JP2014108879A - エレベータ制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のエレベータ制御システムでは、利用者全員に認証を促すものとはなっていないため、カードリーダ認証の有無による不審者かどうかの区別がつかず、不審者を乗せたままのかごの出発を阻止することができなかった。
【解決手段】この発明のエレベータ制御システムは、エレベータ利用者の情報送信手段から識別情報を読み取る第一の読取手段と、識別情報によりかごに乗車した夫々の利用者の認証を行う認証手段と、認証結果に基づいて前記識別情報対応する行先階情報を行先階として登録する行先階登録手段と、識別情報を読み取る第二の読取手段と、かご内に乗車した何れかの利用者による第二の読取手段からの識別情報を認証し、第一の読取手段による認証時と同じ識別情報であることを再認証として検出する再認証検出手段と、再認証を検出した場合に戸閉を開始する戸開閉制御手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、不審者を乗せたままのかごの出発を阻止するエレベータ制御システムに関するものである。
従来のエレベータの制御システムでは、カードによる個人認証を行うことにより行先階を登録し、かご内に不審者が乗り込んだ場合において、利用者がカード照合を中止することにより不審者によるかごの出発を防ぐものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。また、かご内に同乗者がいる場合に、登録されたかごの行先を表示しないことにより、悪意をもつ他の利用者の相乗りを防ぐものが開示されている(例えば、特許文献2)。
特許第4312516号公報(段落0014、図3) 特許第4949720号公報(段落0023、段落0032)
従来のエレベータ制御システムでは、例えば、特許文献1の制御システムでは、特定個人を認識した場合に、その特定個人を認識し続けた場合のみ戸閉を行っている。しかし、利用者全員に認証を促すものとはなっていないため、かご内行先表示盤に行先階が表示されていると、同じ階に行く人はわざわざ行先階登録を行わない。そのため、カードリーダ認証の有無による不審者かどうかの区別がつかず、不審者を乗せたままのかごの出発を阻止することができなかった。また、特許文献2の制御システムでは、かご内に同乗者がいる場合に、登録されたかごの行先を表示していない。しかし、利用者全員に認証を促すものとはなっていないため、かご内行先表示盤に行先階が表示されていると、同じ階に行く人はわざわざ行先階登録を行わない。そのため、カードリーダ認証の有無による不審者かどうかの区別がつかず、不審者を乗せたままのかごの出発を阻止することができなかった。
この発明のエレベータシステムはかかる問題点を解決するためのもので、エレベータの利用者が所持し、該利用者の識別情報を少なくとも記憶する情報送信手段と、前記識別情報を読み取る第一の読取手段と、前記第一の読取手段からの前記識別情報と予め記憶された識別情報と照合することにより、前記エレベータのかごに乗車した夫々の利用者の認証を行う認証手段と、前記認証手段による認証結果に基づいて、前記識別情報に関連付けて予め記憶された行先階情報を行先階として登録する行先階登録手段と、前記識別情報を読み取る第二の読取手段と、前記かごに乗車した何れかの利用者による前記第二の読取手段からの前記識別情報を認証し、前記第一の読取手段による認証時と同じ識別情報であることを再認証として検出する再認証検出手段と、前記再認証を検出した場合に、戸閉を開始する戸開閉制御手段と、前記戸閉の完了後に、前記登録された行先階までかごを運転させるかご駆動制御手段とを備えたことを特徴とする。
この発明は、上記のように構成しているため、認証済みの何れかの利用者が、認証を行っていない乗客(不審者)がいないことを確認してから、再認証を行うことによりかごの戸閉を開始させることができ、不審者を乗せたままのかごの出発を阻止することができる。
この発明の実施の形態1及び実施の形態3のエレベータ制御システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態1及び実施の形態2の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2のエレベータ制御システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態3の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4のエレベータ制御システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態4の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態5のエレベータ制御システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態5の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態6のエレベータ制御システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態6の動作を示すフローチャートである。
