JP2014121055A5 - - Google Patents
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Description
本発明は、コンテンツ信号を中継する機能を備える音響処理装置に関する。
従来、コンテンツ再生装置(例えばBlu−Ray Disc(登録商標)プレーヤ)からコンテンツ信号を受け取り、当該コンテンツ信号に含まれる音声信号を増幅してスピーカセットに放音させる音響処理装置が知られている。
また、音響処理装置は、入力されたコンテンツ信号に含まれる映像信号を外部装置(例えばテレビ)に出力し、テレビに映像を再生させる。
音響処理装置は、音声信号を増幅するために、大きな消費電力(例えば数十w〜数百w)を必要とする。そこで、音響処理装置は、音声信号を増幅させず、テレビのみで映像及び音声を再生させるために、スタンバイスルーモードが搭載されている(特許文献1を参照。)。
音響処理装置に入力されたコンテンツ信号に含まれる音声信号は、スタンバイスルーモードにおいて、テレビに中継されて再生される。しかし、テレビ内蔵のスピーカは、低音の再生能力が低い場合が多い。
一方で、スタンバイスルーモードを解除し、音響処理装置が増幅機能を用いると、大きな電力を消費する。
そこで、本発明は、スタンバイスルーモードでも、音質の良い音を提供可能な音響処理装置を提供することにある。
本発明の音響処理装置は、制御部と、第1の外部機器に対して信号の入力及び出力を行う信号入出力部と、音声信号に所定の処理を施して出力する音声信号処理部と、第2の外部機器に対して音声信号が出力される音声信号出力端子と、メイン電源と、補助電源と、を備え、前記制御部は、入力された信号を前記第1の外部機器または前記第2の外部機器に出力するために、前記メイン電源に電源を供給させず、前記補助電源から前記信号入出力部に電源を供給するスタンバイスルーモードを実行する。
そして、前記制御部は、前記スタンバイスルーモードにおいて、前記補助電源から前記音声信号処理部にも電源を供給し、前記音声信号処理部は、前記スタンバイスルーモードにおいて、前記信号入出力部に入力された信号から前記音声信号を抽出し、前記音声信号から高域音声成分と低域音声成分とをそれぞれ抽出し、前記高域音声成分を前記信号入出力部に出力し、前記低域音声成分を音声出力端子から出力することを特徴とする。
制御部は、スタンバイスルーモードにおいて、メイン電源から、例えば、アナログ音声信号のレベルを増幅する増幅回路に電源を供給せず、信号入出力部に入力された信号、例えばHDMI(登録商標;High Definition Multimedia Interface)規格に準拠したHDMI信号のうち映像信号を外部装置(例えばテレビ)に中継する。
さらに、制御部は、スタンバイスルーモードにおいて、入力されたHDMI信号に含まれる音声信号を抽出し、高域音声成分を入出力部から例えばテレビに出力し、かつ低域音声成分を音声出力端子からアンプ機能を内蔵したスピーカ(例えばサブウーファ)に出力する。その結果、ユーザは、音響処理装置の消費電力の大半を占める増幅回路をメイン電源で駆動せずに、すなわち、音響処理装置の消費電力を抑えつつ、迫力ある低音と共にコンテンツをテレビで試聴することができる。ただし、音声出力端子からの音声信号を受信する装置は、サブウーファに限らず、自装置で音声信号を増幅・放音するものであればよい。
また、前記音声信号処理部は、前記音声信号に音響処理を施す音響処理手段、を備え、前記制御部は、前記スタンバイスルーモードにおいて、前記補助電源から前記音響処理手段にも電源を供給することを特徴とする。
音響処理手段は、スタンバイスルーモードにおいても、音響効果(例えば周波数補正や、テレビとサブウーファとの再生同期ズレの補正のために音声信号を遅延させる処理や、所定の音量レベル範囲に補正するダイナミックレンジ処理や、仮想音源生成などの音場処理)を与えるために音声信号に音響処理を施す。音響処理された音声信号は、信号入出力部および音声出力端子から出力される。その結果、ユーザは、音響処理装置の消費電力を抑えつつ、様々な音響効果を与えた音を、例えばテレビのスピーカやサブウーファに再生させることができる。
