JP6076715B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤ周方向に沿って延びる主溝をトレッドゴムに複数備える空気入りタイヤに関する。
従来、空気入りタイヤとして、タイヤ周方向に沿って延びる主溝をトレッドゴムに複数備える空気入りタイヤが知られている。斯かる空気入りタイヤは、タイヤ幅方向の中央部にセンター陸部を配置しており、該センター陸部の外層を構成するキャップ部は、表層と内層とで多層化されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に係る空気入りタイヤにおいては、キャップ部の表層の損失正接(=損失弾性率/貯蔵弾性率であって、「tanδ」ともいう)がキャップ部の内層の損失正接よりも大きく設定されることで、耐摩耗性能が優れている。しかしながら、斯かる空気入りタイヤは、転がり抵抗が大きくなるという問題を有している。
特開平4−50004号公報
よって、本発明は、斯かる事情に鑑み、耐摩耗性能を維持しつつ、転がり抵抗を低減できる空気入りタイヤを提供することを課題とする。
本発明に係る空気入りタイヤは、タイヤ周方向に沿って延びる主溝をトレッドゴムに複数備える空気入りタイヤにおいて、タイヤ幅方向の最外側に配置される一対の外側主溝間に配置されるセンター領域と、前記外側主溝のタイヤ幅方向の外側に配置される一対のショルダー領域とを備え、前記センター領域は、前記主溝で区画され且つタイヤ幅方向の中央部に位置するセンター陸部を備え、前記トレッドゴムは、外層を構成するキャップ部と、前記キャップ部の内周に積層され、内層を構成するベース部とを備え、前記センター領域の前記キャップ部のうち、少なくとも前記センター陸部の前記キャップ部は、表面を含むキャップ表層と、前記キャップ表層の内周に積層されるキャップ内層とを備え、前記キャップ表層の損失正接は、前記キャップ内層の損失正接よりも小さく且つ前記ショルダー領域における前記キャップ部の損失正接よりも小さく設定されることを特徴とする。
本発明に係る空気入りタイヤによれば、センター領域のキャップ部のうち、少なくともセンター陸部のキャップ部において、キャップ表層の損失正接は、キャップ内層の損失正接よりも小さく設定されていると共に、ショルダー領域におけるキャップ部の表面を含む層の損失正接よりも小さく設定されている。これにより、エネルギー損失の大きい部分であるキャップ表層に、損失正接の小さいゴムが配置されているため、転がり抵抗が低減される。
しかも、キャップ表層の内周に積層されるキャップ内層と、耐摩耗性能に影響するショルダー領域の表面を含む層とに、損失正接の大きいゴムがそれぞれ配置されているため、耐摩耗性能が維持される。このように、本発明に係る空気入りタイヤによれば、耐摩耗性能を維持しつつ、転がり抵抗を低減することができる。
また、本発明に係る空気入りタイヤにおいては、前記キャップ表層は、前記キャップ部の表面に沿って配置される表面部を備える、という構成でもよい。
斯かる構成によれば、キャップ表層の表面部が、キャップ部の表面に沿って配置されているため、エネルギー損失の大きい部分に、損失正接の小さいゴムが配置されている。これにより、転がり抵抗を確実に低減することができる。
また、本発明に係る空気入りタイヤにおいては、前記表面部の厚み寸法は、前記主溝の深さ寸法の1/3未満に設定される、という構成でもよい。
斯かる構成によれば、表面部の厚み寸法が、主溝の深さ寸法の1/3未満に設定されているため、損失正接の大きいキャップ内層が、キャップ表層を支持する。これにより、耐摩耗性能をさらに確実に維持することができる。
また、本発明に係る空気入りタイヤにおいては、前記キャップ表層は、前記表面部から前記主溝の壁部に沿って延びるように配置される溝壁部をさらに備える、という構成でもよい。
斯かる構成によれば、キャップ表層の溝壁部が、表面部から主溝の壁部に沿って延びるように配置されているため、損失正接の小さいゴムが、表面以外で変形する部分にも配置されている。これにより、転がり抵抗をさらに低減することができる。
