JP2014118183A - 噴霧容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器内を加圧状態にして圧力により内容液を噴霧する噴霧容器の噴霧後の残留内容液の付着固化による目詰まりを抑制し、ノズル押し下げ操作性を改良した噴霧容器を提供する。
【解決手段】一時的に液体流路弁が閉塞されて空気流路弁のみが開放されることで、気体によって残留液体を排出する噴霧容器10において、ステム22の外側方向に張り出して設けられた環状突起部と、ハウジング24の内側方向に張り出して設けられた小径内壁部とを当接させて、ステム内とハウジング内との連通を閉塞する液体流路弁とすることによって、液体流路内のわずかな残留液体によってハウジング下方の吸液孔がさらに狭くなったり、あるいは閉塞されたりすることがないため、残留液体による目詰まりが生じ難く、ノズル16及びステムの押し下げ方向が傾いても液体流路弁の閉塞不完全や、ノズル押し下げ抵抗とならず、押し下げ操作が容易となる。
【選択図】図1

Description

本発明は噴霧容器、特に、容器内を加圧状態にして圧力により内容液を噴霧する噴霧容器における、噴霧後の残留内容液の付着固化による目詰まりの抑制や、噴霧時のノズル押し下げの操作性の改良に関する。
従来、内容液を充填した容器内を加圧状態にし、ノズルを上方から押し下げることで外部と連通する弁を開放し、圧力によって内容液を噴霧する噴霧容器が知られている。このような噴霧容器としては、予め高圧液化ガスが収容・密封されて容器内が加圧状態とされたエアゾール容器や、また、蓄圧用の空気ポンプを別途備えており、使用に際して該空気ポンプにより容器内を加圧状態にする蓄圧式噴霧容器等がある。
これら従来の噴霧容器においては、内容液を噴霧した後、ノズル先端の噴霧口付近や容器内部の液体流路内に噴霧しきれなかった内容液が付着残留し、さらに経時での乾燥によって固化し、液体流路の目詰まりを生じて噴霧がし難くなってしまうという問題があった。これに対して、特許文献1に記載の噴霧容器では、ノズルの押し下げによって、容器内部の液体と気体とが別々の流路を経て噴霧口から噴霧された後、ノズルの押し下げが解除されてノズルが上方へと移動する際、先に液体流路弁のみが閉塞され、空気流路弁のみが開放され得る構成とすることで、噴霧後に液体流路中に残留した内容液を空気によって排出し、内容液の付着残留や、その固化による目詰まりが妨げられている。
しかしながら、特許文献1に記載の噴霧容器においても、気液合流部となるハウジングの下方の狭い吸液孔において液体流路弁が設けられているため、わずかな残留液体の付着によって吸液孔が非常に狭くなったり、さらには閉塞してしまうという問題があった。特に、ハウジングの底部周端縁付近には残留液体が溜まりやすく、さらにここから残留液体が下方へと流れ落ちて吸液孔付近に付着・固化してしまい、噴霧が不良となってしまうことがあった。さらに、特許文献1に記載の噴霧容器では、ノズルと直接連絡した筒状のステムが吸液孔を貫通して液体流路弁の弁体の役割を果たしているため、ノズルの押し下げによってステムが鉛直方向から少しでも傾いてしまうと、液体流路弁が完全に開放あるいは閉塞できずに噴霧が不良となったり、あるいはノズルが押し下げ難くなってしまう場合があった。
特表平8−506553号公報
本発明は、上記従来技術の課題に鑑みて行われたものであって、容器内を加圧状態にして圧力により内容液を噴霧する噴霧容器において、噴霧後の残留内容液の付着固化による目詰まりが抑制され、さらにノズル押し下げ操作性の改良された噴霧容器を提供しようとするものである。
