JP2014115129A - ナビゲーション装置、出力制御装置、音声出力方法 - Google Patents

ナビゲーション装置、出力制御装置、音声出力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、案内地点でルートを間違えても距離や費用の面でユーザに大きな負担をかけない場合にのみ、案内音声の出力を抑制するナビゲーション装置、出力制御装置、音声出力方法の提供を目的とする。
【解決手段】本発明のナビゲーション装置は、移動体の位置を検出する位置取得部1と、出発地から目的地までのルートを通常ルートとして探索するルート探索部3と、通常ルート上の案内対象地点を抽出する案内対象地点抽出部4と、案内対象地点から目的地までの通常ルート以外のルートを、代替ルートとして探索する代替ルート探索部6と、通常ルートと代替ルートを比較し、その比較結果に基づき案内対象地点における案内要否を判断する案内要否判断部7と、案内要否判断部7が案内不要と判断した案内対象地点において案内音声の出力を抑制する音声出力制御部9と、を備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、ナビゲーション装置のルート案内を行う技術に関する。
車両等の移動体に搭載されるナビゲーション装置は、目的地を設定すると現在地(出発地)から目的地までのルートを探索し、ルート案内を行う機能を有している。また、ナビゲーション装置の中には、地図表示やルート案内といったナビゲーション装置本来の機能以外に、音楽再生やラジオ音声の出力等のAV(Audio Visual)機能を備えているものが多い。
ルート案内の一般的な方法は、車両がルート上の案内地点に接近すると、ユーザに対して音声でルート案内を行うものである。しかし、上述のAV機能を備えたナビゲーション装置の場合、音楽を再生中に案内音声を出力して運転者に確実に認識させたい場合には、音楽の再生音量を小さくする必要があり、音楽を十分に楽しめないという問題がある。
この問題に対して特許文献1は、音楽の再生状態や案内音声の緊急度を判断したうえで、どちらを優先した出力するかを判断する技術を提案している。この技術によれば、ボーカル部やサビ部といった再生音楽の楽句の種類を判断している。
特開2005−172450号公報
しかし、特許文献1の技術によれば、音楽再生を優先して案内音声を出力しなかったことによりユーザがルートを間違えると、場合によっては非常に遠回りのルートや通行料が余分にかかるルートを走行しなければならない。
そこで、本発明は上述の問題点に鑑み、案内地点でルートを間違えても距離や費用の面でユーザに大きな負担をかけない場合にのみ、案内音声の出力を抑制するナビゲーション装置、出力制御装置、音声出力方法の提供を目的とする。
本発明のナビゲーション装置は、移動体の位置を検出する位置取得部と、出発地から目的地までのルートを通常ルートとして探索するルート探索部と、通常ルート上の案内対象地点を抽出する案内対象地点抽出部と、案内対象地点から目的地までの通常ルート以外のルートを、代替ルートとして探索する代替ルート探索部と、通常ルートと代替ルートを比較し、その比較結果に基づき案内対象地点における案内要否を判断する案内要否判断部と、案内要否判断部が案内不要と判断した案内対象地点において案内音声の出力を抑制する音声出力制御部と、を備える。
本発明の出力制御装置は、音声出力装置に案内音声を出力させる出力制御装置であって、移動体の位置を取得する位置取得部と、移動体の出発地から目的地までのルートを通常ルートとして探索するルート探索部と、通常ルート上の案内対象地点を抽出する案内対象地点抽出部と、案内対象地点から目的地までの通常ルート以外のルートを、代替ルートとして探索する代替ルート探索部と、通常ルートと代替ルートとを比較し、比較結果に基づき案内対象地点における案内要否を判断する案内要否判断部と、案内要否判断部が案内不要と判断した場合に、案内対象地点において案内音声の音声出力装置への出力を抑制する出力制御部とを備える。
本発明の音声出力方法は、音声出力装置に案内音声を出力させる音声出力方法であって、(a)位置取得部に移動体の位置を取得させる工程と、(b)出発地から目的地までの通常ルートと通常ルート上の案内対象地点から目的地までの通常ルート以外の代替ルートとの比較結果に基づき、案内を不要と判断した案内対象地点において、音声出力装置に案内音声の出力を抑制させる工程と、を備える。
