JP2014122503A - 落石防護柵 - Google Patents

落石防護柵 Download PDF

Info

Publication number
JP2014122503A
JP2014122503A JP2012279430A JP2012279430A JP2014122503A JP 2014122503 A JP2014122503 A JP 2014122503A JP 2012279430 A JP2012279430 A JP 2012279430A JP 2012279430 A JP2012279430 A JP 2012279430A JP 2014122503 A JP2014122503 A JP 2014122503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mesh
protection fence
net
rock
rock fall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012279430A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6022345B2 (ja
Inventor
Shotaro Sano
翔太郎 佐野
Shigeo Yura
茂男 由良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Metal Products Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel and Sumikin Metal Products Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel and Sumikin Metal Products Co Ltd filed Critical Nippon Steel and Sumikin Metal Products Co Ltd
Priority to JP2012279430A priority Critical patent/JP6022345B2/ja
Priority to PCT/JP2013/080574 priority patent/WO2014097778A1/ja
Priority to TW102145689A priority patent/TW201435181A/zh
Publication of JP2014122503A publication Critical patent/JP2014122503A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6022345B2 publication Critical patent/JP6022345B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01FADDITIONAL WORK, SUCH AS EQUIPPING ROADS OR THE CONSTRUCTION OF PLATFORMS, HELICOPTER LANDING STAGES, SIGNS, SNOW FENCES, OR THE LIKE
    • E01F7/00Devices affording protection against snow, sand drifts, side-wind effects, snowslides, avalanches or falling rocks; Anti-dazzle arrangements ; Sight-screens for roads, e.g. to mask accident site
    • E01F7/04Devices affording protection against snowslides, avalanches or falling rocks, e.g. avalanche preventing structures, galleries
    • E01F7/045Devices specially adapted for protecting against falling rocks, e.g. galleries, nets, rock traps

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)