本発明者らが鋭意検討を行った結果、気体流路、液体流路のそれぞれに弁を設け、噴霧後一時的に液体流路弁のみを閉塞し空気流路弁のみを開放することで、空気によって残留液体を排出し得る構成とした噴霧容器において、ステムの外側方向の全周にわたって張り出して設けられた環状突起部と、ハウジングの内側方向の全周にわたって張り出して設けられた小径内壁部とを当接させて、該ステム内と該ハウジング内との連通を閉塞する構成の液体流路弁とすることによって、液体流路内のわずかな残留液体によってハウジング下方の吸液孔がさらに狭くなったり、あるいは閉塞されたりすることがなく、残留液体による目詰まりが生じ難いことを見出した。さらに、ステム外側の環状突起部と、ハウジング内側の小径内壁部とを当接させて液体流路弁を構成しているため、ノズル及びステムの押し下げ方向が鉛直方向から傾いた場合であっても、液体流路弁の開放あるいは閉塞が不完全になったり、ノズルの押し下げ時の大きな抵抗が生じ難く、ノズルの押し下げ操作が容易となることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明にかかる噴霧容器は、
有底筒状の容器本体と、該容器本体の上方に設けられたノズル部とを備え、該容器本体内に内容液が収容されて加圧密封された状態で、前記ノズル部を上方から押し下げることで、該ノズル部の先端に設けられた噴霧口から内容液及び気体を圧力によって噴霧する噴霧容器において、
前記ノズル部内と連通可能な筒状の部材であって、前記ノズル部とともに上下動可能に設けられたステム部と、
前記容器本体の口部へと装着される筒状の部材であって、その上方の内周面が前記ステム部の外周面と摺接可能に設けられたシリンダ部と、
前記ステム部内及び前記容器本体内と連通可能な筒状の部材であって、前記ステム部の下方外側を所定の空間を介して取り囲む、該ステム部よりも大径のハウジング部と、
前記ステム部と前記ハウジング部との間に介在し、前記ステム部を上方向へと付勢するスプリング部と、
前記容器本体内の上部空間から、前記ハウジング部内、前記ステム部側方に設けられた吸気孔、該ステム部内を経て、前記ノズル部内へと連通可能な空間としての気体流路と、
前記容器本体内の下部空間から、前記ハウジング部の下方に設けられた吸液孔、該ハウジング部内及び前記ステム部内を経て、前記ノズル部内へと連通可能な空間としての液体流路と
を備え、
前記ノズル部が押し下げられていない上死点の状態で、前記ステム部側方の吸気孔が前記シリンダ部の上方内周面により封鎖されて、該ステム部内と該容器本体内の上部空間との連通を閉塞し、前記ノズル部が最下部まで押し下げられた下死点の状態で、前記ステム部側方の吸気孔が封鎖されずに、前記ステム部内と前記容器本体内の上部空間との連通を開放する気体流路弁を構成し、
前記ノズル部が押し下げられていない上死点の状態で、前記ステム部の外側方向の全周にわたって張り出して設けられた環状突起部と、前記ハウジング部の内側方向の全周にわたって張り出して設けられた小径内壁部とが当接して、該ステム部内と該ハウジング部内との連通を閉塞し、前記ノズル部が最下部まで押し下げられた下死点の状態で、前記ステム部の環状突起部と前記ハウジング部の小径内壁部とが当接せずに、該ステム部内と該ハウジング部内との連通を開放する液体流路弁を構成し、
前記ノズル部の上死点と下死点との間で、前記気体流路弁のみが開放され、且つ前記液体流路弁のみが閉塞されるノズル部の位置が存在する
ことを特徴とするものである。
また、前記噴霧容器において、前記気体流路が、前記容器本体内の上部空間から、少なくとも前記ハウジング部の上端面と前記シリンダ部との間隙を経て、前記ハウジング部内へと連通することが好適である。
また、前記噴霧容器において、前記ステム部の外側方向の全周にわたって張り出して設けられた環状突起部が、前記ステム部に設けられた前記スプリング部のための受け部と同じかあるいはそれよりも上方に設けられていることが好適である。
また、前記噴霧容器において、前記ステム部の外側方向の全周にわたって張り出して設けられた環状突起部が、下方に向かって拡開したスカート状であることが好適である。
