JP2014108436A - プレス機械のダイオープン機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】プレス機械としての高い剛性を維持しつつ、上型をスライドに取り付けたまま、上下の金型を開いたり、それらの間隔を大きくすることのできるプレス機械のダイオープン機構を提供する。
【解決手段】ベッド13と、そのベッドに設けられ上方に延びるコラム14と、そのコラムの上方に設けられ、スライド17を連結しているクラウン15と、それらベッド、コラムおよびクラウンを上下方向に締め付けるタイロッド16とを備えたプレス機械に用いるダイオープン機構1であって、前記コラムに対してクラウンを上方に移動させる移動装置2と、前記タイロッドに締付力を付与したり、付与した締付力を解除したりする締付装置3とを備えており、移動装置が前記コラムとクラウンの間に設けられている、プレス機械のダイオープン機構。
【選択図】図1

Description

本発明はプレス機械の金型を開くためのダイオープン機構に関する。さらに詳しくはプレス機械に上下の金型を取り付けたままで上型を上方に移動させて上下の金型を開いたり、上型と下型との間隔を大きくするためのダイオープン機構(いわゆるクイックダイオープン機構)に関するものである。
特許文献1には、コンロッドに対してスライドを昇降させて金型を開く機械プレスのスライド装置が開示されている。そのスライド装置は、コンロッドに連結されたピストンロッドを備えている。そのピストンロッドには油圧シリンダが上下方向に相対移動可能に設けられている。その油圧シリンダの下端外周には雄ねじ部が形成され、雌ねじ部材が噛合している。その雌ねじ部材にはスライドが連結されている。このスライド装置はプレス加工を行う通常時には、前記油圧シリンダを伸び作動させ、ピストンロッドを前記油圧シリンダの上限に固定する。一方、保守・点検時には、前記油圧シリンダを縮み作動させてピストンロッドを前記油圧シリンダの下限に固定する。これによりプレスクランク軸を回転させなくてもスライドを上昇させ、上下の金型を開いた状態にすることができるというものである。
また特許文献2には、プレス機械のボルスタ昇降装置が開示されている。この昇降装置は、ベッドに対してボルスタを昇降させ、金型を開くものである。具体的には、このものはベッドとボルスタの間に、ボルスタを昇降するための油圧シリンダを備えている。その油圧シリンダは、通常時はボルスタを下から上方に持ち上げている。一方、金型の保守・点検時にはボルスタを下降させ、上下の金型を開いた状態にするというものである。
その他特許文献3および特許文献4には本発明に関連する機構を一部に有する、プレス機械のスティック離脱装置が開示されている。特許文献3の従来例である第1図には運転中は油圧によりタイロッドのねじ部に係合するナットのめねじ部をロックし、スティックが発生したときは圧油を排出してタイロッドの張力をなくしてスティックからの離脱を容易にする機構が開示されている。そして特許文献4には、分割フレームを構成するコラムとクラウンまたはコラムとベッドの接合部の内側にタイロッドを囲むキーを兼ねた油圧シリンダを設け、スティックが発生したときは油圧によりコラムとクラウンまたはベッドとコラムの間を引き離す方向の力を発生させ、上型と下型の圧縮力を緩和させることより、スティックからの離脱を容易にするものである。
特開平8−112699号公報 特開2003−88997号公報 実開昭58−185400号公報 実開昭56−148000号公報
特許文献1の装置では、スライド側に、全プレス荷重をスライド側からピストンロッドに伝達する能力を有する油圧シリンダ機構を具備しているので、スライド質量が大きくなり、スライドの昇降運動による慣性力が大きくなる。またスライドの全高が高くなるので、コラムとタイロッドを長くする必要があるため、プレス機械の剛性が低くなる。
また特許文献2の装置では、ベッド側に油圧シリンダ機構を具備しているので、ベッドの形状が制限されてしまう。例えばベッドの剛性を保った上で、ベッド上のコラムの取り付け位置を離し、ベッドの落とし穴寸法を大きくするのが、難しい。
そこで、本発明はプレス機械としての高い剛性を維持しつつ、上型をスライドに取り付けたまま、上下の金型を開いたり、上下の金型の間隔を大きくすることのできるプレス機械のダイオープン機構を提供することを課題とする。