また、本発明の音響処理装置は、さらに、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換部を、備え、前記制御部は、前記スタンバイスルーモードにおいて、前記補助電源から前記アナログデジタル変換部にも電源を供給し、前記アナログデジタル変換部は、前記スタンバイスルーモードにおいて、変換したデジタル信号を前記音声信号処理部または前記信号入出力部に出力することを特徴とする。
アナログデジタル変換部は、スタンバイスルーモードにおいても、例えばコンテンツ再生機器(例えばAVプレーヤ)からのアナログビデオ信号をHDMI信号に変換する。変換されたHDMI信号に含まれる音声信号の高域音声成分は、テレビに出力され、同時に音声信号の低域音声成分は、サブウーファに出力される。よって、ユーザは、音響処理装置の消費電力を抑えつつ、アナログ映像のコンテンツを試聴することができる。
また、前記信号入出力部は、前記第1の外部機器から前記音声信号を受信し、前記制御部は、前記スタンバイスルーモードにおいて、前記補助電源から前記音声信号処理部にも電源を供給し、前記音声信号処理部は、前記スタンバイスルーモードにおいて、前記信号入出力部に入力された前記音声信号から低域音声成分を抽出し、前記低域音声成分を音声出力端子から出力することも可能である。
信号入出力部は、例えばテレビにHDMI信号を出力していないときであっても、当該テレビとの接続に用いられたHDMIケーブルのARC(;Audio Return Channel)を通じて、音声信号を受け取る。その結果、ユーザは、例えばテレビ放送の音声信号の低域音声成分をサブウーファに増幅・放音させることにより、スタンバイスルーモードにおいても、迫力ある低音でテレビの放送コンテンツを試聴することができる。
また、前記信号処理部は、所定のカットオフ周波数のローパスフィルタを用いて、前記音声信号から低域音声成分を抽出する。
音響処理装置は、入力された音声信号に低域音声成分のチャネルがなくても、他のチャネルの音声信号から低域音声成分をローパスフィルタで抽出して生成することができる。
本発明の音響処理装置によれば、スタンバイスルーモードでも、音質の良い音を実現できる。
図1(A)は、本実施形態に係るAVアンプ1の室内設置環境を示す図である。AVアンプ1は、図1(A)に示すように、テレビ2、2台のスピーカ3Aおよびスピーカ3B、サブウーファ4、およびBDプレーヤ5(BD;Blu−Ray Disc)に接続されている。AVアンプ1は、テレビ2およびBDプレーヤ5と、HDMIケーブルによって接続されている。AVアンプ1は、スピーカ3Aおよびスピーカ3Bと、スピーカケーブルによって接続されている。AVアンプ1は、サブウーファ4と、ラインケーブルにより接続されている。
AVアンプ1は、BDプレーヤ5から送られるコンテンツ信号(本発明の信号に相当する。)を、テレビ2で映像再生させたり、スピーカ3A、スピーカ3Bおよびサブウーファ4で音声再生させたりして、コンテンツ再生装置からの信号を中継する。なお、実際のAVアンプ1は、スピーカ3Aおよびスピーカ3B以外にも、リアスピーカ等に接続される場合もあるが、本実施形態では、説明は省略する。また、AVアンプ1は、BDプレーヤ5以外のコンテンツ再生装置からコンテンツ信号を受信する場合もあるが、本実施形態では説明は省略する。
図1(B)は、AVアンプ1およびその他装置のブロック図である。
AVアンプ1は、マイコン10(本発明の制御部に相当する。)、ユーザI/F100、アンプ部11、電源入力部12、補助電源回路13(本発明の補助電源に相当する。)、HDMI処理部14(本発明の信号入出力部に相当する。)、および音声信号処理部15からなる。アンプ部11は、電源回路110(本発明のメイン電源に相当する。)および増幅回路111からなる。HDMI処理部14は、HDMI入力部140およびHDMI出力部141からなる。音声信号処理部15は、DSP/DAC150(DSP;Digital Signal Processor、DAC;Digital Audio Converter、本発明の音声信号処理部に相当する。)、およびサブウーファプリアウト151(本発明の音声出力端子に相当する。)からなる。
図1(B)において、破線は、マイコン10からの制御経路を示し、実線は、コンテンツ信号(HDMI信号および音声信号の両方を含む。)の経路を示し、二重線は、電源供給経路を示す。
