JP2014123516A - 電池パック - Google Patents

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Shintaro Watanabe
慎太郎 渡▲辺▼
Eiji Oishi
英史 大石
Takashi Sakai
崇 酒井
Yuki Nakajo
祐貴 中條
Hiroo Ueda
浩生 植田
Naoto Morisaku
直人 守作
Kazuki Maeda
和樹 前田
Takayuki Kato
崇行 加藤
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Abstract

【課題】電池セル間の温度差を小さくすること。
【解決手段】電池パック20は、ケース21に収容されている。ケース21は、フォークに搭載される積荷とつりあいをとるためのカウンタウェイト22を備えている。カウンタウェイト22のウェイト本体24には、電池モジュール40及び電池モジュール50が設けられている。電池モジュール40と電池モジュール50とは、FETリレーが設けられる端部が逆側となっている。電池モジュール40と電池モジュール50とは、FETリレーが設けられる端部同士が隣り合わない。
【選択図】図6

Description

本発明は、リレーが設けられる電池体を並列接続した電池パックに関する。
複数の電池モジュールを備えた電池パックとしては、例えば、特許文献1に記載の二次電池装置が挙げられる。
特許文献1に記載の二次電池装置は、複数の電池積層アッセンブリを備えている。電池積層アッセンブリは、複数の電池モジュールを一列に並べて配置した電池列を複数段重ねて構成されている。電池モジュールは、ケースの内部に電池セルを収容して構成されている。
特開2011−54353号公報
ところで、電池モジュールにリレーが設けられる場合、リレーの発熱によって電池セル間の温度に差が生じる場合がある。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、電池セル間の温度差を小さくすることができる電池パックを提供することにある。
上記課題を解決する電池パックは、並設された複数の電池セルを有する第1及び第2の電池モジュールを備える電池パックであって、前記第1及び第2の電池モジュールは、前記電池セルへの通電と該通電の遮断を切り替えるリレーをそれぞれ備え、前記第1の電池モジュールの前記リレーは、該第1の電池モジュールにおける前記電池セルの並設方向の一端側に設けられ、前記第2の電池モジュールは、該第2の電池モジュールにおける前記電池セルの並設方向の端部と、前記第1の電池モジュールにおける前記電池セルの並設方向の前記一端側とは反対側の端部と、が隣り合うように設けられるとともに、前記第2の電池モジュールの前記端部のいずれか一方側に前記リレーが設けられることを要旨とする。
これによれば、第1の電池モジュールのリレーが設けられる端部と、第2の電池モジュールのリレーが設けられる端部とが隣り合わない。このため、リレーが密集して配置されず、一部の電池セルのみがリレーの発熱によって局所的に加熱されることが抑制される。このため、電池セル間の温度差を小さくすることができる。
上記課題を解決する電池パックは、並設された複数の電池セルを有する第1及び第2の電池モジュールを備える電池パックであって、前記第1及び第2の電池モジュールは、前記電池セルへの通電と該通電の遮断を切り替えるリレーをそれぞれ備え、前記第1の電池モジュールの前記リレーは、該第1の電池モジュールにおける前記電池セルの並設方向の一端側に設けられ、前記第2の電池モジュールは、前記第1の電池モジュールの鉛直方向上方に該第1の電池モジュールと対向して設けられ、該第2の電池モジュールにおける前記電池セルの並設方向の端部のうち、前記第1の電池モジュールの前記一端側と対向する端部とは反対側の端部側には、前記リレーが設けられることを要旨とする。
これによれば、第1のモジュールのリレーが設けられる端部と、第2の電池モジュールのリレーが設けられる端部が、鉛直方向に対向しない。このため、リレーが密集して配置されず、一部の電池セルのみがリレーの発熱によって局所的に加熱されることが抑制される。このため、電池セル間の温度差を小さくすることができる。
本発明によれば、電池セル間の温度差を小さくすることができる。
実施形態のフォークリフトを示す概略側面図。 実施形態の電池パックを示す斜視図。 実施形態の電池モジュールを示す断面図。 (a)は第1の電池モジュールを示す斜視図、(b)は第2の電池モジュールを示す斜視図。 実施形態の電池パックの電気的構成を示すブロック図。 実施形態の電池パックを示す正面図。 比較例の電池パックを示す正面図。 別例の電池パックを示す平面図。 別例の電池パックを示す正面図
