JP2014116783A - 整流器 - Google Patents

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Abstract

【課題】整流素子の基本波インピーダンスと信号源インピーダンスとの差が大きい場合においても、製作時における製造誤差による整合のずれを小さくする整流器を得る。
【解決手段】基本波において、高周波の基本波で1/4波長となるインピーダンス変成器3により、整流素子1の基本波インピーダンスZを信号源インピーダンスZ近傍の値となる中間インピーダンスZに変換すると共に、整合回路4により、中間インピーダンスZと信号源インピーダンスZの整合を取ることを特徴とする。
これにより、整流素子1の基本波インピーダンスZと信号源インピーダンスZとの差が大きい場合においても、整合回路4の電気長に対する整流器の基本波入力インピーダンス1/Yin の変化を小さくすることが可能となり、整流器の製作時における製造誤差による整合のずれを小さくできる。
【選択図】図1

Description

この発明は、整流器の製作時において、製造誤差による整合のずれを小さくする整流器に関する。
従来の整流器として、RF(高周波)からDC(直流)に変換する整流素子と、整流素子の後段に高調波処理及び平滑化を行う出力フィルタと、整流素子の前段に整合回路とを備え、整合回路の入力端子に信号源からのRFが入力され、出力フィルタの出力端子に負荷が接続されてDCが出力される整流器がある。
従来の整流器では、整合回路により、整流素子の基本波インピーダンスと信号源インピーダンスの整合を取っている(例えば、下記非特許文献1参照)。
24GHz帯F級負荷装荷レクテナの改良 電子情報技術学会 信学技報 WPT2011-26 May 2012
従来の整流器は以上のように構成されているので、整流素子の基本波インピーダンスと信号源インピーダンスとの差が大きい場合には、整合回路の電気長に対する整流素子の基本波インピーダンスの変化が大きいため、整流器の製作時における製造誤差による整合のずれが大きいという課題があった。
この発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、整流素子の基本波インピーダンスと信号源インピーダンスとの差が大きい場合においても、製作時における製造誤差による整合のずれを小さくする整流器を得ることを目的とする。
この発明の整流器は、高周波を直流に変換する整流素子と、整流素子の後段に設けられ、高調波処理及び平滑化を行う出力フィルタと、整流素子の前段に設けられ、高周波の基本波で1/4波長となるインピーダンス変成器と、インピーダンス変成器の前段に設けられ、信号源からの高周波が入力される整合回路とを備え、基本波において、インピーダンス変成器により、整流素子の基本波インピーダンスを信号源インピーダンス近傍の値となる中間インピーダンスに変換すると共に、整合回路により、中間インピーダンスと信号源インピーダンスの整合を取ることを特徴とする。
この発明によれば、基本波において、高周波の基本波で1/4波長となるインピーダンス変成器により、整流素子の基本波インピーダンスを信号源インピーダンス近傍の値となる中間インピーダンスに変換すると共に、整合回路により、中間インピーダンスと信号源インピーダンスの整合を取ることを特徴とする。
これにより、整流素子の基本波インピーダンスと信号源インピーダンスとの差が大きい場合においても、整合回路の電気長に対する整流器の基本波入力インピーダンスの変化を小さくすることが可能となり、整流器の製作時における製造誤差による整合のずれを小さくすることができる効果がある。
この発明の実施の形態1による整流器を示す構成図である。 整合回路の詳細を示す構成図である。 整合回路を構成する伝送線路に対する正規化入力アドミタンスの変化量と規格化した中間インピーダンスとの関係を示す特性図である。 整合回路を構成するオープンスタブに対する正規化入力アドミタンスの変化量と規格化した中間インピーダンスとの関係を示す特性図である。 他の詳細を示す構成図である。 入力フィルタ部の詳細を示す構成図である。 この発明の実施の形態2による整流器を示す構成図である。 高調波短絡回路の詳細を示す構成図である。 他の高調波短絡回路の詳細を示す構成図である。 他の高調波短絡回路の詳細を示す構成図である。
以下、この発明の整流器の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による整流器の構成図である。
この発明の実施の形態1による整流器は、図1に示すように、RF(高周波)からDC(直流)に変換する整流素子1と、整流素子1の後段に高調波処理及び平滑化を行う出力フィルタ2と、整流素子1の前段に基本波で1/4波長となるインピーダンス変成器3と、インピーダンス変成器3の前段に整合回路4とを備え、整合回路4の入力端子5に信号源からのRFが入力され、出力フィルタ2の出力端子6に負荷が接続されてDCが出力される。
又、基本波において、インピーダンス変成器3により、整流素子1の基本波インピーダンスを信号源インピーダンス近傍の値となる中間インピーダンスに変換すると共に、整合回路4は、中間インピーダンスと信号源インピーダンスの整合を取る。
次に動作について説明する。
整流器にRFが入力された場合、非線形素子である整流素子1がオン/オフを繰り返し、高調波を発生させる。
出力フィルタ2により、偶数次高調波を短絡、奇数次高調波を開放とした場合、整流素子1の端子間には矩形波に近い電圧波形が生じ、出力フィルタ2には整流された電流が流れる。
この整流された電流を出力フィルタ2により平滑化することで、出力端子6にはDCが出力される。
整流素子1の端子間に逆方向電圧が印加された状態の、基本波におけるインピーダンスを整流素子1の基本波インピーダンスZとする。
基本波で1/4波長となるインピーダンス変成器3により、整流素子1の基本波インピーダンスZを、信号源インピーダンスZ近傍の値となる中間インピーダンスZに変換される。
中間インピーダンスZは、次式(1)で表される。
Figure 2014116783
ただし、Zはインピーダンス変成器3の特性インピーダンスである。
整合回路4により、中間インピーダンスZと信号源インピーダンスZが整合を取られ、整流器に入力されたRFは、全て整流素子1に入力される。
ここで、図2に示すように、整合回路4は、伝送線路7(特性インピーダンスZ,電気長θ)及び、伝送線路7に接続されたオープンスタブ8(特性インピーダンスZ、電気長θ)で構成されるものとする。
入力端子5から整流素子1を見た正規化入力アドミタンスYin は次式(2)で表される。
Figure 2014116783
整合条件は、Yin のコンダクタンス成分が1、サセプタンス成分が0であることから、整合時のθ1及びθ2は、それぞれ次式(3),(4)で表される。
ただし、伝送線路7の特性インピーダンスZ及びオープンスタブ8の特性インピーダンスZは、信号源インピーダンスZに等しいものとした。
Figure 2014116783

