JP2014120818A - 通信装置、及び通信システム並びに通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の高速化に伴う等時性を保証する転送速度で画像データを転送でき、画像の高画質化に伴ってデータ転送量が増大しても高速化を維持すること。
【解決手段】画像から分割された複数の部分画像のそれぞれの属性情報に基づいて、所定数の部分画像の画像データを含む画像データ列における当該部分画像の属性情報が変化する画像データ間に属性情報が変化したことを示す属性情報変更コードを挿入する属性情報設定データ付加部と、属性情報設定データ付加部により属性情報変更コードが挿入された画像データ列を送信する送信部とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信システムに関する。
画像形成装置やディスプレイなどの画像表示装置などにおいて、画像データを転送する際にはパラレル・インターフェースを介してライン毎に所定のタイミングで画像データの送受信を行うことが主流である。
しかし、装置の高速化や高解像度化に伴って、画像データの転送量を大幅に増大させる必要性が高まっている。パラレル・インターフェースを介して転送する場合、データ信号線数が増大する。また、パラレル・インターフェースを介して転送する場合、転送クロックの高速化によりEMI(Electro Magnetic Interference)が増大するおそれがある。パラレル・インターフェースを介して転送する場合、エラーなく伝送する伝送品質の確保が困難になるおそれがある。
近年、これらの問題を解決することを目的として、LVDS(Low voltage differential signaling)に代表される高速シリアル転送のインターフェースが実用化されている。
また、伝送データにクロック信号が重畳されるエンベデッドクロック方式によりデータが伝送され、データ受信部にクロックデータリカバリ回路(CDR: Clock Data Recovery)を採用した高速シリアル転送インターフェースが提唱されている。クロックデータリカバリ回路では、受信データに重畳されたクロックを抽出し、該クロック信号により受信データを復元する。
以上の高速シリアル転送インターフェースにより、EMIを低減することや、クロック信号線とデータ線との間のスキューにより伝送品質が劣化する問題の解決を図っている。この技術はPCI ExpressやSerial ATA等の標準規格に採用されている。
ところで、画像形成装置などの装置内で画像データを転送する場合、所定の時間内に所定数のデータを転送しなければならない。つまり、装置内で画像データを転送する場合には、データ転送のリアルタイム性あるいは等時性を保証しなければならない。例えば、画像形成装置では、所定の間隔(ライン周期)でビームが走査され、ライン毎に画像が形成される。ライン毎に画像が形成されるので、所定の時間間隔でライン分の画像データが転送されなければならない。あるいは、複数ライン分のバッファや1頁分のバッファが用意されていればその単位での等時性が要求される。このため、等時性を保証する転送速度の確保はより厳しいものとなっている。
画像データの前後に挿入された付加情報を検出し、該付加情報に基づいて画像データを抽出することにより、伝送路上のノイズなどによる受信エラーが生じても等時性を損なわない技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
装置の高速化が要求される一方で、画像の高品質化が要求されている。
そこで、本発明は、装置の高速化に伴う等時性を保証する転送速度で画像データを転送でき、画像の高画質化に伴ってデータ転送量が増大しても高速化を維持することができる通信装置を提供することを目的とする。
開示の通信装置は、
画像から分割された複数の部分画像のそれぞれの属性情報に基づいて、所定数の部分画像の画像データを含む画像データ列における当該部分画像の属性情報が変化する画像データ間に属性情報が変化したことを示す属性情報変更コードを挿入する属性情報設定データ付加部と、
前記属性情報設定データ付加部により属性情報変更コードが挿入された画像データ列を送信する送信部と
を有する。
開示の通信装置によれば、装置の高速化に伴う等時性を保証する転送速度で画像データを転送でき、画像の高画質化に伴ってデータ転送量が増大しても高速化を維持することができる。
通信システムの一実施例を示す図である。 第1の通信装置の一実施例を示す部分ブロック図である。 第1の通信装置の動作の一実施例を示すタイミングチャートである。 第2の通信装置の一実施例を示す部分ブロック図である。 第2の通信装置の動作の一実施例を示すタイミングチャートである。 属性情報の一実施例を示す図である。 制御データの一実施例を示す図である。 第1の通信装置の動作の一変形例を示すタイミングチャートである。 通信システムの一変形例を示す図である。
次に、本発明を実施するための形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
<実施例>
<通信システム>
図1は、通信システムの一実施例を示す。
通信システムは、第1の通信装置100と第2の通信装置200とを有する。第1の通信装置100と第2の通信装置200は、シリアル通信を行う。第1の通信装置100、第2の通信装置200は、画像形成装置、ディスプレイなどの画像表示装置などの画像処理装置に含まれるのが好ましい。第1の通信装置100、第2の通信装置200が画像処理装置に含まれる場合、第1の通信装置100と第2の通信装置200との間で画像データが転送されるのが好ましい。
