JP2014123172A - 計算機システム、及びシステム管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】SaaSコンタクトセンタサービスにおいて、テナントに追加された装置の情報を、自動的に管理データベース及び監視データベースに反映する。
【解決手段】計算機及びネットワーク装置を備える計算機システムであって、計算機システムは、監視データベースと、管理データベースとを保持し、監視エージェントと、監視マネージャと、監視データベース制御部と、管理データベース制御部とを備え、監視エージェントは、ユーザシステムの装置構成の変更を検出した場合に通知情報を生成して、監視マネージャに送信し、前記監視マネージャは、管理データベース制御部に装置構成の詳細な変更内容を含む詳細情報を送信し、監視データベース制御部は、通知情報に含まれる装置構成の変更内容に基づいて監視データベースを更新し、管理データベース制御部は、詳細情報に含まれる装置構成の詳細な変更内容に基づいて管理データベースを更新する。
【選択図】図1

Description

本発明は、SaaS(Software as a Service)型コンタクトセンタシステムを管理するためのシステム及び方法に関する。
従来の計算機システムにおける監視対象の装置を監視する方法として、特許文献1に記載されるような技術が知られている。
特許文献1に記載の発明は、「メンテナンスにかかる手間を増やすことなく、容易に複数人でのメンテナンス情報の共有化を図ることができる監視装置を提供する」ことを課題としてなされた発明である。特許文献1には、前述する課題を解決するために、「監視装置1には、メンテナンス情報を蓄積するメンテナンス情報記憶部13と、メンテナンス情報の各項目を入力する際に表示されるテキストのデータである入力支援コンテンツが登録されたコンテンツ記憶部14が設けられている。さらに、監視装置1は、メンテナンス用のパソコン3との間で通信を行うためのメンテナンス用通信部15と、メンテナンス情報記憶部13に対するメンテナンス情報の入出力を可能とする情報入出力部16とを具備している。情報入出力部16は、パソコン3からの要求に応じて上述した入力支援コンテンツをパソコン3に対して送信するとともに、パソコン3から受信したメンテナンス情報をメンテナンス情報記憶部13に記憶する」という構成が記載されている。
また、計算機システムにおけるサーバ等の装置を監視する方法としては、SNMP(Simple Network Management Protocol)が用いられている。
SNMPでは、SNMPマネージャからの要求に応じてSNMPエージェントがMIB(Management Information Protocol)情報を通知する。SNMPマネージャは、受け取ったMIB情報の内容に基づいて、監視対象装置の状態を管理する。SNMPマネージャとSNMPエージェントとの間では以下のような三つの制御処理が行われる。
一つ目の制御は、SNMPマネージャからの要求に対して、SNMPエージェントが当該要求に対して応答する制御である。二つ目の制御は、SNMPマネージャが所定の装置に対応する情報の設定要求を送信し、SNMPエージェントが当該要求にしたがって装置の所定の情報を設定し、当該要求に対応する応答を送信する制御である。三つ目の制御は、SNMPエージェントが、管理対象の装置の状態変化をSNMPマネージャに通知する制御である。
特開2011−70443号公報
SaaS型コンタクトセンタシステムでは、ユーザ側のコンタクトセンタと、コンタクトセンタの運用に必要なアプリケーションを提供するデータセンタとから構成される。コンタクトセンタは、データセンタによって提供されるアプリケーションを利用するための装置を備える。また、データセンタには、回線制御、運用管理、集計、解析等の機能を提供するための計算機リソースを備える。
通常、コンタクトセンタに新たな装置を追加する場合、コンタクトセンタの管理者が当該装置にIPアドレス及びホスト名を割り当て、当該装置を管理する管理情報を更新する。また、コンタクトセンタの管理者は、SaaS型コンタクトセンタサービスを監視する監視センタの管理者に対して管理情報を提示し、監視センタの管理者が手動で監視設定を行う。
しかし、SaaS型コンタクトセンタサービスを利用するユーザは複数存在し、当該サービスを利用するユーザの増減が著しいため、管理情報を迅速に更新する必要がある。
特許文献1に記載の技術では、複数の管理者が装置監視システムに対して行われたメンテナンス作業の内容を記録するメンテナンス情報を共有することができる。しかし、特許文献1に記載の技術では、管理者がメンテナンス情報を予め入力する必要があり、前述したような課題を解決することができない。
また、SNMPでは、SNMPエージェントが管理対象の装置の状態変化をSNMPマネージャに通知することはできるが、管理情報を自動的に更新する機能、及び監視設定を自動的に行う機能は提供されていない。
本発明は前述の課題を鑑みてなされた発明である。すなわち、コンタクトセンタに装置が追加又は削除された場合に、管理情報を自動的に更新し、かつ、監視設定を自動的に行うことが可能なシステム及び方法を提供することを目的とする。
本願において開示される発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、計算機及びネットワーク装置を備える計算機システムであって、前記計算機は、第1のプロセッサ、前記第1のプロセッサに接続される第1のメモリ、前記第1のプロセッサに接続される第1のネットワークインタフェースを有し、前記ネットワーク装置は、第2のプロセッサ、前記第2のプロセッサに接続される第2のメモリ、前記第2のプロセッサに接続される第2のネットワークインタフェースを有し、前記計算機システムは、前記計算機を用いて構成される、所定の業務を実行するユーザシステム、前記所定の業務に必要な機能を提供するデータセンタ、前記ユーザシステムの稼働状態を監視する監視サーバ、及び前記計算機システムの構成を管理する管理サーバ、を含み、前記計算機システムは、監視対象の装置の稼働状況に関する情報を格納する監視データベースと、管理対象の装置に関する情報を格納する管理データベースと、を保持し、前記ユーザシステムの装置構成の変更を検出した場合に、前記装置構成の変更内容を含む通知情報を前記監視サーバに送信する監視エージェントと、前記監視エージェントを管理する監視マネージャと、前記装置構成の変更内容に基づいて前記監視データベースを更新する監視データベース制御部と、前記装置構成の変更内容に基づいて前記管理データベースを更新する管理データベース制御部と、を備え、前記監視エージェントは、前記ユーザシステムの装置構成の変更を検出した場合に、前記通知情報を生成し、前記監視マネージャに、前記生成された通知情報を送信し、前記監視マネージャは、前記管理データベース制御部に、前記装置構成の詳細な変更内容を含む詳細情報を送信し、前記監視データベース制御部は、前記通知情報に含まれる前記装置構成の変更内容に基づいて、前記監視データベースを更新し、前記管理データベース制御部は、前記詳細情報に含まれる前記装置構成の詳細な変更内容に基づいて、前記管理データベースを更新することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザシステムの装置構成が変更された場合に、監視データベース及び管理データベースが自動的に更新されるため、ユーザシステムの管理が容易となり、また、管理データベース及び監視データベースの誤入力等の人為的なミスがなくなる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施例1におけるSaaS型コンタクトセンタシステムの構成例を示す説明図である。 本発明の実施例1における発明の概要を示す説明図である。 本発明の実施例1におけるデータフレームの構造を示す説明図である。 本発明の実施例1における監視サーバの構成を説明するブロック図である。 本発明の実施例1における管理サーバの構成を説明するブロック図である。 本発明の実施例1における終端装置の構成を説明するブロック図である。 本発明の実施例1における監視データベースに格納される監視情報の一例を示す説明図である。 本発明の実施例1における管理データベースに格納される管理情報の一例を示す説明図である。 本発明の実施例1における監視項目特定情報の一例を示す説明図である。 本発明の実施例1における処理の流れを説明するシーケンス図である。 本発明の実施例1における監視サーバが実行する処理を説明するフローチャートである。 本発明の実施例1における管理サーバが実行する処理を説明するフローチャートである。 本発明の実施例1における発明の概要を示す説明図である。 本発明の実施例1における処理の流れを説明するシーケンス図である。 本発明の実施例1における監視サーバが実行する処理を説明するフローチャートである。 本発明の実施例1における管理サーバが実行する処理を説明するフローチャートである。 本発明の実施例2における監視サーバが実行する処理を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1におけるSaaS型コンタクトセンタシステムの構成例を示す説明図である。
