JP2014120417A - 電池パック - Google Patents

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Abstract

【課題】リード板の差込部の強度と差込み易さを向上しつつ、回路基板を小さくすることができて、小型で安価であり且つ耐衝撃性が高い電池パックを提供することにある。
【解決手段】電池パックは、互いに接続された複数の電池と、複数の電池と接続された導電性材料からなるリード板と、リード板を介して複数の電池と接続された回路基板とを備えている。回路基板には、該回路基板をその厚み方向に貫通する差込孔が形成され、リード板は、差込孔に挿入された差込部を有し、差込部は、差込孔に挿入される側の先端に先端R部を有しながら、リード板における他の部分よりも厚みが大きくなるように折り曲げられて形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電池パックに関し、特に、回路基板を有する電池パックに関する。
近年、種々の電子機器の電源として、複数の電池が互いに接続され、電池ケースに収容された電池パックが用いられている。例えば、直列に接続された複数の電池を備えた電池パックは高い電圧を必要とする機器に用いられ、並列に接続された複数の電池を備えた電池パックは高い電流値を必要とする機器に用いられる。
このような電池パックは、一般に、複数の電池と、複数の電池を電気的に接続する金属製のリード板と、電池を安全に充放電させるための回路基板と、これらを収容する樹脂製のケース等により構成されている。
複数の電池は、リード板と抵抗溶接等の溶接工法により接続され、リード板を介して所望の直列数・並列数で互いに接続される。
従来、電池と回路基板との接続には、樹脂チューブにより被覆されたリード線が用いられ、はんだ付け等によりリード線の一端が回路基板に接続され、他端が電池と接続したリード板に接続される。しかしながら、このような方法では、樹脂チューブに被覆されたリード線のコスト及びはんだ付けによる接続点数が増えることとなる。このような問題を解決するために、リード板が回路基板に直接に接続された電池パックが特許文献1及び2等に提示されている。
それらに記載された電池パックでは、図6に示すように、回路基板103に差込孔103Aが設けられ、リード板105の差込部105Aが差込孔103Aに挿入されている。また、挿入された差込部105Aは、回路基板103の表面に沿って折り曲げられ、又は折り曲げられずに、回路基板103の表面に設けられている導電部に差込部105Aがはんだ付けされている。これにより、リード板105が回路基板103に直接に接続されている。
特開2008−34296号公報 特開2005−317460号公報
ところで、回路基板103は、電池パックを構成する部品群の中で電池に次いでコスト占有率が高い部品である。このため、回路基板103を小さくすることはコストを低減するのに有用である。
しかしながら、特許文献1及び2のようにリード板105を回路基板103に直接に接続すると、落下等により電池パックに衝撃力が加わることによって、図7に示すリード板105の破断線105Fの箇所においてリード板105が破断するおそれがある。このため、剛性上の問題で差込部105Aの幅寸法Wを小さくできないので、差込孔103Aの開口幅寸法Xも小さくできず、その結果、回路基板103の幅寸法Yを小さくできないという問題が生じる。
また、回路基板103の差込孔103Aは、図8に示すような横長形状か、又は図9に示すような縦長形状に大別される。なお、ここでは、回路基板103の短辺方向(幅方向)を縦(上下)方向として、回路基板103の長辺方向(長さ方向)を横(左右)方向として説明する。これらのうち、図9の縦長形状の方がリード板105の歩留が良いため、より望ましい。
しかしながら、図9に示すように回路基板103の中央部でリード板105を接続すると、リード板105のクランク状に折り曲げられたクランク状折り曲げ部105Gが、回路基板103の裏側の多くの領域を占めることとなる。これにより、その領域は部品実装不可領域103Cとなるため、回路基板103の部品実装領域をできる限り確保するには、図10に示すように、回路基板103の四隅に差込孔103Aを設ける構造とすることが望ましい。
