JP2014114408A - 殺菌洗浄剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】多忙な現場においても器具や道具の洗浄および手洗いにおいて、短時間の使用であっても十分な殺菌性を発揮し、皮膚に対して低刺激で、保存安定性にも優れた殺菌洗浄剤組成物を提供すること。
【解決手段】(a)成分:アミノ酸系界面活性剤及びアルキルエーテルカルボキシレートからなる群より選択される1種以上の界面活性剤、(b)成分:トリクロサン及びイソプロピルメチルフェノール、並びに(c)成分:LogPが2以上、4以下であるグリコールエーテルから選ばれる1種以上の溶剤、を含有し、25℃におけるpHが5.5以上、6.5以下である殺菌洗浄剤組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は殺菌洗浄剤組成物に関する。
病院・食品加工・厨房などでは器具や食器、道具の洗浄及び消毒を行うことにより院内感染および食中毒の予防に努めている。また、菌の伝播を防ぐ目的で手洗いの励行が推進されている。このような現場では短時間で確実な殺菌洗浄を行うために、各種殺菌洗浄剤組成物が用いられている。
特許文献1では、N−アシルアミノ酸系界面活性剤、トリクロサンとイソプロピルメチルフェノール、及び、グリセリルエーテルを含有し、pHが好ましくは6〜8の液体殺菌洗浄剤組成物が開示されている。
特許文献2では、油溶性殺菌剤とグリコール系化合物、及び、アニオン性界面活性剤を含有する皮膚殺菌洗浄剤組成物が開示されている。
特許文献3では、アルキルエーテルカルボキシレートとグリセリルエーテルを含有する組成物が開示されている。
特許文献4では、グリセリルエーテル、アルキルエーテルカルボキシレート等の界面活性剤、及びトリクロロカルバニドを含有する殺菌洗浄剤組成物であって、更に、トリクロサン、イソプロピルメチルフェノール等を含有することができる殺菌洗浄剤組成物が開示されている。
特開2008−63499号公報 特開2012−136441号公報 特開2001−115187号公報 特開2008−260822号公報
上記のような現場では作業従事者は多忙で、長時間の器具、道具の洗浄および手洗いを行うことは実用的でない。短時間で確実な殺菌を行うためには殺菌剤の量を高めるという方法がある。しかしながら殺菌剤の量を高めると、流通時低温保管された場合などに結晶が析出するなど製品の安定性に問題を生じる場合がある。またその場合は殺菌洗浄剤使用時に所望の殺菌効果が発揮されないおそれがある。更に、頻回な手洗いを行うため手荒れが生じるおそれを考慮する必要がある。
従って、本発明の課題は、多忙な現場においても器具や道具の洗浄および手洗いにおいて、短時間の使用であっても十分な殺菌性を発揮し、皮膚に対して低刺激で、保存安定性にも優れた殺菌洗浄剤組成物を提供することである。
本発明者らは、殺菌洗浄剤組成物に関する種々の要素について鋭意検討した結果、特定成分を配合し、特定pH範囲に調整することにより、短時間で十分な殺菌性が発揮され、皮膚に低刺激で、保存安定性にも優れることを見出し、本発明を完成させた。
即ち、本発明は、
(a)成分:アミノ酸系界面活性剤及びアルキルエーテルカルボキシレートからなる群より選択される1種以上の界面活性剤、
(b)成分:トリクロサン及びイソプロピルメチルフェノール、並びに
(c)成分:LogPが2以上、4以下であるグリコールエーテルから選ばれる1種以上の溶剤、
を含有し、25℃におけるpHが5.5以上、6.5以下である殺菌洗浄剤組成物に関する。
本発明によれば、短時間の使用であっても十分な殺菌性を発揮し、皮膚に対して低刺激で、保存安定性にも優れた殺菌洗浄剤組成物が提供される。
<(a)成分>
本発明の(a)成分は界面活性剤であり、アミノ酸系界面活性剤及びアルキルエーテルカルボキシレートからなる群より選択される1種以上の成分である。組成物に洗浄性を付与する趣旨で、(a)成分を使用する。
