JP2014112140A - シール機構、現像装置、プロセスユニット、及び、画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転体とシール部材の間の摩擦を低減して回転体の駆動トルクを小さくし、しかも十分な粉体シール性が得られる粉体シール機構を提供する。
【解決手段】粉体を搬送する回転体のための粉体シール機構である。粉体が搬出される開口部51aに回転体としての現像ローラ58を配設する。粉体シール機構は、現像ローラ58の軸線方向端部表面と摺接するシール部材35を有する。シール部材35は、現像ローラ58の回転方向上流側又は下流側の少なくとも一方で、その周方向の端部が、開口部51aに形成された座面31〜33に固定される。当該周方向端部が、第1の圧力(P1、P3)で現像ローラ58表面に接触する。シール部材35の上流側と下流側の間の中間部分が、前記第1の圧力よりも低い第2の圧力(P2)で現像ローラ58表面に接触する。
【選択図】図3A

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置に使用される像担持体などの回転体の端部を粉体シールするシール機構と、このシール機構を使用した現像装置、プロセスユニット、及び、画像形成装置に関する。
周知のように、電子写真方式を利用した画像形成装置は、プリンタ、複写機、ファクシミリ等で広く採用されている。この電子写真方式の画像形成装置は、トナーと呼ばれる微細な着色粉末を現像剤として使用する。電子写真方式では、感光ドラム等の像担持体に静電潜像を形成し、この静電潜像をトナー像として現像し、これを記録用紙などに転写し、転写したトナー像を加熱・加圧により当該記録用紙上に定着させる。
トナーは、現像ユニットのトナー収容器などに貯蔵されている。このトナー収容器の下部側面に横長の開口部が形成され、この開口部内に横断方向に配設された現像ローラが回転することで、その外周面に薄く保持されたトナーが、感光ドラム等の像担持体の表面に移動される。
現像ローラや感光ドラムには、軸線方向の両端部に、トナーが洩れないようにシール部材が配設されている。シール部材と現像ローラの間からトナーが洩れると、画像形成装置本体の内部が汚れてしまい、その結果印字不良が発生したり、更には現像装置の交換時に作業者の手や着衣が汚れたりする。特に、非磁性一成分現像装置ではトナー漏れが生じ易い。
従来から、現像ローラや感光ドラムの両端部に、例えば特許文献1(特許第3611811号公報)のように、粉体シール機構が配設されている。この粉体シール機構は、図9Aのように、フェルト等で構成されたシール部材35を有する。シール部材35の内側で、規制ブレード59先端が現像ローラ58表面に接触している。当該シール部材35は、現像ユニットのケース51の座面28に貼り付けられている。座面28は、現像ローラ58と規制ブレード59に沿った円弧面、曲面及び平面で構成されている。なお、59aは規制ブレード59のブラケット、59bは規制ブレード59を取り付けるネジである。
シール部材35は、図9Bに示すように、スポンジやゴムなどの弾性部材35bの上に、フェルトやパイルなどの一定厚みのシール基材35cを貼り合わせたもので、最下層(弾性部材の下面)に両面テープ35dが貼り付けられている。図9Bのシール部材35を、図9C、図9Dのように、ケース51の座面28に両面テープ35dで固定し、シール基材35cの表面を、現像ローラ58の両端部外周面に、所定圧で接触させて粉体シールを行う。なお、図9Cで30は現像ローラ58の軸受穴である。
しかしながら、従来のシール部材では十分なシールができていない。これは、以下のように様々な要因によるものである。
(1)近年の画像形成装置の高画質化に対応すべく、重合トナーや小粒径トナーが使用されるようになったため、従来のシール部材では十分なシール性を維持することが困難になってきた。
(2)このシール性の低下を補うため、現像ローラに対するシール部材の押圧力を上昇(又はシール部材の厚み増大による強圧縮)させたことにより、現像ローラ端部でのシール部材との摩擦による発熱が大きくなった。また、シール部材の押圧力を上昇させたことで、現像ユニットを回転駆動するトルクが増大し、動力伝達機構のギヤーの摩耗やバンディングなどの別の問題も生じさせている。
(3)画像形成装置の小型化と高速化により、現像ローラの回転数が高くなり、現像ローラの端部でのシール部材との摩擦による発熱がさらに大きくなった。
(4)近年の高画質・省エネ化のために低融点重合トナーが使用されるようになったため、現像ローラの端部でトナーの溶融・固着が発生しやすくなった。
現像ローラの端部でトナーの溶融・固着が発生すると、固着したトナーにより、現像ローラ、シール部材、規制ブレード間に隙間が発生し、その隙間からさらに大量のトナーが漏れ、画像不良や機内汚染を引き起こす。また、現像ローラの端部での発熱により現像ローラが長時間高温に晒され、この結果、現像ローラの表層剥がれなどのローラ破壊も発生する。
以上のように、高画質・省エネ化のために低融点重合トナーを使用しつつシール性を確保するには、従来のシール圧力のみをパラメータにした粉体シール機構では限界がある。二成分現像装置では、シール部材に磁性を付加した磁性シールを現像ローラやマグローラに低圧で押圧することでトナーや現像剤の漏れを防止している。一成分現像装置においても、圧力以外のパラメータを考慮したシール部材が必要である。そこで、シール部材の押圧力を上昇させることなく、粉体シール性を向上させるための様々な技術が提案されている。
特許文献1(特許3450241号公報)は、回転体の軸端をシールするシール部材の、回転方向両端と、粉体搬出開口部の縁部との間の隙間を防止することで粉体漏れを防止する。
特許文献2(特許3611811号公報)と特許文献3(特開2005−201427号公報)は、シール部材を中空繊維で構成することで、粉体シール性を向上させると同時にトルクを低減する。
特許文献4(特許4420249号公報)は、シール部材が回転体で擦られて回転方向に変形することによるシール性低下を防止するために、補助スポンジで剪断力を逃がし、シール部材の変形を抑制することで粉体漏れを防止する。