Figure 2014116783
式(2)及び式(3)より、整合時において整合回路4を構成する伝送線路7の電気長θ1に対する正規化入力アドミタンスYin の変化量mは次式(5)で表される。

Figure 2014116783
式(2)及び式(4)より、整合時において整合回路4を構成するオープンスタブ8の電気長θ2に対する正規化入力アドミタンスYin の変化量mは次式(6)で表される。

Figure 2014116783
図3に規格化した中間インピーダンスZ/Zとmの関係を示す。
図4に規格化した中間インピーダンスZ/Zとmの関係を示す。
ここでは、中間インピーダンスZを信号源インピーダンスZで規格化している。
図3及び図4より、中間インピーダンスZと信号源インピーダンスZとの差が小さい程、正規化入力アドミタンスYin の変化量m及びmは小さいことがわかる。
したがって、基本波で1/4波長となるインピーダンス変成器3により、整流素子1の基本波インピーダンスZを信号源インピーダンスZ近傍の値となる中間インピーダンスZに変換し、整合回路4により、中間インピーダンスZと信号源インピーダンスZの整合を取ることで、整合回路4の電気長に対する整流器の基本波入力インピーダンス1/Yin の変化量は小さくなることから、整流器の製作時における製造誤差による整合のずれを小さくできる。
尚、整合回路4は、図5に示すように、基本波を通過させ、少なくとも1つ以上の高調波を反射する入力フィルタ部41と、基本波において、中間インピーダンスZと信号源インピーダンスZの整合を取る基本波整合部42とで構成されていても良い。
又、整合回路4に備えた入力フィルタ部41は、図6に示すように、それぞれの高調波に対して開放となる誘導素子Lと容量素子Cの並列共振回路の直列接続で構成されていても良い。
図6では、2次高調波に対して開放となる誘導素子L411及び容量素子C411の並列共振回路411と、3次高調波に対して開放となる誘導素子L412及び容量素子C412の並列共振回路412の直列接続で構成された入力フィルタ部41を示している。
更に、基本波で1/4波長となるインピーダンス変成器3により、整流素子1の基本波インピーダンスZを信号源インピーダンスZに変換しても良い。
以上のように、この実施の形態1によれば、基本波において、高周波の基本波で1/4波長となるインピーダンス変成器3により、整流素子1の基本波インピーダンスZを信号源インピーダンスZ近傍の値となる中間インピーダンスZに変換すると共に、整合回路4により、中間インピーダンスZと信号源インピーダンスZの整合を取ることを特徴とする。
これにより、整流素子1の基本波インピーダンスZと信号源インピーダンスZとの差が大きい場合においても、整合回路4の電気長に対する整流器の基本波入力インピーダンス1/Yin の変化を小さくすることが可能となり、整流器の製作時における製造誤差による整合のずれを小さくできる。
実施の形態2.
図7は、この発明の実施の形態2による整流器の構成図である。
この発明の実施の形態2による整流器は、前記実施の形態1による整流器を構成するインピーダンス変成器3の前段であり、整合回路4の後段に、高調波短絡回路9を備えたものである。
それ以外は同様であるので、同様な部分に同じ符号を付記し、説明を省略する。
高調波短絡回路9は、少なくとも1つ以上の高調波を、高調波短絡回路9の出力端子9bにおいて短絡するものである。
次に動作について説明する。
高いRF−DC変換効率を得るには、整流素子1から入力端子5側を見たインピーダンスを、偶数次高調波で短絡、奇数次高調波で開放とするのが良い(例えば、前記非特許文献1参照)。
図7に示すように、インピーダンス変成器3の前段に高調波短絡回路9を備え、高調波短絡回路9により、少なくとも1つ以上の高調波に対して、高調波短絡回路9の出力端子9bにおいて短絡する。
この高調波短絡回路9と、基本波で1/4波長となるインピーダンス変成器3により、整流素子1から入力端子5側を見たインピーダンスは、短絡とした高調波に対して、奇数次高調波のときは開放、偶数時高調波のときは短絡となる。
したがって、前記実施の形態1による整流器と比べて、高いRF−DC変換効率が得られる。
又、高調波短絡回路9により、少なくとも1つ以上の高調波を、高調波短絡回路9の出力端子9bにおいて短絡したため、高調波短絡回路9により、短絡とした高調波に対して整流素子1からの再放射量を抑圧できる。
