して視聴予約または録画予約を行った番組の情報を、ユーザの帰宅と共に再生装置に送信することができる。このため、ユーザが行った使用予約または録画予約を再生装置に引き継ぐことができる。また、ユーザが外出先で行った録画予約などが自動で反映されるため、録画のし忘れなどを防ぐことができる。
また、前記検出部は、さらに、前記再生装置と前記携帯端末との無線接続が確立されている状態から確立されていない状態への遷移である第2遷移を検出し、前記状態管理部は、さらに、前記検出部が前記第2遷移を検出した場合に、動作状態にある前記再生装置を待機状態に移行させても良い。
これによると、携帯端末を持ったユーザが再生装置から遠ざかった場合の再生装置の電源の消し忘れを防ぐことができる。
また、前記状態管理部は、さらに、前記再生装置に予め識別子が登録されている全ての携帯端末について前記検出部が前記第2遷移を検出した場合に、動作状態にある前記再生装置を待機状態に移行させても良い。
これによると、複数のユーザが再生装置を利用しているときに、そのうちの一人が再生装置から遠ざかったとしても、再生装置の電源が誤ってオフするのを防ぐことができる。
また、前記再生装置と前記携帯端末とは、アクセスポイントを介さずに接続可能な通信プロトコルに従い無線接続可能であっても良い。
これによると、表示装置がアクセスポイントに接続されていなくても、Wi−Fi Direct(登録商標)などの無線通信技術を利用して、容易に携帯端末から再生装置へ処理の引き継ぎを行うことができる。
本発明の他の一態様に係る再生システムは、再生装置と、前記再生装置と無線接続可能な携帯端末とを備え、前記再生装置は、前記再生装置と前記携帯端末との無線接続が確立されていない状態から確立されている状態への遷移である第1遷移を検出する検出部と、前記検出部が前記第1遷移を検出した場合に、待機状態にある前記再生装置を動作状態に移行させる状態管理部と、前記検出部が前記第1遷移を検出した場合に、前記携帯端末で実行中または過去に実行された処理に関連する情報である関連情報の送信要求を前記携帯端末に送信し、前記関連情報を前記携帯端末から受信する関連情報受信部と、前記関連情報受信部が受信した前記関連情報に従って、前記携帯端末で実行中または過去に実行された処理を継続するための処理を前記再生装置で実行する実行制御部とを備え、前記携帯端末は、前記再生装置から前記送信要求を受信し、受信した前記送信要求に応答して、前記関連情報を前記再生装置に送信する関連情報送信部を備える。
これによると、携帯端末を持ったユーザが再生装置に近付くことで再生装置と携帯端末との無線接続が確立されると、再生装置の電源がオンするなどして、再生装置が動作状態に移行する。また、実行制御部は、上記関連情報を携帯端末から受信し、携帯端末で実行中または実行された処理を継続するための処理を実行する。このため、ユーザが携帯端末で行っていた処理を、迅速に開始することができる。
また、前記携帯端末の前記関連情報送信部は、前記再生装置から前記送信要求を受信し、前記携帯端末のタッチパネルの操作により受け付けられた視聴対象または予約対象の番組を特定するための情報を、受信した前記送信要求に応答して前記再生装置に送信し、前記再生装置の前記関連情報受信部は、前記検出部が前記第1遷移を検出した場合に、前記送信要求を前記携帯端末に送信し、前記関連情報として、前記携帯端末で視聴予約または録画予約された番組を特定するための情報を前記携帯端末から受信し、前記再生装置の前記実行制御部は、前記関連情報受信部が受信した前記関連情報により特定される前記番組の視聴予約または録画予約を実行しても良い。
これによると、ユーザが外出先などで携帯端末のタッチパネルを利用して視聴予約または録画予約を行った番組の情報を、ユーザの帰宅と共に再生装置に送信することができる。このため、ユーザが行った使用予約または録画予約を再生装置に引き継ぐことができる。また、ユーザが外出先で行った録画予約などが自動で反映されるため、録画のし忘れなどを防ぐことができる。また、タッチパネルを利用して予約ができるため、ユーザは、簡易な操作で予約を行うことができる。
なお、本発明は、このような特徴的な処理部を備える再生装置として実現することができるだけでなく、再生装置に含まれる特徴的な処理部が実行する処理をステップとする処理実行制御方法として実現することができる。また、再生装置に含まれる特徴的な処理部としてコンピュータを機能させるためのプログラムまたは処理実行制御方法に含まれる特徴的なステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現することもできる。そして、そのようなプログラムを、CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)等のコンピュータ読取可能な非一時的な記録媒体やインターネット等の通信ネットワークを介して流通させることができるのは、言うまでもない。
