JP2014113921A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】 転がり抵抗の維持を図りつつ、操縦安定性能を向上できる空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】 内側ゴム部13のゴム硬度は、外側ゴム部14のゴム硬度よりも大きく、内側壁面11と外側壁面12とは、タイヤ径方向外側に向けて、互いに接近するように配置され、内側壁面11がタイヤ赤道面に平行な面S2に対して交差する第1の角度θ1は、外側壁面12がタイヤ赤道面に平行な面S2に対して交差する第2の角度θ2よりも大きく、内側ゴム部13は、陸部7aのうち、内側壁面11とタイヤ径方向で重なる領域に少なくとも配置される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、タイヤ周方向に沿って延びる主溝をトレッドゴムに複数備える空気入りタイヤに関する。
従来、空気入りタイヤとして、タイヤ周方向に沿って延びる主溝をトレッドゴムに複数備える空気入りタイヤが知られている。斯かる空気入りタイヤにおいては、転がり抵抗を低減するために、主溝間に配置される陸部は、損失正接(=損失弾性率/貯蔵弾性率であって、「tanδ」ともいう)の小さいゴムで形成されている。一般的に、損失正接の小さいゴムは、ゴム硬度も小さい傾向にある。
ところで、ゴム硬度の小さいゴムで形成される陸部は、コーナーリングの際に力を受けることで、過度に倒れ込む。これにより、陸部の車両内側の接地圧が小さくなる一方、陸部の車両外側の接地圧が大きくなるため、接地圧分散が悪化する。したがって、コーナリングパワー(CP)が低下するため、操縦安定性能が悪化する。
これに対して、陸部の一部をゴム硬度の大きいゴムで形成する空気入りタイヤが提案されている(例えば、特許文献1〜3)。斯かる空気入りタイヤは、操縦安定性能が向上するという効果を有する一方、転がり抵抗が大きくなる(悪化する)という問題を有している。
実開平1−133004号公報 特開平8−34205号公報 特開2008−24048号公報
よって、本発明は、斯かる事情に鑑み、転がり抵抗の維持を図りつつ、操縦安定性能を向上できる空気入りタイヤを提供することを課題とする。
本発明に係る空気入りタイヤは、タイヤ周方向に沿って延びる主溝をトレッドゴムに複数備える空気入りタイヤにおいて、前記主溝間に配置される陸部を備え、前記陸部は、車両内側に配置される内側ゴム部と、車両外側に配置される外側ゴム部とから構成され、前記内側ゴム部のゴム硬度は、前記外側ゴム部のゴム硬度よりも大きく、前記陸部における車両内側に配置される内側壁面と車両外側に配置される外側壁面とは、タイヤ径方向外側に向けて、互いに接近するように配置され、前記内側壁面がタイヤ赤道面に平行な面に対して交差する角度は、前記外側壁面がタイヤ赤道面に平行な面に対して交差する角度よりも大きく、前記内側ゴム部は、前記陸部のうち、前記内側壁面とタイヤ径方向で重なる領域に少なくとも配置されることを特徴とする。
本発明に係る空気入りタイヤによれば、陸部の車両内側に配置される内側ゴム部のゴム硬度は、陸部の車両外側に配置される外側ゴム部のゴム硬度よりも大きい。これにより、大きいゴム硬度の内側ゴム部が陸部の車両内側に配置されるため、コーナーリングの際に、陸部が倒れ込むことを抑制でき、また、小さいゴム硬度の外側ゴム部が陸部の車両外側に配置されるため、陸部の車両外側の損失正接が一般的に小さくなる。したがって、転がり抵抗の維持が図れる。
さらに、内側壁面がタイヤ赤道面に平行な面に対して交差する角度は、外側壁面がタイヤ赤道面に平行な面に対して交差する角度よりも大きいため、陸部の車両内側で接地しない領域のゴム体積は、大きくなる。そして、内側ゴム部は、ゴム体積を大きくした該領域に亘って配置されるように、陸部のうち、内側壁面とタイヤ径方向で重なる領域に少なくとも配置されているため、陸部は、コーナーリングの際に倒れ込むことをさらに抑制される。したがって、転がり抵抗の維持を図ることができ、しかも、操縦安定性能を向上することができる。
本発明に係る空気入りタイヤにおいては、前記外側ゴム部のゴム硬度は、55°〜65°に設定され、前記内側ゴム部のゴム硬度は、63°〜75°に設定される、という構成でもよい。
