JP2014117642A - 遠心機 - Google Patents

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孝之 綿引
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Abstract

【課題】試料容器の誤った使用を容易に防止することの可能な遠心機を提供する。
【解決手段】遠心機1は、試料容器を保持するロータ3と、ロータ3を回転駆動するモータ4と、モータ4を制御する制御装置9とを備える。制御装置9は、使用者が選択した試料容器の仕様(実容量、及び許容遠心加速度又は許容回転速度)をメモリ部9bから読み出し、使用者が入力した使用条件(試料の注入容量並びに設定遠心加速度又は設定回転速度)と比較する。制御装置9は、比較の結果、仕様の範囲外と判断した場合は外部報知を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、試料の遠心分離や精製等を行う遠心機に関する。
遠心機では一般に、分離対象の試料を収容した遠心チューブやボトル等の試料容器をロータに保持し、ドアにより密閉されたロータ室(回転室)内でモータ等の駆動装置によりロータを高速回転させ、ロータと共に回転する試料容器内の試料の分離や精製等を行う。
ロータの回転速度は用途によって異なる。最高回転速度が例えば数千rpm程度の比較的低速のロータもあれば150,000rpmの高速のロータもあり、一般に提供されている製品群の最高回転速度の範囲は広い。一方、ロータに収容する試料容器は多種多様であり、各々の試料容器について実容量や許容回転速度等が規定されている。例えば、最高回転速度が22,000rpmのロータで使用可能と規定される遠心チューブの中には許容回転速度が10,000rpmのものがある。
特公平7−95008号公報(本出願人提案) 実用新案登録第2607761号公報(本出願人提案)
遠心分離を行う際に、常日頃使用している試料容器を用いる場合は、使用者は試料容器の実容量や許容回転速度を把握しているので問題はない。しかし、初めて使用する試料容器の場合は実容量や許容回転速度が判らず、取扱説明書やメーカーホームページから試料容器の仕様を確認する必要がある。このとき、取扱説明書やパソコン等が遠心機の傍にあるとは限らないため、試料容器の実容量や許容回転速度を把握するのに時間を費やすことがある。
また、遠心機の使用に精通した人は試料容器に許容回転速度があることを承知しているが、遠心機の使用に不慣れな人は、ロータに対応している試料容器を使用すればロータの最高回転速度で運転できる或いは試料容器に試料を満杯に収容して運転できるという誤った認識をしていることがある。試料容器の許容回転速度を超える高速でロータを回転させたり、試料容器に試料を実容量以上に収容した状態で運転したりすると、試料容器の破損やそれによる試料の損失、あるいはロータの破損等を招く可能性があった。
本発明の目的は、試料容器の誤った使用を容易に防止することの可能な遠心機を提供することにある。
本発明のある態様は、遠心機である。この遠心機は、試料容器を保持するロータと、前記ロータを回転駆動する駆動手段と、前記駆動手段を制御する制御部と、外部との間でデータを入出力するための入出力手段とを備え、前記制御部は、使用可能なロータの種類、各々のロータにて使用可能な試料容器の種類、及び各々の試料容器の仕様に関する既定情報を読出し可能である。
前記仕様は、許容遠心加速度、又はロータの種類に応じて定められた許容回転速度を含んでもよい。
前記制御部は、ロータの種類、試料容器の種類、及び当該試料容器の使用条件に関する外部入力情報を受信可能であってもよい。
前記使用条件は、設定遠心加速度、又はロータの設定回転速度を含んでもよい。
前記制御部は、前記既定情報と前記外部入力情報とを基に、運転の許容条件が満たされるか否かを判定可能であってもよい。
前記制御部は、前記既定情報と前記外部入力情報とを基に運転の許容条件が満たされないと判定した場合に外部に報知してもよい。
前記制御部は、前記既定情報と前記外部入力情報とを基に運転の許容条件が満たされないと判定した場合に、前記外部入力情報に示される試料容器の仕様を前記入出力手段により表示してもよい。
前記制御部は、前記駆動手段を回転させながら前記ロータの種類を判別し、判別した前記ロータの種類と前記外部入力情報に示されるロータの種類とが一致するか否かを判定可能であってもよい。