但し、このようにすると、回路基板103の部品実装面積を多く確保できるが、回路基板103の縦寸法(幅寸法)は必然的に大きくなり、小型化できないという問題が生じることとなる。
本発明は前記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、リード板の差込部の強度と差込み易さを向上しつつ、回路基板を小さくすることができて、小型で安価であり且つ耐衝撃性が高い電池パックを提供することにある。
前記の目的を達成するために、本発明は、電池パックにおいて、リード板の差込部をリード板における他の部分よりも厚みが大きくなるように折り曲げて形成した。
具体的に、本発明に係る電池パックは、互いに接続された複数の電池と、複数の電池と接続された導電性材料からなるリード板と、リード板を介して複数の電池と接続された回路基板とを備え、回路基板には、該回路基板をその厚み方向に貫通する差込孔が形成され、リード板は、差込孔に挿入された差込部を有し、差込部は、差込孔に挿入される側の先端に先端R部を有しながら、リード板における他の部分よりも厚みが大きくなるように折り曲げられて形成されている。
本発明に係る電池パックによると、リード板の差込部は、リード板における他の部分よりも厚みが大きくなるように折り曲げられているため、リード板の差込部の強度を向上しつつ、リード板を小さくすることができる。更に、先端R部により、差込部が差込孔に差し込み易くすることができる。このため、回路基板を小型化することができ、その結果、小型で安価であり且つ耐衝撃性が高い電池パックを得ることができる。
本発明に係る電池パックによると、リード板の差込部の強度と差込み易さを十分に向上しつつ、リード板を小さくすることができる。このため、回路基板を小型化することができ、その結果、小型で安価であり且つ耐衝撃性が高い電池パックを得ることができる。
図1(a)は本発明の第1の実施形態に係る電池パックを示す分解斜視図であり、図1(b)は図1(a)のIb−Ib線における断面図である。 図2(a)は本発明の第1の実施形態に係る電池パックにおけるリード板の差込部の折り曲げられる前の形状を示す図であり、図2(b)はリード板の差込部の折り曲げられた後の形状を示す図である。 図3(a)及び図3(b)は本発明の第1の実施形態に係る電池パックにおける回路基板の差込孔にリード板の差込部が挿入された状態を示し、図3(a)は図3(b)のIIIa−IIIa線における断面図であり、図3(b)は回路基板の平面図である。 図4は本発明の第1の実施形態に係る電池パックにおけるリード板の差込部の変形例を示す図である。 図5は、本発明の第1の実施形態に係る電池パックにおける回路基板の差込孔及びリード板の配置の一例を示す図である。 図6は従来の電池パックにおける回路基板とリード板との接続部の周辺を示す斜視図である。 図7(a)及び図7(b)はは従来の電池パックにおける回路基板の差込孔にリード板の差込部が挿入された状態を示し、図7(a)は図7(b)のIXa−IXa線における断面図であり、図7(b)は回路基板の平面図である。 図8は従来の電池パックにおける回路基板の差込孔及びリード板の配置の一例を示す図である。 図9は従来の電池パックにおける回路基板の差込孔及びリード板の配置の他の例を示す図である。 図10は従来の電池パックにおける回路基板の差込孔及びリード板の配置の他の例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。また、本発明の効果を奏する範囲を逸脱しない範囲で、適宜変更は可能である。さらに、他の実施形態及びその変形例との組み合わせも可能である。
(実施の形態1)
まず、本発明の第1の実施形態に係る電池パックについて図1を参照しながら説明する。図1(a)は本実施形態に係る電池パックを示す分解斜視図であり、図1(b)は図1(a)のIb−Ib線における断面図である。
図1(a)に示すように、本実施形態に係る電池パックでは、円筒形の電池1が6個用いられ、2並列3直列に接続されている。但し、当然にこれに限られず、互いに接続する複数の電池1が用いられていればよい。また、本実施形態の電池パックにおいて、電池1の正極又は負極と接続するようにリード板5が配設されている。リード板5は、電池1と接続する部位から、後に説明する回路基板3側に延びる部位を有し、その先端には回路基板3と接続する部位となる差込部5Aを有している。