本発明によると、ユーザが携帯端末で行っていた処理を、迅速に開始することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るテレビの外観図である。 図2は、本発明の実施の形態に係るテレビの構成を示すブロック図である。 図3は、記憶部に記憶されているMACアドレスの一例を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態に係るスマートフォンの外観図である。 図5は、本発明の実施の形態に係るスマートフォンの構成を示すブロック図である。 図6は、テレビおよびスマートフォンの実行する処理のフローチャートである。 図7は、スマートフォンを持ったユーザがテレビから遠ざかった場合のテレビの動作を説明するための図である。 図8は、スマートフォンでテレビを視聴していたユーザがテレビに近付いた場合のテレビの動作を説明するための図である。 図9は、スマートフォンで実行中または過去に実行されていた処理を継続するための処理(図6(a)のS16)の詳細なフローチャートである。 図10は、スマートフォンで実行中または過去に実行されていた処理をテレビに通知するための処理(図6(b)のS30)の詳細なフローチャートである。 図11は、関連情報のフォーマット例を示す図である。 図12は、電子メールクライアントを実行しているスマートフォンを持ったユーザがテレビに近付いた場合のテレビの動作を説明するための図である。 図13は、スマートフォンのタッチパネルを利用したテレビ番組の視聴予約または録画予約を説明するための図である。 図14は、録画機能を備えていないテレビによる、レコーダへの録画予約の指示について説明するための図である。 図15は、テレビの電源制御の誤動作を防ぐ方法について説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。本発明は、特許請求の範囲によって特定される。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
図1は、本発明の実施の形態に係るテレビ100の外観図である。図2は、本発明の実施の形態に係るテレビ100の構成を示すブロック図である。
テレビ100は、再生装置の一例であり、通信I/F(インタフェース)部102と、CPU(Central Processing Unit)104と、電源部106と、記憶部108と、映像音声処理部110と、ディスプレイ112と、スピーカ114とを備える。
通信I/F部102は、外部の装置と有線または無線で通信するための処理部であり、例えば、ネットワークアダプタ、Wi−Fi(登録商標)アダプタなどにより構成される。例えば、通信I/F部102は、ネットワークケーブルを介してインターネット150に接続されることで、インターネット150に接続された他のコンピュータと通信を行う。また、通信I/F部102は、Wi−Fi Direct(登録商標)に従った無線通信により、後述するスマートフォンと接続され、スマートフォンと通信を行う。
CPU104は、テレビ100の全体的な制御を行う。例えば、CPU104は、電源部106の制御を行ったり、映像音声処理部110の制御を行ったりする。CPU104の詳細な構成については、後述する。
電源部106は、テレビ100の各部に電力を供給する。テレビ100は、主電源がOFFにされた「停止状態」と、主電源はONであるが、映像音声処理部110が動作していない「待機状態」と、映像音声処理部110が動作している「動作状態」のいずれかの状態を取る。待機状態と動作状態とでは主電源はONになっている。待機状態と動作状態との切り替えは、テレビ100のリモコンまたはテレビ100に設けられた電源スイッチにより行われる。
記憶部108は、予めユーザにより登録された、スマートフォンのMACアドレスを記憶している。記憶部108は、例えば、フラッシュメモリなどにより構成される。例えば、記憶部108には、図3に示すような2台のスマートフォン200のMACアドレス「AA−BB−CC−DD−EE−FF」および「AB−CD−EF−GH−IJ−KL」が登録されているものとする。
映像音声処理部110は、チューナが受信したテレビ放送波に含まれる映像信号および音声信号をデコードして、ディスプレイ112およびスピーカ114にそれぞれ出力する。また、映像音声処理部110は、CPU104において実行された各種処理の結果をディスプレイ112またはスピーカ114に出力する。
ディスプレイ112は、映像音声処理部110でデコードされた映像信号を表示する。
スピーカ114は、映像音声処理部110でデコードされた音声信号を出力する。
CPU104は、CPU104上でプログラムが実行されることにより実現される機能的な構成として、検出部122と、関連情報受信部124と、実行制御部126と、状態管理部128とを備える。
検出部122は、テレビ100と、スマートフォンとの無線接続が確立されていない状態から確立されている状態への遷移である第1遷移を検出する。
状態管理部128は、検出部122が前記第1遷移を検出した場合に、電源部106に指示を送信することにより、待機状態にあるテレビ100動作状態に移行させる。
関連情報受信部124は、検出部122が第1遷移を検出した場合に、スマートフォンで実行中または過去に実行された処理に関連する情報である関連情報をスマートフォンから受信する。
実行制御部126は、関連情報受信部124が受信した関連情報に従って、スマートフォンで実行中または過去に実行された処理を継続するための処理をテレビ100で実行する。例えば、ユーザがスマートフォンでテレビ番組を視聴していた場合には、実行制御部126は、映像音声処理部110に、ユーザが視聴していたのと同じチャンネルのテレビ番組の映像信号および音声信号をデコードさせる。
図4は、本発明の実施の形態に係るスマートフォン200の外観図である。図5は、本発明の実施の形態に係るスマートフォン200の構成を示すブロック図である。
スマートフォン200は、通信I/F部202と、CPU204と、記憶部206と、映像音声処理部208と、ディスプレイ210と、スピーカ212とを備える。