以下、本発明の電池パックをフォークリフトに搭載される電池パックに具体化した一実施形態について説明する。以下の説明において「前」「後」「左」「右」「上」「下」は、フォークリフトの運転者がフォークリフトの前方を向いた状態を基準とした場合の「前」「後」「左」「右」「上」「下」を示すものとする。
図1に示すように、フォークリフト10の車体11の前下部には駆動輪12が設けられているとともに、車体11の後下部には操舵輪13が設けられている。また、車体11の前部には、荷役装置が設けられている。荷役装置を構成するマスト14は、車体11の前部に立設されているとともに、当該マスト14にはリフトブラケット15を介して左右一対のフォーク16が設けられている。フォーク16には、積荷19が搭載される。車体11には、駆動輪12の駆動源となる走行用モータM1と、フォーク16の駆動源となる荷役用モータM2が搭載されている。車体11の下部には、電池パック20が搭載されている。以下、電池パック20について詳細に説明を行う。
図2に示すように、電池パック20は、ケース21に収容されている。ケース21は、フォーク16に搭載される積荷19とつりあいをとるためのカウンタウェイト22を備えている。カウンタウェイト22は、直方体状をなすウェイト部23と、ウェイト部23の短手方向一端23aからウェイト部23の厚み方向に立設されるとともに、ウェイト部23の長手方向一端23cから長手方向他端23dに亘って延びる矩形板状のウェイト本体24とからなる。換言すれば、ウェイト部23は、ウェイト本体24の基端からウェイト本体24の厚み方向に立設されている。本実施形態において、ウェイト本体24は、鉛直方向に立設されている。ウェイト本体24の先端(ウェイト本体24の基端とは反対側の端部)には、ウェイト本体24を該ウェイト本体24の厚み方向に切り欠いた切欠部25が形成されている。
ウェイト部23の短手方向他端23bには、ウェイト本体24から離間して設けられる逆U字状のフレーム30がウェイト部23から立設されている。フレーム30は、ウェイト部23の上面における短手方向他端23bの縁部の2つの角部から立設された第1の柱部31及び第2の柱部32と、第1の柱部31及び第2の柱部32の上端部(ウェイト部23と接合される端部と反対側の端部)を繋ぐ基部33と、からなる。つまり、ケース21は、ウェイト部23の短手方向他端23b側に、ウェイト部23とフレーム30によって囲まれた正面開口部20aを有する。なお、ケース21において、この正面開口部20aは、矩形板状をなす蓋部材34によって閉塞されている。
各柱部31,32の立設方向への長さ(各柱部31,32の長手方向の長さ)は、ウェイト部23の上面から、ウェイト本体24の先端面までの最短の長さと同一となっており、フレーム30の上面とウェイト本体24の上面には、天板35が支持されている。この天板35によって、ウェイト本体24とフレーム30との間の開口部(図示せず)が閉塞されている。更に、ケース21は、ウェイト部23の長手方向一端23c側に、ウェイト本体24と、ウェイト部23と、第1の柱部31と、天板35によって囲まれた一端側開口部20bを有する。また、ケース21は、ウェイト部23の長手方向他端23d側に、ウェイト本体24と、ウェイト部23と、第2の柱部32と、天板35によって囲まれた他端側開口部20cを有する。なお、一端側開口部20bは、一端側蓋部材36によって閉塞され、他端側開口部20cは、他端側蓋部材37によって閉塞されている。そして、カウンタウェイト22、フレーム30、天板35及びそれぞれの蓋部材34,36,37でケース21が形成されている。
ウェイト本体24の厚み方向の一面(ケース21の内面)は電池モジュール40及び電池モジュール50が設置される設置面22aとされている。設置面22aには、電池モジュール40及び電池モジュール50が間隔を空けて複数設けられている。本実施形態では、ウェイト本体24の短手方向(鉛直方向)に電池モジュール40、電池モジュール50、電池モジュール40の順に並べられた電池列が、ウェイト本体24の長手方向に2組設けられている。これにより、電池モジュール40は、ウェイト本体24の長手方向に電池モジュール40が隣り合う。また、電池モジュール50は、ウェイト本体24の長手方向に電池モジュール50が隣り合う。電池モジュール40と電池モジュール50とは、鉛直方向(ウェイト本体24の短手方向)に対向して配置されている。