実施例1におけるSaaS型コンタクトセンタシステムは、複数のテナント100、複数の終端装置110、コアスイッチ120、監視サーバ130、監視データベース140、管理サーバ150、管理データベース160、データセンタ170、及び監視センタ180から構成される。
テナント100は、SaaSコンタクトセンタサービスを利用するユーザ側のシステムである。テナント100には、計算機、及び電話機等の通信装置が含まれる。なお、テナント100は公知の構成であるため、本発明では詳細な説明は省略する。
終端装置110は、WAN190を介して、テナント100と他の装置とを接続する。
コアスイッチ120は、監視サーバ130、管理サーバ150、及びデータセンタ170をWAN190に接続するスイッチである。
監視サーバ130は、SaaS型コンタクトセンタシステムの稼働状態を監視する計算機である。監視サーバ130は、監視データベース140を用いて、所定の監視処理を実行する。例えば、監視サーバ130は、テナント100に含まれる計算機の障害発生を検出した場合、テナントの管理者に障害が発生した旨を通知する。本発明は、監視サーバ130が実行する監視処理の種別に限定されない。
監視データベース140は、監視処理の実行に必要な情報を格納する。監視データベース140の詳細については、図7を用いて後述する。本実施例では、複数の記憶装置、及びI/Oインタフェースを備えるストレージシステム(図示省略)上に監視データベース140が構築されているものとする。
管理サーバ150は、SaaS型コンタクトセンタシステムの構成を管理する計算機である。管理サーバ150は、管理データベース160を用いて、所定の管理業務を実行する。例えば、管理サーバ150は、テナント100に対する計算機リソースの割当等を管理する。本発明は、管理サーバ150が実行する管理処理の種別に限定されない。
管理データベース160は、管理処理の実行に必要な情報を格納する。管理データベース160の詳細については、図8を用いて後述する。本実施例では、複数の記憶装置、及びI/Oインタフェースを備えるストレージシステム(図示省略)上に管理データベース160が構築されているものとする。
データセンタ170は、SaaS型コンタクトセンタサービスを提供するためのデータセンタであり、データセンタ170が備える計算機リソースを用いて各テナント100のユーザにコンタクトセンタに必要な機能を提供する。
コンタクトセンタに必要な機能は、例えば、コンタクトセンタにおける各テナントの管理機能、回線制御機能、及び通話録音機能等が考えられる。なお、本発明は、データセンタ170によって提供される機能に限定されない。
データセンタ170は、計算機リソースとして、サーバ(図示省略)、スイッチ(図示省略)、及びストレージシステム(図示省略)等を備える。データセンタ170では、仮想化管理部(図示省略)が、データセンタ170が備える計算機リソースを仮想化することによって仮想的な計算機を生成し、仮想的な計算機を用いて各機能を提供する。
例えば、データセンタ170には、仮想サーバ、仮想スイッチ、及び仮想ストレージシステムが構成される。なお、仮想化管理部は、ハイパバイザ、及びVMM等が考えられる。
監視センタ180は、監視サーバ130が事項する監視処理の結果をモニタリングする計算機である。
なお、ストレージシステム(図示省略)が備える記憶装置としては、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)が考えられる。
図2は、本発明の実施例1における発明の概要を示す説明図である。図3は、本発明の実施例1におけるデータフレームの構造を示す説明図である。
図2では、テナントA(100−1)に新たに装置101が追加された場合に実行される処理の流れを示す。以下の説明では、テナントA(100−1)の管理者が、装置101にはホスト名、IPアドレス、及び装置101上で稼働させるサービス(用途)を予め入力しているものとする。
終端装置A(110−1)は、テナントA(100−1)に装置101が追加されたことを検出する。
ここで、追加された装置101の検出方法としては、終端装置A(110−1)が、ポートの接続状態を監視し、ポートに新たな接続が確立された場合に新たな装置101が追加されたことを検出する方法が考えられる。
終端装置A(110−1)は、装置101から、当該装置101のホスト名及びIPアドレスを含む装置情報を取得する。
ここで、装置情報を取得する方法としては以下のようなものが考えられる。終端装置A(110−1)は、装置101から送信されたパケットを解析することによって装置情報を取得することができる。また、終端装置A(110−1)は、装置101に問い合わせることによって、装置情報を取得することができる。
終端装置A(110−1)は、取得された装置情報に基づいてMIB514(図6参照)を更新する。ここで、MIB514(図6参照)の更新とは、MIB514(図6参照)の参照、MIB514(図6参照)への情報の追加、MIB514(図6参照)からの情報の削除を意味する。
また、終端装置A(110−1)は、装置情報を含むSNMPトラップを生成し、生成されたSNMPトラップを監視サーバ130に送信する。
ここで、終端装置A(110−1)は、例えば、図3に示すようなデータフレーム200を送信する。データフレーム200は、IPヘッダ210、UDPヘッダ220、SNMPバージョン230、コミュニティ240、及びPDU250から構成される。SNMPバージョン230、コミュニティ240、及びPDU250がSNMPメッセージに対応する。本実施例では、SNMPトラップに対応するSNMPメッセージが送信される。
IPヘッダ210は、IPに関する情報を格納する。UDPヘッダ220は、UDPに関する情報を格納する。SNMPバージョン230は、使用されているSNMPのバージョンを示す情報を格納する。コミュニティ240は、SNMPマネージャ(監視サーバ130)とSNMPエージェント(終端装置110)との間で使用されるパスワードを格納する。
PDU250は、SNMPにおけるコマンドに対応する情報を格納する。本実施例におけるSNMPトラップのPDU250は、PDUタイプ251、エンタープライズ252、エージェントアドレス253、Generic Trap Type254、Specific Trap Type255、タイムスタンプ256、及びオブジェクトデータ257から構成される。
PDUタイプ251は、PDU250のタイプを示す値を格納する。本実施例では、PDUタイプ251には「4」が格納される。エンタープライズ252は、SNMPエージェントのベンダ独自のMIB514(図6参照)を識別する値を格納する。エージェントアドレス253は、SNMPエージェントのIPアドレスを格納する。
Generic Trap Type254及びSpecific Trap Type255は、SNMPトラップによって通知されるイベントの種別を示す情報を格納する。本実施例では、Generic Trap Type254には「6」が格納され、Specific Trap Type255に装置の追加を示す値が格納されるものとする。
タイムスタンプ256は、SNMPトラップが生成された時間を格納する。オブジェクトデータ257は、通知されるイベントに関連するデータを格納する。本実施例では、オブジェクトデータ257には、装置情報が格納される。
図2の説明に戻る。
監視サーバ130は、SNMPトラップを受信すると、監視データベース140を参照して、当該SNMPトラップに含まれる装置情報と一致する情報を検索する。
