JP2014110363A - ウェーハカセット - Google Patents

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【課題】必要な剛性を維持しつつ重量を減少させたウェーハカセットを提供すること。
【解決手段】ウェーハ(W)又は粘着テープ(T)に貼着されてウェーハが一体となった環状フレーム(F)を複数枚収容するためのウェーハカセット(4)であって、対向する側部(41a,41b)と、側部の上端に固定される天井部(43)と、側部の下端に固定される底部(44a,44b)と、ウェーハ又は環状フレームを出し入れする開口部(O)と、ウェーハ又は環状フレームを背部で支持する背止部(45)と、を備え、側部は、樹脂板(411a)を薄い金属板(411b)で挟んだ複合板(411)で形成され、複合板の内壁にはウェーハ又は環状フレームを収容する収容棚(42a,42b)を配設した。
【選択図】図2

Description

本発明は、ウェーハを収容するウェーハカセットに関し、特に、必要な剛性を維持しつつ重量を減少させたウェーハカセットに関する。
半導体デバイスの製造プロセスにおいては、集積回路毎にウェーハを切断分離するダイシング工程が行われる。加工対象のウェーハは、粘着テープを介して環状フレームに固定され、搬送用のウェーハカセットに収容されて切削装置に搬送される。このウェーハカセットは、一般に、複数の棚を備えており(例えば、特許文献1参照)、棚の一端側に設けられた挿入口から棚と棚との間に環状フレームを挿入することで、複数枚のウェーハを収容できるようになっている。
特開平8−80989号公報
上述のウェーハカセットには、収容されるウェーハの重量に耐え得る高い剛性が必要となる。そのため、例えば、ウェーハカセットの側部に比較的厚い金属製の剛性板を取り付け、必要な剛性を確保することがある。しかしながら、この構成では、ウェーハの大口径化に伴い金属製の剛性板の使用量も増大するので、重量の増加によりウェーハカセットの搬送が困難になる。特に、近年では、450mm径のウェーハが実用化されており、ウェーハカセットの重量増の問題は深刻である。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、必要な剛性を維持しつつ重量を減少させたウェーハカセットを提供することを目的とする。
本発明のウェーハカセットは、ウェーハ又は粘着テープに貼着されウェーハが一体となった環状フレームを複数枚収容するためのウェーハカセットであって、対向する側部と、該側部の上端に固定される天井部と、該側部の下端に固定される底部と、ウェーハ又は環状フレームを出し入れする開口部と、ウェーハ又は環状フレームを背部で支持する背止部と、を備え、該側部は、樹脂の両面を薄い金属板で挟んだ複合板で形成され、該複合板の内壁には複数形成されたウェーハ又は環状フレームを収容する収容棚が配設されていること、を特徴とする。
この構成によれば、樹脂を薄い金属板で挟んだ複合板でウェーハカセットの側部を形成するので、必要な剛性を維持しつつ重量を減少させたウェーハカセットを実現できる。
本発明によれば、必要な剛性を維持しつつ重量を減少させたウェーハカセットを実現できる。
本実施の形態に係るウェーハカセットが用いられる切削装置の構成例を示す斜視図である。 本実施の形態に係るウェーハカセットの構成例を示す模式図である。 複合板の構成例を示す断面模式図である。 軽量化された収容棚の構成例を示す断面模式図である。 複数の部品で形成される収容棚の構成例を示す模式図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下においては、切削ブレードによってウェーハを切削加工する切削装置に本発明のウェーハカセットを適用する例を示すが、本発明のウェーハカセットが適用されるウェーハ処理装置は、切削装置に限定されるものではない。ウェーハ処理装置は、レーザ発振器からのレーザ光を集光してウェーハを加工するレーザ加工装置でも良い。また、研削装置、研磨装置、洗浄装置、検査装置、ダイボンディング装置などでも良い。
