JP2014116888A - 画像形成装置、情報処理装置およびプログラム - Google Patents

画像形成装置、情報処理装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成装置等が省エネ状態から復帰するのに要する時間を短くする。
【解決手段】画像形成装置1のStandbyモードでは、主電源SW90および副電源SW100が共にオンにされ、制御部60に加えて、周辺デバイス(画像形成部10、画像読取部20、UI30および送受信部40)にも電源が供給されている。Standbyモードで副電源SW100がオフにされると、画像形成装置1は省エネ状態へ移行する。省エネ状態への移行完了前に、CPU61は、周辺デバイスを制御するアプリケーションの初期化機能情報を、揮発性RAM66または不揮発性RAM67に記憶させる。そして、省エネ状態で副電源SW100がオンにされると、CPU61は揮発性RAM66または不揮発性RAM67に記憶させたアプリケーションの初期化機能情報を読み出して、画像形成装置1を省エネ状態から復帰させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置、情報処理装置およびプログラムに関する。
公報記載の従来技術として、メインスイッチと省エネ解除スイッチとを有し、メインスイッチを投入すると省エネモードとなり、この状態で省エネ解除スイッチがオンになると立ち上げモードへ移行し、立ち上げモードでは定着ローラの加熱に最低限必要な個所だけに給電を行い、立ち上がり時間を短縮し、また立ち上げ完了後、第2電源装置を起動して第2制御手段を起動し、定着装置を再起動してプリントモードに移行し、プリントモードでは立ち上げ時よりも制限された電力で定着ローラを温度制御する画像形成装置が存在する(特許文献1参照)。
また、他の公報記載の従来技術として、外部コンピュータより送られてきた画像データをプリント出力する場合、コンピュータインターフェイス部は外部コンピュータよりこのようなジョブコマンドを受けると、CPUにそのコマンドを送り、CPUはコンピュータインターフェイス部を通して外部コンピュータに応答すると同時に、オン/オフ制御信号発生回路にそのジョブ内容を送り、オン/オフ制御信号発生回路はスイッチ回路をオンするように制御信号を出力し、画像処理部、画像形成部、PDL展開部の各ブロックに電源が供給されるようにした画像形成装置が存在する(特許文献2参照)。
特開2000−214734号公報 特開平8−295065号公報
本発明は、省エネ(エネルギーの使用の合理化)状態から復帰するのに要する時間を短くすることを目的とする。
請求項1に記載の発明は、記録材に画像を形成する画像形成部を含む機能手段と、前記機能手段に対する電源投入要求に伴い、当該機能手段に予め定められた機能を実現させるための初期化プログラムを実行することで、当該機能手段を初期化して起動させる起動手段と、前記起動手段により起動された前記機能手段に対する電源切断要求に伴い、当該機能手段の動作を停止させる停止手段と、前記起動手段による前記機能手段の起動開始後かつ前記停止手段による当該機能手段の停止完了前に、前記初期化プログラムの実行により得られた当該機能手段の初期化機能情報を記憶する記憶手段と、前記停止手段により停止された前記機能手段に対する電源復帰要求に伴い、前記記憶手段から読み出した前記初期化機能情報に基づいて、当該機能手段を初期化せずに、前記起動手段により起動された状態に復帰させる復帰手段とを備えた画像形成装置である。
請求項2に記載の発明は、予め定められた機能を有する機能手段に対する電源投入要求に伴い、当該機能手段に当該予め定められた機能を実現させるための初期化プログラムを実行することで、当該機能手段を初期化して起動させる起動手段と、前記起動手段により起動された前記機能手段に対する電源切断要求に伴い、当該機能手段の動作を停止させる停止手段と、前記起動手段による前記機能手段の起動開始後かつ前記停止手段による当該機能手段の停止完了前に、前記初期化プログラムの実行により得られた当該機能手段の初期化機能情報を記憶する記憶手段と、前記停止手段により停止された前記機能手段に対する電源復帰要求に伴い、前記記憶手段から読み出した前記初期化機能情報に基づいて、当該機能手段を初期化せずに、前記起動手段により起動された状態に復帰させる復帰手段とを備えた情報処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記停止手段は、前記機能手段に対する電源切断要求に伴い前記初期化プログラムを実行して、当該初期化プログラムの実行により得られた当該機能手段の前記初期化機能情報を前記記憶手段に記憶させた後、当該機能手段の動作を停止させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記記憶手段は、電源を供給しなくても記憶している情報を保持することが可能で、前記機能手段が起動された起動履歴および当該機能手段の前記初期化機能情報を記憶し、前記起動履歴に基づいて、前記起動手段により当該機能手段を起動させるか、または前記復帰手段により当該機能手段を復帰させるかを選択する選択手段をさらに備えていることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記記憶手段は、前記機能手段に対する電源投入要求後かつ当該機能手段の初回の起動完了前に、当該機能手段の前記初期化機能情報を記憶することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記停止手段は、前記機能手段に対する電源切断要求に伴い、前記記憶手段から読み出した前記初期化機能情報に基づいて、当該機能手段を前記起動手段により起動された状態に戻した後、当該機能手段の動作を停止させることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置である。