検索処理の結果、SNMPトラップに含まれる装置情報と一致する情報が存在すると判定された場合、監視サーバ130は、すでに監視対象として登録された装置であるため、処理を終了する。
一方、検索処理の結果、SNMPトラップに含まれる装置情報と一致する情報が存在しないと判定された場合、監視サーバ130は、終端装置A(110−1)に詳細情報の取得要求を送信する。
なお、詳細情報の取得要求には、PDU250がGetRequestに対応するSNMPメッセージが用いられる。なお、当該PDU250には、詳細情報に対応するMIB514(図6参照)の識別情報(Object ID)が含まれる。
終端装置A(110−1)は、詳細情報の取得要求を受信すると、MIB514(図6参照)を参照して、所定のデータを含む詳細情報を生成し、生成された詳細情報を監視サーバ130に送信する。
監視サーバ130は、詳細情報を受信すると、当該詳細情報を管理サーバ150に転送する。
管理サーバ150は、詳細情報を受信すると、管理データベース160を参照して、受信した詳細情報と一致する情報を検索する。
検索処理の結果、詳細情報と一致する情報が存在すると判定された場合、管理サーバ150は、すでに管理対象として登録された装置であるため、管理データベース160を更新することなく、処理完了通知を送信する。
一方、詳細情報と一致する情報が存在しないと判定された場合、管理サーバ150は、管理データベース160に追加された装置101の情報を追加し、監視サーバ130に処理完了通知を送信する。
監視サーバ130は、処理完了通知を受信した後、当該処理完了通知にしたがって、監視データベース140に追加された装置の情報を追加し、追加された装置101に対する監視処理を開始する。
なお、前述した説明では、監視サーバ130が、詳細情報の取得要求を送信するものとしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、オブジェクトデータ257に予め詳細情報と同等の情報を含めておいてもよい。この場合、監視サーバ130は、詳細情報の取得要求を送信する必要がない。
図4は、本発明の実施例1における監視サーバ130の構成を説明するブロック図である。
監視サーバ130は、プロセッサ300、メモリ310、及びネットワークインタフェース320を備える。なお、監視サーバ130は、ストレージシステムと接続するI/Oインタフェース、及び記憶装置等の他のハードウェアを備えてもよい。
プロセッサ300は、メモリ310に格納されるプログラムを実行する。プロセッサ300が、メモリ310に格納されるプログラムを実行することによって、監視サーバ130が有する機能を実現することができる。
ネットワークインタフェース320は、ネットワークを介して他の装置と接続する。
メモリ310は、プロセッサ300によって実行されるプログラム及び当該プログラムの実行に必要な情報を格納する。本実施例では、メモリ310は、SNMPマネージャ311、監視データベース制御部312、及び通信制御部313を実現するプログラムを格納する。
以下の説明では、各機能部を主体にして説明する場合、プロセッサ300によって各機能部を実現するプログラムが実行されていることを示す。
SNMPマネージャ311は、SNMPエージェント512(図6)との間でSNMPメッセージを送受信することによって、テナント100内の装置を監視する。
監視データベース制御部312は、監視データベース140に対する処理を制御する。具体的には、監視データベース制御部312は、監視データベース140に対する参照処理、及び更新処理を制御する。ここで、監視データベース140に対する更新処理は、データの追加及び削除を示す。
通信制御部313は、監視サーバ130と外部装置との間の通信を制御する。例えば、通信制御部313は、SNMPマネージャ311によって生成されたSNMPメッセージにIPヘッダ210及びUDPヘッダ220を追加することによってSNMPメッセージをIPパケットにカプセル化する。また、通信制御部313は、当該IPパケットを終端装置110に送信する。
なお、各機能部が有する機能を一つの機能部にまとめてもよい。
図5は、本発明の実施例1における管理サーバ150の構成を説明するブロック図である。
管理サーバ150は、プロセッサ400、メモリ410、及びネットワークインタフェース420を備える。なお、管理サーバ150は、ストレージシステムと接続するI/Oインタフェース、及び記憶装置等の他のハードウェアを備えてもよい。
プロセッサ400は、メモリ410に格納されるプログラムを実行する。プロセッサ400が、メモリ410に格納されるプログラムを実行することによって、管理サーバ150が有する機能を実現することができる。
ネットワークインタフェース420は、ネットワークを介して他の装置と接続する。
メモリ410は、プロセッサ400によって実行されるプログラム及び当該プログラムの実行に必要な情報を格納する。本実施例では、メモリ410は、管理部411、管理データベース制御部412、及び通信制御部413を実現するプログラムを格納する。また、メモリ410は、監視項目特定情報414を格納する。
以下の説明では、各機能部を主体にして説明する場合、プロセッサ400によって各機能部を実現するプログラムが実行されていることを示す。
管理部411は、テナント100全体を管理する。管理部411は、テナント100の生成、変更、及び削除等の処理を実行する。
管理データベース制御部412は、管理データベース160に対する処理を制御する。具体的には、管理データベース制御部412は、管理データベース160に対する参照処理、及び更新処理を制御する。ここで、管理データベース160に対する更新処理は、データの追加及び削除を示す。
通信制御部413は、管理サーバ150と外部装置との間の通信を制御する。
監視項目特定情報414は、監視データベース140に格納する情報を特定するための情報である。監視項目特定情報414の詳細については、図9を用いて後述する。
なお、各機能部が有する機能を一つの機能部にまとめてもよい。
図6は、本発明の実施例1における終端装置110の構成を説明するブロック図である。
終端装置110は、プロセッサ500、メモリ510、及びネットワークインタフェース520を備える。なお、終端装置110は、ストレージシステムと接続するI/Oインタフェース、及び記憶装置等の他のハードウェアを備えてもよい。
プロセッサ500は、メモリ510に格納されるプログラムを実行する。プロセッサ500が、メモリ510に格納されるプログラムを実行することによって、終端装置110が有する機能を実現することができる。
ネットワークインタフェース520は、ネットワークを介して他の装置と接続する。
メモリ510は、プロセッサ500によって実行されるプログラム及び当該プログラムの実行に必要な情報を格納する。本実施例では、メモリ510は、終端処理部511、SNMPエージェント512、及び通信制御部513を実現するプログラムを格納する。また、メモリ510は、MIB514を格納する。
以下の説明では、各機能部を主体にして説明する場合、プロセッサ500によって各機能部を実現するプログラムが実行されていることを示す。
終端処理部511は、テナント100をWAN190に接続するための処理を実行する。具体的には、終端処理部511は、信号変換処理、及び符号化処理等の処理を実行する。
SNMPエージェント512は、SNMPマネージャ311からの要求にしたがって、MIB514をSNMPマネージャ311に送信し、また、終端装置110の操作を行う。
通信制御部513は、監視サーバ130と外部装置との間の通信を制御する。
MIB514は、終端装置110が保守管理する各種情報を格納する。MIB514は、公知の情報であるため詳細な説明は省略するが、本実施例では、装置101の装置情報等が格納される。
なお、各機能部が有する機能を一つの機能部にまとめてもよい。
図7は、本発明の実施例1における監視データベース140に格納される監視情報の一例を示す説明図である。
本実施例では、監視データベース140には、テナント100毎に、図7に示すような監視情報600が格納される。図7では、テナントA(100−1)の監視情報600を示す。なお、監視データベース140では、テナント100の識別子、テナント100とWAN190とを接続する終端装置110のアドレス、及び監視情報600が対応づけられて管理される。
監視情報600は、ID601、ホスト名602、IPアドレス603、及び監視項目604を含む。