図1は、本実施の形態に係るウェーハカセットが用いられる切削装置の斜視図である。切削装置1は、ウェーハカセット4に収容されたウェーハW(図1において不図示、図2参照)をチャックテーブル62上に載置し、切削ユニット8で切削加工できるように構成されている。
切削装置1の加工対象となるウェーハWは、略円板状の外形形状を有している。ウェーハWの裏面側は、環状フレームF(図2参照)に張られた粘着テープT(図2参照)に貼着されている。ウェーハWの表面は、格子状に配列されたストリート(分割予定ライン)によって複数の領域に区画されている。ウェーハWにおいて、ストリートで区画された各領域には、デバイス(デバイスパターン)が形成されている。ウェーハWは、各ストリートに沿って切削され、個々のデバイスに分割される。なお、切削装置1の加工対象は半導体ウェーハに限定されるものではない。
切削装置1は、上面形状が略平坦な基台2を有している。基台2は、略直方体状の基部21と、基部21の前方に突設された突設部22とを備える。突設部22には内部空間が形成されており、この内部空間には、カセットエレベータ3が上下動可能に設けられている。カセットエレベータ3の上面には、環状フレームFに保持されたウェーハWを収容するウェーハカセット4が載置される。ウェーハカセット4の構成については後に詳述する。
基部21の上面には、カセットエレベータ3と隣接する位置に仮置き機構5が設けられている。仮置き機構5は、引出部51と一対のレール52とを備えている。引出部51は第1方向(Y軸方向)に移動可能に構成されており、カセットエレベータ3の上下動により引出部51と同じ高さに位置付けられたウェーハW(環状フレームF)をレール52側に引き出す。レール52は略L字型の断面形状を有しており、第1方向に垂直な第2方向(X軸方向)において相互に離間接近可能に構成されている。ウェーハWは、引出部51によってレール52上の所定位置まで引き出され、一対のレール52の相互の接近によって第2方向において挟み込まれる。これにより、ウェーハWは、X軸方向及びY軸方向において位置合わせされる。
基部21の仮置き機構5と隣接する位置には開口が形成されている。開口は、テーブル移動基台6及び防水カバー61により覆われている。防水カバー61の下方には、テーブル移動基台6をX軸方向に移動させるX軸移動機構(不図示)が設けられている。X軸移動機構は、X軸方向に平行な一対のガイドレール、ガイドレール間のX軸ボールねじ、及びX軸ボールねじを回転駆動するX軸パルスモータ(いずれも不図示)を備える。テーブル移動基台6は、ナット部(不図示)を介してX軸ボールネジと連結され、X軸ボールネジの回転によりガイドレールに沿って移動される。
テーブル移動基台6上には、チャックテーブル62が設けられている。チャックテーブル62は小径の円板状に形成されており、その上面中央部分にはポーラスセラミック材による吸着面63が設けられている。吸着面63においてウェーハWを裏面側から吸着することで、ウェーハWはチャックテーブル62上の所定位置に保持される。チャックテーブル62は、回転機構(不図示)によりテーブル移動基台6上でZ軸周りに回転可能に支持されている。仮置き機構5でX軸方向及びY軸方向に位置合わせされたウェーハWは、搬送手段(不図示)によってチャックテーブル62に載置される。
Y軸方向においてテーブル移動基台6と隣接する位置には、テーブル基台7が配置されている。テーブル基台7には、Y軸移動機構71が設けられている。Y軸移動機構71は、Y軸方向に平行な一対のガイドレール72、ガイドレール72間のY軸ボールねじ(不図示)、及びY軸ボールねじを回転駆動するY軸パルスモータ73を備える。テーブル基台7の上面には、Y軸テーブル74が支持されている。Y軸テーブル74は、テーブル基台7に接する基部74aと、基部74aに対して立設された壁部74bとを備えている。Y軸テーブル74は、基部74aに設けたナット部(不図示)を介してY軸ボールネジと連結され、Y軸ボールネジの回転によりガイドレール72に沿って移動される。