画像処理装置で画像データの転送が行われる場合には、所定の時間内に所定数のデータを転送しなければならない。つまり、データ転送のリアルタイム性を保証しなければならない場合がある。また、画像処理装置で画像データの転送が行われる場合には、データ転送の等時性を保証しなければならない場合がある。
例えば、画像形成装置では、所定の間隔(ライン周期)でビームを走査し、ライン毎に画像が形成される。このため、この所定の間隔でライン分の画像データが転送されなければならない。また、複数ライン分のバッファや1または複数頁分のバッファが用意されていればその単位での等時性が要求される。従って、画像データの転送の際にエラーが生じたとしても再送要求を発行し、画像データの再送を行なう時間余裕は殆どない。しかし、画像データの転送が行われる場合には、わずかなデータのエラーであれば視認されることは殆どない。こういった特性を考慮し、データの通信速度を重視して画像データの転送の際の等時性を保証する。
また、画像形成装置では、画像を高品質化するために、文字や線はエッジをくっきりさせ、且つジャギーをなくす処理を行なうこと、写真部は階調性を高くしなめらかにする処理を行なうことが好ましい。このため、画像の属性情報に応じて様々な処理を施すのが好ましい。ここで、画像の属性情報には、文字、線または写真などが含まれる。画像の高画質化の観点からは、画像の属性情報も画像データと同時に転送するのが好ましい。受信側では、画像の高品質化のため、画像データの属性情報に応じて異なった処理を行うのが好ましい。
通信システムの一実施例では、送信側は、伝送線路の数を増加させることなく、画像データを転送する伝送線路と同一の伝送線路を利用して、画像の属性情報を転送する。画像データの属性情報は、文字、線画と写真との2つの属性を1ビットの属性情報(以下、「Atrb」という)で表すのが好ましい。属性情報の内容や属性情報のビット数は適宜変更されてもよい。
<第1の通信装置100>
第1の通信装置100は、通信制御データ付加部102と、送信制御部104と、シリアライザ(Serializer)106とを有する。
通信制御データ付加部102には、画像データ(Data)と該画像データの属性情報(Atrb)とが入力される。転送する画像が複数の部分画像に分割され、各部分画像が画像データで表される。通信システムの一実施例では、画像データ(Data)は、8ビット(bit)を単位として、通信制御データ付加部102に入力される。また、画像データの属性情報(Atrb)は、画像データ(Data)に並列に入力されるデータ列として、通信制御データ付加部102に入力される。具体的には、1画素が8ビットで表されるときは8ビットの画像データ(Data)は1画素に相当し、1画素が2ビットで表されるときは8ビットの画像データ(Data)は4画素に相当する。属性情報(Atrb)は、8ビットを単位として与えられるのが好ましい。属性情報(Atrb)を与える単位としてのビット数は適宜変更可能である。
属性情報(Atrb)は、部分画像の属性に対応する複数の状態情報が含まれる。通信システムの一実施例では、属性情報(Atrb)が0の場合に写真属性を示し、属性情報(Atrb)が1の場合に文字、線画属性を示す。
通信制御データ付加部102は、属性情報(Atrb)の変化点を検出する。通信制御データ付加部102は、属性情報(Atrb)の変化点を検出した画像データ間に、属性情報の設定を表す属性情報設定データ(Datrb)を挿入する。属性情報設定データ(Datrb)は、通信制御データに含まれる。
また、通信制御データ付加部102は、画像データ列を所定数ずつ転送する場合は、先頭と終了を示すデータを付加する。例えば、所定数を1ライン分の画像データ数とすると、通信制御データ付加部102は、ラインの先頭と終了に、先頭、終了を示すデータを付加するのが好ましい。
また、画像データを転送していない期間には、受信側において、送信されるシリアルデータのアライメントを取るためのコンマ(Comma)コードやダミーデータが送信される。通信制御データ付加部102は、コンマコードやダミーデータを付加する。通信制御データ付加部102は、画像データ(Data)に、上述した通信を制御するためのデータ(以下、「通信制御データ」という)を付加することにより送信データ列(Dtx)を作成する。通信制御データ付加部102は、シリアライザ106に、画像データ(Data)に通信制御データを付加した送信データ列(Dtx)を出力する。
送信制御部104は、通信制御データ付加部102と接続される。送信制御部104には、同期信号LSyncTxが入力される。送信制御部104は、同期信号LSyncTxに従って、通信制御データ付加部102へ通信制御データの付加タイミングを指示し、画像データの入力を制御する。画像データ(Data)、属性情報(Artb)はバッファ(図示なし)に蓄えられる。送信制御部104は、バッファに蓄えられた画像データ(Data)、属性情報(Artb)を順次読み出し、通信制御データ付加部102に入力する。送信制御部104は、同期信号LSyncTxのアサートによりバッファの読み出しアドレスをリセットし、読み出し信号Rdを出力する。送信制御部104は、順次アドレスを更新して画像データを読み出す。
シリアライザ106は、通信制御データ付加部102と接続される。シリアライザ106は、通信制御データ付加部102からの送信データ列(Dtx)を転送用コードへ変換する。シリアライザ106は、シリアルデータに転送用コードを変換する。シリアライザ106は、伝送路300に、シリアルデータを送信する。
送信部としてのシリアライザ106は、エンコーダ(ENC)108と、P/S変換部110と、ドライバ(増幅器)112とを有する。
