JP2014108780A - 自動膨張タイヤ装置 - Google Patents

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デーレンベルグ エドウィン
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Abstract

【課題】タイヤを自動膨張させる自動膨張機能をタイヤ内に組み込む。
【解決手段】装置10は、タイヤキャビティ30と、第1および第2のサイドウォール14と、を有するタイヤ12と、タイヤキャビティ30内でタイヤ12に取り付けられ、タイヤキャビティ30に空気を送る圧縮アクチュエータ手段19と、を含む。圧縮アクチュエータ手段19は、変形可能な弾性材料から形成されある量の非圧縮性媒体48を含む中空の収容体44を含む。中空の収容体44は、タイヤ12が回転する間、タイヤ12の変形および回復に応答して変形状態と非変形状態とに交互に変形または変換する。中空の収容体44は、変形状態ではある量の非圧縮性媒体48を変位させて圧縮力を発生させ、それによってある量の空気がタイヤキャビティ30に送られる。中空の収容体44は、タイヤ12の回転中にピボット運動を容易にする形状を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、概して自動膨張タイヤに関し、詳細には、一体化されたエアポンピング装置を有する自動膨張タイヤに関する。
通常の空気拡散は、時間の経過とともにタイヤ圧を低下させる。タイヤの自然な状態は空気の抜けた状態である。したがって、運転者は繰り返しタイヤ圧を維持しようとしなければならず、そうしないと燃費が悪くなり、タイヤの寿命が短くなり、車両の制動およびハンドリング性能が低下する。タイヤ圧が著しく低くなったときに運転者に警告するタイヤ圧監視装置が提案されている。
しかし、このような装置では依然として、運転者が、警告されたときにタイヤを推奨圧力まで再膨張させる是正措置を講じる必要がある。したがって、タイヤを自動膨張させる自動膨張機能をタイヤ内に組み込むことが望ましい。
本発明に係る第1の装置は、タイヤキャビティ、並びにそれぞれ第1および第2のタイヤビードから共通のタイヤトレッドまで延びる第1および第2のサイドウォールを有するタイヤと、タイヤのタイヤキャビティ内に取り付けられタイヤキャビティに空気を送る圧縮アクチュエータ手段とを有する。圧縮アクチュエータ手段は、変形可能な弾性材料から形成され、ある量の非圧縮性媒体を含む中空の収容体を含む。中空の収容体は、タイヤが回転する間、タイヤの変形および回復に応答して変形状態と非変形状態とに交互に変形または変換する。中空の収容体は、変形状態ではある量の非圧縮性媒体を変位させて圧縮力を発生させ、それによってある量の空気がタイヤキャビティに送られる。中空の収容体は、タイヤが回転する間、ピボット運動を容易にする形状を有する。
第1の装置の別の態様によれば、中空の収容体は、タイヤが1回転する間に変形状態と非変形状態との繰返し変形を1回受けるように動作する。
第1の装置のさらに別の態様によれば、中空の収容体の繰返し変形は、タイヤの順方向の回転または逆方向の回転のいずれでも生じる。
第1の装置のさらに別の態様によれば、タイヤキャビティの空気圧が事前に設定されたタイヤ空気圧を超えた場合にタイヤキャビティから空気を逃がす逃がし弁がタイヤに取り付けられる。
第1の装置のさらに別の態様によれば、第1および第2のサイドウォールの一方が屈曲することによって中空の収容体の変形が生じる。
第1の装置のさらに別の態様によれば、第1および第2のサイドウォールの一方にポンプ組立体が固定される。ポンプ組立体は、中空の収容体に固定され、エアチャンバを有する圧縮機本体を含む。エアチャンバは、エアチャンバに空気を導入するための入口開口部と、空気をエアチャンバからタイヤキャビティに導くための出口開口部とを有する。圧縮機本体は、中空の収容体の繰返し変形に同期して、それぞれ入口開口部および出口開口部を交互に開閉するための第1の弁手段および第2の弁手段を圧縮機本体内にさらに含む。
第1の装置のさらに別の態様によれば、タイヤキャビティ内の空気圧が所定の圧力を超えたときに逃がし弁手段がタイヤキャビティから空気を逃がす。逃がし弁手段は、中空の収容体に固定されており、逃がし弁と、タイヤキャビティから圧縮機本体を通って中空の収容体の入口開口部から出るように空気を逆流させるように動作するように位置する逃がし弁からの空気流通路とを含む。
第1の装置のさらに別の態様によれば、第1および第2の弁手段は、それぞれ圧縮機本体のエアチャンバ内の別個の位置に位置する第1の一方向弁および第2の一方向弁として動作する。
第1の装置のさらに別の態様によれば、第1の弁手段は、圧縮機本体の空気圧内に配置されたピストン部材を含む。ピストン部材は、中空の収容体の繰返し変形に同期して開位置と閉位置との間を循環的に移動する。ピストン部材は、圧縮機本体の入口開口部を開放し閉鎖するように動作する。
第1の装置のさらに別の態様によれば、中空の収容体は、第1の直線状領域および第2の直線状領域を有し、どちらの領域もタイヤキャビティに面している。2つの直線状領域を連結すると、サイドウォールがタイヤの踏面に近接するときに中空の収容体のピボット運動および媒体の圧縮が促進される。
第1の装置のさらに別の態様によれば、中空の収容体は、湾曲状の第1の領域、切欠き状の第2の領域、および直線状の第3の領域を有し、すべての領域がタイヤキャビティに面している。切欠き状の第2の領域は、サイドウォールがタイヤの踏面に近接するときに中空の収容体のピボット運動および媒体の圧縮を促進する。
第1の装置のさらに別の態様によれば、中空の収容体は内部切欠き領域と外部切欠き領域とを有する。内部切欠き領域および外部切欠き領域は、サイドウォールがタイヤの踏面に近接するときに中空の収容体のピボット運動および媒体の圧縮を促進する。