前記制御部は、判別した前記ロータの種類と前記外部入力情報に示されるロータの種類とが一致しない場合に前記駆動手段を停止してもよい。
前記仕様は注入可能な試料の容量を含み、前記使用条件は前記試料容器への注入容量を含んでもよい。
前記制御部は、運転中に前記ロータの実遠心加速度又は実回転速度に関する実速度情報を取得し、前記既定情報と前記実速度情報とを基に運転の許容条件が満たされるか否かを判定可能であってもよい。
前記制御部は、前記既定情報と前記実速度情報とを基に運転の許容条件が満たされないと判定した場合に前記駆動手段を停止してもよい。
前記制御部は、前記既定情報を利用して運転の許容条件が満たされるか否かの判定を行う判定モードと、前記判定を行わない非判定モードとを切替可能であってもよい。
本発明のもう1つの態様は、遠心機である。この遠心機は、試料容器を保持するロータと、前記ロータを回転駆動する駆動手段と、前記駆動手段を制御する制御部と、外部との間でデータを入出力するための入出力手段とを備え、前記制御部は、使用可能なロータの種類、各々のロータにて使用可能な試料容器の種類、及び各々の試料容器に注入可能な試料の容量に関する既定情報を読出し可能である。
前記制御部は、ロータの種類、試料容器の種類、及び当該試料容器への注入容量に関する外部入力情報を受信可能であってもよい。
本発明のもう1つの態様は、遠心機である。この遠心機は、試料容器を保持するロータと、前記ロータを回転駆動する駆動手段と、前記駆動手段を制御する制御部と、運転条件を入力するための入出力手段と、入力された運転条件を表示する表示部とを備え、前記制御部は、選択又は判別されたロータに応じて、使用可能な試料容器の一覧を前記表示部に表示させる。
前記制御装置は、前記試料容器の一覧から特定の前記試料容器が選択されると、前記ロータの許容回転速度を変更してもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法やシステムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、試料容器の誤った使用を容易に防止することの可能な遠心機を提供できる。
本発明の実施の形態に係る遠心機の全体の構造を示す断面図。 図1に示した遠心機の機能ブロック図。 図1に示した遠心機の例示的な運転手順を示すフローチャート。 図1に示した遠心機におけるパネル入力/表示部の表示例の説明図。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を詳述する。なお、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は発明を限定するものではなく例示であり、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1は、本発明の実施の形態に係る遠心機1の全体構造を示す断面図である。図2は、図1に示した遠心機1の機能ブロック図である。
遠心機1は、上面から見た断面形状が略四角形である筐体(フレーム)2を備え、筐体2の内部には、遠心チューブやボトル等の試料容器(図示せず)を保持するためのチタン合金またはアルミニウム合金等から成るロータ3と、ロータ3に回転駆動力を与えるための駆動手段としてのモータ4と、底部材5(プレート)及び円環状の仕切り部材6によって区画された、ロータ3を収納するロータ室(回転室)7とを具備し、また、筐体2内に形成されたロータ室7の上部開口部(開閉部)には、開閉手段としてのスライド式のドア8が筐体2に対し開閉自在に取り付けられている。
ロータ3の回転中には後述する制御装置9(例えばマイクロコンピュータ)によって、ドア8はロータ室7を気密に保持して開放しないように制御される。ロータ室7内は、ロータ3の運転中に動作する減圧手段としての真空ポンプ11によって約1Pa以下に減圧される。この減圧によって、回転するロータ3とロータ室7内に残留する空気との摩擦による発熱を低減させることができる。
ロータ室7には、例えばアルミニウム材料から成るボウル10がロータ3を包囲するように設置されている。ボウル10の底部10aと底部材5との間には温度制御用のペルチェ素子12(冷却手段の例示)が挟持されている。ロータ室7の温度は、底部材5に固定された温度センサ13によって検出され、制御装置9によって測定される。制御装置9によって制御されるペルチェ素子12(図2参照)の冷熱は、熱伝導率の高い材質によって形成されたボウル10を経て、ただちにロータ室7全体に伝達され、ロータ室7の温度を均一に、例えば4℃に制御する。結果的に、ロータ3の回転時の風損による温度上昇を減圧により抑制し、輻射によってロータ3の熱を奪い、高速回転にもかかわらずロータ3内の温度を一定温度に制御している。