エンコーダ108は、通信制御データ付加部102と接続される。エンコーダ108は、通信制御データ付加部102からの送信データ列(Dtx)を符号化する。例えば、エンコーダ108は、送信データ列(Dtx)を8b10b符号化するのが好ましい。8b10b符号化する際には、変換テーブルに従い、10bitのコードに8bitの入力データを変換するのが好ましい。10bitのコードは、シンボルと呼ばれるのが好ましい。エンコーダ108は、P/S変換部110に、10bitのコードを入力する。エンコーダ108に適用される符号化方式は適宜変更可能である。
P/S変換部110は、エンコーダ108と接続される。P/S変換部110は、シリアルデータ列に、エンコーダ108からの10bitのコードを変換する。P/S変換部110は、ドライバ112に、シリアルデータ列を入力する。
ドライバ112は、P/S変換部110と接続される。ドライバ112は、伝送路300に、P/S変換部110からのシリアルデータ列の差動信号を出力する。
<第2の通信装置200>
第2の通信装置200は、デシリアライザ(Deserializer)202と、受信データ処理部212とを有する。
デシリアライザ202は、元の画像データDrxに、伝送路300を送信されたシリアルデータを変換し、復元する。
デシリアライザ202は、レシーバ204と、クロックデータリカバリ回路(CDR: Clock Data Recovery)206と、S/P変換部208と、デコーダ(DEC)210とを有する。
レシーバ204は、伝送路300上を伝送された差動信号を受信する。レシーバ204は、差動信号を2値化する。レシーバ204は、クロックデータリカバリ回路206に、2値化した差動信号を入力する。
クロックデータリカバリ回路206は、レシーバ204と接続される。クロックデータリカバリ回路206は、レシーバ204からの2値化した差動信号のエッジタイミングを検出する。クロックデータリカバリ回路206は、エッジタイミングに同期したクロック信号を抽出する。クロックデータリカバリ回路206は、クロック信号により、シリアルデータを復元する。クロックデータリカバリ回路206は、S/P変換部208に、シリアルデータを入力する。
S/P変換部208は、クロックデータリカバリ回路206からのシリアルデータから、コンマコードを検出する。S/P変換部208は、コンマコードから10ビット毎に、コード(シンボル)のアライメントをとり、パラレルデータに変換する。S/P変換部208は、デコーダ210に、パラレルデータを入力する。
デコーダ210は、S/P変換部208からのパラレルデータを復号する。例えば、デコーダ210は、10b8b符号化することにより、10bitのシンボルから8bitの受信データDrxに復号するのが好ましい。伝送路300上をシリアルデータがエラーなく伝送されれば、第1の通信装置100からの送信データ(Dtx)と同一のデータがデコーダ210で復元される。デコーダ210は、受信データ処理部212に、復号したデータを入力する。デコーダ210に適用される復号方式は、第1の送信装置100のエンコーダ108に適用される符号化方式に従って適宜変更可能である。
受信データ処理部212は、デコーダ210と接続される。受信データ処理部212は、デコーダ210からのデータから、通信制御データを検出する。受信データ処理部212は、通信制御データに基づいて、有効な画像データ(Data)を抽出して出力する。受信データ処理部212は、データに挿入されている属性情報設定データ(Datrb)を検出し、属性情報(Atrb)を復元する。受信データ処理部212は、画像データの出力タイミングを調整する。例えば、受信データ処理部212は、バッファ(図示なし)を有する。受信データ処理部212は、該バッファにデータを蓄えることにより、画像データの出力タイミングを調整するのが好ましい。受信データ処理部212は、同期信号LSyncRxに基づいて、出力の開始を調整する。
例えば、画像形成装置に、第2の通信装置200が含まれる場合、受信データ処理部212は、ライン同期信号から生成され画像の書き出しに合せて、画像データを出力する。
また、受信データ処理部212は、画像データ(Data)の有効範囲LGateを出力する。
<通信制御データ付加部102>
図2は、通信制御データ付加部102の一実施例を示す。
通信制御データ付加部102は、属性情報設定データ付加部1022と、制御データ付加部1024とを有する。
属性情報設定データ付加部1022は、画像データに属性情報設定データを付加する。
制御データ付加部1024は、画像データの有効範囲を示す制御データ、通信制御を行うための制御データを付加する。
属性情報設定データ付加部1022は、属性情報判定部1026と、第1のセレクタ1028とを有する。
属性情報判定部1026は、画像データ列から属性情報(Artb)が変化するサイクルを検出してエッジ信号(Edge)をアサートする。属性情報判定部1026は、エッジ信号(Edge)をアサートすると略同時に、第1のセレクタ1028に属性情報設定データ(Datrb)を出力する。
また、属性情報判定部1026は、第1のセレクタ1028に、画像データに属性情報設定データを挿入する期間アサートされる選択信号Sellを出力する。
第1のセレクタ1028は、属性情報判定部1026と接続される。第1のセレクタ1028には、画像データ(Data)が入力される。第1のセレクタ1028は、属性情報判定部1026からの選択信号Sel1がアサートされている期間は、属性情報判定部1026からの属性情報設定データ(Datrb)を選択し出力する。第1のセレクタ1028は、属性情報判定部1026からの選択信号Sel1がアサートされていない期間は画像データ(Data)を選択し出力する。このようにすることにより、属性情報(Artb)の変化点で画像データ(Data)中に属性情報設定データ(Datrb)を挿入できる。