本発明に係る第2の装置は、インナーライナによって画定されるタイヤキャビティと、それぞれ第1および第2のタイヤビードからトレッドまで延びる第1および第2のサイドウォールと、タイヤキャビティ内に取り付けられ、タイヤキャビティに空気を送る圧縮アクチュエータ手段とを有するタイヤを含み、圧縮アクチュエータ手段が、変形可能な弾性材料から形成され、ある量の非圧縮性媒体を含む収容体を含み、収容体が、第1および第2のサイドウォールの一方に固定され、回転するタイヤのタイヤサイドウォールの変形および回復に応答して、サイドウォールと一緒に交互に変形状態と非変形状態とに変形または変換し、収容体が、変形状態において非圧縮性媒体を変位させ、それによってある量の空気をタイヤキャビティに送る圧縮力を発生させ、収容体が、タイヤの回転に応答して変形状態と非変形状態との繰返し変形を受けるように動作し、収容体が、タイヤが回転する間ピボット運動を促進するように形作られ、ポンプ組立体が、収容体に連結され、タイヤキャビティ内に取り付けられる。ポンプ組立体は、圧縮機本体とエアチャンバとを含む。エアチャンバは、エアチャンバに空気を導入するための入口開口部と、加圧されたある量の空気をエアチャンバからタイヤキャビティに導くための出口開口部とを有する。圧縮機本体は、収容体から半径方向内側において第1および第2のサイドウォールの一方に取り付けられる。
第2の装置の別の態様によれば、収容体は、タイヤが1回転する間に変形状態と非変形状態との繰返し変形を受けるように動作する。
第2の装置のさらに別の態様によれば、タイヤが回転する間に非圧縮性媒体の繰返し変形によってエアポンピング機構が係合し作動するように動作する。
第2の装置のさらに別の態様によれば、収容体は、収容体の半径方向外側から収容体の半径方向内側にかけてサイドウォールの湾曲と相補的な湾曲を有する。
第2の装置のさらに別の態様によれば、第1の直線状領域および第2の直線状領域を有し、どちらの領域もタイヤキャビティに面している。2つの直線状領域を連結すると、サイドウォールがタイヤの踏面に近接するときに中空の収容体のピボット運動および媒体の圧縮が促進される。
第2の装置のさらに別の態様によれば、中空の収容体は、湾曲状の第1の領域、切欠き状の第2の領域、および直線状の第3の領域を有し、すべての領域がタイヤキャビティに面している。切欠き状の第2の領域は、サイドウォールがタイヤの踏面に近接するときに中空の収容体のピボット運動および媒体の圧縮を促進する。
第2の装置のさらに別の態様によれば、中空の収容体は内部切欠き領域と外部切欠き領域とを有する。内部切欠き領域および外部切欠き領域は、サイドウォールがタイヤの踏面に近接するときに収容体のピボット運動および媒体の圧縮を促進する。
第1または第2の装置のさらに別の態様によれば、クランプ部材は、サイドウォールがタイヤの踏面に近接するときに収容体のピボット運動および媒体の圧縮を促進する。
(定義)
タイヤの「アスペクト比」は、タイヤの断面幅(SW)に対する断面高さ(SH)の比に、百分率として表せるように100を乗じたものを意味する。
「非対称トレッド」は、タイヤの中心面すなわち赤道面EPに対して対称でないトレッドパターンを有するトレッドを意味する。
「軸線方向の」および「軸線方向に」は、タイヤの回転軸線に平行なラインまたは方向を意味する。
「チェーファー」は、タイヤビードの外側に配置され、コードプライがリムに接触して磨耗し切断されるのを防止し、たわみをリムの上方に分散させる材料の狭いストリップである。
「周方向の」は、軸線方向に垂直な環状のトレッドの表面の周縁に沿って延びるラインまたは方向を意味する。
「赤道中心面(CP)」は、タイヤの回転軸線に垂直であり、かつトレッドの中心を通る平面を意味する。
「踏面(フットプリント)」は、速度が零でありかつ標準荷重および標準空気圧下にあるときに平坦な面と接触するタイヤトレッドの部分または領域を意味する。
「溝」は、タイヤ壁の周りを周方向または横方向に延びてもよいタイヤ壁の細長い空隙領域を意味する。「溝幅」は、溝の全長にわたる溝の平均幅に等しい。溝は、後述のようにエアチューブを受け入れるサイズを有する。
「車内側」は、タイヤが車輪に取り付けられ、車輪が車両に取り付けられたときに車両に最も近いタイヤの側を意味する。
「横方向の」は軸線方向を意味する。
「横縁部」は、標準荷重下にありかつタイヤが膨張した状態で測定されたときの、軸線方向において最も外側のトレッド接触部分すなわち踏面に接するラインであり、赤道中心面に平行なラインを意味する。
「正味接触面積」は、トレッドの全周にわたる横縁部同士の間の、地面に接触するトレッド部材の総面積を、横縁部同士の間のトレッド全体の総面積で割った値を意味する。
「非方向性トレッド」は、順方向において好ましい方向を有さず、トレッドパターンを好ましい走行方向に揃えるために車両上の1つまたは複数の特定の位置に位置させる必要のないトレッドを意味する。逆に、方向性トレッドパターンは、好ましい走行方向を有し、特定の車輪位置を必要とする。
「車外側」は、タイヤが車輪に取り付けられ、車輪が車両に取り付けられたときに車両から最も遠いタイヤの側を意味する。
「ぜん動」は、管状の経路に沿って、空気のような閉じ込められた物質を前進させる波状の収縮による動作を意味する。
「ラジアル(半径方向の)」または「半径方向に」は、タイヤの回転軸線に半径方向に向かうかまたはタイヤの回転軸線から半径方向に離れる方向を意味する。
「リブ」は、少なくとも1つの周方向溝およびそのような第2の溝または横縁部によって画定される、トレッド上で周方向に延びるゴムのストリップであり、全深さ溝によって横方向に分割されることのないストリップを意味する。
「サイプ」は、トレッド表面を細分してトラクションを向上させるタイヤのトレッド部材に成形される小さい長穴を意味し、サイプは、概して幅が狭く、タイヤの踏面において開いたままになる溝とは異なりタイヤの踏面において閉じている。
「トレッド部材」または「トラクション部材」は、溝に隣接する形状を有することによって画定されるリブまたはブロック部材を意味する。
「トレッドアーク幅」は、トレッドの横縁部同士の間で測定されたときのトレッドのアーク長を意味する。
本発明に係るポンプ位置を示すタイヤ装置の概略斜視図である。 図1のタイヤ装置の概略断面図である。 第1の状態での図1に示されている例示的なポンプの概略断面図である。 第2の状態での図1に示されている例示的なポンプの概略断面図である。 本発明に係る別の例示的なポンプの概略斜視図である。 第1の状態での図5の例示的なポンプの概略断面図である。 第2の状態での図5の例示的なポンプの概略断面図である。 本発明に係るさらに別の例示的なポンプの一部の概略側面図である。 図8の例示的な部分の概略正面図である。 本発明に係るさらに別の例示的なポンプの一部の概略側面図である。 図10の例示的な部分の概略正面図である。 本発明に係るさらに別の例示的なポンプの一部の概略側面図である。 図12の例示的な部分の概略正面図である。 第1の状態での本発明に係るさらに別の例示的なポンプの一部の概略側面図である。 第2の状態での図14の例示的な部分の概略正面図である。
