JP2017134973A - 電池モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】ヒータにより電池モジュールを加温する際に組電池の積み重ね方向の温度差の発生を抑制する。【解決手段】円筒電池21,31を立てた状態で平行に並べた組電池20,30を上下方向に積み重ねた電池モジュール100であって、第1組電池20の上面20aに配置される第1ヒータ28と第2組電池30の下面30bに配置される第2ヒータ38と、第1、第2組電池20,30の間に挟まれる第3ヒータ39と、第1組電池20の上端近傍の温度T1を検出する第1温度センサ41と、第2組電池30の下端近傍の温度T2を検出する第2温度センサ42と、第3ヒータ39の近傍の第1、第2組電池20,30の温度T3,T4を検出する第3、第4温度センサ43,44と、温度T1〜T4に基づいて第1〜第3ヒータ28,38,39への供給電力を調整する制御部60と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、電池モジュールの構造、特に適切に加温することのできる構造に関する。
近年、モータを駆動源とする電気自動車やモータとエンジンとを駆動源とするハイブリッド車両等の電動車両が多く用いられている。これらの電動車両では、モータに電力を供給すると共にモータを発電機として動作させた際の発電電力を充電する充放電可能な二次電池が搭載されている。二次電池は、低温環境下で充放電を行うと劣化が進むことがあるため、二次電池をヒータで加温する方法が提案されている(例えば、特許文献1−4参照)。
車載用の二次電池としては、角型あるいは円筒型の単電池を多数接続した組電池が用いられる場合が多い。この場合、複数の単電池間に温度差ができると温度の低い単電池(抵抗値の高い単電池)が劣化しやすくなることが知られている。このため、ヒータによって二次電池を加温する場合には、各単電池を均等に加温することが必要となる。
特許文献1では、積層した単電池を収容するケーシングの端壁と底壁にヒータを取り付け、積層した組電池の両端と各単電池の底面とを加温することにより各単電池を均等に加温する方法が提案されている。特許文献2では、各単電池にそれぞれヒータと温度センサを取り付けて各単電池間の温度差を低減する方法が提案されている。また、特許文献3では、外形が略直方体状となるように円筒電池を立てた状態で平行に並べた組電池の上端面と下端面と長手方向の両端面を加温することによって各円筒電池を均一に加温することが提案されている。また、特許文献4では、特許文献3の組電池と同様、外形が略直方体となるように円筒電池を立てた状態で平行に並べた組電池の上端面にヒータを配置して円筒電池を加温する場合、組電池の周囲からの放熱が大きくなることを考慮してヒータの周縁部に電熱線を多く配置する構成が提案されている。
ところで、近年、電動車両では電動走行の航続距離を長くすることが要求されている。このため、電動車両にはより大容量の二次電池が搭載されるようになってきており、例えば、特許文献1に記載されたように、複数の単電池を積層した組電池を平面的に複数組み合わせた電池モジュールが用いられている。
一方、特許文献3,4に記載されたような外形が略直方体となるように円筒電池を立てた状態で平行に並べた組電池は大きさが小さいので、このような組電池を上下方向に複数段積み重ねた電池モジュールが検討されている。このような電池モジュールでは、円筒電池が長手方向に複数段に積み重ねられる構造となるため、ヒータによって電池モジュールを加温する場合には、円筒電池の積み重ね方向の温度を均一にすることが必要となる。
そこで、本発明は、組電池を積み重ねた電池モジュールにおいて、ヒータにより電池モジュールを加温する際に組電池の積み重ね方向の温度差の発生を抑制することを目的とする。
本発明の電池モジュールは、複数の単電池を立てた状態で平行に並べた組電池を前記単電池の立て方向に複数段に積み重ねた電池モジュールであって、積み重ね方向一端の第1組電池の一端側に配置される第1ヒータと、積み重ね方向他端の第2組電池の他端側に配置される第2ヒータと、積み重ね方向中央近傍に配置され、前記組電池の間に挟まれる第3ヒータと、前記第1組電池の積み重ね方向一端近傍の温度を検出する第1温度センサと、前記第2組電池の積み重ね方向他端近傍の温度を検出する第2温度センサと、前記第3ヒータを挟み込む前記組電池の前記第3ヒータの近傍の温度を検出する第3温度センサと、前記第1温度センサと前記第2温度センサと前記第3温度センサによって検出した各温度に基づいて前記各ヒータへの供給電力を調整する制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明は、組電池を積み重ねた電池モジュールにおいて、ヒータにより電池モジュールを加温する際に組電池の積み重ね方向の温度差の発生を抑制することができる。