制御データ付加部1024は、制御データ生成部1030と、第2のセレクタ1032とを有する。
制御データ生成部1030には、送信制御部104から、有効データ送信開始を指示する開始信号(Sta)と有効データ送信終了を指示する終了信号(End)とが入力される。制御データ生成部1030は、開始信号(Sta)と終了信号(End)と応じて、制御データを生成する。
また、前述したように、受信側(第2の通信装置200)では、コンマコードなどの制御コードが検出されシンボルアライメントが行われる。このため、送信側(第1の通信装置100)は、有効画像データが送信されていない期間に、制御データを送信する。
また、クロックデータリカバリ回路206では、シリアルデータからクロックが復元される。従って、有効画像データが送信されていない画像データの無効期間であっても、第1の通信装置100から、第2の通信装置200との間で既知でないコードを送信すると、クロックデータリカバリ回路206が誤動作するおそれがある。したがって、制御データ生成部1030は、制御データとして、第2の通信装置200との間で既知であるダミーデータを生成するのが好ましい。ダミーデータは通常のデータコードや未使用の制御コードであるのが好ましい。ダミーデータは、コンマコードであってもよい。通信システムの一実施例では、ダミーデータとして、コンマコードが使用される。
第2のセレクタ1032は、第1のセレクタ1028と、制御データ生成部1030と接続される。第2のセレクタ1032には、送信制御部104から選択信号Sel2が入力される。第2のセレクタ1032は、送信制御部104からの選択信号Sel2がネゲートされている期間に、第1のセレクタ1028からの属性情報設定データが付加された画像データを選択し、出力する。第2のセレクタ1032は、送信制御部104からの選択信号Sel2がアサートされている期間に、制御データ生成部1030からの制御データを選択し、出力する。送信制御部104は、画像データの有効期間に選択信号Sel2をネゲートし、画像データの無効期間に選択信号Sel2をアサートする。これにより、属性情報設定データが付加された画像データの先頭及び終了にそれを示す制御データが付加され、それ以外の無効期間中はコンマを示す制御データとダミーデータが付加された送信データ列Dtxが生成される。
図3は、第1の通信装置の動作の一実施例を示すタイミングチャートである。
LSyncTxは、コントローラ(図示せず)から入力される送信の開始を指示する同期信号である。LSyncTxは、送信制御部104に入力される。
Staは、送信データの有効期間開始を示す制御データの生成を指示する信号である。Staは、LSyncTxがアサートされてから所定サイクル後にアサートされ、制御データ生成部1030に入力される。図3に示される例では、Staは、LSyncTxがアサートされてから1サイクル後にアサートされる。
Endは、送信データの有効期間終了を示す制御データの生成を指示する信号である。Endは、有効画像データを所定数送信した後に、制御データ生成部1030に入力される。図3に示される例では、Endは有効画像データをn個送信した後に、制御データ生成部1030に入力される。
Sel2は、画像データの有効期間、無効期間を示す選択信号である。Sel2は、送信制御部104内で生成される。Sel2は、Staがアサートされることによりネゲートされ、所定数nのデータを送信後にアサートされる。なお、所定数nは後述するRdがアサートされているサイクル数をカウントすることにより計数される。
Rdは、画像データ(Data)の読み出し信号である。Rdがアサートされている期間は読み出しアドレスがインクリメントされ、画像データ(Data)が更新される。Staのアサートから所定サイクル後アサートされる。所定サイクル数は送信データの有効期間開始を示す制御データの数に依存する。図3に示される例では、1サイクルである。また、属性情報設定データが挿入される期間には、Rdがネゲートされる。さらに、LSyncTxがアサートされてからRdがアサートされる回数がカウントされる。Rdがアサートされる回数が、所定数nと一致したらネゲートされる。
Dataは、画像データである。
Atrbは、画像データの属性情報を示す。読み出し信号Rdがアサートされたサイクルの次のサイクルで、画像データ(Data)と属性情報(Atrb)が更新される。属性情報(Atrb)の変化点では属性情報設定データが挿入される。属性情報設定データが挿入されるので、読み出し信号Rdはネゲートされており、画像データは前サイクルと同一データが入力される。
また、図3において斜線により示される部分は、無効期間を示す。無効期間では、画像データは選択されない。従って、斜線により示される部分は、Don't Careであることを示す。
Edgeは属性情報(Atrb)の変化点を示す信号である。Edgeは、属性情報が変化したサイクルでアサートされる。
Sel1は、属性情報設定データを挿入する期間をアサートする選択信号である。図3に示される例では、属性情報設定データは1サイクル分のデータである。従って、Sel1は、1サイクルアサートされる。Sel1のタイミング波形は、Edgeのタイミング波形と略同一である。
Dtxは、制御データが付加された画像データ列である。選択信号Sel2がアサートされている期間は、制御データ生成部1030により出力される制御データが選択される。Staがアサートされているサイクルでは有効期間開始を示す制御データ「S」が選択出力され、Endがアサートされている期間は有効期間終了を示す制御データ「E」が選択出力される。無効期間にはComma「C」とダミーデータが選択される。図3では、ダミーデータもコンマとして表す。