また、前記噴霧容器において、前記シリンダ部の上方開口部内周面において前記ステム部の外周面と摺接する部分の鉛直方向長さが、前記ステム部の水平方向長さに対して1/2〜2倍であることが好適である。
また、前記噴霧容器において、前記容器本体の上方に、空気用シリンダと空気用ピストンとを有する蓄圧用空気ポンプ部をさらに備えた蓄圧式噴霧容器であることが好適である。
本発明の噴霧容器によれば、噴霧後一時的に液体流路弁のみを閉塞し空気流路弁のみを開放することで、空気によって残留液体を排出し得る構成とした噴霧容器において、ステムの外側方向の全周にわたって張り出して設けられた環状突起部と、ハウジングの内側方向の全周にわたって張り出して設けられた小径内壁部とを当接させて、該ステム内と該ハウジング内との連通を閉塞する構成の液体流路弁とすることによって、液体流路内のわずかな残留液体によってハウジング下方の吸液孔がさらに狭くなったり、あるいは閉塞されたりすることがないため、残留液体による目詰まりが生じ難い。さらに、ステム外側の環状突起部と、ハウジング内側の小径内壁部とを当接させて液体流路弁を構成しているため、ノズル及びステムの押し下げ方向が鉛直方向から傾いた場合であっても、液体流路弁の閉塞が不完全になったり、ノズルの押し下げ時の大きな抵抗が生じ難く、ノズルの押し下げ操作が容易となる。
本発明の一実施例にかかる噴霧容器の断面図である((a)空気ポンプ体下降時,(b)空気ポンプ体上昇時)。 本発明の一実施形態にかかる噴霧容器のノズル部周辺の要部断面図である 本発明の一実施形態にかかる噴霧容器の作動状態を示す説明図である((A)ノズル下死点位置,空気流路開,液体流路開;(B)ノズル中間位置,空気流路開,液流路閉;(C)ノズル上死点位置,空気流路閉,液体流路閉)。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施形態について説明する。
〈噴霧容器の構成〉
図1(a),(b)に、本発明の一実施形態にかかる噴霧容器10の断面図を示す。本発明にかかる噴霧容器10は、容器本体12と、空気ポンプ体14と、ノズル部16と、キャップ部18と、シリンダ部20と、ステム部22と、ハウジング部24と、スプリング部26と、管体28とを備えている。なお、これらの構成部品は、スプリング部26を除いて、通常、いずれもプラスチック素材より形成され、例えば、ポリプロピレン(PP)、高密度ポリエチレン(HDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)等のポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリエステル系樹脂を単独で、あるいは適宜混合して用いることができる。
図1(a)には空気ポンプ体14を下降させた状態、図1(b)には空気ポンプ体14を上昇させた状態の噴霧容器10の断面図を示す。ここで、本実施形態にかかる噴霧容器10においては、空気ポンプ体14の上下動を繰り返す(すなわち、(a)から(b)への変化を繰り返す)ことによって、容器本体12の内部に空気が供給され、容器本体12内が加圧状態とされる。なお、本実施形態の噴霧容器10は、空気ポンプ体14を用いて容器本体12内を加圧状態とする蓄圧式の噴霧容器であるが、予め高圧液化ガスが収容・密封されて容器内が加圧状態とされたエアゾール容器であってもよい。また、本実施形態の噴霧容器10において、有底筒状の容器本体12の口部の外周面にはネジ部が形成されており、内周面にネジ部が形成された環状のキャップ部18が、容器本体12のネジ部12aに螺合され、容器本体12が密閉されている。また、ノズル部16は、容器本体12の上方に装着され、その先端には内容液を噴霧するための噴霧口が設けられている。
つづいて、本実施形態の噴霧容器10の各構成部品のより具体的な構造について、順に説明する。