以下、図面を参照しながら本実施形態の電池モジュール100について説明する。図1に示すように、本実施形態の電池モジュール100は、単電池である円筒電池21,31を立てた状態で平行に並べた第1組電池20、第2組電池30を、円筒電池21,31の立て方向である上下方向に2段に積み重ねたものである。第1組電池20と第2組電池30とは共通のケーシング40に収容されている。円筒電池21,31は、充放電可能な二次電池であり、例えば、円筒型のケースに収められたニッケル水素電池、リチウムイオン電池等である。なお、第1、第2組電池20,30の詳細構造については後述する。
第1組電池20の上面20aには、シート状の第1ヒータ28が取り付けられ、第2組電池30の下面30bにはシート状の第2ヒータ38が取り付けられている。また、第1組電池20の下面20bと第2組電池30の上面30aとの間には、第3ヒータ39が挟み込まれている。図1に示すように、電池モジュール100の第1組電池20、第2組電池30は上下方向に積み重ねられており、上側の第1組電池20は積み重ね方向一端の組電池であり、第1ヒータ28が取り付けられている第1組電池20の上面20aは一端側表面である。また、下側の第2組電池は積み重ね方向他端の組電池であり、第2ヒータ38が取り付けられている第2組電池30の下面30bは他端側表面である。
第1、第2、第3ヒータ28,38,39には電源50から電力が供給されている。電源50と第1ヒータ28との間には電源50から第1ヒータ28への電力供給をオン/オフする第1スイッチ45が設けられている。また、電源50と第2ヒータ38との間には電源50から第2ヒータ38への電力供給をオン/オフする第2スイッチ46が設けられている。更に、電源50と第3ヒータ39との間には、第3ヒータ39への電力供給をオン/オフするスイッチと電源50から第3ヒータ39への供給電力を増減する調整器とを含む電力調整器47が設けられている。
図1に示すように、第1組電池20の円筒電池21の上側端部近傍には、第1組電池20の上端近傍の温度T1を検出する第1温度センサ41が取り付けられている。また、第2組電池30の円筒電池31の下側端部近傍には、第2組電池30の下端近傍の温度T2を検出する第2温度センサ42が取り付けられている。更に、第1組電池20の円筒電池21の下側端部近傍、第2組電池30の円筒電池31の上側端部近傍には、それぞれ第3ヒータ39の近傍の第1組電池20の温度T3を検出する第3温度センサ43、第3ヒータ39の近傍の第2組電池30の温度T4を検出する第4温度センサ44が取り付けられている。
第1スイッチ45、第2スイッチ46、電力調整器47はそれぞれ制御部60に接続され、制御部60の指令によってオン/オフ動作あるいは供給電力を増減する。また、第1〜第4温度センサ41〜44も制御部60に接続され、各温度センサ41〜44によって取得した信号は、制御部60に入力される。制御部60は、内部に演算処理を行うCPUと動作プログラム、動作データ等を格納した記憶部とを含むコンピュータである。
次に、図2を参照して第1組電池20の詳細構造について説明する。図2に示すように、第1組電池20は、複数の円筒電池21と、散熱板22と、樹脂製のカバー23と、正極バスバー26と、天井蓋24と、負極バスバーアセンブリ27と、底蓋25と、を含んでいる。天井蓋24の上側の面は、第1組電池20の上面20aとなり、底蓋25の下側の面は、第1組電池の下面20bとなる。
散熱板22は、円筒電池21が差し込み固定される多数の貫通孔22aが設けられた、例えば、アルミニウム等の金属板である。散熱板22の厚さは、貫通孔22aの円筒面によって円筒電池21を保持することができる程度の厚さ、例えば、10〜20mm程度、である。図2に示すように、円筒電池21は、散熱板22に対して立て方向で、各円筒電池21が平行に並ぶように固定されている。
樹脂製のカバー23は、各円筒電池21のプラス側の電極21aが突出する穴23cが設けられた天井板23aと散熱板22に組み付けられた複数の円筒電池21の外周を覆う四角筒23bとから構成されている。カバー23を散熱板22の上に取り付けると、カバー23の天井板23aの穴からは各円筒電池21のプラス側の電極21aが突出する。カバー23の穴23cの上側にはいくつかのグループごとに円筒電池21のプラス側の電極21aを接続する複数の正極バスバー26が取り付けられ、その上に天井蓋24が取り付けられる。