通信I/F部202は、外部の装置と有線または無線で通信するための処理部であり、例えば、Wi−Fi(登録商標)アダプタなどにより構成される。例えば、通信I/F部202は、Wi−Fi Direct(登録商標)に従った無線通信により、テレビ100と接続され、テレビ100と通信を行う。Wi−Fi Direct(登録商標)に従った無線通信を行うことにより、テレビ100とスマートフォン200とはアクセスポイントを介することなく、無線通信を行うことができる。なお、通信I/F部202は、テレビ100のIP(Internet Protocol)アドレスを記憶しており、記憶しているIPアドレスの機器(テレビ100)に、一定時間間隔で無線接続を試みるものとする。
CPU204は、スマートフォン200の全体的な制御を行う。例えば、CPU204は、映像音声処理部208の制御を行う。CPU204の詳細な構成については、後述する。
記憶部206は、写真、動画、音楽などの各種コンテンツを記憶する記憶装置であり、例えば、フラッシュメモリなどにより構成される。
映像音声処理部208は、チューナが受信したテレビ放送波に含まれる映像信号および音声信号をデコードして、ディスプレイ210およびスピーカ212にそれぞれ出力する。また、映像音声処理部208は、記憶部206に記憶されているコンテンツを、CPU204を介して取得し、ディスプレイ210またはスピーカ212に出力する。さらに、映像音声処理部208は、CPU204において実行された各種処理の結果をディスプレイ210またはスピーカ212に出力する。
図6は、テレビ100およびスマートフォン200の実行する処理のフローチャートである。図6(a)は、テレビ100の実行する処理のフローチャートであり、図6(b)は、スマートフォン200の実行する処理のフローチャートである。なお、図6(a)に示す処理は、テレビ100が待機状態または動作状態にある場合に実行され、テレビ100が停止状態にある場合には実行されない。
図6(a)を参照して、検出部122は、通信I/F部102におけるスマートフォン200の接続状態に遷移があったか否かを判断する(S2)。例えば、検出部122は、テレビ100(通信I/F部102)に無線接続されていたスマートフォン200がテレビ100から遠ざかることにより、テレビ100とスマートフォン200との無線接続が確立されている状態から確立されていない状態に遷移した場合に、通信I/F部102におけるスマートフォン200の接続状態に遷移があったと判断する。また、検出部122は、テレビ100に無線接続されていなかったスマートフォン200がテレビ100に近付くことにより、テレビ100とスマートフォン200との無線接続が確立されていない状態から確立されている状態に遷移した場合に、通信I/F部102におけるスマートフォン200の接続状態に遷移があったと判断する。
通信I/F部102におけるスマートフォン200の接続状態に遷移があったと判断された場合には(S2でYES)、検出部122は、接続状態の遷移があったスマートフォン200が記憶部108に登録されたスマートフォン200であるか否かを判断する(S4)。例えば、図3に示すMACアドレスが記憶部108に記憶されており、接続状態の遷移があったスマートフォン200のMACアドレスが「AA−BB−CC−DD−EE−FF」の場合には、接続状態の遷移があったスマートフォン200が記憶部108に登録されたスマートフォン200であると判断される。
接続状態の遷移があったスマートフォン200が記憶部108に登録されたスマートフォン200である場合には(S4でYES)、通信I/F部102は、その遷移が、無線接続が確立されている状態から確立されていない状態への遷移、および無線接続が確立されていない状態から確立されている状態への遷移のいずれであるかを判断する(S6)。
無線接続が確立されている状態から確立されていない状態への遷移であると判断された場合には(S6で(A))、図7(a)に示すように、スマートフォン200を携帯してテレビ100を見ていたユーザ300が、図7(b)に示すように、テレビ100から離れたと考えられる。このため、状態管理部128は、テレビ100が動作状態にあれば(S8でYES)、電源部106に指示コマンドを出力し、テレビ100を動作状態から待機状態に移行させる(S10)。
無線接続が確立されていない状態から確立されている状態への遷移であると判断された場合には(S6で(B))、図8(a)に示すように、スマートフォン200を携帯してテレビ100から遠ざかった位置にいたユーザ300が、テレビ100の近くに来たと考えられる。このため、状態管理部128は、テレビ100が待機状態にあれば(S12でYES)、電源部106に指示コマンドを出力し、テレビ100を待機状態から動作状態に移行させる(S14)。
その後、CPU104は、スマートフォン200で実行中または過去に実行されていた処理を継続するための処理を実行する(S16)。一方、図6(b)を参照して、スマートフォン200は、スマートフォン200で実行中または過去に実行されていた処理をテレビ100に通知するための処理を実行する(図6(b)のS30)。
つまり、関連情報受信部124は、スマートフォン200で実行中または過去に実行された処理に関連する情報である関連情報の送信要求を、通信I/F部102を介してスマートフォン200に送信する(S18)。