複数の電池1の側面(図1(a)では上側)には、樹脂製で且つ有底形状の回路基板ホルダー7に収容された回路基板3が設けられている。図1(b)に示すように、回路基板3を収容する回路基板ホルダー7は、電池1同士の間に形成される隙間空間6に収まるように配置されている。
また、図1(a)及び(b)に示すように、回路基板3には、その厚み方向に貫通する差込孔3Aが形成され、差込孔3Aにはリード板5の差込部5Aが挿入される。ここで、差込部5Aが差込孔3Aに挿入された部分において、はんだ付けにより回路基板3とリード板5とが固着されている。また、回路基板ホルダー7には、回路基板3の差込孔3Aに対応する位置に貫通孔7Aが形成され、貫通孔7Aにリード板5の差込部5Aが挿通可能となっている。なお、回路基板ホルダー7には、回路基板3との位置合わせを可能にする位置決めリブ7Bが設けられており、回路基板3の差込孔3Aと、回路基板ホルダー7の貫通孔7Aと、リード板5の差込部5Aとの位置が合うように構成されている。このような複数の電池1、回路基板ホルダー7に収容された回路基板3及びリード板5が電池ケース(図示せず)に収容されて、電池パックが完成する。
本実施形態において、リード板5の差込部5Aは、差込孔3Aに挿入される側の先端に先端R部5Eを有しながら、先細形状で且つリード板5の他の部分よりも厚くなるように折り曲げられている。ここで、リード板5の差込部5Aの形状について図2及び図3を参照しながら説明する。図2(a)は本実施形態に係る電池パックにおけるリード板の差込部の折り曲げられる前の形状を示す図であり、図2(b)はリード板の差込部の折り曲げられた後の形状を示す図である。図3(a)及び図3(b)は本実施形態に係る電池パックにおける回路基板の差込孔にリード板の差込部が挿入された状態を示し、図3(a)は図3(b)のIIIa−IIIa線における断面図であり、図3(b)は回路基板の平面図である。なお、図3(b)では、図の簡略化のために、はんだ2を省略している。
図2(a)に示すように、リード板5の差込部5Aとなる部分は、例えば差込孔3Aに挿入される側の先端に先端R部5Eを有する台形形状に金属板が裁断されて形成される。なお、リード板5の材料には、導電性の材料が用いられ、例えば鉄若しくは銅合金、ニッケル又はアルミ等を基材とし、必要に応じてその表面にニッケル又は錫合金等がめっきされた板厚が0.1mm〜0.3mm程度の金属板が主として用いられる。また、本実施形態において、折り曲げる前の差込部5Aは、上記の通り先端R部5Eを有する台形形状としたが、折り曲げて先細形状の差込部5Aを形成できれば、これに限られず、例えば台形以外の多角形状であってもよく、円形状又は楕円形状等であっても構わない。
図2(a)及び図2(b)に示すように、リード板5の差込部5Aは、その幅方向の両端部が中央部に折り曲げられて形成されている。なお、リード板5の幅方向とは、図2(a)及び(b)の上下方向をいう。すなわち、差込部5Aは、折り曲げ線5Bに従って、差込部5Aが中央部に折り曲げられている。ここでは、差込部5Aの幅方向の両端部が中央部に折り曲げられているが、これに限られず、内側に折り曲げられていれば、例えば端部と中央部との間の位置に折り曲げられていても構わない。また、差込部5Aには、上述のように折り曲げられた部分である2つの折り曲げ片5Cが形成されている。このように折り曲げることにより、差込部5Aは先端R部5Eを有する先細形状となり、また、折り曲げ片5Cが形成されて厚みが厚くなることにより強度が向上する。但し、折り曲げ部分の曲率半径を過剰に小さくすると、折り曲げ線5Bからリード板5が破断するおそれがあるため、このような破断が起こらないで且つ回路基板3の差込孔3Aに挿入できる程度に調整する必要がある。
