JP2014110359A - ミニマル製造装置と生産ラインと生産ラインの組み替え方法 - Google Patents

ミニマル製造装置と生産ラインと生産ラインの組み替え方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ミニマル製造装置を用いた生産ラインを、速やかに安全確実に組み替える。
【解決手段】ミニマル製造装置本体の底板36の左側壁と右側壁の直下に位置する部分に、平行に一対の脚部が設けられている。底板36の直下であって一対の脚部に挟まれた部分には、運搬装置14の昇降機構25が差しこまれる空間を有する。床面には、底板36を支持する固定構造16が設けられている。一対の脚部または底板には、位置決め脚42と連結機構71とが設けられている。固定構造16には、位置決め脚42に対向する位置に、V溝台66が設けられている。位置決め脚42は、底板36が固定構造16に向かって下降したときに、V溝台66に接触して底板36を位置決めして支持する。
【選択図】図1

Description

本発明は、デバイスの製造等に適した生産ラインについて、その構築や変更作業を速やかに効率良く安全確実に実行するためのミニマル製造装置と生産ラインと生産ラインの組み替え方法に関する。
ミニマルファブは、半導体デバイスの多品種少量生産および変種変量生産するための低コストかつ省エネルギーの生産方式として注目されている。ミニマル製造装置は、ミニマルファブにおいて半導体デバイスの露光、エッチング、洗浄といった、生産ラインの一工程分の処理をするユニットである。必要な工程を担う各ミニマル製造装置を、製造プロセスの順番に配列してミニマルファブ生産ラインを構築する。ミニマルファブの最新の研究は、例えば、非特許文献1に記載されている。
「半導体生産システムとミニマルファブ構想」2009年2月23日「第3回ミニマルマニュファクチュアリングシンポジウム」発表者 独立行政法人産業技術研究所 原史朗
既知の従来の技術には、次のような解決すべき課題があった。
ある製品の製造のために配列したミニマル製造装置の配列を変更すれば、別の製品の生産ラインが実現する。生産ラインの変更時には、ミニマル製造装置を持ち上げて、移動させ、別の場所に降ろして固定するという作業が必要になる。しかしながら、底面積に比べて背の高いミニマル製造装置は不安定である。また、工程間の部品や製品の搬送を容易にするためには、隣接するミニマル製造装置の間隔を短くし、かつ、正確に配置する必要がある。
上記の課題を解決するために、本発明は、速やかな移動、安全確実な運搬や固定に適したミニマル製造装置とミニマル製造装置を配列した生産ライン及び生産ラインの組み替え方法を提供することを目的とする。
以下の構成はそれぞれ上記の課題を解決するための手段である。
<構成1>
以下の要素を有するミニマル製造装置。
(a)ミニマル製造装置本体は、前壁と後壁と左側壁と右側壁とに囲まれ、底部が底板36により保護されている。
(b)前記底板36の前記左側壁と前記右側壁の直下に位置する部分に、平行に一対の脚部が設けられている。
(c)前記底板36の直下であって前記一対の脚部に挟まれた部分には、運搬装置14の昇降機構25が差しこまれる空間を有する。
(d)床面には、前記底板36を支持する固定構造16が設けられている。
前記一対の脚部または底板には、位置決め脚42と連結機構71とが設けられている。
(e)前記固定構造16には、前記位置決め脚42に対向する位置に、V溝台66が設けられている。
(f)前記位置決め脚42は、前記底板36が前記固定構造16に向かって下降したときに、前記固定構造16のV溝台66に接触して前記底板36を位置決めして支持する。
<構成2>
以下の要素を有する構成1に記載のミニマル製造装置。
(g)前記連結機構71は、前記底板36が位置決めされた状態で、前記固定構造16上に設けられた機構と連結して、前記底板36と前記固定構造16とを連結する
<構成3>
以下の要素を有する構成2に記載のミニマル製造装置。
(h)前記連結機構71は、前記底板36に設けられたフック腕72と、前記固定構造16に設けられたフック受け74と、フック駆動用のレバー84とを備える。