Abstract

【課題】落石等の落下、転落等による衝撃力が作用した場合であっても、網体の局所破断や、支柱の局部座屈を発生させずに、安定的で信頼性の高い落石防護柵を提供する。
【解決手段】落石9等の落下、転落等による背面側7aからの衝撃力Pを吸収して、落石9等の前面側7bへの落下、転落等を防止する落石防護柵1に関する。左右方向Xに所定の間隔を空けて立設される複数の支柱2と、複数の支柱2の間で複数の支柱2の背面側1aに設けられる網体3とを備え、網体3は、落石9等の衝撃力Pが作用することにより、網体3に形成された網目が変形することができるように、左端部及び右端部が複数の支柱2の各々に設けられた複数の引っ掛け部材に引っ掛けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、落石等の落下、転落等による背面側からの衝撃力を吸収して、落石等の前面側への落下、転落等を防止する落石防護柵に関する。
従来より、落石等が落下、転落等してくる山側と、道路や民家等が設けられる谷側との境界線上に設置して、落石等の谷側への落下、転落等を防止することを目的として、特許文献1に開示される落石防護柵が提案されている。
特許文献1に開示された落石防護柵は、左右方向に所定の間隔を空けて立設された複数の支柱の間に、弾性係数の異なる2種類のロープにより構成されるケーブルを複数段に張設して、これらのケーブルによって落石等の山側からの落下、転落等による背面側からの衝撃力を吸収するものである。
特許文献1に開示された落石防護柵は、基礎に立設された複数の支柱及び複数段に張設されたケーブルに対して、これら複数の支柱及びケーブルを背面側から金網で覆い、基礎から離間して設けられた間隔保持材により、この金網をケーブルに固定するものである。
特開2011−47154号公報
しかし、特許文献1に開示された落石防護柵は、複数のケーブルの何れかで落石等の衝撃力Pを吸収するものであり、図20に示すように、複数段に張設された複数のケーブルの何れかに落石等が衝突した場合に、この落石等の衝撃力Pが一部のケーブルに集中して作用することになるため、この一部のケーブルが局所破断することになり、この局所破断した部位から、落石等が谷側に落下、転落等するおそれがあるという問題点があった。
また、特許文献1に開示された落石防護柵は、複数段に張設された複数のケーブルの何れかに落石等が衝突した場合に、一部のケーブルに作用した落石等の衝撃力Pが、このケーブルを介して支柱の一部に集中して伝達されることになり、支柱の一部に集中して伝達された衝撃力Pによって支柱の一部が局部座屈して、局部座屈した支柱が落石等の衝撃力Pに抵抗することができずに、落石等が谷側に落下、転落等するおそれがあるという問題点があった。
さらに、特許文献1に開示された落石防護柵は、複数の支柱の間でケーブルが余長なくタイトに張設されるものであり、落石等の落下、転落等による衝撃力Pを、主に、ケーブルの軸芯方向の弾性変形によって吸収させるものであるため、衝撃力Pの吸収が十分なものとならずに落石等に突破され、落石等が谷側に落下、転落等するおそれがあるという問題点があった。
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、落石等の落下、転落等による衝撃力が作用した場合であっても、網体の局所破断や、支柱の局部座屈を発生させずに、安定的で信頼性の高い落石防護柵を提供することにある。
第1発明に係る落石防護柵は、落石等の落下、転落等による背面側からの衝撃力を吸収して、落石等の前面側への落下、転落等を防止する落石防護柵であって、左右方向に所定の間隔を空けて立設される複数の支柱と、前記複数の支柱の間で前記複数の支柱の背面側に設けられる網体とを備え、前記網体は、落石等の衝撃力が作用することにより、前記網体に形成された網目が変形することができるように、左端部及び右端部が前記複数の支柱の各々に設けられた複数の引っ掛け部材に引っ掛けられることを特徴とする。
第2発明に係る落石防護柵は、第1発明において、前記引っ掛け部材は、前記複数の支柱の各々の上部、下部及び中間部に、前記複数の支柱の各々の背面側の側壁から突出させて延びるように設けられた棒部材であることを特徴とする。
第3発明に係る落石防護柵は、第2発明において、前記棒部材は、角部のない断面形状であることを特徴とする。
第4発明に係る落石防護柵は、第2発明又は第3発明において、前記網体は、略菱形状、略亀甲形状又は略リング形状の前記網目が形成され、前記左端部及び前記右端部の前記網目が、前記複数の棒部材の各々に引っ掛けられることを特徴とする。
第5発明に係る落石防護柵は、第1発明〜第4発明の何れかにおいて、前記網体の上端部と連結されるとともに、前記複数の支柱の各々の上部に余長を有して架設される上部索状体、及び、前記網体の下端部に連結されるとともに、前記複数の支柱の各々の下部に余長を有して架設される下部索状体の何れか一方又は両方をさらに備えることを特徴とする。
第6発明に係る落石防護柵は、第1発明〜第5発明の何れかにおいて、前記網体が前記複数の棒部材の各々に載せ置かれた状態で、前記網体よりも前記支柱の背面側に設けられる板材をさらに備えることを特徴とする。
第7発明に係る落石防護柵は、第1発明〜第6発明の何れかにおいて、前記網体は、中央部における線材の強度よりも、前記左端部及び前記右端部における線材の強度の方が高いか、又は、複数本の線材が編み込まれることを特徴とする。
第8発明に係る落石防護柵は、第1発明〜第7発明の何れかにおいて、複数の前記網体が重ね合わされて用いられることを特徴とする。
第1発明〜第8発明によれば、網目の変形が阻害されることなく、網目が上下方向に潰れるととともに左右方向に伸長して変形することで、網体の線材そのものが軸芯方向に伸長し、落石等の衝撃力を網体の線材の軸芯方向の伸長によって効率的に吸収することが可能となる。第1発明〜第8発明によれば、網体を支柱の棒部材の上に載せ置いて、溶接、締付等による固定をすることなく、自由に動く状態で引っ掛けることができ、簡易な作業によって効率的に網体を設けることが可能となる。
