JP2014108455A - パルスヒート方式のハンダ付け管理方法および管理装置 - Google Patents

パルスヒート方式のハンダ付け管理方法および管理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ハンダ付け部位の特性、例えば大きさ、温度、放熱性、ワークの変形などに変動があっても、ハンダ付けを適切にすることができ、ハンダ付け品質を安定化させる。
【解決手段】パルス電流によりヒータチップの温度管理を行いながらハンダ付けを行うパルスヒート方式のハンダ付け管理方法において、温度ヒータチップ12の加熱温度上昇途中であってハンダ溶融温度よりも低い所定温度θ0を始点として、ヒータチップ温度の時間積分値Sを継続して求め、この積分値Sを設定値と比較することによって、ハンダ付けの管理を行う。
【選択図】図1

Description

この発明は、パルスヒート方式のハンダ付けに適用するハンダ付け管理方法と、管理装置とに関するものである。
従来より広く用いられているリフローハンダ付け装置においては、ヒータチップをワーク(ハンダ付けする対象)に対してばねを介して押圧しながら加熱し、ハンダを溶融させる。そして所定の加熱終了時点になると加熱を停止し(あるいは温度を下げ)ハンダの凝固を待ってヒータチップを上昇させるものである(特許文献1)。
ここに加熱終了時点はヒータチップ温度の上昇中にハンダ溶融温度よりも低い所定温度(始点)になる時点から加熱時間を計測し、この時間が設定値になるとヒータチップの加熱を停止し、冷却させる(特許文献1)。
またハンダを溶融温度まで急速に加熱し、ハンダの溶融に伴うヒータチップの下降を検出してから設定時間の間に前記溶融温度よりも低い接合温度にし、この接合温度状態で設定時間(仕上がり位置保持時間)経過後に冷却を開始してハンダが凝固温度になるとヒータチップを上昇させるものも有る(特許文献2)。
特開2011−110574号公報 特開2010−167450号公報
しかしこのように時間によって加熱の終了を管理するものでは、ワークの特性(大きさ、温度、放熱性、加熱に伴うワークの変形)などの違いによってハンダ付けが不適切になることがあるという問題が有る。例えば一度にハンダ付けするワークの大きさに比べ加熱時間が不足してハンダ付けが不十分になったり、ワークが小さい時などに加熱時間が過大になってワークに熱損傷を発生させたりする恐れがあり得る。また異なるハンダ付け部位に対してヒータチップを順次移動させながら連続してハンダ付けする時には、ハンダ付け開始時のヒータチップ温度が不揃いになり、ハンダ付け品質が不安定化することが考えられる。
この発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、ハンダ付け部位の特性、例えば大きさ、温度、放熱性、ワークの変形などに変動があっても、ハンダ付けを適切にすることができ、ハンダ付け品質を安定化することができるパルスヒート方式のハンダ付け管理(監視、モニタリング)方法を提供することを第1の目的とする。またこの方法の実施に直接使用するハンダ付け管理(監視、モニタリング)装置を提供することを第2の目的とする。
この発明によれば第1の目的は、パルス電流によりヒータチップの温度管理を行いながらハンダ付けを行うパルスヒート方式のハンダ付け管理方法において、
温度ヒータチップの加熱温度上昇途中であってハンダ溶融温度よりも低い所定温度を始点として、ヒータチップ温度の時間積分値を継続して求め、この積分値を設定値と比較することによって、ハンダ付けの管理を行うことを特徴とするパルスヒート方式のハンダ付け管理方法、により達成される。
また第2の目的は、パルス電流によりヒータチップの温度管理を行いながらハンダ付けを行うパルスヒート方式のハンダ付け管理装置において、
ヒータチップをワークに対してばねを介して押圧するばね加圧式接合装置と、
ヒータチップを昇降制御する昇降制御手段と、