請求項7に記載の発明は、コンピュータに、予め定められた機能を有する機能手段に対する電源投入要求に伴い、当該機能手段に当該予め定められた機能を実現させるための初期化プログラムを実行することで、当該機能手段を初期化して起動させる機能と、起動された前記機能手段に対する電源切断要求に伴い、当該機能手段の動作を停止させる機能と、前記機能手段の起動開始後かつ当該機能手段の停止完了前に、前記初期化プログラムの実行により得られた当該機能手段の初期化機能情報を記憶させる機能と、停止された前記機能手段に対する電源復帰要求に伴い、読み出した前記初期化機能情報に基づいて、当該機能手段を初期化せずに、起動された状態に復帰させる機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項1記載の発明によれば、本構成を有していない場合と比較して、画像形成装置が省エネ状態から復帰するのに要する時間を短くすることができる。
請求項2記載の発明によれば、本構成を有していない場合と比較して、機能手段が省エネ状態から復帰するのに要する時間を短くすることができる。
請求項3記載の発明によれば、本構成を有していない場合と比較して、機能手段が電源切断要求を受ける前に、機能手段を初期化させる処理を実行しなくても良くなる。
請求項4記載の発明によれば、本構成を有していない場合と比較して、電源切断後の再起動において、機能手段を初期化させる処理の実行時間を短くすることができる。
請求項5記載の発明によれば、本構成を有していない場合と比較して、初回の起動完了後に、機能手段を初期化させる処理を実行しなくても良くなる。
請求項6記載の発明によれば、本構成を有していない場合と比較して、省エネ状態から復帰するのに要する時間をさらに短くすることができる。
請求項7記載の発明によれば、本構成を有していない場合と比較して、機能手段が省エネ状態から復帰するのに要する時間を短くすることができる。
実施形態1に係る画像形成装置の内部構成の一例を示すハードウェアブロック図である。 実施形態1に係る画像形成装置の起動処理およびモード移行処理を説明するためのフローチャートである。 実施形態1に係る画像形成装置の起動処理およびモード移行処理の一例を示すシーケンスチャートである。 実施形態1に係る画像形成装置のStandbyモードから電源OFFモードへの移行処理を説明するためのシーケンスチャートである。 OSおよびアプリケーションの起動処理における制御部と周辺デバイスとの通信手順の一例を示すシーケンスチャートである。 実施形態2に係る画像形成装置の内部構成の一例を示すハードウェアブロック図である。 実施形態2に係る画像形成装置の起動処理およびモード移行処理を説明するためのフローチャートである。 実施形態2に係る画像形成装置の主電源SWがオフの状態からStandbyモードへの移行処理の一例を示すシーケンスチャートである。
<実施形態1>
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態1に係る画像形成装置の内部構成の一例を示すハードウェアブロック図である。画像形成装置1は、紙等の記録材に画像を形成する画像形成部10と、紙等の記録材に記録された画像を読み取る画像読取部20と、ユーザからスキャン機能、プリント機能、コピー機能およびファクシミリ機能を用いた動作に関連する指示を受け付けるとともに、ユーザに対してメッセージを表示するユーザインタフェース(UI)30と、ネットワークを介して外部のファクシミリ装置等との間でデータの送受信を行う送受信部40と、点灯状態により画像形成装置1の電源供給状態を知らせるLED(Light Emitting Diode)50と、画像形成部10、画像読取部20、UI30、送受信部40およびLED50の動作を制御する制御部60とを備えている。
また、画像形成装置1は、コンセントから電源の供給を受ける電源部80と、主電源SW(Switch)90と、副電源SW100とを備えている。
さらに、画像形成装置1は、画像形成部10に供給される電源を制御する第1電源制御SW11と、画像読取部20に供給される電源を制御する第2電源制御SW21と、UI30に供給される電源を制御する第3電源制御SW31と、送受信部40に供給される電源を制御する第4電源制御SW41とを備える。
画像形成装置1では、画像形成部10によってプリント機能が実現され、画像読取部20によってスキャン機能が実現され、画像形成部10および画像読取部20によってコピー機能が実現され、画像形成部10、画像読取部20および送受信部40によってファクシミリ機能が実現される。なお、送受信部40は、例えばインターネット回線用のものと電話回線用のものとを、別々に設けるようにしてもかまわない。
画像形成部10、画像読取部20、UI30および送受信部40などは機能手段の一例である。以下の説明では、画像形成部10、画像読取部20、UI30および送受信部40を、まとめて『周辺デバイス』と称することがある。
主電源SW90は、一端が電源部80に接続され、他端が制御部60、第1電源制御SW11、第2電源制御SW21、第3電源制御SW31および第4電源制御SW41に接続されている。また、副電源SW100は、制御部60に接続されている。