特許文献5(特開2008−181047号公報)は、現像ローラと規制ブレードに、異なる材質のシール部材を接触させることで粉体シール性を向上させる。すなわち、現像ローラに摺動抵抗低減を優先したシール部材を接触させ、規制ブレードに粉体漏れ防止を優先したシール部材を接触させる。
しかしながら、特許文献1はシール部材と開口部縁部との間の隙間発生を防止することでトナー漏れを防止するが、シール部材と回転体との間のシール性向上は特に考慮されていない。特許文献2と3は中空繊維で粉体シール性向上とトルク低減を図るものであるが、周方向両端部で十分なシール性が確保できない可能性がある。特許文献4はシール部材の変形抑制によるシール性維持が目的であり、シール部材と回転体の間のシール性向上は特に考慮されていない。特許文献5は規制ブレードのシール性向上と現像ローラの摺動性向上が目的であり、現像ローラのシール性向上は特に考慮されていない。
本発明の目的は、回転体とシール部材の間の摩擦を低減して回転体の駆動トルクを小さくし、しかも十分な粉体シール性が得られる粉体シール機構、当該シール機構を使用した現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置を提供することにある。また、本発明の別の目的は、構成部品を少なくして粉体シール機構の小型省スペース化と低コスト化を図ることにある。
前記課題を解決するため、請求項1の発明は、粉体が搬出される開口部に当該開口部を横断する方向に配設され、表面に保持した粉体を回転により前記開口部の内側から外側に搬出する回転体のための粉体シール機構であって、当該粉体シール機構は、前記回転体の軸線方向端部表面と摺接するシール部材を有し、当該シール部材は、前記回転体の回転方向上流側又は下流側の少なくとも一方で、その周方向の端部が前記開口部に形成された座面に固定されると共に、当該周方向端部が第1の圧力で前記回転体の表面に接触し、かつ、前記シール部材の上流側と下流側の間の中間部分が、前記第1の圧力よりも低い第2の圧力で前記回転体の表面に接触することを特徴とする粉体シール機構である。
本発明は、シール部材の周方向中間部分を周方向端部よりも低圧で回転体に接触させるようにしたので、従来の粉体シール機構に新たな部品を追加することなく、小型省スペースかつ低コストで粉体シール性を向上させることができる。また、回転体とシール部材との間の摩擦を低減して発熱を抑制することができるので、シール部材や回転体の熱劣化・熱破壊を防止し、これらの長寿命化と補強構造不要化を図ることができる。
本発明の実施形態に係る粉体シール機構を使用した画像形成装置の概略図である。 図1の画像形成装置のプロセスユニットの概略図である。 本発明の第1実施形態に係る粉体シール機構の断面図である。 図3Aのシール部材の断面図である。 図3Aの回転体とシール部材を取り外したトナー収容部の部分斜視図である。 図3Aのシール部材を残して回転体を取り外したトナー収容部の部分斜視図である。 (a)〜(c)はシール部材の断面図である。 第2実施形態に係る粉体シール機構の断面図である。 図5Aの回転体とシール部材を取り外したトナー収容部の部分斜視図である。 第3実施形態に係る粉体シール機構の断面図である。 図6Aの回転体とシール部材を取り外したトナー収容部の部分斜視図である。 図6Aの回転体とシール部材を取り外したトナー収容部の異なる方向から見た部分斜視図である。 回転体とシール部材の接触部分の拡大断面図であって、(a)は本発明の実施形態の接触部分、(b)は従来の接触部分である。 シール部材の変形例を示すもので、(a)は塑性変形させたシール部材の断面図、(b)は基材と弾性部材を別々に装着する例を示す斜視図、(c)は対比用に示す従来のシール部材の断面図である。 従来の粉体シール機構の断面図である。 従来のシール部材の断面図である。 図9Aの回転体とシール部材を取り外したトナー収容部の部分斜視図である。 図9Aのシール部材を残して回転体を取り外したトナー収容部の部分斜視図である。
以下、添付の図面に基づき、本発明の給紙装置の実施形態について説明する。なお、この実施形態を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付す。そして、同一符号を付すことで、一度説明した後の重複する説明を省略する。
(画像形成装置)
図1は、本発明の実施形態に係る粉体シール機構を使用した画像形成装置の概略構成図である。この画像形成装置は、複写機、プリンタ、ファクシミリの機能を統合した複合機としての、いわゆるAIO(オールインワン)の形式で構成することができる。画像形成装置は、画像形成ユニットとしての4つのプロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkを備え、このプロセスユニットの中に前記現像装置が設けられている。
なお、以下の説明において、参照番号の次のY,C,M,Bkは、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック用であることを示し、各色共通の構成を説明する際は、Y,C,M,Bkを適宜省略して番号のみを使用する。
各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkは、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの異なる色のトナーを収容している以外は同様の構成となっている。
具体的には、各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkは、像担持体としての感光体52と、感光体52の表面を帯電する帯電手段としての帯電ローラ55と、感光体52上にトナー画像を形成する現像装置4と、感光体52の表面を清掃するクリーニングブレード54を備えている。
また、各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkは、画像形成装置本体10に対して一体的に着脱可能に構成されている。プロセスユニットはイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの順で説明したが、この順番に特定されるものではなく順番は任意である。
この装置で使用する現像剤は、非磁性一成分現像剤としての非磁性一成分トナーであって、形状が球形で均一化した小粒径の重合トナーを使用することができる。このような重合トナーは、感光体52表面に良好な潤滑剤塗布層を形成することができるため、ブレード部材の挙動安定化によるクリーニング性の向上が図れる。