本発明のナビゲーション装置は、移動体の位置を検出する位置取得部と、出発地から目的地までのルートを通常ルートとして探索するルート探索部と、通常ルート上の案内対象地点を抽出する案内対象地点抽出部と、案内対象地点から目的地までの通常ルート以外のルートを、代替ルートとして探索する代替ルート探索部と、通常ルートと代替ルートを比較し、その比較結果に基づき案内対象地点における案内要否を判断する案内要否判断部と、案内要否判断部が案内不要と判断した案内対象地点において案内音声の出力を抑制する音声出力制御部と、を備える。よって、ユーザにとって必要性の高い案内のみを行うことができ、他の音声出力への干渉を極力避けることが可能である。
本発明の出力制御装置は、音声出力装置に案内音声を出力させる出力制御装置であって、移動体の位置を取得する位置取得部と、移動体の出発地から目的地までのルートを通常ルートとして探索するルート探索部と、通常ルート上の案内対象地点を抽出する案内対象地点抽出部と、案内対象地点から目的地までの通常ルート以外のルートを、代替ルートとして探索する代替ルート探索部と、通常ルートと代替ルートとを比較し、比較結果に基づき案内対象地点における案内要否を判断する案内要否判断部と、案内要否判断部が案内不要と判断した場合に、案内対象地点において案内音声の音声出力装置への出力を抑制する出力制御部とを備える。よって、音声出力装置でユーザにとって必要性の高い案内のみを行うことができ、音声出力装置が他の音声出力も行う場合は、当該他の音声出力への干渉を極力避けることが可能である。
本発明の音声出力方法は、音声出力装置に案内音声を出力させる音声出力方法であって、(a)位置取得部に移動体の位置を取得させる工程と、(b)出発地から目的地までの通常ルートと通常ルート上の案内対象地点から目的地までの通常ルート以外の代替ルートとの比較結果に基づき、案内を不要と判断した案内対象地点において、音声出力制御装置に案内音声の出力を抑制させる工程と、を備える。よって、音声出力装置でユーザにとって必要性の高い案内のみを行うことができ、音声出力装置が他の音声出力も行う場合は、当該他の音声出力への干渉を極力避けることが可能である。
実施の形態1に係るナビゲーション装置の構成図である。 実施の形態1に係るナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るナビゲーション装置の構成図である。
<A.実施の形態1>
<A−1.構成、動作>
図1は、実施の形態1のナビゲーション装置100の構成を示すブロック図である。以下、図1に沿ってナビゲーション装置100の構成を説明する。ナビゲーション装置100は、例えば移動体に搭載され、現在地(出発地)から目的地までのルートに沿ってユーザに案内音声を出力する機能を有している。
ナビゲーション装置100は、位置取得部1、地図データ取得部2、ルート探索部3、及び案内対象地点抽出部4、案内タイミング判断部5、代替ルート探索部6、案内要否判断部7、案内データ生成部8、及び音声出力制御部9を備えている。
位置取得部1は、GPS(Global Positioning System)信号やジャイロ信号を取得し、これらの信号に基づき移動体の現在位置を検出する。検出した現在位置は現在位置情報として各部に出力する。位置取得部1は、GPS衛星や移動体に搭載されたジャイロセンサとの通信を行う通信インタフェースと、CPU(Central Processing Unit)によって実現する。
地図データ取得部2は、地図データを格納するHDD(Hard Disk Drive)やメモリ、SDカードなどの記憶媒体からデータを取得する。地図データは、サーバに格納されたものを通信により取得しても良い。
ルート探索部3は、位置取得部1から現在位置情報を、地図データ取得部2から地図データをそれぞれ取得し、現在地(出発地)から目的地までのルートを探索する。目的地は、ユーザが例えば図示しない入力部を用いてルート探索部3に入力する。ルート探索部3が探索するルートを、後述の代替ルートと区別するために通常ルートと呼称する。通常ルートには、例えば到着時刻、走行距離、又は通行料金等を考慮して最適なルートが設定される。
案内対象地点抽出部4は、通常ルート上の案内対象地点の位置情報を抽出し、案内対象地点情報として各部に出力する。ここで案内対象地点とは、分岐や交差点等、走行ルートの分かれ目になる地点のことである。
案内タイミング判断部5は、位置取得部1から現在位置情報を、案内対象地点抽出部4から案内対象地点データをそれぞれ取得し、移動体が案内対象地点から所定距離内に進入した際に案内タイミングであると判断する。