本発明について、一例として、添付の図面を参照して説明する。
図1〜図15を参照すると分かるように、本発明による例示的な自動膨張タイヤ装置10すなわち空気維持タイヤ装置は、一対のサイドウォール14と、一対のビード16と、トレッド18とを有するカーカスを備えるタイヤ12を含んでいる。装置10は、ポンプ組立体20と結合された圧縮アクチュエータ組立体19とを含むことによって自動膨張するように構成されており、ポンプ組立体20と圧縮アクチュエータ組立体19はどちらも硬化前組立て手順においてタイヤ12に取り付けられてもよい。図1に示されているように、組立体19は、接着剤領域21によって示されているように接着剤を塗布することによって一方のサイドウォール14に取り付けられている。タイヤ12は、タイヤ取付け面と、タイヤ取付け面から延びる外側リムフランジとを有するリム(不図示)に取り付けられてもよい。タイヤ12は、内部エアキャビティ30を画定し密閉するインナーライナ構成部材28をさらに含む。接着剤領域21によって示されているようにインナーライナ28のサイドウォール領域に接着剤が塗布されている。タイヤ12は、タイヤの各ビード16に近接する下部サイドウォール領域32をさらに含む。
装置10は、車両に取り付けられ、地面34に係合する。タイヤ12と地面34との間の接触領域は、タイヤ踏面(上記に定義されている)に相当する。圧縮アクチュエータ組立体19は、図2〜図4に示されているようにタイヤが回転し地面34に接触したときに比較的大きいたわみ変形を受けるタイヤ12のサイドウォール領域42に取り付けられている。タイヤ12が回転したときに、圧縮アクチュエータ組立体19およびポンプ組立体20はタイヤと一緒に回転する。圧縮アクチュエータ組立体19は、後述のようにタイヤ踏面に隣接するときにサイドウォール14のたわみと屈曲の少なくとも一方の結果として生じる圧縮力を受ける。
図3は、タイヤ12の圧縮していない領域内の位置にある圧縮アクチュエータ組立体19およびポンプ組立体20を示し、一方、図4は、タイヤの圧縮した領域内に位置する組立体19,20を示している。図4の位置において、圧縮アクチュエータ組立体19は、接触面34によってタイヤ踏面内で生じさせられる圧縮力を受ける。タイヤ12は、車両および装置10が正常に動作している間、第1の方向およびそれとは逆の第2の方向に回転する。したがって、互いに結合された組立体19,20は、タイヤ12と一緒に両方向に回転し、サイドウォール14内で第1の回転方向と第2の回転方向の両方に発生する圧縮力/曲げ力を受ける。
図1〜図4に示されているように、圧縮アクチュエータ組立体19は、例えば、熱可塑性樹脂とゴム化合物の少なくとも一方といった、変形可能な弾性材料組成物から形成された細長い中空の収容体44を含む。したがって、細長い本体44は、接触面34による曲げ力を受けたときに変形状態(図4)になり、かつ元の非変形状態(図3)に回復する繰返し変形を交互にかつ弾性的に受けることができる。図1〜図4の細長い本体44は、トレッド18に近接する位置からビード16に近接する位置までタイヤサイドウォール14およびインナーライナ28の内輪郭に従うようなサイズおよび形状を有している。収容体44の中空の細長い形態は、接着剤領域21の所でタイヤ12のインナーライナ28に固定されるか、あるいは後述のようにさらにタイヤサイドウォール14に組み込まれるように改造されてもよい。
収容体44は、ある量の非圧縮性媒体48(図3および図4)が充填された密閉された中央リザーバキャビティ46を含んでもよい。媒体48は、気泡形態と流体形態の少なくとも一方であってもよい。媒体48には、不凍添加剤を含む水が含まれるが、それに限らない。媒体48は、キャビティ46内の収容体44によって密閉されてもよく、キャビティを概ね充填してもよい。収容体44は、収容体から概ね軸線方向に延び、変位されたある量の媒体48が往復運動することができる内側出口導管孔51を含む出口導管50を含んでもよい。導管50は、先端60まで延びていてもよい。
収容体44は、図2〜図4に示されているように位置しており、収容体が取り付けられたサイドウォールの領域がタイヤ踏面に近接する位置を通過し、トレッド18上の接触面34からの力によって圧縮されたときにタイヤサイドウォール14から曲げ力を受ける(図4)。図4に示されているように、サイドウォール領域14を屈曲させる曲げ力が加えられたときに、媒体48および収容体44はそれに応じて曲げ変形する。このようにタイヤ踏面に近接する位置でタイヤサイドウォール14が屈曲することによって収容体44に変形が導入されたときに、ある量の媒体48が外側導管50に沿って先端60の方へ変位する。変位された媒体48からの圧力は、後述のようにポンピング組立体20の圧力アクチュエータとして働く。収容体44が取り付けられたタイヤサイドウォール14がタイヤ12の上部の位置のようなタイヤ踏面から離れる方向に回転すると、それによってサイドウォール14内の圧縮力を除去するかあるいは弱め、それに応じて収容体44への曲げ力を除去するかあるいは弱めることができる。曲げ力を除去すると、収容体44はその元の非変形状態(図3)を再開することができ、媒体48は導管50内で先端60から離れる方向に後退することができる。
サイドウォールが屈曲し伸長するこのサイクルは、タイヤ12が順方向または逆方向のいずれかに回転し、変位された媒体48からの繰返し圧縮力を導管50に沿って発生させたときに収容体44の繰返し変形および復元に変換され得る。変位された媒体48からの圧縮力は、変位されたある量の非圧縮性媒体によって変位された媒体48の方向に発生する圧力に比例する。