また、これによりブレード部材をすり抜ける残留トナーの割合を大幅に低減することができ、また現像特性と転写性の向上で高画質の画像形成ができる。なお、現像剤として粉砕トナーを使用することも勿論可能である。
画像形成装置本体10の上部には、各色のトナーを充填したトナーカートリッジ50が設けられている。トナーカートリッジ50内の各色トナーは、図示しないトナー補給機構を介して対応する現像装置4のトナー収容部51へ移送されるようになっている。
各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkの下方には、各感光体52の表面を露光する露光装置56が配設されている。露光装置56からは、各感光体52へレーザ光が照射されるようになっている。各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkの上方には、転写装置9が配設されている。
転写装置9は、転写体としての無端状のベルトから構成される中間転写ベルト11を有する。中間転写ベルト11は、駆動ローラ12とテンションローラ13との間に掛け渡され、駆動ローラ12が回転することにより、中間転写ベルト11は図の矢印方向に走行するようになっている。
4つの感光体52に対向した位置に、一次転写手段としての4つの一次転写ローラ53が配設されている。この一次転写ローラ53は導電性弾性ローラであり、中間転写ベルト11の裏面から感光体52に対して押し当てられるように配置されている。
この一次転写ローラ53には一次転写バイアスとして定電流制御されたバイアスが印加されている。各一次転写ローラ53と各感光体52とによって中間転写ベルト11を挟み込んだ箇所には、一次転写ニップが形成されている。
また、中間転写ベルト11の図の右側の外周面に、二次転写手段としての二次転写ローラ17が接触している。この二次転写ローラ17とこれに対向する駆動ローラ12とによって中間転写ベルト11を挟み込んだ箇所には、二次転写ニップが形成されている。
駆動ローラ12には、二次転写バイアス用の電源が接続される。駆動ローラ12にトナーと同極性の電圧を印加することで、トナーが中間転写ベルト11から転写紙側へ向かう電圧が生じるため、トナー像を転写紙に転写させることが出来る。
なお、二次転写ローラ17を導電性弾性ローラとし、この二次転写ローラ17に二次転写バイアス用の電源を接続して二次転写ローラ17に転写バイアスを印加し、中間転写ベルト11上のトナー像を転写紙へ二次転写する形態でも問題は無い。また、転写バイアス用の電源のうち、一方を駆動ローラ12に、もう一方を二次転写ローラ17に接続する構成でも問題は無い。
中間転写ベルト11の駆動ローラ12に隣接して、中間転写ベルト11の表面を清掃するベルトクリーニングブレード18が配設されている。このベルトクリーニングブレード18の先端部は中間転写ベルト11に対してカウンタ接触し、先端部で掻き取った転写残トナーが中間転写ベルト11の下側の廃トナー収容部15に回収されるようになっている。
図1の中間転写ベルト11の左端に、テンションローラ13の外周面と対向するように、トナーセンサ16が配設されている。このトナーセンサ16は、感光体52から中間転写ベルト11に転写されたトナーの濃度を検出するためのものである。
すなわち、感光体52に所定のトナーパッチを現像し、このトナーパッチを中間転写ベルト11に転写する。この転写されたトナーパッチに対して、トナーセンサ16の発光素子からの赤外光を照射し、その正反射光(入射角度=反射角度)を受光素子で受けてトナー付着量を検知する。
そして当該検知結果に応じてトナー補給量を制御する。また、段階的に作成した複数の濃度のトナーパッチのトナー付着量と、電位センサによって検出した表面電位との関係から現像γ特性を求め、所望のトナー付着量が得られるように、グリッド電圧、現像バイアス、レーザダイオードパワーなどを制御するようにしている。
画像形成装置本体10の下部には、記録媒体としての転写紙Pを収容した給紙トレイ19や、給紙トレイ19から転写紙Pを搬出する給紙ローラ20等が設けてある。また、画像形成装置本体10内には、給紙トレイ19から上方へ転写紙Pを案内するための搬送経路Rが形成されている。
この搬送経路Rにおいて、給紙ローラ20を配設した位置から二次転写ローラ17を配設した位置に至る途中には、転写紙Pの搬送タイミングを計るための一対のタイミングローラ21が配設されている。また、二次転写ローラ17の配設位置の上方には、転写紙P上の画像を定着させるための定着装置22を配設している。さらに、定着装置22の上方には、画像形成装置本体10の上面を凹ませて形成したストック部23に転写紙Pを排出するための一対の排紙ローラ24が配設されている。
(画像形成装置の動作)
以下、図1を参照して上記画像形成装置の基本的動作について説明する。
作像動作が開始されると、各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkの感光体52が図示しない駆動装置によって図の時計回りに回転駆動され、各感光体52の表面が帯電ローラ55によって所定の極性に一様に帯電される。
帯電された各感光体52の表面に、露光装置56からレーザ光がそれぞれ照射されて、それぞれの感光体52の表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体52に露光する画像情報は、所望のフルカラー画像をイエロー、シアン、マゼンタ及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように感光体52上に形成された静電潜像に、各現像装置4によってトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として顕像化(可視画像化)される。
中間転写ベルト11を所定張力で掛け渡した駆動ローラが回転駆動することにより、中間転写ベルト11が図の矢印で示す方向に走行する。また、各一次転写ローラ53に、トナーの帯電極性と逆極性の定電圧又は定電流制御された電圧が印加される。これにより、各一次転写ローラ53と各感光体52との間の一次転写ニップにおいて転写電界が形成される。