ヒータチップ温度を検出する温度センサーと、
ヒータチップに供給する加熱電流を制御する温度制御手段と、
ハンダ溶融温度よりも低い所定温度を設定する始点設定手段と、
前記始点設定手段の設定温度を始点として前記ヒータチップ温度の時間積分値を継続して求める積分手段と、
ヒータチップの昇降およびヒータチップ温度を制御すると共に前記積分手段で求めた積分値を設定値と比較することによってハンダ付けの管理を行う主制御手段と、
を備えることを特徴とするパルスヒート方式のハンダ付け管理装置、により達成される。
第1の発明によれば、ヒータチップ加熱中のはんだ溶融温度よりも低い所定温度(θ0)を始点(その時点をt0)として、時間tの関数であるヒータチップ温度(θ)の時間積分値Sの演算を行い、この積分値Sが設定値に達したことからハンダ付けの管理(監視、モニタリング)を行うものであるから、ワークの加熱量を積分値Sにすることができる。ここに加熱量は、積分値Sと一定の相関があるから、この方法が適切であると考えられる。
このため、ハンダ付け部位の特性(大きさ、温度、放熱性、ワーク変形など)の違いがあっても加熱量を一定にすることができ、ハンダ付けを適切にすることができる。このためハンダ付け品質を安定化することができる。また第2の発明によれば、第1の発明の実施に直接使用するハンダ付け管理装置が得られる。
この発明の一実施例を示すハンダ付け管理装置のブロック図 そのハンダ付け管理工程を示す動作流れ図 このハンダ接合工程を示す図 他の実施例を示すハンダ付け管理装置のブロック図 そのハンダ付け管理工程を示す動作流れ図
ここに積分値の比較対象である設定値は、チータチップの加熱終了時点までの積分値とすることができる(請求項2)。すなわちこの管理方法では、加熱終了時点(ハンダ付け終了時点)をこの積分値により決定するものである。またこの管理方法は、他の適宜手段によってハンダ付けを終了させた場合にこのハンダ付けが適切であったか否かを判定するものであってもよい。
ハンダ付けの適否を判定する場合は、設定値をヒータチップの適切な加熱終了に対応する積分値を含む所定範囲として設定し、ヒータチップの加熱終了時点での積分値がこの所定範囲内にあればハンダ付けは適切とし、この所定範囲外にあればハンダ付けは不適切とする(請求項3)。
この場合にはハンダ付けの終了を示す加熱終了時点は別の方法によって判別するが、この加熱終了時点は前記特許文献1に示されているように、加熱時間で設定しておくことができる(請求項4)。この加熱終了時点は、ハンダの溶融に伴ってヘッド(ヒータチップ)が下降するので、この下降位置で設定するものであってもよい(請求項5)。
請求項6の管理装置において、設定値はチータチップの加熱終了時点までの積分値を設定し、主制御手段はヒータチップ温度の時間積分値が前記設定値に一致した時にヒータチップの加熱を停止するものとすることができる(請求項7)。
しかし積分値によってハンダ付けの良否を判定することも可能であり、この場合には、設定値を適切な加熱終了に対応する積分値を含む所定範囲として設定しておく。そして主制御手段は、ヒータチップ温度の時間積分値が前記設定値の所定範囲に入っていればハンダ付けは適切とし、所定範囲から外れていればハンダ付けは不適切と判定する(請求項8)。
図1において、符号10は加圧式接合装置であり、ヒータチップ12をワーク14に対してコイルばね16を介して押圧し、ヒータチップ12にパルス電流を供給して発熱させることによってワーク14をハンダ付けするものである。この加圧式接合装置10は基台部18と、その上面に設けた水平なワーク保持台20と、上方へ起立する支柱部22とを有する。支柱部22には、前記ワーク保持台20側の上方に折曲された略逆L字状の保持部24が固定されている。この保持部24の上部は、ワーク保持台20に保持したワーク14の上方に延出している。