本発明のプレス機械のダイオープン機構(請求項1)は、ベッドと、そのベッドに設けられ上方に延びるコラムと、そのコラムの上方に設けられ、スライドを連結しているクラウンと、それらベッド、コラムおよびクラウンを上下方向に締め付けるタイロッドとを備えたプレス機械に用いるダイオープン機構であって、前記コラムに対してクラウンを上方に移動させる移動装置と、前記タイロッドに締付力を付与したり、付与した締付力を弱めたりする締付装置とを備えており、前記移動装置が前記コラムとクラウンの間に設けられていることを特徴とする。
このようなプレス機械のダイオープン機構において、前記移動装置が油圧により駆動するものであるのが好ましい(請求項2)。
また前記締付装置が、クラウンを下方に移動させることができるものが好ましい(請求項3)。
さらに前記締付装置が、クラウンと上部タイロッドナットの間に設けられ、油圧により駆動するものであるのが好ましい(請求項4)。
本発明のプレス機械のダイオープン機構、いわゆるクイックダイオープン機構(請求項1)では、移動装置によりクラウンをコラムに対して上昇させることができる。このため前記クラウンと共にそのクラウンに連結されるスライドを上昇させ、スライドに固定したままの上型を上方に移動させることにより、金型を開いたり、それら上下の金型の間隔を大きくすることができる。これにより金型をプレス機械に取り付けたままで、金型の保守・点検を行うことができる。
また過負荷等により下死点で運転操作ができなくなった場合(スティック状態)には、締付装置による締付力を弱めたり、解除することにより金型の上下方向の圧縮力を緩和することができるので、離脱操作(アンスティッカ)の機能を兼ねることができる。
また前記移動装置をコラムとクラウンの間に設けると、移動装置をスライド側に設ける場合に比べ、スライド質量を小さくできるのでスライドの昇降運動による慣性力が小さくなる。また移動装置をスライド側に設ける場合と比べスライドの全高も低く抑えることができるので、コラムとタイロッドの長さも短くでき、プレス機械の剛性が高くなる。
さらに前記移動装置が、コラムとクラウンの間に設けられているので、ベッド側に移動装置を設けるのに比べて、ベッドの形状の設計の自由度が高い。このため剛性を保った上で、ベッドの落とし穴寸法を大きくできる。例えばモーターコアの分野では、使用コイル幅が広くなる傾向があるので、ベッドの落とし穴寸法を大きくすることは、有効である。
このようなプレス機械のダイオープン機構が、前記移動装置が油圧により駆動するものである場合は(請求項2)、全ての移動装置に均一の量の圧油を供給することにより、クラウンを複数の箇所で均一に上昇させ、素早く、上下の金型を開いたり、それら金型の間隔を大きくすることができる。
また前記締付装置が、クラウンを下方に移動させることができるものである場合は(請求項3)、素早く、上下の金型を閉じたり、それら金型の間隔を小さくすることができる。
また前記締付装置が、油圧により駆動するものである場合は(請求項4)、複数のタイロッドに均一に締付力を付与したり、その締付力を弱めたりすることができる。また全ての締付装置に均一の量の圧油を供給することにより、クラウンを複数の箇所で均一に素早く下降させることができる。
図1は本発明のプレス機械のダイオープン機構を備えたプレス機械の一実施形態の通常時の状態を示す正面図である。 図2aは図1のプレス機械の側面図、図2bは図2aのプレス機械のオープン状態を示す側面図である。 図3aは本発明のダイオープン機構の一実施形態の通常状態を示す一部断面概略図、図3bは図3aのダイオープン機構のオープン状態を示す一部断面概略図である。 図4aは本発明の移動装置の一実施形態を示す通常状態における一部断面拡大図、図4bは図4aの移動装置のオープン状態を示す一部断面拡大図である。 図5aは本発明の締付装置の一実施形態を示す通常状態における一部断面拡大図、図5bは図5aの移動装置のオープン状態を示す一部断面拡大図である。 図6は本発明のダイオープン機構に用いる油圧配管の一実施形態を示す模式図である。 図7は本発明のダイオープン機構に用いる油圧配管の他の実施形態を示す模式図である。
始めに図1を用いて本発明のダイオープン機構、いわゆるクイックダイオープン機構が用いられるプレス機械を説明する。なお本文中の前後とは図1の側面図である図2aの左右方向である。
