JP2014108885A - 物品の集積装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送されてきた物品を、予定数ごとに整列集積された集積物品群となし、かつ該集積物品群間の位置をずらすことができる集積装置を提供すること。
【解決手段】集積装置は、搬送ラインに沿って搬送される物品11の個数を計測する計測手段と、搬送されてきた物品11を受け入れて、物品11の搬送方向Dと交差する方向に延びる集積ガイド45a,bに沿って集積する集積部40Aとを備える。集積部40Aにおける物品11の受け入れ部46に、搬送されてきた物品11の搬送方向Dに臨む板面51を有するストッパー50と、受け入れ部46に受け入れられた物品11を集積ガイド45の延びる方向に向けて押し込むプッシャー60とを設置する。受け入れ部46に予定数の物品11が集積されるたびに、ストッパー50の板面51の位置を、物品11の搬送方向Dに沿って進退させるように構成した。
【選択図】図4

Description

本発明は物品の集積装置に関する。
上流の搬送手段から搬送されてくる物品を所定の設定個数ずつ集積させる物品の集積装置が種々知られている。例えば特許文献1には、上流の第1の搬送手段から搬送されてくる個々の物品を、第2の搬送手段における複数の収容部に個別に収容して順次集積エリアに搬送しながら該物品の所定数を該集積エリアで整列させることが記載されている。同公報に記載の技術は、集積された物品を袋に包装するための包装設備全体が自動化されているライン等に適用する場合には有効である。
ところで、自動化された包装設備を用いて物品を袋に包装することに代えて、物品を袋に包装する際に人手を介して物品を移載する場合もある。この場合、袋に詰める物品の数を作業者が数え、所定の数にまとめた物品を移載することになる。したがってヒューマンエラーに起因する物品の数え間違いが生じないようにすることが肝要である。
特許文献2には、集積された物品中において、所定の数ごとに集積列から1個の物品をはみ出させて、物品の個数を視覚的に判りやすくすることが提案されている。
特開2002−284308号公報 特開昭61−150961号公報
特許文献1に記載の技術は、物品を集積する装置が大掛かりなものとなり、コスト及び設置スペースの観点から導入しにくい場合がある。また、特許文献2に記載の技術では、集積された物品中に、はみ出ている物品が必ず存在することから、集積された物品を袋詰めするときの物品の移載操作を行いづらい。
したがって本発明の課題は、従来技術が有する欠点を解消し得る物品の集積装置を提供することにある。
本発明は、連続的に搬送される物品を複数個集積する物品の集積装置であって、
搬送ラインに沿って一列に搬送される物品の個数を計測する計測手段と、
搬送ラインから搬送されてきた物品を受け入れて、物品の搬送方向と交差する方向に延びる集積ガイドに沿って集積する集積部とを備え、
集積部における物品の受け入れ部に、搬送ラインから搬送されてきた物品の搬送方向に臨む板面を有するストッパーと、受け入れ部に受け入れられた物品を集積ガイドの延びる方向に向けて押し込むプッシャーとを設置し、
受け入れ部に予定数の物品が集積されるたびに、ストッパーの板面の位置を、搬送ラインから搬送されてきた物品の搬送方向に沿って進退させるように構成した、物品の集積装置を提供するものである。
また本発明は、連続的に搬送される物品を複数個集積する物品の集積方法であって、
搬送ラインに沿って一列に物品を搬送しつつ該物品の個数を計測し、
計測後の物品を集積部の受け入れ部に搬送し、
受け入れ部に搬送された物品を集積部内に押し込んで複数個集積する工程を有し、
受け入れ部に設置された、物品の搬送方向に臨む板面を有するストッパーの位置を、受け入れ部に予定数の物品が集積されるたびに、物品の搬送方向に沿って進退させ、予定数ごとに集積された物品群の位置を、該物品群間でずらすようにした物品の集積方法を提供するものである。
本発明によれば、搬送されてきた物品を、予定数ごとに整列集積された集積物品群となし、かつ該集積物品群間の位置を容易にずらすことができる。
図1は、本発明の集積装置の一実施形態を示す概略斜視図である。 図2は、本発明の集積装置における集積部の集積エリアの要部の一状態を示す概略図である。 図3は、本発明の集積装置における集積部の集積エリアの要部の別の状態を示す概略図である。 図4(a)ないし(d)は、図1に示す集積装置における物品の集積動作を順次示す図である。 図5(a)は、図1に示す集積装置に用いられるプッシャーの一例を示す側面図であり、図5(b)は、図5(a)に示すプッシャーにおける押し込み板の動作を順次示す図である。 図6は、プッシャーにおける押し込み板の一例を示す平面図である。 図7は、図1に示す集積装置に用いられるプッシャーの別の例を示す側面図である。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1には、本発明の集積装置10の一実施形態の概略斜視図が示されている。本実施形態の集積装置10は、搬送対象物の物品11として二つ折りした使い捨ておむつを用い、連続的に搬送される該使い捨ておむつを複数個整列集積するために用いられるものである。