図1(B)に示すように、マイコン10は、各機能部を統括的に制御する。ユーザI/F100は、リモコンやAVアンプ1前面の操作ボタンで受け付けたユーザからの操作指示をマイコン10に伝える。補助電源回路13は、交流電源が電源入力部12から入力されると、直流電源に変換する。変換された直流電源は、図1(B)に示すように、HDMI処理部14および音声信号処理部15に供給される。電源回路110は、電源入力部12から電源が供給されると、増幅回路111に直流電源を供給する。増幅回路111は、入力された音声信号を増幅し、各スピーカ3に出力する。
HDMI入力部140は、図1(B)に示すように、BDプレーヤ5に備えられるHDMI出力部50からHDMIに準拠した信号であるHDMI信号を受け取る。さらに、HDMI入力部140は、入力されたHDMI信号をHDMI出力部141に出力したり、HDMI信号に含まれる音声信号をDSP/DAC150に出力したりする。
サブウーファプリアウト151は、入力された音声信号を増幅せずに、サブウーファ4に出力する出力インタフェースである。
HDMI出力部141は、HDMI入力部140から出力されるHDMI信号に含まれる映像信号、または、DSP/DAC150から出力される音声信号をHDMI信号としてテレビ2のHDMI入力部20に送る。また、HDMI処理部14(HDMI出力部141)は、テレビ2のHDMI入力部20から音声信号を受け取ることもできる。
DSP/DAC150は、入力された音声信号に所定の信号処理を施す機能部である。DSP/DAC150は、例えば、ユーザI/F100で受け付けたカットオフ周波数を基に、音声信号をフィルタ処理する。音声信号は、DSP/DAC150のフィルタ処理により、低域成分からなる音声信号と低域以外の成分からなる音声信号に分割される。ただし、カットオフ周波数は、ユーザ入力に限らず、マイコン10またはDSP/DAC150にあらかじめ記憶されていてもよい。
また、DSP/DAC150は、デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、アンプ部11またはサブウーファプリアウト151に出力する。
本発明に係るAVアンプ1のスタンバイスルーモードの説明をする前に、AVアンプ1の通常動作モードについて、BDのコンテンツを再生する例を用いて説明する。AVアンプ1は、筐体前面に設けられたスイッチが押下されると(オンとなると)、通常動作モードとなる。電源回路110は、通常動作モードになると、電源入力部12からの電源供給を受ける。BDプレーヤ5において、BDに記録されたコンテンツのHDMI信号は、HDMI出力部50から出力される。HDMI出力部50から出力されたHDMI信号は、HDMI入力部140に入力される。マイコン10は、HDMI信号がHDMI入力部140に入力されると、HDMI信号に含まれる映像信号をHDMI出力部141に、当該HDMI信号に含まれる音声信号をDSP/DAC150に、それぞれ出力するように、HDMI入力部140を制御する。
DSP/DAC150に入力された音声信号は、フィルタ処理により、低域成分からなる音声信号と、低域以外の成分からなる音声信号に分割される。
低域成分からなる音声信号は、DSP/DAC150によりアナログ音声信号に変換され、サブウーファプリアウト151に向けて出力される。サブウーファプリアウト151から出力された当該信号は、サブウーファ4の内蔵パワーアンプで増幅されて放音される。
低域以外の成分からなる音声信号は、DSP/DAC150によりアナログ音声信号に変換され、アンプ部11に向けて出力される。アンプ部11に入力された当該音声信号は、増幅回路111で増幅される。その後、増幅された音声信号は、スピーカ3Aおよびスピーカ3Bに出力されて放音される。
HDMI出力部141に入力されたHDMI信号(映像信号のみ)は、テレビ2のHDMI入力部20に向けて出力される。HDMI入力部20に入力されたHDMI信号は、テレビ2により表示再生される。
なお、DSP/DAC150から出力される音声信号は、スピーカ3A、スピーカ3Bおよびサブウーファ4に出力されるだけでなく、HDMI信号としてテレビ2に出力されても構わない。
従来技術のスタンバイスルーモードでは、アンプ装置は、増幅回路用のメイン電源(電源回路110)をオフとし、かつスルー用にサブ電源(補助電源回路13)をオンとする。そして、アンプ装置は、従来技術のスタンバイスルーモードにおいて、入力されたHDMI信号を、DSPを介さずにテレビ2に送り、テレビ2の内蔵スピーカのみに再生させる。