情報処理装置の一例としての制御部60は、命令列であるプログラムを順に読み込んで種々の演算を実行することにより、画像形成装置1の各部を制御する、起動手段、停止手段、復帰手段、選択手段の一例としてのCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)61と、CPU61に接続され、CPU61との間で各種データのやりとりを行うバスブリッジ62とを備えている。制御部60において、バスブリッジ62には、第1のクロックでデータのやりとりを行うメモリバス63と、第1のクロックよりも周波数が低い第2のクロックでデータのやりとりを行うPCI(Peripheral Component Interconnect)バス64とが接続されている。
制御部60は、ROM(Read Only Memory)65と、記憶手段の一例としての揮発性RAM(Random Access Memory)66および不揮発性RAM67とを備えている。そして、これらROM65、揮発性RAM66および不揮発性RAM67は、それぞれ、メモリバス63に接続されている。制御部60において、CPU61は、ROM65、揮発性RAM66および不揮発性RAM67に直接アクセスすることが可能となっている。
また、制御部60は、画像形成部10を制御するためのプリントインタフェース回路(PrintIF)71と、画像読取部20を制御するためのスキャンインタフェース回路(ScanIF)72と、UI30を制御するためのUIインタフェース回路(UIIF)73と、送受信部40を制御するための汎用インタフェース回路(汎用IF)74と、外部からの信号の監視や変更をすることが可能なGeneralIO75と、パルス出力回路76とを備えている。そして、これらPrintIF71、ScanIF72、UIIF73、汎用IF74およびGeneralIO75は、それぞれ、PCIバス64に接続されている。
GeneralIO75は、PCIバス64のほかに、第1電源制御SW11、第2電源制御SW21、第3電源制御SW31、第4電源制御SW41、LED50および副電源SW100に接続されている。GeneralIO75は、例えば、副電源SW100から送信され、副電源SW100の電源オン/オフの状態を通知する信号の監視を行う。
さらに、LED50の点灯状態を制御するパルス出力回路76は、LED50に接続されている。
本実施の形態における制御部60は、例えば、1チップのマイクロコントローラによって構成されている。ただし、制御部60を、複数のチップで構成してもかまわない。
ROM65は、基本プログラムであるOS(Operating System)や、OS上で実行されることにより周辺デバイスに予め定められた機能を実現させるための初期化プログラム等のプログラムを格納しており、所謂マスクROM、各種PROM(Programmable ROM:例えばOTP ROM(One Time Programmable ROM)、UV−EPROM(Ultra−Violet Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM))、フラッシュメモリなどで構成されている。なお、この例では、ROM65として、フラッシュメモリが用いられている。
また、揮発性RAM66は、DRAM(Dynamic RAM)やSRAM(Static RAM)など、電源が供給されなければ、記憶している情報を保持することができない揮発性メモリによって構成されている。なお、この例では、揮発性RAM66として、DRAMが用いられている。
そして、不揮発性RAM67は、MRAM(Magnetoresistive RAM)、FeRAM(Ferroelectric RAM)、PRAM(Phase change RAM)、ReRAM(Resistance RAM)、HDD(Hard Disk Drive)など、電源が供給されなくても、記憶している情報を保持することが可能な不揮発性メモリによって構成されている。なお、この例では、不揮発性RAM67として、ROM65として用いられるフラッシュメモリよりも高速にデータの読み書きが可能なMRAMが用いられている。
本実施の形態では、揮発性RAM66および不揮発性RAM67が、ともに第1のクロックでデータの読み書きを行う。このため、不揮発性RAM67は、揮発性RAM66と同等の読み書き性能を有していることになる。
次に、本実施の形態に係る画像形成装置の状態を表す2つのモード、電源OFFモードおよびStandbyモードについて説明する。
電源OFFモードでは、主電源SW90のみオンにされ、副電源SW100はオフにされている。主電源SW90がオンにされると、電源部80より電源が制御部60に供給される。そして、CPU61によるOSの起動が完了し、各周辺デバイスの動作は停止しているが、周辺デバイスを動作させるために共通して利用される基本機能の設定が完了した状態にあるのが、電源OFFモードである。電源OFFモードには、揮発性RAM66に、周辺デバイスを制御するためのアプリケーション(以下、「周辺デバイスを制御するためのアプリケーション」を、『アプリケーション』と称することがある)の初期化された状態のものが記憶されている場合と、記憶されていない場合とがある。詳細については図2で説明する。
Standbyモードでは、主電源SW90および副電源SW100が共にオンにされている。そのため、制御部60に加えて、周辺デバイスにも電源が供給されている。CPU61によるOSの起動が完了し、アプリケーションの起動も完了し、画像形成装置1の全ての機能を使用可能な状態にあるのが、Standbyモードである。