また、第1発明〜第8発明によれば、網体の網目の変形と網体の線材の軸芯方向の伸長とによって、落石等の衝撃力を網体の全体に亘って伝達させることができ、落下、転落してきた落石等を網体で捕捉したときに、落石等の衝撃力を網体の全体に均等に伝達させて小さくすることができ、網体の局所破断を防止して、安定した衝撃力吸収性能を発揮させることが可能となる。
さらに、第1発明〜第8発明によれば、落石等の衝撃力が網体の全体に均等に伝達されることにより、網体の左端部及び右端部から支柱の引っ掛け部材に伝達される衝撃力を、支柱の上部から下部まで分散させることができ、網体の如何なる位置で落石等を捕捉した場合であっても、支柱の引っ掛け部材に分布荷重として衝撃力を伝達させることができ、安定した衝撃力吸収性能を発揮させることが可能となる。
特に、第2発明、第3発明によれば、角部のない断面形状の棒部材を用いるものであるため、棒部材の角部による網体の網目の一部への応力集中を回避することができ、網体の局所破断を回避することが可能となる。
特に、第5発明によれば、網体の上端部が下方向に所定の距離だけ移動した後に、上部索状体によって下方向の移動が制限され、複数の網目の上下方向の変形により、網体の高さが低くなり過ぎることを回避することができ、網体の上方を乗り越えて落石等が落下、転落等することを防止することが可能となる。また、第5発明によれば、網体の下端部が上方向に所定の距離だけ移動した後に、下部索状体によって上方向の移動が制限され、複数の網目の上下方向の変形により、網体の下方の間隙が大きくなり過ぎることを回避することができ、網体の下方を通過して落石等が落下、転落することを防止することが可能となる。
特に、第6発明によれば、網体の左端部及び右端部が、支柱の棒部材において前後方向に想定以上に移動することを制限し、網体の支柱の棒部材からの離脱を防止して、安定した衝撃力吸収性能を発揮させることが可能となる。また、第6発明によれば、網体の左端部及び右端部から支柱の棒部材に伝達される衝撃力を、1枚の板材を介して支柱の上部から下部までさらに分散させることができ、さらに安定した衝撃力吸収性能を発揮させることが可能となる。
特に、第7発明によれば、網体の中央部に比べて左端部及び右端部の方が破断しやすいため、破断しやすい網体の左端部及び右端部のみを補強して、経済的な網体を提供することが可能となる。
特に、第8発明によれば、複数の網体により、さらに衝撃力吸収性能を向上させることが可能となり、また、拘束されていない複数の網体を重ね合わせることで、複数の網体が自然と左右方向及び上下方向にずれて網目が細かくなることになり、小さな石も捕捉することが可能となる。
本発明に係る落石防護柵が山側と谷側とを隔てる境界線上に複数設けられた状態を示す斜視図である。 本発明に係る落石防護柵の第1実施形態を示す側面図である。 本発明に係る落石防護柵の第1実施形態を示す平面図である。 (a)は、本発明に係る落石防護柵の支柱を示す平面図であり、(b)は、本発明に係る落石防護柵の支柱を示す背面図である。 (a)は、本発明に係る落石防護柵の支柱を示す斜視図であり、(b)は、本発明に係る落石防護柵の支柱の変形例を示す斜視図であり、(c)は、本発明に係る落石防護柵の支柱の他の変形例を示す斜視図である。 本発明に係る落石防護柵の網体を示す背面図である。 本発明に係る落石防護柵の網体の変形例を示す背面図である。 本発明に係る落石防護柵の網体の他の変形例を示す背面図である。 本発明に係る落石防護柵の網体の網目を示す拡大背面図である。 本発明に係る落石防護柵の第1実施形態を示す背面図である。 (a)は、本発明に係る落石防護柵の支柱の棒部材に網体の網目が載せ置かれた状態を示す拡大背面図であり、(b)は、本発明に係る落石防護柵の支柱の棒部材に載せ置かれた網体の網目が左右方向に移動した状態を示す拡大背面図である。 (a)は、本発明に係る落石防護柵の支柱の棒部材に網体の網目が載せ置かれた状態の変形例を示す拡大背面図であり、(b)は、本発明に係る落石防護柵の支柱の棒部材に載せ置かれた網体の網目が変形した状態を示す拡大背面図である。 本発明に係る落石防護柵の網体が落石等を捕捉した状態を示す斜視図である。 本発明に係る落石防護柵の第1実施形態において複数の網体が重ねられた状態示す平面図である。 本発明に係る落石防護柵の第1実施形態において網体が落石等を捕捉した状態を示す背面図である。 本発明に係る落石防護柵の第2実施形態を示す背面図である。 本発明に係る落石防護柵の第2実施形態において網体が落石等を捕捉した状態を示す背面図である。 本発明に係る落石防護柵の第3実施形態を示す平面図である。 本発明に係る落石防護柵の第3実施形態を示す斜視図である。 従来の落石防護柵が落石等を捕捉した状態を示す正面図である。
以下、本発明を適用した落石防護柵1を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明を適用した落石防護柵1は、図1に示すように、落石9等が落下、転落等してくる山側7aと、道路や民家等が設けられる谷側7bとの境界線7上に、複数並べて設置される。
本発明を適用した落石防護柵1は、第1実施形態において、図2に示すように、基礎や地面等に立設される複数の支柱2と、落石9等が落下、転落等してくる山側7aで、複数の支柱2に対する背面側1aに設けられる網体3とを備える。本発明を適用した落石防護柵1は、落下、転落等してくる落石9等を、網体3で捕捉することにより、複数の支柱2に対する谷側7bの前面側1bに、落石9等を落下、転落等させないために設置されるものである。
複数の支柱2は、図3に示すように、左右方向Xに所定の間隔を空けて、支柱2の基端部を基礎や地面等に埋め込むことにより立設される。複数の支柱2は、例えば、隣り合う2本の支柱2が左右方向Xに3m程度の間隔を空けた状態で、上下方向Yの高さが2m程度となるように立設される。なお、複数の支柱2は、隣り合う2本の支柱2が左右方向Xに20m程度の間隔を空けるとともに、上下方向Yの高さが10m程度となるものまでを想定している。
各々の支柱2は、図4(a)に示すように、略矩形断面の角形鋼管が用いられ、背面側1aの背面側壁2aと、前面側1bの前面側壁2bとを備える。各々の支柱2は、これに限らず、略円形断面の円形鋼管が用いられてもよく、材質も鋼材に限られない。各々の支柱2は、中空状のものに限られず、中実状のものが用いられてもよく、H形鋼等が用いられてもよい。