そして、各プロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkの感光体52に形成された各色のトナー画像が、上記一次転写ニップにおいて形成された転写電界によって、中間転写ベルト11上に順次重ね合わせて転写される。こうして、中間転写ベルト11の表面にフルカラーのトナー画像が担持される。トナー画像の転写を終えると、クリーニングブレード54によって各感光体52の表面に残留するトナーが除去される。
また、作像動作が開始されると、給紙ローラ20が回転し始め、給紙トレイ19に収容された転写紙Pが搬送経路Rに送り出される。搬送経路Rに送り出された転写紙Pは、タイミングローラ21によって一旦停止される。その後タイミングローラ21の駆動が再開され、転写紙Pが、上記中間転写ベルト11上のトナー画像とタイミングを合わせて、二次転写ローラ17と中間転写ベルト11との間の二次転写ニップに送られる。
二次転写ローラ17には、中間転写ベルト11上のトナー画像のトナー帯電極性とは逆極性の転写電圧が印加されており、この逆極性の転写電圧により二次転写ニップに転写電界が形成されている。そして、転写紙Pと中間転写ベルト11上のトナー画像とが二次転写ニップに到達した際、二次転写ニップに形成された転写電界によって、中間転写ベルト11上のトナー画像が転写紙P上に一括して転写される。
また、転写後の中間転写ベルト11上に残留するトナーは、ベルトクリーニングブレード18によって除去される。トナー画像が転写された転写紙Pは定着装置22へと搬送され、そこでトナー画像が加圧・加熱により転写紙Pに定着される。その後、転写紙Pは排紙ローラ24によってストック部23へと排出される。
以上の説明は、転写紙上にフルカラー画像を形成するときの画像形成動作であるが、4つのプロセスユニット1Y,1C,1M,1Bkのいずれか1つを使用して単色画像を形成したり、2つ又は3つのプロセスユニットを使用して、2色又は3色の画像を形成したりすることも可能である。
(プロセスユニット)
次に、前記プロセスユニットについて、図2に基づいてさらに詳しく説明する。図2は図1のプロセスユニット1を拡大して示したものである。図2に示すように、プロセスユニット1は、現像装置4に加えて、上部のトナーカートリッジ50と下部のトナー収容部51を有する。トナー収容部51の左側に、帯電ローラ55と、露光装置56が配設されている。トナー収容部51の下部に、回転体としての現像ローラ58と、当該現像ローラ58と平行状態をなす、第2の回転体としてのトナー供給ローラ57が配設されている。また、帯電ローラ55、露光装置56及び現像ローラ58に対向して感光体52が配設されている。
供給ローラ57と現像ローラ58は、図示しないバイアス印加手段に接続され、現像ローラ58は例えば−100V、供給ローラ57は例えば−300Vのバイアスが印加される。
感光体52の外周面は、帯電ローラ55により負電荷で所定電位に一様に帯電された後、当該外周面に露光装置56により所望の静電潜像が形成される。トナー収容部51に蓄えられたトナーは、トナー供給ローラ57から現像ローラ58へと搬送され、現像ローラ58の外周面に付着されたトナーが規制ブレード59により一様厚さのトナー層に形成されて保持される。この一様厚さで保持されたトナー層は、現像ローラ58と感光体52の電位差により感光体52の静電潜像に吸着され、さらに中間転写ベルト11へと一次転写される。
帯電ローラ55は感光体52に接触する接触式と、感光体52に対して微小ギャップをもって対向する非接触式があるが、いずれの方式でもよい。接触式はオゾンの発生を抑制することができ、非接触式は帯電ローラ55がトナーで汚れないのでその耐久性を向上させることができる。
また、非接触式は、微小なギャップ変動に起因する帯電電位のバラツキなどの影響が抑制され、均一な帯電により感光体52帯電電位が安定して高画質な画像が得られる。帯電ローラ55は感光体52に対して、例えば直流電圧に交流電圧を重畳したAC帯電を行うことができ、このAC帯電は非接触式でも十分な帯電電流を流すことができる。なお、図示しないが、帯電ローラ55の感光体52と反対側に、帯電クリーニングローラを配設することができる。
図2のプロセスユニット1で作像動作が開始されると、感光体52が時計回りに回転駆動される。このとき、帯電電圧を印加された帯電ローラ55によって感光体52が所定の正電位に帯電される。このように帯電された感光体52は、図2のように露光装置56からの露光を受けて感光体52上の静電潜像が形成される。この静電潜像は現像ローラ58との対向位置(現像ニップ部)に移動し、そこで現像ローラ58から静電潜像にトナーが供給される。
詳しくは、図2の反時計回り回転する現像ローラ58に担持された現像剤が、規制ブレード59によって所定の厚さに規制された後、現像ローラ58と感光体52との間の現像ニップ部に運ばれる。そして、現像ニップ部で現像剤中のトナーが感光体52上の静電潜像に静電的に移行して、当該静電潜像がトナー画像として可視像化される。
感光体52上のトナー画像は、感光体52の下部位置に移動し、ここで中間転写ベルト11に一次転写される。中間転写ベルト11上に転写される各色のトナー像は、ある一定のジョブ間隔でもって、トナーセンサ16により適切なタイミングで転写されるよう調整される。
前記一次転写の後に、感光体52の表面に残留するトナーがクリーニングブレード54によって除去され、除去された残留トナーが廃トナー収容部15に搬送される。一方、プロセスユニット1のトナー収容部51内には図示しないトナー残量検知手段が設けられ、トナー収容部51内のトナー残量がある閾値を下回ると、トナーカートリッジ50から一定量のトナーがトナー収容部51に補給される。
(現像作用)
次に、現像作用について説明する。
現像装置4のトナー収容部51から送り出されたトナーは、供給ローラ57、現像ローラ58の回転による連れ回りや、供給ローラ57の内部又は表層に取り込まれることによって、供給ローラ57と現像ローラ58の接触領域に搬送される。供給ニップ部に搬送されたトナーは、供給ニップ部内で、現像ローラ58の表面と接触・摩擦帯電させられる。