散熱板22の下側には円筒電池21のマイナス側の電極21bをいくつかのグループ毎に接続する負極バスバーアセンブリ27が取り付けられる。負極バスバーアセンブリ27は、正極バスバー26と同様の形状の板に円筒電池21の配置に合わせて配置された負極バスバー27aを複数枚並べて樹脂モールドしたものである。負極バスバー27aの穴27cには円筒電池21のマイナス側の電極21bに接する板状の端子27bが形成されている。
負極バスバーアセンブリ27の下側には、中央がトレイ状に凹み、底面に補強用の凹凸部が形成された底蓋25が取り付けられている。底蓋25は、伝熱性の高いアルミ等の金属製である。
正極バスバー26、負極バスバー27aは、それぞれ一つのグループの円筒電池21のプラス側の電極21a同士、マイナス側の電極21b同士を接続するもので、この各バスバー26,27aで接続されるグループの円筒電池21は直列に接続される。そして、正極バスバー26と負極バスバー27aとを接続バスバー(図示せず)で接続することにより、複数の円筒電池21が並列接続されたグループを直列に接続した第1組電池20が構成される。
第2組電池30の構成は、図2を参照して説明した第1組電池20と同様の構成である 。
次に、図3を参照しながら本実施形態の電池モジュール100の制御部60の電池加温動作について説明する。図3のステップS101に示すように、制御部60は、第1〜第4温度センサ41〜44によって第1組電池20の上端近傍の温度T1、第2組電池30の下端近傍の温度T2、第1組電池20の下側端部近傍の温度T3、第2組電池30の上側端部近傍の温度T4、を検出する。制御部60は、図3のステップS102に示すように、温度T1〜T4の内のいずれか1つが第1閾値よりも低いかどうかを判断する。ここで、第1閾値は、第1組電池20、第2組電池30を放電させた場合に放電電流により各組電池20,30が劣化する可能性のある温度である。第1閾値は、任意に決めてよいが、例えば、−10℃〜−20℃程度としてもよい。
制御部60は、図3のステップS102で、温度T1〜T4の内のいずれか1つが第1閾値よりも低いと判断した場合、ステップS103に進む。制御部60は、ステップS103で、第1スイッチ45、第2スイッチ46、電力調整器47に含まれるスイッチを全てオンとして、電源50により第1、第2、第3ヒータ28,38,39への通電を開始する。各ヒータ28,38,39がオンになると、第1ヒータ28は第1組電池20の上面20aから第1組電池20を加温し、第2ヒータ38は第2組電池30の下面30bから第2組電池30を加温する。また、第1組電池20と第2組電池30とに挟まれている第3ヒータ39は、第1組電池20の下面20bから第1組電池20を加温すると共に、第2組電池30の上面30aから第2組電池30を加温する。
第1ヒータ28は、上側の面がケーシング40に面しているので、第1ヒータ28からの熱の一部がケーシング40から外部に放散してしまい、効率的に第1組電池20を加温することができない。同様に、第2ヒータ38は、下側の面がケーシング40に面しているので第2ヒータ38の熱の一部がケーシング40から外部に放散してしまい、効率的に第2組電池30を加温することができない。一方、第3ヒータ39は、第1組電池20と第2組電池30との間に挟まれているので、熱の外部への放散が少なく、効率的に第1、第2組電池20,30を加温することができる。このため、ステップS103において、第1、第2、第3ヒータ28,38,39を同時にオンにして第1、第2組電池20,30の加温を開始すると、第3ヒータ39に近い第1組電池20の下側端部近傍の温度T3と、第2組電池30の上端部近傍の温度T4が先に上昇する。第1ヒータ28に近い第1組電池20の上端近傍の温度T1、第2ヒータ38に近い第2組電池30の下端近傍の温度T2は温度T3,T4よりも遅れて上昇して来る。このため、第1組電池20の上端近傍の温度T1と下側端部近傍の温度T3との間、及び、第2組電池30の上側端部近傍の温度T4と下端近傍の温度T2との間にそれぞれ温度差が発生する。
制御部60は、第1、第2、第3ヒータ28,38,39への通電を開始したら、図3のステップS104に進む。制御部60は、ステップS104で、第1組電池20の下側端部近傍の温度T3と上端近傍の温度T1との温度差ΔT1(=(温度T3−温度T1)の絶対値)と、第2組電池30の上側端部近傍の温度T4と下端近傍の温度T2との温度差ΔT2(=(温度T4−温度T2)の絶対値)とを計算する。そして、制御部60は、図3のステップS105に進み、温度差ΔT1又は温度差ΔT2が第2閾値以上となっているかどうかを判断する。ここで、第2閾値は、第1、第2組電池20,30の積み重ね方向の許容温度差であり、任意に決めてよいが、例えば、3℃〜5℃程度としてもよい。