図3及び図4に示すように、電池モジュール40及び電池モジュール50は、電池ホルダ41に保持された電池セルとしての角型電池42が角型電池42の厚み方向に並設されている。各角型電池42の間には、角型電池42の発する熱をカウンタウェイト22に伝導させる伝熱プレート43が設けられている。角型電池42は、図示しないバスバーなどによって直列接続されている。そして、バスバーによって直列接続された角型電池42、電池ホルダ41及び伝熱プレート43によって電池体44が構成されている。
電池ホルダ41には、対向して設けられる一対の支持部41aが設けられている。支持部41aは平板状をなしている。一対の支持部41aの間には、矩形平板状の載置部46と、載置部46の短手方向両端から突出する突出部47とからなる載置板45が支持されている。載置板45には、リレー用ケース51が載置され、このリレー用ケース51には角型電池42の通電と通電の遮断を切り替えるリレーとしてのFETリレー52が収容されている。リレー用ケース51には、図示しない電流センサなども収容されている。また、載置板45には、ECU用ケース53が載置され、このECU用ケース53には、角型電池42の電流、温度、電圧などの情報が入力される電池ECU54が設けられている。リレー用ケース51(FETリレー52)と、ECU用ケース53(電池ECU54)は、角型電池42の並設方向に隣り合って配置されている。なお、本実施形態における「FETリレーが電池モジュールに設けられる」とは、FETリレー52が電池モジュール40,50と機械的に接して設けられている場合のみでなく、FETリレー52が発熱したときに、この熱が角型電池42の温度に影響を与える程度に離間して設けられている場合も含む。
図4(a)及び(b)に示すように、電池モジュール40と、電池モジュール50とは、FETリレー52(リレー用ケース51)と、電池ECU54(ECU用ケース53)との配設位置が逆になっている。FETリレー52(リレー用ケース51)は、電池モジュール40における角型電池42の並設方向の第1端部42a側に設けられている。電池モジュール40においては、角型電池42の並設方向の第1端部42a側が、角型電池42の並設方向の一端側となる。
詳述すると、FETリレー52は、載置板45の載置部46における角型電池42の並設方向の一端側に設けられている。なお、「並設方向の一端側」とは、FETリレー52が、電池モジュール40における角型電池42の並設方向の中心よりも、角型電池42の並設方向の一端側に偏って配置されていることを示す。
電池モジュール40のFETリレー52は、角型電池42の並設方向の第1端部42a側に設けられている。一方、電池モジュール50のFETリレー52は、角型電池42の並設方向の第1端部42aとは反対側の端部である角型電池42の並設方向の第2端部42b側に設けられている。電池モジュール50においては、角型電池42の並設方向の第2端部42bが、角型電池42の並設方向の一端となる。
図2に示すように、切欠部25には、矩形平板状をなす載置板61が固定されている。載置板61上には、電池モジュール40及び電池モジュール50の制御を行う上位ECU62が収容される収容ケース63及びシステムメインリレー64、充電用リレー65、配線などが収容されるジャンクションボックス66が配設されている。
次に、電池パック20の電気的構成について説明する。
図5に示すように、各電池モジュール40,50の電池体44は、並列接続されている。各電池体44には、FETリレー52が直列接続されている。これにより、各電池体44には、個別にFETリレー52が設けられ、各電池体44への通電と該通電の遮断を個別に切り替えることが可能となっている。
並列接続された各電池体44は、充電用コネクタ71及び放電用コネクタ72に接続されている。放電用コネクタ72と各電池体44との間には、システムメインリレー64が設けられている。システムメインリレー64は、放電用コネクタ72を介して、走行用モータM1及び荷役用モータM2に電力を供給するときに、各電池体44と走行用モータM1及び荷役用モータM2を通電状態に切り替える。また、走行用モータM1及び荷役用モータM2に電力を供給しないときには、各電池体44と走行用モータM1及び荷役用モータM2の通電を遮断する。
充電用コネクタ71と各電池体44との間には、充電用リレー65が設けられている。充電用リレー65は、外部電源から充電用コネクタ71を介して各角型電池42を充電するときに、外部電源と角型電池42を通電状態に切り替える。また、角型電池42を充電しないときには、通電を遮断する。詳細にいえば、本実施形態の角型電池42を充電する場合には、例えば、外部電源と充電用コネクタ71を接続するための充電用プラグが充電用コネクタ71に接続される。この充電用プラグと充電用コネクタ71が接続されている場合には、充電用リレー65は、外部電源と角型電池42との通電状態を維持する。一方、充電用プラグと充電用コネクタ71が接続されていない場合には、通電を遮断する。なお、システムメインリレー64と充電用リレー65を、別々に設けず、共通のリレーを兼用してもよい。