組成物中の(a)成分の含有量は、好ましくは0.5質量%以上であり、より好ましくは2質量%以上であり、そして、好ましくは25質量%以下であり、より好ましくは15質量%以下である。
(イ)アミノ酸系界面活性剤
アミノ酸系界面活性剤とは、アミノ酸から誘導される界面活性剤を指す。アミノ酸系界面活性剤は皮膚に対する刺激性が低い。アミノ酸系界面活性剤としては、下記一般式(I)で表されるものが好ましい。組成物中の(イ)アミノ酸系界面活性剤の含有量は、好ましくは0.5質量%以上であり、より好ましくは2質量%以上であり、そして、好ましくは25質量%以下であり、より好ましくは15質量%以下である。
Figure 2014114408
ただし、R11−CO−基は炭素数が12以上、18以下のアシル基であり、R12は水素又はメチル基であり、R13はCOOX1又はSO3Naであり、R14は水素又はCOOX2であり、X1とX2は独立して、水素、アルカリ金属又はアルカノールアミンであり、nは0、1又は2である。
アミノ酸系界面活性剤としては、N−メチル−β−アラニン、アシルメチルタウリン、アシルアスパラギン酸、アシルグルタミン酸、メチルグリシンなどが挙げられる。更に、これらのアルカリ金属塩、アルカノールアミン塩、塩基性アミノ酸塩が挙げられる。アルカリ金属塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩が好ましい。また、アルカノールアミン塩としては、トリエタノールアミン塩が好ましい。
より具体的には、好ましいアミノ酸系界面活性剤としては、ラウロイルアスパラギン酸ナトリウム、メチルグリシン、アシルメチルタウリン及びN−メチル−β−アラニンからなる群より選択される1種以上の化合物である。
(ロ)アルキルエーテルカルボキシレート
アルキルエーテルカルボキシレートは皮膚に対する刺激性が低い。アルキルエーテルカルボキシレートとしては、下記一般式(II)で表される化合物が好ましい。
1−Z−(AO)p−Y−COOX (II)
ただし、R1はヒドロキシル基を含んでもよいアルキル基又はヒドロキシル基を含んでもよいアルケニル基であり、R1の炭素数は5以上、21以下である。Zは−O−又は−CONH−である。Aは炭素数2又は3のアルキレン基である。pは(AO)の平均モル数を表し、pは0.5以上、10以下の数である。Yは炭素数1以上、3以下のアルキレン基である。XはH、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、総炭素数1〜22のモノ、ジ若しくはトリアルカノールアンモニウム又は塩基性アミノ酸残基である。
式(II)中、Zが−O−の場合、R1は炭素数12以上、16以下が好ましく、Zが−CONH−の場合、R1は炭素数11以上、15以下が好ましい。Aとしてはエチレン基、プロピレン基が好ましく、エチレン基がより好ましい。Xはアルカリ金属が好ましく、中でも、ナトリウム、カリウムが好ましい。Yとしては炭素数1のアルキレン基、すなわち、メチレン基が好ましい。pはアルキレンオキシドの平均付加モル数を示し、0.5以上、6以下の数であることが好ましい。
組成物中の(ロ)アルキルエーテルカルボキシレートの含有量は、好ましくは0.5質量%以上であり、より好ましくは2質量%以上であり、そして、好ましくは25質量%以下であり、より好ましくは15質量%以下である。