(i)前記レバー84は前記脚部に沿って抜き差しされ、前記レバーの一端には、操作用の取っ手86が設けられ、他端は前記フック腕72に連結されており、前記レバー84を抜き差しすることにより、前記フック腕72と前記フック受け74とを分離し、または、前記フック腕72と前記フック受け74とを連結する。
<構成4>
以下の要素を有する構成3に記載のミニマル製造装置。
(j)前記脚部に挟まれた空間に前記運搬装置を挿入するための挿入口に、ゲート90が設けられている。
(k)前記フック腕72と前記フック受け74とを分離した状態で、前記ゲート90が開放され、前記フック腕72と前記フック受け74とを連結した状態で、前記ゲート90が閉じて、前記運搬装置の挿入を阻止する状態になる。
<構成5>
以下の要素を有する構成1乃至構成4のいずれかに記載のミニマル製造装置。
(m)前記固定構造16は、前記運搬装置の車輪を位置決めして支持する前輪ストッパ38を備えている。
<構成6>
以下の要素を有する構成1乃至構成5のいずれかに記載のミニマル製造装置。
(n)前記固定構造16の前記V溝台66に隣接して、傾斜調整台70が設けられ、前記底板36の前記傾斜調整台70と対向する位置に、傾斜調整ねじ68が設けられている。
(p)前記傾斜調整ねじ68のいずれかを突出させると、前記位置決め脚42を前記V溝台66から許容量の範囲で浮き上がらせる。
<構成7>
構成1に記載のミニマル製造装置を固定するための固定構造16を、要求される生産工程分だけ配列したことを特徴とする生産ライン。
<構成8>
構成1に記載のミニマル製造装置を運搬して、固定構造16上に固定し、かつ、構成1に記載のミニマル製造装置を固定構造16から取り外して運搬装置により運搬することを特徴とする生産ラインの組み替え方法。
〈構成1と2の効果〉
ミニマル製造装置が運搬装置により運搬されて、床面上の固定構造上に降される。ストッパ機構はミニマル製造装置を正確に正しい方向に向けて停止させ、位置決め機構はピンとブロックの嵌り合いにより高精度に位置決めをする。その後、フック機構が脚部と前記固定構造とを連結するので、ミニマル製造装置が安定に床面に固定される。
〈構成3の効果〉
前記レバー84を抜き差しすることにより、ミニマル製造装置と固定構造とを簡単に連結したり分離したりできる。
〈構成4の効果〉
ミニマル製造装置と固定構造が連結された状態で運搬装置を挿入することがない。
〈構成5の効果〉
ミニマル製造装置と固定構造の間に運搬装置を正確に位置決めできる。
〈構成6の効果〉
床面の微妙な傾斜による影響を、位置決め精度を保持したまま調整することができる。
底板36を固定構造16の上に乗せた状態の斜視図である。 ミニマル製造装置12(図1)を運搬する装置の斜視図である。 固定構造16の斜視図である。 固定構造16に底板36を乗せた状態の主要部側面図である。 底板36の下面図である。 レバー84の近傍の斜視図である。 (a)はレバー84の近傍の側面図、(b)と(c)はフック腕72の機能を示す側面図である。 底板36を固定構造16に固定した後の状態の側面図で、(b)が運搬装置の斜視図である。 ミニマル製造装置12を配列した生産ライン20の概略を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を実施例毎に詳細に説明する。
(概略構成)
図9は本発明のミニマル製造装置12を配列した生産ラインの概略を示す斜視図で、(b)が運搬装置の斜視図である。
本発明では、図のように、ミニマル製造装置12を専用の運搬装置で運搬し、所定の固定構造16を有する床面18に配列する。必要数の工程のミニマル製造装置12を組み合わせて、生産ラインを実現する。ミニマル製造装置12間の材料や製品の搬送には、例えば、図示しないロボットアーム等の自動搬送機構を使用する。
ミニマル製造装置12は、図のように底面積に比べて背の高い形状をしている。従って、そのままでは振動/衝撃に対して不安定である。しかも、例えば、ミニマル製造装置12間の材料の自動搬送のために、正確な位置決めが必要である。そこで、図の運搬装置14は、ミニマル製造装置12を固定構造14上に正確に降下させる機能を持つ。また、固定構造14は、ミニマル製造装置12を床面18に正確に確実に固定する機能を持つ。運搬装置14も固定構造16も、多数のミニマル製造装置12の配列変更を短時間で行うために、操作性の良い構造を有する。