ID601は、監視情報600内のエントリを一意に識別するための識別子である。ホスト名602は、監視対象の装置のホスト名である。IPアドレス603は、監視対象の装置のIPアドレスである。
監視項目604は、監視対象の装置において監視する項目を示す情報である。本実施例では、監視項目604は、Ping605及びLog606を含む。
Ping605は、監視対象の装置に対するPingの応答有無を示す情報である。本実施例では、監視対象の装置に対するPingの応答がある場合には「OK」が格納され、応答がない場合には何も格納されない。
Log606は、監視対象の装置のログの有無を示す情報である。本実施例では、監視対象の装置のログがある場合には「OK」が格納され、ログがない場合には何も格納されない。
なお、監視対象の装置毎に異なる監視項目604を設定することができる。
図8は、本発明の実施例1における管理データベース160に格納される管理情報の一例を示す説明図である。
本実施例では、管理データベース160には、テナント100毎に、図8に示すような管理情報700が格納される。図8では、テナントA(100−1)の管理情報700を示す。なお、管理データベース160では、テナント100の識別子、テナント100とWAN190とを接続する終端装置110のアドレス、及び管理情報700が対応づけられて管理される。
管理情報700は、ID701、装置名702、用途703、ホスト名704、及びIPアドレス705を含む。
ID701は、管理情報700内のエントリを一意に識別するための識別子である。装置名702は、管理対象の装置固有の装置名である。用途703は、テナント100内において、管理対象の装置上で稼働するサービスの識別情報である。
ホスト名704は、管理対象の装置のホスト名である。ホスト名704は、ホスト名602と同一のものである。IPアドレス705は、管理対象の装置のIPアドレスである。IPアドレス705は、IPアドレス603と同一のものである。
図9は、本発明の実施例1における監視項目特定情報414の一例を示す説明図である。
監視項目特定情報414は、ID801、用途802、及び監視項目803を含む。
ID801は、監視項目特定情報414内のエントリを一意に識別するための識別子である。用途802は、装置101上で稼働するサービスの識別情報である。用途802は、用途703と同一のものである。監視項目803は、用途802に対応するサービスが稼働する装置101において監視すべき項目の識別情報である。
以下、本発明の実施例1における処理の詳細について説明する。
まず、テナント100に新たな装置が追加された場合に実行される処理について説明する。
図10は、本発明の実施例1における処理の流れを説明するシーケンス図である。図10では、テナント100に新たな装置101が追加された場合に実行される処理を示す。
テナント100に装置101が追加されると、当該装置101から接続通知が送信される(ステップS101)。当該接続通知には、装置101の装置情報が含まれるものとする。なお、装置情報には、少なくとも装置101のホスト名及びIPアドレスが含まれる。
終端装置110は、接続通知を受信すると、装置情報を含むSNMPトラップを生成する(ステップS102)。このとき、終端装置110は、接続通知に含まれる装置情報に基づいて、MIB514を更新する。
終端装置110は、生成されたSNMPトラップを監視サーバ130に送信する(ステップS103)。
監視サーバ130は、SNMPトラップに含まれる装置情報に基づいて、監視データベース140の検索処理を実行する(ステップS104)。具体的には、監視サーバ130は、テナント100に対応する監視情報600を参照して、装置情報に一致するエントリを検索する。ここでは、監視情報600には装置情報に一致するエントリが存在しないと判定される。
監視サーバ130は、終端装置110に、詳細情報の取得要求(SNMPメッセージ)を送信する(ステップS105)。
終端装置110は、受信した詳細情報の取得要求に基づいて、装置101に詳細情報の問い合わせを行う(ステップS106)。装置101は、問い合わせに対応する応答として、終端装置110に所定の詳細情報を送信する。終端装置110は、装置101から受信した詳細情報を監視サーバ130に送信する(ステップS107)。
詳細情報には、少なくとも、装置101のホスト名、IPアドレス、装置名、及び用途、並びに、終端装置110が含まれる。
監視サーバ130は、受信した詳細情報を管理サーバ150に転送する(ステップS108)。
管理サーバ150は、受信した詳細情報に基づいて、管理データベース160の検索処理を実行する(ステップS109)。具体的には、管理サーバ150は、テナント100に対応する管理情報700を参照して、詳細情報に一致するエントリを検索する。ここでは、管理情報700には詳細情報に一致するエントリが存在しないと判定される。
管理サーバ150は、管理情報700を更新する(ステップS110)。具体的には、管理サーバ150は、管理情報700に新たなエントリを追加し、当該エントリに詳細情報の各値を格納する。また、管理サーバ150は、詳細情報及び監視項目特定情報414に基づいて、装置101に設定する監視項目を特定する。
管理サーバ150は、監視サーバ130に、特定された監視項目の情報を含む処理完了通知を送信する(ステップS111)。
監視サーバ130は、装置情報、及び監視項目の情報に基づいて、監視データベース140を更新する(ステップS112)。
以上で説明したように、本実施例では、装置101が追加されると、監視サーバ130及び管理サーバ150によって、監視データベース140及び管理データベース160のそれぞれに必要な情報が自動的に登録される。これによって、SaaS型コンタクトセンタシステムの管理コストを低減することができる。また、テナント100の構成変更、又は新規テナント100の追加に迅速に対応することが可能となる。
また、監視データベース140及び管理データベース160には、適切な情報が登録されるため、情報の入力ミス等の人為的なミスの発生を低減することができる。
以下、監視サーバ130及び管理サーバ150が実行する処理の詳細について説明する。
図11は、本発明の実施例1における監視サーバ130が実行する処理を説明するフローチャートである。
監視サーバ130は、終端装置110からSNMPトラップを受信すると(ステップS201)、当該SNMPトラップに含まれる装置情報に基づいて、監視データベース140を検索する(ステップS202)。具体的には、以下のような処理が実行される。
監視サーバ130は、装置情報から装置101のホスト名及びIPアドレスを取得し、また、SNMPトラップから終端装置110のIPアドレスを取得する。
監視サーバ130は、取得された終端装置110のIPアドレスに基づいて、参照する監視情報600を特定する。さらに、監視サーバ130は、特定された監視情報600を参照し、ホスト名602及びIPアドレス603が取得されたホスト名及びIPアドレスと一致するエントリを検索する。
以上がステップS202の処理である。
次に、監視サーバ130は、検索結果に基づいて、装置101の情報が登録済みであるか否かを判定する(ステップS203)。すなわち、ホスト名602及びIPアドレス603が取得されたホスト名及びIPアドレスと一致するエントリが存在するか否かが判定される。ホスト名602及びIPアドレス603が取得されたホスト名及びIPアドレスと一致するエントリが存在する場合、監視サーバ130は、装置101の情報が登録済みであると判定する。
装置101の情報が登録済みであると判定された場合、監視サーバ130は、処理を終了する。
装置101の情報が登録済みでないと判定された場合、監視サーバ130は、終端装置110に詳細情報の取得要求を送信する(ステップS204)。終端装置110は、当該詳細情報の取得要求を受信すると、MIB514から必要な情報を読み出し、読み出された情報から詳細情報を生成し、監視サーバ130に生成された詳細情報を送信する。
監視サーバ130は、終端装置110から詳細情報を受信すると(ステップS205)、管理サーバ150に当該詳細情報を転送する(ステップS206)。
なお、管理サーバ150は、受信した詳細情報を、そのまま管理サーバ150に転送しているが、所定の情報を付加して新たな詳細情報を生成してもよい。