アルキルエーテルカルボキシレートとしては、例えば、ポリオキシエチレン(4.5)ラウリルエーテル酢酸ナトリウム(カオーアキポRLM−45NV、花王株式会社製〔一般式(II)においてR1がC1225であり、Zが−O−であり、Aが−CH2CH2−であり、Yが−CH2−であり、XがNaであり、p=4.5であるアルキルエーテルカルボキシレート〕)、ポリオキシエチレン(10)ラウリルエーテル酢酸ナトリウム(カオーアキポRLM−100NV、花王株式会社製〔一般式(II)においてR1がC1225であり、Zが−O−であり、Aが−CH2CH2−であり、Yが−CH2−であり、XがNaであり、p=10であるアルキルエーテルカルボキシレート〕)、ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル酢酸ナトリウム(ビューライトLCA−30D、三洋化成工業株式会社製〔一般式(II)においてR1がC1225であり、Zが−O−であり、Aが−CH2CH2−であり、Yが−CH2−であり、XがNaであり、p=3であるアルキルエーテルカルボキシレート〕)などが挙げられる。
アルキルエーテルカルボキシレートは、一般式(II)で表される1種又は2種以上のアルキルエーテルカルボキシレートを用いることができる。
アルキルエーテルカルボキシレートは、一般に、アルカリ触媒存在下で、アルコールにアルキレンオキシドを反応させた後、酢酸で中和して得られるエーテルアルコールに、ウイリアムソンのエーテル合成法により、アルカリ金属の水酸化物存在下で、モノハロゲノ酢酸又はその塩を反応させることによって製造される。また、アルカリの存在下で、脂肪族1価アルコールとアルキレンオキシドとを反応させた後、特定のカルボン酸を用いて中和処理して得られたエーテルアルコールをモノハロゲノ低級脂肪酸又はその塩と反応させることによって製造する方法もある。
<(b)成分>
本発明の(b)成分は、トリクロサン及びイソプロピルメチルフェノールからなる殺菌剤である。組成物に殺菌性を付与する趣旨で、(b)成分を使用する。
組成物中の(b)成分の含有量は、殺菌即効性の観点から、好ましくは0.05質量%以上であり、より好ましくは0.1質量%以上であり、さらに好ましくは0.3質量%以上であり、そして、組成物の保存安定性の観点から、好ましくは3質量%以下であり、より好ましくは2質量%以下であり、更に好ましくは1質量%以下である。組成物中のトリクロサン及びイソプロピルメチルフェノールの質量比は特に限定されるものではないが、殺菌性の観点から、トリクロサン/イソプロピルメチルフェノール=1/10〜10/1が好ましく、1/5〜5/1がより好ましい。
<(c)成分>
本発明の(c)成分は、LogPが2以上、4以下であるグリコールエーテルから選ばれる1種以上の溶剤である。本発明において、LogPはChem & Bio Draw Ultra ver.11.0のChemPropを用いて算出した計算値(ClogP)を用いる。また、本発明において溶剤とは、25℃において(b)成分を溶解することのできる液体を示す。
(c)成分は、一般式(III)で表されるグリコールエーテルから選ばれる1種又は2種以上の溶剤が好ましい。
21−O−(C24O)x−(C36O)y−R22 (III)
ただし、R21及びR22はそれぞれH又は炭素数8以上、10以下の炭化水素基を表し、R21及びR22が同時にHであることはない。x、yはそれぞれ(C24O)、(C36O)の平均モル数であり、x、yは独立して0以上、3以下の数であり、x、yが同時に0であることはない。
一般式(III)で表されるグリコールエーテルとしては、2−エチルへキシルグリコール(LogP=2.8)、2−エチルへキシルジグリコール(LogP=2.7)、デカンジグリコール(LogP=3.9)が挙げられる。これらは1種単独で、又は2種以上を組合せて用いることができる。
3のアルキル基としては、例えば、2−エチルへキシル基、n−オクチル基、イソデシル基が挙げられ、これらのアルキル基は、1種を単独であってもよく、又は2種以上が組み合わせられても良い。
(c)成分のLogPは、殺菌性及び組成物の安定性の観点から、2.0以上が好ましく、2.5以上がより好ましく、また、3.9以下が好ましく、3.5以下であることがより好ましい。
組成物中の(c)成分の含有量は、油脂汚れに対する洗浄効果を低下させることなく、大腸菌などの細菌に対する殺菌性能をより一層発揮する点から、好ましくは0.2質量%以上であり、より好ましくは1質量%以上であり、そして、好ましくは10質量%以下であり、より好ましくは5質量%以下である。