以上の如く、本発明に係る空気入りタイヤは、耐摩耗性能を維持しつつ、転がり抵抗を低減できるという優れた効果を奏する。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド部のタイヤ子午線断面図を示す。 図2は、同実施形態に係る空気入りタイヤの図1のII領域における拡大図を示す。 図3は、本発明の他の実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド部のタイヤ子午線拡大断面図を示す。 図4は、本発明のさらに他の実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド部のタイヤ子午線拡大断面図を示す。 図5は、本発明のさらに他の実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド部のタイヤ子午線拡大断面図を示す。 図6は、本発明のさらに他の実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド部のタイヤ子午線断面図を示す。 図7は、本発明のさらに他の実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド部のタイヤ子午線断面図を示す。 図8は、本発明に係る実施例と比較例との評価を示す。
以下、本発明に係る空気入りタイヤにおける一実施形態について、図1及び図2を参酌して説明する。
本実施形態に係る空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」ともいう)は、図1及び図2に示すように、外周部に配置されるトレッド部1を備えている。トレッド部1は、プライからなるカーカス層2と、カーカス層2の外周に配置され、カーカス層2を補強するベルト層3と、ベルト層3の外周に配置されるトレッドゴム4とを備えている。本実施形態に係るタイヤは、タイヤ幅方向の中心を通る仮想面であるタイヤ赤道面S1で対称な構造(トレッドパターン、断面形状、ゴム材等)としている。
トレッドゴム4は、外周面であるトレッド面5と、タイヤ周方向に沿って延びる主溝6を複数(本実施形態においては三本)備えている。以下、複数の主溝6を区別する際に、タイヤ幅方向の最外側に配置される一対の外側の主溝6,6は、ショルダー主溝(外側主溝)6a,6aといい、一対のショルダー主溝6a,6a間に配置される主溝6は、センター主溝6bという。
トレッドゴム4は、一対のショルダー主溝6a,6aの外側エッジ間に配置されるセンター領域7と、各ショルダー主溝6aのタイヤ幅方向の外側に配置される一対のショルダー領域8,8とを備えている。トレッドゴム4は、主溝6を含むように外層を構成するキャップ部9と、キャップ部9の内周に積層され、内層を構成するベース部10とを備えている。
主溝6は、タイヤ周方向と平行に配置され、直線状に形成されている。主溝6は、所謂、ストレート主溝である。主溝6は、摩耗するにしたがって露出することで摩耗度合が分かるように、一部溝を浅くしてある部分、所謂、トレッドウエアインジケータ(図示していない)を備えている。センター主溝6bは、タイヤ赤道面S1上に位置している。
センター領域7は、主溝6で区画される陸部11を複数備えている。複数の陸部11のうち、タイヤ幅方向の中央部に位置する陸部11は、センター陸部11aという。本実施形態のように、タイヤ赤道面S1上に主溝6が位置する場合、センター陸部11a,11aは、タイヤ赤道面S1上に位置する主溝6のタイヤ幅方向の両側に配置されている陸部である。なお、タイヤ赤道面S1上に陸部11が位置する場合は、センター陸部11aは、タイヤ赤道面S1上に位置する陸部である。
センター陸部11aにおけるキャップ部9は、表面であるトレッド面5を含むキャップ表層12と、キャップ表層12の内周に積層されるキャップ内層13とを備えている。本実施形態においては、キャップ表層12は、キャップ部9のトレッド面5に沿って配置される表面部12aからなる。