Y軸テーブル74の壁部74bには、Z軸移動機構75が設けられている。Z軸移動機構75は、壁部74bの前面に配置されZ軸方向に平行な一対のガイドレール76、ガイドレール76間のZ軸ボールねじ77、及びZ軸ボールねじ77と連結されるZ軸パルスモータ78を備える。壁部74bの前面には、Z軸テーブル79が支持されている。Z軸テーブル79は、壁部74bに接する基部79aと、基部79aの端部において前方(Y軸方向)に突設された壁部79bとを備えている。Z軸テーブル79は、基部79aに設けたナット部を介してZ軸ボールねじ77と連結され、Z軸ボールねじ77の回転によりガイドレール76に沿って移動される。
Z軸テーブル79の壁部79bには、チャックテーブル62の上方の位置に切削ユニット8が支持されている。切削ユニット8は、円筒状のスピンドル81と、スピンドル81の一端部に着脱可能に装着される切削ブレード82とを備える。スピンドル81の他端部側にはモータ83が連結されており、スピンドル81に装着された切削ブレード82を回転させる。この切削ブレード82を回転させた状態でウェーハWに切り込ませれば、ウェーハWは切削される。切削ユニット8には、切削ブレード82に隣接して撮像ユニット9が設けられている。
切削装置1の制御部(不図示)は、撮像ユニット9で撮像された撮像画像に基づいてX軸移動機構、Y軸移動機構71、及び回転機構を制御し、切削ユニット8の切削ブレード82をウェーハWのストリートに位置合わせする。切削ブレード82と位置合わせされたウェーハWは、切削水を噴き付けられながら、回転された切削ブレード82によって切り込まれる。切削されたウェーハWは、搬送手段(不図示)によってピックアップされ、基部21の上面に設けられた洗浄乾燥機構10に移動される。
洗浄乾燥機構10は、基台2に形成された円筒状の空間においてウェーハWを保持するスピンナテーブル101を備えている。また、洗浄乾燥機構10は、洗浄液噴射機構及び気体噴射機構(いずれも不図示)を備えている。スピンナテーブル101の下方には、回転機構(不図示)が設けられている。回転機構は、スピンナテーブル101に対して回転力を付与するスピンナテーブルモータ(不図示)を有しており、スピンナテーブル101を所定の速度で回転させる。スピンナテーブル101にウェーハWが保持されると、円筒状の空間内においてスピンナテーブル101は回転される。この状態で洗浄液噴射機構から洗浄液を噴射させれば、ウェーハWは洗浄される。洗浄後において、ウェーハWは、気体噴射機構から噴射されるエアによって乾燥される。
図2は、ウェーハカセット4の構成例を示す模式図である。なお、図2においては、説明の便宜上、構成の一部を省略している。
ウェーハカセット4は、それぞれ複数の複合板411で構成される側部41a,41bを備えている。側部41a,41bは、収容されるウェーハWの重量に耐え得る高い剛性(曲げ剛性)を有しており、互いに対向するように配置されている。側部41a,41bの内壁面(内側の面)には、ウェーハWを収容する収容棚42a,42bが固定されている。側部41a,41bの上端部には、天井部43が設けられており、側部41a,41bの下端部には、それぞれ、底部44a,44bが取り付けられている。ウェーハカセット4の後端部において、側部41a,41bには背止部45が固定されている。一方、ウェーハカセット4の前端側は、ウェーハWを搬入又は搬出できるように開口されている。
収容棚42a,42bは、共に、ポリエチレンテレフタラート(PET)などの樹脂材料で形成されており、ボルト(不図示)や接着剤などで側部41a,41bに固定される。このように、剛性の高い側部41a,41bに収容棚42a,42bを固定することで、ウェーハWの重量による収容棚42a,42bの変形を防ぐことができる。
収容棚42a,42bは、それぞれ、側部41a,41bに接する側板部421と、水平な支持面422aを有する複数の棚部422とを備えている。複数の棚部422は、それぞれ、側板部421から内向きに突出されている。複数の棚部422は等間隔に配置されており、隣接する棚部422の間には隙間Sが形成されている。また、複数の棚部422は、収容棚42a及び収容棚42bの対応する高さ位置に隙間Sが形成されるように配置されており、対向する隙間Sの組により、ウェーハWを収容する収容領域Aが規定されている。