したがって、前記実施の形態1による整流器と同様に、基本波で1/4波長となるインピーダンス変成器3により、整流素子1の基本波インピーダンスZを信号源インピーダンスZ近傍の値となる中間インピーダンスZに変換し、整合回路4により、中間インピーダンスZと信号源インピーダンスZの整合を取ることで、整合回路4の電気長に対する整流器の基本波入力インピーダンス1/Yin の変化量は小さくなることから、整流器の製作時における製造誤差による整合のずれを小さくできる。
尚、高調波短絡回路9は、図8に示すように、少なくとも1つ以上の高調波に対して、それぞれ1/4波長となるオープンスタブが並列接続された構成としていても良い。
図8では、2次高調波に対して1/4波長となるオープンスタブ91と、3次高調波に対して1/4波長となるオープンスタブ92が並列接続された高調波短絡回路9を示している。
又、高調波短絡回路9は、図9に示すように、少なくとも1つ以上の高調波に対して、それぞれ直列共振周波数を有する誘導素子Lと容量素子Cの直列共振回路からなり、直列共振回路の一端が高周波短絡回路9の入力端子9aと出力端子9bを結ぶ伝送線路に接続され、他端が接地された構成としていても良い。
図9では、2次高調波に対して直列共振周波数を有する誘導素子L93と容量素子C93の直列共振回路93からなり、直列共振回路93の一端が高周波短絡回路9の入力端子9aと出力端子9bを結ぶ伝送線路に接続され、他端が接地される。
又、3次高調波に対して直列共振周波数を有する誘導素子L94と容量素子C94の直列共振回路94からなり、直列共振回路94の一端が高周波短絡回路9の入力端子9aと出力端子9bを結ぶ伝送線路に接続され、他端が接地される。
図9では、このような構成を示している。
更に、高調波短絡回路9は、図10に示すように、少なくとも1つ以上の高調波に対して、それぞれ1/4波長となるオープンスタブを含み、オープンスタブの一端が高周波短絡回路9の入力端子9aと出力端子9bを結ぶ伝送線路に接続され、又、少なくとも1つ以上の高調波に対して、それぞれ直列共振周波数を有する誘導素子Lと容量素子Cの直列共振回路を含み、直列共振回路の一端が高周波短絡回路9の入力端子9aと出力端子9bを結ぶ伝送線路に接続され、他端が接地された構成としていても良い。
図10では、3次高調波に対して1/4波長となるオープンスタブ92の一端が高周波短絡回路9の入力端子9aと出力端子9bを結ぶ伝送線路に接続され、又、2次高調波に対して直列共振周波数を有する誘導素子L93と容量素子C93の直列共振回路93の一端が高周波短絡回路9の入力端子9aと出力端子9bを結ぶ伝送線路に接続され、他端が接地された高調波短絡回路9を示している。
高調波の次数が低い程、1/4波長となるオープンスタブの線路長は長くなることから、図10に示した高調波短絡回路9では、図8に示した構成と比較して、高調波短絡回路9のサイズを小さくできる。
尚、整合回路4は、図5に示すように、基本波を通過させ、少なくとも1つ以上の高調波を反射する入力フィルタ部41と、基本波において、中間インピーダンスZと信号源インピーダンスZの整合を取る基本波整合部42とで構成されていても良い。
又、整合回路4に備えた入力フィルタ部41は、図6に示すように、それぞれの高調波に対して開放となる誘導素子Lと容量素子Cの並列共振回路の直列接続で構成されていても良い。
更に、基本波で1/4波長となるインピーダンス変成器3により、整流素子1の基本波インピーダンスZを信号源インピーダンスZに変換しても良い。
以上のように、この実施の形態2によれば、前記実施の形態1の構成に加えて、インピーダンス変成器3の前段であり、整合回路4の後段に、少なくとも1つ以上の高調波を、高調波短絡回路9の出力端子9bにおいて短絡する高調波短絡回路9を備えことを特徴とする。
これにより、前記実施の形態1の効果に加えて、高調波短絡回路9と、基本波で1/4波長となるインピーダンス変成器3により、整流素子1から入力端子5側を見たインピーダンスは、短絡とした高調波に対して、奇数次高調波のときは開放、偶数時高調波のときは短絡となるので、高いRF−DC変換効率が得られる。
又、高調波短絡回路9により、少なくとも1つ以上の高調波を、高調波短絡回路9の出力端子9bにおいて短絡したため、高調波短絡回路9により、短絡とした高調波に対して整流素子1からの再放射量を抑圧できる。
なお、この願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 整流素子、2 出力フィルタ、3 インピーダンス変成器、4 整合回路、5,9a 入力端子、6,9b 出力端子、7 伝送線路、8,91,92 オープンスタブ、9 高調波短絡回路、41 入力フィルタ部、42 基本波整合部、93,94 直列共振回路、411,412 並列共振回路。