表面部12aの厚み寸法D1は、主溝6の深さ寸法D2の45%以下に設定されている。好ましくは、表面部12aの厚み寸法D1は、主溝6の深さ寸法D2の1/3未満に設定される。より好ましくは、表面部12aの厚み寸法D1は、主溝6の深さ寸法D2の30%以下に設定される。さらに好ましくは、表面部12aの厚み寸法D1は、主溝6の深さ寸法D2の15%以上に設定される。本実施形態においては、表面部12aの厚み寸法D1は、主溝6の深さ寸法D2の30%に設定されている。
本実施形態においては、ショルダー領域8のキャップ部9は、単層である。ショルダー領域8のキャップ部9は、センター陸部11aのキャップ部9におけるキャップ内層13と同じゴム材で一体に構成されている。
キャップ表層12の損失正接(tanδ)は、キャップ内層13の損失正接(tanδ)よりも小さく且つショルダー領域8のキャップ部9の損失正接(tanδ)よりも小さく設定されている。以下、キャップ表層12の損失正接(tanδ)は、第1の損失正接(tanδ1)といい、一体に構成されるセンター陸部11aのキャップ内層13及びショルダー領域8のキャップ部9における損失正接(tanδ)は、第2の損失正接(tanδ2)という。
第1の損失正接(tanδ1)は、第2の損失正接(tanδ2)の45%〜65%に設定されていることが好ましい。本実施形態においては、第1の損失正接(tanδ1)は、0.04であり、第2の損失正接(tanδ2)は、0.07であり、第1の損失正接(tanδ1)は、第2の損失正接(tanδ2)の57%である。各損失正接(tanδ1,tanδ2)は、UBM社製スペクトロメーターを使用し、初期歪み15%、動的歪み±2.5%、周波数10Hz、温度60℃の状態で測定した。
以上より、本実施形態に係る空気入りタイヤによれば、キャップ表層12の損失正接は、キャップ内層13の損失正接よりも小さく設定されていると共に、ショルダー領域8におけるキャップ部9の損失正接よりも小さく設定されている。これにより、エネルギー損失の大きい部分であるキャップ表層12に、損失正接の小さいゴムが配置されているため、転がり抵抗が低減される。
しかも、キャップ表層12の内周に積層されるキャップ内層13と、耐摩耗性能に影響するショルダー領域8の表面を含むキャップ部9とに、損失正接の大きいゴムがそれぞれ配置されているため、耐摩耗性能が維持される。このように、本実施形態に係る空気入りタイヤによれば、耐摩耗性能を維持しつつ、転がり抵抗を低減することができる。
また、本実施形態に係る空気入りタイヤによれば、キャップ表層12は、キャップ部9の表面に沿って配置される表面部12aからなり、表面部12aの厚み寸法D1は、主溝6の深さ寸法D2の30%であって、1/3未満に設定されている。これにより、損失正接の大きいキャップ内層13がキャップ表層12を支持するため、耐摩耗性能をさらに確実に維持することができる。
なお、本発明に係る空気入りタイヤは、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。本発明に係る空気入りタイヤは、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
本実施形態に係る空気入りタイヤにおいては、キャップ表層12は、キャップ部9の表面に沿って配置される表面部12aのみからなる、という構成である。しかしながら、本発明に係る空気入りタイヤは、斯かる構成に限られない。例えば、本発明に係る空気入りタイヤにおいては、図3〜図5に示すように、キャップ表層12は、キャップ部9の表面に沿って配置される表面部12aと、表面部12aから主溝6の壁部に沿って延びるように配置される溝壁部12bとを備える、という構成でもよい。
斯かる構成によれば、キャップ表層12の表面部12aが、キャップ部9の表面に沿って配置されているため、エネルギー損失の大きい部分に、損失正接の小さいゴムが配置されている。しかも、キャップ表層12の溝壁部12bが、表面部12aから主溝6の壁部に沿って延びるように配置されているため、表面以外で変形する部分にも、損失正接の小さいゴムが配置されている。これにより、転がり抵抗をさらに低減することができる。