現像ローラ58と供給ローラ57には、それぞれトナーと同極性の電圧が印加されている。これら両ローラ57、58間のバイアスは、帯電したトナーが現像ローラ58側に移動するように、供給ローラ57の帯電電位の絶対値|Vs|が、現像ローラ58の帯電電位の絶対値|Vd|よりも大きくなるよう設定されている(|Vd|<|Vs|)。このバイアスによって、荷電トナーが現像ローラ58側に送り出される。
供給ローラ57は、その周面で供給ニップ部を形成し、またトナーを保持して搬送するため、例えばポリウレタンフォーム等の連泡性の樹脂発泡体で形成された弾性層を有する。また、供給ニップ部にバイアスを作用させるために、当該連泡性の樹脂発泡体に、カーボンブラック等の導電剤を分散するなどして導電性が付与されている。前記弾性層の体積抵抗は、1025Ω・cm程度が望ましい。
現像ローラ58は、その周面で現像ニップ部と供給ニップ部を形成し、またトナーを荷電させるため、例えばウレタンやシリコン、エピクロロヒドリン等のゴム材で形成された弾性層を有する。当該弾性層は、導電剤を分散するなどして、その体積抵抗が1057Ω・cmになるよう調整されている。また、当該弾性層に、必要に応じて荷電性能を調整するため、その表面にコート層を設けるなどして複層構造にすることができる。
現像ローラ58に送られたトナーは、現像ローラ58表面に吸着された状態で、規制ブレード59との接触領域(規制ニップ部)に運ばれる。必要量のトナーが現像ローラ58表面に保持されるために、現像ローラ58表面粗さは、Ra0.2〜2.0μmに設定されているのが望ましい。
現像ローラ58上のトナーは、規制ニップ部を通過する際に、現像に必要な厚さ(量)に調整されるとともに薄層化される。また、規制ニップ部を通過する際に、摩擦帯電され、かつ、供給ニップ部と同様に、バイアスが印加されている場合は、電荷注入される。これにより、現像ローラ58上のトナーに電荷が付与される。
規制ブレード59は、例えば図2に示すような形状の板ばねであって、SUS304CSPや、SUS301CSP、又はリン青銅等の金属材料で構成されている。規制ブレード59の自由端側は、現像ローラ58表面に対して、10〜100N/mの押圧力で接触させられている。
現像ローラ58上のトナー薄層が規制ブレード59を通過して現像装置4のトナー収容部51から出ると、感光体52との接触部(現像ニップ部)へと送られる。感光体52は、表面を帯電ローラ55により一様に帯電された後、当該帯電部分が画像情報に基づいて露光装置56で露光され、そこに静電潜像が形成される。この静電潜像は現像ローラ58の回転により現像ニップ部へと送られる。現像ニップ部では、現像ローラ58上のトナーが静電気力に従って感光体52上に静電付着させられ、静電潜像がトナー像として現像される。
(粉体シール機構)
次に、前記現像装置4に使用する粉体シール機構について説明する。図3A〜図3Dは、本発明の第1実施形態に係る粉体シール機構を示したものである。図3Aは粉体シール機構の断面図である。図3Aを左90度回転させると図2の配置になる。
図3Bは、粉体シール機構に使用するシール部材35(サイドシールともいう)である。このシール部材35は、現像ローラ58の軸線方向端部周面に摺接して隙間をシールする。シール部材35は、両面テープ35d1、35d2を使用して、図3Cのトナー収容部(以下、単に「ケース」という)51に、図3Dのように貼り付けて固定する。なお、図3Cで30は第1の回転体としての現像ローラ58の軸受穴、29は第2の回転体としての供給ローラ57の軸受穴である。
図3Aに示すように、ケース51に、粉体搬出口となる開口部51aが形成されている。この開口部51aは紙面に垂直な方向で延びており、当該開口部51aを外側から塞ぐ形で、現像ローラ58が配設されている。すなわち、現像ローラ58の軸線が開口部51aの両端間を横断する方向に配設されている。そして、開口部51aの両端部に、シール部材35を貼り付けるための座面31、32、33が形成されている。
座面31が現像ローラ58の回転方向上流側(入口側)に位置し、座面32と33が現像ローラ58の回転方向下流側(出口側)に位置する。座面31と座面32の間に、切り欠き34が形成されている。なお、以下の説明で、必要に応じて、現像ローラ58の回転方向上流側を入口側、回転方向下流側を出口側と言い換える。
入口側座面31は、現像ローラ58の周面との間隔が一定となる円弧状に形成されている。出口側の座面32、33は、現像ローラ58表面の接線方向に延びる平面状であり、内側の座面32が比較的短く、外側の座面33が比較的長い。短い方の内側の座面32が現像ローラ58から遠く、長い方の外側の座面33が現像ローラ58に近い。そして2つの座面32、33が段違いで接続している。この段違い形状で、現像ローラ58の回転による、シール部材35の位置ずれを防止する。
外側の座面33の延長方向に、規制ブレード59のブラケット59aが、ネジ59bで取り付けられている。
シール部材35は、図3Bのように、一定厚さで円弧状をなす弾性部材35aと、この弾性部材35aに隣接し、当該弾性部材35aより薄い(約半分の厚さ)弾性部材35bを有する。また、シール部材35は、2つの弾性部材35a、35bの内側を滑らかに連続するように配設された内側摺動面側のシール基材35cと、弾性部材35a、35bの外側(下面)固定面側に配設された両面テープ35d1、35d2を有する。2つの弾性部材35a、35bは、後述する図4のように、厚みを異ならせるだけでなく、硬度を含む材質を異ならせてもよい。
厚い方の弾性部材35aの入口側端部外側面が、入口側座面31に貼り付けられている。厚い方の弾性部材35aの出口側端部外側面が、出口側座面32に貼り付けられている。薄い方の弾性部材35bの外側面全面が、出口側座面33に貼り付けられている。厚い方の弾性部材35aの入口側端部と出口側端部の間の中間部分の外側に、支持する座面がない非固定部分(切り欠き34)が形成されている。この非固定部分は、切り欠き34で構成する他、弾性部材35aよりも柔らかい部材で構成することも可能である。
厚い方の弾性部材35aの入口側端部内側面は、現像ローラ58表面に、シール基材35cを介して、所定の接触圧(第1の圧力P1)で接触している。また、薄い方の弾性部材35bは、規制ブレード59に被せられている。規制ブレード59の両端部は、薄い方の弾性部材35bの幅内に位置し、規制ブレード59の端部から外側の弾性部材35bは、現像ローラ58表面に、シール基材35cを介して所定の接触圧(第3の圧力P3)で接触している。