監視サーバ130は、管理サーバ150から処理完了通知を受信したか否かを判定する(ステップS207)。
管理サーバ150から処理完了通知を受信していないと判定された場合、監視サーバ130は、処理完了通知を受信するまで待ち続ける。
管理サーバ150から処理完了通知を受信したと判定された場合、監視サーバ130は、詳細情報、及び処理完了通知に含まれる追加項目の情報に基づいて、監視データベース140を更新し(ステップS208)、処理を終了する。具体的には、以下のような処理が実行される。
監視サーバ130は、ステップS202において特定された監視情報600に新たなエントリを追加する。監視サーバ130は、追加されたエントリのホスト名602及びIPアドレス603に、装置情報に含まれるホスト名及びIPアドレスを格納する。監視サーバ130は、監視項目の情報に基づいて、追加されたエントリの監視項目604に所定のカラムを追加する。
なお、処理の整合性を保つことができる場合には、処理の順番を変更してもよい。
図12は、本発明の実施例1における管理サーバ150が実行する処理を説明するフローチャートである。
管理サーバ150は、監視サーバ130から詳細情報を受信すると(ステップS301)、当該詳細情報に基づいて、管理データベース160を検索する(ステップS302)。具体的には、以下のような処理が実行される。
管理サーバ150は、詳細情報から、装置101のホスト名及びIPアドレス、並びに終端装置110のIPアドレスを取得する。
管理サーバ150は、取得された終端装置110のIPアドレスに基づいて、参照する管理情報700を特定する。さらに、管理サーバ150は、特定された管理情報700を参照し、ホスト名704及びIPアドレス705が取得されたホスト名及びIPアドレスと一致するエントリを検索する。
以上がステップS302の処理である。
次に、監視サーバ130は、検索結果に基づいて、装置101の情報が登録済みであるか否かを判定する(ステップS303)。すなわち、ホスト名704及びIPアドレス705が取得されたホスト名及びIPアドレスと一致するエントリが存在するか否かが判定される。ホスト名704及びIPアドレス705が取得されたホスト名及びIPアドレスと一致するエントリが存在する場合、監視サーバ130は、装置101の情報が登録済みであると判定する。
装置101の情報が登録済みであると判定された場合、管理サーバ150は、ステップS305に進む。
装置101の情報が登録済みでないと判定された場合、管理サーバ150は、詳細情報に基づいて、管理データベース160を更新する(ステップS304)。
具体的には、管理サーバ150は、ステップS302において特定された管理情報700に新たなエントリを追加する。監視サーバ130は、追加されたエントリの装置名702、用途703、ホスト名704、及びIPアドレス705に、詳細情報に含まれる各値を格納する。
管理サーバ150は、管理データベース160及び監視項目特定情報414に基づいて、装置101に対して設定する監視項目を特定する(ステップS305)。具体的には、以下のような処理が実行される。
管理サーバ150は、管理データベース160を参照して、装置101の用途を特定する。管理サーバ150は、特定された装置101の用途に基づいて監視項目特定情報414を参照し、用途802が特定された用途と一致するエントリを検索する。
管理サーバ150は、検索されたエントリの監視項目803に規定された監視項目を、装置101に対して設定する監視項目として特定する。
次に、管理サーバ150は、監視サーバ130に、特定された監視項目を含む処理完了通知を送信し(ステップS306)、処理を終了する。
なお、処理の整合性を保つことができる場合には、処理の順番を変更してもよい。例えば、管理サーバ150は、処理完了通知後に、管理データベース160を更新してもよい。
以上で説明したように、テナント100に装置101が追加された場合、自動的に監視データベース140及び管理データベース160に当該装置101に関する情報が追加される。
なお、テナント100そのものが追加される場合、テナント100に含まれる全ての装置に対して、図11及び図12に示す処理が繰り返し実行される。
次に、テナント100の装置101の通信が切断された場合に実行される処理について説明する。
図13は、本発明の実施例1における発明の概要を示す説明図である。
図13では、テナントA(100−1)の装置101と終端装置A(110−1)との間の接続が切断された場合に実行される処理の流れを示す。例えば、サービス契約の満了によって装置101が削除される場合、又は装置101に障害が発生した場合に、装置101と終端装置110との間の接続が切断される。
終端装置A(110−1)は、装置101と終端装置110との間の接続の切断を検出する。ここで、装置101と終端装置110との間の接続の切断を検出する方法としては、終端装置A(110−1)が、自身のポートの接続状態を監視し、ポートのリンクダウンを検出する方法が考えられる。なお、前述した検出方法は一例であって本発明はこれに限定されない。
終端装置A(110−1)は、接続が切断された装置101に関連する装置情報を含むSNMPトラップを生成し、生成されたSNMPトラップを監視サーバ130に送信する。例えば、SNMPトラップのSpecific Trap Type255には、装置の削除を示す値が格納される。
ここで、装置情報は、MIB514から取得された装置101のホスト名及びIPアドレスが含まれる。
監視サーバ130は、SNMPトラップを受信すると、監視データベース140を参照して、当該SNMPトラップに含まれる装置情報と一致する情報を検索する。
検索処理の結果、SNMPトラップに含まれる装置情報と一致する情報が存在しないと判定された場合、監視サーバ130は、すでに監視データベース140から当該装置101の情報が削除されているため、処理を終了する。
一方、検索処理の結果、SNMPトラップに含まれる装置情報と一致する情報が存在すると判定された場合、監視サーバ130は、監視データベース140から装置101の情報を削除する。さらに、監視サーバ130は、詳細情報を生成し、管理サーバ150に生成された詳細情報を送信する。
管理サーバ150は、詳細情報を受信すると、管理データベース160を参照して、詳細情報と一致する情報を検索する。
検索処理の結果、詳細情報と一致する情報が存在しないと判定された場合、管理サーバ150は、すでに管理データベース160から当該装置101の情報が削除されているため、処理を終了する。
一方、検索処理の結果、詳細情報と一致する情報が存在すると判定された場合、管理サーバ150は、管理データベース160から装置101の情報を削除する。
図14は、本発明の実施例1における処理の流れを説明するシーケンス図である。図14では、テナント100から装置101が削除された場合に実行される処理を示す。
テナント100から装置101が削除されると、当該装置101との間の接続が切断される(ステップS401)。
終端装置110は、接続が切断された装置101の装置情報を含むSNMPトラップを生成する(ステップS402)。終端装置110は、生成されたSNMPトラップを監視サーバ130に送信する(ステップS403)。
具体的には、終端装置110は、MIB514から接続が切断された装置101の情報を取得し、取得された情報に基づいて装置情報を含むSNMPトラップを生成する。このとき、終端装置110は、MIB514から接続が切断された装置101の情報を削除してもよい。
監視サーバ130は、SNMPトラップに含まれる装置情報に基づいて、監視データベース140の検索処理を実行する(ステップS404)。監視サーバ130は、監視データベース140から、接続が切断された装置101の情報を削除する(ステップS405)。さらに、監視サーバ130は、管理サーバ150に詳細情報を送信する(ステップS406)。
管理サーバ150は、受信した装置情報に基づいて、管理データベース160の検索処理を実行する(ステップS407)。管理サーバ150は、管理データベース160から削除された装置101の情報を削除する(ステップS408)。
以上で説明したように、本実施例では、装置101と終端装置110との接続が切断されると、監視サーバ130及び管理サーバ150によって、監視データベース140及び管理データベース160から当該装置101の情報が自動的に削除される。これによって、SaaS型コンタクトセンタシステムの管理コストを低減することができる。また、テナント100の構成変更、又は新規テナント100の追加に迅速に対応することが可能となる。