図3に係る溝壁部12bは、主溝6の内側エッジ(表面部12aの外側端部)から主溝6の内側壁部に沿って主溝6の底部まで延びるように配置されている。図4に係る溝壁部12bは、主溝6の内側エッジから主溝6の内側壁部に沿って主溝6の底部まで延び、さらに、主溝6の底部から主溝6の外側壁部に沿って表面部12aのタイヤ径方向における内周面の位置まで延びるように配置されている。図5に係る溝部12bは、主溝6の内側エッジから主溝6の内側壁部に沿って主溝6の底部まで延び、さらに、主溝6の底部から主溝6の外側壁部に沿って主溝6の外側エッジまで延びるように配置されている。
上記実施形態に係る空気入りタイヤにおいては、主溝6は、三本設けられる、という構成である。しかしながら、本発明に係る空気入りタイヤは、斯かる構成に限られない。例えば、本発明に係る空気入りタイヤにおいては、主溝6は、二本備える構成でもよく、図6及び図7に示すように、四本備える構成でもよく、さらに、五本以上備える構成でもよい。
図6及び図7に係る空気入りタイヤは、タイヤ幅方向の最外側に配置される一対のショルダー主溝(外側主溝)6a,6aと、一対のショルダー主溝6a,6a間に配置される一対のセンター主溝6b,6bとを備えている。センター領域7は、タイヤ赤道面S1上に位置するように主溝6で区画されるセンター陸部11aと、センター陸部11aのタイヤ幅方向の両側に配置される一対のメディエイト陸部11b,11bとを備えている。
上記実施形態に係る空気入りタイヤにおいては、センター領域7のキャップ部9のうち、全ての陸部11のキャップ部9は、キャップ表層12及びキャップ内層13による多層である、という構成である。しかしながら、本発明に係る空気入りタイヤは、斯かる構成に限られない。要するに、本発明に係る空気入りタイヤにおいては、センター領域7のキャップ部9のうち、少なくともセンター陸部11aのキャップ部9が、キャップ表層12及びキャップ内層13による多層である、という構成であればよい。
例えば、図7に示すように、センター領域7のキャップ部9のうち、センター陸部11aのキャップ部9のみが、キャップ表層12及びキャップ内層13による多層である、という構成でもよい。斯かる構成においては、メディエイト陸部11bのキャップ部9は、単層であって、センター陸部11aのキャップ内層13と同じゴム材で一体に形成されている。
上記実施形態に係る空気入りタイヤにおいては、キャップ内層13は、単層である、という構成である。しかしながら、本発明に係る空気入りタイヤは、斯かる構成に限られない。例えば、本発明に係る空気入りタイヤにおいては、キャップ内層13は、二層以上からなる、という構成でもよい。
上記実施形態に係る空気入りタイヤにおいては、ショルダー領域8のキャップ部9は、単層である、という構成である。しかしながら、本発明に係る空気入りタイヤは、斯かる構成に限られない。例えば、本発明に係る空気入りタイヤにおいては、ショルダー領域8のキャップ部9は、二層以上からなる、という構成でもよい。斯かる構成の場合は、キャップ表層12の損失正接は、ショルダー領域8におけるキャップ部9の表面を含む層の損失正接よりも小さく設定される。
上記実施形態に係る空気入りタイヤにおいては、トレッドパターン、断面形状、ゴム材及び多層部分の配置等の構造は、タイヤ赤道面S1に対して対称である、という構成である。しかしながら、本発明に係る空気入りタイヤは、斯かる構成に限られない。例えば、本発明に係る空気入りタイヤにおいては、トレッドパターン、断面形状、ゴム材及び多層部分の配置の少なくとも一つは、タイヤ赤道面S1に対して非対称である、という構成でもよい。
上記実施形態に係る空気入りタイヤにおいては、主溝6は、直線状に形成される、という構成である。しかしながら、本発明に係る空気入りタイヤは、斯かる構成に限られない。例えば、本発明に係る空気入りタイヤにおいては、主溝6は、ジグザグ状に形成される、という構成でもよく、主溝6は、波形状に形成される、という構成でもよい。
本発明に係る空気入りタイヤは、ショルダー主溝(外側主溝)6a,6aの位置を変更することで、耐摩耗性能を向上できる。例えば、ショルダー主溝6aがタイヤ幅方向の外側に位置することにしたがって、センター領域7のゴム体積が大きくなる。これにより、センター領域7の耐摩耗性能が向上する。