各々の支柱2は、図4(b)に示すように、支柱2の背面側壁2aの左右方向Xの略中央から、前後方向Zの背面側1aに突出させて延びるように設けられた複数の引っ掛け部材20として、複数の棒部材21を有する。引っ掛け部材20は、棒部材21に限らず、フック部材等が用いられてもよい。各々の支柱2は、支柱2の背面側壁2aにおいて、支柱2の上部2c及び下部2dの各々に棒部材21が設けられるとともに、中間部2eに所定の数量の棒部材21が設けられる。
棒部材21は、図5(a)に示すように、所定の長さを有する略円形断面の丸鋼の基端部を溶接等により固定することで、支柱2の背面側壁2aに設けられる。また、棒部材21は、図5(b)に示すように、略楕円形断面の鋼材の基端部を溶接等により固定することで、支柱2の背面側壁2aに設けられてもよい。棒部材21は、これに限らず、ボルトや、異形棒鋼等が用いられてもよく、また、如何なる態様で固定されていてもよく、材質も鋼材に限られない。さらに、棒部材21は、角部のないものであれば、如何なる断面形状のものが用いられてもよく、略小判形断面のものや、略矩形断面の角部を湾曲させて面取りさせたもの、角部のないものと同視できる程度に略多角形状断面とされたものであってもよい。
また、棒部材21は、図5(c)に示すように、支柱2の背面側壁2a及び前面側壁2bにおいて、支柱2の背面側壁2a及び前面側壁2bを前後方向Zに貫通させて形成された貫通孔22に、棒部材21を架設させて設けられてもよい。このとき、棒部材21は、支柱2の前面側壁2bにおいて、棒部材21の端部をネジ切りして両側からナットで締め込む等により固定されてもよい。
網体3は、図6に示すように、複数の金属製の線材31を組み合わせることにより、略菱形状の複数の網目32が形成される。また、網体3は、図7に示すように、複数の鋼製の線材31を組み合わせることにより、略亀甲形状の複数の網目32が形成されてもよい。さらに、網体3は、図8に示すように、複数の鋼製の線材31を輪状に組み合わせることにより、略リング形状の複数の網目32が形成されてもよい。網体3は、これに限らず、ポリエチレン樹脂等の樹脂製等の線材31が用いられてもよい。
網目32は、図6に示すように、上下方向Yに延びる線材31を左右方向Xに交互に折り曲げて、この線材31の折り曲げられた部位を溶接することなく引っ掛けて、左右方向Xに複数の線材31を連結させることにより形成される。網目32は、これに限らず、左右方向Xに延びる線材31を上下方向Yに交互に折り曲げて、上下方向Yに複数の線材31を連結させることにより形成されてもよい。
各々の網目32は、図9に示すように、交互に折り曲げられた複数の線材31を連結させることにより、左方向に突出する左隅部32aと、右方向に突出する右隅部32bと、上方向に突出する上隅部32cと、下方向に突出する下隅部32dとが形成されることになる。
網体3は、図10に示すように、網体3の左端部3a及び右端部3bにおいて、上下方向Yに並べられた複数の網目32を、支柱2の背面側壁2aの棒部材21に引っ掛けるようにして、隣り合う2本の支柱2の間に設けられる。網体3は、これに限らず、網体3の左端部3a及び右端部3bにおいて、上下方向Yに並べられた複数の網目32を、支柱2の背面側壁2aの棒部材21に一つ置きに引っ掛けるようにして設けられてもよい。
網体3は、図11(a)に示すように、網体3の左端部3a及び右端部3bにおいて、上下方向Yに並べられた複数の網目32の上隅部32cが、支柱2の背面側壁2aの棒部材21の上に載せ置かれて、溶接、締付等による固定を必要としないで、自由に動く状態で引っ掛けられ、簡易な作業によって効率的に網体3を設けることが可能となる。網体3は、図11(b)に示すように、落石9等の衝撃力Pが網体3に作用することによって全体的に引っ張られ、網体3の左端部3a及び右端部3bにおいて、網目32の左隅部32a又は右隅部32bが、支柱2の背面側壁2aの棒部材21に引っ掛かることになる。
このとき、網体3は、落石9等の衝撃力Pが網体3に作用することにより、網体3の左端部3aが、網目32の上隅部32cから左隅部32aまでの所定の距離だけ、左右方向Xと上下方向Yに移動するとともに、網体3の右端部3bが、網目32の上隅部32cから右隅部32bまでの所定の距離だけ、左右方向Xと上下方向Yに移動することになる。
また、網体3は、図12(a)に示すように、網体3の左端部3a及び右端部3bにおいて、上下方向Yに並べられた複数の網目32の左隅部32a及び右隅部32bが、支柱2の背面側壁2aの棒部材21に引っ掛けられてもよい。このとき、網体3は、図12(b)に示すように、落石9等の衝撃力Pが網体3に作用することによって全体的に引っ張られ、網体3の左端部3a及び右端部3bにおいて、各々の網目32の左隅部32a及び右隅部32bが左右方向Xに離間するとともに、各々の網目32の上隅部32c及び下隅部32dが上下方向Yに接近するように変形することになる。
本発明を適用した落石防護柵1は、略円形断面又は略楕円形断面等の角部のない断面形状の棒部材21を用いるものであるため、棒部材21の角部による網体3の網目32の一部への応力集中を回避することができ、網体3の局所破断を回避することが可能となる。
なお、本発明を適用した落石防護柵1は、例えば、図11に示すように、支柱2の背面側壁2aの棒部材21に引っ掛けられる線材31の第1部位31aの方が、支柱2の背面側壁2aの棒部材21に引っ掛けられない線材31の第2部位31bよりも、網体3の線材31の強度を高いものとすることができる。このようにして、本発明を適用した落石防護柵1は、網体3の中央部3eにおける線材31の強度よりも、網体3の左端部3a及び右端部3bにおける線材31の強度の方を高いものとすることもできる。また、本発明を適用した落石防護柵1は、網体3の左端部3a及び右端部3bにおける線材31を網体3の中央部3eにおける線材31よりも太くすることで、網体3の中央部3eにおける線材31の強度よりも、網体3の左端部3a及び右端部3bにおける線材31の強度の方を高いものとすることもできる。さらに、本発明を適用した落石防護柵1は、網体3の左端部3a及び右端部3bにおいて、複数本の線材31を寄り合わせて編み込むこともできる。これにより、本発明を適用した落石防護柵1は、網体3の中央部3eに比べて左端部3a及び右端部3bの方が破断しやすいため、破断しやすい網体3の左端部3a及び右端部3bのみを補強して、経済的な網体3を提供することが可能となる。