スマートフォン200の関連情報送信部222は、通信I/F部202を介してテレビ100から送信要求を受信し(S32)、受信した送信要求に応答して、関連情報をテレビ100に送信する(S34)。関連情報の具体例については、後述する。
関連情報受信部124は、通信I/F部102を介して、スマートフォン200から関連情報を受信し(S20)、実行制御部126は、受信した関連情報に従って、スマートフォン200で実行中または過去に実行された処理を継続するための処理を実行する(S22)。このとき、実行制御部126は、必要に応じ、通信I/F部102および通信I/F部202を介して、実行制御部224との間で通信を行う。
実行制御部224は、実行制御部126と連携を取りながら、関連情報に応じた処理を実行する(S36)。
次に、図9と図10とを参照して、スマートフォン200で実行中または過去に実行されていた処理を継続するための処理(図6(a)のS16)と、スマートフォン200で実行中または過去に実行されていた処理をテレビ100に通知するための処理(図6(b)のS30)とについてそれぞれ詳細に説明する。
図9を参照して、関連情報受信部124は、スマートフォン200で実行中または過去に実行された処理に関連する情報である関連情報の送信要求を、通信I/F部102を介してスマートフォン200に送信する(S18)。
関連情報受信部124は、テレビ100が対応しているウェブサービスの情報を、通信I/F部102を介してスマートフォン200に送信する(S101)。例えば、テレビ100が、YouTube(登録商標)またはHulu(登録商標)などの動画配信を行うウェブサービスに対応している場合には、これらの動画配信サービスに対応していることを示す情報をスマートフォン200に送信する。
図10を参照して、スマートフォン200の関連情報送信部222が、送信要求とテレビ100が対応しているウェブサービスの情報とを受信すると(S201でYES)、関連情報送信部222は、スマートフォン200が現在実行中または過去に実行された処理を特定する(S202〜S212)。
スマートフォン200がテレビ放送波を受信している場合には(S202でYES)、関連情報送信部222は、現在受信中のテレビ放送波のチャンネルの情報を、関連情報として通信I/F部202を介してテレビ100に送信する(S203)。図11は、関連情報のフォーマット例を示す図である。関連情報900は、データ[TV]、データ[Channnel]、データ[NetAPP]、データ[Service]、データ[Position]、データ[Device_Internet]、データ[Mirroring]、データ[Watch]、データ[Record]、およびデータ[Program]の組により構成される。例えば、関連情報送信部222は、テレビ放送波を受信しているか否かを示すデータ[TV]に、テレビ放送波を受信していることを示す「1」を設定する。また、関連情報送信部222は、データ[Channel]に、受信中のチャンネルを設定する。その上で、関連情報送信部222は、関連情報900をテレビ100に送信する。
図9を参照して、テレビ100の関連情報受信部124は、スマートフォン200から関連情報を受信し(S102でYES)、実行制御部126は、受信した関連情報の種類を判断する(S103〜S111)。
関連情報900のデータ[TV]が1の場合には(S103でYES)、実行制御部126は、関連情報900のデータ[Channel]に示されるチャンネルのテレビ放送波を受信する(S104)。つまり、実行制御部126は、映像音声処理部110に、そのチャンネルのテレビ放送波をチューナから受信させ、受信したテレビ放送波に含まれる映像信号および音声信号をデコードして、ディスプレイ112およびスピーカ114にそれぞれ出力させる。
例えば、図8(a)に示すように、3チャンネルのテレビ放送波を受信中のスマートフォン200を携帯したユーザ300が、図8(b)に示すように、テレビ100に近付く。すると、テレビ100が動作状態に移行し、テレビ100が、スマートフォン200が受信していたのと同じ3チャンネルのテレビ放送波を受信する。これにより、ユーザ300は、スマートフォン200で見ていたテレビ放送を、引き続きテレビ100で視聴することができる。
図10を参照して、ユーザ300が、スマートフォン200において、テレビ100が対応可能なウェブサービスを利用している場合には(S204でYES)、関連情報送信部222は、現在利用中のウェブサービスを特定するための情報を、関連情報として通信I/F部202を介してテレビ100に送信する(S205)。例えば、ユーザ300がスマートフォン200を操作して、YouTube(登録商標)に接続し、コンテンツを再生している場合には、関連情報送信部222は、関連情報900のデータ[NetAPP]にウェブサービスを利用していることを示す「1」を設定する。また、関連情報送信部222は、データ[Service]に、利用中のウェブサービスであるYouTube(登録商標)の識別子を書き込む。さらに、関連情報送信部222は、データ[Position]に、利用中のウェブサービスのサービス開始位置の情報を書き込む。例えば、関連情報送信部222は、YouTube(登録商標)で再生中のコンテンツのURL(Uniform Resource Locator)およびコンテンツの現在の再生位置を、データ[Position]に書き込む。その上で、関連情報送信部222は、関連情報900をテレビ100に送信する。