本発明の構成と効果を具体的に示すため、本発明に係る空気入りタイヤの実施例とその比較例とを、以下に説明する。
<転がり抵抗>
サイズが275/80R22.5である各タイヤをリムに組み付けた後、国際規格ISO28580(JIS D4234)に準じて転がり抵抗を測定した。比較例1の結果を100とする指数で評価し、指数が小さいほど、転がり抵抗が低く、優れていることを示す。
<耐摩耗性能>
サイズが275/80R22.5である各タイヤを車両に装着して一般路を30,000km走行した後、各主溝の摩耗量(主溝深さの減少量)を測定し、新品時の主溝深さからその摩耗量の平均値を差し引いたものを算出した。評価は、比較例1を100としたときの指数で示し、数値が大きいほど耐摩耗性能が優れていることを示す。なお、耐摩耗性能が90以上の場合は、耐摩耗性能が維持されていると言える一方、耐摩耗性能が90未満の場合は、耐摩耗性能が維持されていないと言える。
<実施例1〜8>
実施例1は、上記実施形態に係るタイヤである。
実施例2は、実施例1に対して、主溝の深さ寸法D2に対するキャップ表層12の表面部12aの厚み寸法D1の比を15%に変更したタイヤである。
実施例3は、実施例1に対して、主溝の深さ寸法D2に対するキャップ表層12の表面部12aの厚み寸法D1の比を45%に変更したタイヤである。
実施例4は、実施例1に対して、図3に示すように、主溝6の内側エッジから主溝6の底部まで延びる溝壁部12bを備えることを変更したタイヤである。
実施例5は、実施例1に対して、図4に示すように、主溝6の内側エッジから主溝6の底部を経由して表面部12aのタイヤ径方向における内周面の位置まで延びる溝壁部12bを備えることを変更したタイヤである。
実施例6は、実施例1に対して、図5に示すように、主溝6内側エッジから主溝6の底部を経由して主溝6の外側エッジまで延びる溝壁部12bを備えることを変更したタイヤである。
実施例7は、実施例1に対して、図6に示すように、主溝6の数を四本に変更し、センター領域7における全ての陸部11のキャップ部9を、キャップ表層12(小さい損失正接であるtanδ1)及びキャップ内層13(大きい損失正接であるtanδ2)による多層にしたタイヤである。
実施例8は、実施例1に対して、図7に示すように、主溝6の数を四本に変更し、センター領域7のうち、センター陸部11aのみのキャップ部9を、キャップ表層12(小さい損失正接であるtanδ1)及びキャップ内層13(大きい損失正接であるtanδ2)による多層にしたタイヤである。
<比較例1〜5>
比較例1は、主溝6の数を三本とし、全てのキャップ部9を大きい損失正接(tanδ2)のゴムにしたタイヤである。
比較例2は、主溝6の数を四本とし、全てのキャップ部9を大きい損失正接(tanδ2)のゴムにしたタイヤである。
比較例3は、主溝6の数を三本とし、全てのキャップ部9を小さい損失正接(tanδ1)のゴムにしたタイヤである。
比較例4は、主溝6の数を三本とし、全てのキャップ部9を(センター領域7のキャップ部9だけでなくショルダー領域8のキャップ部9も)、キャップ表層12(小さい損失正接であるtanδ1)及びキャップ内層13(大きい損失正接であるtanδ2)による多層にしたタイヤである。
比較例5は、主溝6の数を四本とし、全てのキャップ部9を(センター領域7のキャップ部9だけでなくショルダー領域8のキャップ部9も)、キャップ表層12(小さい損失正接であるtanδ1)及びキャップ内層13(大きい損失正接であるtanδ2)による多層にしたタイヤである。
<評価結果>
比較例1及び比較例2においては、キャップ部9の全てが大きい損失正接(tanδ2)のゴムで構成されているため、転がり抵抗が十分に低減できない。比較例3においては、キャップ部9の全てが小さい損失正接(tanδ1)のゴムで構成されているため、耐摩耗性能が劣る。比較例4及び比較例5においては、ショルダー領域8の表面を含む層が小さい損失正接(tanδ1)のゴムで構成されているため、耐摩耗性能が劣る。それに対して、実施例1〜7においては、耐摩耗性能が維持されつつ、転がり抵抗が低減できており、しかも、耐摩耗性能の低下率(悪化率)よりも、転がり抵抗の低減率(改善率)の方が大きい。