本発明を適用した落石防護柵1は、図13に示すように、落下、転落してきた落石9等を、網体3で捕捉したときに、落石9等の衝撃力Pが網体3に全体的に作用して、網体3が左右方向X、上下方向Y及び前後方向Zに全体的に変形することになる。
本発明を適用した落石防護柵1は、第1実施形態において、図14に示すように、網目32の変形が阻害されることなく、略菱形状の網目32が上下方向Yに潰れるととともに左右方向Xに伸長し、落石9等の衝撃力Pを網体3の網目32の変形によって効率的に吸収することが可能となる。
本発明を適用した落石防護柵1は、落下、転落してきた落石9等を、網体3で捕捉したときに、略菱形状の網目32が変形することで、網体3の線材31そのものが軸芯方向に伸長する。これにより、本発明を適用した落石防護柵1は、落石9等の衝撃力Pを網体3の線材31の軸芯方向の伸長によって効率的に吸収することが可能となる。
本発明を適用した落石防護柵1は、網体3が余裕を持って設けられた状態となるため、網体3の網目32の変形と網体3の線材31の軸芯方向の伸長とによって、落石9等の衝撃力Pを網体3の全体に亘って伝達させることができる。これにより、本発明を適用した落石防護柵1は、落下、転落してきた落石9等を、網体3で捕捉したときに、落石9等の衝撃力Pを網体3の全体に均等に伝達させて小さくすることができ、網体3の局所破断を防止して、ケーブル等の索状体を用いることなく、安定した衝撃力吸収性能を発揮させることが可能となる。
また、本発明を適用した落石防護柵1は、落石9等の衝撃力Pが網体3の全体に均等に伝達されることにより、網体3の左端部3a及び右端部3bから支柱2の棒部材21に伝達される衝撃力Pを、支柱2の上部2cから下部2dまで分散させることができる。これにより、本発明を適用した落石防護柵1は、網体3の如何なる位置で落石9等を捕捉した場合であっても、支柱2の棒部材21に分布荷重として衝撃力Pを伝達させることができ、安定した衝撃力吸収性能を発揮させることが可能となる。
本発明を適用した落石防護柵1は、図15に示すように、複数の網体3を前後方向Zに重ね合わされてもよい。これにより、本発明を適用した落石防護柵1は、複数の網体3により、さらに衝撃力吸収性能を向上させることが可能となる。また、本発明を適用した落石防護柵1は、拘束されていない複数の網体3を重ね合わせることで、複数の網体3が自然と左右方向X及び上下方向Yにずれて網目32が細かくなることになり、小さな石も捕捉することが可能となる。
次に、本発明を適用した落石防護柵1の第2実施形態について説明する。なお、上述した構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付すことにより以下での説明を省略する。
本発明を適用した落石防護柵1は、第2実施形態において、図16に示すように、さらに、複数の支柱2の各々の上部2cに架設される上部索状体41と、複数の支柱2の各々の下部2dに架設される下部索状体42とを備える。本発明を適用した落石防護柵1は、これに限らず、上部索状体41及び下部索状体42の何れか一方のみを備えるものとしてもよく、複数の支柱2の各々の中間部2eに架設される図示しない中間索状体を備えるものとしてもよい。
上部索状体41は、隣り合う2本の支柱2の上部2cの棒部材21に、輪状に形成された両端部41aを引っ掛けることにより、左右方向Xに余長を有して架設される。上部索状体41は、網体3の全体的な変形を阻害しないように、網体3の上端部3cの複数の網目32に編み込まれて連結される。上部索状体41は、これに限らず、左右方向Xの複数箇所に連結コイル、クリップ等を用いることにより、網体3の上端部3cの複数の網目32と連結されてもよい。
下部索状体42は、隣り合う2本の支柱2の下部2dの棒部材21に、輪状に形成された両端部42aを引っ掛けることにより、左右方向Xに余長を有して架設される。下部索状体42は、網体3の全体的な変形を阻害しないように、網体3の下端部3dの複数の網目32に編み込まれて連結される。下部索状体42は、これに限らず、左右方向Xの複数箇所に連結コイル、クリップ等を用いることにより、網体3の下端部3dの複数の網目32と連結されてもよい。
上部索状体41及び下部索状体42は、網体3の線材31よりも大径の鋼製ワイヤーロープ等が用いられ、網体3の上端部3c及び下端部3dの結束部分が分離しないように、網体3の上端部3c及び下端部3dを補強することができる。上部索状体41及び下部索状体42は、これに限らず、如何なる材質、形状のものが用いられてもよい。
上部索状体41及び下部索状体42は、左右方向Xに余長を有して架設されるため、落石9等の衝撃力Pが網体3に作用することにより、連結コイル等を介して網体3の上端部3c及び下端部3dに引っ張られ、上下方向Yに所定の距離だけ移動することになる。
本発明を適用した落石防護柵1は、第2実施形態において、図17に示すように、網目32の変形が阻害されることなく、略菱形状の網目32が上下方向Yに潰れるととともに左右方向Xに伸長し、落石9等の衝撃力Pを網体3の網目32の変形によって効率的に吸収することが可能となる。
本発明を適用した落石防護柵1は、落下、転落してきた落石9等を、網体3で捕捉したときに、略菱形状の網目32の変形することで、網体3の線材31そのものが軸芯方向に伸長する。これにより、本発明を適用した落石防護柵1は、落石9等の衝撃力Pを網体3の線材31の軸芯方向の伸長によって効率的に吸収することが可能となる。
ここで、本発明を適用した落石防護柵1は、第2実施形態において、網体3の上端部3cが上下方向Yの下方向に所定の距離だけ移動した後に、上部索状体41によって上下方向Yの下方向の移動が制限される。これにより、本発明を適用した落石防護柵1は、第2実施形態において、複数の網目32の上下方向Yの変形により、網体3の高さが低くなり過ぎることを回避することができ、網体3の上方を乗り越えて落石9等が落下、転落等することを防止することが可能となる。