ポンプ組立体20は、圧縮作動組立体19に隣接する位置の所、例えば圧縮作動組立体19に対して内側半径方向において、タイヤ12のカーカスに固定されている。ポンピング組立体20は、チャンバ下端65まで延びる軸線方向に向けられた内部エアチャンバ64(図3)を含む概ね管状形態を有する中空の圧縮機本体62を含んでいる。エアチャンバ64には、入口開口部67の所でエアチャンバと交差する入口導管66を通じて到達している。圧縮機本体62および入口導管66は、金属またはプラスチックのような剛性の材料で形成されている。入口導管66は、全体的に細長く管状であり、入口開口部67を介してエアチャンバ64と連通する入口軸線方向通路68を有している。圧縮機本体62の反対側において、概ね管状形態の出口導管70は、出口導管70を貫通して延び、出口開口部73の所でエアチャンバ64と連通する軸線方向通路72を有している。入口導管66と出口導管70が長手方向にずれ、入口導管66が作動組立体19に最も近く、出口導管70が作動組立体から最も遠くに位置してもよい。
第1の円筒形ピストン部材74は、圧縮機本体62の軸線方向エアチャンバ64の第1の端部または上端内で滑るようなサイズを有している。ピストン突起78が軸線方向エアチャンバ64を貫通して導管50の先端60から離れるように長手方向に延びている。ピストン突起78は、ポンプ組立体20から吐出することのできる空気の収集器として働く。第1のコイルばね92は、ピストン突起78を囲み、ピストン74の下面および軸線方向エアチャンバ64の第1の端部または上端の壁の周りのリッジに接触するように配置され、それによってピストン74を先端60の方へ付勢してもよい。
第2の円筒形ピストン部材82は、圧縮機本体62の軸線方向エアチャンバ64の第2の端部または下端内で滑るようなサイズを有している。第2のピストン部材82は、軸線方向エアチャンバ64に整合する円筒形の本体を有してもよい。第2のコイルばね94が、圧縮機本体62内の軸線方向エアチャンバ64の下端65内に設けられている。第2のコイルばね94は、軸線方向エアチャンバ64の第2の端部または下端およびピストン部材82の下面に接触するように配置されている。軸線方向エアチャンバ64内でのピストン部材82の長手方向への移動は、出口開口部73の他方の側のみに配置された停止面によって制限される。それによって、第2のばね94は、ピストン部材82を停止面に接触するように付勢し、かつピストン部材を軸線方向エアチャンバ64からの出口開口部を閉鎖する位置に付勢する。
圧縮機本体62内の余分な媒体圧力を逃がすことのできる逃がし弁吸気流路(不図示)が出口導管50から延びていてもよい。圧力調整弁が吸気流路に取り付けられ、圧縮機本体62から延びていてもよい。
粒子が入口軸線方向通路に入るのを妨げる働きをする多孔性フィルタ構成部材117が、入口軸線方向通路68内に配置されてもよい。上述のように、作動組立体19は、タイヤの回転時に高い曲げ荷重を受けるタイヤ12のサイドウォール14の領域に組み込まれてもよい。作動組立体19は、サイドウォール14内に組み込まれても、あるいは21に示されているように接着剤によってサイドウォール14に固定されてもよい。図1に示されている外付け組立て手法では、収容体44は、収容体44が取り付けられたサイドウォール領域と相補的な形状を有し湾曲しており、トレッド領域18に近接する半径方向外側端部からサイドウォール取付け領域21に沿って、半径方向内側にビード領域に近接する半径方向内側端部まで延びている。
ポンピング組立体20は、接着剤または他の適切な取付け手段によって作動組立体19の内側端部に取り付けられてもよい。結合された作動組立体19とポンピング組立体20は、ポンピング組立体20がカーカスビード/下部サイドウォール領域32に近接するように、接着剤による取付けによってタイヤ12のインナーライナ28に取り付けられてもよい。このように位置させたときに、入口通路68は、タイヤサイドウォール14を貫通して概ね軸線方向に、外気に通じることのできる外側タイヤサイドウォール側位置まで突き出してもよい。入口通路68の位置は、リムフランジが、取り込まれた空気がポンピング組立体20の入口通路に進入するのを妨害しないように、リムフランジの半径方向外側または上方であってもよい。
圧縮組立体19の出口導管50は、ポンプ組立体の上端に密封可能に係合したときにポンプ組立体20の上端に結合される。組立体19,20は、上述のように、互いに取り付けられたときに、タイヤサイドウォール14の領域に取り付けられてもよい。
図3および図4は、ポンプ組立体20および圧縮アクチュエータ組立体19の動作を順序通りに示している。図3は、ピストン74、82が休止位置にあるポンプ組立体20を示している。図示の位置は、回転するタイヤに、タイヤ踏面から反対側の回転位置(たとえば、回転するタイヤ12の頂部)の所で取り付けられた組立体19,20の位置と相関している。したがって、組立体19,20がタイヤ踏面の反対側にあるときに組立体19,20を支持するサイドウォール14領域は、地面に接触することによってたわんだり屈曲したりすることがない。したがって、圧縮アクチュエータ本体44には曲げ変形が生じず、屈曲していないサイドウォール14および屈曲していない圧縮アクチュエータ本体の湾曲と概ね相関する。本体44内に密閉された媒体48は、概して休止状態であり、ピストン74の上端に接触する導管50内の先端面60に接触する。ピストン74は、第1のばね92によって先端面60に接触するように付勢されてもよい。
図3の「休止」位置では、ピストン突起78が長手方向において入口導管66の入口開口部67の上方に位置する。その結果、タイヤ12の外側からの空気を、フィルタ117を通して軸線方向エアチャンバ64に導入することができる。ピストン82をばね94によって軸線方向エアチャンバ64内の軸線方向上昇位置に付勢し、それによって出口導管70の出口開口部73を閉塞してもよい。ばね92,94は、ポンプ組立体20の各寸法によって制限される伸長状態または比較的圧縮されていない状態にある。逃がし弁組立体は、媒体圧力が所定の圧力よりも低いかぎり概ね閉位置に位置することができる。