斯かる構成によれば、陸部の車両外側に配置される外側ゴム部のゴム硬度が55°〜65°に設定されているため、転がり抵抗の維持が図れる。また、陸部の車両内側に配置される内側ゴム部のゴム硬度が63°〜75°に設定されているため、陸部は、コーナーリングの際に倒れ込むことを確実に抑制される。したがって、転がり抵抗の維持を図ることができ、しかも、操縦安定性能を確実に向上することができる。
本発明に係る空気入りタイヤにおいては、前記内側壁面がタイヤ赤道面に平行な面に対して交差する角度は、25°〜45°に設定される、という構成でもよい。
斯かる構成によれば、内側壁面がタイヤ赤道面に平行な面に対して交差する角度は、25°〜45°に設定されている。これにより、陸部の車両内側で接地しない領域のゴム体積が大きくなるため、コーナーリングの際に、陸部が倒れ込むことを確実に抑制できる。したがって、操縦安定性能をさらに確実に向上することができる。
本発明に係る空気入りタイヤにおいては、前記内側ゴム部の前記トレッド面における幅寸法は、前記陸部の前記トレッド面における幅寸法の0%〜40%に設定される、という構成でもよい。
斯かる構成によれば、内側ゴム部のトレッド面における幅寸法は、陸部のトレッド面における幅寸法の0%〜40%に設定されている。これにより、内側ゴム部が陸部の車両内側に配置されるため、コーナーリングの際に、陸部が倒れ込むことを抑制でき、また、外側ゴム部の領域が十分に確保されるため、転がり抵抗の維持が図れる。したがって、操縦安定性能を向上することができ、しかも、転がり抵抗の維持を図ることができる。
本発明に係る空気入りタイヤにおいては、前記トレッドゴムは、前記主溝を含むように外層を構成するキャップ部と、前記キャップ部の内周に積層され、内層を構成するベース部とを備え、前記キャップ部は、前記主溝の底部から該主溝に車両外側で隣接される前記内側ゴム部に亘って、同じゴム材で一体に構成される、という構成でもよい。
斯かる構成によれば、トレッドゴムの外層を構成するキャップ部は、主溝の底部から該主溝に車両外側で隣接される内側ゴム部に亘って、同じゴム材で一体に構成されている。これにより、大きいゴム硬度で且つ接地しない領域のゴム体積がさらに大きくなり、しかも、陸部だけでなく、主溝の底部が変形することも抑制できる。したがって、操縦安定性能を効果的に向上することができる。
本発明に係る空気入りタイヤにおいては、前記内側ゴム部のタイヤ幅方向の寸法は、タイヤ径方向内側に向けて、大きくなるように設定され、前記外側ゴム部のタイヤ幅方向の寸法は、タイヤ径方向内側に向けて、大きくなる又は一定となるように設定される、という構成でもよい。
斯かる構成によれば、外側ゴム部のタイヤ幅方向の寸法は、タイヤ径方向内側に向けて、大きくなる又は一定となるように設定されている。これにより、トレッドゴムが摩耗した際に、外側ゴム部の幅寸法が維持又は大きくなるため、転がり抵抗の維持を図ることができる。しかも、内側ゴム部のタイヤ幅方向の寸法は、タイヤ径方向内側に向けて、大きくなるように設定されている。これにより、トレッドゴムが摩耗した際に、内側ゴム部の幅寸法が大きくなるため、操縦安定性能を向上することができる。
以上の如く、本発明に係る空気入りタイヤは、転がり抵抗の維持を図りつつ、操縦安定性能を向上できるという優れた効果を奏する。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤにおけるトレッド面の要部展開図を示す。 図2は、同実施形態に係る空気入りタイヤの図1のII−II線断面図を示す。 図3は、同実施形態に係る空気入りタイヤの図2のIII領域拡大図を示す。 図4は、本発明の他の実施形態に係る空気入りタイヤの要部図であって、タイヤ径方向に沿って切断された断面図を示す。 図5は、本発明のさらに他の実施形態に係る空気入りタイヤの要部図であって、タイヤ径方向に沿って切断された断面図を示す。 図6は、本発明のさらに他の実施形態に係る空気入りタイヤの要部図であって、タイヤ径方向に沿って切断された断面図を示す。 図7は、本発明のさらに他の実施形態に係る空気入りタイヤの要部図であって、タイヤ径方向に沿って切断された断面図を示す。 図8は、本発明のさらに他の実施形態に係る空気入りタイヤの要部図であって、タイヤ径方向に沿って切断された断面図を示す。 図9は、本発明のさらに他の実施形態に係る空気入りタイヤの要部図であって、タイヤ径方向に沿って切断された断面図を示す。 図10は、本発明に係る実施例と比較例との評価表を示す。