各電池体44に設けられた電池ECU54は、互いに通信可能に接続されている。そして、複数の電池ECU54のうち、一つの電池ECU54は、各電池ECU54の制御を行う上位ECU62に接続されている。上位ECU62は、各電池ECU54から入力される電池体44の温度や電流などに基づいて電池ECU54を制御し、これによりFETリレー52などを制御する。
次に、本実施形態の電池パック20の作用について比較例の電池パック100と比較しつつ説明する。
図7に示すように、比較例の電池パック100は、電池モジュール40がウェイト本体24の短手方向に3個並べられた電池列と、電池モジュール50がウェイト本体24の短手方向に3個並べられた電池列とが、ウェイト本体24の長手方向に並んで設けられている。
ウェイト本体24の長手方向に隣り合う電池モジュール40と電池モジュール50とは、FETリレー52が設けられる端部(電池モジュール40の第1端部42aと電池モジュール50の第2端部42b)が隣り合うように配置されている。また、ウェイト本体24の短手方向に隣り合う電池モジュール40同士及び電池モジュール50同士は、FETリレー52が設けられる端部同士(電池モジュール40の第1端部42aと電池モジュール50の第2端部42b同士)が鉛直方向に対向するように配置されている。
電池体44が通電されると(充電時又は放電時)角型電池42及びFETリレー52は発熱する。電池ECU54も発熱するが、電池ECU54の発熱量は、FETリレー52の発熱量に比べて微量であるため、電池ECU54の発熱は無視することができる。
FETリレー52が発熱すると、この熱は放射状に拡散し、この熱によって各電池モジュール40,50が加熱される。
比較例の電池パック100のように、FETリレー52が設けられる側の端部同士が角型電池42の並設方向に隣り合い、更に、FETリレー52が設けられる側の端部同士が鉛直方向に対向して電池モジュール40,50が配置されている場合、各電池モジュール40,50のFETリレー52が密集して設けられていることになる。このため、各電池モジュール40,50の隣り合う端部側の周囲の雰囲気温度は、FETリレー52の発熱によって加熱されて、FETリレー52が設けられている端部側の角型電池42の温度が上昇しやすい。そして、温度の高い角型電池42が密集して設けられることで、FETリレー52が設けられている端部側の角型電池42は冷却されにくい。
また、角型電池42やFETリレー52が発した熱は、鉛直方向上方に向けて拡散していくため、最も鉛直方向下方に設けられる電池モジュール40,50以外の電池モジュール40,50のFETリレー52が設けられる端部側に設けられる角型電池42の温度はさらに上昇しやすい。特に、最も鉛直方向上方に設けられる電池モジュール40,50の角型電池42の温度は上昇しやすい。
次に、本実施形態の電池パック20について説明する。
図6に示すように、ウェイト本体24の長手方向(角型電池42の並設方向)には、電池モジュール40同士、あるいは、電池モジュール50同士が隣り合う。ウェイト本体24の長手方向に隣り合う電池モジュール40のうち、図中40Aで示す電池モジュール40を第1の電池モジュール40Aとし、この第1の電池モジュール40Aと隣り合う電池モジュール40を第2の電池モジュール40Bとする。このとき、第2の電池モジュール40Bの第1端部42aは、第1の電池モジュール40Aの第2端部42bと隣り合う。すなわち、第2の電池モジュール40Bは、FETリレー52が設けられる角型電池42の並設方向の一端が、第1の電池モジュール40Aの角型電池42の並設方向の一端とは反対側の端部と隣り合う。
また、ウェイト本体24の長手方向に隣り合う電池モジュール50のうち、図中50Aで示す電池モジュール50を第1の電池モジュール50Aとし、第1の電池モジュール50Aに隣り合う電池モジュール50を第2の電池モジュール50Bとする。このとき、第2の電池モジュール50Bの第2端部42bが、第1の電池モジュール50Aの角型電池42の第1端部42aと隣り合う。すなわち、第2の電池モジュール50Bは、FETリレー52が設けられる角型電池42の並設方向の一端が、第1の電池モジュール50Aの角型電池42の並設方向の一端とは反対側の端部と隣り合う。このように、ウェイト本体24の長手方向に隣り合う第1の電池モジュール40A,50Aと、第2の電池モジュール40B,50Bとは、FETリレー52が設けられる端部同士が隣り合わない。