そこで、本発明に係るAVアンプ1は、スタンバイスルーモードにおいてサブ電源(補助電源回路13)の供給範囲を拡張し、メイン電源(電源回路110)をオフとしたまま他の機器(サブウーファ4)から音を出力させることで、テレビ2の内蔵スピーカのみで再生するときより音を良くする。以下、AVアンプ1のスタンバイスルーモードの動作について、BDのコンテンツを再生する例を用いて説明する。図2(A)は、AVアンプ1のスタンバイスルーモードにおける信号線をブロック図上で示す図である。
AVアンプ1は、筐体前面のスイッチがオフとなると、スタンバイスルーモードに切り替わる。電源回路110は、スタンバイスルーモードになると、マイコン10の指令により、内部の電源入力側のリレー(図示せず)をオフすることで電源の供給を受けない。HDMI処理部14および音声信号処理部15は、スタンバイスルーモードでも、補助電源回路13から直流電源の供給を受ける。ただし、スタンバイスルーモードに切り替えるトリガは、スイッチに限らない。マイコン10がユーザI/F100で受け付けた操作指示に基づき、電源回路110への電源供給を停止する態様であっても構わない。また、テレビ2からのHDMI CEC(;Consumer Electronics Control)コマンドが電源供給を停止する態様であっても構わない。
HDMI出力部50から出力されたHDMI信号は、HDMI処理部14(HDMI入力部140)に入力される。マイコン10は、HDMI信号がHDMI入力部140に入力されると、通常動作モードと同様に、HDMI信号に含まれる映像信号をHDMI出力部141に、当該HDMI信号に含まれる音声信号をDSP/DAC150に、それぞれ出力するように、HDMI入力部140を制御する。
DSP/DAC150に入力された音声信号は、フィルタ処理により、低域成分からなる音声信号と、低域以外の成分からなる音声信号に分割される。
低域成分からなる音声信号は、DSP/DAC150によりアナログ音声信号に変換され、DSP/DAC150からサブウーファプリアウト151に向けて出力される。サブウーファプリアウト151から出力された当該信号は、サブウーファ4の内蔵パワーアンプで増幅されて放音される。
低域以外の成分からなる音声信号は、DSP/DAC150からHDMI出力部141に向けて出力される。DSP/DAC150からHDMI出力部141に出力された音声信号は、映像信号からなるHDMI信号と共に、テレビ2のHDMI入力部20に入力される。その後、テレビ2は、HDMI入力部20に入力されたHDMI信号に基づき、自装置で映像・音声再生する。
以上のように、AVアンプ1は、大きな消費電力を必要とするアンプ部11を動作させずに、BDのコンテンツをテレビ2およびサブウーファ4で再生させる。その結果、AVアンプ1は、テレビ2の内蔵スピーカでは出せない迫力のある低音を提供することができる。よって、ユーザは、AVアンプ1の消費電力を抑えつつ、迫力のある良い音でBDのコンテンツを試聴することができる。
また、DSP/DAC150は、スタンバイスルーモードで、入力された音声信号に対し、音響効果を与えるために信号処理をすることもできる。DSP/DAC150は、例えば、周波数補正(イコライズ)や、テレビ2での映像再生とサブウーファ4(またはテレビ2の内蔵スピーカ)での音声再生との同期ズレ補正のため音声信号を遅延させる処理や、所定の音量レベル範囲に補正するダイナミックレンジ処理や、仮想音源生成などの音場処理を行う。これらの信号処理内容は、AVアンプ1のユーザI/F100を通じたユーザの設定に基づいて設定される。よって、ユーザは、AVアンプ1の消費電力を抑えつつ、音響効果が与えられた良い音でBDのコンテンツを試聴することができる。
また、DSP/DAC150は、動作モードに応じて、低域成分抽出のカットオフ周波数を変更する。例えば、AVアンプ1は、カットオフ周波数を動作モード毎に記憶する。そして、AVアンプ1は、通常動作モードでは、スピーカ3Aおよびスピーカ3Bの再生周波数帯域に応じたカットオフ周波数を使用し、スタンバイスルーモードに切り替えると、カットオフ周波数を変更する。例えば、AVアンプ1は、低域の出力が弱いテレビ2の内蔵スピーカを補助するように、カットオフ周波数を高くしてサブウーファ4に放音させることができる。