電源OFFモードは、画像形成装置1が使用されない間の省エネ(エネルギーの使用の合理化)状態のモードである。周辺デバイスには電源が供給されないため、Standbyモードよりも電源の供給量を削減することができる。また、画像形成装置1が再び使用される際、画像形成装置1が電源OFFモードからStandbyモードへ復帰するまでにかかる待ち時間(以下、「画像形成装置1が電源OFFモードからStandbyモードへ復帰するまでにかかる待ち時間」を、『復帰時間』と称することがある)を、画像形成装置1に電源が供給されていない状態からStandbyモードへ移行するまでにかかる待ち時間よりも、短くすることが可能である。
周辺デバイスは、それぞれ、第1電源制御SW11、第2電源制御SW21、第3電源制御SW31および第4電源制御SW41によって電源がオン/オフされる。主電源SW90および副電源SW100が共にオンにされると、GeneralIO75が、副電源SW100がオンにされたことを検知する。そして、GeneralIO75は、第1電源制御SW11、第2電源制御SW21、第3電源制御SW31および第4電源制御SW41をオンにする。その結果、各周辺デバイスの電源がオンになり、アプリケーションの起動が開始される。
主電源SW90がオフにされると、制御部60に設けられた揮発性RAM66の記憶内容もクリアされる。一方、主電源SW90がオフにされても、制御部60に設けられたROM65および不揮発性RAM67の記憶内容はクリアされない。そして、不揮発性RAM67には、主電源SW90がオフにされる前に記憶された内容がそのまま保持される。
また、画像形成装置1の電源供給状態に基づいて、GeneralIO75またはパルス出力回路76はLED50に対して信号を送信する。LED50は受信した信号により、点灯状態を点灯/点滅/消灯のいずれかに変化させる。
図2は、図1に示す画像形成装置1の起動処理およびモード移行処理を説明するためのフローチャートである。主電源SW90がオンにされると(ステップ101)、制御部60に電源が供給されて、コールドブートが開始される。コールドブートとは、電源が供給されていない状態から、画像形成装置1が起動することをいう。CPU61は、ROM65からOSを読み出して、揮発性RAM66に記憶させてOSを起動させる(ステップ102)。
次に、CPU61により副電源SW100がオフであるか判断される(ステップ103)。肯定の判断(Yes)がされた場合、副電源SW100はオフにされているため、画像形成装置1は電源OFFモードへ移行する(ステップ104)。その後、CPU61は、副電源SW100がオンにされるのを受け付けると(ステップ105)、引き続きコールドブートが行われる。CPU61はROM65より初期化プログラムを読み出して、揮発性RAM66に記憶させて初期化プログラムを実行し、アプリケーションを初期化して起動させる(ステップ106)。
ステップ103で否定の判断(No)がされた場合、副電源SW100はオンにされているため、CPU61はアプリケーションを起動させる(ステップ106)。ステップ106では、制御部60が周辺デバイスと通信を行い、各周辺デバイスのデバイス情報を取得する。詳細については図5で説明する。各周辺デバイスの起動が完了すると、画像形成装置1はStandbyモードへ移行する(ステップ107)。
Standbyモードで、副電源SW100がオフにされるのをCPU61が受け付けると(ステップ108)、ハードウェアリセットが行われる(ステップ109)。ハードウェアリセットとは、制御部60を含めて、画像形成装置1の全体が再起動されることをいう。CPU61によるハードウェアリセットによって、OSが再起動される(ステップ110)。また、CPU61は初期化プログラムを実行し、アプリケーションを初期化して再起動させる(ステップ111)。さらに、初期化機能情報の一例としての初期化された状態のアプリケーションが、揮発性RAM66に記憶される(ステップ112)。そして、画像形成装置1は電源OFFモードへ移行する(ステップ113)。
次に、電源OFFモードで、副電源SW100がオンにされるのをCPU61が受け付けると(ステップ114)、CPU61は初期化プログラムを実行せずに、ステップ112で揮発性RAM66に記憶させた初期化状態のアプリケーションを読み出す。そして、CPU61により、ステップ112で揮発性RAM66に記憶させた初期化状態への復帰が行われる(ステップ115)。アプリケーションの初期化状態への復帰が完了すると、画像形成装置1はStandbyモードへ移行する(ステップ116)。さらに、Standbyモードで副電源SW100がオフにされるのをCPU61が受け付けると、ステップ108に戻る。その後、ステップ109のハードウェアリセットがCPU61により行われる。ここで、Standbyモードで副電源SW100がオフにされてから電源OFFモードに移行するまで(ステップ108からステップ113まで)をシャットダウンシーケンス、電源OFFモードで副電源SW100がオンにされてからStandbyモードへ移行するまで(ステップ114からステップ116まで)を復帰シーケンスとする。
また、ステップ104およびステップ113は共に電源OFFモードであるが、揮発性RAM66に記憶されている内容が異なる。ステップ113の電源OFFモードでは、アプリケーションの再起動後(ステップ111)、初期化状態のアプリケーションが揮発性RAM66に記憶される(ステップ112)。一方、ステップ104の電源OFFモードでは、揮発性RAM66には初期化状態のアプリケーションは記憶されていない。