以下、監視サーバ130及び管理サーバ150が実行する処理の詳細について説明する。
図15は、本発明の実施例1における監視サーバ130が実行する処理を説明するフローチャートである。
監視サーバ130は、終端装置110からSNMPトラップを受信すると(ステップS501)、当該SNMPトラップに含まれる装置情報に基づいて、監視データベース140を検索する(ステップS502)。具体的には、以下のような処理が実行される。
監視サーバ130は、装置情報からホスト名及び装置101のIPアドレスを取得し、また、SNMPトラップから終端装置110のIPアドレスを取得する。
監視サーバ130は、取得された終端装置110のIPアドレスに基づいて、参照する監視情報600を特定する。さらに、監視サーバ130は、特定された監視情報600を参照し、ホスト名602及びIPアドレス603が取得されたホスト名及びIPアドレスと一致するエントリを検索する。
以上がステップS502の処理である。
次に、監視サーバ130は、検索結果に基づいて、装置101の情報が削除済みであるか否かを判定する(ステップS503)。すなわち、ホスト名602及びIPアドレス603が取得されたホスト名及びIPアドレスと一致するエントリが存在するか否かが判定される。ホスト名602及びIPアドレス603が取得されたホスト名及びIPアドレスと一致するエントリが存在する場合、監視サーバ130は、監視データベース140から装置101の情報が削除されていないと判定する。
装置101の情報が削除済みであると判定された場合、監視サーバ130は、処理を終了する。
装置101の情報が削除されていないと判定された場合、監視サーバ130は、SNMPトラップを受信してから一定期間経過したか否かを判定する(ステップS504)。
本実施例では、監視サーバ130に予め判定時間を設定しておくものとする。この場合、監視サーバ130は、SNMPトラップを受信してから判定時間が経過したか否かを判定する。これは、テナント100において装置101と終端装置110との間の接続が瞬断された場合等に、当該装置101の情報が削除されるのを防止するためである。
SNMPトラップを受信してから一定期間経過していないと判定された場合、監視サーバ130は、判定時間が経過するまで待ち続ける。
SNMPトラップを受信してから一定期間経過したと判定された場合、監視サーバ130は、詳細情報を生成し、生成された詳細情報を管理サーバ150に送信する(ステップS505)。ここで、詳細情報には、装置情報、及び終端装置110のIPアドレスが含まれる。
監視サーバ130は、監視データベース140から接続が切断された装置101の情報を削除し(ステップS506)、処理を終了する。
具体的には、監視サーバ130は、ステップS502において特定された監視情報600から、接続が切断された装置101のエントリを削除する。
なお、監視サーバ130は、判定時間が経過する前に、装置101の接続が検出された旨を通知するSNMPトラップを受信した場合、処理を終了する。これは、監視データベース140及び管理データベース160の更新処理が必要ないためである。
なお、処理の整合性を保つことができる場合には、処理の順番を変更してもよい。例えば、監視サーバ130は、監視データベース140を更新した後に、詳細情報を送信してもよい。
図16は、本発明の実施例1における管理サーバ150が実行する処理を説明するフローチャートである。
管理サーバ150は、監視サーバ130から詳細情報を受信すると(ステップS601)、当該詳細情報に基づいて、管理データベース160を検索する(ステップS602)。具体的には、以下のような処理が実行される。
管理サーバ150は、詳細情報から装置101のホスト名及びIPアドレスを取得する。また、管理サーバ150は、詳細情報から終端装置110のIPアドレスを取得する。
管理サーバ150は、取得された終端装置110のIPアドレスに基づいて、参照する管理情報700を特定する。さらに、監視サーバ130は、特定された管理情報700を参照し、ホスト名704及びIPアドレス705が取得されたホスト名及びIPアドレスと一致するエントリを検索する。
以上がステップS602の処理である。
次に、管理サーバ150は、検索結果に基づいて、装置101の情報が削除済みであるか否かを判定する(ステップS603)。すなわち、ホスト名704及びIPアドレス705が取得されたホスト名及びIPアドレスと一致するエントリが存在するか否かが判定される。ホスト名704及びIPアドレス705が取得されたホスト名及びIPアドレスと一致するエントリが存在する場合、監視サーバ130は、装置101の情報が削除されていないと判定する。
装置101の情報が削除済みであると判定された場合、管理サーバ150は、処理を終了する。
装置101の情報が削除されていないと判定された場合、管理サーバ150は、管理データベース160から削除された装置101の情報を削除し(ステップS604)、処理を終了する。
具体的には、管理サーバ150は、ステップS302において特定された管理情報700から、接続が切断された装置101のエントリを削除する。
なお、処理の整合性を保つことができる場合には、処理の順番を変更してもよい。
なお、テナント100が削除される場合、テナント100に含まれる全ての装置に対して、図15及び図16に示す処理が繰り返し実行される。
本実施例では、管理サーバ150が、監視項目特定情報414を保持していたが、監視サーバ130が監視項目特定情報414を保持してもよい。この場合、以下のように処理が実行される。
監視サーバ130は、管理サーバ150から処理完了通知を受信すると、管理サーバ150に管理データベース160の参照要求を送信する。これによって、追加された装置101の用途の情報を取得する。
監視サーバ130は、取得された用途に基づいて、監視項目特定情報414を参照して、監視項目を特定する。なお、監視項目の特定方法は、ステップS305と同一の方法を用いる。この場合、管理サーバ150のステップS305の処理を省略することができる。
実施例1では、監視サーバ130は、判定時間が経過した後に、監視データベース140から装置101の情報を削除していたが、実施例2では、テナント100の業務状態に基づいて監視データベース140を更新する点が異なる。以下、実施例1との差異を中心に実施例2について説明する。
実施例2のSaaS型コンタクトセンタシステムの構成は実施例1と同一であるため説明を省略する。実施例2の監視サーバ130、管理サーバ150、及び終端装置110の構成は実施例1と同一であるため説明を省略する。また、実施例2の監視情報600、管理情報700、及び監視項目特定情報414は、実施例1と同一であるため説明を省略する。
また、テナント100に装置101が追加された時に実行される処理は、実施例1と同一の処理であるため説明を省略する。
図17は、本発明の実施例2における監視サーバ130が実行する処理を説明するフローチャートである。
ステップS501からステップS503の処理は実施例1と同一である。
ステップS503において、装置101の情報が削除されていないと判定された場合、管理サーバ150は、監視データベース140を参照して、接続が切断された装置101を含むテナント100のサービスが停止しているか否かを判定する(ステップS701)。
具体的には、監視サーバ130は、ステップS502において特定された監視情報600の全てのエントリの監視項目604を参照する。監視サーバ130は、監視項目604の内容に基づいて、接続が切断された装置101を含むテナント100のサービスが停止しているか否かを判定する。
例えば、接続が切断された装置101以外の装置のPing605が全て空欄の場合、テナント100のサービスが停止していると判定される。
接続が切断された装置101を含むテナント100のサービスが停止していないと判定された場合、監視サーバ130は、SaaSコンタクトセンタサービスの管理者に対してアラートを通知し(ステップS702)、処理を終了する。これは、テナント100のサービスが継続中の場合、装置101に障害が発生したものと推定できるためである。したがって、監視情報600及び管理情報700から当該装置101のエントリを削除されない。