組立体19,20を支持するサイドウォール14の領域がタイヤ踏面に近接または隣接する位置まで回転すると、サイドウォールが荷重の下でたわみ屈曲し、それに応じて圧縮アクチュエータ本体44がたわむ(図4)。非圧縮性媒体48すなわち粘弾性材料を、圧縮アクチュエータ本体44の屈曲に応答して、出口導管50内を下向きに流動させることができ、非圧縮性媒体48は、第1のピストン74に下向きの圧力をかけることができる。媒体48の先端面60は、第1のピストン74の外面または上面に接触してもよく、第1のばね92の圧縮による第1のばね92の抵抗に打ち勝つことができ、それによって第1のピストンが下方の軸線方向エアチャンバ64内に移動することが可能になる。したがって、ピストン突起78は、入口開口部67を介したエアチャンバ64への吸気を遮断する位置に移動し、軸線方向エアチャンバ64内のある量の空気を圧縮する。軸線方向エアチャンバ64内の圧力が高くなると、第2のピストン82を下方の軸線方向エアチャンバ64内に押し込み、コイルばね94を圧縮することができる。
ピストン82が軸線方向エアチャンバ64内を十分な軸線方向距離にわたって移動すると、出口開口部73をピストン82によって妨害するのを終了することができる。したがって、軸線方向エアチャンバ64からの加圧空気を、出口開口部73を通してタイヤキャビティ内に送り込むことができる。空気の送込みが完了し、(たとえば、タイヤ12がさらに回転することによって)第2のピストン82に対する軸線方向エアチャンバ64内の圧力が中断されると、ピストン82を軸線方向上方に押し上げ、「休止」位置(図3)に戻すことができる。
軸線方向エアチャンバ64内のある量の加圧された空気のタイヤキャビティへの移動が完了すると、タイヤ12がさらに回転することによって、組立体19,20およびサイドウォール14の取付け領域121がタイヤ踏面に近接/隣接する高応力位置を離れ、タイヤサイドウォール領域46は、応力を受けていない状態の湾曲を再開することができる(図3)。サイドウォール14がタイヤ踏面から離れて元の湾曲構成に戻る動作には、圧縮アクチュエータ本体44が屈曲していない、すなわち応力を受けていない構成に戻る動作が伴い、かつこれらの動作は同期する。ポンピングサイクルが終了するのと同時に圧縮アクチュエータ本体44がその元の湾曲を再開すると、第2のピストン82が第2のばね94の影響を受けて軸線方向上方に移動し、それによって第2のピストン74を上方に移動させる。粘弾性媒体48は圧縮アクチュエータ本体44の元の収容形態内に後退してもよく、組立体19,20が回転してタイヤ踏面に近接/隣接する位置に戻るまでタイヤキャビティへの空気に送り込みを中断してもよい。
タイヤ12が回転するたびに、軸線方向エアチャンバ64からタイヤキャビティ内への空気の送込みが循環的に行われてもよい。エアポンピング動作がタイヤの回転方向とは無関係であり、タイヤの順方向回転または逆方向回転のいずれでも行うことができることが理解されよう。
図5〜図7を参照すると分かるように、本発明に係る別の例示的な自動膨張タイヤ装置110すなわち空気維持タイヤ装置は、カーカスと、一対のサイドウォール114と、一対のビード116と、トレッド118とを有するタイヤ112を含んでいる。装置110は、ポンプ組立体120とそれに結合された圧縮アクチュエータ組立体119とを含むことによって自動膨張するように構成されており、ポンプ組立体120と圧縮アクチュエータ組立体119はどちらも硬化前組立て手順においてタイヤ112に取り付けられてもよい。図5に示されているように、組立体119は、接着剤をベースパッド121に塗布することによって一方のサイドウォール114に取り付けられてもよい。その場合、ベースパッド121はサイドウォール114に取り付けられてもよい。タイヤ112は、タイヤ取付け面と、タイヤ取付け面から延びる外側リムフランジとを有するリム(不図示)に取り付けられる。タイヤ112は、内部エアキャビティ130を画定し密閉するインナーライナ構成部材28をさらに含んでいる。ベースパッド/接着剤領域121によって示されているようにインナーライナ128のサイドウォール領域に接着剤が塗布されてもよい。タイヤ112は、タイヤの各ビード116に近接する下部サイドウォール領域132をさらに含んでいる。
装置110は、車両に取り付けられ、地面134に係合する。タイヤ112と地面134との間の接触領域は、タイヤ踏面(上記に定義されている)に相当する。圧縮アクチュエータ組立体119は、図6〜図7に示されているようにタイヤが回転し地面に接触したときに比較的大きいたわみ変形を受けるタイヤ112のサイドウォール領域142に取り付けられている。組立体119は、タイヤ112の回転する間のピボット運動を促進するような形状を有している。タイヤ112が回転したときに、圧縮アクチュエータ組立体119およびポンプ組立体120はタイヤと一緒に回転する。圧縮アクチュエータ組立体119は、後述のようにタイヤ踏面に隣接するときにサイドウォール114のたわみと屈曲の少なくとも一方の結果として生じる圧縮力を受ける。
図6は、タイヤ112の圧縮していない領域内の位置にある圧縮アクチュエータ組立体119およびポンプ組立体120を示し、一方、図7は、タイヤの圧縮した領域内に位置する組立体119,120を示している。図7の位置において、圧縮アクチュエータ組立体119は、接触面134によってタイヤ踏面内で発生する圧縮力を受ける。タイヤ112は、車両および装置10が正常に動作している間、第1の方向およびそれとは逆の第2の方向に回転する。したがって、互いに結合された組立体119,120は、タイヤ112と一緒に両方向に回転し、サイドウォール114内で第1の回転方向と第2の回転方向の両方に発生する圧縮力/曲げ力を受ける。
図5〜図7に示されているように、圧縮アクチュエータ組立体119は、例えば、熱可塑性樹脂とゴム化合物との少なくとも一方のような変形可能な弾性材料組成物から形成された細長い中空の収容体144を含んでいる。したがって、細長い本体144は、接触面34による曲げ力を受けたときに変形状態(図7)になり、かつ元の非変形状態(図6)に回復する繰返し変形を交互にかつ弾性的に受けることができる。図5〜図7の細長い本体144は、トレッド118に近接する位置からビード116に近接する位置までタイヤサイドウォール114およびインナーライナ128の内輪郭に従うようなサイズおよび形状を有している。収容体144の中空の細長い形態は、接着剤領域121の所でタイヤ112のインナーライナ128に固定されるか、あるいは後述のようにさらにタイヤサイドウォール114に組み込まれるように修正されてもよい。