図3は、図1に示す画像形成装置1の起動処理およびモード移行処理の一例を示すシーケンスチャートである。まず、主電源SW90がオンにされると(図2のS101)、制御部60に電源が供給されて、コールドブートが開始される。制御部60に電源が供給されると、CPU61によりOSが起動される(S102)。この例では、副電源SW100がオフにされているため、CPU61によるOSの起動完了後、画像形成装置1は電源OFFモードへ移行する(S103、S104)。
電源OFFモードでは、DRAMで構成された揮発性RAM66は、Self Refreshを行う。DRAMは、コンデンサに電荷を蓄えることによって情報を保持している。ただし、電荷は時間とともに減少するため、一定時間ごとにDRAMに電荷が補充される必要がある。この動作はリフレッシュと呼ばれ、従来のDRAMでは外部のリフレッシュ回路が行っている。Self Refreshとは、DRAM内部にリフレッシュ回路を内蔵させて、DRAMが自動的にリフレッシュを実行するようにしたものである。外部の回路を動作させなくても良い分、従来よりも電力消費が抑えられる。
次に、電源OFFモードで副電源SW100がオンにされると(S105)、制御部60がこれを検知し、引き続きコールドブートが行われる。そして、各周辺デバイスに電源が供給され、アプリケーションの起動が開始される(S106)。アプリケーションの起動が完了すると、画像形成装置1はStandbyモードへ移行する(S107)。
従来技術では、Standbyモードで副電源SW100がオフにされると、CPU61によるハードウェアリセットが行われ、OSが再起動される。OSの再起動が完了すると、アプリケーションは再起動されることなく、画像形成装置1は電源OFFモードへ移行する。次に電源OFFモードで副電源SW100がオンにされると、CPU61によりアプリケーションが再起動されて、画像形成装置1が使用可能な状態になる。
一方、本実施の形態では、Standbyモードで副電源SW100がオフにされると(副電源SW100がオフにされたこの時刻をt1とする)(S108)、CPU61によるハードウェアリセットが行われて(S109)、OSが再起動される(S110)。さらに、従来技術と異なり、アプリケーションも再起動され、初期化が開始される(S111)。アプリケーションの初期化が完了すると、初期化された状態のアプリケーションが揮発性RAM66に記憶される(S112)。そして、画像形成装置1は電源OFFモードへ移行する(S113)。電源OFFモードでは、制御部60に電源が供給される。つまり、揮発性RAM66に電源が供給されるため、揮発性RAM66に記憶されている情報は保持される。電源OFFモードで副電源SW100がオンにされると(副電源SW100がオフにされたこの時刻をt2とする)(S114)、揮発性RAM66に記憶させた初期化状態のアプリケーションが読み出され、初期化状態への復帰が行われる(S115)。
本実施の形態では、従来技術よりも、アプリケーションが初期化される時間だけ、電源OFFモードからStandbyモードへと移行するのに要する時間、すなわち、画像形成装置1の復帰時間が短縮される。つまり、従来、復帰シーケンスに含まれていたアプリケーションの初期化を、シャットダウンシーケンスの一部とすることで、復帰時間が短縮されることとなる。
図4は、図1に示す画像形成装置1のStandbyモードから電源オフモードへの移行処理を説明するためのシーケンスチャートである。本シーケンスチャートは、図2のステップ107からステップ116までのフローに該当する。Standbyモードで副電源SW100がオフにされると、CPU61によるハードウェアリセットが行われてOSが再起動される。さらに、アプリケーションも初期化されて再起動される。全て初期化されると、初期化された状態のアプリケーションが揮発性RAM66に記憶される。また、画像形成装置1は、電源OFFモードへ移行する。その後、電源OFFモードで副電源SW100がオンにされると、揮発性RAM66に記憶させた初期化状態のアプリケーションが、CPU61によって読み出される。このようにして、画像形成装置1のStandbyモードへの高速な復帰が可能となる。
図5は、OSおよびアプリケーションの起動処理における制御部60と周辺デバイスとの通信手順の一例を示すシーケンスチャートである。本シーケンスチャートは、図2のステップ103で否定の判断(No)がされた場合のステップ102からステップ106まで、およびステップ110からステップ111までのフローの詳細を説明したものに該当する。図5では、時間が紙面において上から下へと進行する。
制御部60はOSの起動を開始させた後、第1電源制御SW11、第2電源制御SW21、第3電源制御SW31および第4電源制御SW41をオンにする。その結果、各周辺デバイスの電源がオンになり、アプリケーションの初期化が開始される。また、制御部60は、各周辺デバイスと同期を取るための信号を、各周辺デバイスに送信する。周辺デバイスは信号を受信すると、制御部60に対して応答するための処理を実行する。そして、周辺デバイスは、制御部60に対して肯定応答信号Ackを送信する。これにより、制御部60と各周辺デバイスとの間で通信が確立される。その後、制御部60は、各周辺デバイスから周辺デバイスのデバイス情報を取得し、揮発性RAM66または不揮発性RAM67に記憶させる。これにより、画像形成装置1が動作可能な状態になる。