以下、本発明に係る空気入りタイヤにおける一実施形態について、図1〜図3を参酌して説明する。
本実施形態に係る空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」ともいう)は、図1〜図3に示すように、一対の環状のビード部1,1と、ビード部1を包み込み、一対のビード部1,1の間に架け渡されたプライからなるカーカス層2と、カーカス層2の外周に配置され、カーカス層2を補強するベルト層3とを備えている。タイヤは、各ビード部1からタイヤ径方向外側へ延びるサイドウォール部4,4と、ベルト層3の外周に配置され、各サイドウォール部4のタイヤ径方向外側端に連なるトレッドゴム5とを備えている。
タイヤは、タイヤ幅方向の中心を通る仮想面であるタイヤ赤道面S1に対して非対称となるトレッドパターンである。斯かるタイヤは、車両への装着向きを指定されたタイヤであり、リム20に装着する際に、タイヤの左右何れを車両に対面するかを指定したものである。
車両への装着の向きは、タイヤのサイドウォール部4に表示されている。具体的には、車両装着時に内側(以下、「車両内側」ともいう)に配置される一方のサイドウォール部4は、車両内側となる旨の表示(例えば、「INSIDE」等)を付されており、また、車両装着時に外側(以下、「車両外側」ともいう)に配置される他方のサイドウォール部4は、車両外側となる旨の表示(例えば、「OUTSIDE」等)を付されている。
トレッドゴム5は、外周面に接地面となるトレッド面5aを備えている。トレッドゴム5は、タイヤ周方向に沿って延びる複数の主溝6を備えていると共に、複数の主溝6により区画される複数の陸部7を備えている。トレッドゴム5は、主溝6を含むように外層を構成するキャップ部8と、キャップ部8の内周に積層され、内層を構成するベース部9とを備えている。
主溝6は、タイヤ周方向と平行となるように直線状に形成される、所謂、ストレート主溝である。本実施形態においては、主溝6は、四本設けられている。以下、複数の主溝6を区別する際に、タイヤ赤道面S1を挟んで隣接する主溝6は、センター主溝6aといい、センター主溝6aよりタイヤ幅方向外側に配置される他の主溝6は、ショルダー主溝6bという。
陸部7は、タイヤ周方向に連続して延びるリブで構成されている。なお、陸部7は、タイヤ幅方向に沿って延びる横溝により分断された複数のブロックで構成されてもよい。本実施形態においては、陸部7は、四本の主溝6に区画され、五つ設けられている。
以下、複数の陸部7を区別する際に、センター主溝6a,6a間に配置される陸部7は、センター陸部7aといい、センター主溝6aとショルダー主溝6bとの間に配置される陸部7は、メディエイト陸部7bといい、ショルダー主溝6bよりタイヤ幅方向外側に配置される陸部7は、ショルダー陸部7cという。なお、「中間の陸部」は、主溝6,6間に配置される陸部7、即ち、センター陸部7a及びメディエイト陸部7bのみを指す。
中間の陸部7a,7bは、車両内側に配置される内側壁面11と、車両外側に配置される外側壁面12とを備えている。中間の陸部7a,7bは、車両内側に配置される内側ゴム部13と、車両外側に配置される外側ゴム部14とから構成されている。なお、中間陸部7a,7bは、内側ゴム部13と外側ゴム部14とを区画する平面状の界面15を備えている。
内側壁面11と外側壁面12とは、タイヤ径方向外側に向けて、互いに接近するように配置されている。具体的には、内側壁面11は、タイヤ径方向外側にいくにしたがって、車両外側に向けて傾斜するように配置され、外側壁面12は、タイヤ径方向外側にいくにしたがって、車両内側に向けて傾斜するように配置されている。