集積装置10は、搬送ラインに沿って一列に搬送される物品11の個数を計測する計測手段20と、搬送ラインから搬送されてきた物品11を受け入れて、集積ガイド45に沿って集積する集積部40A(40B)を備えている。集積部40A(40B)には、物品11の受け入れ部46に、搬送ラインから搬送されてきた物品11の搬送方向に臨む板面51を有するストッパー50と、受け入れ部46に受け入れられた物品11を集積ガイド45の延びる方向に向けて押し込むプッシャー60とが設置されている。集積ガイド45は、搬送ラインから搬送されてきた物品11の搬送方向に交差する方向、本実施形態では直交する方向に延びている。集積装置10は、これらの駆動等を制御する制御部(図示なし)を備えている。
集積装置10における物品の搬送には例えば無端ベルト(図示せず)が用いられる。無端ベルトの搬送面は水平方向と一致している。集積対象の物品である使い捨ておむつは扁平な形態をしており、その扁平面を搬送面上に載置して水平面内の所定方向に向けて搬送される。計測手段20は、物品11の通過を識別し、物品11が通過するたびに信号を発生するようになっている。発生した信号は、該信号の数をカウントするカウント部に送られる。このカウント部は、計測手段20と別体になっていてもよく、あるいは計測手段20と一体になっていてもよい。計測手段20としては、例えば光電センサー、レーザーセンサー、ファイバーセンサー及び画像センサー等を用いることができる。カウント部としては、ロジック回路等からなる各種の電子回路を用いることができる。個々の物品11が計測手段20を通過すると、そのたびにカウント部におけるカウンタの値が増加していく。
物品11の搬送方向に関して計測手段20よりも下流の位置には、物品11を複数の搬送ラインに分岐させる振り分け装置30が設けられている。本実施形態で用いられる振り分け装置30では、計測手段20を通過してきた物品11を、第1搬送ライン30A及び第2搬送ライン30Bの2系統の搬送ラインに分岐させている。
振り分け装置30における物品11の振り分け機構としては、例えば物品を振り分けるための振り分けガイドを用いることができる。振り分けガイドは、例えばサーボモータ等を駆動源とし、回転軸を中心に正逆方向に回動して揺動可能に構成することができるが、それに限られない。振り分けガイドが回動して揺動することで、物品11を搬送ライン30A,30Bのいずれか一方に自在に振り分けることができる。振り分け装置30による物品11の振り分けは、計測手段20による物品11のカウント数が所定の数に達したときに振り分け機構を動作させることで行われる。物品11のカウント数が所定の数に達したかどうかの判断は、前述の制御部(図示せず)で行われる。振り分けられた物品11は、それぞれの搬送ライン30A,30Bに設置されている無端ベルト等の搬送手段によって下流へと搬送される。振り分け機構は、ある物品11が通過した後、次の物品11が搬送されてくるまでの間に、振り分け動作を完了させる必要がある。
振り分け装置30は、計測手段20によって計測される物品11の個数が予定数に達するたびに動作する。そして振り分け装置30の動作によって、物品11を別の搬送ラインに振り分け、振り分けられた該搬送ラインに接続されている集積部において物品を集積させるように構成されている。詳細には、振り分けは、予め設定された集積予定数(例えば10個等)の物品11が計測手段20を通過した時点で振り分け信号が発生し、該振り分け信号を振り分け装置30が受信することで行われる。なお、これらの信号の制御は、前述の制御部(図示せず)で行われる。
振り分け装置30によって分岐した各搬送ライン30A,30Bにおいては、分岐前と同様に物品11は一列で搬送される。また、物品11は、その扁平面を無端ベルト(図示せず)の搬送面上に載置して、水平面内の所定方向に向けて搬送される。
第1及び第2搬送ライン30A,30Bはそれらの末端が第1及び第2集積部40A,40Bに接続されている。両集積部40A,40Bは同じ構造のものである。集積部40A,40Bは、複数の物品11の扁平面どうしが対向接触した状態で鉛直方向に沿って上下方向に積み重ねられる集積エリア41を有している。集積エリア41よりも下流の位置には、上下方向に積み重ねられて集積されている物品11の集積方向を水平方向に転換するための方向転換エリア42が位置している。そして方向転換エリア42よりも下流の位置には、複数の物品11の扁平面どうしが対向接触した状態で鉛直方向を向き、かつ該複数の物品11が水平方向に沿って移動する移載エリア43が設けられている。移載エリア43の下流には、複数の物品11を袋詰めするためのパッケージングエリア(図示せず)が設けられている。パッケージングエリアにおいては、予定数の個数分だけ物品11が集積された集積物品群13を取り出し、包装用の袋(図示せず)に袋詰めする。袋詰めは例えば人手で行うことができ、又は機械によって行うこともできる。