制御部60は、図3のステップS105で温度差ΔT1又は温度差ΔT2が第2閾値以上ではない(温度差ΔT1及び温度差ΔT2が第2閾値未満)で図3のステップS105でNOと判断した場合には、図3のステップS101に戻り、ステップS101〜ステップS105を繰り返す。そして、図3のステップS102で温度T1〜T4が第1閾値を超えた場合には、図3のステップS102でNOと判断して図3のステップS112に進む。制御部60は、ステップS112で、第1スイッチ45、第2スイッチ46、電力調整器47に含まれるスイッチを全てオフとして、第1、第2、第3ヒータ28,38,39への通電を全て停止して動作を停止する。
一方、制御部60は、図3のステップS105で温度差ΔT1又は温度差ΔT2が第2閾値以上で、ステップS105においてYESと判断した場合には、図3に示すステップS106に進んで、第1組電池20の下側端部近傍の温度T3が上端近傍の温度T1よりも高い状態か(温度T3>温度T1)、あるいは、第2組電池30の上側端部近傍の温度T4が下端近傍の温度T2よりも高い状態(温度T4>温度T2)であるかを判断する。制御部60は、図3のステップS106でYESと判断した場合には、第3ヒータ39近傍の温度T3、温度T4が第1、第2ヒータ28,38近傍の温度T1、温度T2よりも高い状態になっていると判断して図3のステップS107に進む。制御部60は、ステップS107で電力調整器47に含まれるスイッチをオフとして第3ヒータ39への通電を停止する。第3ヒータ39への通電を停止すると、第3ヒータ39近傍の温度T3及び温度T4は上昇せず、第1ヒータ28、第2ヒータ38の近傍の温度T1及び温度T2が上昇するので、温度差ΔT1及び温度差ΔT2は次第に小さくなって来る。
制御部60は、図3のステップS107で第3ヒータ39への通電を停止したら、図3のステップS109に進む。制御部60は、ステップS109で、第1〜第4温度センサ41〜44によって温度T1〜T4を検出する。次にステップS110に進んでステップS104と同様に温度差ΔT1(=(温度T3−温度T1)の絶対値)と温度差ΔT2(=(温度T4−温度T2)の絶対値)とを計算し図3のステップS111に進む。制御部60は、ステップS111で温度差ΔT1及び温度差ΔT2が第2閾値未満かどうかを判断し、温度差ΔT1及び温度差ΔT2が第2閾値未満でない場合にはS106に戻る。そして、制御部60は、第3ヒータ39を停止したまま、温度差ΔT1及び温度差ΔT2が第2閾値未満になるまで待機する。
また、外部環境によっては、第1ヒータ28、第2ヒータ38から外部に放散する熱が想定よりも小さくなる場合がある。このような場合には、ステップS103において、第1、第2、第3ヒータ28,38,39を同時にオンにして第1、第2組電池20,30の加温を開始すると、第1ヒータ28に近い第1組電池20の上端近傍の温度T1、第2ヒータ38に近い第2組電池30の下端近傍の温度T2が先に上昇し、第3ヒータ39に近い第1組電池20の下側端部近傍の温度T3と、第2組電池30の上端部近傍の温度T4が温度T1,T2よりも遅れて上昇して来る。この場合には、第1組電池20の下側端部近傍の温度T3が上端近傍の温度T1よりも低く(温度T3<温度T1)、第2組電池30の上側端部近傍の温度T4が下端近傍の温度T2よりも低い(温度T4<温度T2)状態となっている。このため、温度T3とT1との間、及び、温度T4とT2との間にそれぞれ温度差が発生してくる。
制御部60は、ステップS104で、温度差ΔT1(=(温度T3−温度T1)の絶対値)と温度差ΔT2(=(温度T4−温度T2)の絶対値)とを計算し、ステップS105に進み、温度差ΔT1又は温度差ΔT2が第2閾値以上の場合には、ステップS106に進む。先に述べたように、外部環境により第1ヒータ28、第2ヒータ38から外部に放散する熱が想定よりも小さくなる場合には、温度T3<温度T1、及び、温度T4<温度T2となる。従って、この場合、制御部60は、ステップS106でNOと判断してステップS108に進み、第1、第2スイッチ45,46をオフとして第1、第2ヒータ28,38への通電を停止する。第1、第2ヒータ28,38への通電を停止すると、第1ヒータ28、第2ヒータ38の近傍の温度T1及び温度T2は上昇せず、第3ヒータ39の近傍の温度T3及び温度T4が上昇するので、温度差ΔT1及び温度差ΔT2は次第に小さくなって来る。