図2に、本発明の一実施形態にかかる噴霧容器10のノズル部周辺の要部断面図(ノズル位置が下死点にある状態)を示す。
シリンダ部20は、下方に向かって段状に縮径した円筒状の部材であって、外側方向に張り出して設けられたフランジ部20aにより、図示しない容器本体12の口部とキャップ部18とによって挟み込まれて装着されている。フランジ部20aからさらに内側方向には上下方向に延びた壁部20bが形成されており、その下方が容器本体12内へと垂下している。該壁部の上方は内側方向に段状に縮径しており、中央に口部20cが設けられている。ここで、該口部20cにおいては、後述する筒状のステム部22が上下方向に貫通している。さらに、口部20cの下方には、筒状のステム部22の外周面と摺接するシリンダ摺接部20dが設けられている。また、シリンダ摺接部20dの下方の内壁面には溝20eが設けられるとともに、シリンダ部20は後述するハウジング部24の上方外周面と部分的に接している。
ステム部22は、上方が円筒状の部材であって、該筒状の内部空間がノズル部16の内部空間と連通している。また、ノズル部16と連結しているため、該ノズル部16を上下動することでステム部22も併せて上下動することが可能である。ステム部22は、先述のとおり、口部20cを上下方向に貫通しており、さらにその下方で、筒状ステム部22の外周面とシリンダ摺接部20dとが摺接している。ここで、シリンダ部20の内周面に設けられたシリンダ摺接部20dの鉛直方向長さは、ステム部22の水平方向長さ(直径)に対して1/2〜2倍とすることが望ましい。シリンダ摺接部20dの鉛直方向長さが短すぎると、ステム部22の上下運動を十分に保持できず不安定になって、鉛直方向から大きく傾いてしまったり、あるいはノズル部16の押し下げの際に、ステム部22とともにシリンダ摺接部20dが下方向に倒れこむ場合がある。
また、ステム部22の円筒状部分の略中央には、水平方向に、筒状内部空間と外部空間とを連通する吸気孔22aが設けられている。この吸気孔22aは、ステム部22の上下方向の位置に応じて、シリンダ摺接部20dによって封鎖され、外部との導通が遮断される。
ここで、本実施形態の噴霧容器10においては、吸気孔22aの封鎖あるいは開放によって気体流路弁が形成されている。すなわち、後述する気体流路は、容器本体12内の上部空間から、吸気孔22aを介して、ノズル部16内へと通じるものであるが、吸気孔22aの封鎖あるいは開放によって、気体流路の連通あるいは閉塞が制御される。吸気孔22aが開放された状態では、加圧状態にある容器本体12内にある気体は、吸気孔22aを通じてノズル部16内へと達し、噴霧口16aから外部へと噴霧される。
ステム部22の下方は円柱状となっており、この円柱状部分の外側方向に、下方に向かって拡開するように張り出して設けられたスカート状の環状突起部22bが形成されている。なお、この環状突起部22bは、後述するように、ステム部22の上下方向の位置に応じて、後述するハウジング部24の小径内壁部24aと当接する。そして、環状突起部22bが小径内壁部24aと当接すると、ステム部22内の空間とハウジング部24内の空間との導通が閉塞される。
また、ステム部に設けられた環状突起部22bの付け根位置の近傍には、ステム部22とハウジング部24との間に介装されるスプリング部26の受け部となる受け部22cが設けられている。なお、環状突起部22bは、受け部22cと同じかあるいはそれよりも上方に設けることが望ましい。より詳しく言うと、環状突起部22bの付け根位置がステム部22の受け部22cと同じかあるいはそれよりも上方に位置していることが望ましい。これによって、後述する液体流路弁の位置が相対的に上方に位置することになり、噴霧後の内容液が残留し得る面積が小さくなるため、結果として残留内容液の付着量が少なくなる。また、液体流路弁の下端が吸気孔22aの位置と近いため、後述する噴霧操作後の空気のみの排出によって残留内容液が除去されやすい。なお、ステム部22の下端は、ノズル部16が下死点まで押し下げられた際にハウジング部24下端の吸液孔と接触するが、これによって液体流路が閉塞されないように、下端面の溝が形成されている。