図1に示すプレス機械11はフレーム12を備えている。そのフレーム12は、ベッド13と、そのベッド13から立ち上がるコラム14と、そのコラム14の上端に設けられ、スライド17が連結されているクラウン15と、前記ベッド13、コラム14およびクラウン15に予圧をかけて(締め付け力を付して)、それらを一体に締結するタイロッド16とを備えている。
前記ダイオープン機構1は、コラム14に対してクラウン15を上方に移動させ、上型と下型の間隔を開いたり、その間隔を大きくするものである。
図1に示すプレス機械11は、高速打ち抜きの用のプレス機械の他、スライドストロークの長いタイプのプレス機械でもよい。本発明のダイオープン機構1に用いられるプレス機械としては、高速打ち抜きを行うもので、スライドストロークが短いもの、すなわち金型の間隔を開いてメンテナンスがしにくいものが好ましい。
図1のプレス機械11では、クラウン15は上昇していない。この状態を通常状態(図2aの符号S1参照)とする。なお正面図によるオープン状態の図示は省略している。コラム14に対しクラウン15が上昇した状態であるオープン状態については、図2bに記載している。
前記ベッド13の上面の前後左右には、それぞれコラム14の下端が載置されている。前記ベッド13の前後左右には、タイロッド16を通すための貫通孔13aが形成されている。その貫通孔13aにはタイロッド16の下端近辺が通されている。また前記ベッド
13の上面中央付近にはボルスタ18が設けられ、そのボルスタ18の上に下型19が取り付けられている。
前記コラム14には、その上下の軸方向にタイロッド16を通すための貫通孔14aが形成されている。そのコラム14は、図1ではベッド13の上面の前後左右4箇所から立ち上がっており、合計4本である。
前記クラウン15には、タイロッド16を通すための上下方向に貫通する貫通孔15aが形成されており、それぞれに前記タイロッド16が貫通している。
そのクラウン15にはクランク軸20およびクラッチ、ブレーキなどのプレス駆動機構21が設けられている。前記クランク軸20にコンロッド22が回転自在に設けられ、そのコンロッド22にサスペンション23を介してスライド17が吊られている。そのスライド17の上下の移動はコラム14によってガイドされる。そのスライド17の下面に上型24が取り付けられている。
前記タイロッド16はコラム14の内部を上下方向に貫通しており、その上端部がクラウン15の上面から上に突出し、下端がベッド13の内部空間に突出している。それら上下の突出部に上部タイロッドナット16a及び下部タイロッドナット16fがそれぞれ螺合されている。4箇所の上部タイロッドナット16aとクラウン15の上面との間にはそれぞれ締付装置3が設けられ、それらの締め付け力により前記ベッド13、コラム14およびクラウン15が一体に締結されプレス加工時の反力を受ける。
下部タイロッドナット16fは、図示しないボルトによりベッド13に固定されている。これにより締付装置が締付力を解除したときでもタイロッド16の位置を安定させることができる。
図3aおよび図3bに示すように、前記ダイオープン機構1は、前記コラム14に対してクラウン15を上方に移動させる移動装置2と、前記タイロッド16に締付力を付与したり、付与した締付力を弱めたりできる締付装置3とを主要な構成として備えており、移動装置2は前記コラム14とクラウン15の間に、締付装置3はクラウン15の上面と上部タイロッドナット16cの間に設けられている。なお締付装置3はベッド13と下部タイロッドナット16fの間に設けることもできる。
このダイオープン機構1は図1の4本のコラム14の上方付近を足場として、クラウン15を前後左右の四隅で支持している。
前記移動装置2は、前記クラウン15と共に、前記スライド17をコラム14に対して上方に移動させることにより、スライド17と共に上型24を上昇させ、上型24と下型19を開いたり、その間隔を大きくするものである。図2aは締付装置3によりクラウン15が下降した様子(通常状態S1)を示しており、図2bは移動装置2によりクラウン15が上昇した様子(オープン状態S2)を示している。
図4aおよび図4bに移動装置2を示す。図4aは通常状態S1を、図4bはオープン状態S2を示している。ここから先、主に図4aを用いて移動装置2を説明する。