本発明の(c)成分の代わりに、或いは、(c)成分に加えて、
(d)成分:LogPが2以上、4以下であるアルキルグリセリルエーテル、
を用いることができる。アルキルグリセリルエーテルとしては下記一般式(IV)で表される1種又は2種以上のものが好ましい。
3−O−CH2−CHOH−CH2OH (IV)
ただし、R3は炭素数8以上、12以下の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基又は炭素数8以上、12以下の直鎖若しくは分岐鎖のアルケニル基である。
21の炭化水素基としては、直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基又は直鎖若しくは分岐鎖のアルケニル基が例示される。当該アルキル基としては、例えば、2−エチルへキシル基、n−オクチル基が挙げられ、これらのアルキル基は、1種を単独であってもよく、又は2種以上が組み合わせられても良い。
一般式(IV)で表されるアルキルグリセリルエーテルとしては、2−エチルヘキシルグリセリルエーテル(LogP=2.0)、n−オクチルグリセリルエーテル(LogP=2.1)、イソデシルグリセリルエーテル(LogP=3.1)が挙げられる。これらは1種単独で、又は2種以上を組合せて用いることができる。
アルキルグリセリルエーテルのLogPは、殺菌性及び組成物の安定性の観点から、2.0以上が好ましく、2.5以上がより好ましく、また、3.9以下が好ましく、3.5以下であることがより好ましい。
<pH>
本発明の殺菌洗浄剤組成物の25℃におけるpHは5.5以上、6.5以下である。この範囲にpHを調整することにより、本発明の殺菌洗浄剤組成物は殺菌即効性と保存安定性とを両立することができる。特に、組成物のpHが5.5未満の場合、意外にも組成物の保存安定性が低下する傾向が見られる。本発明の殺菌洗浄剤組成物のpHは、例えば、ガラス電極を用いるpH測定装置(HORIBA社製:PH METER F-22)により測定することができる。
本発明の殺菌洗浄剤組成物のpHは、汎用性の観点からクエン酸、リンゴ酸、酒石酸などのヒドロキシ酸により調整することが好ましい。
<その他の成分>
本発明の殺菌洗浄剤組成物は、通常の殺菌洗浄剤組成物に用いられる成分、例えば、エタノール、安息香酸ナトリウムなどの防腐剤、EDTAなどのキレート剤、BHTなどの酸化防止剤、セラミド、グリセリン、ソルビトール、などの保湿剤、植物エキス、着色剤、香料、グリチルリチン酸ジカリウムなどの抗炎症剤、などを本発明の効果を損なわない範囲で含有してもよい。
<使用方法>
本発明の殺菌洗浄剤組成物は、病院、食品加工、厨房などにおける、器具や食器の洗浄及び消毒に用いることができる。また、菌の伝播を防ぐための手洗いに使用することができる。
本発明の殺菌洗浄剤組成物は、ポンプを備えた容器に本発明の殺菌洗浄剤組成物を充填して用いることができる。
器具を洗浄する場合、本発明の殺菌洗浄剤組成物の使用時の濃度は、(a)〜(c)成分の濃度が、上記の好ましい範囲となるようにすることが好ましい。
本発明の殺菌洗浄剤組成物は、フォーマーを備えた容器に充填し、手洗いに使用することも可能である。フォーマー容器に充填することにより、安定性が良く、きめ細かな泡立ちの泡となるため好ましい。
フォーマーを備えた容器としては、ポンプフォーマー、スクイズフォーマー,ハンディタイプフォーマーなどが好ましい。
手洗いに使用する場合、本発明の殺菌洗浄剤組成物の使用時の濃度は(a)〜(c)成分の濃度が、上記の好ましい範囲となるようにすることが好ましい。
<製造方法>
本発明の殺菌洗浄剤組成物は、常法に従って製造することができる。例えば、(c)成分に(b)成分を溶解させた後、(a)成分及び水を添加し、必要に応じてpH調整剤で殺菌洗浄剤組成物の25℃におけるpHが5.5以上、6.5以下になるように調整することができる。