収容棚42a,42bの前端側には、隙間Sに対応する開口部Oが形成されている。開口部Oから隙間Sに沿って環状フレームF(ウェーハWを保持する環状フレームF)を挿入することで、ウェーハWは収容領域Aに収容される。ウェーハWが収容領域Aに収容された状態で、環状フレームFは棚部422の支持面422aに載置される。なお、収容棚42a,42bの前端側(開口部O側)には、ウェーハWの脱落を防ぐストッパーなどが設けられても良い。
天井部43、及び底部44a,44bは、例えば、1.5mm程度の厚みを有する薄いアルミニウム板を曲げ加工することによって形成される。天井部43により、側部41aの上端部と、側部41bの上端部とが連結されている。また、収容棚42a,42bに収容されるウェーハWの上方は天井部43で覆われるので、ウェーハWへの塵などの付着を抑えることができる。底部44a,44bは、L字状の断面形状を有している。底部44aは、側部41aの下端部及び収容棚42aの下端部に密着されており、底部44bは、側部41bの下端部及び収容棚42bの下端部に密着されている。なお、収容棚42a及び底部44aと、収容棚42b及び底部44bとは、底板46で連結されている。
背止部45は、例えば、1.5mm程度の厚みを有する薄いアルミニウム板である。この背止部45により、側部41aの後端部と、側部41bの後端部とが連結されている。収容棚42a,42bに収容される環状フレームFの移動は背止部45で規制されるので、ウェーハカセット4の後端側からのウェーハWの脱落を防止できる。なお、背止部45の内壁面には、ゴムなどの緩衝材料で形成される緩衝部材を配置しても良い。緩衝部材を配置することで、環状フレームFと背止部45の内壁面との接触は防止され、ウェーハカセット4の搬送時などにおける環状フレームF(ウェーハW)への衝撃を緩和できる。
側部41a,41bは、それぞれ、長方形状(柱状)の3枚の複合板411で構成されている。側部41a,41bを構成する各複合板411は、長手方向が鉛直方向(ウェーハカセット4の上下方向)と一致するように配置されている。また、各複合板411は、水平方向(ウェーハカセット4の前後方向)に所定の間隔で配置されている。図3は、複合板411の構成例を示す断面模式図である。図3に示すように、複合板411は、所定の厚みを有する樹脂板(樹脂)411aと、樹脂板411aより薄い2枚の金属板411bとで構成されている。樹脂板411aの両面には、それぞれ金属板411bが接着剤で接着されており、樹脂板411aは2枚の金属板411bで挟まれている。
樹脂板411aは、例えば、5mm程度の厚みを有する樹脂部材である。樹脂板411aは、MCナイロン(登録商標)、ジュラコン(登録商標)(ポリアセタール)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ABS、超高分子量ポリエチレンなどに代表されるエンジニアリングプラスチック、塩化ビニル、ポリカーボネート、ガラスエポキシ樹脂などを用いて形成される。金属板411bは、例えば、1.5mm程度の厚みを有するアルミニウム板である。
このように構成された複合板411は、軽量であるにもかかわらず高い剛性(曲げ剛性)を備えている。そのため、例えば、アルミニウム板のみを側部41a,41bに用いて同等の剛性を実現する場合と比較して、ウェーハカセット4を大幅に軽量化できる。また、各複合板411は、長手方向がウェーハカセット4の上下方向と一致するように配置されており、支持柱として機能するので、鉛直方向の剛性は効果的に高められる。さらに、複合板411は、ある程度の厚みを有しているので、ボルトなどを用いて収容棚42a,42bを固定する際の変形などの不具合を抑制できる。
なお、側部41a,41bは、上述の構成に限定されない。側部41a,41bは、例えば、側板部421の全面を覆うような平板状の複合板411で構成されても良いし、十字に交差された複合板411で構成されても良い。さらに、側部41a,41bは、打ち抜き加工などで任意の形状及び数量の開口を形成された平板状の複合板411で構成されても良い。これらの場合、鉛直方向の剛性に加え水平方向の剛性も高めることができる。また、側部41a,41bは、長手方向が水平方向と一致するように配置された長方形状の1枚の複合板411で構成されても良い。