本実施の形態では、アプリケーションは、アプリケーションが動作するために必要な情報リソースを保持した状態で、揮発性RAM66に記憶されることになる。そのため、アプリケーションを読み出して起動した場合、情報リソースを再利用できない可能性がある。例えば、時間指定のファクシミリやプリントといったJOB処理や、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)などの外部サーバに使用される情報リソースは、時間に関わる情報であるため、再利用できない。そのため、そのような情報リソースに関しては、副電源SW100がオンにされてStandbyモードへ復帰する際、必ず最新のものを取得し、更新することとする。
また、時間に関わらない周辺デバイスのデバイス情報については、例えば図2のステップ111のアプリケーションの起動中に、制御部60が取得すれば良い。そうすれば、ステップ114で副電源SW100がオンにされて、アプリケーションが初期化状態へ復帰する際に、改めて取得する必要はない。
本実施の形態では、初期化状態のアプリケーションを記憶させるメモリとして揮発性RAM66を使用していたが、これに限られるものではない。例えば、不揮発性RAM67を使用しても良い。
<実施形態2>
図6は、本発明の実施形態2に係る画像形成装置1の内部構成の一例を示すハードウェアブロック図である。実施形態2は、実施形態1における揮発性RAM66を備えていない点で、実施形態1と異なる。実施形態2では、実施形態1における揮発性RAM66の役割を不揮発性RAM67が担う。また、実施形態2の構成要素で、実施形態1の構成要素と同じものについては、図1と同じ符号を使用する。
図7は、図6に示す画像形成装置1の起動処理およびモード移行処理を説明するためのフローチャートである。主電源SW90がオフの状態から(ステップ201)、主電源SW90がオンにされると(ステップ202)、制御部60に電源が供給されて、コールドブートが開始される。そして、CPU61はROM65からBootLoaderを読み出し、読み出したBootLoaderを起動させる(ステップ203)。BootLoaderとは、主電源SW90がオンにされると最初に実行されるプログラムである。
次に、CPU61により、起動履歴の一例としての起動フラグをもとに、今回の画像形成装置1の起動が初回の起動かどうか判断される(ステップ204)。起動フラグについては、後述する。ここで、肯定の判断(Yes)がされた場合、つまり、初回の起動であった場合、CPU61はROM65からOSを読み出すことを選択して実行し、不揮発性RAM67に記憶させる。そして、CPU61により、ここからBootLoaderにかわってOSが起動される(ステップ205)。
次に、CPU61はROM65より初期化プログラムを読み出して、不揮発性RAM67に記憶させて初期化プログラムを実行し、アプリケーションを初期化して起動させる(ステップ206)。ステップ205およびステップ206により、初期化状態のOSおよびアプリケーションが不揮発性RAM67に記憶されているが、この不揮発性RAM67の領域を、領域1とする。領域1は、起動中のOSやアプリケーションを記憶させるための領域である。
さらに、CPU61は、初期化状態のOSおよびアプリケーションを、不揮発性RAM67に記憶させる(ステップ207)。ここでOSおよびアプリケーションを記憶させる不揮発性RAM67の領域を領域2とすると、領域2は領域1と別の領域である。領域2は、OSおよびアプリケーションを初期化状態に戻す場合に備えて、初期化状態のOSおよびアプリケーションを記憶させておくための領域である。不揮発性RAM67に記憶させる処理が完了すると、画像形成装置1はStandbyモードへ移行する(ステップ209)。
Standbyモードで、副電源SW100がオフにされるのをCPU61が受け付けると(ステップ210)、CPU61は、ステップ207で不揮発性RAM67に記憶させた初期化状態のOSおよびアプリケーションを、領域2から読み出す。そして、CPU61は、読み出した初期化状態のOSおよびアプリケーションを領域1へ記憶させる。その結果、OSおよびアプリケーションは初期化状態へ戻される(ステップ211)。
さらに、CPU61は、不揮発性RAM67に起動フラグとして、例えば「オン(1)」をセットして、画像形成装置1が起動された履歴を残す(ステップ212)。そして、画像形成装置1は、電源OFFモードへ移行する(ステップ213)。
次に、電源OFFモードで副電源SW100がオンにされた場合は、ステップ203へ移行する。また、電源OFFモードで主電源90がオフにされた場合は、ステップ201へ移行する。
ステップ204で否定の判断(No)がされた場合、つまり、2回目以降の起動であった場合、CPU61は、ステップ211で不揮発性RAM67の領域1に記憶させた初期化状態のOSおよびアプリケーションを起動させることを選択し、実行する。その結果、CPU61により、OSおよびアプリケーションの初期化状態への復帰が行われる(ステップ208)。初期化状態への復帰が完了すると、画像形成装置1はStandbyモードへ移行する(ステップ209)。
不揮発性RAM67に記憶させる起動履歴を消去する契機、例えば起動フラグを「オフ(0)」とする契機は、ROM65がバージョンアップされた際や、システムフェイルが発生した異常時等が考えられる。起動フラグを「オフ(0)」とすることで、次にBootLoaderが起動された際、CPU61により初回の起動と判断される(ステップ204)。そのため、CPU61は不揮発性RAM67に記憶させた初期化状態を読み出すのではなく、ROM65からOS等のプログラムを再度読み出すこととなる。