あるいは、装置110は、装置の繰返しポンピング動作の間(図6〜図7)、細長い本体144の圧縮を調整/促進するための固定部材191をさらに含んでもよい。固定部材191は、たとえば熱可塑性樹脂およびゴム化合物の少なくとも一方のような変形可能な弾性材料組成物から形成された単片構造であってもよい。また、固定部材191は、第1の材料から形成された第1の片1911と、第1の材料とは異なる第2の材料から形成された第2の片1912と、を含む2片構造であってもよい。したがって、固定部材191は、細長い本体144と固定部材191との少なくとも一方の所望の曲げ特性に応じて調整されてもよい。
涙形の収容体144は、ある量の非圧縮性媒体148(図6および図7)が充填された密閉された中央リザーバキャビティ146を含んでいる。媒体148は、気泡形態と流体形態の少なくとも一方であってもよい。媒体148には、不凍添加剤を含む水を含むが、それに限らない。媒体148は、キャビティ146内の収容体144によって密閉されてもよく、キャビティを概ね充填してもよい。収容体144は、収容体から概ね軸線方向に延び、変位されたある量の媒体148が往復運動することができる内側出口導管孔151を含む出口導管150を含んでもよい。導管150は、先端160まで延びていてもよい。
収容体144は、図6〜図7に示されているように位置しており、収容体が取り付けられたサイドウォールの領域がタイヤ踏面に近接/隣接する位置を通過し、トレッド118上の接触面134からの力によって圧縮されたときにタイヤサイドウォール114および固定部材191から曲げ力を受ける(図7)。図7に示されているように、サイドウォール領域114および固定部材191を屈曲させる曲げ力が加えられたとき、媒体148および収容体144はそれに応じて曲げ変形する。このようにタイヤ踏面に近接する位置でタイヤサイドウォール114が屈曲することによって収容体144に変形が導入されたときに、ある量の媒体148が外側導管150に沿って先端160の方へ変位する。変位された媒体148からの圧力は、後述のようにポンピング組立体120の圧力アクチュエータとして働いてもよい。収容体144が取り付けられたタイヤサイドウォール114がタイヤ112の上部の位置のようなタイヤ踏面から離れる方向に回転すると、それによってサイドウォール114および固定部材191内の圧縮力を除去するかあるいは弱め、それに応じて収容体144への曲げ力を除去するかあるいは弱めることができる。曲げ力を除去すると、収容体144はその元の非変形状態または最初の非変形状態(図6)を再開することができ、媒体148は導管150内で1先端60から離れる方向に後退することができる。
サイドウォールが屈曲し伸長するこのサイクルは、タイヤ112が順方向または逆方向のいずれかに回転し、変位された媒体148からの繰返し圧縮力を導管150に沿って発生させたときに収容体144および固定部材191の繰返し変形および復元に変換され得る。変位された媒体148からの圧縮力は、変位されたある量の非圧縮性媒体によって変位された媒体148の方向に発生する圧力に比例する。
ポンプ組立体120は、たとえば圧縮作動組立体119に対して内側半径方向において、圧縮作動組立体119に隣接する位置の所でタイヤ112またはベースパッド121のカーカスに固定されている。ポンピング組立体120は、チャンバ下端165まで延びる軸線方向に向けられた内部エアチャンバ164(図6)を含む概ね管状形態を有する中空の圧縮機本体162を含んでもよい。エアチャンバ164は、入口開口部167の所でエアチャンバと交差する入口導管166を通じて到達可能であってもよい。圧縮機本体162および入口導管166は、金属またはプラスチックのような剛性の材料で形成されてもよい。入口導管166は、全体的に細長く管状であり、入口開口部167を介してエアチャンバ164と連通する入口軸線方向通路168を有してもよい。圧縮機本体162の反対側において、概ね管状形態の出口導管170は、出口導管170を貫通して延び、出口開口部173の所でエアチャンバ164と連通する軸線方向通路172を有してもよい。入口導管166と出口導管170が長手方向と半径方向の少なくとも一方にずれ、入口導管166が作動組立体119に最も近く、出口導管170が作動組立体から最も遠くに位置してもよい。
装置10と同様に、円筒形ピストン部材174は、圧縮機本体162の軸線方向エアチャンバ164の第1の端部または上端内で滑るようなサイズを有している。ピストン突起178が軸線方向エアチャンバ164を貫通して導管150の先端160から離れるように長手方向に延びていてもよい。ピストン突起178は、ポンプ組立体120から吐出することのできる空気の収集器として働いてもよい。コイルばね192がピストン突起178を囲み、ピストン174の下面および軸線方向エアチャンバ164の第1の端部または上端の壁の周りのリッジに接触するように配置され、それによってピストン174を先端160の方へ付勢してもよい。
小形の逆止め弁182は、圧縮機本体162の軸線方向エアチャンバ164の第2の端部または下端内に配置されるサイズを有している。それによって、逆止め弁182は、軸線方向エアチャンバ164からの空気の流出だけを可能にする。圧縮機本体162内の余分な媒体圧力を逃がすことのできる逃がし弁1(不図示)(図5)が出口導管150から軸線方向に延びていてもよい。
粒子が入口軸線方向通路に入るのを妨げる働きをする多孔性フィルタ構成部材(不図示)が、入口軸線方向通路168内に配置されてもよい。上述のように、作動組立体119は、タイヤの回転時に高い曲げ荷重を受けるタイヤ112のサイドウォール114の領域に組み込まれてもよい。作動組立体119は、サイドウォール114内に組み込まれても、あるいは121に示されているように接着剤によってサイドウォール114に固定されてもよい。図5に示されている外付け組立て手法では、収容体144は、収容体144が取り付けられたサイドウォール領域と相補的な形状を有し湾曲していてもよく、トレッド領域118に近接する半径方向外側端部からサイドウォール取付け領域121に沿って半径方向内側にビード領域に近接する半径方向内側端部まで概ね延びている。