保持部24の上部にはアクチュエータとしてのエアシリンダ26が固定されている。このエアシリンダ26は、その出力軸であるピストン軸28を垂直にして保持部24の上面に固定したものである。ピストン軸28は保持部24に設けた開口30から下方に突出している。なおこのピストン軸28の中心軸線は垂直であり前記ワーク14を通る。
ピストン軸28の上端はシリンダ26から上方へ突出し、ここにストローク設定ダイヤル32が螺合している。このダイヤル32はピストン軸28の押下ストロークを設定する。シリンダ26内は、ピストン軸28に固定したピストン34により上空気室と下空気室に区画され、上・下空気室の一方にエアポンプ34の空気圧が昇降制御手段36で制御されて供給され、この時他方からは空気が排気される。空気を供給する空気室を切り換えることにより、ピストン軸28を上下動させることができる。
エアシリンダ26の下方には、上下一対のばねケース38、40が支持部22に上下スライド可能に保持されている。すなわちこれらのばねケース38、40にはスライドブロック38a、40aが固定され、これらは支持部22に固定したスライドレール42に互いに独立して上下動自在に保持されている。ばねケース38、40は対向面側が開口し、これらの開口内に前記ピストン軸28の中心軸線上に位置する前記コイルばね16が収容されている。
コイルばね16は、後記するようにヒータチップ12がワーク14を加圧した状態で、上下のばねケース38、40の対向面間に間隙ができるように、その長さが設定されている。なお前記ストローク設定ダイヤル32は、ピストン軸28が上のばねケース38を押し下げた時にピストン軸28の最大下降量を設定する。
上のばねケース38内には、コイルばね16の上端が下方から当接するフリーピストン44が上下動自在に収容され、このフリーピストン44の上面には偏芯カム46が転接している。偏芯カム46の水平なカム軸48は、その一端がばねケース38を貫通して突出するようにばねケース38回転自在に保持され、この突出端にダイヤル50が固定されている。このダイヤル50の回転によって偏芯カム46が回転し、フリーピストン44の高さを調節可能としている。この結果後記するように、ヒータチップ12がワーク14を押圧するコイルばね16のばね力が調節可能になる。
下のばねケース40の下端にはシャンク52を介してヒータチップ12が固定されている。ヒータチップ12は幅広の電気抵抗材を略U字状に形成したものであり、給電端子(図示せず)から供給されるパルス電流によって発熱する。このヒータチップ12の先端付近には熱電対からなる温度センサー54が固定されている。
図1において56は温度制御手段であり、前記温度センサー54が検出するヒータチップ12の先端温度θを監視して、この温度θを主制御手段58が出力する指令温度θとなるようにヒータチップ12に供給するパルス電流iを制御する。すなわちヒータチップ温度θを指令温度θにするようにパルス電流iを変化させる。
ここに指令温度θは、時間と共に変化する加熱特性を持つ。主制御手段58はまた、前記の昇降制御手段34に対してヒータチップ12の昇降位置を制御する高さ信号hを送出する。昇降制御手段34は、この高さ信号hに基づいてエアシリンダ26の上下の空気室に供給する空気圧を切り換え、ヒータチップ12の高さとヒータチップ12のワーク14に対する押圧力を制御する。
温度制御手段56は、ヒータチップ12の温度θを積分手段60に送る。ここに温度θは、時間tと共に変化する時間tの関数である。この積分手段60は、ヒータチップ温度θが始点設定手段62により設定されたハンダ溶融温度よりも低い所定温度θ0に到達すると、この温度θ0を始点としてヒータチップ温度θの時間積分値Sを継続して求める。すなわちこの積分値Sは、温度θと微小時間経過dtとの積(θ・dt)を始点θ0の時点t0からチータチップ加熱終了の時点t2まで時間について加算(積分)したものである。この積分値Sは、図3における斜線部分の面積に対応する。
ここに加熱終了時点t2は、積分値設定手段64で設定される積分値設定値S0を前記積分手段60で求めた積分値Sと比較し、これらが一致(S0=S)することを前記主制御手段58で検出した時点である。