ハウジング部24は、下方に向かって段状に縮径した円筒状の部材であって、筒状のステム部22の下方外側を所定の空間を介して取り囲むように設けられており、その筒状の内部空間がステム部22の内部空間と連通可能となっている。また、ハウジング部24の上方の外側は、筒状シリンダ部20の壁部に嵌合している。ハウジング部24の上方の筒状部には、さらに内側方向に張り出した小径内壁部24aが設けられている。この小径内壁部24aは、ステム部22の上下方向の位置に応じて、環状突起部22bと当接することで、ステム部22の内部空間とハウジング部24の内部空間との連通が封鎖される。
本実施形態の噴霧容器10においては、環状突起部22bと小径内壁部24aとによって液体流路弁が形成されている。後述する液体流路は、容器本体12内の下部空間から、ハウジング部24内及びステム部22内を通じて、ノズル部16内へと達するものであるが、環状突起部22bが小径内壁部24aと当接することよって、ステム部22内の空間とハウジング部24内の空間との導通が封鎖されるため、液体流路の連通が閉塞される。一方、環状突起部22bが小径内壁部24aと当接していないと、ステム部22内の空間とハウジング部24内の空間との導通が開放されるため、加圧状態にある容器本体12内にある液体は、ノズル部16内へと達して噴霧口16aから噴霧される。
ここで、例えば、特許文献1に記載の噴霧容器においては、ハウジング部下方の狭い吸液孔において液体流路弁が設けられているため、わずかな残留液体の付着固化によって吸液孔が非常に狭くなったり、閉塞してしまうという問題があった。これに対して、本実施形態の噴霧容器10においては、環状突起部22bと小径内壁部24aとの当接によって液体流路弁を構成しており、ハウジング部の下方に設けられた吸液孔24b付近では、内容液は重力によって容器本体12内へと流下するため、付着残留することがほとんどない。また、特許文献1に記載の噴霧容器では、吸液孔を貫通させた筒状のステムが液体流路弁の弁体の役割を果たしているため、ノズルの押し下げの際にステムが鉛直方向から少しでも傾いてしまうと、液体流路弁が完全に閉塞されずに噴霧が不良となったり、あるいはノズルが押し下げ難くなってしまうような場合があった。一方で、本実施形態の噴霧容器10は、環状突起部22bと小径内壁部24aとによって液体流路弁を構成しているため、吸液孔24bにステム部22を貫通させる必要がない。このため、ノズル及びステムの押し下げ方向が鉛直方向からいくらか傾いた場合であっても、液体流路弁の開放あるいは閉塞が不完全になったり、ノズル押し下げ時の抵抗とはなり難い。
また、小径内壁部24aの上方の外壁面は、シリンダ部20の内壁面と部分的に当接しており、シリンダ部下方の内壁面に設けられた溝20eとの間隙に所定の空間を形成し、この空間により後述する空気流路の一部を構成している。小径内壁部24aの下方には、より内径の広い大径外壁24cが形成されており、この大径外壁24cの範囲では、ステム環状突起部22bが壁面に当接しないため、ステム部22の上下方向の移動は妨げられない。なお、大径外壁24cの内側には、周方向に間欠した間欠内壁24dが設けられている。大径外壁24cの下方では、さらに段状に縮径した有底円筒状となっており、その底面の周縁にはスプリング部26の受け部24eが設けられ、また、その底面中央には、容器本体12内と連通する吸液孔24bが設けられている。吸液孔24bの下方には、容器本体12内へと垂下する管体28を嵌合して保持するための管体保持部24fが設けられており、管体28が接続されている。