ただし、DSP/DAC150の音響効果を与える処理は、本発明の必須の構成ではない。マイコン10は、音響効果を与える処理を行わない場合、低域と低域以外の成分を抽出するフィルタ処理だけ働くように、補助電源回路13からDSP/DAC150に電源を供給する。
また、上の例ではサブウーファ4を用いているが、自装置で音声信号を増幅するアクティブスピーカであればサブウーファ4に限らない。
また、AVアンプ1は、マルチチャネルの音声信号を受け取る態様であっても構わない。この場合、DSP/DAC150は、LFE(;LOW‐FREQUENCY EFFECT)チャネルの音声信号以外のマルチチャンネル音声信号をダウンミックスして2チャンネル信号を生成する。このダウンミックス信号をフィルタ処理して低域成分を取り出し、LFEチャンネルの音声信号に加えてサブウーファプリアウト151に出力する。DSP/DAC150のフィルタ処理によって抽出された低域以外の成分は、HDMI出力部141からTVに出力される。
次に、AVアンプ1がスタンバイスルーモードでテレビ放送の音声信号を再生させる例について説明する。図2(B)は、AVアンプ1のスタンバイスルーモードにおける、テレビ放送の音声信号の流れをブロック図上で示す図である。
HDMI規格は、音声信号をHDMIの入力インタフェースからHDMIの出力インタフェースに向けて、出力するARC(;Audio Return Channel)機能を備えている。
テレビ2のHDMI入力部20から出力された音声信号は、ARC機能により、HDMIケーブルを通じて、HDMI処理部14(HDMI出力部141)に入力される。当該音声信号は、DSP/DAC150に出力される。そして、当該音声信号は、DSP/DAC150によりフィルタ処理されて低域成分からなる信号となる。そして、当該フィルタ処理された信号は、DSP/DAC150によりアナログ音声信号に変換される。当該アナログ音声信号は、DSP/DAC150から、サブウーファプリアウト151を介して、サブウーファ4に出力される。
以上のように、AVアンプ1がテレビ2の音声信号に基づいてサブウーファ4に放音させるため、ユーザは、AVアンプ1の消費電力を抑えつつ、迫力のある良い音でテレビ放送のコンテンツを試聴することができる。
なお、DSP/DAC150は、サブウーファプリアウト151に出力される音声信号に音響効果を与えることもできる。また、テレビ2の音声信号を受信する手段は、HDMI規格のARC機能に限らず、光ケーブルで受信する態様であっても構わない。
また、DSP/DAC150におけるローパスフィルタのカットオフ周波数は、HDMI CECコマンドで取得したテレビ2の内蔵スピーカの再生周波数特性に基づいて、求められる態様であっても構わない。この場合、まず、マイコン10は、内蔵スピーカの再生周波数帯域を、テレビ2にHDMI CECコマンドで問い合わせる。次に、テレビ2は、内蔵スピーカの再生周波数帯域を、AVアンプ1にHDMI CECコマンドで返信する。そして、マイコン10は、取得したテレビ2の内蔵スピーカの再生周波数帯域より低い周波数帯域をサブウーファ4に再生させるようにカットオフ周波数を求める。その結果、サブウーファ4から放音される低音は、テレビ2の内蔵スピーカから放音される低音と重複しない。
次に、図3は、変形例に係るAVアンプ1Aの室内設置環境およびブロック図を示す図である。図1に示すAVアンプ1と重複する構成について、説明は省略する。
AVアンプ1Aは、図3(A)に示すように、ビデオプレーヤ6およびオーディオプレーヤ7に接続される。ビデオプレーヤ6は、磁気テープに記憶された映像及び音声を再生する。オーディオプレーヤ7は、音楽データを再生する。AVアンプ1Aは、ビデオプレーヤ6とS映像ケーブルおよび2本のステレオ音声ケーブルにより接続される。AVアンプ1Aは、オーディオプレーヤ7と光デジタルケーブルにより接続される。
図3(B)は、AVアンプ1Aおよびその他の装置のブロック図を示す図である。
AVアンプ1Aは、A/D変換を行うA/D変換部16が設けられる点、およびオーディオプレーヤ7のデジタル音声出力部70から出力される光信号がDSP/DAC150のデジタル音声入力部150aに入力される点において、図1(B)に示すAVアンプ1のブロック図と異なる。