前記移動装置2の移動の原理は、従来からある単動の油圧シリンダのそれとほぼ同じである。具体的にその移動装置2は、前記コラム14の上端付近に設けられ、内部にタイロッド16が貫通する筒状の位置決めリング4と、その位置決めリング4の外周に沿って摺動自在で、クラウン15を上向きに加圧する筒状のピストン5と、そのピストン5を上下動させるための油圧回路6とを主要な構成として備えている。前記位置決めリング4はピストン5を昇降させるための油圧室2a(図4b参照)を形成している。その油圧室2aについては後述する。
また1つの油圧回路6により、4か所のピストン5を上向きに加圧したり、加圧力を解
除したりするための油圧が供給されている。
前記位置決めリング4は、内部にタイロッド16を通している筒部4aと、その筒部4aの下端から外向きに拡がる鍔部4bを有している。
図4aに示すように、前記タイロッド16の筒部4a内に配置されている部位は加工精度をあげるためわずかに大径(大径部16d)にされている。その大径部16dの外周と、筒部4aの内周面とが嵌合している。
また前記コラムの貫通孔14aの内部には半径方向の内向きに上向きの段部14bが形成されており、その段部14bに位置決めリング4の鍔部4bの下面が載置され、筒部4aの上端付近はコラムの貫通孔14aから突出している。
さらに前記クラウンの貫通孔15aの内部には半径方向の内向きに下向きの段部15bが形成され、その段部15bにより貫通孔15aの下方の部位は大径にされている。その貫通孔15aの大径の部位に前記位置決めリングの筒部4aの先端付近が挿入されている。その挿入されている筒部4aの外周面と大径の貫通孔15aの内周面と摺動自在であり、クラウン15の昇降をガイドしている。また前記筒部4aの先端面とクラウンの段部15bの対向する面とは接していない。
図4aに示すように、前記ピストン5は上面がクラウン15の下面と接している。すなわち前記ピストン5は、自身の下面から油圧を受けて、上方に移動し、クラウン15を上昇させる。そのピストン5の外周面は前記コラムの貫通孔14aの内周面と摺動自在である。前記ピストン5の中央付近(コラムの貫通孔14aの入り口付近と同じ高さ位置)の内周面および外周面には、それぞれ外部からの塵埃の侵入を防止するためのスクレーバ5aが設けられている。そのスクレーバ5aの下方には、横荷重を吸収するためのウェアリング5cと、油の漏れを防止するピストンシール5bとが交互に各2つ設けられている。
図4bに示すように、前記位置決めリング4の鍔部4bの上面と、コラム14の大径の貫通孔14aの内面と、ピストン5の下面と、位置決めリング4の筒部4aとで囲まれる筒状の空間により油圧室2aが形成されている。その油圧室2aの下方には、コラム14の外周面から油圧室2a内へ連通する油孔2bが形成されている。
図4aに示す通常状態S1では、締付装置3のタイロッド締付力が、油圧室2aの油圧によりクラウンを上方へ付勢する力を上回っている。このためピストン5は下方の移動端にあり、その下面は位置決めリング4の鍔部4bの上面に接している。そしてクラウン15の下面は、コラム14の上面に接している。
一方、図4bに示すオープン状態S2では、油は前記油圧室2aに油孔2bから油が供給され、これによりクラウンを上方へ付勢する力が締付装置3のタイロッド締付力を上回っている。このためピストン5の下面が、位置決めリング4の鍔部4bの上面から上方に移動している(符号W参照)。そしてクラウン15はコラム14の上面から符号Wの分だけ上昇している。その昇降のストロークの程度は、一般的には50〜100mmである。しかし、プレス機械に金型を取り付けたままで金型の保守・点検が容易に行えるように、金型の構造やプレス機械のスライドストロークを考慮した結果、その昇降のストロークの程度が50mm未満の場合も、100mmを超える場合もある。
次に図5aおよび図5bを用いて締付装置3を説明する。図5aは通常状態S1を、図5bはオープン状態S2を示している。ここから先、主に図5aを用いて締付装置3を説明する。
前記締付装置3は、タイロッド16に締付力を付与したり、その付与した締付力を弱めたり(解除を含む)するものである。具体的に前記締付装置3は、タイロッド16のクラウン15を貫通して上方に突出する部位を内側に貫通させ、かつ、クラウン15の上面に設けられる筒状のタイロッドシリンダ7と、そのタイロッドシリンダ7とタイロッド16
との間に配置される筒状のピストン8とを主要な構成として備えている。そのピストン8の上方に上部タイロッドナット16aが設けられている。