制御部60は、図3のステップS108で第1、第2ヒータ28,38への通電を停止したら、図3のステップS109に進み、先に説明したと同様、温度T1〜T4を検出し、ステップS110で温度差ΔT1(=(温度T3−温度T1)の絶対値)と温度差ΔT2(=(温度T4−温度T2)の絶対値)とを計算し、ステップS111に進む。制御部60は、ステップS111で温度差ΔT1及び温度差ΔT2が第2閾値未満かどうかを判断し、温度差ΔT1及び温度差ΔT2が第2閾値未満でない場合にはS106に戻る。そして、制御部60は、第1、第2ヒータ28,38を停止したまま、温度差ΔT1、ΔT2が第2閾値未満になるまで待機する。
制御部60は、図3のステップS111で温度差ΔT1及び温度差ΔT2が第2閾値未満となったと判断した場合には、ステップS101に戻ってステップS101〜ステップS111を繰り返す。また、制御部60は、ステップS102で温度T1〜T4が第1閾値を超えた場合には、図3のステップS102でNOと判断して図3のステップS112に進み、第1スイッチ45、第2スイッチ46、電力調整器47に含まれるスイッチを全てオフとして、第1、第2、第3ヒータ28,38,39への通電を全て停止して動作を停止する。
以上説明したように、本実施形態の電池モジュール100は、第1、第2組電池20,30の積み重ね方向の温度差ΔT1、ΔT2の発生を抑制しながら第1、第2組電池20,30を加温することができる。これにより、極低温の環境でも温度差による円筒電池21,31の劣化を抑制しながら、第1、第2組電池20,30を使用することができる。
次に、図4を参照しながら電池モジュール100の他の電池加温動作について説明する。図3を参照して説明した動作と同様の動作には同様のステップ番号を付して説明は省略する。
図4に示す電池加温動作は、ステップS105で温度差ΔT1又は温度差ΔT2が第2閾値以上である場合で、ステップS106でYESと判断した場合には、図4のステップS201で電力調整器47によって第3ヒータ39への通電電力を低減して温度T3及び温度T4の上昇を抑え、温度差ΔT1及び温度差ΔT2が第2閾値未満になるまで待機する。第3ヒータ39への通電電力の低減量は、予め設定した値であってもよい。また、ステップS201〜ステップS111を繰り返す毎に低減量を大きくしていくようにして、最後には電力調整器47に含まれているスイッチをオフとして第3ヒータ39への通電電力をゼロとしてもよい。また、ステップS106でNOと判断した場合には、ステップS108に進み、第1、第2スイッチ45,46をオフにして第1、第2ヒータ28,38への通電を停止して、温度T1及び温度T2の上昇を抑制して温度差ΔT1及び温度差ΔT2が第2閾値未満になるまで待機する。
図4に示す電池加温動作は、図4のステップS106でYESと判断した場合には、図3を参照して説明した電池加温動作に比べて第3ヒータ39を継続的に動作させることができるので、第1、第2組電池20,30の昇温速度を大きくすることができる。
次に、図5を参照しながら、本発明の他の実施形態の電池モジュール200について説明する。先に図1、2を参照しながら説明した電池モジュール100と同様の部位には同様の符号を付して説明は省略する。
図5に示すように、本実施形態の電池モジュール200は、単電池である円筒電池21を立てた状態で平行に並べた第1組電池20と、円筒電池31を立てた状態で平行に並べた第2組電池30と、円筒電池121を立てた状態で平行に並べた第3組電池120と、円筒電池131を立てた状態で平行に並べた第4組電池130とを含んでいる。第1〜第4組電池20,30,120,130は、円筒電池21,121,131,31の立て方向である上下方向に上から第1組電池20、第3組電池120、第4組電池130、第2組電池30の順に上下方向に4段に積み重ねられている。また、第1〜第4組電池20,30,120,130は、共通のケーシング40に収容されている。なお、第3、第4組電池120,130の詳細構造は、先に説明した第1組電池と同様である。
第1組電池20の上面20aには、シート状の第1ヒータ28が取り付けられ、第2組電池30の下面30bにはシート状の第2ヒータ38が取り付けられている。また、第3組電池120の下面120bと第4組電池130の上面130aとの間には、第3ヒータ39が挟み込まれている。第1組電池20の下面20bと第3組電池120の上面120aとの間、及び、第4組電池130の下面130bと第2組電池30の上面30aとの間には、ヒータは配置されていない。第1ヒータ28の熱は、第1組電池20の上面20aから第1組電池20を加温し、第1組電池20の下面20bから第3組電池120の上面120aに伝達されて第3組電池120を上面120aから加温する。また、第2ヒータ38は、第2組電池30の下面30bから第2組電池30を加温し、第2組電池30の上面30aから第4組電池130の下面130bに伝達されて第4組電池130を下面130bから加温する。