さらに、本発明を適用した落石防護柵1は、第2実施形態において、網体3の下端部3dが上下方向Yの上方向に所定の距離だけ移動した後に、下部索状体42によって上下方向Yの上方向の移動が制限される。これにより、本発明を適用した落石防護柵1は、第2実施形態において、複数の網目32の上下方向Yの変形により、網体3の下方の間隙が大きくなり過ぎることを回避することができ、網体3の下方を通過して落石9等が落下、転落することを防止することが可能となる。
本発明を適用した落石防護柵1は、網体3が余裕を持って設けられた状態となるため、網体3の網目32の変形と網体3の線材31の軸芯方向の伸長とによって、落石9等の衝撃力Pを網体3の全体に亘って伝達させることができる。これにより、本発明を適用した落石防護柵1は、落下、転落してきた落石9等を、網体3で捕捉したときに、落石9等の衝撃力Pを網体3の全体に均等に伝達させて小さくすることができ、網体3の局所破断を防止して、安定した衝撃力吸収性能を発揮させることが可能となる。
また、本発明を適用した落石防護柵1は、落石9等の衝撃力Pが網体3の全体に均等に伝達されることにより、網体3の左端部3a及び右端部3bから支柱2の棒部材21に伝達される衝撃力Pを、支柱2の上部2cから下部2dまで分散させることができる。これにより、本発明を適用した落石防護柵1は、網体3の如何なる位置で落石9等を捕捉した場合であっても、支柱2の棒部材21に分布荷重として衝撃力Pを伝達させることができ、安定した衝撃力吸収性能を発揮させることが可能となる。
次に、本発明を適用した落石防護柵1の第3実施形態について説明する。なお、上述した構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付すことにより以下での説明を省略する。
本発明を適用した落石防護柵1は、第3実施形態において、図18に示すように、さらに、網体3よりも支柱2の背面側1aで、支柱2の背面側壁2aに設けられる板材5を備える。
板材5は、図19に示すように、各々の板材5の上部、下部及び中間部において、前後方向Zに貫通させて形成された貫通孔が形成され、網体3の左端部3a及び右端部3bの網目32が、支柱2の棒部材21に引っ掛けられて載せ置かれた状態で、支柱2の上部2c、下部2d及び中間部2eの棒部材21を貫通孔に挿通させることにより取り付けられる。なお、板材5は網体3が棒部材21から外れないものであれば良く、板材5が網目32よりも大きいものであれば、支柱2の棒部材21毎に分割された複数の板材5が取り付けられていても良い。
板材5は、網体3の網目32が変形することができるように、支柱2の背面側壁2aから前後方向Zに所定の距離だけ離間させた状態で、ナットで締め込む等により固定される。このとき、所定の距離だけ離間させた状態で板材5を締め込むために、スペーサーが用いられても良い。
本発明を適用した落石防護柵1は、第3実施形態において、網目32の変形が阻害されることなく、略菱形状の網目32が上下方向Yに潰れるととともに左右方向Xに伸長し、落石9等の衝撃力Pを網目32の変形によって効率的に吸収することが可能となる。また、本発明を適用した落石防護柵1は、落下、転落してきた落石9等を、網体3で捕捉したときに、略菱形状の網目32の変形することで、網体3の線材31そのものが軸芯方向に伸長する。これにより、本発明を適用した落石防護柵1は、落石9等の衝撃力Pを網体3の線材31の軸芯方向の伸長によって効率的に吸収することが可能となる。
ここで、本発明を適用した落石防護柵1は、第3実施形態において、網体3の左端部3a及び右端部3bが前後方向Zに所定の距離だけ移動した後に、板材5によって前後方向Zの移動が制限される。これにより、本発明を適用した落石防護柵1は、第3実施形態において、網体3の左端部3a及び右端部3bが、支柱2の棒部材21において前後方向Zに想定以上に移動することを制限し、網体3の支柱2の棒部材21からの離脱を防止して、安定した衝撃力吸収性能を発揮させることが可能となる。
本発明を適用した落石防護柵1は、網体3が余裕を持って設けられた状態となるため、網体3の網目32の変形と網体3の線材31の軸芯方向の伸長とによって、落石9等の衝撃力Pを網体3の全体に亘って伝達させることができる。これにより、本発明を適用した落石防護柵1は、落下、転落してきた落石9等を、網体3で捕捉したときに、落石9等の衝撃力Pを網体3の全体に均等に伝達させて小さくすることができ、網体3の局所破断を防止して、安定した衝撃力吸収性能を発揮させることが可能となる。
また、本発明を適用した落石防護柵1は、落石9等の衝撃力Pが網体3の全体に均等に伝達されることにより、網体3の左端部3a及び右端部3bから支柱2の棒部材21に伝達される衝撃力Pを、支柱2の上部2cから下部2dまで分散させることができる。これにより、本発明を適用した落石防護柵1は、網体3の如何なる位置で落石9等を捕捉した場合であっても、支柱2の棒部材21に分布荷重として衝撃力Pを伝達させることができ、安定した衝撃力吸収性能を発揮させることが可能となる。
さらに、本発明を適用した落石防護柵1は、第3実施形態において、網体3の左端部3a及び右端部3bから支柱2の棒部材21に伝達される衝撃力Pを、1枚の板材5を介して支柱2の上部2cから下部2dまでさらに分散させることができる。これにより、本発明を適用した落石防護柵1は、第3実施形態において、さらに安定した衝撃力吸収性能を発揮させることが可能となる。
以上、本発明の実施形態の例について詳細に説明したが、上述した実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。
1 :落石防護柵
1a :背面側
1b :前面側
2 :支柱
2a :背面側壁
2b :前面側壁
2c :上部
2d :下部
2e :中間部
20 :引っ掛け部材
21 :棒部材
22 :貫通孔
3 :網体
3a :左端部
3b :右端部
3c :上端部
3d :下端部
3e :中央部
31 :線材
31a :第1部位
31b :第2部位
32 :網目
32a :左隅部
32b :右隅部
32c :上隅部
32d :下隅部
41 :上部索状体
41a :両端部(上部索状体)
42 :下部索状体
42a :両端部(下部索状体)
5 :板材
7 :境界線
7a :山側
7b :谷側
9 :落石
P :衝撃力
X :左右方向
Y :上下方向
Z :前後方向