代替ルート探索部6は、案内タイミングであると判断されると、案内対象地点を通る代替ルートを探索する。ここで代替ルートとは、例えば到着時刻、走行距離、又は通行料金等を考慮して通常ルートの次に適当なルートのことである。
案内要否判断部7は、ルート探索部3から通常ルートを、代替ルート探索部6から代替ルートを取得し、これら2つのルートの比較に基づき案内対象地点における案内要否を判断する。具体的には、通常ルートの案内対象地点以降の部分と代替ルートについてリンク数を比較し、リンク数の差が閾値未満であれば案内不要、閾値以上であれば案内必要と判断する。リンク数は地図データから取得することが可能である。ここでは、リンク数の差が閾値未満であれば、案内音声を出力しなかった結果ユーザが通常ルートを走行しなかったとしても、代替ルートを走行すればユーザは大きな不利益を被らないと判断している。なお、リンク数は比較項目の一例であり、所要時間、走行距離、所要燃料、通行料金などを比較しても良いし、これら複数の比較項目をそれぞれ重み付けして組み合わせた指標により比較しても良い。所要時間や走行距離、通行料金は地図データから取得することが可能であるし、所要時間にはVICS(Vehicle Information and Communication System(登録商標))情報等から取得した渋滞情報を参照して修正した値を用いても良い。また所要燃料については、地図データのルート計算用データの各リンクに所要燃料の情報を格納しておき、当該情報を用いて計算すればよい。所要燃料の情報は、各ユーザが実際に走行して計算した燃費等の情報をネットワーク上のサーバで共有し、当該サーバから取得することが可能である。
案内データ生成部8は、通常ルート上の各案内対象地点の案内データを生成する。ここで案内データは、案内音声のための音声データの他、案内画面を表示する画像データを含む。案内データの生成は、通常ルートが探索されてから案内対象地点で案内を行うまでの任意のタイミングで行われる。なお、後述の案内要否判断部7の判断を待って案内データを生成する場合は、実際に案内音声を出力する案内対象地点についてのみ案内データを生成すればよい。
ルート探索部3、案内対象地点抽出部4、案内タイミング判断部5、代替ルート探索部6、案内要否判断部7、案内データ生成部8は、メモリの一部に格納されたプログラムを実行するCPUにより実現する。
音声出力制御部9は、案内要否判断部7が案内必要と判断した案内対象地点においてのみ、音声出力部10から案内音声の出力を行うよう制御する出力インタフェースである。案内要否判断部7が案内不要と判断した案内対象地点では、音声出力制御部9は、案内音声の出力を抑制する。なお、図1では音声出力部10をナビゲーション装置100の外部の構成として示しているが、ナビゲーション装置100の内部構成であっても良い。
図2に、移動体が通常ルートに沿って走行する際のナビゲーション装置100の動作を示す。移動体が走行中、案内タイミング判断部5は現在位置が次の案内対象地点から所定距離以内にあるか否かを判断する(ステップS1)。ここで案内タイミング判断部5は、位置取得部1から例えば一定周期で現在位置情報を取得し、これを案内対象地点抽出部4から取得した次の案内対象地点の位置情報と比較して上記の判断を行う。現在位置が次の案内対象地点から所定距離以内であれば案内タイミングであると判断してステップS2に進み、所定距離以内でなければ、位置取得部1から新たに取得した現在位置情報を基に同じ動作を繰り返す。
ステップS2では、代替ルート探索部6が次の案内対象地点で通常ルートと異なるルートを走行する代替ルートを探索する。その後、案内要否判断部7で通常ルートの案内対象地点以降の部分と代替ルートのリンク数を比較し、リンク数の差が閾値未満であるか否かを判断する(ステップS3)。なお、リンク数を比較項目としているのは一例に過ぎない。リンク数の差が閾値未満であれば案内要否判断部7は案内音声の必要性が低いと判断し、音声出力制御部9は次の案内対象地点において案内音声の出力を抑制する(ステップS4)。一方、閾値以上であれば、案内要否判断部7は案内音声の必要性が高いと判断し、音声出力制御部9は次の案内対象地点において音声出力部10から案内音声を出力する(ステップS5)。
以上の動作により、通常ルートどおりに走行しなければユーザにとって不利益が大きい案内対象地点についてのみ案内音声が出力される。なお、図2のフローチャートでは、案内音声以外の他の音声出力があることを前提にしていない。しかし、他の音声が音声出力部10から出力されている場合に図2の動作を行えば、他の音声出力への干渉を最小限に留めつつ、ユーザにとって必要性の高い案内音声を出力することが可能である。