内側壁面11がタイヤ赤道面S1に対して平行な面(仮想面)S2に対して交差する角度(以下、「第1の角度」ともいう)θ1は、外側壁面12がタイヤ赤道面に平行な面S2に対して交差する角度(以下、「第2の角度」ともいう)θ2よりも大きい。第1の角度θ1は、25°〜45°に設定されていることが好ましく、第2の角度θ2は、5°〜20°に設定されていることが好ましい。本実施形態においては、第1の角度θ1は、30°であり、第2の角度θ2は、5°である。
内側ゴム部13のタイヤ幅方向の寸法は、タイヤ径方向内側に向けて、大きくなるように設定され、外側ゴム部14のタイヤ幅方向の寸法は、タイヤ径方向内側に向けて、大きくなるように設定されている。界面15は、タイヤ赤道面に平行な面S2と平行になる位置から外側壁面12と平行になる位置までの領域に配置されることが好ましい。
具体的には、界面15は、タイヤ赤道面に平行な面S2と平行になるように配置されることが好ましい。又は、界面15は、タイヤ径方向外側にいくにしたがって、車両内側に向けて傾斜するように配置され、そして、界面15がタイヤ赤道面に平行な面S2に対して交差する角度(以下、「第3の角度」ともいう)θ3は、(0°以上で且つ)第2の角度θ2以下に設定されていることが好ましい。本実施形態においては、第3の角度θ3は、0°であり、タイヤ赤道面に平行な面S2と平行になるように配置されている。
内側ゴム部13は、当該陸部7a,7bのうち、内側壁面11とタイヤ径方向で重なる領域に少なくとも配置されている。そして、内側ゴム部13のトレッド面5aにおける幅寸法W2は、当該陸部7a,7bのトレッド面5aにおける幅寸法W1の0%〜40%に設定されることが好ましい。本実施形態においては、内側ゴム部13の幅寸法W2は、当該陸部7a,7bの幅寸法W1の40%である。
外側ゴム部14のトレッド面5aにおける幅寸法W3は、当該陸部7a,7bのトレッド面5aにおける幅寸法W1の60%〜100%に設定されることが好ましい。本実施形態においては、外側ゴム部14の幅寸法W3は、当該陸部7a,7bの幅寸法W1の60%である。
内側ゴム部13のゴム硬度は、外側ゴム部14のゴム硬度よりも大きい。内側ゴム部13のゴム硬度は、63°〜75°に設定されていることが好ましく、外側ゴム部14のゴム硬度は、55°〜65°に設定されていることが好ましい。また、内側ゴム部13と外側ゴム部14とのゴム硬度差は、7°〜15°に設定されていることが好ましい。本実施形態においては、内側ゴム部13のゴム硬度は、70°であり、外側ゴム部14のゴム硬度は、60°である。なお、ゴム硬度は、JISK6253のデュロメータ硬さ試験機(タイプA)により25℃で測定したゴム硬度である。
外側ゴム部14の損失正接は、内側ゴム部13の損失正接よりも大きい。外側ゴム部14の損失正接は、0.1〜0.25に設定されていることが好ましく、内側ゴム部13の損失正接は、0.2〜0.35に設定されていることが好ましい。また、内側ゴム部13と外側ゴム部14との損失正接差は、0.1〜0.2に設定されていることが好ましい。本実施形態においては、外側ゴム部14の損失正接は、0.15であり、内側ゴム部13の損失正接は、0.3である。
キャップ部8は、主溝6の底部16から該主溝6にタイヤ幅方向で隣接される外側ゴム部14,14に亘って、同じゴム材で一体に構成されている。即ち、キャップ部8のうち、陸部7を除く部分(具体的には、陸部7とベース部9との間の部分、及び主溝6の底部16)は、外側ゴム部14と同じゴム材で構成されている。
以上より、本実施形態に係る空気入りタイヤによれば、内側ゴム部13のゴム硬度は、外側ゴム部14のゴム硬度よりも大きい。これにより、大きいゴム硬度の内側ゴム部13が該陸部7a,7bの車両内側に配置されるため、コーナーリングの際に、該陸部7a,7bが倒れ込むことを抑制でき、また、小さいゴム硬度の外側ゴム部14が該陸部7a,7bの車両外側に配置されるため、該陸部7a,7bの車両外側の損失正接が一般的に小さくなる。したがって、転がり抵抗の維持が図れる。
しかも、内側壁面11がタイヤ赤道面に平行な面S2に対して交差する第1の角度θ1は、外側壁面12がタイヤ赤道面に平行な面S2に対して交差する第2の角度θ2よりも大きい。これにより、該陸部7a,7bにおける車両内側で接地しない領域のゴム体積が大きくなる。