実施の形態1
以下、この発明の実施形態を図1、図2を用いて説明する。
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ制御システムの構成図である。図1において、情報送信手段1はエレベータ利用者が所持するものであり、例えば、接触型ICカード、非接触型ICカードやそれらの機能を備える携帯端末である。乗場2は、利用者がエレベータに乗車する乗場であり、エレベータホールと呼ばれることもある。かご3は、利用者が乗車するエレベータかごである。制御装置4は、利用者の所持する情報送信手段1からかご2を介して送信させる利用者識別(ID:Identification)情報に基づいて、かご2の制御を行うものである。
乗場2は、情報送信手段1から利用者の識別情報を読み取るカードリーダ等の第一の読取手段21を備えている。
かご3は、情報送信手段1から利用者の識別情報を読み取るカードリーダ等の第二の読取手段31、制御装置4から受信した認証結果に基づいて認証結果を報知するかご内報知手段32、制御装置4から受信した再認証検出結果に基づいて戸閉を開始する戸開閉制御手段33、戸閉完了後にかごを行先階へ駆動するかご駆動制御手段34を備えている。
制御装置4は、第一の読取手段21から受信した利用者の識別情報と予め記憶された利用者の識別情報とを照合することにより認証を行う認証手段41、利用者の識別情報と行先階情報を予め記憶する記憶手段42、一度認証された識別情報と同じ識別情報での照合により、再度認証されたかどうかを検出する再認証検出手段43、認証結果に基づいて行先階登録を行う行先階登録手段44を備えている。
次に、動作について説明する。図2は、本実施の形態におけるエレベータシステムのフローチャートである。
図2において、S1では、第一の読取手段21が情報送信手段1から利用者識別情報の読み取りを行う。利用者識別情報読取後はS2に移行する。
S2では、認証手段41において、第一の読取手段21から受信した識別情報と記憶手段42に予め記憶された識別情報との照合を実施する。ここで、記憶手段42には、例えばマンションの居住者がビルのテナント等の利用者分の識別情報と行先階のセットが事前登録されているものとする。そのため、ここでいう照合とは、予め記憶された識別情報リストの中に、第一の読取手段21から受信した識別情報が存在するかを検索することとなる。識別情報照合後はS3に移行する。
S3では、S2における検索の結果に基づいて認証成否を判定する。すなわち、第一の読取手段21から受信した識別情報が予め記憶された識別情報リストの中に存在した場合は認証された(認証成功)と判定し、第一の読取手段21から受信した識別情報が予め記憶された識別情報リストの中に存在しなかった場合は認証されない(認証失敗)と判定する。なお、認証失敗については、識別情報にパリティビットが付加されている場合には、そのパリティビットによる判定で代用しても良いし、S/N(信号対雑音比;Signal to Noise Ratio)を求めて所定値以下の場合で代用してもよい。認証された場合はS4に移行し、認証されなかった場合はS14に移行する。
S4では、認証結果として認証されたことをかご内報知手段32を用いてかご内に報知する。ここで、認証結果の報知は例えば、音声により「認証されました」と報知する。これにより、かご内に後から乗車する利用者に行先階を知らせずに、利用者の登録が正しく行われてことを知らせることができる。なお、認証結果の報知は、別途設けられた液晶表示装置に、「認証されました」と表示を行うようにしても良い。認証結果として認証されたことを通知後はS5に移行する。
S5では、認証手段41が記憶手段42に登録された利用者識別情報に登録された行先階情報に基づいて、行先階登録手段44による行先階登録を行う。ここで、前述のように、記憶手段32には、例えばマンションの居住者がビルのテナント等の利用者分の識別情報と行先階のセットが事前登録されているため、認証手段41では、認証された利用者識別情報に基づいて、その識別情報に関連付けられた行先階情報を行先階登録手段44に伝送する。こうすることにより、行先階登録手段44にて、行先階登録が行われる。なお、ここでは行先表示手段(図示せず)があったとしても行先表示は行わず、また、かご内報知手段32等による行先階の報知も行わない。行先階を登録するとS6に移行する。
S6では、行先階が登録されてから、所定時間経過したかを判定し、所定時間経過した場合S7に移行し、所定時間経過していない場合はS6に戻る。ここで、所定時間はS7の再認証を促すまでの待ち時間であり、かごが到着し、戸が全開してから乗客がかご3への乗車が完了するまでの時間をその待ち時間とする。この待ち時間以内に再認証を行ってもかまわないため、ここでは例えば20秒とするがこれに限る必要はない。
S7では、再認証のかご内報知手段32による報知を行う。ここで、かご内報知手段32による報知は、例えば「再認証をお願いします」という音声により行う。また、音声に限らず、別途設けられた表示装置に「再認証をお願いします」と表示しても良い。再認証の報知を行うとS8に移行する。