本発明を下記実施例により説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
実施例1−1〜1−8及び比較例1−1〜1−4
〜25℃におけるpH〜
表1に記載の殺菌洗浄剤組成物をpH調整剤としてクエン酸を用いて調製し、25℃におけるpHを、ガラス電極を用いるpH測定装置(HORIBA社製:PH METER F-22)により測定した。なお、表1中の各成分の数値は質量%を意味する。
〜殺菌性試験1(大腸菌)〜
SCD培地〔日本製薬株式会社製〕にて大腸菌(Escherichia coli NBRC3301)を37℃にて24時間振盪培養し、菌を遠心分離し、洗浄した後、生理食塩水に分散させた培養液(108cfu/mL)を準備した。
表1記載の各殺菌洗浄剤組成物を滅菌水で3倍、10倍又は40倍の各倍率で希釈した、それぞれの希釈液2mLに、前記培養液0.1mLを接種した(培養液を接種した各希釈液を、以下、単に各希釈液と呼ぶ)。
培養液接種後15秒、30秒及び60秒(これらの時間を、以下、接触時間と呼ぶ)の時点で各希釈溶液から一白金耳をとり、1mLの生育用液体培地(レシチン・ポリソルベート(LP)添加したSCD培地〔日本製薬株式会社製〕)に接種した。生育用液体培地を37℃で24時間培養した後、菌の生育の有無を観察した。
菌の生育の有無の判定は目視で行った。即ち、培養後の培地に濁りが見られた場合、菌が生育したと判定した。それぞれ、0点(菌の生育有り)、1点(菌の生育無し)とした。各殺菌洗浄剤組成物について、希釈倍率3種類及び接触時間3種類の計9通りの試験を行ったので、それらの判定の合計点は0〜9となる。即ち、9通りの生育用培地全てについて全く菌の生育が認められなかった場合を最高点(満点)の9とし、全希釈倍率、全接触時間の生育用培地の全てについて菌の生育が認められた場合を最低点の0とした。
上記の実施例及び比較例のそれぞれの組成物の1種類あたり前記9通りの試験を3回行い、得られた点数の平均値を殺菌性試験1の結果として表1に記載した。
〜殺菌性試験2(黄色ブドウ球菌)〜
大腸菌の代わりに黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus NBRC13276)を用いた点を除いて、殺菌性試験1と同様に試験及び判定を行い、平均値を求め、表1に記載した。
〜皮膚への刺激性〜
男女各5名、計10名のパネリストが、表1に記載した殺菌洗浄剤組成物による手洗いを、1日当たり10回、10日間実施した。10日間使用後の手荒れの程度を、10名のパネリストそれぞれについて、以下のスコアで評価し、10名のスコアの平均値を計算し、皮膚への刺激性試験の結果として表1に記載した。
・手荒れスコア
4:使用前と比べて、全く変化がない
3:使用前と比べて、僅かに手あれを認める。
2:使用前と比べて、部分的に手あれを認める。
1:使用前と比べて、ひどい手あれを認める。
〜保存安定性試験〜
表1記載の各殺菌洗浄剤組成物について、その組成物90mLを100mLガラス製規格ビン(アズワン株式会社NO11)に入れ、25℃の恒温室で保存した。1ヶ月後の各殺菌洗浄剤組成物の状態について目視観察を行い、調製直後(保存前)と比べ、下記の基準で評価した。尚、何れの殺菌洗浄剤組成物も調製直後(保存前)は、透明であった。
A:変化がない。
B:わずかに変化が認められる(沈殿、結晶など)。
C:明らかに変化を認められる(沈殿、結晶、分離など)。
Figure 2014114408
以下に表1の薬剤の説明をする。
<(a)成分>
・ラウロイルアスパラギン酸Na:一般式(I)において、R11−CO−基は炭素数12のアシル基であり、R12は水素であり、R13はCOONaであり、R14はCOONa又はCOOHであり、n=1であるアミノ酸系界面活性剤。
