JP2014108243A5 - - Google Patents

Description

遊技機として、遊技盤の前面に形成された遊技領域に遊技媒体としての遊技球を打ち込み、この打ち込まれた遊技球が遊技領域に設けられた始動口に入賞したことに基づいて予め決められている所定の確率で大当りとするか否かを判定した後、表示装置（例えば、液晶表示装置）で図柄等の変動表示を実行して前記判定結果に応じた図柄を導出表示するものがある（特許文献１）。

上記特許文献１では、「特定遊技状態として、例えば、特別遊技状態（大当り遊技状態）の終了後に、普図の当りの発生確率が上がる（例えば、１／１０から９／１０に確率が上がる）普図確率変動状態を発生させる」ことが記載されているが、特定遊技状態ではない場合にも普図の当りが発生することがあるため、特定遊技状態との差が十分に感じられず、遊技興趣の低下を招くおそれがあった。

本発明は上記の実状に鑑み、遊技興趣の低下を抑止可能な遊技機を提供することを目的とする。

（解決手段１）
第１始動領域を遊技球が通過したことに基づいて第１特別図柄の可変表示を開始し表示結果を導出表示する第１特別図柄制御手段と、
第２始動領域を遊技球が通過したことに基づいて第２特別図柄の可変表示を開始し表示結果を導出表示する第２特別図柄制御手段と、
前記第１特別図柄または前記第２特別図柄の表示結果が特定表示結果となったときに、特定遊技状態に制御する特定遊技状態制御手段と、を備え、
前記第２特別図柄の表示結果が特定表示結果となった場合には、前記第１特別図柄の表示結果が特定表示結果となった場合に比べて、遊技者に大きい利益を付与しうる遊技機であって、
普通変動条件の成立に基づいて普通図柄の可変表示を開始し表示結果を導出表示する普通図柄制御手段と、
前記普通図柄の表示結果が所定表示結果となったときに、前記第２始動領域を遊技球が通過困難な状態から通過容易な状態に変化させる可変制御手段と、を備え、
前記普通図柄制御手段は、
前記特定遊技状態の終了後における特定期間を除く通常の遊技状態にて、前記普通変動条件の成立に基づいて前記普通図柄の可変表示を開始するにもかかわらず、前記普通図柄の表示結果として前記所定表示結果を導出表示することのない非導出制御手段を有することを特徴とする遊技機。

本発明の遊技機においては、遊技興趣の低下を抑止可能である。

Claims (1)

1. 第１始動領域を遊技球が通過したことに基づいて第１特別図柄の可変表示を開始し表示結果を導出表示する第１特別図柄制御手段と、
   第２始動領域を遊技球が通過したことに基づいて第２特別図柄の可変表示を開始し表示結果を導出表示する第２特別図柄制御手段と、
   前記第１特別図柄または前記第２特別図柄の表示結果が特定表示結果となったときに、特定遊技状態に制御する特定遊技状態制御手段と、を備え、
   前記第２特別図柄の表示結果が特定表示結果となった場合には、前記第１特別図柄の表示結果が特定表示結果となった場合に比べて、遊技者に大きい利益を付与しうる遊技機であって、
   普通変動条件の成立に基づいて普通図柄の可変表示を開始し表示結果を導出表示する普通図柄制御手段と、
   前記普通図柄の表示結果が所定表示結果となったときに、前記第２始動領域を遊技球が通過困難な状態から通過容易な状態に変化させる可変制御手段と、を備え、
   前記普通図柄制御手段は、
   前記特定遊技状態の終了後における特定期間を除く通常の遊技状態にて、前記普通変動条件の成立に基づいて前記普通図柄の可変表示を開始するにもかかわらず、前記普通図柄の表示結果として前記所定表示結果を導出表示することのない非導出制御手段を有することを特徴とする遊技機。