S8では、第二の読取手段31から受信した識別情報とS2で認証された(認証成功した)識別情報との照合を実施する。これを再照合と呼ぶ。
例えば、S2と同様に、認証手段41において、第二の読取手段31から受信した識別情報と記憶手段42に予め記憶された識別情報との照合を実施し、更に、再認証検出手段43において、S2で既に認証された識別情報であることより再照合を行う。若しくは、S2とは異なり、認証手段41では何も行わず、再認証検出手段43において、第二の読取手段31から受信した識別情報と、S2で既に認証された識別情報とを直接照合して、再照合を行ってもよい。識別情報再照合を行うとS9に移行する。
S9では、再認証検出手段43において、第二の読取手段31から受信した識別情報がS2で認証された識別情報であった場合には再認証された(再認証成功)と判定し、S10に移行し、一方、第二の読取手段31から受信した識別情報がS2で認証された識別情報ではなかった場合に再認証されなかった(再認証失敗)と判定し、S14に移行する。
S10では、認証結果として認証されたことをかご内報知手段32を用いてかご内に報知する。ここで、認証結果の報知は例えば、音声により「認証されました」と報知する。これにより、かご内に後から乗車する利用者に行先階を知らせずに、利用者の登録が正しく行われてことを知らせることができる。なお、認証結果の報知は、別途設けられた液晶表示装置に、「認証されました」と表示を行うようにしても良い。認証結果として認証されたことを通知後はS11に移行する。
S11では、戸開閉制御手段33において戸閉を開始する。戸閉を開始するとS12に移行する。
S12では、戸開閉制御手段33において戸閉を完了すると、S13に移行する。
S13では、かご駆動制御手段34により、行先階登録手段44において登録された行先階に向けてかごの駆動を開始して、処理を終了する。
S14では、認証結果として認証されなかったことをかご内報知手段32を用いてかご内に報知する。ここで、認証結果の報知は例えば、音声により「認証されませんでした」と報知する。なお、認証結果の報知は、別途設けられた液晶表示装置に、「認証されませんでした」と表示を行うようにしても良い。認証結果として認証されなかったことを通知して処理を終了する。
本実施の形態におけるエレベータシステムでは、以上のように構成されているので、認証済みの何れかの利用者が、認証を行っていない乗客(不審者)がいないことを確認してから、再認証を行うことによりかごの戸閉を開始させることができ、不審者を乗せたままのかごの出発を阻止することができる。
利用者は、第一の読取手段21を使用することによる認証を行っていない利用者がいるときは、第二の読取手段31を使用することによる再認証を実施しないことにより、不審者を乗せたままの出発を阻止することができ、これにより、不審者を乗せたままのかごの出発を阻止することができる。
ここで、かごに乗り込んだにもかかわらず、第一の読取手段21を使用することによる認証を行っていない利用者がいる場合は、何れの利用者も第二の読取手段31を使用することによる再認証を行わないことを選択することができる。但し、認証を行っていない利用者であっても、家族である場合や、面識がある場合は、再認証を行うことを選択することもでき、このように構成しても本実施の形態と同様の効果を奏する。
なお、戸閉中に利用者により反転戸開した場合には、再認証からやり直すようにしてもよく、このように構成しても本実施の形態と同様の効果を奏する。
また、本実施の形態において、一般に用いられる戸閉ボタンは、再認証されていなければ機能しないことが好ましい。それにより認証していない人が戸閉ボタンを押し、かごを出発させてしまうことを阻止することができる。また、戸閉ボタンを機能させないようにしても良いし、戸閉ボタンをなくしても構わない。このように構成しても本実施の形態と同様の効果を奏する。
また、認証時に音声で報知する代わりに、読取装置自体に表示手段を設け、例えばLED(Light Emitting Diode)の緑点灯で認証されたことを、赤点灯で認証されなかったことを表示するようにしても構わない。このように構成しても本実施の形態と同様の効果を奏する。
また、第一の読取手段21は、RFID(Radio Frequency Identification)を用いてもよい。このように構成しても本実施の形態と同様の効果を奏する。
実施の形態2
実施の形態1では、第一の読取手段21と第二の読取手段31を別々に設ける構成としていたが、これらを共有化することもできる。本実施の形態では、このような構成を用いた実施の形態を説明する。
以下、この発明の実施形態を図3、図2を用いて説明する。なお、実施の形態1と同じ部分は適宜説明を省略する。
図3は、この発明の実施の形態1におけるエレベータ制御システムの構成図である。図3において、図1と異なる点は、第一の読取手段21が乗場2ではなく、かご3に設置されており、第二の読取手段32が第一の読取手段21と共有化されている点である。これ以外の構成及び動作は実施の形態1と同様である。