・メチルグリシン:一般式(I)において、R11−CO−基はヤシ油脂肪酸に由来するアシル基であり、R12はメチル基であり、R13はCOONaであり、R14はHであり、n=0であるアミノ酸系界面活性剤。
・アシルメチルタウリン:一般式(I)において、R11−CO−基はヤシ油脂肪酸に由来するアシル基であり、R12はメチル基であり、R13はSO3Naであり、R14はHであり、n=1であるアミノ酸系界面活性剤。
・N−メチル−β−アラニン:一般式(I)において、R11−CO−基は炭素数12のアシル基であり、R12はメチル基であり、R13はCOONaであり、R14はHであり、n=1であるアミノ酸系界面活性剤。
ここで、上記メチルグリシン及びアシルメチルタウリンに関するヤシ油脂肪酸の炭素数の比率は、C12:57%、C14:22%及びC16:10%であった。
<(b)成分>
・トリクロサン:2,4,4’−トリクロロ−2’−ヒドロキシ−ジフェニルエーテル、イルガサンDP300、チバスペシャリティーケミカルズ株式会社製。
・イソプロピルメチルフェノール:3−メチル−4−(1−メチルエチル)フェノール、大阪化成株式会社製。
<(c)成分>
・溶剤1:2−エチルヘキシルジグリコール。即ち、一般式(III)において、R21は2−エチルヘキシル基(即ち、炭素数8の分岐鎖アルキル基)であり、xは2であり、yは0であり、R22は水素であるグリコールエーテル。LogP=2.7。
・溶剤2:2−エチルヘキシルグリコール。即ち、一般式(III)において、R21は2−エチルヘキシル基(即ち、炭素数8の分岐鎖アルキル基)であり、xは1であり、yは0であり、R22は水素であるグリコールエーテル。LogP=2.8。
・溶剤3:デカンジグリコール。即ち、一般式(III)において、R21は炭素数10の直鎖アルキル基であり、xは2であり、yは0であり、R22は水素であるグリコールエーテル。LogP=3.9。
<(c’)成分>
・溶剤4:プロピレングリコールモノブチルエーテル。LogP=1.2。
・溶剤5:ドデカングリコール。LogP=5.0。
本発明品は、短時間の接触で各菌を効率的に殺菌しており、皮膚への刺激性も低く、製品として安定性良好な殺菌洗浄剤組成物となっていることが分かった。一方、組成物のpHが規定の範囲を満たさない場合、又は(c)成分の溶剤が規定のLogPを満たさない場合、殺菌性又は保存安定性に劣っていることが分かった。実施例1−2と比較例1−1とを対比すると、pHが5.7の場合は保存安定性の評価がAであるにも関わらず、pHが5.2の場合は保存安定性の評価がCとなり、組成物の保存安定性が著しく低下すること分かった。このことは、組成物のpHが保存安定性に大きく影響すること、及びpH5.5を境として保存安定性が顕著に変化することを支持する結果であった。
実施例2−1〜2−7、比較例2−1〜2−4、参考例2−1、及び参考比較例2−1〜2−3
〜25℃におけるpH〜
表2に記載の殺菌洗浄剤組成物をpH調整剤としてクエン酸を用いて調製し、25℃におけるpHを、ガラス電極を用いるpH測定装置(HORIBA社製:PH METER F-22)により測定した。なお、表2中の各成分の数値は質量%を意味する。
〜殺菌性試験1(大腸菌)〜
SCD培地〔日本製薬株式会社製〕にて大腸菌(Escherichia coli NBRC3301)を37℃にて24時間振盪培養し、菌を遠心分離し、洗浄した後、生理食塩水に分散させた培養液(108cfu/mL)を準備した。
表2記載の各殺菌洗浄剤組成物を滅菌水で3倍、10倍又は20倍の各倍率で希釈した、それぞれの希釈液2mLに、前記培養液0.1mLを接種した(培養液を接種した各希釈液を、以下、単に各希釈液と呼ぶ)。
培養液接種後20秒及び30秒(これらの時間を、以下、接触時間と呼ぶ)の時点で各希釈溶液から一白金耳をとり、1mLの生育用液体培地(レシチン・ポリソルベート(LP)添加したSCD培地〔日本製薬株式会社製〕)に接種した。生育用液体培地を37℃で24時間培養した後、菌の生育の有無を観察した。