スプリング部26は、ステム部の受け部22cとハウジング部の受け部24eとの間に介装され、ステム部22を上方向へと付勢している。なお、先述したように、ステム部のスプリング受け部22cは、環状突起部22bよりも下方向に設けられている。
また、管体28は、先述したとおり、ハウジング部下方に設けられた管体保持部24fに接続されており、ハウジング部24内と容器本体12内との連通を可能としている。
本実施形態の噴霧容器10において、容器本体12内の上部空間の気体は、シリンダ部20とハウジング部24との間隙から、シリンダ部の下方内壁面に設けられた溝20eによって形成された空間を経て、ステム部22外壁面とハウジング部24内壁面との空間に入りこむ。ここで、ステム部22の上下方向の位置に応じて、吸気孔22aの封鎖が解除されステム部22の内部空間と外部空間とが導通することで、さらに容器本体12内の気体はステム部22内を通じてノズル部16の内部まで到達する。そして、本実施形態の噴霧容器10においては、これらの空間によって気体流路が形成されている。
なお、気体流路は、ハウジング部の小径内壁部24aの上端部の外壁面と、これと部分的に接するシリンダ部20の下方の内壁面に設けられた溝20eによって形成された間隙を経て、ハウジング部24の内部空間へと連通している。例えば、特許文献1に記載の噴霧容器においては、ハウジング部下方の側部に設けられた導入孔を経て、ハウジング部内へと気体が導入されるため、噴霧後一時的に液体流路弁のみを閉塞し空気流路弁のみを開放し、気体を噴出する際、重力によってハウジング部24内の下方に残留した内容液をともに噴出してしまうため、内容液を十分に排出しきれず、ステム部22内やノズル部16内に内容液が付着残留してしまう恐れがあった。これに対して、本実施形態の噴霧容器10は、気体流路を、ハウジング部の小径内壁部24aの上端面とシリンダ部20との間隙を経て、ハウジング部24の内部空間へと連通する構成としているため、ハウジング部24内へと導入された気体は、ハウジング24内部空間の上方を通過し、該内部空間に残留した内容液を巻き込んで噴出することがないため、液体流路内に残存した内容液を確実に排出することができ、ステム部22内やノズル部16内への内容液の付着残留を防ぐことができる。
また、容器本体12内の下部空間の液体は、管体28から、ハウジング部24の下方に設けられた吸液孔24bを通じてハウジング部24内部の空間へと入りこむ。ここで、ステム部22の上下方向の位置に応じて、ステム部22側方に設けられた環状突起部22bとハウジング部24に設けられた小径内壁部24aとが離れることで、ステム部22の内部空間とハウジング部24の内部空間とが導通し、容器本体12内の液体はステム部22内を通じてノズル部16の内部まで到達する。そして、本実施形態の噴霧容器10においては、これらの空間によって液体流路が形成されている。なお、本実施形態の噴霧容器10では、液体流路弁を構成する環状突起部22bが、下方に向かって拡開したスカート状であることによって、容器本体12内部が加圧され、内容液による液圧が環状突起部22bの下方から作用した場合に、液圧に対して十分に抵抗でき、液体流路弁としての機能を十分に発揮し、内容液の漏れを確実に防止することができる。
〈作動状態〉
つづいて、本発明の噴霧容器の使用時の作動状態について、図を用いて説明する。
図3に、本実施形態にかかる噴霧容器10のノズル部下死点、中間点、上死点における作動状態の説明図を示す((A)下死点、(B)中間点、(C)上死点)。
なお、本発明の噴霧容器を使用する場合には、まず最初に、ノズル部16を上方から押し下げ、ノズル部16が下死点まで達することで、該ノズル部16の先端に設けられた噴霧口16aから内容液が噴霧される。以下、ノズル部16を押し下げて下死点まで達した状態から、本発明の噴霧容器の作動状態についての説明を行なう。