接続が切断された装置101を含むテナント100のサービスが停止していると判定された場合、監視サーバ130は、監視サーバ130は、管理サーバ150に詳細情報を送信する(ステップS505)。また、監視サーバ130は、監視データベース140から接続が切断された装置101の情報を削除し(ステップS506)、処理を終了する。
なお、処理の整合性を保つことができる場合には、処理の順番を変更してもよい。例えば、監視サーバ130は、監視データベース140を更新した後に、詳細情報を送信してもよい。
管理サーバ150が実行する処理は、実施例1の図16に示す処理と同一であるため説明を省略する。
本発明によれば、テナントの装置構成が変更された場合に、SaaSコンタクトセンタサービス側に必要な情報が自動的に反映される。このため、ユーザ側の管理者、及びSaaSコンタクトセンタサービス提供側の管理者の運用コスト及び管理コストを低減することができる。また、テナント100の構成変更、又は新規テナント100の追加に迅速に対応することが可能となる。また、監視データベース140及び管理データベース160には、適切な情報が登録されるため、情報の入力ミス等の人為的なミスの発生を防ぐことができる。
なお、本実施例で例示した種々のソフトウェアは、電磁的、電子的及び光学式等の種々の記録媒体(例えば、非一時的な記憶媒体)に格納可能であり、インターネット等の通信網を通じて、コンピュータにダウンロード可能である。本実施例では、ソフトウェアによる制御を用いた例について説明したが、その一部をハードウェアによって実現することも可能である。
以上、本発明を添付の図面を参照して詳細に説明したが、本発明はこのような具体的構成に限定されるものではなく、添付した請求の範囲の趣旨内における様々な変更及び同等の構成を含むものである。
100 テナント
101 装置
110 終端装置
120 コアスイッチ
130 監視サーバ
140 監視データベース
150 管理サーバ
160 管理データベース
170 データセンタ
180 監視センタ
190 WAN
311 SNMPマネージャ
312 監視データベース制御部
313 通信制御部
411 管理部
412 管理データベース制御部
413 通信制御部
414 監視項目特定情報
511 終端処理部
512 SNMPエージェント
513 通信制御部
514 MIB
600 監視情報
700 管理情報

Claims (10)

  1. 計算機及びネットワーク装置を備える計算機システムであって、
    前記計算機は、第1のプロセッサ、前記第1のプロセッサに接続される第1のメモリ、前記第1のプロセッサに接続される第1のネットワークインタフェースを有し、
    前記ネットワーク装置は、第2のプロセッサ、前記第2のプロセッサに接続される第2のメモリ、前記第2のプロセッサに接続される第2のネットワークインタフェースを有し、
    前記計算機システムは、前記計算機を用いて構成される、所定の業務を実行するユーザシステム、前記所定の業務に必要な機能を提供するデータセンタ、前記ユーザシステムの稼働状態を監視する監視サーバ、及び前記計算機システムの構成を管理する管理サーバ、を含み、
    前記計算機システムは、
    監視対象の装置の稼働状況に関する情報を格納する監視データベースと、
    管理対象の装置に関する情報を格納する管理データベースと、を保持し、
    前記ユーザシステムの装置構成の変更を検出した場合に、前記装置構成の変更内容を含む通知情報を前記監視サーバに送信する監視エージェントと、
    前記監視エージェントを管理する監視マネージャと、
    前記装置構成の変更内容に基づいて前記監視データベースを更新する監視データベース制御部と、
    前記装置構成の変更内容に基づいて前記管理データベースを更新する管理データベース制御部と、を備え、
    前記監視エージェントは、前記ユーザシステムの装置構成の変更を検出した場合に、前記通知情報を生成して、前記監視マネージャに、前記生成された通知情報を送信し、
    前記監視マネージャは、前記管理データベース制御部に、前記装置構成の詳細な変更内容を含む詳細情報を送信し、
    前記監視データベース制御部は、前記通知情報に含まれる前記装置構成の変更内容に基づいて、前記監視データベースを更新し、
    前記管理データベース制御部は、前記詳細情報に含まれる前記装置構成の詳細な変更内容に基づいて、前記管理データベースを更新することを特徴とする計算機システム。
  2. 請求項1に記載の計算機システムであって、
    前記計算機システムは、前記装置の監視対象を示す監視項目に関する監視項目特定情報を保持し、
    前記監視データベースは、少なくとも、前記装置のホスト名、前記装置のIPアドレス、及び前記装置の監視項目が対応づけられた監視情報を含み、
    前記管理データベースは、少なくとも、前記装置のホスト名、前記装置のIPアドレス、及び前記装置の用途が対応づけられた管理情報を含み、
    前記監視項目特定情報は、前記装置の用途、及び前記装置の監視項目が対応づけられたエントリを含み、
    前記監視エージェントは、前記ユーザシステムに新規装置が追加されたことを検出した場合に、装置の追加を示す情報、前記新規装置のホスト名、及び前記新規装置のIPアドレスを含む前記通知情報を生成し、
    前記監視マネージャは、前記通知情報を受信した後、前記監視エージェントに、前記装置構成の詳細な変更内容の取得要求を送信し、
    前記監視エージェントは、前記取得要求に基づいて、前記ユーザシステムに問い合わせをすることによって、前記新規装置のホスト名、前記新規装置のIPアドレス、及び前記新規装置の用途を含む前記詳細情報を取得して、前記監視マネージャに、前記取得された詳細情報を送信し、
    前記管理データベース制御部は、
    前記詳細情報に含まれる前記新規装置の用途に基づいて前記監視項目特定情報を参照して、前記新規装置の監視項目を特定し、
    前記監視データベース制御部に、前記特定された新規装置の監視項目を含む処理完了通知を送信し、
    少なくとも、前記新規装置のホスト名、前記新規装置のIPアドレス、及び前記新規装置の用途が対応づけられた前記管理情報を前記管理データベースに格納し、
    前記監視データベース制御部は、少なくとも、前記新規装置のホスト名、前記新規装置のIPアドレス、及び前記新規装置の監視項目が対応づけられた前記監視情報を前記監視データベースに格納することを特徴とする計算機システム。
  3. 請求項2に記載の計算機システムであって、
    前記監視エージェントは、前記ユーザシステムの前記装置の接続が切断されたことを検出した場合に、装置の削除を示す情報、接続の切断が検出された前記装置のホスト名、及び前記接続の切断が検出された装置のIPアドレスを含む前記通知情報を生成し、
    前記監視データベース制御部は、
    前記通知情報に基づいて前記監視データベースを参照して、前記接続の切断が検出された装置に対応する前記監視情報を検索し、
    前記通知情報を受信してから所定の時間が経過した後に、前記監視データベースから前記検索された監視情報を削除し、
    前記監視マネージャは、前記接続の切断が検出された装置のホスト名、及び前記接続の切断が検出された装置のIPアドレスを含む前記詳細情報を生成して、前記管理データベースに、前記生成された詳細情報を送信し、
    前記管理データベース制御部は、
    前記詳細情報に基づいて前記管理データベースを参照して、前記接続の切断が検出された装置に対応する前記管理情報を検索し、
    前記管理データベースから、前記検索された管理情報を削除することを特徴とする計算機システム。
  4. 請求項2に記載の計算機システムであって、
    前記監視エージェントは、前記ユーザシステムの前記装置の接続が切断されたことを検出した場合に、装置の削除を示す情報、前記接続の切断が検出された装置のホスト名、及び前記接続の切断が検出された装置のIPアドレスを含む前記通知情報を生成し、
    前記監視データベース制御部は、
    前記通知情報に基づいて前記監視データベースを参照して、前記接続の切断が検出された装置に対応する前記監視情報を検索し、
    前記管理データベース制御部に前記接続の切断が検出された装置を含む前記ユーザシステムの稼働状況を問い合わせて、前記問い合わせに対する応答に基づいて、前記ユーザシステムが実行するサービスが停止しているか否かを判定し、