菌の生育の有無の判定は目視で行った。即ち、培養後の培地に濁りが見られた場合、菌が生育したと判定し、それぞれ、0点(菌の生育有り)、1点(菌の生育無し)とした。各殺菌洗浄剤組成物について、希釈倍率3種類及び接触時間2種類の計6通りの試験を行ったので、それらの判定の合計点は0〜6となる。即ち、6通りの生育用培地全てについて全く菌の生育が認められなかった場合を最高点(満点)の6とし、全希釈倍率、全接触時間の生育用培地の全てについて菌の生育が認められた場合を最低点の0とした。
上記の実施例、比較例、参考例及び参考比較例のそれぞれの組成物の1種類あたり前記6通りの試験を3回行い、得られた点数の平均値を殺菌性試験1の結果として表2に記載した。
〜殺菌性試験2(黄色ブドウ球菌)〜
大腸菌の代わりに黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus NBRC13276)を用いた点を除いて、殺菌性試験1と同様に試験及び判定を行い、平均値を求め、表2に記載した。
〜皮膚への刺激性〜
男女各5名、計10名のパネリストが、表2に記載した殺菌洗浄剤組成物による手洗いを、1日当たり10回、10日間実施した。10日間使用後の手荒れの程度を、10名のパネリストそれぞれについて、以下のスコアで評価し、10名のスコアの平均値を計算し、皮膚への刺激性試験の結果として表2に記載した。
・手荒れスコア
4:使用前と比べて、全く変化がない
3:使用前と比べて、僅かに手あれを認める。
2:使用前と比べて、部分的に手あれを認める。
1:使用前と比べて、ひどい手あれを認める。
〜保存安定性試験〜
表2記載の各殺菌洗浄剤組成物について、その組成物90mLを100mLガラス製規格ビン(アズワン株式会社NO11)に入れ、25℃の恒温室で保存した。1ヶ月後の各殺菌洗浄剤組成物の状態について目視観察を行い、調製直後(保存前)と比べ、下記の基準で評価した。尚、何れの殺菌洗浄剤組成物も調製直後(保存前)は、透明であった。
A:変化がない。
B:わずかに変化が認められる(沈殿、結晶など)。
C:明らかに変化を認められる(沈殿、結晶、分離など)。
Figure 2014114408
以下に表2の薬剤の説明をする。
<(a)成分>
・アルキルエーテルカルボキシレート1:一般式(II)において、R1は炭素数12のアルキル基であり、Zは−O−であり、Aは炭素数2のアルキレン基(即ち、エチレン基)であり、pは2.6であり、Yは炭素数1のアルキレン基(即ち、メチレン基)であり、Xはナトリウムであるアルキルエーテルカルボキシレート。
・アルキルエーテルカルボキシレート2:一般式(II)において、R1は炭素数12のアルキル基であり、Zは−O−であり、Aは炭素数2のアルキレン基(即ち、エチレン基)であり、pは4.5であり、Yは炭素数1のアルキレン基(即ち、メチレン基)であり、Xはナトリウムであるアルキルエーテルカルボキシレート。
・アルキルエーテルカルボキシレート3:一般式(II)において、R1は炭素数12のアルキル基であり、Zは−O−であり、Aは炭素数2のアルキレン基(即ち、エチレン基)であり、pは10であり、Yは炭素数1のアルキレン基(即ち、メチレン基)であり、Xは水素であるアルキルエーテルカルボキシレート。
<(b)成分>
・トリクロサン:2,4,4’−トリクロロ−2’−ヒドロキシ−ジフェニルエーテル、イルガサンDP300、チバスペシャリティーケミカルズ株式会社製。
・イソプロピルメチルフェノール:3−メチル−4−(1−メチルエチル)フェノール、大阪化成株式会社製。
<(b’)成分>
・トリクロロカルバニド:トリクロロカルバニリド、東京化成工業株式会社製。
<(c)成分>
・溶剤1:2−エチルヘキシルジグリコール。即ち、一般式(III)において、R21は2−エチルヘキシル基(即ち、炭素数8の分岐鎖のアルキル基)であり、xは2であり、yは0であり、R22は水素であるグリコールエーテル。LogP=2.7。