図2の機能ブロック図に示されるように、ペルチェ素子12及び温度センサ13は制御装置9に電気的に接続され、制御装置9は、温度センサ13からの検出値と、制御装置9に予め設定した温度設定値とを比較し、その演算結果に基づいてペルチェ素子12を冷却するように、ペルチェ素子12に、オン/オフ制御された駆動電圧を供給し、または停止する。モータ4は、例えば誘導モータから構成される。このモータ4の駆動電源は、商用交流電源(例えば、100Vまたは200V、50/60Hz)を、インバータを介して変換した3相交流電源によって駆動され、ロータ3に高速回転を与えることができる。モータ4によって回転駆動されるロータ3の回転速度はロータ3の底部に近接して設けられた回転センサ14によって検出される。回転センサ14の検出値は制御装置9に入力され、制御装置9はその検出値と制御装置9に予め設定された回転速度設定値とを比較し、演算しながらモータ4の回転速度を制御する。ロータ判別手段を成す磁気ヘッド15は、ロータ3の種類等を認識するために、ロータ3側に設けられた永久磁石配列による磁気情報を読み取って制御装置9に入力する。
制御装置9は、図2に示すように、演算部9a及びメモリ部9bを具備するマイクロコンピュータを含み、さらに、モータ4の駆動回路、真空ポンプ11の駆動回路、ペルチェ素子12の駆動回路を具備する駆動部9cを具備する。さらに、制御装置9は、ロータ3の回転速度や遠心分離を行う時間や温度等の運転条件を示すデータを制御装置9に入力し、及び入力された情報や運転中の情報を制御装置9が出力(表示)するためのパネル入力/表示部9d(入出力手段の例示)を具備している。制御装置9のメモリ部9bには、モータ4の制御プログラム、真空ポンプ11の制御プログラム、及びペルチェ素子12の制御プログラム等のデータを格納するROM等のメモリを具備する。このメモリには、また、使用可能なロータの種類、各々のロータにて使用可能な試料容器の種類、及び各々の試料容器の仕様に関する既定情報が格納(記憶)される。試料容器の仕様は、当該試料容器に注入可能な試料の容量(実容量)、及び当該試料容器の許容遠心加速度又は許容回転速度(ロータの種類に応じて定められた許容回転速度)を含む。
図3は、図1に示した遠心機1の例示的な運転手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、使用者がパネル入力/表示部9dのスタートスイッチ(図示せず)を押し下げることにより開始する。制御装置9は、使用者の入力を基に、誤使用チェックモード(判定モード)か従来モードかを判断する(S1)。モード選択はパネル入力/表示部9dのメニュー画面(図示せず)で使用者が行い、選択結果は制御装置9のメモリ部9bが記憶する。従来モードの場合は、誤使用チェックを行わず従来の運転制御を行う。すなわち、誤使用チェックを行わずに運転を開始し(S2)、設定時間の経過を待って(S3)、運転を停止する(S4)。
誤使用チェックモードの場合、制御装置9は遠心機1において使用可能なロータのリスト(ロータの選択画面)を例えば図4(A)のようにパネル入力/表示部9dに表示し、使用者はパネル入力/表示部9dによりロータを選択する(S5)。ここでは、ロータ室7に装着されているロータ3、例えばR22A4が選択されたものとする。
次に、制御装置9はR22A4(選択されたロータ)で使用可能な試料容器のリスト(試料容器の選択画面)を図4(B)のようにパネル入力/表示部9dに表示し、使用者はパネル入力/表示部9dにより試料容器を選択する(S6)。また、表示部9dに試料容器と一緒に使用されるアダプタの名称や型式を表示させるようにしても良い。ここでは例として1.5mlマイクロチューブが選択されたものとする。
次に、制御装置9は使用条件入力画面をパネル入力/表示部9dに表示し、使用者はパネル入力/表示部9dにより使用条件を入力する(S7)。使用条件は、設定遠心加速度又はロータ3の設定回転数、及び試料容器への注入容量(実際に注入した試料の容量)を含む。試料容器への注入容量(使用容量)の入力画面は例えば図4(C)に示す通りである。なお、図4(C)には設定遠心加速度及びロータ3の設定回転数も表示されるが、この値は遠心機1の運転条件を入力する画面(図示せず)にて設定された値である。