A/D変換部16およびデジタル音声入力部150aは、図3(B)に示すように、スタンバイスルーモードにおいて、補助電源回路13から直流電源の供給を受ける。
A/D変換部16は、入力されたアナログ音声信号をデジタル信号に変換する。また、A/D変換部16は、入力されたアナログの映像信号をHDMI規格に適合するようにHDMI信号に変換(アップコンバート)する。DSP/DAC150のデジタル音声入力部150aは、入力された光信号を音声信号に変換する。
ビデオプレーヤ6のビデオ信号出力部60は、アナログのビデオ信号および音声信号を出力する。オーディオプレーヤ7のデジタル音声出力部70は、オーディオプレーヤ7で再生する音楽データの音声信号を光信号に変換して出力する。
まず、AVアンプ1Aのスタンバイスルーモードについて、ビデオプレーヤ6のコンテンツを再生する例を用いて説明する。
ビデオプレーヤ6のビデオ信号出力部60から出力されたアナログの映像信号は、HDMI信号に変換される。ビデオプレーヤ6のビデオ信号出力部60から出力されたアナログの音声信号は、デジタル音声信号に変換される。
変換されたHDMI信号は、A/D変換部16からHDMI処理部14に出力される。そして、HDMI処理部14に入力されたHDMI信号は、テレビ2のHDMI入力部20に出力される。
A/D変換部16により変換されたデジタル音声信号は、DSP/DAC150に出力される。当該デジタル音声信号は、AVアンプ1のスタンバイスルーモードにおけるBDのコンテンツの再生例と同様に、テレビ2の内蔵スピーカおよびサブウーファ4に出力される。
以上のように、AVアンプ1Aは、スタンバイスルーモードにおいて、ビデオプレーヤ6からのアナログ信号をHDMI信号に変換して、テレビ2に表示再生させつつ、音声信号の低域をサブウーファ4に音声再生させる。
なお、A/D変換部16は、ユーザI/F100で受け付けたユーザの選択操作に基づき、複数のコンテンツ再生装置からそれぞれ出力されるアナログ信号のうち、いずれかを選択してHDMI信号/デジタル音声信号に変換することもできる。この場合、ユーザは、AVアンプ1Aの消費電力を抑えつつ、試聴したいコンテンツ再生装置の信号に切り替えることができる。
また、接続される装置は、ビデオプレーヤ6に限らない。例えば、接続される装置は、DVDプレーヤであってもよい。さらに、接続するためのケーブルは、S映像ケーブルに限らず、例えばコンポジットケーブルで接続される態様であっても構わない。
次に、AVアンプ1Aのスタンバイスルーモードにおけるオーディオプレーヤ7の音楽データの再生例を説明する。
オーディオプレーヤ7のデジタル音声出力部70から出力された光信号は、DSP/DAC150のデジタル音声入力部150aに入力される。デジタル音声入力部150aに入力された光信号は、デジタル音声入力部150aにより、音声信号に変換される。
DSP/DAC150に入力された音声信号は、AVアンプ1のスタンバイスルーモードにおけるBDのコンテンツの再生例と同様に、テレビ2の内蔵スピーカおよびサブウーファ4に出力される。
以上のように、AVアンプ1Aは、音声のみを再生させる機器に接続される場合でも、消費電力が少ない状態で、迫力のある良い音を提供することができる。
なお、オーディ―プレーヤ7は、光デジタルケーブルに限らず、例えば同軸ケーブルで接続される態様であっても構わない。
また、AVアンプ1Aは、図4に示すように、サブウーファプリアウト151に音声信号を出力せず、テレビ2の内蔵スピーカに放音させる音声信号のみ出力する態様であっても構わない。この場合、DSP/DAC150は、フィルタ処理を行わず、音声信号をHDMI処理部14に出力する。ユーザは、この場合でも、AVアンプ1Aの消費電力を抑えつつ、DSP/DAC150によって音響効果が与えられた音でビデオプレーヤ6およびオーディオプレーヤ7のコンテンツをテレビ2で試聴することができる。
1…AVアンプ
2…テレビ
3…スピーカ
4…サブウーファ
5…BDプレーヤ
6…ビデオプレーヤ
7…オーディオプレーヤ
10…マイコン
11…アンプ部
12…電源入力部
13…補助電源回路
14…HDMI処理部
15…音声信号処理部
16…A/D変換部
20…HDMI入力部
50…HDMI出力部
60…ビデオ信号出力部
70…デジタル音声出力部
110…電源回路
111…増幅回路
140…HDMI入力部
141…HDMI出力部
150…DSP/DAC