次に、第1の電池モジュール50Aの鉛直方向上方に配置される電池モジュール40を第2の電池モジュール40Cとして説明を行う。第1の電池モジュール50Aと第2の電池モジュール40Cは鉛直方向に対向している。
第1の電池モジュール50Aと、第2の電池モジュール40Cは、第1端部42a同士が鉛直方向に対向し、第2端部42b同士が鉛直方向に対向している。第1の電池モジュール50Aと、第2の電池モジュール40Cとは、FETリレー52が設けられる並設方向の一端が逆側の端部となっている。このため、鉛直方向に対向して配置される第1の電池モジュール50Aと第2の電池モジュール40Cとは、FETリレー52が設けられる側の端部である角型電池42の並設方向の一端と、並設方向の一端とは反対側の端部とが対向している。
また、第1の電池モジュール40Aの鉛直方向上方に配置される電池モジュール50を第2の電池モジュール50Cとする。第1の電池モジュール40Aと第2の電池モジュール50Cとは、FETリレー52が設けられる側の端部である角型電池42の並設方向の一端と、並設方向の一端とは反対側の端部とが対向している。このように、ウェイト本体24の短手方向に隣り合う第1の電池モジュール40A,50Aと、第2の電池モジュール40C,50Cとは、FETリレー52が設けられる端部が鉛直方向に対向しない。
したがって、本実施形態の電池パック20では、FETリレー52が密集して配置されず、角型電池42の並設方向の一端側に設けられる角型電池42が過剰に加熱されることが抑制されている。
角型電池42間に温度差が生じている場合には、僅かな温度差(例えば、1度)であっても、電池体44の寿命が著しく劣化することがある。本実施形態の電池パック20のように、角型電池42間の温度差を小さくすることで、電池体44の劣化を抑制している。
したがって、上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)第1の電池モジュール40A,50AのFETリレー52が設けられる側の端部と、第2の電池モジュール40B,50BのFETリレー52が設けられる側の端部とが隣り合わないため、FETリレー52が密集して配置されない。このため、一部の角型電池42のみが局所的に加熱されることが抑制されている。このため、角型電池42間の温度差を小さくすることができる。
(2)第1の電池モジュール50AのFETリレー52が設けられる側の端部と、第2の電池モジュール40CのFETリレー52が設けられる側の端部とは対向していない。このため、FETリレー52が密集して配置されない。このため、一部の角型電池42のみが局所的に加熱されることが抑制されている。このため、角型電池42間の温度差を小さくすることができる。
(3)例えば、比較例の電池パック100のように、FETリレー52が密集して設けられている場合には、角型電池42の温度差を小さくするために、角型電池42を冷却するための冷却器を設ける場合がある。FETリレー52を分散させて、角型電池42の温度差を小さくすることで、冷却器が不要、あるいは、冷却器が必要となる場合でも、冷却性能の低い冷却器を用いることができる。このため、製造コストが低減される。
(4)電池体44には、個別にFETリレー52及び電池ECU54が設けられている。このため、電池体44に異常が生じた場合には電池体44単位で遮断することができ、いずれかの電池体44に異常などが生じた場合に全ての電池体44を遮断しなくてもよい。
なお、実施形態は、以下のように変更してもよい。
○ 実施形態において、第1の電池モジュール40A、50AのFETリレー52が設けられている側の端部と、第2の電池モジュール40B,50BのFETリレー52が設けられている側の端部が隣り合っていてもよい。この場合、第1の電池モジュール40A、50AのFETリレー52が設けられている側の端部と、第2の電池モジュール40C,50CのFETリレー52が設けられている側の端部とは、鉛直方向に対向しない。また、第1の電池モジュール40A,50AのFETリレー52が設けられている側の端部と、第2の電池モジュール40C,50CのFETリレー52が設けられている側の端部とは、鉛直方向に対向してもよい。この場合、第1の電池モジュール40A、50AのFETリレー52が設けられている側の端部と、第2の電池モジュール40B,50BのFETリレー52が設けられている側の端部が隣り合わない。すなわち、電池モジュール40,50は、ウェイト本体24の短手方向(鉛直方向)及びウェイト本体24の長手方向(水平方向)に隣り合う電池モジュール40,50のうち少なくともいずれか一方に隣り合う電池モジュール40,50と、FETリレー52が設けられている側の端部同士が隣り合っていなければよい。この場合であっても、比較例の電池パック100に比べて、角型電池42間の温度差を小さくすることができる。