図9を参照して、スマートフォン200から受信した関連情報900のデータ[NetAPP]が1の場合には(S104でYES)、実行制御部126は、データ[Service]に示されるウェブサービスを、データ[Position]に示されるサービス開始位置から開始する(S106)。例えば、上記例の場合には、実行制御部126は、通信I/F部102を介して、YouTube(登録商標)のウェブサイトに接続し、そのウェブサイトに、YouTube(登録商標)で再生中のコンテンツのURLおよびコンテンツの再生位置の情報を送信する。これにより、実行制御部126は、その再生位置からURLで示されるコンテンツを再生することができる。
図10を参照して、スマートフォン200が記憶部206に記憶されているコンテンツを再生している場合には(S206でYES)、関連情報送信部222は、スマートフォン200で再生中のコンテンツを特定するための情報を、関連情報として、通信I/F部202を介してテレビ100に送信する(S207)。例えば、ユーザ300が記憶部206に記憶されている動画コンテンツを再生している場合には、関連情報送信部222は、関連情報900のデータ[Device_Internet]にコンテンツを利用していることを示す「1」を設定する。その上で、関連情報送信部222は、関連情報900をテレビ100に送信する。
実行制御部224は、DLNA(Digital Living Network Alliance)のDMC(Digital Media Controller)モードに遷移する(S208)。
図9を参照して、スマートフォン200から受信した関連情報900のデータ[Device_Internet]が1の場合には(S107でYES)、実行制御部126は、DLNAのDMR(Digital Media Renderer)受信状態に遷移する(S108)。
これにより、ユーザ300は、スマートフォン200を操作することで、スマートフォン200の記憶部206に記憶されているコンテンツをテレビ100の映像音声処理部110で再生させることができる。
図10を参照して、スマートフォン200がウェブブラウザまたは電子メールクライアントを実行している場合には(S209でYES)、関連情報送信部222は、ウェブブラウザまたは電子メールクライアントを実行中であることを示す情報を、関連情報として、通信I/F部202を介してテレビ100に送信する(S210)。つまり、関連情報送信部222は、関連情報900のデータ[Mirroring]に、ウェブブラウザまたは電子メールクライアントを実行中であることを示す「1」を設定する。その上で、関連情報送信部222は、関連情報900をテレビ100に送信する。
実行制御部224は、Wi−Fi Direct(登録商標)を利用した、Miracastモードに遷移する(S211)。
図9を参照して、スマートフォン200から受信した関連情報900のデータ[Mirroring]が1の場合には(S109でYES)、実行制御部126は、Wi−Fi Direct(登録商標)を利用したMiracast受信状態に遷移する(S110)。これにより、実行制御部224から実行制御部126に、ディスプレイ210に表示されている画面の情報が送信され、実行制御部126が映像音声処理部110を操作し、その画面をディスプレイ112に表示させる。例えば、図12に示すように、スマートフォン200が電子メールクライアントを実行している場合には、電子メールクライアントの画面がテレビ100のディスプレイ112に表示される。これにより、ユーザ300は、テレビ100のディスプレイ112を見ながら、スマートフォン200を操作することにより、電子メールの閲覧または作成をすることができる。
図10を参照して、ユーザ300がスマートフォン200を用いて、テレビ番組の視聴予約または録画予約を行った場合には(S212でYES)、関連情報送信部222は、視聴予約または録画予約された番組を特定するための情報を、関連情報として、通信I/F部202を介してテレビ100に送信する(S213)。つまり、ユーザ300が視聴予約を行った場合には、関連情報送信部222は、関連情報900のデータ[Watch]に視聴予約を行ったことを示す「1」を設定する。また、関連情報送信部222は、視聴予約を行ったテレビ番組を特定するための情報を、関連情報900のデータ[Program]に書き込む。例えば、関連情報送信部222は、そのテレビ番組のチャンネルと放送日時をデータ[Program]に書き込む。ユーザ300が録画予約を行った場合には、関連情報送信部222は、関連情報900のデータ[Record]に録画予約を行ったことを示す「1」を設定する。また、関連情報送信部222は、録画予約を行ったテレビ番組を特定するための情報を、関連情報900のデータ[Program]に書き込む。例えば、関連情報送信部222は、そのテレビ番組のチャンネルと放送日時をデータ[Program]に書き込む。
テレビ番組の視聴予約または録画予約は、EPG(Electric Program Guide)を利用して行っても良い。例えば、ユーザ300は、図13に示すように、スマートフォン200のタッチパネルに表示されたEPGの中から、テレビ番組(例えば、番組C)をタッチすることにより視聴予約または録画予約を行う。