ポンピング組立体120および固定部材191は、接着剤または他の適切な取付け手段によって作動組立体119の内側端部に取り付けられている。結合された作動組立体119とポンピング組立体120と固定部材191は、ポンピング組立体120がカーカスビード/下部サイドウォール領域132に近接するように、接着剤による取付けによってタイヤ112のインナーライナ128に取り付けられてもよい。このように位置させたときに、入口通路168は、タイヤサイドウォール114を貫通して概ね軸線方向に、外気に通じることのできる外側タイヤサイドウォール側位置まで突き出してもよい。入口通路168の位置は、取り込まれた空気がポンピング組立体120の入口通路に進入するのをリムフランジが妨害しないように、リムフランジの半径方向外側または上方であってもよい。
圧縮組立体119の出口導管150は、出口導管がポンプ組立体の上端に密封可能に係合したときにポンプ組立体120の上端に結合されてもよい。組立体119,120は、上述のように、互いに取り付けられたときに、固定部材191と一緒にタイヤサイドウォール114の領域に取り付けられてもよい。
図6および図7は、ポンプ組立体120および圧縮アクチュエータ組立体119の動作を順序通りに示している。図6は、ピストン174が休止位置にあるポンプ組立体120を示している。図示の位置は、回転するタイヤにタイヤ踏面から反対側の回転位置(たとえば、回転するタイヤ112の頂部)の所で取り付けられた組立体119,120の位置と相関している。したがって、組立体119,120がタイヤ踏面の反対側にあるときに組立体119,120を支持するサイドウォール114領域は、地面に接触することによってたわんだり屈曲したりすることがない。したがって、圧縮アクチュエータ本体144には曲げ変形が生じず、屈曲していないサイドウォール114および屈曲していない圧縮アクチュエータ本体の湾曲と概ね相関する。本体144内に密閉された媒体148は、概して休止状態であり、ピストン174の上端に接触する導管150内の先端面160に接触する。ピストン174は、ばね192によって先端面160に接触するように付勢されてもよい。
図6の「休止」位置では、ピストン突起178が長手方向において入口導管166の入口開口部167の上方に位置する。その結果、タイヤ112の外側からの空気を、入口導管166を通して軸線方向エアチャンバ164に導入することができる。逆止め弁182は、出口導管170の出口開口部173を通して空気の入口に接触するように付勢されてもよい。ばね192は、ポンプ組立体120の各寸法によって制限される伸長状態または比較的圧縮されていない状態にある。逃がし弁1は、媒体圧力が所定の圧力よりも低いかぎり概ね閉位置に位置することができる。
組立体119,120を支持するサイドウォール114の領域がタイヤ踏面に近接または隣接する位置まで回転すると、サイドウォールが荷重の下でたわみ屈曲し、それに応じて圧縮アクチュエータ本体144がたわむ(図7)。非圧縮性媒体148、すなわち粘弾性材料を、圧縮アクチュエータ本体144の屈曲に応答して、出口導管150内を下向きに流動させることができ、非圧縮性媒体148は、ピストン174に下向きの圧力をかけることができる。媒体148の先端面160は、ピストン174の外面または上面に接触してもよく、第1のばね192の圧縮によるばね192の抵抗に打ち勝つことができ、それによってピストンが下方の軸線方向エアチャンバ164内に移動することが可能になる。したがって、ピストン突起178は、入口開口部167を介した軸線方向エアチャンバ164への吸気を遮断する位置に移動し、軸線方向エアチャンバ164内のある量の空気を圧縮する。軸線方向エアチャンバ164内の圧力が高くなると、逆止め弁182を開位置/出口位置に押し込むことができる。
したがって、出口開口部173は、逆止め弁182によって閉鎖されるのを中断することができる。したがって、軸線方向エアチャンバ164からの加圧空気を、出口開口部173を通してタイヤキャビティ130内に送り込むことができる。空気の送込みが完了し、(たとえば、タイヤ112がさらに回転することによって)逆止め弁182に対する軸線方向エアチャンバ164内の圧縮が中断されると、逆止め弁は、付勢されて閉じる位置すなわち「休止」位置(図6)に戻ることができる。
軸線方向エアチャンバ164内のある量の加圧された空気のタイヤキャビティへ130の移動が完了すると、タイヤ112がさらに回転することによって、組立体119,120およびサイドウォール114の取付け領域またはベースパッド121がタイヤ踏面に近接/隣接する高応力位置を離れ、タイヤサイドウォール領域は、応力を受けていない状態の湾曲を再開することができる(図6)。サイドウォール114がタイヤ踏面から離れて元の湾曲構成に戻る動作には、圧縮アクチュエータ本体144および固定部材191が屈曲しておらず、すなわち応力を受けていない構成に戻る動作が伴ってもよく、かつこれらの動作は同期してもよい。圧縮アクチュエータ本体144が、ポンピングサイクルが終了するのと同時に圧縮アクチュエータ本体144の元の湾曲を再開すると、逆止め弁182が出口開口部173を閉鎖する。粘弾性媒体148は圧縮アクチュエータ本体144の元の収容形態内に後退してもよく、組立体119,120が回転してタイヤ踏面に近接/隣接する位置に戻るまでタイヤキャビティ130への空気に送り込みを中断してもよい。
タイヤ112が回転するたびに、軸線方向エアチャンバ164からタイヤキャビティ130内への空気の送込みが循環的に行われる。エアポンピング動作がタイヤの回転方向とは無関係であり、タイヤの順方向回転または逆方向回転のいずれでも行うことができることが理解されよう。
図8は、図5〜図7の装置110に使用される本発明に係る別の圧縮アクチュエータ本体244の側面図を示している。圧縮アクチュエータ本体244は、直線状の第1の領域246および直線状の第2の領域248を有し、第1および第2の領域のどちらも、タイヤキャビティ130に面している。2つの直線状の領域246,248を連結すると、サイドウォール114がタイヤ112の踏面に近接/隣接するときに圧縮アクチュエータ本体244のピボット運動および媒体148の圧縮が促進される。図9は、図8の圧縮アクチュエータ本体244の矩形状または四角形状の正面図を示している。