次にこの実施例の動作を図2、3を用いて説明する。まず始点となる温度θ0を始点設定手段62に設定し、また積分値設定値S0を積分値設定手段64に設定する(図2のステップS100)。昇降制御手段34は主制御手段58の高さ指令hに基づいてヒータチップ(すなわちヘッド)12を下降させる。ヒータチップ12の位置(ヘッド位置)がワーク14に到達しその押圧力が所定圧になると、主制御手段34はヒータチップ12にパルス電流を供給し、ヒータチップ12を所定の加熱特性に基づいて加熱する(ステップS102)。
ヒータチップ12の温度すなわちヘッド温度θが始点温度θ0になると(ステップS104)、この時点t0から積分手段60はθの時間積分を開始する(ステップS106)。主制御手段58は、この積分値Sが設定値S0に到達すると(ステップS108)、その時点t2を加熱終了時点としてヒータチップ12へのパルス電流供給を停止する(ステップS110)。このためヒータチップ12の温度θが下降する。
なおハンダの加熱中にハンダがその溶融温度に到達すると、その溶融の進行につれてヒータチップ12はコイルばね16の復帰力(押圧力)により次第に下降する。ヘッド位置pは加熱中はワーク14に当たってその下降位置がp1に保たれる。そしてハンダの溶融が始まるとヘッド位置pが下降して一定高さp2になる。図3においてAは、ヒータチップ12が下降を開始する時点を示す。
ヒータチップ12がAから下降開始して、高さp2になる時点がヒータチップ12の加熱終了時点t2に一致していれば、加熱量の不足が無く、無駄な加熱時間も無くなり、理想的なハンダ付けが行われる。従来装置では、この加熱終了時点t2が理想的ハンダ付けになるように加熱中の到達温度θ1の持続時間Tによって設定していた。図3でヘッド位置pの変位特性p3はこの理想的な時のヘッド位置変化を示している。
なおこの図3には参考のために、ハンダが理想的な場合p3より早く溶融開始してヘッドの下降開始が早い場合をp4で示し、ハンダの溶融開始が遅れた場合をp5で示している。これらp4やp5の場合は、例えばワーク14の大きさ、温度、放熱性、ワークの変形などによって生じ得るものである。この発明では、一定の加熱時間Tに変えて、積分値Sを一定にしているので、このようなバラツキの発生を防ぐことが可能になるものである。
以上のようにしてハンダ終了時点t2で加熱が終了すると、ヒータチップ温度θが次第に下降する。そしてハンダ凝固温度以下に冷えることを検出すると、ヒータチップ12を上昇させて、一回のハンダ付けを終了する(ステップS112)。
前記実施例では積分値Sを設定値S0と比較して両者が一致することによりヒータチップ12の加熱を終了する。すなわち、ヒータチップ12へのパルス電流の供給を停止するものである。しかしこの実施例2では、積分値Sと設定値S0との比較に変えて、ハンダ付け終了後に(ヒータチップ12の加熱を終了した後に)積分値Sが設定値S0を含む所定範囲に入っているかを判定し、適切なハンダ付けであるか否かの判定を行うものである。なお図4では、前記図1と同一箇所には同一符号を付したのでその説明は繰り返さない。
この場合ハンダ付けの終了時点は、他の方式により決定するものとする。例えば前記した図3に示すように、加熱中の到達温度θ1の時間Tで設定するもの、ハンダ溶融に伴って下降するヘッドの下降を検出してから設定時間経過後に冷却するもの(特許文献2参照)、あるいは温度θの変化曲線の傾き(接線の微分値)変化で設定するもの、などであってもよい。この実施例2では、適宜方式により加熱終了を検出した時に、この終了点が適切であるかどうかを判定するものである。