図9を参照して、スマートフォン200から受信した関連情報900のデータ[Watch]またはデータ[Record]が1の場合には(S111でYES)、実行制御部126は、テレビ番組の視聴予約または録画予約を実行する(S112)。つまり、データ[Watch]が1の場合には、実行制御部126は、データ[Program]に示されるテレビ番号の視聴予約を行う。また、データ[Record]が1の場合には、実行制御部126は、データ[Program]に示されるテレビ番号の録画予約を行う。なお、実行制御部126が録画機能を備えていない場合には、実行制御部126は、テレビ100に接続されたレコーダを操作して、テレビ番組の録画予約を行うようにしても良い。例えば、図14に示すように、テレビ100の実行制御部126は、テレビ100に接続されたレコーダ400に、録画対象のテレビ番組を特定するための情報と、録画予約の指示信号とを送信することにより、レコーダ400にテレビ番組の録画予約をさせる。
以上説明したように、本実施の形態によると、スマートフォン200に代表される携帯端末を持ったユーザが、テレビ100に代表される再生装置に近付くことで再生装置と携帯端末との無線接続が確立されると、再生装置の電源がオンするなどして、再生装置が動作状態に移行する。また、実行制御部126は、上記関連情報を携帯端末から受信し、携帯端末で実行中または実行された処理を継続するための処理を実行する。このため、ユーザが携帯端末で行っていた処理を、迅速に開始することができる。
つまり、ユーザは、携帯端末で再生中のテレビ放送と同じテレビ放送を引き続き再生装置で視聴することができる。
また、ユーザは、携帯端末で利用中のウェブサービスと同じウェブサービスを再生装置において引き続き利用することができる。例えば、インターネット上にアップロードされた動画コンテンツを提供するウェブサービスを、再生装置において引き続き利用することができる。これにより、携帯端末で動画コンテンツを再生している途中であったとしても、ユーザは、その続きから動画コンテンツを視聴することができる。
また、ユーザは、携帯端末で視聴していたコンテンツを、引き続き再生装置で視聴することができる。
また、ユーザが、携帯端末を利用して閲覧または作成していた電子メールの画面が再生装置に表示される。このため、ユーザは、再生装置の画面を見ながら、携帯端末を引き続き操作して、電子メールの閲覧または作成を行うことができる。
また、ユーザが外出先などで携帯端末を利用して視聴予約または録画予約を行った番組の情報を、ユーザの帰宅と共に再生装置に送信することができる。このため、ユーザが行った使用予約または録画予約を再生装置に引き継ぐことができる。また、ユーザが外出先で行った録画予約などが自動で反映されるため、録画のし忘れなどを防ぐことができる。
また、携帯端末を持ったユーザが再生装置から遠ざかった場合に再生装置が待機状態に遷移する。このため、再生装置の電源の消し忘れを防ぐことができる。
また、表示装置がアクセスポイントに接続されていなくても、Wi−Fi Direct(登録商標)などの無線通信技術を利用して、容易に携帯端末から再生装置へ処理の引き継ぎを行うことができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上述の実施の形態では、記憶部108にMACアドレスが登録されたスマートフォン200を持ったユーザ300がテレビ100から離れると、テレビ100が動作状態から待機状態に移行する。しかし、他のユーザがテレビ100でテレビ番組を視聴していた場合には、テレビ100が待機状態に移行すると、上記他のユーザがテレビ番組を視聴することができないという問題が生じる。このため、記憶部108にMACアドレスが登録されている全てのスマートフォン200が、テレビ100と無線接続されなくなった場合にのみ、状態管理部128は、テレビ100を動作状態から待機状態に移行させるようにしても良い。例えば、図15(a)に示すように、記憶部108にMACアドレスが登録されたスマートフォン200Aおよびスマートフォン200Bをそれぞれ持ったユーザ300Aおよびユーザ300Bが、テレビ100でテレビ番組を視聴している。図15(b)に示すように、ユーザ300Bがテレビ100から離れたとしても、ユーザ300Aのスマートフォン200Aとテレビ100とが無線接続されている。このため、状態管理部128は、テレビ100を動作状態のまま維持させる。図15(c)に示すように、さらに、ユーザ300Aがテレビ100から離れた場合には、MACアドレスが登録されているスマートフォン200は、テレビ100と無線接続されていない。このため、状態管理部128は、テレビ100を動作状態から待機状態に移行させる。これにより、複数のユーザがテレビ100を視聴しているときに、そのうちの一人がテレビ100から遠ざかったとしても、テレビ100の電源が誤ってオフするのを防ぐことができる。
また、上述の実施の形態では、再生装置の具体例としてテレビ100を示したが、再生装置は、テレビ番組を再生または録画するレコーダまたは、テレビ放送波を受信するセットトップボックスなどであってもよい。
また、上述の実施の形態では、テレビ100とスマートフォン200との間の無線通信規格をWi−Fi Direct(登録商標)としたが、直接、機器間で無線通信できる規格であれば、それ以外の無線通信規格を用いても良い。例えば、Bluetooth(登録商標)などの無線通信規格を用いてテレビ100とスマートフォン200とが無線通信を行っても良い。