また、本フローチャートでは、CPU61は、ステップ211で、読み出した初期化状態のOSおよびアプリケーションを領域1に記憶させたが、ステップ208で、読み出した初期化状態のOSおよびアプリケーションを領域1に記憶させるようにしても良い。すなわち、ステップ208で、CPU61は、ステップ207で不揮発性RAM67に記憶させた初期化状態のOSおよびアプリケーションを、領域2から読み出し、読み出した初期化状態のOSおよびアプリケーションを領域1へ記憶させるようにしても良い。この場合、CPU61は、読み出した初期化状態のOSおよびアプリケーションを領域1へ記憶させた後、領域1に記憶させた初期化状態のOSおよびアプリケーションを起動させることを選択し、実行する。
図8は、図6に示す画像形成装置1の主電源SW90がオフの状態から、Standbyモードへの移行処理の一例を示すシーケンスチャートである。まず、主電源SW90がオンにされると(図7のS202)、CPU61によりBootLoaderが起動され、画像形成装置1の起動が初回の起動かどうかCPU61により判断される(S203、S204)。この例では初回の起動であるため、CPU61によりOSがROMから読み出されて、読み出されたOSが起動される(S205)。OSの起動完了後、画像形成装置1は電源OFFモードへ移行する。電源OFFモードで副電源SW100がオンにされると、CPU61によりアプリケーションの初期化が開始され、起動される(S206)。アプリケーションの初期化完了後、OSおよびアプリケーションの全て初期化された状態が、CPU61により不揮発性RAM67へ記憶される(S207)。そして、画像形成装置1はStandbyモードへ移行する(S209)。
ここで、実施形態1では、Standbyモードで副電源SW100がオフにされると、CPU61によるハードウェアリセットの後、OSおよびアプリケーションが初期化され、再起動される。OSおよびアプリケーションが再起動された後、画像形成装置1は電源OFFモードへ移行する。
一方、実施形態2では、Standbyモードで副電源SW100がオフにされると(S210)、実施形態1と異なり、不揮発性RAM67に記憶させた初期化状態のOSおよびアプリケーションがCPU61により読み出される。そして、CPU61によりOSおよびアプリケーションが初期化状態へ戻される(S211)。不揮発性RAM67は、電源が供給されなくても記憶している情報を保持することが可能である。そのため、副電源SW100がオフにされた後、CPU61によるハードウェアリセットが行われたとしても、初期化状態のOSおよびアプリケーションは不揮発性RAM67に保持されている。よって、CPU61はOSおよびアプリケーションを再起動させる必要はなく、OSおよびアプリケーションを初期化状態へ戻すことができる。このようにして、画像形成装置1は実施形態1よりも高速に電源OFFモードへ移行される。
次に、電源OFFモードで副電源SW100がオンにされると、前回起動された履歴が残っているため、CPU61により2回目以降の起動と判断される(ステップ204)。そのため、不揮発性RAM67に記憶させた初期化状態のOSおよびアプリケーションがCPU61により読み出される。そして、CPU61により、OSおよびアプリケーションの初期化状態への復帰が行われる(ステップ208)。本実施の形態では、従来技術より、OSおよびアプリケーションが初期化される時間だけ、画像形成装置1の復帰時間が短縮される。さらに、初期化状態のOSおよびアプリケーションを記憶させる領域として不揮発性RAM67が使用されているため、主電源SW90がオフにされても、記憶させている情報が保持される。そのため、主電源SW90がオフにされた状態からStandbyモードへと移行するのに要する時間の短縮も可能となる。
実施形態1では、DRAMで構成された揮発性RAM66が使用されており、電源OFFモードでは、揮発性RAM66によるSelf Refreshが行われる。そのため、揮発性RAM66に対して、Self Refreshに必要な電源が供給される必要がある。しかし、実施形態2で使用されている不揮発性RAM67は、電源が供給されなくても記憶している情報を保持することができる。そのため、電源OFFモードにおいて、実施形態1と比べて電力消費を抑えることが可能である。
また、実施形態2では、CPU61により初期化状態のOSおよびアプリケーションを不揮発性RAM67に記憶させるタイミングを、主電源SW90がオンにされた初回の起動時にしていたが、これに限られるものではない。例えば、Standbyモードから電源OFFモードへの初回の移行時、CPU61によるハードウェアリセットが行われてOSおよびアプリケーションが初期化された後に、不揮発性RAM67に記憶させるようにしても良い。
さらに、実施形態2では、制御部60は揮発性RAM66を備えていない構成としたが、制御部60が揮発性RAM66を備えた構成にしても良い。その場合、CPU61は、例えば、揮発性RAM66をプログラムのワーク領域として使用し、プログラムの実行中に一時的に発生するようなデータを揮発性RAM66に格納させるようにしても良い。しかし、CPU61は、初期化状態のアプリケーションについては、不揮発性RAM67に格納させなければならない。
また、実施形態1および実施形態2で、CPU61は、初期化状態のアプリケーションの全てを、揮発性RAM66または不揮発性RAM67のいずれかに格納させる構成としていたが、これに限られるものではない。例えば、CPU61は、初期化状態のアプリケーションの一部を不揮発性RAM67に格納させ、残りを揮発性RAM66に格納させるような構成にしても良い。