<A−2.変形例>
以上で説明したナビゲーション装置100は、車両等の移動体用ナビゲーション装置、すなわちカーナビゲーション装置だけでなく、移動体に搭載可能な、PND(Portable Navigation Device)、及び、携帯端末(例えば携帯電話、スマートフォン、及びタブレットなど)、並びにサーバなどを適宜に組み合せてシステムとして構築されるナビゲーション装置にも適用することができる。この場合、以上で説明したナビゲーション装置100の各機能あるいは各構成要素は、前記システムを構築する各機器に分散して配置される。
例えば、ナビゲーション装置100は、スマートフォン等の携帯端末で実現されても良い。この場合、位置取得部1は、携帯端末に搭載された位置情報検出部から移動体の位置情報を取得するインタフェースとして構成される。また、ナビゲーション装置100は、移動体に搭載された音声出力装置における案内音声の出力を制御する出力制御装置としてサーバで構成されても良い。この場合、位置取得部1は、当該移動体に搭載された位置情報検出部から移動体の位置情報を通信により取得する通信インタフェースとして構成される。
案内要否判断部7は、通常ルートの案内対象地点以降の部分と代替ルートについて比較項目(例えばリンク数)の差を閾値と比較することにより案内要否の判断を行っている。閾値を大きく設定すれば、案内要否判断部7で案内不要と判断する可能性が高くなる。そして、通常ルートの案内対象地点以降の部分と代替ルートの比較項目に関する違いから案内音声の必要性を判断していた。
しかし、案内音声の必要性は案内対象地点の種類によっても左右される。すなわち、T字の交差点ではナビゲーション装置の地図表示を見ることによって、案内音声を聞くまでもなく通常ルートを走行できる可能性が高い。逆に、都市部に見られる2条線同士の交差点ではルートが複雑であるため、案内音声の必要性が高いと考えられる。
そこで、上記のような案内対象地点の種類に応じて、案内要否判断の閾値を動的に変更しても良い。すなわち、T字の交差点のように単純な分岐の案内対象地点では閾値を大きく設定することで案内不要と判断され易くし、分岐が複雑になるほど閾値を小さく設定することで案内必要と判断され易くする。
<A−3.効果>
実施の形態1のナビゲーション装置100は、移動体の位置を検出する位置取得部1と、出発地から目的地までのルートを通常ルートとして探索するルート探索部3と、通常ルート上の案内対象地点を抽出する案内対象地点抽出部4と、案内対象地点から目的地までの通常ルート以外のルートを、代替ルートとして探索する代替ルート探索部6と、通常ルートと代替ルートを比較し、その比較結果に基づき案内対象地点における案内要否を判断する案内要否判断部7と、案内要否判断部7が案内不要と判断した案内対象地点において案内音声の出力を抑制する音声出力制御部9と、を備える。よって、ユーザにとって必要性の高い案内音声を出力することができる。また、案内音声以外の他の音声を同時に出力する場合には、他の音声出力への干渉を最小限に留めつつ、ユーザにとって必要性の高い案内音声を出力することが可能である。なお、ナビゲーション装置100が、移動体に搭載された音声出力装置に案内音声を出力させる出力制御装置としてサーバで構成される場合にも、同様の効果を奏する。
また、案内要否判断部7は、代替ルートと通常ルートの案内対象地点以降の部分とで、比較項目としてリンク数、距離、所要時間、通行料金、所要燃料の少なくとも一つを比較するので、これらの項目に基づき代替ルートを通常ルートと比較することによって、案内音声の必要性を判断することが出来る。
また、案内要否判断部7は、代替ルートと通常ルートの案内対象地点以降の部分とで比較項目の差異が閾値未満である場合に案内不要と判断するので、必要性の高い案内音声を出力することが出来る。
また、実施の形態1の音声出力方法は、音声出力部10(音声出力装置)に案内音声を出力させる音声出力方法であって、(a)位置取得部1に移動体の位置を取得させる工程と、(b)出発地から目的地までの通常ルートと通常ルート上の案内対象地点から目的地までの通常ルート以外の代替ルートとの比較結果に基づき、案内を不要と判断した案内対象地点において、音声出力制御部9に案内音声の出力を抑制させる工程と、を備える。よって、ユーザにとって必要性の高い音声案内を行うことができる。また、案内音声以外の他の音声を同時に出力する場合には、他の音声出力への干渉を最小限に留めつつ、ユーザにとって必要性の高い音声案内を行うことができる。