図1(a)にように、回路基板3とリード板5を接続させるために、回路基板3をリード板5に近づけたとき、リード板5の位置が少しずれていてもリード板5の差込部5Aの先端が回路基板3の上で移動して差込孔3Aに差込まれ易いように、差込部5Aは差込孔3Aに挿入される側の先端に先端R部5Eを備えている。そのため、先端R部5EはR0.1mm以上で形成されていることが望ましい。もし、先端R部5EがR0.05mm以下であったり、尖っていたりすると差込部5Aが差込孔3Aに差込みできなかったとき、差込部5Aが回路基板3に突き刺さってしまうという不具合を発生させる。
差込部5Aは折り曲げられた後に、図3(a)及び(b)に示すように、差込孔3Aに挿入される。
差込部5Aを先細形状になるように折り曲げることによって、図3(a)に示すように、リード板5の破断線5Fは差込孔3Aの幅よりも大きい幅で、差込孔3Aの外の位置となり、差込部5Aにおける差込孔3Aに挿入される部分の幅寸法Wを適切に選べば、差込部5Aの強度を向上しつつ差込部5Aを小さくすることが可能となる。
回路基板3の縦方向寸法Yは、差込孔3Aの縦方向寸法Xと、差込孔3Aから回路基板3の端部までの距離Zとから、Y=X+2Zと表せる。なお、ここでは回路基板3の短辺方向(幅方向)を縦(上下)方向として、回路基板3の長辺方向(長さ方向)を横(左右)方向として説明する。ここで、差込孔3Aの壁面及び周縁部には導電部3Bが設けられており、距離Zは導電部3Bのサイズ等で決定される寸法であり、図3と従来の電池パックを示す図7とにおいては同じ設計値となる。上記のように、本実施形態では、リード板5の差込部5Aを小さくすることが可能となるため、差込孔3Aの縦方向寸法Xを小さくすることができ、回路基板3の縦方向寸法Yを小さくすることができる。その結果、回路基板3を小型化することができる。
なお、図3(b)では、差込孔3Aの形状は楕円形であるが、当然にこれに限られず、例えば円形であっても構わない。差込孔3Aを円形にすると、孔の加工がより容易となる。
また、図3(a)に示すように、リード板5の差込部5Aと回路基板3とは、はんだ2により接続されている。この場合、差込部5Aに2つの折り曲げ片5Cを設ける際に、折り曲げ片5C同士の間に間隙となる線条空間5Dが設けられることが好ましい。このようにすると、はんだ2を線条空間5Dに誘導することができ、誘導されたはんだが折り曲げ片5Cと重なり合う面との隙間にも充填され、それが固化することで差込部5Aをさらに強固なものにすることが可能となる。なお、線条空間5Dは差込部5Aの先端から基端に向かって徐々に狭くなる形状であることが望ましい。このようにすると、粘性流体の毛細管現象が促進されて、線条空間5Dに液状のはんだを誘導し易くなる。
本実施形態に係る電池パックによると、リード板の差込部は折り曲げられて先細形状に形成されているため、リード板の差込部の強度を向上しつつ、差込部を小さくすることが可能となり、回路基板を小型化でき、その結果、電池パックの耐衝撃性を向上すると共に小型化することができる。
次に、本実施形態の電池パックの製造方法について説明する。
まず、予めリード板5の差込部5Aを上述のように差込孔に挿入される側の先端に先端R部5Eを有しながら、折り曲げることにより、リード板5の他の部位よりも厚い、先細形状の差込部5Aを形成しておく。このリード板5と電池1とを抵抗溶接等の溶接工法にて接続することにより、複数の電池1を、例えば2並列3直列に接続する。次に、回路基板3を回路基板ホルダー7に収容する。続いて、回路基板ホルダー7を、上記の通り溶接された電池1同士の隙間空間6に収まるように配設する。このとき、予めリード板5の差込部5Aを回路基板ホルダー7に設けられた貫通孔7Aに対応する位置に配置しておく。このようにして、差込部5Aを貫通孔7Aに挿入すると、上述した位置決めリブ7Bによって回路基板3の差込孔3Aが貫通孔7Aに対応する位置に配置されるため、差込部5Aが回路基板3の差込孔3Aに誘導されて挿入される。差込部5Aを回路基板3の差込孔3Aに挿入した後、それらをはんだ付けすることにより回路基板3とリード板5とを固着する。その後に、それらを電池ケース(図示せず)内に収容することにより、電池パックを完成できる。