図3(A)に示すように、噴霧操作の際、ノズル部16が押し下げられて下死点に達すると、ステム部の側方に設けられた吸気孔22aは封鎖されていないため、吸気孔22aを通じて、該ステム部22内と図示しない容器本体12内の上部空間との連通は開放されている(気体流路弁)。また、ステム部の環状突起部22bとハウジング部の小径内壁部24aとが当接していないため、該ステム部22内と該ハウジング部24内との連通は開放されている(液体流路弁)。したがって、気体流路弁及び液体流路弁がいずれも開放された状態にあることから、加圧状態となっている容器本体12内に収容された気体及び液体は、それぞれ気体流路及び液体流路を通じて、ノズル部16内へと達し、該ノズル部先端の噴霧口16aから外部へと噴霧される。つづいて、図3(A)の状態から、ノズル部16の押し下げを解除すると、スプリング部26によってステム部22及びノズル部16は常に上方向へと付勢されているため、ノズル部16は上昇を始める。
そして、図3(B)の位置までノズル部16が上昇すると、吸気孔22aが封鎖される(気体流路弁)よりも先に、ステム部の環状突起部22bとハウジング部の小径内壁部24aとが当接して、該ステム22内と該ハウジング部内との連通が閉塞される(液体流路弁)ことになる。すなわち、ノズル部16の上下方向の位置が図3(B)の位置にある状態では、気体流路弁のみが開放され、液体流路弁のみが閉塞された状態となる。したがって、図3(B)の状態においては、ノズル部先端の噴霧口16aから容器本体12内の気体のみが噴出されることになる。そして、この際、ノズル部16内やステム部22内へと残留付着した内容液は、気体の噴出によって排出除去されることになる。このため、本実施形態の噴霧容器10においては、噴霧後の内容液の付着残留が非常に少なく、内容液の付着固化による目詰まりが抑えられる。
ここで、ステム部の環状突起部22bとハウジング部の小径内壁部24aとの当接によって液体流路弁が構成されているため、該液体流路弁が閉塞されると、ハウジング部下方の吸液孔付近に残存した内容液は、重力によって容器本体12内へと流下するため、ハウジング部内に内容液が付着残留することがほとんどない。さらに、容器本体12内の上部空間とハウジング部24の内部空間とを連通する気体流路が、ハウジング部の小径内壁部24aの上端部の外壁面と、これと部分的に接するシリンダ部20の下方の内壁面に設けられた溝20eによって形成されていることにより、液体流路弁のみが閉塞された状態において気体のみが噴出される際に、気体がハウジング24内部空間の上方を通過し、ハウジング部24内に残留した内容液が気体とともに噴出されることを抑制でき、ステム部22内やノズル部16内に残留付着した内容液を確実に排出除去できる。
つづいて、さらにノズル部16が上昇して、図3(C)に示すように上死点に達すると、吸気孔22aは、シリンダ摺接部20dと摺接して封鎖されるため、気体流路弁、液体流路弁ともに閉塞された状態となる。なお、当然ながら、図3(C)の状態では、容器本体12内の液体、気体ともに、外部に排出されることはない。
図3(C)の状態から、さらに内容液を噴霧するため、ノズル部16を下死点まで押し下げると、図3(A)に示す状態に戻る。なお、噴霧のためにノズル部16を押し下げる際に、図3(B)の状態を通過するため、先述と同様、一時的に気体流路弁のみが開放され、容器本体12内の気体のみが噴出されることになる。しかし、引き続いてノズル部16が下死点まで押し下げることで、図3(A)の状態と同様に、気体流路弁、液体流路弁ともに開放された状態となり、容器本体12内の気体と液体が、ともに噴霧口16aから外部へと噴霧される。
10 噴霧容器
12 容器本体
14 空気ポンプ体
16 ノズル部
18 キャップ部
20 シリンダ部
22 ステム部
24 ハウジング部
26 スプリング部
28 管体

Claims (6)