そして、内側ゴム部13は、ゴム体積を大きくした該領域に亘って配置されるように、陸部7a,7bのうち、内側壁面11とタイヤ径方向で重なる領域に少なくとも配置されている。これにより、該陸部7a,7bは、コーナーリングの際に倒れ込むことをさらに抑制される。このように、本実施形態に係る空気入りタイヤによれば、転がり抵抗の維持を図りつつ、操縦安定性能を向上することができる。
また、本実施形態に係る空気入りタイヤによれば、外側ゴム部14のゴム硬度は、60°であって、55°〜65°に設定されているため、転がり抵抗の維持が図れる。また、内側ゴム部13のゴム硬度は、70°であって、63°〜75°に設定されているため、陸部7a,7bは、コーナーリングの際に倒れ込むことを確実に抑制される。したがって、転がり抵抗の維持を図ることができ、しかも、操縦安定性能を確実に向上することができる。
また、本実施形態に係る空気入りタイヤによれば、内側壁面11がタイヤ赤道面に平行な面S2に対して交差する第1の角度θ1は、30°であって、25°〜45°に設定されている。これにより、陸部7a,7bの車両内側で接地しない領域のゴム体積が大きくなるため、コーナーリングの際に、該陸部7a,7bが倒れ込むことを確実に抑制できる。したがって、操縦安定性能をさらに確実に向上することができる。
また、本実施形態に係る空気入りタイヤによれば、内側ゴム部13のトレッド面5aにおける幅寸法W2は、当該陸部7a,7bのトレッド面5aにおける幅寸法W1の40%であって、0%〜40%に設定されている。これにより、内側ゴム部13が該陸部7a,7bの車両内側に配置されるため、コーナーリングの際に、該陸部7a,7bが倒れ込むことを抑制でき、また、外側ゴム部14の領域が十分に確保されるため、転がり抵抗の維持が図れる。したがって、操縦安定性能を向上することができ、しかも、転がり抵抗の維持を図ることができる。
また、本実施形態に係る空気入りタイヤによれば、外側ゴム部14のタイヤ幅方向の寸法は、タイヤ径方向内側に向けて、大きくなるように設定されている。これにより、トレッドゴム5が摩耗した際に、外側ゴム部14の幅寸法が大きくなるため、転がり抵抗の維持を図ることができる。しかも、内側ゴム部13のタイヤ幅方向の寸法は、タイヤ径方向内側に向けて、大きくなるように設定されている。これにより、トレッドゴム5が摩耗した際に、内側ゴム部13の幅寸法が大きくなるため、操縦安定性能を向上することができる。
なお、本発明に係る空気入りタイヤは、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。また、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
上記実施形態に係る空気入りタイヤにおいては、内側ゴム部13のトレッド面5aにおける幅寸法W2は、当該陸部7a,7bのトレッド面5aにおける幅寸法W1の40%である、という構成である。しかしながら、本発明に係る空気入りタイヤは、斯かる構成に限られない。本発明に係る空気入りタイヤにおいては、図4に示すように、内側ゴム部13は、陸部7a.7bのうち、少なくとも内側壁面11とタイヤ径方向で重なる領域に配置される、という構成であればよい。
上記実施形態に係る空気入りタイヤにおいては、界面15は、タイヤ赤道面に平行な面S2に対して平行になるように配置される、という構成である。しかしながら、本発明に係る空気入りタイヤは、斯かる構成に限られない。本発明に係る空気入りタイヤにおいては、図5に示すように、界面15は、タイヤ赤道面に平行な面S2に対して傾斜して交差するように配置される、という構成でもよい。
例えば、界面15が外側壁面12に対して平行になるように配置されることで、外側ゴム部14のタイヤ幅方向の寸法は、タイヤ径方向内側に向けて、一定となるように設定されてもよい。また、例えば、界面15がタイヤ赤道面に平行な面S2に対して傾斜して交差するように配置されることで、陸部7a,7b(又は外側ゴム部14)の幅寸法に対する内側ゴム部13の幅寸法の比は、タイヤ径方向内側に向けて、一定となるように設定されてもよい。