前記タイロッドシリンダ7は、厚肉の筒状である基部7aと、その基部7aの上面の半径方向の外側の端部から上方に延びる筒部7bと、前記タイロッドシリンダ7の基部7aの下面の半径方向の内側の端部から下方に突出する環状突部7cとを有している。
前記クラウンの貫通孔15aは、上面近傍で上向きの段部15cを介して拡径されており、そこに前記環状突部7cが差し込まれタイロッドシリンダ7が位置決めされている。
前記ピストン8は、タイロッドシリンダ7の基部7aの上面側に配置されるピストン基部8aと、そのピストン基部8aの半径方向の内側の端部から下方に延びる案内部8bとを有している。前記ピストン基部8aの外周面には、上方から順にリング状のスクレーバ8c、ピストンシール8d、ウェアリング8eが設けられており、ピストン基部8aの外周面とタイロッドシリンダ7の筒部7bの内周面とが油密に摺動するようにされている。また前記案内部8bの外周面の下端近傍には、リング状のピストンシール8fが設けられており、案内部8bの外周面とタイロッドシリンダ7の基部7aの内周面とが油密に摺動するようにされている。
前記上部タイロッドナット16aは、タイロッド16のオネジ(符号16e参照)と螺合するメネジを有している円柱状部16bと、その円柱状部16bの上端から半径方向の外向きに延びる止め部16cとを有している。前記円柱状部16bの外周は前記タイロッドシリンダ7の筒部7bの内周面と摺動自在である。また油圧室3aで発生した油圧力は、ピストン基部8aの上面から上部タイロッドナット16aの円柱状部16bの下面へと伝達され、タイロッドの締付力となる。
図5bに示すように、前記タイロッドシリンダ7の基部7aの上面と筒部7bの内周面、さらに前記ピストン基部8aの下面と案内部8bの外周面とで囲まれる筒状の空間は締付装置3の油圧室3aを形成している。その油圧室3aの下方にはタイロッドシリンダ7の外周面から油圧室3a内へ連通する締付装置の油孔3bが形成されている。この油孔3bから後述する電磁弁6f及びリリーフバルブ6kを介して油を排出することで前記タイロッド16の締め付け力を弱めた状態を維持し、クラウン15の上昇を許容することができる(電磁弁6f、リリーフバルブ6k、定量ポンプ6bについては図6参照)。
また前記電磁弁6fを閉じた状態で後述する定量ポンプ6bから油圧室3aへ油を供給することで前記タイロッド16に締め付け力を付与してクラウン15を下降させることができる。
図5aに示す通常状態S1では、前記定量ポンプ6bから前記締付装置の油圧室3aに油が供給されている。このためピストン基部8aの下面は、タイロッドシリンダ7の基部7aの上面から距離Wだけ上方に移動している。実際にはクラウン15と共に、タイロッドシリンダの基部7aが下降している。前記距離Wは前述したクラウン15の昇降のストロークと同じである。また油圧により前記ピストン8が上方に押圧され、上部タイロッドナット16aとクラウン15とを遠ざける方向に力が生じているので、タイロッド16に締付力が生じている。
一方、図5bに示すオープン状態S2では、移動装置2によるクラウン15の上昇に伴って、そのストロークW分だけ油圧室3aの容積は減少し、その減少した容積分の油が前記油圧室3aから、電磁弁6f及びリリーフバルブ6kを介して排出されている。このためタイロッドシリンダ7の基部7aの上面が、ピストン基部8aの下面に接近しており、リリーフバルブ6kの設定圧によって維持される油圧室3a内の油圧により前記遠ざける力が生じている。リリーフバルブ6kの設定圧によって維持される油圧室3a内の油圧は、通常状態S1における油圧室3a内の油圧よりも小さく、前記締め付け力は通常状態S
1のときのそれよりも小さい。このとき上部タイロッドナット16aは、クラウン15に対して下方に、その止め部16cが前記タイロッドシリンダ7の筒部7bの先端にぶつかるまで移動でき、止め部16cがストッパとして作用している。このとき、ピストン8の下面とタイロッドシリンダ7の基部7aの上面とは接していない。
前記タイロッド16に加わる全体の締付力は、前記油圧室3aの油圧力により発生する、前記遠ざける力である。
図6には油圧回路6を示している。この油圧回路6は前記移動装置2および締付装置3に用いるものである。このため移動装置2について主に説明し、締付装置3に用いる場合の詳細な説明は省略する。