○ 実施形態において、電池モジュール40と電池モジュール50は、鉛直方向に並設されていなくてもよい。例えば、図8に示すように、筐体80内に電池モジュール40及び電池モジュール50を水平方向に並設してもよい。また、電池モジュール40と電池モジュール50は、鉛直方向にのみ並設され、水平方向に並設されていなくてもよい。
○ 図9に示すように、実施形態において、システムメインリレー64や、上位ECU62が収容された収容ケース90を電池モジュール40及び電池モジュール50に並設してもよい。この場合、システムメインリレー64の発熱量は、FETリレー52や、電池ECU54に比べて高いため、収容ケース90を断熱材で囲むなど、システムメインリレー64など、収容ケース90の内部に収容された発熱体が発した熱が、電池モジュール40及び電池モジュール50に影響を及ぼしにくいようにする。電池モジュール40及び電池モジュール50は、収容ケース90内に収容された発熱体の発する熱の影響が無視できるとみなして配置される。すなわち、電池モジュール40,50のFETリレー52が設けられる端部同士が、ウェイト本体24の長手方向に隣り合わず、電池モジュール40,50のFETリレー52が設けられる端部同士がウェイト本体24の短手方向(鉛直方向)に対向しなければよい。
○ 実施形態において、第2の電池モジュール40B,50Bに設けられるFETリレー52は、第1端部42a側に設けられていてもよいし、第2端部42b側に設けられていてもよい。
○ 実施形態において、FETリレー52は、電池体44における鉛直方向下部や、電池体44における水平方向(鉛直方向と直交する方向)の部位に設けられていてもよい。
○ 実施形態において、電池セルとして円筒型電池や、ラミネート型の電池を用いてもよい。
○ 実施形態において、上位ECU62が電池ECU54を制御することでFETリレー52の通電と遮断を制御したが、上位ECU62がFETリレー52を直接制御することで、電池体44の通電と遮断を制御してもよい。
○ 実施形態において、電池モジュール40と電池モジュール50の数は、増やしてもよいし、減らしてもよい。
○ 実施形態において、電池パックは、フォークリフト10(産業車両)に搭載される電池パックに限られず、他の電池パックに具体化されていてもよい。
○ 実施形態において、リレーとしてFETリレー52を用いたが、機械式のリレーを用いてもよい。
○ 実施形態において、角型電池42を冷却するための冷却器を設けてもよい。
20…電池パック、42…角型電池、44…電池体、40,50…電池モジュール、40A,50A…第1の電池モジュール、40B,50B…第2の電池モジュール、40C,50C…第2の電池モジュール、52…FETリレー。

Claims (2)

  1. 並設された複数の電池セルを有する第1及び第2の電池モジュールを備える電池パックであって、
    前記第1及び第2の電池モジュールは、前記電池セルへの通電と該通電の遮断を切り替えるリレーをそれぞれ備え、
    前記第1の電池モジュールの前記リレーは、該第1の電池モジュールにおける前記電池セルの並設方向の一端側に設けられ、
    前記第2の電池モジュールは、該第2の電池モジュールにおける前記電池セルの並設方向の端部と、前記第1の電池モジュールにおける前記電池セルの並設方向の前記一端側とは反対側の端部と、が隣り合うように設けられるとともに、前記第2の電池モジュールの前記端部のいずれか一方側に前記リレーが設けられることを特徴とする電池パック。
  2. 並設された複数の電池セルを有する第1及び第2の電池モジュールを備える電池パックであって、
    前記第1及び第2の電池モジュールは、前記電池セルへの通電と該通電の遮断を切り替えるリレーをそれぞれ備え、
    前記第1の電池モジュールの前記リレーは、該第1の電池モジュールにおける前記電池セルの並設方向の一端側に設けられ、
    前記第2の電池モジュールは、前記第1の電池モジュールの鉛直方向上方に該第1の電池モジュールと対向して設けられ、該第2の電池モジュールにおける前記電池セルの並設方向の端部のうち、前記第1の電池モジュールの前記一端側と対向する端部とは反対側の端部側には、前記リレーが設けられることを特徴とする電池パック。
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