図10は、図5〜図7の装置に使用される本発明に係る別の圧縮アクチュエータ本体344の側面図を示している。圧縮アクチュエータ本体344は、直線状の第1の領域346および直線状の第2の領域348を有し、第1および第2の領域のどちらも、タイヤキャビティ130に面している。2つの直線状の領域346,348を連結すると、サイドウォール114がタイヤ112の踏面に近接/隣接するときに圧縮アクチュエータ本体344のピボット運動および媒体148の圧縮が促進される。図11は、図10の圧縮アクチュエータ本体344の8角形正面図を示している。
図12は、図5〜図7の装置110に使用される本発明に係る別の圧縮アクチュエータ本体444の側面図を示している。圧縮アクチュエータ本体444は、湾曲した第1の領域446、切欠きのある第2の領域448、直線状の第3の領域450を有し、第1、第2および第3の領域の全てがタイヤキャビティ130に面している。切欠きのある第2の領域348は、サイドウォール114がタイヤ112の踏面に近接/隣接するときに圧縮アクチュエータ本体444のピボット運動および媒体148の圧縮を促進する。図13は、図12の圧縮アクチュエータ本体444の8角形正面図を示している。
図14は、図5〜図7の装置110に使用される、屈曲していない状態の本発明に係る別の圧縮アクチュエータ本体544の概略側面図を示している。圧縮アクチュエータ本体544は、内部切欠き領域546と外部切欠き領域548とを有している。内部切欠き領域546と外部切欠き領域548はどちらも、サイドウォール114がタイヤ112の踏面に近接/隣接するときに圧縮アクチュエータ本体544のピボット運動および媒体148の圧縮を促進する。図15は、この屈曲状態での圧縮アクチュエータ本体544を示している。
本明細書に記載された本発明の説明を考慮すれば、本発明を変形することが可能である。本発明を例示するためにある代表的な実施形態および詳細を示したが、当業者には、本発明の範囲から逸脱せずに各実施形態および詳細に様々な変更および修正を施せることが明らかになろう。したがって、特許請求の範囲によって定義される本発明の対象となる全範囲内の変更を前述の特定の実施形態に施せることを理解されたい。
10 自動膨張タイヤ装置
12 タイヤ
14 サイドウォール
16 ビード
18 トレッド
19 圧縮アクチュエータ組立体
20 ポンプ組立体
30 内部エアキャビティ
44 中空の収容体
48 非圧縮性媒体

Claims (10)

  1. タイヤキャビティと、それぞれ第1および第2のタイヤビードから共通のタイヤトレッドまで延びる第1および第2のサイドウォールと、を有するタイヤと、
    前記タイヤキャビティ内で前記タイヤに取り付けられ、前記タイヤキャビティに空気を送る圧縮アクチュエータ手段であって、変形可能な弾性材料組成物から形成されある量の非圧縮性媒体を含む中空の収容体を有し、前記タイヤが回転する間、前記タイヤの変形および回復に応答して前記中空の収容体が変形状態と非変形状態とに交互に変形する圧縮アクチュエータ手段と、を有し、
    前記中空の収容体は、前記変形状態ではある量の前記非圧縮性媒体を変位させて圧縮力を発生させ、それによってある量の空気が前記タイヤキャビティに送られ、前記中空の収容体は、前記タイヤの回転中にピボット運動を容易にする形状を有することを特徴とする装置。
  2. 前記中空の収容体は、前記タイヤが1回転する間に前記変形状態と前記非変形状態との間の1回の繰返し変形を受けるように動作することを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 前記中空の収容体の前記繰返し変形は、タイヤの順方向の回転または逆方向の回転のいずれでも生じることを特徴とする、請求項2に記載の装置。
  4. 前記タイヤに取り付けられ、前記タイヤキャビティの空気圧が事前に設定されたタイヤ空気圧を超えた場合に前記タイヤキャビティから空気を逃がす逃がし弁をさらに有することを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  5. 前記第1および第2のサイドウォールの一方が屈曲することによって前記中空の収容体の変形が生じることを特徴とする、請求項2に記載の装置。
  6. 前記第1および第2のサイドウォールの一方に固定されたポンプ組立体をさらに有し、前記ポンプ組立体は、
    前記中空の収容体に固定されエアチャンバを有する圧縮機本体を備え、前記エアチャンバは、前記エアチャンバに空気を導入するための入口開口部と、空気を前記エアチャンバから前記タイヤキャビティに導くための出口開口部と、を有し、前記圧縮機本体は、前記中空の収容体の繰返し変形に同期して、それぞれ前記入口開口部および前記出口開口部を交互に開閉するための第1の弁手段および第2の弁手段を前記圧縮機本体内にさらに有することを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  7. 前記タイヤキャビティ内の空気圧が所定の圧力を超えたときに前記タイヤキャビティから空気を逃がす逃がし弁手段をさらに有し、前記逃がし弁手段は、前記圧縮機本体に固定されており、逃がし弁と、前記タイヤキャビティから前記圧縮機本体を通って前記圧縮機本体の前記入口開口部から出るように空気を逆流させるように位置する前記逃がし弁からの空気流通路と、を有することを特徴とする、請求項6に記載の装置。
  8. 前記第1および第2の弁手段は、それぞれ、前記圧縮機本体の前記エアチャンバ内の別個の位置に位置する第1の一方向弁および第2の一方向弁として動作することを特徴とする、請求項6に記載の装置。
  9. 前記第1の弁手段は、前記圧縮機本体の前記エアチャンバ内に配置されたピストン部材を含み、該ピストン部材は、前記中空の収容体の繰返し変形に同期して開位置と閉位置との間を循環的に移動し、前記ピストン部材は、前記圧縮機本体の前記入口開口部を開放し閉鎖するように動作することを特徴とする、請求項6に記載の装置。
  10. 前記中空の収容体は、第1の直線状領域および第2の直線状領域を有し、該第1および第2の直線状領域の両方が前記タイヤキャビティに面しており、前記第1および第2の直線状領域を連結すると、前記サイドウォールが前記タイヤの踏面に近接するときに前記中空の収容体のピボット運動および前記非圧縮媒体の圧縮が促進される、請求項1に記載の装置。
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