隣接するミニマル製造装置12は、最小限の間隔で配列する。例えば、約30cmの幅のスペースに、1台のミニマル製造装置12を、隣接する装置と5mm〜1cm程度の間隔を開けて配列する。間隔を開けることにより、各ミニマル製造装置12を他の装置に影響を与えずに自由に置き換えられる。また、装置を狭い間隔で高密度に配置すれば、工場のスペースを有効に活用できる。さらに、前の工程から次の工程への部品や製品の搬送が容易になり、搬送装置も小型化できる。
ミニマル製造装置12を使用した生産ラインは、自由に簡単に組み替えができるという特徴がある。生産ラインの組み替え時には、運搬装置14がミニマル製造装置12を床面18から持ち上げて、目的の場所に運搬し、正確に位置決めしてから床面18に固定する。本発明の運搬装置は、この操作を簡便に行う機能を備えている。また、床面18への位置決め時や着脱操作時に、隣接するミニマル製造装置12への衝突を防止する、精度の高い機構を備えている。
図1は底板36を固定構造16の上に乗せた状態の斜視図である。図2は、この実施例の底板36の下に挿入されてミニマル製造装置12(図1)を運搬する装置の斜視図である。
固定構造16は、ミニマル製造装置12(図1)を設置する床面上の所定位置に固定される。底板36は、ミニマル製造装置12の底面に固定される。底板36を固定構造16の上に正確に位置決めすると、上記の各ミニマル製造装置12を、例えば、5〜120mm間隔で等間隔に整列させることができる。これは、先の実施例で説明したとおりである。
固定構造16には、底板36に設けられた位置決め脚42や支持柱44を受け入れる構造が設けられている。詳細は図3以下で説明する。
固定構造16には、底板36を固定構造16に固定するための連結機構71が設けられている。底板36には、連結機構71の操作をするレバー84と取っ手86等の機構が取り付けられている。なお、この明細書では、同じ機能の構成部材には、取り付け位置が相違していても、同じ符号を使用した。
図1の底板36の左側には、リフターゲート90が設けられ、これが開いているときに、運搬装置14(図2)を底板36の下側に挿入することができる。
運搬装置14の前輪82が、固定構造16の前輪ストッパ38に乗り上げた状態で、底板36を、固定構造16上方の最適位置に位置決めされる。従って、運搬装置14を操作して底板36を降下させると、底板36を固定構造16の上の所定位置に正確に下ろすことができる。
図2において、運搬装置14は把手22を押して移動させる。図1の状態で昇降機構25を底板36(図1)の下側に挿入するときは、リフターゲート90の側から挿入を開始し、前輪82が前輪ストッパ38に乗り上げたときに停止させる。ハンドル24を回転させると、昇降機構25がアップダウンして、底板36を昇降させることができる。
図3は、固定構造16の斜視図である。図4は、固定構造16に底板36を乗せた状態の主要部側面図である。図4は位置決め脚42の一部を除去して、その下部と傾斜調整ねじ68を露出させたところを示す。
固定構造16は、互いに平行な両側の2本の長い腕と中央の短い腕を有するE字形をしている。そして、長い腕の端上と短い腕の端上の3カ所に、V溝台66が設けられている。V溝台66には、底板36に3カ所設けた位置決め脚42を乗せる。図4に示すように、V溝台66には高い精度でV字状の溝が切削されている。位置決め脚42はV溝と接する面が球面状に成形されており、位置決め脚42とV溝台66とは、2点で接触する。また、3箇所のV溝台66のV溝の水平方向の向きが異なっている。図3の例では、2箇所のV溝と1箇所のV溝の向きが直行している。従って、3箇所の位置決め脚42と3カ所のV溝台66とが互いに接触したとき、底板36は固定構造16の上方の所定の位置に正確に位置決めされる。
先に説明したように、運搬装置14がミニマル製造装置12を乗せて、その前輪82(図2)を図3の左方から前進させて前輪ストッパ38に乗り上げさせる。このとき、底板36の3箇所の位置決め脚42が固定構造16の3箇所のV溝台66の直上にあるように、運搬装置14の所定の位置にミニマル製造装置12を乗せればよい。