また、上記の各装置は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクドライブ、ディスプレイユニット、キーボード、マウスなどから構成されるコンピュータシステムとして構成されても良い。RAMまたはハードディスクドライブには、コンピュータプログラムが記憶されている。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、各装置は、その機能を達成する。ここでコンピュータプログラムは、所定の機能を達成するために、コンピュータに対する指令を示す命令コードが複数個組み合わされて構成されたものである。
さらに、上記の各装置を構成する構成要素の一部または全部は、1個のシステムLSI(Large Scale Integration:大規模集積回路)から構成されているとしても良い。システムLSIは、複数の構成部を1個のチップ上に集積して製造された超多機能LSIであり、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどを含んで構成されるコンピュータシステムである。RAMには、コンピュータプログラムが記憶されている。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、システムLSIは、その機能を達成する。
さらにまた、上記の各装置を構成する構成要素の一部または全部は、各装置に脱着可能なICカードまたは単体のモジュールから構成されているとしても良い。ICカードまたはモジュールは、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどから構成されるコンピュータシステムである。ICカードまたはモジュールは、上記の超多機能LSIを含むとしても良い。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、ICカードまたはモジュールは、その機能を達成する。このICカードまたはこのモジュールは、耐タンパ性を有するとしても良い。
また、本発明は、上記に示す方法であるとしても良い。また、本発明は、これらの方法をコンピュータにより実現するコンピュータプログラムであるとしても良いし、上記コンピュータプログラムからなるデジタル信号であるとしても良い。
さらに、本発明は、上記コンピュータプログラムまたは上記デジタル信号をコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray Disc(登録商標))、半導体メモリなどに記録したものとしても良い。また、これらの非一時的な記録媒体に記録されている上記デジタル信号であるとしても良い。
また、本発明は、上記コンピュータプログラムまたは上記デジタル信号を、電気通信回線、無線または有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク、データ放送等を経由して伝送するものとしても良い。
また、本発明は、マイクロプロセッサとメモリを備えたコンピュータシステムであって、上記メモリは、上記コンピュータプログラムを記憶しており、上記マイクロプロセッサは、上記コンピュータプログラムに従って動作するとしても良い。
また、上記プログラムまたは上記デジタル信号を上記非一時的な記録媒体に記録して移送することにより、または上記プログラムまたは上記デジタル信号を上記ネットワーク等を経由して移送することにより、独立した他のコンピュータシステムにより実施するとしても良い。
本発明に係る再生装置の必須の構成要素は、図2に示したテレビ100の構成のうち、検出部122と、関連情報受信部124と、実行制御部126と、状態管理部128とである。それ以外の構成要素については、再生装置に備えられているのが望ましいが必ずしも備えられていなくても良い。
本発明は、再生装置として、例えば、テレビ放送を再生または録画する、テレビまたはレコーダなどに適用できる。
100 テレビ
102、202 通信I/F部
104、204 CPU
106 電源部
108、206 記憶部
110 映像音声処理部
112、210 ディスプレイ
114、212 スピーカ
122 検出部
124 関連情報受信部
126、224 実行制御部
128 状態管理部
150 インターネット
200、200A、200B スマートフォン
208 映像音声処理部
222 関連情報送信部
300、300A、300B ユーザ
400 レコーダ
900 関連情報

Claims (13)

  1. 携帯端末と無線接続可能な再生装置であって、
    前記再生装置と前記携帯端末との無線接続が確立されていない状態から確立されている状態への遷移である第1遷移を検出する検出部と、
    前記検出部が前記第1遷移を検出した場合に、待機状態にある前記再生装置を動作状態に移行させる状態管理部と、
    前記検出部が前記第1遷移を検出した場合に、前記携帯端末で実行中または過去に実行された処理に関連する情報である関連情報を前記携帯端末から受信する関連情報受信部と、
    前記関連情報受信部が受信した前記関連情報に従って、前記携帯端末で実行中または過去に実行された処理を継続するための処理を前記再生装置で実行する実行制御部と
    を備える再生装置。
  2. 前記関連情報受信部は、前記検出部が前記第1遷移を検出した場合に、前記関連情報として、前記携帯端末で受信中のテレビ放送波のチャンネルの情報を前記携帯端末から受信し、
    前記実行制御部は、前記関連情報受信部が受信した前記関連情報に示されるチャンネルのテレビ放送波を受信する
    請求項1に記載の再生装置。