Sel2がネゲートされている期間では、入力される画像データ「Di」が選択され、出力される。ここで、「i」は1から1ラインの有効データ数nであるのが好ましい。
なお、(i)Sel1がアサートされているサイクルでは属性情報設定データ「At」が挿入されている。この間は画像データ読み出しの更新が行なわれていないので、属性情報設定データを挿入したサイクル数分画像データの有効期間は延びることになる。但し、属性情報の変化点は画像中頻繁にあるものではないので転送速度を大きく妨げるものではない。
<受信データ処理部212>
図4は、受信データ処理部212の一実施例を示す。
受信データ処理部212は、S、Eコード検出部2122と、Aコード検出部2124と、論理積演算部2126と、バッファ2128とを有する。
S、Eコード検出部2122には、受信データ列Drxが入力される。S、Eコード検出部2122は、受信データ列Drxから有効期間開始を示す制御データと有効期間終了を示す制御データを検出する。S、Eコード検出部2122は、有効期間開始を示す制御データと有効期間終了を示す制御データからデータの有効期間を示す信号EN1を生成する。S、Eコード検出部2122は、論理積演算部2126に、データの有効期間を示す信号EN1を入力する。
Aコード検出部2124には、受信データ列Drxが入力される。Aコード検出部2124は、受信データ列Drxから属性情報設定データを検出する。Aコード検出部2124は、画像データと対応付けて、属性情報設定データAtrb_inを復元する。Aコード検出部2124は、バッファ2128に、属性情報設定データAtrb_inを入力する。Aコード検出部2124は、属性情報設定データ以外のデータの有効期間を示す信号EN2を生成する。Aコード検出部2124は、論理積演算部2126に、属性情報設定データ以外のデータの有効期間を示す信号EN2を入力する。
論理積演算部2126は、S、Eコード検出部2122と、Aコード検出部2124と接続される。論理積演算部2126は、S、Eコード検出部2122からの信号EN1とAコード検出部2124からの信号EN2との論理積を演算することにより、受信データ列Drxの有効画像データ期間を示す信号ENを生成する。論理積演算部2126は、バッファ2128に、受信データ列Drxの有効画像データ期間を示す信号ENを入力する。
バッファ2128には、受信データ列Drxが入力される。バッファ2128には、論理積演算部2126から、受信データ列Drxの有効画像データ期間を示す信号ENが入力される。バッファ2128には、Aコード検出部2124から、属性情報設定データAtrb_inが入力される。バッファ2128は、受信データ列Drx(画像データ)と属性情報設定データAtrb_in(属性情報)を一時的に保持する。バッファ2128は、調整される出力タイミングにしたがって、画像データと属性情報を出力する。
バッファ2128は、受信データ列Drxの有効期間の画像データと該有効期間の画像データに対応する属性情報設定データとを一時的に保持する。バッファ2128により画像データと該画像データに対応する属性情報設定データとが保持されることにより、出力タイミングの調整と、シリアル転送速度と書込み速度との偏差を吸収する。
通信システムの一実施例では、1ライン分の画像データがバッファ2128に一時的に保持される。しかし、バッファ2128に一時的に保持されるデータ量は適宜変更可能である。
S、Eコード検出部2122により有効期間開始を示す制御データが検出されると、バッファ2128にライトアドレスのリセットが行われる。ライトアドレスのリセットが行われた後、データの有効期間を示す信号ENがアサートされる。データの有効期間を示す信号ENがバッファ2128への書込み有効信号として作用する。データの有効期間を示す信号ENがアサートされている期間は、ライトアドレスを更新しながら、復元された属性情報Atrb_inと一緒に、受信データ列Drxを順次書き込んでいく。
一方、読み出し側は、同期信号LSyncRxによりリードアドレスのリセットがされる。リードアドレスがリセットされてから所定サイクル後、LGateのアサートと共にバッファ2128に保持されているデータDataと属性情報Atrbとを出力する。
図5は、第2の通信装置の動作の一実施例を示すタイミングチャートである。
Drxは受信したデータである。Drxは、第1の通信装置100から送信されたデータDtxと略同一のものであるのが好ましい。
EN1は、データの有効期間を示す。S、Eコード検出部2122は、受信データ列Drxから、有効期間開始を示す制御データ「S」を検出するとアサートし、有効期間終了を示す制御データ「E」を検出するとネゲートする。
EN2は、属性情報設定データか否かを示す信号である。Aコード検出部2124は、属性情報設定データ「At」を検出すると、ネゲートする。論理積演算部2126は、EN1とEN2の論理積を演算することにより、データの有効期間であって画像データを示す信号を出力する。
Atrb_inは、受信データ列Drxから検出される属性情報設定データから復元される属性情報である。属性情報を復元する際の規則は予め設定される。例えば、属性情報のライン先頭での初期値は0であると設定し、属性情報設定データ「At」の検出の度に「0」と「1」との間で交互に切り替わるトグルスイッチと同様の動作をするように設定するのが好ましい。
なお、ライン先頭の属性情報が「1」から始まる場合には、最初の画像データの前に属性情報設定データ「At」を挿入するのが好ましい。属性情報の変化点で属性情報設定データ「At」を挿入することになり、転送量を大きく増やすことなく属性情報を転送できる。