前記油圧回路6は、供給回路と、戻り回路とからなる。供給回路は、油が貯油されたタンク6aと、そのタンク6aから並列に各油圧室2aへ油を送り出す4つの定量ポンプ6bとを備えており、前記タンク6aから油を油圧室2aに供給する回路である。各定量ポンプ6bと各油圧室2aとの間には逆止弁6cが設けられている。また各油圧室2aの近傍には、油圧室2aの油圧を計測するための油圧センサ6dが取り付けられている。
一方戻り回路は、各油圧室2aとその油圧室2aに対応する前記逆止弁6cの間から延びており、油圧室2aの油を再び前記タンク6aに戻す回路である。その戻り回路は、流量調整弁6eを通った後に1本にまとめられ、電磁弁6f及びリリーフバルブ6kを介してタンク6aに連通している。各定量ポンプ6bを停止すると共に電磁弁6fを開き、リリーフバルブ6kを介して油圧室2aから油を排出することにより、油圧室2aの圧力がリリーフバルブ6kの設定圧力以下にならない様にしている。リリーフバルブ6kの設定圧は、油圧室2aの油圧力でクラウンの重量を保持できるような圧力に調整してある。
オープン状態S2から通常状態S1への移行は、締付装置3のタイロッド締付力がリリーフバルブ6kの設定圧によるクラウンの保持力を上回ることにより、クラウンを下降させる。従ってクラウンが急激にコラム上に落下することを防止できる。
ここで図中の符号6gは排油弁、符号6hはフィルタを示している。前記逆止弁6c、排油弁6gおよびフィルタ6hは従来公知のものである。
前記定量ポンプ6bは1つの駆動源で同時に4つの定量ポンプ6bを駆動するようにされている。なお定量ポンプ6b毎に駆動源を備えるようにしてもよい。
また前記流量調整弁6eは従来公知のものであり、各流量調整弁6eは同じ流量に調整されている。
さらに前記電磁弁6fの他に、手動あるいはモータ等の駆動装置により作動する機械式の切換え弁を設けてもよい。
供給回路において前記定量ポンプ6bはそれぞれ対応する各油圧室2aに同量の油を供給しているので、各油圧室2aのピストン5の上昇ストロークを同じにできる。また各定量ポンプ6bは共通の駆動源により作動するので、同期させるのが容易であり、一層各油圧室2aのストロークを均等にするのを容易にしている。
一方戻り回路において、電磁弁6fを開くと、前記油圧室2a内の油は前記逆止弁6cにより定量ポンプ6b側には流れず、流量調整弁6eを通って、前記電磁弁6f及びリリーフバルブ6k側に流れる。4つの流量調整弁6eの流量は等しく調整されているので、各油圧室2aから均等に油をタンク6aへ戻すことができる。
次に前記ダイオープン機構1が、通常状態S1からオープン状態S2へ移行する様子を図2aおよび図2bを用いて説明する。
まず締付装置3の油圧回路6の電磁弁6fを開く(図6参照)。次いで、前記移動装置2の油圧回路6の定量ポンプ6b(図6参照)を作動させる。そうすると、移動装置2の各油圧室2aに油が供給され、ピストン5がクラウン15を上昇させる。そのクラウン15が上方に移動する分だけ、締付装置3のタイロッドシリンダ7は上方に移動する。これ
により各締付装置3の油圧室3aから、油が流量調整弁6eを通って、前記電磁弁6f及びリリーフバルブ6k側に流れ、タンク6a(図6参照)へ戻される。このとき油圧室3aの油圧力はリリーフバルブ6kの設定圧以下には低下しないので、オープン状態S2においてもタイロッドの締付力が消失することはない。
オープン状態S2におけるタイロッド締付力が、移動装置2によるクラウンの上昇を妨げない大きさとなるようにリリーフバルブ6kの設定圧を決定する。
オープン状態S2においてもタイロッドの一定の締付力を維持するので、通常状態S1からオープン状態S2へ移行、更に再び通常状態S1に戻す過程でのクラウン15、コラム14、タイロッド16の相互の水平方向のずれや不安定な状態が起こらない。従って通常状態S1に戻したときに、クラウン15、コラム14、タイロッド16の相互の位置関係を高い精度で再現でき、プレス機械の精度を低下させることがない。
このとき移動装置2の各定量ポンプ6b(図6参照)から同じ量の油が油圧室2aに供給されるので、移動装置2の各ピストン5は同じストロークで上方に移動する。一方、各締付装置3の油圧室3aから排出される油の量は流量調整弁6e(図6参照)により流量が同じになるように調整されているので、前記締付装置の油圧室3aから同じ量の油が排出されるので、各タイロッドシリンダ7は上部タイロッドナット16aの止め部16cにぶつかる付近まで、同じストロークで上方に移動する。これによりクラウン15がスムーズに距離Wだけ上昇し、上下の金型24、19を開いたり、その間隔を大きくすることができる(図2b参照)。