制御装置9は、S6において選択された試料容器(1.5mlマイクロチューブ)の仕様(実容量、及び許容遠心加速度又は許容回転速度)をメモリ部9bから読み出し、S7において入力された使用条件(試料の注入容量並びに設定遠心加速度又は設定回転速度)と比較する。試料容器の仕様は、図4(D)に示すような情報であり、予め制御装置9のメモリに登録しておく。
制御装置9は、比較の結果、仕様の範囲外、すなわち運転許容条件が充足されないと判断した場合は(S8のNo)、外部報知を行う(S9)。外部報知は、例えば「チューブ・ボトルの仕様範囲外です」等のメッセージを表示し、試料容器の仕様を図4(D)のように表示することによって行う。一方、制御装置9は、比較の結果、仕様の範囲内、すなわち運転許容条件が充足されると判断した場合は(S8のYes)、モータ4の回転させてロータ3の回転を開始する(S10)。制御装置9は、ロータ3の回転開始後、ロータ3の底部のアダプタからロータ情報を磁気ヘッド15により読み取り、ロータ3の形名(種類)を自動認識する(S11)。なお、この段階ではロータ3の回転数は低速であって設定回転速度には到達していない。
制御装置9は、S11において認識したロータ3の形名と、S5にて選択されたロータの形名とが不一致の場合は(S12のNo)、外部報知を行いロータ3の回転を停止する(S13)。外部報知は、例えば「使用ロータが異なっています」等のメッセージを表示することによって行う。一方、S11で認識したロータの形名と、S5にて選択されたロータの形名とが一致の場合は(S12のYes)、ロータ3の回転数を設定回転数に向けて上昇させるとともに、ロータ3の実遠心加速度又は実回転速度を回転センサ14により測定する(S14)。なお、実遠心加速度は、ロータ3の種類(寸法)と実回転速度により間接的に特定される。制御装置9は、ロータ3の実遠心加速度又は実回転速度と、S6にて選択された試料容器の仕様(許容遠心加速度又は許容回転速度)とを比較し、仕様の範囲外の場合、すなわち運転許容条件が充足されないと判断した場合は(S15のNo)、外部報知を行いロータ3の回転を停止する(S16)。外部報知は、例えば「チューブ・ボトルの仕様範囲外です」等のメッセージを表示することにより行う。制御装置9は、ロータ3の実遠心加速度又は実回転速度が仕様の範囲内の場合、すなわち運転許容条件が充足されると判断した場合は(S15のYes)、ロータ3の回転中に試料容器の仕様範囲外の設定遠心加速度又は設定回転速度が入力される場合に備え、例えば一定期間ごとに実遠心加速度又は実回転速度のチェックを繰り返し(S17のNo)、予め定められた設定時間が経過すると(S17のYes)、運転を停止する(S18)。
本実施の形態によれば、下記の効果を奏することができる。
(1) 運転開始前に試料容器の仕様を超える使用条件が設定されていないかをチェックする機能を遠心機1が有するため、試料容器の誤使用を未然に容易に防止することができ、試料容器の破損やそれによる貴重な試料の損失、あるいはロータの破損等を防止できる。
(2) 取扱説明書やメーカーホームページによらず試料容器の仕様を確認でき、使用者に便利である。
(3) 入力されたロータの種類と回転開始後に自動認識したロータの種類との一致、不一致をチェックする機能を遠心機1が有するため、ロータの種類に入力間違い等があった場合にも試料容器の誤使用を防止することができる。
(4) 運転開始後にロータ3の実遠心加速度又は実回転速度が試料容器の仕様を超えないかどうかをチェックする機能を遠心機1が有するため、運転開始後に試料容器の仕様を超える使用条件が設定される等により実遠心加速度又は実回転速度が試料容器の仕様を超えることを防止できる。
(5) 誤使用チェックモードの実行有無を選択可能であり、遠心機の使用に精通した人は誤使用チェックモードを行わないことで迅速に遠心分離の作業を実施できる。
以上、実施の形態を例に本発明を説明したが、実施の形態の各構成要素や各処理プロセスには請求項に記載の範囲で種々の変形が可能であることは当業者に理解されるところである。以下、変形例について触れる。
誤使用チェックモードにおいて、試料容器の仕様のうち試料容器に注入可能な試料の容量に関するチェックを省略しても許容遠心加速度又は許容回転速度に関するチェックのみを行ってもよいし、許容遠心加速度又は許容回転速度に関するチェックを省略して試料容器に注入可能な試料の容量に関するチェックのみを行ってもよい。試料容器の仕様は、試料の注入容量の下限を含んでもよい。図3では、ロータ選択(S5)の後に試料容器選択(S6)を行ったが、試料容器選択後にロータ選択を行ってもよい。