図6は、画像の属性情報の一実施例のイメージ図を示す。
図6では、画像が複数の領域に区切られる。各領域を部分画像という。水平方向は1、・・・、nのn個に区切られ、垂直方向はaからhの8個に区切られる。
水平方向に8個に区切られた領域の1つは1画素あるいは1サイクル(8bit)で転送される画素単位を示す。つまり、水平方向は、領域は1ラインを単位として区切られる。斜線により表される部分の領域は、属性情報が「1」(文字・線画)の領域を表し、白地により表される部分の領域は属性情報が「0」(写真)の領域を表す。
また、黒ダイヤ「◆」により属性情報の境界が表される。属性情報の境界は、第1の通信装置100から第2の通信装置200に画像データを転送する際に、属性情報設定データを挿入する箇所を表す。
図3、図5には、図6のa行のデータが転送される場合のタイミングチャートが示される。
図7は、制御データの割り当ての一実施例を示す。
制御データは、エンコーダ108で8b10b符号化される。8b10b符号化される際に、8b10b変換規則で設定された制御コードを利用する。8b10b変換規則で設定された制御コードを利用するため、通常のデータと不整合なく送信できる。
図7に示される「Kコード」及び「Value(Hex)」は、符号化前の8ビットの制御データである。該制御データが符号化された10ビットのコード(シンボル)は、8b10b変換テーブルによるものと同じなので省略する。
「制御データ名」が「COM」(省略された表記では「C」)はコンマである。「COM」には、8b10b変換で定められた「K28.5」を割り当てる。
「STA」(省略された表記では「S」)は有効期間開始指示を行う制御データである。「COM」には、8b10b変換で定められた「K27.7」を割り当てる。
「END」(省略された表記では「E」)は有効期間終了指示を行う制御データである。「END」には、8b10b変換で定められた「K29.7」を割り当てる。
「ATS」(省略された表記では「At」)は属性情報設定データである。「ATS」には、8b10b変換で定められた「K28.1」を割り当てる。
通信システムの一実施例によれば、画像データを転送する際に、等時性を確保した上で、伝送路を追加することなく画像データの属性情報を転送することができる。等時性を確保した上で、画像データの属性情報を転送できるため、高速化と高画質化を両立することができる。
従来技術では、高速化を重視する場合には、画像の属性情報まで転送する余裕がないため属性情報ごとに最適化した処理を行なわずに共通の処理を行ない、ある程度の高画質化は犠牲にしていた。例えば、1画素8ビットのデータに高々1ビットの属性情報を付加するだけでも12.5%の転送量の増大につながるためである。逆に、高画質化を重視するのであれば、ある程度の高速化は犠牲にしていた。
仮に、画像データ転送用とは別に属性情報転送用の伝送路を備える場合には、コストアップになること、装置の小型化ができない点で劣っていた。
通信システムの一実施例では、画像データをシリアルデータに変換して転送するが、このシリアルデータに変換したコード(シンボル)には転送用のクロックが埋め込まれている。
また、通常のデータが変換されたシンボル以外のユニークなシンボルとして制御用シンボルを設ける。制御用シンボルのうちの1つまたは複数を属性情報変更コードとして定め、画像データの属性情報の転送に利用する。すなわち、送信側では転送する画像データ列に属性情報の変化するデータ間に属性情報変更コードを挿入する。一方、受信側ではシリアルデータから画像データを復元するとともに、属性情報変更コードを検出する。属性情報変更コードは属性情報の変化点を示すので、予め決めた規則に基づき画像データの属性情報も同時に復元できる。
通信システムの一実施例では、画像データを転送するシリアルデータのコード列に制御用コードを挿入し、属性情報を付加して転送する。すなわち、コストアップとなる伝送路の追加はしていない。また、画像データ中に属性情報の変化点が多数存在することは少ないので、属性情報変更コードの追加が転送レートの低下を生じさせることはない。そして受信側で属性情報に基づきそれぞれ適切な画像処理を施すことにより高画質化も実現できる。
<変形例(その1)>
通信システムの一変形例は、上述した実施例と属性情報設定データが異なる。
属性情報に3つ以上の状態が含まれる場合には、各状態にそれぞれ属性情報設定データを割り当てる。そして、その状態となる直前に、属性情報設定データを挿入する。例えば、属性情報に、「写真」、「文字・線画」、「グラフィック」の3つの状態が含まれる場合には、各状態にそれぞれ属性情報設定データを割り当て、その状態となる直前に、対応する属性情報設定データを挿入する。
通信システムの一変形例によれば、伝送線路を増やすことなく、かつ転送量も大きく増加させることなく、複数の属性情報を転送できる。このため、高速化を妨げることなく、属性情報に合わせた適切な処理を行うことができ、より高画質化に向けた処理を施すことができる。
<変形例(その2)>
通信システムの一変形例は、上述した実施例と属性情報設定データの設定が異なる。
通信システムの一変形例では、属性情報に対応する状態の遷移規則が予め設定される。例えば、「写真」、「文字・線画」、「グラフィック」、「写真」の順に循環して状態が変わることが予め設定される。この順序は一例であり、適宜変更可能である。
さらに、属性情報設定データの1個が1つの遷移に対応するという規則が予め設定される。この場合、「写真」から「グラフィック」へ変わる境界では、属性情報設定データを2個挿入する。「写真」から「グラフィック」へは、2回遷移するためである。