次に前記ダイオープン機構1が、オープン状態S2から通常状態S1へ移行する様子を説明する。
まず移動装置2の油圧回路6の電磁弁6fを開く(図6参照)。次いで、前記締付装置3の定量ポンプ6bを作動させる。そうすると、締付装置3の各油圧室3aに油が供給され、タイロッドシリンダ7が下方に移動し、クラウン15が下降する。一方、そのクラウン15が下降すると、そのクラウン15の下面側で当接しているピストン5が下方に押動される。これにより移動装置2の各油圧室2aから油がタンク6aへ戻される。すなわち締付装置3のタイロッドシリンダ7が下方に移動する分だけ、移動装置2のピストン5が下方に移動する。
このとき締付装置3の各定量ポンプ6bから同じ量の油が油圧室3aに供給されるので、各タイロッドシリンダ7は同じストロークで下方に移動する。一方、各移動装置2の油圧室2aから戻される油の流量は流量調整弁6eにより流量が同じなるように設定されているので、各ピストン5は同じストロークで下方に移動する。これによりクラウン15がスムーズに距離Wだけ下降し、上下の金型24、19が閉じられ、あるいはそれらの間隔が小さくされ、タイロッド16に適切な締め付け力を付与することができる。
前記移動装置2としては、クラウン15を昇降させることができれば、スプリング、空圧のロッド、ねじ式のジャッキなどを用いてもよい。
例えば移動装置2がスプリングの場合は、スプリングの反発力によりクラウン15を上方に移動させることができるが、スプリング自体は自身を圧縮させる駆動源を有していない。このため前記上昇させたクラウン15を下降させるには、自身の重力の作用に加え、前記締付装置3の供給回路の定量ポンプ6bから各油圧室3aに等量の油を供給し、タイロッドシリンダ7を下方に移動させることにより行う。
また本実施形態では、移動装置2および締付装置3のそれぞれの油圧回路6に、供給用の定量ポンプ6bと戻り用の流量調整弁6eを備えている。しかし、移動装置2および締付装置3の供給回路の定量ポンプ6bで流量を調整すれば、移動装置2および締付装置3の油圧回路6の流量調整弁6eを省略でき、戻り時の油量を調整しないでもよい。
逆に、移動装置2および締付装置3のそれぞれの油圧回路6に、定量ポンプ6bを用い
ないで通常のポンプを用い、戻り時の油量を流量調整弁6eで調整することにより、供給時の油量を間接的に調整してもよい。
前記締付装置3としては、タイロッド16に締め付け力を付与したり、その付与した締め付け力を弱めることができるように、上部タイロッドナット16aをクラウン15に対して遠ざけたり、近づけたりするように作用すればよい。例えば、スプリング、空圧のロッド、ねじ式のジャッキなどを用いてもよい。
図7には図6の油圧回路6の他の実施形態を示す。この油圧回路9は前述の油圧回路6と共通する部分があるので、共通する部分には同じ符号を付して、その説明を省略する。
前記油圧回路9の供給回路は、油が貯油されたタンク6aから1つの定量ポンプ6bにより4つの油圧室2aに油を供給している。具体的には、定量ポンプ6bから延びる配管は逆止弁6cを介して途中で分流弁6iによって2つに分岐され、それら分岐された各配管を再度分流弁6iによって2つに分岐することにより、全体として合計4つに分岐されている。これら分流弁6iは2つに分岐する配管に等しい量の油を分配供給する。
一方油圧室2aから油が排出されるときは、前記分流弁は集流弁6iとして機能し、2つに分岐された配管から等量の油を分岐前の配管に戻す。タンク6aへの戻り回路は、逆止弁6cと最初の分岐点(分流弁6i)の間から延びており、油圧室2aの油を電磁弁6f及びリリーフバルブ6kを介して再び前記タンク6aに戻す回路である。
この油圧回路9を用いると、1つの定量ポンプ6bですむし、配管をまとめることができる。
本発明のプレス機械のダイオープン機構では、移動装置2によりクラウン15をコラム14に対して上昇させることができる。このため前記クラウン15と共にそのクラウンに連結されるスライド17を昇降させ、スライドに固定したままの上型24を上方に移動させることにより、金型を開いたり、上型24と下型19との間隔を大きくすることができる。これにより上下の金型24、19をプレス機械11に取り付けたままで、上下の金型24、19の保守・点検を行うことができる。