底板36を取り付けたミニマル製造装置12を固定構造16以外の場所に置くとき、位置決め脚42が床面に接触すると、V溝台66と接する部分に傷や変形が生じて位置決め精度が低下する。そこで、底板36の4隅には、支持柱44が取り付けられている。支持柱44は、位置決め脚42を直接床面に接触させない高さで、底板36を支持する長さを有する。その本数は3本〜4本が適当である。
固定構造16には、これらの支持柱44を受け入れる柱受64が対応する位置に設けられている。また、固定構造16を床面に固定したときに、床面が正確に水平でないと、底板36を水平に支持できず、ミニマル製造装置12が傾斜してしまう。そこで、底板36には、位置決め脚42と隣接する位置に傾斜調整ねじ68が設けられている。傾斜調整ねじ68は、雄螺子部分が底板36にねじ込まれており、回転をさせることによって、底板36の下面に突き出す長さを調節できる。
固定構造16には、V溝台66に隣接するように傾斜調整台70が設けられている。底板36の傾斜調整ねじ68を長く突出させると、固定構造16の傾斜調整台70に突き当たる。3カ所の傾斜調整ねじ68の突出長を調節すると、いずれかの位置決め脚42を浮かせて、ミニマル製造装置12の姿勢を正しく直すことができる。このとき、位置決め脚42のV溝台66からの浮き上がり量を許容量の範囲内に設定しておくと、位置決めに狂いは生じない。こうして、位置精度を保持したままいずれかの位置決め脚42を浮き上がらせて姿勢を調整することができる。
図5は、底板36の下面図である。
底板36の下面には、既に説明したように、その4隅に支持柱44が固定されている。また、図の左側には、リフターゲート90が蝶番91により開閉可能に取り付けられている。リフターゲート90の両側近傍と、底板36の右側部分には、3組の位置決め脚42と傾斜調整ねじ68が固定されている。また、底板36の中央側面には、ガイド板76により支持されたフック腕72とこれを操作するレバー84とが取り付けられている。
レバー84の図の左端の部分には、取っ手86が取り付けられており、取っ手86を図の左方に引いてレバー84を図の左方に引き出すと、フック腕72のカムピン78がガイド板76の溝に沿って移動して、フック腕72を引き上げる。その結果、フック腕72とフック受け74(図3)のロックが開放される。このとき、底板36と固定構造16との連結が外れて、底板36を移動することができる。それが図1に示した状態である。
図6はレバー84の近傍部品の斜視図である。図7において、(a)はレバー84の近傍の側面図、(b)と(c)はフック腕72の機能を示す側面図である。
図6と図7(a)に示すように、取っ手86を使用してレバー84を引き出すと、リフターゲート90の両側端の爪92がレバー84の上縁の爪93と噛み合う。この状態で、リフターゲート90は開放状態を維持し、レバー84は引き出されたまま簡単に元に戻らなくなる。また、このようにレバー84が引き出されていると、図7の(b)に示すようにロックが開放されているから、底板36をリフターで持ち上げてよい。リフターゲート90が開放された状態を維持しているから、リフター(図2)を底板36の下に挿入できる。
一方、リフターゲート90を少し持ち上げた後、レバー84を底板36の下面に押し込むようにすると、図7(b)に示したフック腕72が、ガイド板76の溝76aに沿ってカムピン78が移動する作用によって、リンク部80を軸にして回転する。その結果、図7(c)に示すように、フック腕72の自由端側をフック受け74に噛み合わせる。こうして、底板36と固定構造16とが連結されて、ミニマル製造装置12の転倒を防止する。同時にリフターゲート90は下側で支えていたレバー84が無くなるため、蝶番91を軸にして重力で回転して、底板36の左側を塞ぐ。これにより、リフターを底板36の下に挿入できなくなる。この構造により、ロックされている状態で誤ってリフターを操作してしまうのを防止できる。
図8は、底板36を固定構造16に固定した後の状態の側面図である。
底板36の左側のリフターゲート90は閉じられている。位置決め脚42とV溝台66との関係でのみ正常な設置ができれば、何の調整もせずに位置決めが完了する。若干の傾斜修正が必要な場合には、いずれかの傾斜調整ねじ68の突出量を調整する。以上の構成により、ミニマル製造装置12を床面上に簡単に設置して、ミニマル装置を使用した製造ラインを完成することができる。