パッケージングエリアの上流側に位置する前記移載エリア43は、パッケージングエリアで物品11を袋詰めするためのバッファ領域として作用する。また移載エリア43は、上述した集積エリア41や、後述する受け入れ部46での物品11の移動や物品11の受け入れの調整も司っている。また移載エリア43においては、整列集積された物品11の移動を容易に行うために、搬送用ベルト44が設置されている。搬送用ベルト44は、その搬送面44aを水平面と一致させて設置されている。整列集積された物品11は搬送用ベルト44の搬送面44a上に載置されて、図1中、矢印で示す方向に搬送される。
集積部40A,40Bにおいては、集積エリア41から移載エリア43までにわたって、物品11の集積状態が確実に維持された状態で該物品11が移動できるようにするために、集積ガイド45が設けられている。なお図1においては、集積部40A,40B内における物品11の集積状態を理解しやすくすることを目的として、集積ガイド45の一部が切り欠かれて描かれている。
図2には、集積部40A,40Bの集積エリア41の要部が示されている。集積エリア41は、搬送ライン30A,30Bから搬送されてきた物品11を受け入れる受け入れ部46を、その上端部に有している。受け入れ部46にはストッパー50が設置されている。ストッパー50は、搬送ライン30A,30Bから搬送されてきた物品11の搬送方向(図2中矢印Dで示す方向)に臨む板面51を有する板状体から構成されている。板面51の延びる方向は、集積エリア41における物品11の集積方向、すなわち鉛直方向と同方向となっている。また板面51は、物品11の搬送方向Dと略直交している。ストッパー50における板面51の背面52には、ピストン53を介してシリンダ54が取り付けられている。ピストン53はその先端が背面52に結合している。シリンダ54が動作することでピストン53は、物品11の搬送方向Dに沿って進退可能に移動する。したがってストッパー50もピストン53の動きに連れて、物品11の搬送方向Dに沿って進退可能に移動する。
図2においては、ストッパー50が最も後退した状態が示されている。この状態においては、ストッパー50の板面51と、ストッパー50に隣接する集積ガイド45a、つまり搬送方向Dに沿って見たときの奥側に位置する奥側集積ガイド45aの内面とが略面一の状態になっている。したがって、搬送ライン30A,30Bから搬送されてきた物品11が集積エリア41の受け入れ部46に受け入れられると、該物品11は、その搬送方向Dの前端部11aがストッパー50の板面51に突き当たるまで該受け入れ部46内に進入する。換言すれば、物品11はその前端部11aが、奥側集積ガイド45aの内面に当接する位置まで受け入れ部46内に進入する。
図3には、図2とは反対に、ストッパー50が最も前進した状態が示されている。この状態においては、搬送ライン30A,30Bから搬送されてきた物品11が受け入れ部46に受け入れられて、その前端部11aがストッパー50の板面51に突き当たると、該物品11の後端部11bの位置が、搬送方向Dの手前側に位置する手前側集積ガイド45bの内面の位置と略同位置になる。
以上の説明から明らかなとおり本実施形態においては、ストッパー50の板面51の位置を、搬送ライン30A,30Bから搬送されてきた物品11の搬送方向に沿って進退させている。そして、奥側集積ガイド45aの内面と、手前側集積ガイド45bの内面との間の距離は、搬送方向Dに沿う物品11の長さL1(図4(d)参照)と、ストッパー50の板面51が進退する距離L2(図4(c)参照)との和であるL1+L2よりも大きくなっている。また、ストッパー50の板面51が前進位置にある状態において、該板面51と、手前側集積ガイド45bの内面との間の距離は、搬送方向Dに沿う物品11の長さL1よりも大きくなっている。この長さL1は図4(d)に示すとおり、2つ折りになった物品の搬送状態における長さである。
図2及び図3のいずれの状態においても、搬送ライン30A,30Bから搬送されてきた物品11が受け入れ部46に受け入れられて、その前端部11aがストッパー50の板面51に突き当たった後には、受け入れ部46の上方からプッシャー60が降下してきて、受け入れ部46に受け入れられた物品11を集積ガイド45a,45bの延びる方向、すなわち物品11の搬送方向Dと交差する方向に向けて押し込むようになっている。図2及び図3では、押し込む方向は、物品11の搬送方向と直交する方向、すなわち鉛直下方に押し込んでいる。
プッシャー60は、物品11を押し込むときに該物品11と当接する下面60aを有している。下面60aは平坦面である。本実施形態においては、下面60aは、プッシャー60が物品11を押し込んでいる間、水平面内を維持するようになっているが、該下面60aは必ずしも水平面内を維持していなくてもよい。またプッシャー60は、該プッシャー60が物品11を押し込んでいる間、ストッパー50や集積ガイド45a,45b等と干渉しないような大きさ及び形状を有している。
押し込まれた物品11は、移載エリア43の搬送コンベアを動かすことによって、受け入れ部46から集積ガイド45a,45b内において下方に移動する。それによって、次の物品11が入り込むスペースが受け入れ部46に形成される。