Claims (8)

  1. 落石等の落下、転落等による背面側からの衝撃力を吸収して、落石等の前面側への落下、転落等を防止する落石防護柵であって、
    左右方向に所定の間隔を空けて立設される複数の支柱と、前記複数の支柱の間で前記複数の支柱の背面側に設けられる網体とを備え、
    前記網体は、落石等の衝撃力が作用することにより、前記網体に形成された網目が変形することができるように、左端部及び右端部が前記複数の支柱の各々に設けられた複数の引っ掛け部材に引っ掛けられること
    を特徴とする落石防護柵。
  2. 前記引っ掛け部材は、前記複数の支柱の各々の上部、下部及び中間部に、前記複数の支柱の各々の背面側の側壁から突出させて延びるように設けられた棒部材であること
    を特徴とする請求項1に記載の落石防護柵。
  3. 前記棒部材は、角部のない断面形状であること
    を特徴とする請求項2に記載の落石防護柵。
  4. 前記網体は、略菱形状、略亀甲形状又は略リング形状の前記網目が形成され、前記左端部及び前記右端部の前記網目が、前記複数の棒部材の各々に引っ掛けられること
    を特徴とする請求項2又は3に記載の落石防護柵。
  5. 前記網体の上端部と連結されるとともに、前記複数の支柱の各々の上部に余長を有して架設される上部索状体、及び、前記網体の下端部に連結されるとともに、前記複数の支柱の各々の下部に余長を有して架設される下部索状体の何れか一方又は両方をさらに備えること
    を特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の落石防護柵。
  6. 前記網体が前記複数の棒部材の各々に載せ置かれた状態で、前記網体よりも前記支柱の背面側に設けられる板材をさらに備えること
    を特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の落石防護柵。
  7. 前記網体は、中央部における線材の強度よりも、前記左端部及び前記右端部における線材の強度の方が高いか、又は、複数本の線材が編み込まれること
    を特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の落石防護柵。
  8. 複数の前記網体が重ね合わされて用いられること
    を特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の落石防護柵。
JP2012279430A 2012-12-21 2012-12-21 落石防護柵 Active JP6022345B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012279430A JP6022345B2 (ja) 2012-12-21 2012-12-21 落石防護柵
PCT/JP2013/080574 WO2014097778A1 (ja) 2012-12-21 2013-11-12 落石防護柵
TW102145689A TW201435181A (zh) 2012-12-21 2013-12-11 落石防護柵