・溶剤2:2−エチルヘキシルグリコール。即ち、一般式(III)において、R21は2−エチルヘキシル基(即ち、炭素数8の分岐鎖のアルキル基)であり、xは1であり、yは0であり、R22は水素であるグリコールエーテル。LogP=2.8。
・溶剤3:デカンジグリコール、一般式(III)において、R21は炭素数10の直鎖アルキル基であり、xは2であり、yは0であり、R22は水素であるグリコールエーテル。LogP=3.9。
<(c’)成分>
・溶剤4:プロピレングリコールモノブチルエーテル。LogP=1.2。
・溶剤5:ドデカングリコール。LogP=5.0。
<(d)成分>
・溶剤6:2−エチルヘキシルグリセリルエーテル。即ち、一般式(IV)において、R3は2−エチルヘキシル基(即ち、炭素数8の分岐鎖のアルキル基)であるアルキルグリセリルエーテル。LogP=2.0。モノ(2−エチルヘキシル)グリセリルエーテル。花王株式会社製。
本発明品は、短時間の接触で各菌を効率的に殺菌しており、皮膚への刺激性も低く、製品として安定性良好な殺菌洗浄剤組成物となっていることが分かった。一方、(b)成分の殺菌剤が規定の組み合わせを満たさない場合、(c)成分の溶剤が規定のLogPを満たさない場合、又は組成物のpHが規定の範囲を満たさない場合、殺菌性又は保存安定性に劣っていることが分かった。
本発明の殺菌洗浄剤組成物は、病院等の施設で用いられる器具等の洗浄用や、施設での作業従事者の手洗い用の殺菌洗浄剤として使用することができる。

Claims (4)

  1. (a)成分:アミノ酸系界面活性剤及びアルキルエーテルカルボキシレートからなる群より選択される1種以上の界面活性剤、
    (b)成分:トリクロサン及びイソプロピルメチルフェノール、並びに
    (c)成分:LogPが2以上、4以下であるグリコールエーテルから選ばれる1種以上の溶剤、
    を含有し、25℃におけるpHが5.5以上、6.5以下である殺菌洗浄剤組成物。
  2. 前記アミノ酸系界面活性剤が下記一般式(I)で表されるものである、請求項1に記載の殺菌洗浄剤組成物:
    Figure 2014114408

    ただし、R11−CO−基は炭素数が12以上、18以下のアシル基であり、R12は水素又はメチル基であり、R13はCOOX1又はSO3Naであり、R14は水素又はCOOX2であり、X1とX2は独立して、水素、アルカリ金属又はアルカノールアミンであり、nは0、1又は2である。
  3. 前記アルキルエーテルカルボキシレートが下記一般式(II)で表されるものである、請求項1又は2に記載の殺菌洗浄剤組成物:
    1−Z−(AO)p−Y−COOX (II)
    ただし、R1はヒドロキシル基を含んでもよいアルキル基又はヒドロキシル基を含んでもよいアルケニル基であり、R1の炭素数は5以上、21以下である。Zは−O−又は−CONH−である。Aは炭素数2又は3のアルキレン基である。pは(AO)の平均モル数を表し、pは0.5以上、10以下の数である。Yは炭素数1以上、3以下のアルキレン基である。XはH、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、総炭素数1〜22のモノ、ジ若しくはトリアルカノールアンモニウム又は塩基性アミノ酸残基である。
  4. (c)成分が、下記一般式(III)で表されるグリコールエーテルから選ばれる1種以上の溶剤である、請求項1〜3の何れか1項記載の殺菌洗浄剤組成物:
    21−O−(C24O)x−(C36O)y−R22 (III)
    ただし、R21及びR22はそれぞれH又は炭素数8以上、10以下の炭化水素基を表し、R21及びR22が同時にHであることはない。x、yはそれぞれ(C24O)、(C36O)の平均モル数であり、x、yは独立して0以上、3以下の数であり、x、yが同時に0であることはない。
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