    前記ユーザシステムが実行するサービスが停止していないと判定された場合、前記ユーザシステムに通知するアラートを生成し、
    前記ユーザシステムが実行するサービスが停止していると判定された場合、前記監視データベースから前記検出された監視情報を削除し、
    前記監視マネージャは、前記接続の切断が検出された装置のホスト名、及び前記接続の切断が検出された装置のIPアドレスを含む前記詳細情報を生成して、前記管理データベースに、前記生成された詳細情報を送信し、
    前記管理データベース制御部は、
    前記詳細情報に基づいて前記管理データベースを参照して、前記接続の切断が検出された装置に対応する前記管理情報を検索し、
    前記管理データベースから、前記検索された管理情報を削除することを特徴とする計算機システム。
  5. 請求項2に記載の計算機システムであって、
    前記監視マネージャと前記監視エージェントとの間では、SNMPに基づいた通信を行い、
    前記通知情報は、SNMPトラップであることを特徴とする計算機システム。
  6. 計算機及びネットワーク装置を備える計算機システムにおけるシステム管理方法であって、
    前記計算機は、第1のプロセッサ、前記第1のプロセッサに接続される第1のメモリ、前記第1のプロセッサに接続される第1のネットワークインタフェースを有し、
    前記ネットワーク装置は、第2のプロセッサ、前記第2のプロセッサに接続される第2のメモリ、前記第2のプロセッサに接続される第2のネットワークインタフェースを有し、
    前記計算機システムは、前記計算機を用いて構成される、所定の業務を実行するユーザシステム、前記所定の業務に必要な機能を提供するデータセンタ、前記ユーザシステムの稼働状態を監視する監視サーバ、及び前記計算機システムの構成を管理する管理サーバ、を含み、
    前記計算機システムは、
    前記監視サーバによって管理され、監視対象の装置の稼働状況に関する情報を格納する監視データベースと、
    前記管理サーバによって管理され、管理対象の装置に関する情報を格納する管理データベースと、を保持し、
    前記方法は、
    前記ユーザシステムに接続される前記ネットワーク装置が、前記ユーザシステムの装置構成の変更を検出した場合に、前記ユーザシステムの装置構成の変更内容を含む通知情報を生成して、前記監視サーバに、前記生成された通知情報を送信する第1のステップと、
    前記監視サーバが、前記管理サーバに、前記装置構成の詳細な変更内容を含む詳細情報を送信する第2のステップと、
    前記監視サーバが、前記通知情報に含まれる前記装置構成の変更内容に基づいて、前記監視データベースを更新する第3のステップと、
    前記管理サーバが、前記詳細情報に含まれる前記装置構成の詳細な変更内容に基づいて、前記管理データベースを更新する第4のステップと、を含むことを特徴とするシステム管理方法。
  7. 請求項6に記載のシステム管理方法であって、
    前記計算機システムは、前記装置の監視対象を示す監視項目に関する監視項目特定情報を保持し、
    前記監視データベースは、少なくとも、前記装置のホスト名、前記装置のIPアドレス、及び前記装置の監視項目が対応づけられた監視情報を含み、
    前記管理データベースは、少なくとも、前記装置のホスト名、前記装置のIPアドレス、及び前記装置の用途が対応づけられた管理情報を含み、
    前記監視項目特定情報は、前記装置の用途、及び前記装置の監視項目が対応づけられたエントリを含み、
    前記第1のステップでは、前記ユーザシステムに新規装置が追加されたことを検出した場合に、装置の追加を示す情報、前記新規装置のホスト名、及び前記新規装置のIPアドレスを含む前記通知情報を生成し、
    前記第2のステップは、
    前記監視サーバが、前記通知情報を受信した後、前記ユーザシステムに接続されるネットワーク装置に、前記装置構成の詳細な変更内容の取得要求を送信するステップと、
    前記ユーザシステムに接続されるネットワーク装置が、前記取得要求に基づいて、前記ユーザシステムに問い合わせをすることによって、前記新規装置のホスト名、前記新規装置のIPアドレス、及び前記新規装置の用途を含む前記詳細情報を取得して、前記監視サーバに、前記取得された詳細情報を送信するステップと、を含み、
    前記第4のステップは、
    少なくとも、前記新規装置のホスト名、前記新規装置のIPアドレス、及び新規装置の用途が対応づけられた前記管理情報を前記管理データベースに格納するステップと、
    前記詳細情報に含まれる前記新規装置の用途に基づいて前記監視項目特定情報を参照して、前記新規装置の監視項目を特定するステップと、
    前記監視サーバに、前記特定された新規装置の監視項目を含む処理完了通知を送信するステップと、を含み、
    前記第3のステップでは、
    前記処理完了通知を受信した後に、少なくとも、前記新規装置のホスト名、前記装置のIPアドレス、及び前記新規装置の監視項目が対応づけられた前記監視情報を前記監視データベースに格納することを特徴とするシステム管理方法。
  8. 請求項7に記載のシステム管理方法であって、
    前記第1のステップでは、前記ユーザシステムの前記装置の接続が切断されたことを検出した場合に、装置の削除を示す情報、接続の切断が検出された前記装置のホスト名、及び前記接続の切断が検出された装置のIPアドレスを含む前記通知情報が生成され、
    前記第2のステップは、
    前記通知情報に基づいて前記監視データベースを参照して、前記接続の切断が検出された装置に対応する前記監視情報を検索するステップと、
    前記通知情報を受信してから所定の時間が経過した後に、前記接続の切断が検出された装置のホスト名、及び前記接続の切断が検出された装置のIPアドレスを含む前記詳細情報を生成して、前記管理サーバに、前記生成された詳細情報を送信するステップと、を含み、
    前記第3のステップでは、前記監視データベースから前記検索された監視情報が削除され、
    前記第4のステップは、
    前記詳細情報に基づいて前記管理データベースを参照して、前記接続の切断が検出された装置に対応する前記管理情報を検索するステップと、
    前記管理データベースから、前記検索された管理情報を削除するステップと、を含むことを特徴とするシステム管理方法。
  9. 請求項7に記載のシステム管理方法であって、
    前記第1のステップでは、前記ユーザシステムの前記装置の接続が切断されたことを検出した場合に、装置の削除を示す情報、前記接続の切断が検出された装置のホスト名、及び前記接続の切断が検出された装置のIPアドレスを含む前記通知情報が生成され、
    前記第2のステップは、
    前記通知情報に基づいて前記監視データベースを参照して、前記接続の切断が検出された装置に対応する前記監視情報を検索するステップと、
    前記管理サーバに、前記接続の切断が検出された装置を含む前記ユーザシステムの稼働状況を問い合わせて、前記問い合わせに対する応答に基づいて、前記ユーザシステムが実行するサービスが停止しているか否かを判定するステップと、
    前記ユーザシステムが実行するサービスが停止していないと判定された場合、前記ユーザシステムに通知するアラートを生成するステップと、
    前記ユーザシステムが実行するサービスが停止していると判定された場合、前記接続の切断が検出された装置のホスト名、及び前記接続の切断が検出された装置のIPアドレスを含む前記詳細情報を生成して、前記管理サーバに、前記生成された詳細情報を送信するステップと、を含み、
    前記第3のステップでは、前記監視データベースから前記検出された監視情報を削除され、
    前記第4のステップは、
    前記詳細情報に基づいて前記管理データベースを参照して、前記接続の切断が検出された装置に対応する前記管理情報を検索するステップと、
    前記管理データベースから、前記検索された管理情報を削除するステップと、を含むことを特徴とするシステム管理方法。
  10. 請求項7に記載のシステム管理方法であって、
    前記ユーザシステムに接続される前記ネットワーク装置と前記管理サーバとの間では、SNMPに基づいた通信を行い、
    前記通知情報は、SNMPトラップであることを特徴とするシステム管理方法。
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