以上の構成を有する集積装置10を用いた物品11の整列集積方法について説明する。なお以下の説明は、本発明の理解の助けとする観点から、集積装置10が定常状態で運転されている状態でのものとする。本方法においては、振り分け装置30による搬送ラインの切り替えによって、第1及び第2搬送ライン30A,30Bのうち、一方の搬送ラインに択一的に物品11が搬送されるようになっている。物品11は、一列に配列した状態で連続搬送される。物品11が計測手段20を通過すると、該計測手段20から生じた信号に基づいて、該計測手段20を通過した該物品11の数が計測される。そして、計測手段20によって計測される物品の個数が予定数に達するたびに振り分け装置30を動作させて、第1搬送ライン30Aと第2搬送ライン30Bとで搬送ラインを切り替える。2つの搬送ライン30A,30Bのうち、物品11が搬送されている方のラインにおいては、該ラインが接続されている集積部において物品11の集積動作が行われる。一方、物品11が搬送されていない方のラインにおいては、該ラインに物品11は搬送されていないものの、搬送ラインが切り替わる前に該ラインに搬送された物品11の集積が、該ラインが接続されている集積部において行われている。
2つの集積部40A,40Bにおいては、物品11が供給されているときの動作は同じなので、ここでは一方の集積部である第1集積部40Aに着目して該集積部40Aの動作を、図4(a)ないし(d)を参照して説明する。図4(a)に示す状態においては、ストッパー50が最も前進している。この状態下に、搬送ラインから搬送されてきた物品11が集積エリア41の受け入れ部46に供給される。受け入れ部46に供給された物品11は、その搬送方向Dの前端部11aがストッパー50の板面51に突き当たるまで該受け入れ部46内に進入する。この状態においては、物品11は、その後端部11bと手前側集積ガイド45bの内面とが略面一になっている。物品11の前端部11aがストッパー50の板面51に突き当たるまで進入したら、図4(b)に示すとおり、プッシャー60が降下してきて、進入した物品11を鉛直下方に向けて押し込む。押し込みの程度は、押し込まれた物品11の上面が、搬送ラインにおける物品11の搬送面と略面一の状態となるか、又は該搬送面よりも物品11の上面の方が下方に位置する状態となるように行われる。上述したとおり、このときに移載エリア43の搬送コンベアを動かすことによって、押し込まれた物品11を受け入れ部46から集積ガイド45a,45b内において下方に移動させる。それによって、次の物品11が入り込むスペースが受け入れ部46に形成される。
物品11の押し込みが完了したら、プッシャー60による押し込みが解除されて、プッシャー60は所定の待避位置に待避する。そして図4(a)に示すとおり、受け入れ部46への物品11の供給が再び行われ、引き続き図4(b)に示す物品11の押し込みが行われる。物品11の供給及び押し込みは連続して行われる。予定数の物品11が集積されるまでは、ストッパー50の位置に変化はない。これによって、予定数の物品11が集積されてなる1つの集積物品群13が得られる。得られた集積物品群13は、該物品群13を構成する個々の物品11の後端部11bが、手前側集積ガイド45bの内面と略面一になっており、受け入れ部46中の手前寄りに位置している。したがって、この状態にある集積物品群13を、手前側物品群13aと呼ぶこととする。
計測手段20に基づく物品11のカウント数が予定数に達すると、振り分け装置30が動作して第1集積部40Aへの物品11の供給が停止され、第2集積部40Bへの物品11の供給が開始される。第2集積部40Bにおいては、先に述べた第1集積部40Aにおける動作と同様の動作が、予め設定しておいた集積予定数の回数分行われる。第2集積部40Bにおける物品11の整列集積動作の間、第1集積部40Aには物品11は供給されていないものの、搬送ラインが切り替わる前に該第1集積部40Aに供給された物品11が、該第1集積部40Aにおいて集積されている。第2集積部40Bにおける集積動作中に、第1集積部40Aにおける集積動作は完了し、引き続き該第1集積部40Aにおいては、新たな集積を行うための準備動作が行われる。
準備動作は、図4(c)に示すとおり、ストッパー50の後退動作を含んでいる。ストッパー50の後退の程度は、先に述べたとおり、ストッパー50の板面51が奥側集積ガイド45aの内面と略面一の状態になる程度とする。前進位置にあったストッパー50を後退位置に移動させることで、新たに供給される物品11の集積によって得られる集積物品群13(この集積物品群13を「奥側物品群13b」と呼ぶ。)の位置を、その前に得られた集積物品群13である手前側物品群13aの位置とずらすことができる。位置ずれの程度は、後退位置と前進位置との間の距離L2に等しい。
ストッパー50の動作を円滑に行う観点から、図4(c)に示すとおり、搬送ラインにおける物品11の水平搬送面Hと、ストッパー50の板面51における下端縁51aとの位置を一致させる構成を採用することが有利である。特にこの構成は、ストッパー50を後退位置から前進位置に移動させるときに有利なものとなる。集積物品群13(奥側物品群13b)が、前進動作しているストッパー50と干渉しなくなるからである。「一致」とは、完全に一致する場合だけでなく、ストッパー50の板面51における下端縁51aが、水平搬送面Hから上方側に、物品11の厚みの半分以下の距離の範囲で位置している場合も包含する。