また、工程(b)では、代替ルートと通常ルートの案内対象地点以降の部分とで、比較項目としてリンク数、距離、所要時間、通行料金、所要燃料の少なくとも一つを比較した結果に基づき、案内を不要と判断した案内対象地点において、音声出力制御部に案内音声の出力を抑制させるので、ユーザにとって必要性の高い音声案内を行うことができる。
また、工程(b)では、代替ルートと通常ルートの案内対象地点以降の部分とで比較項目の差異が閾値未満である場合に、案内を不要と判断するので、ユーザにとって必要性の高い音声案内を行うことができる。
<B.実施の形態2>
ユーザが良く走行するルートや交差点であれば、案内音声がなくともルートを間違える可能性は低い。実施の形態2のナビゲーション装置101は、このような場合に案内音声の必要性を低く判断する。
<B−1.構成、動作>
図3は、実施の形態2のナビゲーション装置101の構成を示すブロック図である。ナビゲーション装置101は、実施の形態1のナビゲーション装置100の構成に走行履歴生成部11を加えたものである。よって、以下にナビゲーション装置100との相違点についてのみ説明を行う。
走行履歴生成部11は、位置取得部1から現在位置情報を、地図データ取得部2から地図データをそれぞれ取得し、地図データのメッシュごとに走行履歴の有無を記した走行履歴情報を生成する。具体的には、地図データ内の各メッシュを移動体が何回通行したかをカウントし、所定回数以上通行したメッシュを走行履歴あり、それ以外のメッシュを走行履歴なしとする。
案内要否判断部7は、ルート探索部3から通常ルートを、代替ルート探索部6から代替ルートを取得し、これら2つのルートの比較に基づき案内対象地点における案内要否を判断する。具体的には、通常ルートの案内対象地点以降の部分と代替ルートについてリンク数を比較し、リンク数の差が閾値未満であれば案内不要、閾値以上であれば案内必要と判断する。なお、リンク数は比較項目の一例に過ぎない。さらに案内要否判断部7は走行履歴生成部11から走行履歴情報を取得し、通常ルートと代替ルートのリンク数の差の閾値を、走行履歴の有無により変更する。すなわち、次の案内対象地点が含まれるメッシュが走行履歴有りの場合は、走行履歴無しの場合に比べてリンク数の差の閾値を大きくする。これにより、ユーザが良く走行する案内対象地点では案内不要と判断され易くなる。
<B−2.変形例>
実施の形態2では、各案内対象地点が含まれるメッシュの走行履歴の有無によって案内要否を判断する閾値を調整した。しかし、ルート探索部3が探索した通常ルートをユーザがこれまでにどれだけ走行したかによって、案内要否を判断する閾値を調整しても良い。すなわち、案内要否判断部7は走行履歴生成部11から通常ルートが含まれる各メッシュの走行履歴情報を取得し、通常ルートが含まれるメッシュのうち走行履歴有りのメッシュの割合を算出する。当該割合が所定値以上であれば、所定値未満の場合に比べて案内要否を判断する閾値を大きくする。これにより、ユーザが過去に何度も走行したルートを走行している場合には、ルートを間違う可能性が低いと判断して案内音声の出力を抑制することが可能になる。
<B−3.効果>
実施の形態2のナビゲーション装置101は、実施の形態1のナビゲーション装置100の構成に加えて移動体の走行履歴を生成する走行履歴生成部11をさらに備え、案内要否判断部7は、走行履歴に基づき案内対象地点の案内要否判断を行うので、ユーザが過去に何度も走行したルートを走行している場合には、ルートを間違う可能性が低いと判断して案内音声の出力を抑制することができる。
また、実施の形態2の音声出力方法は、移動体の走行履歴にも基づき案内を不要と判断した案内対象地点において、音声出力制御部9に案内音声の出力を抑制させる工程を備えるので、ユーザが過去に何度も走行したルートを走行している場合には、ルートを間違う可能性が低いと判断して案内音声の出力を抑制することができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 位置取得部、2 地図データ取得部、3 ルート探索部、4 案内対象地点抽出部、5 案内タイミング判断部、6 代替ルート探索部、7 案内要否判断部、8 案内データ生成部、9 音声出力制御部、10 音声出力部、11 走行履歴生成部、100,101 ナビゲーション装置。

Claims (12)