150a…デジタル音声入力部
151…サブウーファプリアウト
2…テレビ
3…スピーカ
4…サブウーファ
5…BDプレーヤ
6…ビデオプレーヤ
7…オーディオプレーヤ
10…マイコン
11…アンプ部
12…電源入力部
13…補助電源回路
14…HDMI処理部
15…音声信号処理部
16…A/D変換部
20…HDMI入力部
50…HDMI出力部
60…ビデオ信号出力部
70…デジタル音声出力部
110…電源回路
111…増幅回路
140…HDMI入力部
141…HDMI出力部
150…DSP/DAC
150a…デジタル音声入力部
151…サブウーファプリアウト
Claims (7)
- 制御部と、
第1の外部機器に対して信号の入力及び出力を行う信号入出力部と、
音声信号に所定の処理を施して出力する音声信号処理部と、
第2の外部機器に対して音声信号が出力される音声信号出力端子と、
メイン電源と、
補助電源と、を備え、
前記制御部は、入力された信号を前記第1の外部機器または前記第2の外部機器に出力するために、前記メイン電源に電源を供給させず、前記補助電源から前記信号入出力部に電源を供給するスタンバイスルーモードを実行する
音響処理装置であって、
前記制御部は、前記スタンバイスルーモードにおいて、前記補助電源から前記音声信号処理部にも電源を供給し、
前記音声信号処理部は、前記スタンバイスルーモードにおいて、前記信号入出力部に入力された信号から前記音声信号を抽出し、前記音声信号から高域音声成分と低域音声成分とをそれぞれ抽出し、前記高域音声成分を前記信号入出力部に出力し、前記低域音声成分を音声出力端子から出力する
ことを特徴とする音響処理装置。 - 請求項1に記載の音響処理装置であって、
前記音声信号処理部は、
前記音声信号に音響処理を施す音響処理手段、
を備え、
前記制御部は、前記スタンバイスルーモードにおいて、前記補助電源から前記音響処理手段にも電源を供給する
ことを特徴とする音響処理装置。 - 請求項1または請求項2に記載の音響処理装置は、
さらに、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換部を、備え、
前記制御部は、前記スタンバイスルーモードにおいて、前記補助電源から前記アナログデジタル変換部にも電源を供給し、
前記アナログデジタル変換部は、前記スタンバイスルーモードにおいて、変換したデジタル信号を前記音声信号処理部または前記信号入出力部に出力する
音響処理装置。 - 請求項1から3のいずれかに記載の音響処理装置であって、
前記第1の外部機器は、テレビまたはコンテンツ再生装置を含み、
前記第2の外部機器は、音声信号を増幅するアンプ機能を内蔵したスピーカを含む
音響処理装置。 - 制御部と、
第1の外部機器に対して信号の入力及び出力を行う信号入出力部と、
音声信号に所定の処理を施して出力する音声信号処理部と、
第2の外部機器に対して音声信号が出力される音声出力端子と、
メイン電源と、
補助電源と、を備え、
前記制御部は、入力された信号を前記第1の外部機器または前記第2の外部機器に出力するために、前記メイン電源に電源を供給させず、前記補助電源から前記信号入出力部に電源を供給するスタンバイスルーモードを実行する
音響処理装置であって、
前記信号入出力部は、前記第1の外部機器から前記音声信号を受信し、
前記制御部は、前記スタンバイスルーモードにおいて、前記補助電源から前記音声信号処理部にも電源を供給し、
前記音声信号処理部は、前記スタンバイスルーモードにおいて、前記信号入出力部に入力された前記音声信号から低域音声成分を抽出し、前記低域音声成分を音声出力端子から出力する
ことを特徴とする音響処理装置。 - 請求項5に記載の音響処理装置であって、
前記信号入出力部は、HDMI入出力インタフェースであり、
前記HDMI入出力インタフェースは、前記スタンバイスルーモードにおいて、HDMI規格のARCを用いて、前記音声信号を入力信号として受信する
音響処理装置。 - 前記音声信号処理部は、所定のカットオフ周波数のローパスフィルタを用いて、前記音声信号から前記低域音声成分を抽出する
請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の音響処理装置。
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