準備動作においては、ストッパー50の前進動作とともに、鉛直方向に沿って予定数の物品11が集積されてなる手前側物品群13aを鉛直方向下方に向けて移動させて、該手前側物品群13aのうち、最上部に位置する物品11の上面の位置を、プッシャー60の進退動作(本実施形態では昇降動作)の軌道領域よりも低くして、手前側物品群13aの上に空間Sを形成する動作を行う。こうしておくことで、ストッパー50が後退位置にある状態において、物品11が受け入れ部46に供給されてプッシャー60で物品11の押し込みを行うときに、該プッシャー60が手前側物品群13aを構成する物品11に干渉しなくなるので、プッシャー60が該物品11に意図せず当たってしまい、手前側物品群13aの集積状態が崩れてしまうことを効果的に防止することができる。プッシャー60が手前側物品群13aに意図せず当たってしまうことは、後述する図6に示すとおり、該プッシャー60による押し込み動作のなかに、物品11の搬送方向Dに沿った動作が含まれている場合に起こりやすい。手前側物品群13aの上に空間Sを形成するためには、集積部40Aに備えられた搬送用ベルト44(図1参照)を動作させて、集積部40A内に集積されている物品を移載エリア43の方向に向けて移動させればよい。
上述した準備動作が完了し、かつ計測手段20に基づく物品11のカウント数が予定数に達すると、振り分け装置30が再び動作して第2集積部40Bへの物品11の供給が停止され、それに代わって第1集積部40Aへの物品11の供給が開始される。第1集積部40Aへの物品11の供給動作及び供給された物品11の押し込み動作は、先に述べた図4(a)及び(b)に示す動作と同様である。このようにして、図4(d)に示すとおり、新たな集積物品群13が得られる。この間、第2集積部40Bにおいては引き続き集積動作が行われるとともに、集積動作の完了後には準備動作が行われる。準備動作の詳細は、先に述べたとおりである。第1集積部40Aにおいて得られた集積物品群13は、該物品群13を構成する個々の物品11の前端部11aが、奥側集積ガイド45aの内面と略面一になっており、受け入れ部46中の奥側に位置している。つまりこの集積物品群13は、奥側物品群13bである。
このようにして第1集積部40Aにおいては、奥側物品群13bが、手前側物品群13の上に形成される。この場合、奥側物品群13bの集積動作中に、計測手段20に基づく物品11のカウント数が予定数に達し、第1集積部40Aへの物品11の供給が停止され、第2集積部40Bへの物品11の供給が開始される。そして、第2集積部40Bにおいて集積物品群13の形成動作が行われるとともに、第1集積部40Aにおいては引き続き集積動作が行われるとともに、集積動作の完了後には準備動作が行われる。
以上のとおり、本実施形態の集積装置10においては、振り分け装置30によって物品11を2系統の搬送ラインに振り分けて、2つの集積部40A,40Bにおいて集積物品群の形成動作が行われる。この場合、一方の集積部における物品11の集積動作中に、他方の集積部においても物品11の集積動作が行われている場面があるものの、一方の集積部における物品11の集積動作は、他方の集積部における物品11の集積動作に先んじて行われる。更に、1つの集積部に着目した場合、集積物品群13の形成は、手前側物品群13aの形成動作と奥側物品群13bの形成動作とが交互に行われる。このようにして、各集積部40A,40Bにおいて、手前側物品群13a及び奥側物品群13bの形成が交互に行われる。手前側物品群13a及び奥側物品群13bとでは、物品11の搬送方向Dに沿って集積位置がずれている。ずれの程度は、ストッパー50の進退の程度L2(図4(c)参照)で調整することができる。
本実施形態においては、2つの集積部40A,40Bを用いることで、搬送ラインを搬送される物品11の速度に比べて比較的速度の遅い動作であるストッパー50の進退動作に起因する装置全体の処理速度の低下を補うことができるので好ましい。
図5(a)には、本実施形態の集積装置10において用いられるプッシャー60の一例が示されている。同図に示すプッシャー60は、押し込み板61とリンク機構62とを備えている。押し込み板61はその下面61aが平坦面になっており、該下面61aが物品11を押し込むための押し込み面となっている。一方、リンク機構62はクランクを含むものであり、回転板62aの回転によって押し込み板61は図5(b)に示す動作を行う。すなわち、(i)から(ii)への水平方向前進動作、(ii)から(iii)へ向けての鉛直方向下降動作、(iii)から(iv)へ向けての水平方向後退動作、及び(iv)から(i)へ向けての鉛直方向上昇動作である。これらの動作のうち、(ii)から(iii)へ向けての鉛直方向下降動作において物品11の押し込みが行われる。