厚い方の弾性部材35aの入口側と出口側の間の中間部外側面は、ケース51に貼り付けられていない部分を有する。この部分(中間部外側面)は、ケース51内に露出し、その一部が、供給ローラ軸57aの軸部表面に接している。つまり、弾性部材35aの中間部外側面は、ケース51に支持される代わりに、供給ローラ軸57aに支持されている。従って、中間部の弾性部材35aの所定の圧縮量が供給ローラ軸57aによって維持され、中間部内側面のシール基材35cと現像ローラ58表面との間に、所定の接触圧(第2の圧力P2)が確保されている。
シール部材35からトナーが漏れ易い箇所は、現像ローラ58の回転方向上流側と回転方向下流側の端部である。つまり、現像ローラ58の入口側と出口側の端部である。この箇所は、画像形成装置の振動・落下等の衝撃時に、トナーが漏れやすいが、シール部材35の内側面と外側面を確実にシールすることで、粉体漏れを確実に防止することができる。
これに対して、現像ローラ58の回転方向上流側と回転方向下流側の間の中間部分は、軸線方向のトナー漏れのおそれは少ない。その代わり、当該中間部分は、現像ローラ58表面と広い範囲で摺接するので、接触圧を高めてシール性を高めることよりも、接触圧を低減して発熱ダウン、トルクダウンを図る方が有利である。
この実施形態では、前記のように、シール部材35の周方向両端部外側面を、両面テープ35d1、35d2でケース51に貼り付けているので、この部分からのトナー漏れのおそれはない。また、シール部材35の入口側端部(周方向上流側端部)では、シール基材35cが現像ローラ58表面に所定圧(第1の圧力P1)で接触している。シール部材35の出口側端部(周方向下流側端部)では、シール基材35cが現像ローラ58表面に所定圧(第3の圧力P3)で接触している。この所定圧(P3)は、規制ブレード59の先端部と、当該先端部が接触している現像ローラ58表面に対する接触圧である。
この実施形態では、P2<P1、P2<P3の圧力関係になるように設定する。すなわち、シール部材35の周方向中間部分の接触圧よりも、当該中間部分の両側の接触圧を大きくする。換言すると、トナー漏れしやすい現像ローラ58表面の入口側と出口側をシール部材35の高い圧力(P1とP3)で絞り込み、トナー漏れしにくい中間部分は、トルクアップとならないように低圧(P2)で現像ローラ58表面に接触させる。入口側と出口側の圧力(P2、P3)は、同じ圧力としてもよい。すなわち、前述した「第3の圧力」は「第1の圧力」と言い換えることができる。入口側と出口側では、出口側の方がトナー漏れしやすい。従って、P2<P3の圧力関係にしてもよい。
従来は、シール部材35(たとえば1mmのフェルトと1mmのスポンジの複合材)をケース51の座面に両面テープ35dなどで固定し、現像ローラ58と接触させて(2mmから1mmに)圧縮させていた。シール部材35に高い圧力をかけて変形させることでトナー漏れを防止していたため、現像ローラ58端部の温度が高くなっていた。
本発明の実施形態では、シール部材35(たとえば1mmのフェルトと4mmのスポンジの複合材)の周方向両端部のみをケース51に固定し、周方向中間部の外側(内側は現像ローラ58に接触)は、ケース51の座面を切り欠いて固定しない。そして、シール部材35の周方向中間部を、見かけ上、自然状態の5mm厚から3mm圧縮し、ケース51装着状態で2mm厚とし、圧縮代を大きくしている。
これにより、現像ローラ58表面をシール部材35でソフトに包み込み、低圧でありながらトナー漏れを効果的に防止することができる。すなわち、シール部材35の接触圧は従来の半分以下でありながら、変形量は従来と同レベル又はそれ以上にすることで、トナー漏れを効果的に防止する。
図4(a)〜(c)は、現像ローラ58表面に対する、シール部材35の周方向両端と中間部分の接触圧を変えるために、弾性部材の種類と高さを異ならせた例を示したものである。(a)は二種類の弾性部材35a、35bを使用する。同じ高さの場合、弾性部材35bの弾性係数を高くし、弾性部材35aの弾性係数を低くする。前述した、P2<P1、P2<P3、P2<P3の圧力関係のうち、P2<P1又はP2<P3とする場合に使用することができる。
図4(b)は、2種類又は3種類の弾性部材を使う例である。弾性部材35aと、弾性部材35b1、35b2を、異なる弾性材料で構成する。弾性部材35b1と弾性部材35b2は、同じにしてもよいし、異ならせてもよい。同じ高さの場合、前述したP2<P1(=P3)又はP2<P1<P3の圧力関係とする場合に使用することができる。
図4(c)は、一種類の弾性部材を使用し、高さを変えた3つの弾性部材35a1、35a2、35a3を使用した例である。高さを変えることで、現像ローラ58と規制ブレード59に対する接触圧を変えることができる。3つの弾性部材35a1、35a2、35a3の高さだけでなく材料も異ならせることで、接触圧をより大きく変えることも可能である。
図5A、図5Bは、本発明の第2実施形態を示すもので、弾性部材35a、35bの圧縮代を変えるために、座面31〜33の高さを変えたものである。座面31〜33の高さは、現像ローラ58表面を基準としている。入口側がh1、中間部分がh2、出口側がh3である。従来の図9Bのように高さが一定で同一材質(硬度)の弾性部材35aのシール部材35を使用して、例えば前述したP2<P1<P3の圧力関係とする場合、高さをh3<h1<h2の大小関係にする。
図5A、図5Bのケース51に、図9Bのような従来の一定厚みのシール部材35を貼り付けると、周方向中間の座面32の部分の現像ローラ58接触圧を、他の部分(両端部分)よりも弱く設定することができる。以上のように、ケース51の座面高さや、シール部材35の高さ、硬度を、場所によって変えることで、現像ローラ58との接触圧を、周方向の位置によって任意に変えることができる。
図6A〜図6Cは、本発明の第3実施形態を示すもので、入口側の座面31bから、出口側の座面32bにかけて、摺動部材として摺動フィルム35eを配設したものである(図6Bでハッチングを付した部分)。この摺動フィルム35eは、シール部材35のシワ入りを防止するためのもので、摺動性がよく、かつ、円弧形状に変形させやすい、例えば厚み0.1mm以下のPETフィルム等で構成することができる。