本実施の形態におけるエレベータシステムでは、以上のように構成されているので、実施の形態1と同様に、認証済みの何れかの利用者が、認証を行っていない乗客(不審者)がいないことを確認してから、再認証を行うことによりかごの戸閉を開始させることができ、不審者を乗せたままのかごの出発を阻止することができる。
本実施の形態では、実施の形態1と異なり、乗客が一人しかいない場合、第一の読取手段21による認証を続けて2回行うことにより、再認証を行うことができる。
そのため、実施の形態1の効果に加えて、かご出発までの時間を短縮することができ、エレベータの運行効率を向上することができる。
実施の形態3
実施の形態1,2では、かご内報知手段32による報知について特に限定していなかったが、行き先階を報知せずに再認証を促す報知を行うこともできる。本実施の形態では、このような構成を用いた実施の形態を説明する。
以下、この発明の実施形態を図1、図4を用いて説明する。なお、実施の形態1と同じ部分は適宜説明を省略する。
図1は、この発明の実施の形態1におけるエレベータ制御システムの構成図である。これは実施の形態1と同じなので説明を省略する。
図4は、本実施の形態におけるエレベータシステムのフローチャートである。図2とは、処理ステップS7の代わりにS7aを用いている点が異なる。
S7aでは、行き先階を報知せずに再認証のかご内報知手段32による報知を行う。ここでは実施の形態1のS7と同様に、かご内報知手段32による報知は、例えば「再認証をお願いします」という音声により行う。このとき、行先階表示手段(図示せず)には、行き先階を表示しない。
本実施の形態におけるエレベータシステムでは、以上のように構成されているので、実施の形態1と同様に、認証済みの何れかの利用者が、認証を行っていない乗客(不審者)がいないことを確認してから、再認証を行うことによりかごの戸閉を開始させることができ、不審者を乗せたままのかごの出発を阻止することができる。
実施の形態4
実施の形態1から3では、行先階表示手段について特に限定していなかったが、所定時間だけ認証されたことを表示することにより認証されたことを報知することもできる。本実施の形態では、このような構成を用いた実施の形態を説明する。
以下、この発明の実施形態を図5、図6を用いて説明する。なお、実施の形態1と同じ部分は適宜説明を省略する。
図5は、本実施の形態におけるエレベータ制御装置の構成図であり、図1に対して、行先階表示手段35を更に備えている。
行先階表示手段35は、かご内に設置されており、一般のエレベータでは、行先登録時に行先階が点灯し、その点灯状態が、登録された時点から、行先階に到着するまで継続する。
次に、動作について説明する。図6は、本実施の形態におけるエレベータ制御装置のフローチャートであり、図2、処理ステップS7の代わりにS7aを用いている点が異なる。
S7bでは、行先階を1秒表示する。この1秒とは、エレベータの利用者が確認するに十分かつ後続の乗客には確認するのに不十分な時間の長さを想定している。
本実施の形態におけるエレベータシステムでは、以上のように構成されているので、認証済みの何れかの利用者が、認証を行っていない乗客(不審者)がいないことを確認してから、再認証を行うことによりかごの戸閉を開始させることができ、不審者を乗せたままのかごの出発を阻止することができる。
実施の形態5
実施の形態1から4では、特に限定していなかったが、認証された数が乗車人数未満の場合には、再認証を検出しないようにすることもできる。本実施の形態では、このような構成を用いた実施の形態を説明する。
以下、この発明の実施形態を図7、図8を用いて説明する。なお、実施の形態3と同じ部分は適宜説明を省略する。
図7は、本実施の形態におけるエレベータ制御装置の構成図であり、図4に対して、乗車人数検出手段36を更に備えている。
乗車人数検出手段は、乗場或いはかご内の撮像装置や、戸に設けられた光電センサー等、かご内の乗車人数をカウントするものであれば、何でも構わない。
次に、動作について説明する。図8は、本実施の形態におけるエレベータ制御装置のフローチャートであり、図4の処理ステップS1の前にS15が、S10の前にS16がそれぞれ追加されている点が異なる。
S15では、乗車人数検出手段36を用いて乗車人数をカウントする。
S16では、乗車人数検出手段36を用いてカウントした乗車人数と、認証手段41において認証した識別情報の数とを比較する。認証した識別情報の数がカウントした乗車人数以上の場合には、S10以下、実施の形態3と同様の処理を行う。一方、認証した識別情報の数がカウントした乗車人数未満の場合には、再認証の検出を不可とし、S14以下、実施の形態3と同様の処理を行う。
本実施の形態におけるエレベータシステムでは、以上のように構成されているので、認証済みの何れかの利用者が、認証を行っていない乗客(不審者)がいないことを確認してから、再認証を行うことによりかごの戸閉を開始させることができ、不審者を乗せたままのかごの出発を阻止することができる。
更に、認証した識別情報の数がカウントした乗車人数未満の場合には、再認証を不可としたので、かご内に乗車した人の中に、認証を行っていない人がいることを検出した場合には、不審者を乗せたままのかごの出発を阻止することができる。