1…トレッド部、2…カーカス層、3…ベルト層、4…トレッドゴム、5…トレッド面、6…主溝、6a…ショルダー主溝(外側主溝)、6b…センター主溝、7…センター領域、8…ショルダー領域、9…キャップ部、10…ベース部、11…陸部、11a…センター陸部、11b…メディエイト陸部、12…キャップ表層、12a…表面部、12b…溝壁部、13…キャップ内層、S1…タイヤ赤道面

Claims (4)

  1. タイヤ周方向に沿って延びる主溝をトレッドゴムに複数備える空気入りタイヤにおいて、
    タイヤ幅方向の最外側に配置される一対の外側主溝間に配置されるセンター領域と、前記外側主溝のタイヤ幅方向の外側に配置される一対のショルダー領域とを備え、
    前記センター領域は、前記主溝で区画され且つタイヤ幅方向の中央部に位置するセンター陸部を備え、
    前記トレッドゴムは、外層を構成するキャップ部と、前記キャップ部の内周に積層され、内層を構成するベース部とを備え、
    前記センター領域の前記キャップ部のうち、少なくとも前記センター陸部の前記キャップ部は、表面を含むキャップ表層と、前記キャップ表層の内周に積層されるキャップ内層とを備え、
    前記キャップ表層の損失正接は、前記キャップ内層の損失正接よりも小さく且つ前記ショルダー領域における前記キャップ部の損失正接よりも小さく設定され
    前記キャップ表層は、前記キャップ部の表面に沿って配置される表面部を備える一方、前記表面部から前記主溝の壁部に沿って延びるように配置される溝壁部を備えておらず、
    前記表面部の厚み寸法は、前記主溝の深さ寸法の45%以下に設定され、
    前記ショルダー領域の前記キャップ部は、単層であることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記キャップ表層は、前記キャップ部の表面に沿って配置される表面部と、前記表面部から前記主溝の壁部に沿って延びるように配置される溝壁部とを備え
    前記溝壁部は、前記主溝の内側エッジから前記主溝の内側壁部に沿って前記主溝の底部まで延び、さらに、前記主溝の前記底部から前記主溝の外側壁部に沿って、前記表面部のタイヤ径方向における内周面の位置まで少なくとも延び、且つ、前記主溝の外側エッジまで延びないように、配置される請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記表面部の厚み寸法は、前記主溝の深さ寸法の1/3未満に設定される請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. タイヤ周方向に沿って延びる主溝をトレッドゴムに複数備える空気入りタイヤにおいて、
    タイヤ幅方向の最外側に配置される一対の外側主溝間に配置されるセンター領域と、前記外側主溝のタイヤ幅方向の外側に配置される一対のショルダー領域とを備え、
    前記センター領域は、前記主溝で区画され且つタイヤ幅方向の中央部に位置するセンター陸部を備え、
    前記トレッドゴムは、外層を構成するキャップ部と、前記キャップ部の内周に積層され、内層を構成するベース部とを備え、
    前記センター領域の前記キャップ部のうち、少なくとも前記センター陸部の前記キャップ部は、表面を含むキャップ表層と、前記キャップ表層の内周に積層されるキャップ内層とを備え、
    前記キャップ表層の損失正接は、前記キャップ内層の損失正接よりも小さく且つ前記ショルダー領域における前記キャップ部の損失正接よりも小さく設定され、
    前記キャップ表層は、前記キャップ部の表面に沿って配置される表面部と、前記表面部から前記主溝の壁部に沿って延びるように配置される溝壁部とを備え
    前記溝壁部は、前記主溝の内側エッジから前記主溝の内側壁部に沿って前記主溝の底部まで延び、さらに、前記主溝の前記底部から前記主溝の外側壁部に沿って、前記表面部のタイヤ径方向における内周面の位置まで少なくとも延び、且つ、前記主溝の外側エッジまで延びないように、配置されることを特徴とする空気入りタイヤ。
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