通信システムの一変形例では、属性情報設定データに割り当てる制御コードを1つにできるため少なくできる。
<変形例(その3)>
通信システムの一変形例は、上述した実施例と属性情報設定データの設定が異なる。
通信システムの一変形例では、属性情報に対応する状態の遷移規則が予め設定される。例えば、「写真」、「文字・線画」、「グラフィック」、「写真」の順に循環する順方向と、「写真」、「グラフィック」、「文字・線画」、「写真」の順に循環する逆方向とが予め設定される。この順序は一例であり、適宜変更可能である。
さらに、順方向に遷移するコード、逆方向に遷移するコードの2種類のコードに、属性情報設定データが予め設定される。
この場合、順方向に遷移するコード、逆方向に遷移するコードのいずれか一方を属性情報の境界で挿入する。
通信システムの一変形例では、属性情報設定データに割り当てる制御コードを2つにできるため少なくできる。
<変形例(その4)>
通信システムの一変形例は、上述した実施例と属性情報設定データの設定が異なる。
通信システムの一変形例では、属性情報設定データ1つと該属性情報設定データに続く8bitの通常データの1組を属性情報設定用の制御データとする。このように、境界に2バイト分のデータを挿入することにより、8ビット分の状態を転送でき、より多くの属性情報を転送できる。
図8は、通信システムの動作の一変形例を示すタイミングチャートである。
図8において、LSyncTx、Sta、End、Sel2については、図3と略同一である。
属性情報Artbは、8bitで表される。属性情報Artbは、D3とD4との境界と、D7とD8との境界とで変化する。
属性情報判定部1026は、属性情報Artbの変化を検出する。属性情報判定部1026は、属性情報Artbの変化を検出すると、2サイクル分のEdge信号と選択信号Sel1をアサートする。Edge信号と選択信号Sel1とがアサートされた期間に属性情報設定データ「At」と属性情報とを挿入する。図8には、属性情報設定データ「At」と属性情報とが挿入される期間を網点により示す。また、属性情報設定データ「At」と属性情報とが挿入される期間には、Rdはネゲートされ、画像データの読み出しは行われない。
このようにすることにより、属性情報以外にも各画像データに対応付けたパラメータも送信できる。例えば、階調処理のための閾値などのパラメータも送信できる。このため、より複雑な処理を受信側で行うことができ、さらなる高画質化を図ることができる。
<変形例(その5)>
図9は、通信システムの一変形例を示す。
図9は、画像形成装置やディスプレイなどの画像表示装置などの画像処理装置400に、上述した通信システムを適用したものである。
画像処理装置400は、入力画像処理部402と、シリアル通信部404と、出力画像処理部406と、画像出力部408とを有する。
入力画像処理部402には、外部のホストコンピュータ(図示なし)や内部装置であるコントローラ(図示なし)などから画像データが入力される。入力画像処理部402は、画像のビットマップデータ(ラスターデータ)へ、画像データを変換する。画像のビットマップデータは、形成する画像や、表示する画像に該当する。画像のビットマップデータに変換する際、画像に対応した属性情報を生成する。入力画像処理部402は、シリアル通信部404へ、画像データを入力する。
シリアル通信部404は、入力画像処理部402と接続される。シリアル通信部404には、図1を参照して説明した第1の通信装置100と、第2の通信装置200が搭載される。つまり、入力画像処理部402からの画像データは、第1の通信装置100に入力される。第1の通信装置100は、伝送路300を介して、入力画像処理部402からの画像データを第2の通信装置200へ転送する。第2の通信装置200は、出力画像処理部406へ、第1の通信装置100からの画像データを入力する。
出力画像処理部406は、シリアル通信部404と接続される。出力画像処理部406は、画像出力部408の特性に応じて、画像の最終出力として高画質となるように、シリアル通信部404からの画像データを処理する。シリアル通信部404からの画像データを処理する際に、出力画像処理部406は、復元した属性情報に応じて異なる処理を行なうのが好ましい。
例えば、出力画像処理部406は、文字や線はエッジをくっきりさせ且つジャギーをなくすような処理を行ない、写真部は階調性を高くしなめらかになるような処理を行なうのが好ましい。
出力画像処理部406は、画像出力部408と近接した位置に配置され、入力画像処理部402と離れた位置に配置されることが多い。このため、入力画像処理部402から、該入力画像処理部402と離れた位置に配置される出力画像処理部406へ画像データを転送する必要がある。
入力画像処理部402と出力画像処理部406との間に、シリアル通信部404を配置することにより、画像データ転送の等時性を確保した上で、伝送路を追加することなく画像データの属性情報を転送することができる。このため、装置の高速化と高画質化の両立を図ることができる。
本発明は特定の実施例を参照しながら説明されてきたが、各実施例は単なる例示に過ぎず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。説明の便宜上、本発明の実施例に従った装置は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウエアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明は上記実施例に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が包含される。
100 第1の通信装置