Claims (8)

  1. 高周波を直流に変換する整流素子と、
    前記整流素子の後段に設けられ、高調波処理及び平滑化を行う出力フィルタと、
    前記整流素子の前段に設けられ、前記高周波の基本波で1/4波長となるインピーダンス変成器と、
    前記インピーダンス変成器の前段に設けられ、信号源からの高周波が入力される整合回路とを備え、
    前記基本波において、
    前記インピーダンス変成器により、前記整流素子の基本波インピーダンスを信号源インピーダンス近傍の値となる中間インピーダンスに変換すると共に、前記整合回路により、前記中間インピーダンスと前記信号源インピーダンスの整合を取ることを特徴とする整流器。
  2. 前記インピーダンス変成器の前段であり、前記整合回路の後段に設けられ、少なくとも1つ以上の高調波を当該高調波短絡回路の出力端子において短絡する高調波短絡回路を備えたことを特徴とする請求項1記載の整流器。
  3. 前記高調波短絡回路は、
    少なくとも1つ以上の高調波に対してそれぞれ1/4波長となるオープンスタブからなり、該オープンスタブの一端が当該高周波短絡回路の入力端子と出力端子を結ぶ伝送線路に接続された構成であることを特徴とする請求項2記載の整流器。
  4. 前記高調波短絡回路は、
    少なくとも1つ以上の高調波に対してそれぞれ直列共振周波数を有する誘導素子と容量素子の直列共振回路からなり、該直列共振回路の一端が当該高周波短絡回路の入力端子と出力端子を結ぶ伝送線路に接続され、他端が接地された構成であることを特徴とする請求項2記載の整流器。
  5. 前記高調波短絡回路は、
    少なくとも1つ以上の高調波に対してそれぞれ1/4波長となるオープンスタブを含み、該オープンスタブの一端が当該高周波短絡回路の入力端子と出力端子を結ぶ伝送線路に接続され、
    少なくとも1つ以上の高調波に対してそれぞれ直列共振周波数を有する誘導素子と容量素子の直列共振回路を含み、該直列共振回路の一端が前記伝送線路に接続され、他端が接地された構成であることを特徴とする請求項2記載の整流器。
  6. 前記整合回路は、
    基本波を通過させ、少なくとも1つ以上の高調波を反射する入力フィルタ部と、
    基本波において、中間インピーダンスと信号源インピーダンスの整合を取る基本波整合部とを備えたことを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の整流器。
  7. 前記入力フィルタ部は、
    それぞれの高調波に対して開放となる誘導素子と容量素子の並列共振回路の直列接続で構成されたことを特徴とする請求項6記載の整流器。
  8. 前記中間インピーダンスは、前記信号源インピーダンスと等しいことを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいずれか1項記載の整流器。
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