図5(a)に示すプッシャー60は、その押し込み板61が、各集積部40A,40Bの受け入れ部46に位置するように配置される。この場合、押し込み板61の水平方向動作、すなわち、(i)から(ii)への水平方向前進動作、及び(iii)から(iv)へ向けての水平方向後退動作の方向が、物品11の搬送方向Dと直交するようにプッシャー60を配置することができる。
上述の配置に代えて、押し込み板61の水平方向動作の方向が、物品11の搬送方向Dと平行になるように図5(a)に示すプッシャー60を配置することもできる。この場合には、押し込み板61として、図6に示すような平面視形状を有するものを用い、図5(a)に示すプッシャー60における回転板62aを含むリンク機構62を、ストッパー50の背面52側に配置すればよい。図6に示す押し込み板61は、物品11の搬送方向Dと同方向に延びる一対の縦方向桟部63,63と、各縦方向桟部63,63の端部どうしを結合する第1横方向桟部64とを有している。また押し込み板61は、各縦方向桟部63,63の略中央部付近で各縦方向桟部63,63どうしを結合する第2横方向桟部65も有している。第2横方向桟部65は、物品11の搬送方向Dに対して第1横方向桟部64よりも手前側に位置している。換言すれば、第1横方向桟部64は、物品11の搬送方向Dに対して第2横方向桟部65よりも奥側に位置している。
図6に示す押し込み板61においては、一対の縦方向桟部63,63と、第1横方向桟部64と、第2横方向桟部65とが結合することによって、矩形の開口部66が形成される。この開口部66内にはストッパー50が配置される。開口部66の形状及び大きさは、進退動作を行うストッパー50と干渉しないように設定されている。
図6に示す配置状態でプッシャー60を用いる場合には、先に図4(c)に関して説明した準備動作のうち、集積物品群13を鉛直方向下方に向けて移動させて空間Sを形成することが特に有効である。この理由は次のとおりである。図4(c)に示す手前側物品群13aの上に、奥側物品群13bの物品11を集積していく場合、該物品11をプッシャー60によって押し込み、次いでプッシャー60を待避させる動作を行うときに、すなわち、図5(b)に示す(iii)から(iv)へ向けての水平方向後退動作を行うときに、前記の空間Sが形成されていると、プッシャー60が手前側物品群13aに干渉しづらくなる。その結果、手前側物品群13aが奥側集積ガイド45a(図4(c)参照)側に傾斜しづらくなり、手前側物品群13aの集積状態が維持されやすくなる。
更に、図6に示す配置状態でプッシャー60を用いる場合には、ストッパー50の板面51の進退位置に応じ、該プッシャー60による物品11の押し込みのタイミングを変更できるような構成を採用することが好ましい。この理由は次のとおりである。手前側物品群13aを集積していく場合と、奥側物品群13bを集積していく場合とでは、受け入れ部46における物品11の位置が異なっている。このことに起因して、物品11が受け入れ部46に供給されてその前端部11aがストッパー50の板面51に突き当たるまでの時間が、手前側物品群13aを集積していく場合と、奥側物品群13bを集積していく場合とで異なる。したがって、プッシャー60による製品11の押し込みを一定間隔で行うと、製品11がストッパー50の板面51に突き当たる前に、プッシャー60が意図せず製品11を押し込んでしまう不都合が生じる場合がある。そこでストッパー50の板面51の進退位置に応じ、該プッシャー60による物品11の押し込みのタイミングを変更することで、このような不都合を回避することができる。押し込みのタイミングを変更するためには、例えば図5(a)に示す構造のプッシャー60において、リンク機構62に備えられているクランクの回転板62aの駆動源にサーボモーターを用い、ストッパー50の板面51の進退位置に応じて該サーボモーターの位相を変化させればよい。
図7にはプッシャー60の別の形態が示されている。同図に示すプッシャー60は、昇降動作のみを行うものである。詳細には、プッシャー60は、下面61aが受け入れ部46に臨む押し込み板61と、該押し込み板61の上面61bに接続された昇降手段67とを備えている。昇降手段67は、ピストン67aとシリンダ67bとを備えている。押し込み板61の下面61aは水平面内に位置している。ピストン67aはその先端が押し込み板61の上面61bに結合している。そしてシリンダ67bが動作することでピストン67aは鉛直方向に沿って昇降動作を行い、それに連れて押し込み板61も鉛直方向に沿って昇降動作を行う。昇降動作中、水平面内での押し込み板61の位置に変化はない。なお、本実施形態のプッシャー60を用いる場合にも、ストッパー50の板面51の進退位置に応じ、プッシャー60による物品の押し込みのタイミングを変更することが好ましい。