上記実施形態に係る空気入りタイヤにおいては、キャップ部8は、主溝6の底部16から該主溝6にタイヤ幅方向で隣接される外側ゴム部14,14に亘って、同じゴム材で一体に構成されている、という構成である。しかしながら、本発明に係る空気入りタイヤは、斯かる構成に限られない。本発明に係る空気入りタイヤにおいては、図6及び図7に示すように、キャップ部8は、主溝6の底部16から該主溝6に車両外側で隣接される内側ゴム部13に亘って、同じゴム材で一体に構成される、という構成でもよい。
図6に示す空気入りタイヤにおいては、キャップ部8における内側ゴム部13の内周側部位と主溝6の底部16とが、内側ゴム部13と同じゴム材で一体に構成される、という構成である。また、図7に示す空気入りタイヤにおいては、キャップ部8は、主溝6の底部16から該主溝6に車両内側及び外側でそれぞれ隣接される内側ゴム部13,13に亘って、同じゴム材で一体に構成される、という構成である。
斯かる構成によれば、トレッドゴム5の外層を構成するキャップ部8は、主溝6の底部16から該主溝6に車両外側で隣接される内側ゴム部13に亘って、同じゴム材で一体に構成されている。これにより、大きいゴム硬度で且つ接地しない領域のゴム体積がさらに大きくなり、しかも、陸部7a,7bだけでなく、主溝6の底部16が変形することも抑制できる。したがって、操縦安定性能を効果的に向上することができる。
上記実施形態に係る空気入りタイヤにおいては、主溝6は、四本設けられる、という構成である。しかしながら、本発明に係る空気入りタイヤは、斯かる構成に限られない。例えば、本発明に係る空気入りタイヤにおいては、主溝6は、二本、三本又は五本以上設けられる構成でもよい。
本発明に係る空気入りタイヤにおいては、図8及び図9に示すように、陸部7のエッジ部は、面取り部(切欠き部)17を備える、という構成でもよい。図8に示す空気入りタイヤにおいては、陸部7のエッジ部は、円弧面で形成される、という構成である。また、図9に示す空気入りタイヤにおいては、陸部7のエッジ部は、テーパ面で形成される、という構成である。
斯かる構成の空気入りタイヤにおいて、トレッド面5aにおける各幅寸法W1〜W3は、面取り部17を備えていない場合を仮想し、トレッド面5aの仮想的な延長線と内側壁面11(又は外側側面12)の仮想的な延長線との交点を、トレッド面5aの端点として、測定する。
本発明の構成と効果を具体的に示すため、本発明に係る空気入りタイヤの実施例とその比較例とを、以下に説明する。
<転がり抵抗>
サイズが205/55R16である各タイヤをリムに組み付けた後、内圧210kPaを充填し、国際規格ISO28580(JIS D4234)に準じて転がり抵抗を測定した。比較例1の結果を100とする指数で評価し、指数が小さいほど、転がり抵抗が低く、優れていることを示す。なお、実施例4及び6は、タイヤが50%摩耗した状態の転がり抵抗であって、比較例1のタイヤが50%摩耗した状態の転がり抵抗を100とする指数で評価した。
<操縦安定性能>
サイズが205/55R16である各タイヤを車両(2000ccクラスのFF車)に装着し、車両指定の空気圧にてドライ路面の旋回走行等を実施した。ドライバーによる10点満点法の官能試験により、操縦安定性能を評価し、指数が大きいほど、操縦安定性能が優れていることを示す。なお、実施例4及び6は、タイヤが50%摩耗した状態の操縦安定性能であって、比較例1のタイヤが50%摩耗した状態の操縦安定性能を4とする指数で評価した。
<実施例1〜7>
実施例1は、上記実施形態に係るタイヤである。
実施例2は、実施例1に対して、陸部の幅寸法W1に対する内側ゴム部の幅寸法W2の比を20%に変更したタイヤである。
実施例3は、実施例1に対して、図4に示すように、陸部の幅寸法W1に対する内側ゴム部の幅寸法W2の比を0%に変更したタイヤである。
実施例4は、実施例1に対して、図5に示すように、第3の角度θ3を5°に変更したタイヤである。
実施例5は、実施例1に対して、図6に示すように、主溝の底部を内側ゴム部と同じゴム材で一体に構成するように変更したタイヤである。
実施例6は、実施例1に対して、図5に示すように、第3の角度θ3を5°に変更し、且つ、図6に示すように、主溝の底部を内側ゴム部と同じゴム材で一体に構成するように変更したタイヤである。
実施例7は、実施例1に対して、図8及び図9に示すように、陸部のエッジ部に面取り部を備える構成に変更したタイヤである。