第3ヒータ39の熱は、第3組電池120の下面120bから第3組電池120を加温し、第3組電池120の上面120aから第1組電池20の下面120bに伝達されて第1組電池20を下面20bから加温する。また、第3ヒータ39は、第4組電池130の上面130aから第4組電池130を加温し、第4組電池130の下面130bから第2組電池30の上面30aに伝達されて第2組電池30を上面30aから加温する。
先に説明したように、各組電池20,120,130,30は、上から第1組電池20、第3組電池120、第4組電池130、第2組電池30の順に上下方向に積み重ねられており、最上段の第1組電池20は積み重ね方向一端の組電池であり、第1ヒータ28が取り付けられている第1組電池20の上面20aは一端側表面である。また、最下段の第2組電池は積み重ね方向他端の組電池であり、第2ヒータ38が取り付けられている第2組電池30の下面30bは他端側表面である。
図5に示すように、第1組電池20の円筒電池21の上側端部近傍には、第1組電池20の上端近傍の温度T1を検出する第1温度センサ41が取り付けられている。また、第2組電池30の円筒電池31の下側端部近傍には、第2組電池30の下端近傍の温度T2を検出する第2温度センサ42が取り付けられている。更に、第3組電池120の円筒電池121の下側端部近傍、第4組電池130の円筒電池131の上側端部近傍には、それぞれ第3ヒータ39の近傍の第3組電池120の温度T5を検出する第5温度センサ143、第3ヒータ39の近傍の第4組電池130の温度T6を検出する第6温度センサ144が取り付けられている。
以上のように構成された電池モジュール200の制御部60の電池加温動作について図6を参照しながら説明する。本電池加温動作は、先に図3、4を参照して説明したのと略同様であるので、以下、簡単に説明する。
制御部60は、図6のステップS301に示すように、第1、第2、第5、第6温度センサ41,42,143,144によって第1組電池20の上端近傍の温度T1、第2組電池30の下端近傍の温度T2、第3組電池120の下側端部近傍の温度T5、第4組電池130の上側端部近傍の温度T6、を検出する。制御部60は、図6のステップS302に示すように、温度T1、温度T2、温度T5、温度T6の内のいずれか1つが第1閾値よりも低いかどうかを判断する。ここで、第1閾値は、第1組電池20、第2組電池30を放電させた場合に放電電流により各組電池20,30が劣化する可能性のある温度である。第1閾値は、任意に決めてよいが、例えば、−10℃〜−20℃程度としてもよい。
制御部60は、図6のステップS302で、温度T1、温度T2、温度T5、温度T6の内のいずれか1つが第1閾値よりも低いと判断した場合、図6のステップS303に進む。制御部60は、ステップS303で、第1スイッチ45、第2スイッチ46、電力調整器47に含まれるスイッチを全てオンとして、電源50により第1、第2、第3ヒータ28,38,39への通電を開始する。各ヒータ28,38,39がオンになると、第1ヒータ28は第1組電池20の上面20aから第1組電池20を加温し、第2ヒータ38は第2組電池30の下面30bから第2組電池30を加温する。また、第3組電池120と第4組電池130とに挟まれている第3ヒータ39は、第3組電池120の下面120bから第3組電池120を加温すると共に、第4組電池130の上面130aから第4組電池130を加温する。
先に説明した実施形態と同様、第1ヒータ28、第2ヒータ38は熱の一部がケーシング40から外部に放散してしまい、効率的に第1、第2組電池20,30を加温することができない。一方、第3ヒータ39は、第3組電池120と第4組電池130との間に挟まれているので、熱の外部への放散が少なく、効率的に第3、第4組電池120,130を加温することができる。このため、第1、第2、第3ヒータ28,38,39を同時にオンにして第1、第2、第3、第4組電池20,30,120,130の加温を開始すると、第3ヒータ39に近い第3組電池120の下側端部近傍の温度T5と、第4組電池130の上端部近傍の温度T6が先に上昇する。そして、第1ヒータ28に近い第1組電池20の上端近傍の温度T1、第2ヒータ38に近い第2組電池30の下端近傍の温度T2は温度T5、温度T6よりも遅れて上昇して来る。このため、第1組電池20の上端近傍の温度T1と第3組電池120の下側端部近傍の温度T5との間、及び、第4組電池130の上側端部近傍の温度T6と第2組電池30の下端近傍の温度T2との間にそれぞれ温度差が発生する。