なお、実施形態1および実施形態2では、OSや各周辺デバイスのプログラムはROM65に配置されていたが、これに限られるものではない。すなわち、各プログラムは、例えば画像形成装置1にネットワークを介して接続されるサーバ装置に配置されるようにしてもよい。また、例えば、不揮発性RAM67に、OSや各周辺デバイスのプログラムが配置されるようにしても良い。
また、実施形態1および実施形態2では、基本プログラムとしてOSが存在する場合を例として説明を行ったが、これに限られるものではない。例えば、アプリケーションをOS上で起動させるのではなく、直接アプリケーションを起動させても良い。
そして、実施形態1および実施形態2では、制御部60を画像形成装置1に組み込んだ場合を例として説明を行ったが、これに限られるものではない。複数のユニットの組み合わせによって構成され、これら複数のユニットの着脱に伴って構成が変更され得る装置に適用しても差し支えない。
1…画像形成装置、10…画像形成部、11…第1電源制御SW、20…画像読取部、21…第2電源制御SW、30…UI、31…第3電源制御SW、40…送受信部、41…第4電源制御SW、50…LED、60…制御部、61…CPU、62…バスブリッジ、63…メモリバス、64…PCIバス、65…ROM、66…揮発性RAM、67…不揮発性RAM、71…PrintIF、72…ScanIF、73…UIIF、74…汎用IF、75…GeneralIO、76…パルス出力回路、80…電源部、90…主電源SW、100…副電源SW

Claims (7)

  1. 記録材に画像を形成する画像形成部を含む機能手段と、
    前記機能手段に対する電源投入要求に伴い、当該機能手段に予め定められた機能を実現させるための初期化プログラムを実行することで、当該機能手段を初期化して起動させる起動手段と、
    前記起動手段により起動された前記機能手段に対する電源切断要求に伴い、当該機能手段の動作を停止させる停止手段と、
    前記起動手段による前記機能手段の起動開始後かつ前記停止手段による当該機能手段の停止完了前に、前記初期化プログラムの実行により得られた当該機能手段の初期化機能情報を記憶する記憶手段と、
    前記停止手段により停止された前記機能手段に対する電源復帰要求に伴い、前記記憶手段から読み出した前記初期化機能情報に基づいて、当該機能手段を初期化せずに、前記起動手段により起動された状態に復帰させる復帰手段と
    を備えた画像形成装置。
  2. 予め定められた機能を有する機能手段に対する電源投入要求に伴い、当該機能手段に当該予め定められた機能を実現させるための初期化プログラムを実行することで、当該機能手段を初期化して起動させる起動手段と、
    前記起動手段により起動された前記機能手段に対する電源切断要求に伴い、当該機能手段の動作を停止させる停止手段と、
    前記起動手段による前記機能手段の起動開始後かつ前記停止手段による当該機能手段の停止完了前に、前記初期化プログラムの実行により得られた当該機能手段の初期化機能情報を記憶する記憶手段と、
    前記停止手段により停止された前記機能手段に対する電源復帰要求に伴い、前記記憶手段から読み出した前記初期化機能情報に基づいて、当該機能手段を初期化せずに、前記起動手段により起動された状態に復帰させる復帰手段と
    を備えた情報処理装置。
  3. 前記停止手段は、前記機能手段に対する電源切断要求に伴い前記初期化プログラムを実行して、当該初期化プログラムの実行により得られた当該機能手段の前記初期化機能情報を前記記憶手段に記憶させた後、当該機能手段の動作を停止させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記記憶手段は、電源を供給しなくても記憶している情報を保持することが可能で、前記機能手段が起動された起動履歴および当該機能手段の前記初期化機能情報を記憶し、
    前記起動履歴に基づいて、前記起動手段により当該機能手段を起動させるか、または前記復帰手段により当該機能手段を復帰させるかを選択する選択手段を
    さらに備えていることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記記憶手段は、前記機能手段に対する電源投入要求後かつ当該機能手段の初回の起動完了前に、当該機能手段の前記初期化機能情報を記憶することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記停止手段は、前記機能手段に対する電源切断要求に伴い、前記記憶手段から読み出した前記初期化機能情報に基づいて、当該機能手段を前記起動手段により起動された状態に戻した後、当該機能手段の動作を停止させることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  7. コンピュータに、
    予め定められた機能を有する機能手段に対する電源投入要求に伴い、当該機能手段に当該予め定められた機能を実現させるための初期化プログラムを実行することで、当該機能手段を初期化して起動させる機能と、
    起動された前記機能手段に対する電源切断要求に伴い、当該機能手段の動作を停止させる機能と、
    前記機能手段の起動開始後かつ当該機能手段の停止完了前に、前記初期化プログラムの実行により得られた当該機能手段の初期化機能情報を記憶させる機能と、
    停止された前記機能手段に対する電源復帰要求に伴い、読み出した前記初期化機能情報に基づいて、当該機能手段を初期化せずに、起動された状態に復帰させる機能と
    を実現させるためのプログラム。
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