ここで、隙間空間6のサイズは、図1(b)に示すように、使用する電池1の外径、及び電池1同士の間のクリアランスPで決まるが、電池パックの小型化の観点からクリアランスPは1mm程度が望ましい。また、隙間空間6に回路基板ホルダー7を収容するためには、回路基板3に実装する実装部品の高さ等を考慮すると、回路基板3の幅方向の寸法Yを6mm以下にし、差込部5Aにおける差込孔3Aに挿入される部分の幅寸法Wを3mm以下にする必要がある。強度を向上しつつ差込部5Aを先細形状にする本実施形態のリード板5を用いることにより、幅が小さい回路基板3にも直接に挿入して、その上からはんだ付けすることが可能になる。
本実施形態に係る電池パックの製造方法によると、リード板の差込部の強度を向上しつつ、差込部を小さくすることが可能となり、回路基板を小型化でき、その結果、電池パックの耐衝撃性を向上すると共に小型化することができる。さらに、リード板の差込部を狭幅の回路基板の差込孔に直接に差込んで、その部分をはんだ付けすることができるため、はんだ付け等の作業性を向上でき、隙間空間の有効活用による体積効率の良い電池パックを得ることができる。
なお、本実施形態において、組立性向上及び回路基板と電池とを絶縁隔離するために回路基板ホルダー7を設けたが、電池の側面に予め絶縁紙等の絶縁部材を密着させてもよい。
本実施形態では、図2(a)及び(b)に示すように折り曲げ線5Bを2本設けて、2つの折り曲げ片5Cを有する差込部5Aを形成したが、これに限られない。差込部5Aの他の例を、本実施形態の変形例として、図4を参照しながら説明する。図4は本実施形態に係る電池パックにおけるリード板の差込部の第1変形例を示す図である。
また、本発明の第1の実施形態の変形例では、図4に示すように、リード板5の差込部5Aは、折り曲げられる代わりに、その幅方向に丸められて、略円錐状に形成されていてもよい。言い換えると、リード板5の差込部5Aをその幅方向に丸めて先細形状となるように形成してもよい。このようにすると、リード板5の破断不良を低減すると共に、差込部5Aの厚みを厚くすることができて強度を上げることができる。
本実施形態に係る電池パックによると、リード板の差込部の強度を向上しつつ、差込部を小さくすることが可能となり、回路基板を小型化でき、その結果、電池パックの耐衝撃性を向上すると共に小型化することができる。
また、図5に示すように、回路基板3を電池1の側面に配置した形態とし、上記の実施形態に係る差込部5Aの先端が細く構成されたリード板5を用いることにより、回路基板3の差込孔3Aを小さくできて回路基板3の幅を小さくできる。
本発明に係る電池パックは、耐衝撃性に優れ、小型で安価な電池パックを得ることができて、ノートパソコン及びビデオカメラ等の電気機器、電動工具、又は電動アシスト自転車等の電源に用いられる複数の電池が並列又は直列に接続された電池パック等に有用である。
1 電池
2 はんだ
3 回路基板
3A 差込孔
3B 導電部
5 リード板
5A 差込部
5B 折り曲げ線
5C 折り曲げ片
5D 線条空間
5E 先端R部
5F 破断線
6 隙間空間
7 回路基板ホルダー
7A 貫通孔
7B 位置決めリブ

Claims (6)

  1. 互いに接続された複数の電池を備えた電池パックであって、
    前記複数の電池と接続された導電性材料からなるリード板と、
    前記リード板を介して前記複数の電池と接続された回路基板とを備え、
    前記回路基板には、該回路基板をその厚み方向に貫通する差込孔が形成され、
    前記リード板は、前記差込孔に挿入された差込部を有し、
    前記差込部は、前記差込孔に挿入される側の先端に先端R部を有しながら、前記リード板における他の部分よりも厚みが大きくなるように折り曲げられて形成されている電池パック。
  2. 前記差込部は、先細形状であり、前記差込部の幅方向の両端部が内側に折り曲げられて形成された2つの折り曲げ片を有する請求項1に記載の電池パック。
  3. 前記2つの折り曲げ片同士の間に間隙が形成されている請求項2に記載の電池パック。
  4. 前記間隙は、前記差込部の先端から基端に向かって徐々に狭くなる形状である請求項3に記載の電池パック。
  5. 前記先端R部は、R0.1mm以上である請求項1乃至4のいずれかに記載の電池パック。
  6. 前記差込部は、折り曲げられる代わりに、前記差込部の幅方向に丸められて略円錐状に形成されている請求項1に記載の電池パック。
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