  3. 前記関連情報受信部は、前記検出部が前記第1遷移を検出した場合に、前記関連情報として、前記携帯端末で利用中のウェブサービスを特定するための情報を前記携帯端末から受信し、
    前記実行制御部は、前記関連情報受信部が受信した前記関連情報により特定される前記ウェブサービスを提供するための処理を実行する
    請求項1に記載の再生装置。
  4. 前記関連情報受信部は、前記検出部が前記第1遷移を検出した場合に、前記関連情報として、前記携帯端末で再生中のコンテンツを特定するための情報を前記携帯端末から受信し、
    前記実行制御部は、前記関連情報受信部が受信した前記関連情報により特定される前記コンテンツを前記携帯端末から受信し、受信した前記コンテンツを再生する
    請求項1に記載の再生装置。
  5. 前記関連情報受信部は、前記検出部が前記第1遷移を検出した場合に、前記関連情報として、前記携帯端末で電子メールクライアントが実行中であることを示す情報を前記携帯端末から受信し、
    前記実行制御部は、前記関連情報受信部が受信した前記関連情報により前記携帯端末で前記電子メールクライアントが実行中であることを検知した場合には、前記電子メールクライアントの画面を前記再生装置に表示させる
    請求項1に記載の再生装置。
  6. 前記関連情報受信部は、前記検出部が前記第1遷移を検出した場合に、前記関連情報として、前記携帯端末で視聴予約または録画予約された番組を特定するための情報を前記携帯端末から受信し、
    前記実行制御部は、前記関連情報受信部が受信した前記関連情報により特定される前記番組の視聴予約または録画予約を実行する
    請求項1に記載の再生装置。
  7. 前記検出部は、さらに、前記再生装置と前記携帯端末との無線接続が確立されている状態から確立されていない状態への遷移である第2遷移を検出し、
    前記状態管理部は、さらに、前記検出部が前記第2遷移を検出した場合に、動作状態にある前記再生装置を待機状態に移行させる
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の再生装置。
  8. 前記状態管理部は、さらに、前記再生装置に予め識別子が登録されている全ての携帯端末について前記検出部が前記第2遷移を検出した場合に、動作状態にある前記再生装置を待機状態に移行させる
    請求項7に記載の再生装置。
  9. 前記再生装置と前記携帯端末とは、アクセスポイントを介さずに接続可能な通信プロトコルに従い無線接続可能である
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の再生装置。
  10. 再生装置と、
    前記再生装置と無線接続可能な携帯端末とを備え、
    前記再生装置は、
    前記再生装置と前記携帯端末との無線接続が確立されていない状態から確立されている状態への遷移である第1遷移を検出する検出部と、
    前記検出部が前記第1遷移を検出した場合に、待機状態にある前記再生装置を動作状態に移行させる状態管理部と、
    前記検出部が前記第1遷移を検出した場合に、前記携帯端末で実行中または過去に実行された処理に関連する情報である関連情報の送信要求を前記携帯端末に送信し、前記関連情報を前記携帯端末から受信する関連情報受信部と、
    前記関連情報受信部が受信した前記関連情報に従って、前記携帯端末で実行中または過去に実行された処理を継続するための処理を前記再生装置で実行する実行制御部と
    を備え、
    前記携帯端末は、
    前記再生装置から前記送信要求を受信し、受信した前記送信要求に応答して、前記関連情報を前記再生装置に送信する関連情報送信部
    を備える
    再生システム。
  11. 前記携帯端末の前記関連情報送信部は、前記再生装置から前記送信要求を受信し、前記携帯端末のタッチパネルの操作により受け付けられた視聴対象または予約対象の番組を特定するための情報を、受信した前記送信要求に応答して前記再生装置に送信し、
    前記再生装置の前記関連情報受信部は、前記検出部が前記第1遷移を検出した場合に、前記送信要求を前記携帯端末に送信し、前記関連情報として、前記携帯端末で視聴予約または録画予約された番組を特定するための情報を前記携帯端末から受信し、
    前記再生装置の前記実行制御部は、前記関連情報受信部が受信した前記関連情報により特定される前記番組の視聴予約または録画予約を実行する
    請求項10に記載の再生システム。
  12. 携帯端末と無線接続可能な再生装置による処理実行制御方法であって、
    前記再生装置と前記携帯端末との無線接続が確立されていない状態から確立されている状態への遷移である第1遷移を検出し、
    前記第1遷移が検出された場合に、待機状態にある前記再生装置を動作状態に移行させ、前記携帯端末で実行中または過去に実行された処理に関連する情報である関連情報を前記携帯端末から受信し、
    受信した前記関連情報に従って、前記携帯端末で実行中または過去に実行された処理を継続するための処理を前記再生装置で実行する
    処理実行制御方法。
  13. 請求項12に記載の処理実行制御方法を再生装置が備えるプロセッサに実行させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016139964A (ja) * 2015-01-28 2016-08-04 京セラ株式会社 携帯端末

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