摺動フィルム35eは、その上流側端部のみが、座面31bの下流側部分に、両面テープで貼り付けられている。摺動フィルム35eの座面31bよりも下流側は、座面32bに至る下端部まで、ケース51に固定されていない。シール部材35の弾性部材35aの上流側端部は、座面31bのさらに上流側部分、すなわち、摺動フィルム35eが貼られた残りの部分に、両面テープで貼り付けられている。
また、シール部材35の弾性部材35aの下流側端部は、座面32bの上に、摺動フィルム35eを挟んで、摺動自在に支持されている。弾性部材35aの中間部分は、摺動フィルム35eの上に摺動自在に重ねられている。この中間部分は、図6Bのように切り欠き34の上に位置し、摺動フィルム35eを介して、供給ローラ軸57aの軸部表面に支持されている。その他の構成は、前述した図3A〜図3Dの第1実施形態と同じである。
前記摺動フィルム35eを着想した経緯は次の通りである。従来、図9Aのように、現像ローラ58表面に、入口側から出口側まで、連続する座面28で支持されたシール部材35が、広い面積で高圧で接触していた。このため、大きな摩擦力が発生し、当該摩擦部分の高温と、現像ローラ58のトルクアップが生じていた。また、現像ローラ58の回転により、シール部材35が上流側から下流側(左から右側)へ、しごかれるため、シール部材35が座面28から剥がれる可能性があった。このため、シール部材35を座面28全面に両面テープ35dで固定する必要があった。
一方、前述した本発明の図3Aの第1実施形態で、現像ローラ58とシール部材35は、周方向全面で、同じ圧力では接触しない。シール部材35の周方向中間部分は、両端部よりも低圧(P2)で現像ローラ58表面に接触する。現像ローラ58の駆動トルクと、シール部材35の発熱は、その分だけ小さくなる。このため、シール部材35が座面から剥がれる可能性は従来よりも少ない。
また、図6Aの座面31と座面32の間は、現像ローラ58とシール部材35が広い範囲で摺擦する部分であり、シール部材35の弾性部材35aが大きく変形する部分でもある。シール部材35の外側全面を図9Aのようにケース51に固定すると、シール部材35の弾性部材35aの変形を拘束し、変形量が少なくなる。このことが、却って、現像ローラ58表面に対するシール部材35の接触圧を、部分的に高める原因になることがある。
また、このような部分的な接触圧増大により、両面テープにシワや裂けが発生し、その部分からトナー漏れが発生することもある。そこで、シール部材35と座面の固定は、例えば、図6Aの現像ローラ58の上流側の座面31bにのみ、両面テープ35d1で固定することとした。その場合、当該固定部分以外では、シール部材35の弾性部材35aの周方向移動を、摺動フィルム35eによって非拘束にする方が、剥がれ、めくれを防止する上で有効であることが分かった。
なお、図6Aで、現像ローラ58の回転方向上流側の座面31と、下流側の座面32の2箇所、或いは、座面31と、座面33の2箇所を、両面テープ35d1、35d2で固定することでも、シール部材35の剥がれ、めくれの余裕度が向上し、当該剥がれ、めくれを防止することができることも分かった。要するに、シール部材35の固定部分以外の部分を摺動フィルム35eで支持することにより、現像ローラ58と摺接するシール部材35の周方向中間部分の弾性部材35aの変形許容量が増大し、シール部材35の剥がれ、めくれ及びシワの発生を防止することができる。
なお、シール部材35の上流側端部を座面31bに対して非固定(フリー)とし、下流側端部のみ、座面32b又は33b又は座面32bと33bの両方に、固定することも可能である。但し、上流側端部を座面31bに対して非固定(フリー)にする固定方法は、いわゆるカウンタ接触の形になるため、場合によっては、シール部材35に変形やシワが発生する可能性が高まる。
従って、シール部材35の上流側端部を座面31bに固定することで、当該上流側端部よりも下流側部分を、現像ローラ58表面にいわゆるトレーリング接触の形で接触させるのがよい。これにより、シール部材35に変形やシワが発生する可能性を低減することができる。
また、シール部材35の下面(外側)は、ケース51に対して全面貼り付けではなく、部分的貼り付けとなるから、シール部材35の貼り付け容易性により、組み立て作業性もよくなり、また分解時のシール部材35の除去作業性もよくなる。
図7(a)は、前述した低硬度の弾性部材35aによるシール性向上作用を模式的に示したものである。従来のシール部材35に使用される弾性部材35aとシール基材35cは、高い接触圧に耐えられるように、硬度が高いものが多かった。このため、図7(b)のように、現像ローラ58表面に出来た凹凸の凹58bに、シール部材35のシール基材35cが入り込むことがなく、現像ローラ58の凸58aが、シール基材35cの表面に接触することでシールしていた。
しかし、現像ローラ58の凸58aがシール基材35cの表面に接触するだけでは、微細トナーを有効にシールすることは難しい。本発明の実施形態に係るシール部材35は、弾性部材35aとシール基材35cを低硬度にして、現像ローラ58の凸58aと凹58bの両方に、シール基材35cを相補的に接触させる。これにより、現像ローラ58表面隙間を詰めることができ、微細トナーを効果的にシールすることが可能になる。
また、シール部材35のシール基材35cを低硬度にすることに代えて、或いは低硬度にすることと併せて、シール基材35cの表面に、現像ローラ58表面の凸凹と同程度の粗さの凸凹を形成してもよい。凸凹を形成したシール基材35cを、その下層の弾性部材35aによって現像ローラ58表面に押し上げる。これにより、現像ローラ58表面に対する接触圧が低圧であっても、シール基材35cを大きく変形させ、現像ローラ58表面の凸凹に隙間なく接触させることができる。
本発明に用いるシール部材35のシール基材35cは、表面が平滑でないパイル織物とすることができる。シール基材35cを低圧で現像ローラ58に押圧すると、場合によっては、現像ローラ58表層の凹凸部の隙間を埋め切ることができず、トナー漏れが発生する可能性が高まる。そこで、シール基材35c表面を、現像ローラ58表層の凸凹に倣うようなパイル材などの可変し易い繊維状のものや、摺動性の弾性部材に変えることで、現像ローラ58表層の凸凹の隙間を密に埋め込み、トナー漏れを効果的に防止することができる。さらに、シール基材35cの下層に、弾性部材35aを配設した二層又は二層以上の複合構造とすることができる。