本発明は、半導体製造装置のみならず、様々な分野で多品種少量生産をする生産ラインに広く採用することができる。
12 ミニマル製造装置
18 床面
14 運搬装置
16 固定構造
22 アーム
24 ハンドル
25 昇降機構
36 底板
38 前輪ストッパ
42 位置決め脚
44 支持柱
64 柱受
66 V溝台
68 傾斜調整ねじ
70 傾斜調整台
71 連結機構
72 フック腕
74 フック受け
76 ガイド板
78 カムピン
80 リンク部
82 前輪
84 レバー
86 取っ手
90 リフターゲート
91 蝶番
92 爪
93 爪

Claims (8)

  1. 以下の要素を有するミニマル製造装置。
    (a)ミニマル製造装置本体は、前壁と後壁と左側壁と右側壁とに囲まれ、底部が底板36により保護されている。
    (b)前記底板36の前記左側壁と前記右側壁の直下に位置する部分に、平行に一対の脚部が設けられている。
    (c)前記底板36の直下であって前記一対の脚部に挟まれた部分には、運搬装置14の昇降機構25が差しこまれる空間を有する。
    (d)床面には、前記底板36を支持する固定構造16が設けられている。
    前記一対の脚部または底板には、位置決め脚42と連結機構71とが設けられている。
    (e)前記固定構造16には、前記位置決め脚42に対向する位置に、V溝台66が設けられている。
    (f)前記位置決め脚42は、前記底板36が前記固定構造16に向かって下降したときに、前記固定構造16のV溝台66に接触して前記底板36を位置決めして支持する。
  2. 以下の要素を有する請求項1に記載のミニマル製造装置。
    (g)前記連結機構71は、前記底板36が位置決めされた状態で、前記固定構造16上に設けられた機構と連結して、前記底板36と前記固定構造16とを連結する
  3. 以下の要素を有する請求項2に記載のミニマル製造装置。
    (h)前記連結機構71は、前記底板36に設けられたフック腕72と、前記固定構造16に設けられたフック受け74と、フック駆動用のレバー84とを備える。
    (i)前記レバー84は前記脚部に沿って抜き差しされ、前記レバーの一端には、操作用の取っ手86が設けられ、他端は前記フック腕72に連結されており、前記レバー84を抜き差しすることにより、前記フック腕72と前記フック受け74とを分離し、または、前記フック腕72と前記フック受け74とを連結する。
  4. 以下の要素を有する請求項3に記載のミニマル製造装置。
    (j)前記脚部に挟まれた空間に前記運搬装置を挿入するための挿入口に、ゲート90が設けられている。
    (k)前記フック腕72と前記フック受け74とを分離した状態で、前記ゲート90が開放され、前記フック腕72と前記フック受け74とを連結した状態で、前記ゲート90が閉じて、前記運搬装置の挿入を阻止する状態になる。
  5. 以下の要素を有する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のミニマル製造装置。
    (m)前記固定構造16は、前記運搬装置の車輪を位置決めして支持する前輪ストッパ38を備えている。
  6. 以下の要素を有する請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のミニマル製造装置。
    (n)前記固定構造16の前記V溝台66に隣接して、傾斜調整台70が設けられ、前記底板36の前記傾斜調整台70と対向する位置に、傾斜調整ねじ68が設けられている。
    (p)前記傾斜調整ねじ68のいずれかを突出させると、前記位置決め脚42を前記V溝台66から許容量の範囲で浮き上がらせる。
  7. 請求項1に記載のミニマル製造装置を固定するための固定構造16を、要求される生産工程分だけ配列したことを特徴とする生産ライン。
  8. 請求項1に記載のミニマル製造装置を運搬して、固定構造16上に固定し、かつ、請求項1に記載のミニマル製造装置を固定構造16上から取り外して運搬装置により運搬することを特徴とする生産ラインの組み替え方法。
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