実施の形態6
実施の形態1から5では、特に限定していなかったが、認証された数を表示装置に表示するようにすることもできる。本実施の形態では、このような構成を用いた実施の形態を説明する。
以下、この発明の実施形態を図9、図10を用いて説明する。なお、実施の形態3と同じ部分は適宜説明を省略する。
図9は、本実施の形態におけるエレベータ制御装置の構成図であり、図4に対して、認証済み人数表示手段37を更に備えている。
認証済み人数表示手段37は、認証済み人数を表示できるものであれば何でもよく、液晶ディスプレーがある場合にはそれに重畳して表示してもよいし、別途専用の表示装置を設けてもよい。
次に、動作について説明する。図10は、本実施の形態におけるエレベータ制御装置のフローチャートであり、図5の処理ステップS3の後にS17が追加されている点が異なる。
S17では、S3で認証された場合に、認証済み人数表示手段37に現在の認証数に1を加えて表示する。S14以下、実施の形態3と同様の処理を行う。
本実施の形態におけるエレベータシステムでは、以上のように構成されているので、認証済みの何れかの利用者が、認証を行っていない乗客(不審者)がいないことを確認してから、再認証を行うことによりかごの戸閉を開始させることができ、不審者を乗せたままのかごの出発を阻止することができる。
更に、認証済み人数表示手段37に現在の認証数を表示するようにしたので、認証済み人数とかご内の人数とを比較して、再認証を行うことができ、不審者を乗せたままのかごの出発を阻止することができる。
なお、本発明は構成、動作は上記に限定されるものではなく、構成や動作の削除、追加及び置き換えが考えられるが、それらについても本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明は、不審者を乗せたままのかごの出発を阻止するエレベータの制御装置に利用できる。
1 情報送信手段
2 乗場
21 第一の読取手段
3 かご
31 第二の読取手段
32 かご内報知手段
33 戸開閉制御手段
34 かご駆動制御手段
35 行先階表示手段
36 乗車人数検出手段
37 認証済み人数表示手段
4 制御手段
41 認証手段
42 記憶手段
43 再認証検出手段
44 行先階登録手段

Claims (7)

  1. エレベータの利用者が所持し、該利用者の識別情報を少なくとも記憶する情報送信手段と、
    前記識別情報を読み取る第一の読取手段と、
    前記第一の読取手段からの前記識別情報と予め記憶された識別情報と照合することにより、前記エレベータのかごに乗車した夫々の利用者の認証を行う認証手段と、
    前記認証手段による認証結果に基づいて、前記識別情報に関連付けて予め記憶された行先階情報を行先階として登録する行先階登録手段と、
    前記識別情報を読み取る第二の読取手段と、
    前記かごに乗車した何れかの利用者による前記第二の読取手段からの前記識別情報を認証し、前記第一の読取手段による認証時と同じ識別情報であることを再認証として検出する再認証検出手段と、
    前記再認証を検出した場合に、戸閉を開始する戸開閉制御手段と、
    前記戸閉の完了後に、前記登録された行先階までかごを運転させるかご駆動制御手段とを備えたことを特徴とするエレベータ制御システム。
  2. 前記第二の読取手段は、前記第一の読取手段と共有化したことを特徴とする請求項1記載のエレベータ制御システム。
  3. 前記エレベータ制御システムは、更に、前記認証結果を、前記行先階を報知せずかつかご内に報知するかご内報知手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項2に記載のエレベータ制御システム。
  4. 前記エレベータ制御システムは、更に、前記認証結果を、前記行先階を所定時間だけ表示することにより示す行先階表示手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項2に記載のエレベータ制御システム。
  5. 前記所定時間は、1秒であることを特徴とする請求項4に記載のエレベータ制御システム。
  6. 前記エレベータシステムは、更に乗車人数カウント手段を更に備え、
    前記再認証検出手段は、前記認証済みの識別情報の数が前記カウントした乗車人数未満の場合には検出しないことを特徴とする請求項1乃至請求項5に記載のエレベータシステム。
  7. 前記エレベータシステムは、更に、前記認証済み識別情報の数を表示する認証済み人数表示手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項6に記載のエレベータシステム。
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CN107021394A (zh) * 2017-04-27 2017-08-08 中国电子科技集团公司第五十四研究所 一种电梯专享控制方法及系统

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