遠心機にて使用可能なロータにおいて、新に使用可能な試料容器ができた場合には、試料容器の情報を追加登録できる機能を有してもよい。
1 遠心機、2 筐体(フレーム)、3 ロータ、4 モータ、5 底部材(プレート)、6 円環状の仕切り部材、7 ロータ室、8 ドア、9 制御装置、9a 演算部、9b メモリ部、9c 駆動部、9d 表示部、10 ボウル、11 真空ポンプ、12 ペルチェ素子、13 温度センサ、14 回転センサ、15 磁気ヘッド

Claims (17)

  1. 試料容器を保持するロータと、前記ロータを回転駆動する駆動手段と、前記駆動手段を制御する制御部と、外部との間でデータを入出力するための入出力手段とを備え、前記制御部は、使用可能なロータの種類、各々のロータにて使用可能な試料容器の種類、及び各々の試料容器の仕様に関する既定情報を読出し可能である、遠心機。
  2. 前記仕様は、許容遠心加速度、又はロータの種類に応じて定められた許容回転速度を含む、請求項1に記載の遠心機。
  3. 前記制御部は、ロータの種類、試料容器の種類、及び当該試料容器の使用条件に関する外部入力情報を受信可能である、請求項1又は2に記載の遠心機。
  4. 前記使用条件は、設定遠心加速度、又はロータの設定回転速度を含む、請求項3に記載の遠心機。
  5. 前記制御部は、前記既定情報と前記外部入力情報とを基に、運転の許容条件が満たされるか否かを判定可能である、請求項3又は4に記載の遠心機。
  6. 前記制御部は、前記既定情報と前記外部入力情報とを基に運転の許容条件が満たされないと判定した場合に外部に報知する、請求項5に記載の遠心機。
  7. 前記制御部は、前記既定情報と前記外部入力情報とを基に運転の許容条件が満たされないと判定した場合に、前記外部入力情報に示される試料容器の仕様を前記入出力手段により表示する、請求項5又は6に記載の遠心機。
  8. 前記制御部は、前記駆動手段を回転させながら前記ロータの種類を判別し、判別した前記ロータの種類と前記外部入力情報に示されるロータの種類とが一致するか否かを判定可能である、請求項3から7のいずれか一項に記載の遠心機。
  9. 前記制御部は、判別した前記ロータの種類と前記外部入力情報に示されるロータの種類とが一致しない場合に前記駆動手段を停止する、請求項8に記載の遠心機。
  10. 前記仕様は注入可能な試料の容量を含み、前記使用条件は前記試料容器への注入容量を含む、請求項3から9のいずれか一項に記載の遠心機。
  11. 前記制御部は、運転中に前記ロータの実遠心加速度又は実回転速度に関する実速度情報を取得し、前記既定情報と前記実速度情報とを基に運転の許容条件が満たされるか否かを判定可能である、請求項1から10のいずれか一項に記載の遠心機。
  12. 前記制御部は、前記既定情報と前記実速度情報とを基に運転の許容条件が満たされないと判定した場合に前記駆動手段を停止する、請求項11に記載の遠心機。
  13. 前記制御部は、前記既定情報を利用して運転の許容条件が満たされるか否かの判定を行う判定モードと、前記判定を行わない非判定モードとを切替可能である、請求項1から12のいずれか一項に記載の遠心機。
  14. 試料容器を保持するロータと、前記ロータを回転駆動する駆動手段と、前記駆動手段を制御する制御部と、外部との間でデータを入出力するための入出力手段とを備え、前記制御部は、使用可能なロータの種類、各々のロータにて使用可能な試料容器の種類、及び各々の試料容器に注入可能な試料の容量に関する既定情報を読出し可能である、遠心機。
  15. 前記制御部は、ロータの種類、試料容器の種類、及び当該試料容器への注入容量に関する外部入力情報を受信可能である、請求項14に記載の遠心機。
  16. 試料容器を保持するロータと、前記ロータを回転駆動する駆動手段と、前記駆動手段を制御する制御部と、運転条件を入力するための入出力手段と、入力された運転条件を表示する表示部とを備え、前記制御部は、選択又は判別されたロータに応じて、使用可能な試料容器の一覧を前記表示部に表示させる遠心機。
  17. 前記制御装置は、前記試料容器の一覧から特定の前記試料容器が選択されると、前記ロータの許容回転速度を変更することを特徴する請求項16記載の遠心機。
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