以上の説明は、先に述べたとおり、集積装置10が定常状態で運転されている状態でのものであったところ、集積装置10の運転開始時には、該集積装置10の集積エリア41から方向転換エリア42までの位置に、集積ガイド45の面に対する角度が直角をなすように複数の仕切り板を着脱可能に予め配置しておき、この状態下に物品11の集積を開始する。最も上流側にある仕切り板の位置から受け入れ部46までの間が物品11で満たされたら、該仕切り板を取り外す。仕切り板を取り外すことで、物品11は、該仕切り板よりも直ぐ下流に位置する2番目の仕切り板の位置まで移動する。そしてこの状態下に引き続き物品11の集積を行う。2番目の仕切り板の位置から受け入れ部46までの間が物品11で満たされたら、2番目の仕切り板を取り外す。この操作を繰り返して、物品11の集積状態を徐々に定常状態に近づける。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されない。例えば前記実施形態においては、集積される対象の物品として吸収性物品の一つである使い捨ておむつを例に挙げたが、これ以外の吸収性物品、例えば生理用ナプキン、失禁パッド、パンティライナー等を集積対象としてもよい。更に、吸収性物品以外の物品、例えば箱や本などを集積対象としてもよい。
また前記実施形態においては、振り分け装置30によって物品11の搬送ラインを複数に分岐したが、物品11の搬送速度が低速である場合には搬送ラインを分岐することなく、1つの搬送ラインのみを用いてもよい。また、搬送ラインの分岐数は前記実施形態で説明した2つであることを要せず、3つ以上に分岐した搬送ラインを採用してもよい。
上述した実施形態に関し、本発明は更に以下の集積装置及び集積方法を開示する。
<1>
連続的に搬送される物品を複数個集積する物品の集積装置であって、
搬送ラインに沿って一列に搬送される物品の個数を計測する計測手段と、
搬送ラインから搬送されてきた物品を受け入れて、物品の搬送方向と交差する方向に延びる集積ガイドに沿って集積する集積部とを備え、
集積部における物品の受け入れ部に、搬送ラインから搬送されてきた物品の搬送方向に臨む板面を有するストッパーと、受け入れ部に受け入れられた物品を集積ガイドの延びる方向に向けて押し込むプッシャーとを設置し、
受け入れ部に予定数の物品が集積されるたびに、ストッパーの板面の位置を、搬送ラインから搬送されてきた物品の搬送方向に沿って進退させるように構成した、物品の集積装置。
<2>
搬送ラインにおける物品の水平搬送面と、ストッパーの板面における下端縁との位置を一致させた前記<1>に記載の集積装置。
<3>
ストッパーの板面の進退位置に応じ、プッシャーによる物品の押し込みのタイミングを変更できるように構成されている前記<1>又は<2>に記載の集積装置。
<4>
計測手段よりも下流の位置に、物品を複数の搬送ラインに分岐させる振り分け装置を設け、分岐された各搬送ラインにそれぞれ接続する集積部を設け、計測手段によって計測される物品の個数が予定数に達するたびに振り分け装置を動作させて、物品を別の搬送ラインに振り分け、振り分けられた該搬送ラインに接続されている集積部において物品を集積させるように構成されている、前記<1>ないし<3>のいずれか1に記載の集積装置。
<5>
物品の供給が行われている集積部とは別の集積部において、鉛直方向に沿って集積されている物品のうち、最上部に位置する物品の上面の位置を、プッシャーの進退動作の軌道領域よりも低くする動作を行うように各集積部が構成されている前記<4>に記載の集積装置。
<6>
搬送ラインを振り分け装置によって分岐し、分岐された各搬送ラインにおいて物品を一列で搬送する前記<1>ないし<5>のいずれか1に記載の集積装置。
<7>
物品の搬送に無端ベルトを用い、該無端ベルトの搬送面を水平方向と一致させる前記<1>ないし<6>のいずれか1に記載の集積装置。
<8>
集積対象の物品は扁平な形態をしており、その扁平面を搬送面上に載置して水平面内の所定方向に向けて搬送する前記<7>に記載の集積装置。
<9>
集積対象の物品は扁平な形態をしており、
集積部は、複数の物品の扁平面どうしが対向接触した状態で鉛直方向に沿って上下方向に積み重ねられる集積エリアを有している前記<1>ないし<8>のいずれか1に記載の集積装置。
<10>
集積部には、集積エリアよりも下流の位置に、上下方向に積み重ねられて集積されている物品の集積方向を水平方向に転換するための方向転換エリアが位置している前記<9>に記載の集積装置。
<11>
集積部には、方向転換エリアよりも下流の位置に、複数の物品の扁平面どうしが対向接触した状態で鉛直方向を向き、かつ該複数の物品が水平方向に沿って移動する移載エリアが設けられており、移載エリアに搬送用ベルトが設置されている前記<10>に記載の集積装置。
<12>
集積部の集積エリアから移載エリアまでにわたって集積ガイドが設けられている前記<11>に記載の集積装置。
<13>
受け入れ部に、物品の搬送方向に沿って見たときの奥側に位置する奥側集積ガイドと、搬送方向の手前側に位置する手前側集積ガイドとが設けられており、
奥側集積ガイドの内面と手前側集積ガイドの内面との間の距離が、搬送方向に沿う物品の長さと、ストッパーの板面が進退する距離との和よりも大きくなっている前記<1>ないし<12>のいずれか1に記載の集積装置。
<14>
受け入れ部に、物品の搬送方向に沿って見たときの奥側に位置する奥側集積ガイドと、搬送方向の手前側に位置する手前側集積ガイドとが設けられており、