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012279430A JP6022345B2 (ja) 2012-12-21 2012-12-21 落石防護柵

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014122503A true JP2014122503A (ja) 2014-07-03
JP6022345B2 JP6022345B2 (ja) 2016-11-09

Family

ID=50978122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012279430A Active JP6022345B2 (ja) 2012-12-21 2012-12-21 落石防護柵

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6022345B2 (ja)
TW (1) TW201435181A (ja)
WO (1) WO2014097778A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019085692A (ja) * 2017-11-01 2019-06-06 東京製綱株式会社 防護施設及びエネルギー吸収装置
JP2019085691A (ja) * 2017-11-01 2019-06-06 東京製綱株式会社 防護施設、エネルギー吸収面材及びエネルギー吸収装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108005091A (zh) * 2017-11-23 2018-05-08 环境保护部南京环境科学研究所 一种边坡防护装置
JP2021092021A (ja) * 2019-12-06 2021-06-17 東レ株式会社 砕石飛散防止材
CN111676851B (zh) * 2020-06-25 2022-04-15 丁西焘 一种桥墩防落石碰撞装置及其实施方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007032032A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Raiteku:Kk 防護柵とその施工方法
JP2011047154A (ja) * 2009-08-26 2011-03-10 Tokyo Seiko Co Ltd 落石防護柵
JP2012225036A (ja) * 2011-04-19 2012-11-15 Raiteku:Kk 防護柵

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007032032A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Raiteku:Kk 防護柵とその施工方法
JP2011047154A (ja) * 2009-08-26 2011-03-10 Tokyo Seiko Co Ltd 落石防護柵
JP2012225036A (ja) * 2011-04-19 2012-11-15 Raiteku:Kk 防護柵

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019085692A (ja) * 2017-11-01 2019-06-06 東京製綱株式会社 防護施設及びエネルギー吸収装置
JP2019085691A (ja) * 2017-11-01 2019-06-06 東京製綱株式会社 防護施設、エネルギー吸収面材及びエネルギー吸収装置
JP7027124B2 (ja) 2017-11-01 2022-03-01 東京製綱株式会社 防護施設、エネルギー吸収面材及びエネルギー吸収装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6022345B2 (ja) 2016-11-09
WO2014097778A1 (ja) 2014-06-26
TW201435181A (zh) 2014-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6022345B2 (ja) 落石防護柵
KR101470685B1 (ko) 충격 흡수 울타리
JP4580776B2 (ja) ワイヤロープ型落石防護柵
JP2011111808A (ja) 防護柵の網体用緩衝装置
JP2018115420A (ja) 防護柵
JP2016023440A (ja) 鉄骨梁
JP4410736B2 (ja) 防護柵
JP5557166B2 (ja) 防護柵
JP3143816U (ja) 落石防護ネット構造
JP5793633B1 (ja) 防護柵
JP6070038B2 (ja) 落石防護ネット
JP6070034B2 (ja) 防護ネットの施工方法
JP7027124B2 (ja) 防護施設、エネルギー吸収面材及びエネルギー吸収装置
JP5636136B1 (ja) 防護柵
JP2018100484A (ja) 落石防護柵
JP5490670B2 (ja) 落石防護ネット構造
JP2010174470A (ja) 既設落石防護柵の補強構造
JP7034464B2 (ja) 落石防護柵
JP2003003425A (ja) 衝撃吸収防護柵
JP6330454B2 (ja) 防護ネット及びその施工方法並びに既設防護ネットに対する補強構造及びその施工方法
JP6535080B2 (ja) 津波漂流物防護柵
JP4401283B2 (ja) 衝撃吸収柵
JP6976820B2 (ja) 防護施設及びエネルギー吸収装置
JP5771027B2 (ja) 雪崩防止構造
JP6585107B2 (ja) 動物侵入防止柵、及び、設置方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160830

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160908

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161004

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161005

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6022345

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150