制御部60は、第1、第2、第3ヒータ28,38,39への通電を開始したら、図6のステップS304に進む。制御部60は、ステップS304で、温度T5と温度T1との温度差ΔT3(=(温度T5−温度T1)の絶対値)と、温度T6と温度T2との温度差ΔT4(=(温度T6−温度T2)の絶対値)とを計算する。そして、制御部60は、図6のステップS305に進み、温度差ΔT3又は温度差ΔT4が第2閾値以上となっているかどうかを判断する。ここで、第2閾値は、第1、第2、第3、第4組電池20,30,120,130の積み重ね方向の許容温度差であり、任意に決めてよいが、例えば、3℃〜5℃程度としてもよい。
制御部60は、図6のステップS305でNOと判断した場合には、ステップS301に戻り、ステップS301〜ステップS305を繰り返す。そして、ステップS302で温度T1、温度T2、温度T5、温度T6が第1閾値を超えた場合には、ステップS302でNOと判断してステップS312に進み、第1スイッチ45、第2スイッチ46、電力調整器47に含まれるスイッチを全てオフとして、第1、第2、第3ヒータ28,38,39への通電を全て停止して動作を停止する。
一方、制御部60は、図6のステップS305でYESと判断した場合には、ステップS306に進んで、第3組電池120の温度T5が温度T1よりも高い状態か(温度T5>温度T1)、あるいは、温度T6が温度T2よりも高い状態であるか(温度T6>温度T2)を判断する。制御部60は、図6のステップS306でYESの場合には、第3ヒータ39近傍の温度T5、温度T6が第1、第2ヒータ28,38近傍の温度T1、温度T2よりも高い状態になっていると判断して図6のステップS307に進む。制御部60は、ステップS307で電力調整器47に含まれるスイッチをオフとして第3ヒータ39への通電を停止する。第3ヒータ39への通電を停止すると、第3ヒータ39近傍の温度T5及び温度T6は上昇せず、第1ヒータ28、第2ヒータ38の近傍の温度T1及び温度T2が上昇するので、温度差ΔT3及び温度差ΔT4は次第に小さくなって来る。
制御部60は、図6のステップS307で第3ヒータ39への通電を停止したら、ステップS309に進む。制御部60は、ステップS309で、第1、第2、第5、第6温度センサ41,42,143,144によって温度T1、温度T2、温度T5、温度T6を検出し、ステップS310に進む。制御部60は、ステップS310で温度差ΔT3(=(温度T5−温度T1)の絶対値)と温度差ΔT4(=(温度T6−温度T2)の絶対値)とを計算してステップS311に進む。制御部60は、ステップS311で温度差ΔT3及び温度差ΔT4が第2閾値未満かどうかを判断し、温度差ΔT3及び温度差ΔT4が第2閾値未満でない場合にはS306に戻る。そして、制御部60は、第3ヒータ39を停止したまま、温度差ΔT3及び温度差ΔT4が第2閾値未満になるまで待機する。
また、外部環境によっては、第1ヒータ28、第2ヒータ38から外部に放散する熱が想定よりも小さくなる場合がある。このような場合には、ステップS303において、第1、第2、第3ヒータ28,38,39を同時にオンにして第1〜第4組電池20,30,120,130の加温を開始すると、第1ヒータ28に近い第1組電池20の上端近傍の温度T1、第2ヒータ38に近い第2組電池30の下端近傍の温度T2が先に上昇し、第3ヒータ39に近い第3組電池20の下側端部近傍の温度T5と、第4組電池30の上端部近傍の温度T6が温度T1、温度T2よりも遅れて上昇して来る。この場合には、第3組電池120の下側端部近傍の温度T5が第1組電池20の上端近傍の温度T1よりも低く(温度T5<温度T1)、第4組電池130の上側端部近傍の温度T6が第2組電池30の下端近傍の温度T2よりも低い(温度T6<温度T2)状態となっている。このため、温度T5とT1との間、及び、温度T6とT2との間にそれぞれ温度差が発生してくる。