ストッパーの板面が前進位置にある状態において、該板面と、手前側集積ガイドの内面との間の距離が、搬送方向に沿う物品の長さよりも大きくなっている前記<1>ないし<13>のいずれか1に記載の集積装置。
<15>
集積部の受け入れ部における物品の集積方向が、物品の搬送方向Dと直交している前記<1>ないし<14>のいずれか1に記載の集積装置。
<16>
プッシャーが、押し込み板とリンク機構とを備え、リンク機構に備えられているクランクの回転板の駆動源にサーボモーターを用い、ストッパーの板面の進退位置に応じて該サーボモーターの位相を変化させる前記<1>ないし<15>のいずれか1に記載の集積装置
<17>
前記<1>ないし<16>のいずれか1に記載の集積装置を用いて、連続的に搬送される物品を複数個集積する物品の集積方法。
<18>
連続的に搬送される物品を複数個集積する物品の集積方法であって、
搬送ラインに沿って一列に物品を搬送しつつ該物品の個数を計測し、
計測後の物品を集積部の受け入れ部に搬送し、
受け入れ部に搬送された物品を集積部内に押し込んで複数個集積する工程を有し、
受け入れ部に設置された、物品の搬送方向に臨む板面を有するストッパーの位置を、受け入れ部に予定数の物品が集積されるたびに、物品の搬送方向に沿って進退させ、予定数ごとに集積された物品群の位置を、該物品群間でずらすようにした物品の集積方法。
<19>
ストッパーの前進動作とともに、鉛直方向に沿って予定数の物品が集積されてなる物品群を鉛直方向下方に向けて移動させて、該物品群のうち、最上部に位置する物品の上面の位置を、プッシャーの進退動作の軌道領域よりも低くして、該物品群の上に空間を形成する動作を行う前記<18>に記載の物品の集積方法。
<20>
集積される前記物品は、使い捨ておむつ、生理用ナプキン、失禁パッド又はパンティライナー等の吸収性物品である前記<18>又は<19>に記載の物品の集積方法。
10 集積装置
11 物品
11a 物品の前端部
11b 物品の前端部
12 振り分け装置
13 集積物品群
13a 手前側物品群
13b 奥側物品群
20 計測手段
30 振り分け装置
30A 第1搬送ライン
30B 第2搬送ライン
40A 第1集積部
40B 第2集積部
41 集積エリア
45 集積ガイド
45a 奥側集積ガイド
45b 手前側集積ガイド
46 受け入れ部
50 ストッパー
51 板面
60 プッシャー
61 押し込み板

Claims (6)

  1. 連続的に搬送される物品を複数個集積する物品の集積装置であって、
    搬送ラインに沿って一列に搬送される物品の個数を計測する計測手段と、
    搬送ラインから搬送されてきた物品を受け入れて、物品の搬送方向と交差する方向に延びる集積ガイドに沿って集積する集積部とを備え、
    集積部における物品の受け入れ部に、搬送ラインから搬送されてきた物品の搬送方向に臨む板面を有するストッパーと、受け入れ部に受け入れられた物品を集積ガイドの延びる方向に向けて押し込むプッシャーとを設置し、
    受け入れ部に予定数の物品が集積されるたびに、ストッパーの板面の位置を、搬送ラインから搬送されてきた物品の搬送方向に沿って進退させるように構成した、物品の集積装置。
  2. 搬送ラインにおける物品の水平搬送面と、ストッパーの板面における下端縁との位置を一致させた請求項1に記載の集積装置。
  3. ストッパーの板面の進退位置に応じ、プッシャーによる物品の押し込みのタイミングを変更できるように構成されている請求項1又は2に記載の集積装置。
  4. 計測手段よりも下流の位置に、物品を複数の搬送ラインに分岐させる振り分け装置を設け、
    分岐された各搬送ラインにそれぞれ接続する集積部を設け、
    計測手段によって計測される物品の個数が予定数に達するたびに振り分け装置を動作させて、物品を別の搬送ラインに振り分け、振り分けられた該搬送ラインに接続されている集積部において物品を集積させるように構成されている、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の集積装置。
  5. 物品の供給が行われている集積部とは別の集積部において、鉛直方向に沿って集積されている物品のうち、最上部に位置する物品の上面の位置を、プッシャーの進退動作の軌道領域よりも低くする動作を行うように各集積部が構成されている請求項4に記載の集積装置。
  6. 連続的に搬送される物品を複数個集積する物品の集積方法であって、
    搬送ラインに沿って一列に物品を搬送しつつ該物品の個数を計測し、
    計測後の物品を集積部の受け入れ部に搬送し、
    受け入れ部に搬送された物品を集積部内に押し込んで複数個集積する工程を有し、
    受け入れ部に設置された、物品の搬送方向に臨む板面を有するストッパーの位置を、受け入れ部に予定数の物品が集積されるたびに、物品の搬送方向に沿って進退させ、予定数ごとに集積された物品群の位置を、該物品群間でずらすようにした物品の集積方法。
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