  1. 有底筒状の容器本体と、該容器本体の上方に設けられたノズル部とを備え、該容器本体内に内容液が収容されて加圧密封された状態で、前記ノズル部を上方から押し下げることで、該ノズル部の先端に設けられた噴霧口から内容液及び気体を圧力によって噴霧する噴霧容器において、
    前記ノズル部内と連通可能な筒状の部材であって、前記ノズル部とともに上下動可能に設けられたステム部と、
    前記容器本体の口部へと装着される筒状の部材であって、その上方の内周面が前記ステム部の外周面と摺接可能に設けられたシリンダ部と、
    前記ステム部内及び前記容器本体内と連通可能な筒状の部材であって、前記ステム部の下方外側を所定の空間を介して取り囲む、該ステム部よりも大径のハウジング部と、
    前記ステム部と前記ハウジング部との間に介在し、前記ステム部を上方向へと付勢するスプリング部と、
    前記容器本体内の上部空間から、前記ハウジング部内、前記ステム部側方に設けられた吸気孔、該ステム部内を経て、前記ノズル部内へと連通可能な空間としての気体流路と、
    前記容器本体内の下部空間から、前記ハウジング部の下方に設けられた吸液孔、該ハウジング部内及び前記ステム部内を経て、前記ノズル部内へと連通可能な空間としての液体流路と
    を備え、
    前記ノズル部が押し下げられていない上死点の状態で、前記ステム部側方の吸気孔が前記シリンダ部の上方内周面により封鎖されて、該ステム部内と該容器本体内の上部空間との連通を閉塞し、前記ノズル部が最下部まで押し下げられた下死点の状態で、前記ステム部側方の吸気孔が封鎖されずに、前記ステム部内と前記容器本体内の上部空間との連通を開放する気体流路弁を構成し、
    前記ノズル部が押し下げられていない上死点の状態で、前記ステム部の外側方向の全周にわたって張り出して設けられた環状突起部と、前記ハウジング部の内側方向の全周にわたって張り出して設けられた小径内壁部とが当接して、該ステム部内と該ハウジング部内との連通を閉塞し、前記ノズル部が最下部まで押し下げられた下死点の状態で、前記ステム部の環状突起部と前記ハウジング部の小径内壁部とが当接せずに、該ステム部内と該ハウジング部内との連通を開放する液体流路弁を構成し、
    前記ノズル部の上死点と下死点との間で、前記気体流路弁のみが開放され、且つ前記液体流路弁のみが閉塞されるノズル部の位置が存在する
    ことを特徴とする噴霧容器。
  2. 請求項1に記載の噴霧容器において、前記気体流路が、前記容器本体内の上部空間から、少なくとも前記ハウジング部の上端面と前記シリンダ部との間隙を経て、前記ハウジング部内へと連通することを特徴とする噴霧容器。
  3. 請求項1又は2に記載の噴霧容器において、前記ステム部の外側方向の全周にわたって張り出して設けられた環状突起部が、前記ステム部に設けられた前記スプリング部のための受け部と同じかあるいはそれよりも上方に設けられていることを特徴とする噴霧容器。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の噴霧容器において、前記ステム部の外側方向の全周にわたって張り出して設けられた環状突起部が、下方に向かって拡開したスカート状であることを特徴とする噴霧容器。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の噴霧容器において、前記シリンダ部の上方開口部内周面において前記ステム部の外周面と摺接する部分の鉛直方向長さが、前記ステム部の水平方向長さに対して1/2〜2倍であることを特徴とする噴霧容器。
  6. 請求項1から5のいずれかの噴霧容器において、前記容器本体の上方に、空気用シリンダと空気用ピストンとを有する蓄圧用空気ポンプ体をさらに備えていることを特徴とする蓄圧式噴霧容器。
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