また過負荷等により下死点で運転操作ができなくなった場合に、スライド17に上型24を固定した状態で上下の金型24、19を開くことができるので、離脱操作(アンスティッカ)の機能を兼ねることができる。
また前記移動装置2がコラム14とクラウン15の間に設けられている。このため移動装置2をスライド17側に設けるのに比べて、スライド質量の大きさを抑えてスライドの昇降運動による慣性力を小さくできる。またスライドの全高も低く抑えることができるので、移動装置をスライド側に設ける場合に対し、コラムとタイロッドの長さも短くなり、プレス機械の剛性が高くなる。
さらに前記移動装置2が、コラム14とクラウン15の間に設けられているので、ベッド13側に移動装置2を設けるのに比べて、ベッド13の形状の設計の自由度が高い。このため剛性を保った上で、ベッド13の落とし穴寸法を大きくできる。例えばモーターコアの分野では、使用コイル幅が広くなる傾向があるので、ベッドの落とし穴寸法を大きくすることは、有効である。
また前記移動装置2が油圧により駆動するものであるので、全ての移動装置2に均一の油量を供給し、クラウン15を複数の箇所で均一に上昇させ、素早く上下の金型を開いたり、それら金型の間隔を大きくすることができる。
さらに前記締付装置3が、クラウン15を下方に移動させることができるので、素早く上型24と下型19を閉じたり、それらの間隔を小さくすることができる。
また前記締付装置3が、油圧により駆動するものであるので、複数のタイロッド16に均一に締付力を付与したり、その締付力を弱めたりすることができる。また全ての締付装置に均一の量の圧油を供給することにより、クラウンの下降を複数の箇所で均一に素早く行うことができる。
1 ダイオープン機構
2 移動装置
2a 油圧室
2b 油孔
3 締付装置
3a 油圧室
3b 油孔
4 位置決めリング
4a 筒部
4b 鍔部
5 ピストン
5a スクレーバ
5b ピストンシール
5c ウェアリング
6 油圧回路
6a タンク
6b 定量ポンプ
6c 逆止弁
6d 油圧センサ
6e 流量調整弁
6f 電磁弁
6g 排油弁
6h フィルタ
6i 分流弁、集流弁
6k リリーフバルブ
7 タイロッドシリンダ
7a 基部
7b 筒部
7c 環状突部
8 ピストン
8a ピストン基部
8b 案内部
8c スクレーバ
8d ピストンシール
8e ウェアリング
8f ピストンシール
9 油圧回路
11 プレス機械
12 フレーム
13 ベッド
13a 貫通孔
14 コラム
14a コラムの貫通孔
14b 段部
15 クラウン
15a クラウンの貫通孔
15b 段部
15c 段部
16 タイロッド
16a 上部タイロッドナット
16b 円柱状部
16c 止め部
16d 大径部
16e タイロッドのオネジ
16f 下部タイロッドナット
17 スライド
18 ボルスタ
19 下型
20 クランク軸
21 プレス駆動機構
22 コンロッド
23 サスペンション
24 上型
S1 通常状態
S2 オープン状態
W 距離

Claims (4)

  1. ベッドと、そのベッドに設けられ上方に延びるコラムと、そのコラムの上方に設けられ、スライドを連結しているクラウンと、それらベッド、コラムおよびクラウンを上下方向に締め付けるタイロッドとを備えたプレス機械に用いるダイオープン機構であって、
    前記コラムに対してクラウンを上方に移動させる移動装置と、
    前記タイロッドに締付力を付与したり、付与した締付力を弱めたりする締付装置とを備えており、
    前記移動装置が前記コラムとクラウンの間に設けられている、プレス機械のダイオープン機構。
  2. 前記移動装置が、油圧により駆動するものである請求項1記載のプレス機械のダイオープン機構。
  3. 前記締付装置が、クラウンを下方に移動させることができる請求項1または2記載のプレス機械のダイオープン機構。
  4. 前記締付装置が、クラウンと上部タイロッドナットの間に設けられ、油圧により駆動するものである請求項1から3のいずれかに記載のプレス機械のダイオープン機構。
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