<比較例1〜5>
比較例1は、陸部のゴム硬度を全て60°とし、第1の角度θ1を10°とし、第2の角度を10°としたタイヤである。
比較例2は、比較例1に対して、陸部のゴム硬度を全て70°に変更したタイヤである。
比較例3は、実施例1に対して、陸部のゴム硬度を全て60°に変更したタイヤである。
比較例4は、実施例1に対して、第1の角度θ1を10°に、第2の角度θ2を10°に変更したタイヤである。
比較例5は、実施例1に対して、第1の角度θ1を5°に、第2の角度θ2を30°に変更した(第1の角度θ1と第2の角度θ2とを反対にした)タイヤである。
<評価結果>
比較例1及び比較例3においては、陸部の全てが外側ゴム部のような小さいゴム硬度で構成されているため、操縦安定性能が劣る。比較例2においては、陸部の全てが内側ゴム部のような大きいゴム硬度で構成されているため、転がり抵抗が大きくなる(劣る)。比較例4及び5においては、第1の角度θ1が25°よりも小さいため、操縦安定性能が劣る。それに対して、実施例1〜7においては、転がり抵抗が維持でき、しかも、操縦安定性能が優れている。
1…ビード部、2…カーカス層、3…ベルト層、4…サイドウォール部、5…トレッドゴム、5a…トレッド面、6…主溝、6a…センター主溝、6b…ショルダー主溝、7…陸部、7a…センター陸部、7b…メディエイト陸部、7c…ショルダー陸部、8…キャップ部、9…ベース部、11…内側壁面、12…外側壁面、13…内側ゴム部、14…外側ゴム部、15…界面、16…(主溝の)底部、17…面取り部、20…リム、S1…タイヤ赤道面、S2…タイヤ赤道面に平行な面

Claims (6)

  1. タイヤ周方向に沿って延びる主溝をトレッドゴムに複数備える空気入りタイヤにおいて、
    前記主溝間に配置される陸部を備え、
    前記陸部は、車両内側に配置される内側ゴム部と、車両外側に配置される外側ゴム部とから構成され、
    前記内側ゴム部のゴム硬度は、前記外側ゴム部のゴム硬度よりも大きく、
    前記陸部における車両内側に配置される内側壁面と車両外側に配置される外側壁面とは、タイヤ径方向外側に向けて、互いに接近するように配置され、
    前記内側壁面がタイヤ赤道面に平行な面に対して交差する角度は、前記外側壁面がタイヤ赤道面に平行な面に対して交差する角度よりも大きく、
    前記内側ゴム部は、前記陸部のうち、前記内側壁面とタイヤ径方向で重なる領域に少なくとも配置されることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記外側ゴム部のゴム硬度は、55°〜65°に設定され、
    前記内側ゴム部のゴム硬度は、63°〜75°に設定される請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記内側壁面がタイヤ赤道面に平行な面に対して交差する角度は、25°〜45°に設定される請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記内側ゴム部の前記トレッド面における幅寸法は、前記陸部の前記トレッド面における幅寸法の0%〜40%に設定される請求項1〜3の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記トレッドゴムは、前記主溝を含むように外層を構成するキャップ部と、前記キャップ部の内周に積層され、内層を構成するベース部とを備え、
    前記キャップ部は、前記主溝の底部から該主溝に車両外側で隣接される前記内側ゴム部に亘って、同じゴム材で一体に構成される請求項1〜4の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記内側ゴム部のタイヤ幅方向の寸法は、タイヤ径方向内側に向けて、大きくなるように設定され、
    前記外側ゴム部のタイヤ幅方向の寸法は、タイヤ径方向内側に向けて、大きくなる又は一定となるように設定される請求項1〜5の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
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