このように、本実施の形態に係るウェーハカセット4においては、樹脂板(樹脂)411aを薄い金属板411bで挟んだ複合板411でウェーハカセット4の側部41a,41bを構成するので、必要な剛性を維持しつつ重量を減少させたウェーハカセット4を実現できる。
なお、本発明は上記実施の形態の記載に限定されず、種々変更して実施可能である。例えば、ウェーハカセット4の重量をさらに減少させるため、収容棚42a,42bを軽量化しても良い。図4は、軽量化された収容棚42a,42bの構成例を示す断面模式図である。図4に示すように、側板部421及び棚部422の一部を除去した除去部423を形成することで、収容棚42a,42bを軽量化してウェーハカセット4の重量を減少させることができる。なお、除去部423は、ウェーハWを支持するために必要な剛性を維持できるように形成される。
また、上記実施の形態では、それぞれ一体に形成された収容棚42a,42bを示しているが、各収容棚42a,42bは、複数の部品で形成されても良い。図5は、複数の部品で形成される収容棚42a,42bの構成例を示す模式図である。図5に示すように、各収容棚42a,42bは、2個の第1部品424aと2個の第2部品424bとで形成される。
このように、各収容棚42a,42bを複数の部品で形成すれば、収容棚42a,42bを形成するための金型を小型化して製造コストを抑制できる。また、この構成では、必要に応じて部品数を変更することで、ウェーハWのサイズ変更や、ウェーハWの収容枚数の変更などに容易に対応できる。なお、収容棚42a,42bを構成する各部品は、ボルト(不図示)や接着剤などで側部41a,41bに固定される。
また、上記実施の形態では、樹脂板411aの両面に、金属板411bを接着剤で接着した複合板411を示しているが、樹脂板411aと金属板411bとは接着剤で接着されていなくとも良い。例えば、樹脂板411aと金属板411bとをボルトで固定することもできる。また、上記実施の形態では、側部41a,41bと天井部43とを別部品で構成しているが、側部41a,41bと天井部43とは一体でも良い。この場合、例えば、側部41a,41bを構成する複合板411の外側の金属板411bと天井部43とを一体に形成すればよい。
また、上記実施の形態では、ウェーハWの脱落を防止するために、アルミニウム板などで形成された背止部45を設けているが、背止部45に替えてストッパーなどを設けても良い。また、上記実施の形態においては、環状フレームFに保持されたウェーハW(粘着テープTに貼着されウェーハWが一体となった環状フレームF)を収容するウェーハカセット4を例示しているが、ウェーハカセット4は、ウェーハWを直接収容するものでも良い。
本発明は、切削装置やレーザ加工装置などにおいて処理されるウェーハを収容するためのウェーハカセットとして有用である。
1 切削装置
4 ウェーハカセット
41a,41b 側部
42a,42b 収容棚
43 天井部
44a,44b 底部
45 背止部
46 底板
411 複合板
411a 樹脂板(樹脂)
411b 金属板
421 側板部
422 棚部
422a 支持面
423 除去部
424a 第1部品
424b 第2部品
A 収容領域
F 環状フレーム
O 開口部
S 隙間
T 粘着テープ
W ウェーハ

Claims (1)

  1. ウェーハ又は粘着テープに貼着されウェーハが一体となった環状フレームを複数枚収容するためのウェーハカセットであって、
    対向する側部と、
    該側部の上端に固定される天井部と、
    該側部の下端に固定される底部と、
    ウェーハ又は環状フレームを出し入れする開口部と、
    ウェーハ又は環状フレームを背部で支持する背止部と、を備え、
    該側部は、樹脂の両面を薄い金属板で挟んだ複合板で形成され、該複合板の内壁には複数形成されたウェーハ又は環状フレームを収容する収容棚が配設されていること、
    を特徴とするウェーハカセット。
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