102 通信制御データ付加部
104 送信制御部
106 シリアライザ
200 第2の通信装置
202 デシリアライザ
212 受信データ処理部
300 伝送路
400 画像処理装置
特開2010−114762号公報

Claims (9)

  1. 画像から分割された複数の部分画像のそれぞれの属性情報に基づいて、所定数の部分画像の画像データを含む画像データ列における当該部分画像の属性情報が変化する画像データ間に属性情報が変化したことを示す属性情報変更コードを挿入する属性情報設定データ付加部と、
    前記属性情報設定データ付加部により属性情報変更コードが挿入された画像データ列を送信する送信部と
    を有する、通信装置。
  2. 前記属性情報には、前記部分画像の属性に対応する複数の状態情報が含まれ、
    前記属性情報変更コードにより、前記複数の状態情報の各々に対応する状態が表される、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記属性情報には、前記部分画像の属性に対応する複数の状態情報が含まれ、
    前記複数の状態情報の設定が変更される順序が予め設定され、
    前記属性情報変更コードにより、前記状態が変化したことが表わされる、請求項1に記載の通信装置。
  4. 前記属性情報には、前記部分画像の属性に対応する複数の状態情報が含まれ、
    前記属性情報変更コードは、前記属性情報が挿入されることを表すコードと前記状態情報を表す情報との組み合わせにより表される、請求項1に記載の通信装置。
  5. 転送された信号を受信する通信装置であって、
    前記信号には、画像から分割された複数の部分画像のそれぞれの属性情報に基づいて、所定数の部分画像の画像データを含む画像データ列における当該部分画像の属性情報が変化する画像データ間に属性情報が変化したことを示す属性情報変更コードが挿入され、
    前記信号から、前記属性情報変更コードを検出し、該属性情報変更コードに基づいて、前記属性情報を、該属性情報に対応する部分画像と対応付けて復元する検出部と、
    該検出部で復元された属性情報と、該属性情報に対応する部分画像とを出力する出力部と
    を有する、通信装置。
  6. 画像データを転送する第1の通信装置と該画像データを受信する第2の通信装置とを有する通信システムであって、
    前記第1の通信装置は、
    画像から分割された複数の部分画像のそれぞれの属性情報に基づいて、所定数の部分画像の画像データを含む画像データ列における当該部分画像の属性情報が変化する画像データ間に属性情報が変化したことを示す属性情報変更コードを挿入する属性情報設定データ付加部と、
    前記属性情報設定データ付加部により属性情報変更コードが挿入された画像データ列を送信する送信部と
    を有し、
    前記第2の通信装置は、
    前記第1の通信装置により送信された画像データから、前記属性情報変更コードを検出し、該属性情報変更コードに基づいて、前記属性情報を、該属性情報に対応する部分画像と対応付けて復元する検出部と、
    該検出部で復元された属性情報と、該属性情報に対応する部分画像とを出力する出力部と
    を有する、通信システム。
  7. 画像データを転送する通信装置における通信方法であって、
    画像から分割された複数の部分画像のそれぞれの属性情報に基づいて、所定数の部分画像の画像データを含む画像データ列における当該部分画像の属性情報が変化する画像データ間に、属性情報が変化したことを示す属性情報変更コードを挿入し、
    前記属性情報変更コードが挿入された画像データ列を送信する、通信方法。
  8. 転送された信号を受信する通信装置における通信方法であって、
    前記信号には、画像から分割された複数の部分画像のそれぞれの属性情報に基づいて、所定数の部分画像の画像データを含む画像データ列における当該部分画像の属性情報が変化する画像データ間に属性情報が変化したことを示す属性情報変更コードが挿入され、
    前記信号から、前記属性情報変更コードを検出し、該属性情報変更コードに基づいて、前記属性情報を、該属性情報に対応する部分画像と対応付けて復元し、
    該復元された属性情報と、該属性情報に対応する部分画像とを出力する、通信方法。
  9. 画像データを転送する第1の通信装置と該画像データを受信する第2の通信装置とを有する通信システムにおける通信方法であって、
    前記第1の通信装置は、
    画像から分割された複数の部分画像のそれぞれの属性情報に基づいて、所定数の部分画像の画像データを含む画像データ列における当該部分画像の属性情報が変化する画像データ間に属性情報が変化したことを示す属性情報変更コードを挿入し、
    前記属性情報変更コードが挿入された画像データ列を送信し、
    前記第2の通信装置は、
    前記第1の通信装置により送信された画像データから、前記属性情報変更コードを検出し、該属性情報変更コードに基づいて、前記属性情報を、該属性情報に対応する部分画像と対応付けて復元し、
    該復元された属性情報と、該属性情報に対応する部分画像とを出力する、通信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5524067A (en) * 1992-10-06 1996-06-04 Fuji Xerox Co., Ltd. Image processing device employing coding with edge information preserved
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