図8(a)(b)は、本発明の第4実施形態を示すものである。シール部材35を、(a)のような形状に塑性変形させる。その他は、摺動フィルム35eを使用した前述の第3実施形態と同じである。
シール部材35は、ケース51装着前は図4のような板状である。このような板状のシール部材35を、ケース51の座面31〜33ないし曲面に沿わせて、正確に取り付けるのは容易ではない。両面テープ35d1、35d2(図3B)は、一度貼り付けると張り直しが困難である。
また、図8(c)は従来のシール部材35の形状例である。このシール部材35は、シール基材35cと弾性部材35aが接着された平板形状で、低圧で変形量を大きくするために弾性部材35aの厚みを厚くしている。このように弾性部材35aを厚くした場合、シール部材35をケース51の現像ローラ58と同心円状に成形された曲面に貼り付けるのは困難であり、組立性と貼り付け精度がよくなかった。
そこで、弾性部材35a1、35b1とシール基材35c1を貼り合わせて一体化したものを、治具を使用して、図8(a)の形に塑性変形させる。このように、シール部材35を予めケース装着状態の形状に塑性変形させておくことで、シール部材35の取り付けが容易になり、組立性と取り付け精度を改善することができる。
図8(a)のように、ケースの座面・曲面と同じ形状に塑性変形させたシール部材35を使用できない場合は、例えば図8(b)のように、平板状の弾性部材35a2とシール基材35c2を別体として用意する。そして、まず平板状の弾性部材35a2を両面テープでケース座面に貼り付ける。その上から、同じ形の平板状のシール基材35c2を両面テープで貼り付ける。このような二枚重ねの工程により、ケースの座面、曲面に沿わせてシール部材35を取り付ける作業が容易になる。従って、シール部材35の貼り付けミスを低減し、組立性と貼り付け精度を改善することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。前記実施形態では回転体として現像ローラ58を例示したが、当該回転体は現像ローラのような円筒体に限られない。回転体は無端ベルトであってもよい。
例えば、本発明の粉体シール機構は、感光体とそのクリーニングブレードのシール機構や、転写ベルトなどの無端ベルトとそのクリーニングブレードのシール機構にも適用することができる。感光体や転写ベルトのシール部材は、高圧で押圧されるため、感光体や転写ベルトの表層削れや、トルクアップなどの問題を生じている。本発明の粉体シール機構を適用することにより、感光体や転写ベルトの表層削れの抑制とトルク低減を図ることができ、感光体や転写ベルトの長寿命化を図ることができる。
1Y,1C,1M,1Bk:プロセスユニット
4:現像装置
9:転写装置
10:画像形成装置本体
11:中間転写ベルト
19:給紙トレイ
22:定着装置
28、31〜33:座面
34:切り欠き
35:シール部材
35a、35b:弾性部材
35c:シール基材
35d1、35d2:両面テープ
35e:摺動フィルム
50:トナーカートリッジ
51:トナー収容部(ケース)
51a:開口部
52:感光体
57:トナー供給ローラ
57a:供給ローラ軸
58:現像ローラ
59:規制ブレード
特許第3611811号公報 特許第3611811号公報 特開2005−201427号公報 特許第4420249号公報 特開2008−181047号公報

Claims (11)

  1. 粉体が搬出される開口部に当該開口部を横断する方向に配設され、表面に保持した粉体を回転により前記開口部の内側から外側に搬出する回転体のための粉体シール機構であって、当該粉体シール機構は、前記回転体の軸線方向端部表面と摺接するシール部材を有し、当該シール部材は、前記回転体の回転方向上流側又は下流側の少なくとも一方で、その周方向の端部が前記開口部に形成された座面に固定されると共に、当該周方向端部が第1の圧力で前記回転体の表面に接触し、かつ、前記シール部材の上流側と下流側の間の中間部分が、前記第1の圧力よりも低い第2の圧力で前記回転体の表面に接触することを特徴とする粉体シール機構。
  2. 前記シール部材の周方向上流側端部が、前記開口部に形成された座面に固定されることを特徴とする請求項1に記載の粉体シール機構。
  3. 前記シール部材の周方向上流側と下流側の両端部が、前記開口部に形成された座面に固定され、当該上流側端部と下流側端部の間の中間部分の外側に、非固定部分を形成したことを特徴とする請求項1に記載の粉体シール機構。
  4. 前記開口部の内側に前記回転体と平行状態で当該回転体の表面に接する第2の回転体が配設され、前記シール部材の中間部分が摺動部材を介して前記第2の回転体の軸部表面に接触することを特徴とする請求項1から3のいずれか1に記載の粉体シール機構。
  5. 前記シール部材の内側摺動面側がパイル材で構成され、外側固定面側が弾性部材で構成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載の粉体シール機構。
  6. 前記シール部材の内側摺動面側のパイル材と、外側固定面側の弾性部材が、一体化され、かつ、当該一体化されたシール部材が、前記回転体の表面と開口部に形成された座面に沿った形に塑性変形されることを特徴とする請求項5に記載の粉体シール機構。
  7. 前記シール部材の内側摺動面側のパイル材と、外側固定面側の弾性部材が、別体で構成され、前記シール部材の外側固定面側の弾性部材が前記開口部に形成された座面に固定され、その上に、前記シール部材の内側摺動面側のパイル材が固定されることを特徴とする請求項5に記載の粉体シール機構。
  8. 前記回転体が、円筒体又は無端ベルトであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1に記載の粉体シール機構。
  9. 請求項1〜8のいずれか1の粉体シール機構を、現像ローラ58又は感光ドラムに装備することを特徴とする現像装置。
  10. 請求項9の現像装置を有することを特徴とするプロセスユニット。
  11. 請求項9の現像装置又は請求項10のプロセスユニットを有することを特徴とする画像形成装置。
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