  1. 移動体の位置を検出する位置取得部と、
    出発地から目的地までのルートを通常ルートとして探索するルート探索部と、
    前記通常ルート上の案内対象地点を抽出する案内対象地点抽出部と、
    前記案内対象地点から前記目的地までの前記通常ルート以外のルートを、代替ルートとして探索する代替ルート探索部と、
    前記通常ルートと前記代替ルートを比較し、その比較結果に基づき前記案内対象地点における案内要否を判断する案内要否判断部と、
    前記案内要否判断部が案内不要と判断した前記案内対象地点において案内音声の出力を抑制する音声出力制御部と、
    を備えるナビゲーション装置。
  2. 前記案内要否判断部は、前記代替ルートと前記通常ルートの前記案内対象地点以降の部分とで、比較項目としてリンク数、距離、所要時間、通行料金、所要燃料の少なくとも一つを比較する、
    請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 前記案内要否判断部は、前記代替ルートと前記通常ルートの前記案内対象地点以降の部分とで前記比較項目の差異が閾値未満である場合に、案内不要と判断する、
    請求項2に記載のナビゲーション装置。
  4. 前記移動体の走行履歴を生成する走行履歴生成部をさらに備え、
    前記案内要否判断部は、前記走行履歴に基づき前記案内対象地点の案内要否判断を行う、
    請求項1〜3のいずれかに記載のナビゲーション装置。
  5. 音声出力装置に案内音声を出力させる出力制御装置であって、
    移動体の位置を取得する位置取得部と、
    前記移動体の出発地から目的地までのルートを通常ルートとして探索するルート探索部と、
    前記通常ルート上の案内対象地点を抽出する案内対象地点抽出部と、
    前記案内対象地点から前記目的地までの前記通常ルート以外のルートを、代替ルートとして探索する代替ルート探索部と、
    前記通常ルートと前記代替ルートとを比較し、比較結果に基づき前記案内対象地点における案内要否を判断する案内要否判断部と、
    前記案内要否判断部が案内不要と判断した場合に、前記案内対象地点において前記案内音声の前記音声出力装置への出力を抑制する音声出力制御部とを備える、
    出力制御装置。
  6. 前記案内要否判断部は、前記代替ルートと前記通常ルートの前記案内対象地点以降の部分とで、比較項目としてリンク数、距離、所要時間、通行料金、所要燃料の少なくとも一つを比較する、
    請求項5に記載の出力制御装置。
  7. 前記案内要否判断部は、前記代替ルートと前記通常ルートの前記案内対象地点以降の部分とで前記比較項目の差異が閾値未満である場合に、案内不要と判断する、
    請求項6に記載の出力制御装置。
  8. 前記移動体の走行履歴を生成する走行履歴生成部をさらに備え、
    前記案内要否判断部は、前記走行履歴に基づき前記案内対象地点の案内要否判断を行う、
    請求項5〜7のいずれかに記載の出力制御装置。
  9. 音声出力装置に案内音声を出力させる音声出力方法であって、
    (a)位置取得部に移動体の位置を取得させる工程と、
    (b)出発地から目的地までの通常ルートと前記通常ルート上の案内対象地点から目的地までの前記通常ルート以外の代替ルートとの比較結果に基づき、案内を不要と判断した前記案内対象地点において、音声出力制御部に案内音声の出力を抑制させる工程と、
    を備えた音声出力方法。
  10. 前記工程(b)は、前記代替ルートと前記通常ルートの前記案内対象地点以降の部分とで、比較項目としてリンク数、距離、所要時間、通行料金、所要燃料の少なくとも一つを比較した結果に基づき、案内を不要と判断した前記案内対象地点において、音声出力制御部に案内音声の出力を抑制させる工程である、
    請求項9に記載の音声出力方法。
  11. 前記工程(b)は、前記代替ルートと前記通常ルートの前記案内対象地点以降の部分とで前記比較項目の差異が閾値未満である場合に、音声出力制御部に案内音声の出力を抑制させる工程である、
    請求項10に記載の音声出力方法。
  12. 前記工程(b)は、移動体の走行履歴にも基づき案内を不要と判断した前記案内対象地点において、音声出力制御部に案内音声の出力を抑制させる工程である、
    請求項9〜11のいずれかに記載の音声出力方法。
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