制御部60は、ステップS304で、温度差ΔT3(=(温度T5−温度T1)の絶対値)と温度差ΔT4(=(温度T6−温度T2)の絶対値)とを計算し、ステップS305に進み、温度差ΔT3又は温度差ΔT4が第2閾値以上の場合には、ステップS306に進む。先に述べたように、外部環境により第1ヒータ28、第2ヒータ38から外部に放散する熱が想定よりも小さくなる場合には、温度T5<温度T1、及び、温度T6<温度T2となるので、制御部60は、ステップS306でNOと判断してステップS308に進み、第1、第2スイッチ45,46をオフとして第1、第2ヒータ28,38への通電を停止する。第1、第2ヒータ28,38への通電を停止すると、第1組電池20、第2組電池30は、第1ヒータ28、第2ヒータ38で加温されなくなる。これにより、温度T1及び温度T2は上昇せず、温度T5及び温度T6が上昇するので、温度差ΔT3及び温度差ΔT4は次第に小さくなって来る。
制御部60は、図6のステップS308で第1、第2ヒータ28,38への通電を停止したら、図6のステップS309に進み、先に説明したと同様、温度T1、温度T2、温度T5、温度T6を検出し、ステップS310で温度差ΔT3(=(温度T5−温度T1)の絶対値)と温度差ΔT4(=(温度T6−温度T2)の絶対値)とを計算し、ステップS311に進む。制御部60は、ステップS311で温度差ΔT3及び温度差ΔT4が第2閾値未満かどうかを判断し、温度差ΔT3及び温度差ΔT4が第2閾値未満でない場合にはS306に戻る。そして、制御部60は、第1、第2ヒータ28,38を停止したまま、温度差ΔT3、ΔT4が第2閾値未満になるまで待機する。
制御部60は、温度差ΔT3及び温度差ΔT4が第2閾値未満となった場合には、ステップS301に戻ってステップS301〜ステップS311を繰り返す。また、制御部60は、ステップS302で温度T1、温度T2、温度T5、温度T6が第1閾値を超えた場合には、図6のステップS302でNOと判断してステップS312に進む。制御部60は、ステップS312で、第1スイッチ45、第2スイッチ46、電力調整器47に含まれるスイッチを全てオフとして、第1、第2、第3ヒータ28,38,39への通電を全て停止して動作を停止する。
以上説明したように、本実施形態の電池モジュール200は、第1〜第4組電池20,30,120,130の積み重ね方向の温度差の発生を抑制しながら第1〜第4組電池20,30,120,130を加温することができる。これにより、極低温の環境でも温度差による円筒電池21,31,121,131の劣化を抑制しながら、第1〜第4組電池20,30,120,130を使用することができる。
また、本実施形態の電池モジュール200においても、先に図4を参照して説明したように、ステップS305及びステップS306でYESと判断した場合に、電力調整器47によって第3ヒータ39への通電電力を低減し、温度差ΔT3及び温度差ΔT4が第2閾値未満になるまで待機するようにしてもよい。この場合、先に説明した電池加温動作に比べて第3ヒータ39を継続的に動作させることができるので、第1〜第4組電池20,30,120,130の昇温速度を大きくすることができる。
以上説明した各実施形態では、単電池は円筒電池21,31,121,131であるとしたが、単電池は円筒電池に限らず、例えば、角型電池等であってもよい。
20,30,120,130 組電池、20a,30a,120a,130a 上面、20b,30b,120b,130b 下面、21,31,121,131 円筒電池、21a,21b 電極、22 散熱板、22a 貫通孔、23 カバー、23a 天井板、23b 四角筒、23c,27c 穴、24 天井蓋、25 底蓋、26 正極バスバー、27 負極バスバーアセンブリ、27a 負極バスバー、27b 端子、28 第1ヒータ、38 第2ヒータ、39 第3ヒータ、40 ケーシング、41,42,143,144 温度センサ、45,46 スイッチ、47 電力調整器、50 電源、60 制御部、100,200 電池モジュール。
Claims (1)
- 複数の単電池を立てた状態で平行に並べた組電池を前記単電池の立て方向に複数段に積み重ねた電池モジュールであって、
積み重ね方向一端の第1組電池の一端側に配置される第1ヒータと、
積み重ね方向他端の第2組電池の他端側に配置される第2ヒータと、
積み重ね方向中央近傍に配置され、前記組電池の間に挟まれる第3ヒータと、
前記第1組電池の積み重ね方向一端近傍の温度を検出する第1温度センサと、
前記第2組電池の積み重ね方向他端近傍の温度を検出する第2温度センサと、
前記第3ヒータを挟み込む前記組電池の前記第3ヒータの近傍の温度を検出する第3温度センサと、
前記第1温度センサと前記第2温度センサと前記第3温度センサによって検出した各温度に基づいて前記各ヒータへの供給電力を調整する制御部と、を備えることを特徴とする電池モジュール。
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