この実施例2は、図4に示すように、理想的な積分値Sを含む積分値範囲Sl〜Shの設定手段64Aを備え、主制御手段58Aはハンダ付けの終了を検出すると共に、積分手段60が求める積分値Sがこの積分値範囲に含まれているか否かを判定する。すなわちSl<S<Shが成立する時にはハンダ付けは適正であると判定し、不成立であれば不適切と判定する。適正であれば次のワーク14のハンダ付けに移る。不適切であれば適宜の警告手段により警告させたり、主制御手段58Aや他の装置にそのハンダ不良箇所についてのデータを記憶させる。
この実施例2の動作を示す図5においては、前記図2と対応するステップには同一の符号を付した。この実施例2が図2と異なるのは、ステップS100Aで積分値Sに変えて積分値の範囲Sl〜Shを設定することと、外部あるいは主制御手段58Aで検出するハンダ付け終了(加熱終了)を示す信号(ステップS150)によってヒータチップ12の加熱を停止し冷却することと(ステップS152)、ヒータチップ12の加熱停止・冷却・ヘッド上昇させることと(ステップS154)、主制御手段58Aで積分値Sが設定範囲内に入っているかを判定して(ステップS156)、範囲外ならハンダ付け不適切として警報を出したりこのハンダ付け部位を記憶しておくこと(ステップS158)、である。
10 加圧式接合装置
12 ヒータチップ(ヘッド)
14 ワーク
16 コイルばね
18 ヒータチップ
34 昇降制御手段
56 温度制御手段
58、58A 主制御手段
60 積分手段
62 始点設定手段
64 積分値設定手段
64A 積分値範囲設定手段

Claims (8)

  1. パルス電流によりヒータチップの温度管理を行いながらハンダ付けを行うパルスヒート方式のハンダ付け方法において、
    温度ヒータチップの加熱温度上昇途中であってハンダ溶融温度よりも低い所定温度を始点として、ヒータチップ温度の時間積分値を継続して求め、この積分値を設定値と比較することによって、ハンダ付けの管理を行うことを特徴とするパルスヒート方式のハンダ付け管理方法。
  2. 設定値は、チータチップの加熱終了時点までの積分値を設定する請求項1のパルスヒート方式のハンダ付け管理方法。
  3. 設定値は、ヒータチップの適切な加熱終了に対応する積分値を含む所定範囲として設定し、ヒータチップの加熱終了時点での積分値がこの所定範囲内にあればハンダ付けは適切とし、この所定範囲外にあればハンダ付けは不適切とするパルスヒート方式のハンダ付け管理方法。
  4. 加熱終了時点は、加熱時間で設定される請求項3のパルスヒート方式のハンダ付け管理方法。
  5. 加熱終了時点は、ハンダ溶融に伴うヘッドの下降位置で設定する請求項2のパルスヒート方式のハンダ付け管理方法。
  6. パルス電流によりヒータチップの温度管理を行いながらハンダ付けを行うパルスヒート方式のハンダ付け管理装置において、
    ヒータチップをワークに対してばねを介して押圧するばね加圧式接合装置と、
    ヒータチップを昇降制御する昇降制御手段と、
    ヒータチップ温度を検出する温度センサーと、
    ヒータチップに供給する加熱電流を制御する温度制御手段と、
    ハンダ溶融温度よりも低い所定温度を設定する始点設定手段と、
    前記始点設定手段の設定温度を始点として前記ヒータチップ温度の時間積分値を継続して求める積分手段と、
    ヒータチップの昇降およびヒータチップ温度を制御すると共に前記積分手段で求めた積分値を設定値と比較することによってハンダ付けの管理を行う主制御手段と、
    を備えることを特徴とするパルスヒート方式のハンダ付け管理装置。
  7. 設定値はチータチップの加熱終了時点までの積分値を設定し、主制御手段はヒータチップ温度の時間積分値が前記設定値に一致した時にヒータチップの加熱を停止する請求項5のパルスヒート方式のハンダ付け管理装置。
  8. 設定値は適切な加熱終了に対応する積分値を含む所定範囲として設定され、主制御手段はヒータチップ温度の時間積分値を前記設定値と比較してハンダ付けの適否を判定する請求項5のパルスヒート方式のハンダ付け管理装置。
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