JP2014108112A - 留置針組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 血液が漏れ出ているという誤認識を施術者に与えさせずに施術者に内針を外針ハブから抜いて取り出させることができる留置針組立体を提供する。
【解決手段】
留置針組立体1は、先端部に鋭利な針先11aを有する内針11を備え、内針11は、基端部に外針ハブ14が設けられている外針13内に挿通されている。外針ハブ14の内孔26aには、止血ゴム3が設けられている。止血ゴム3は、内針11が貫通する状態で液空間32と収容空間33との間を封止しており、内針11が抜かれても貫通孔34を弾性復帰して塞ぐようになっている。また、外針ハブ14の本体部分26の内孔26aには、止血ゴム3よりハブ挿通口26c側に不透明性を有する係止部29が挿入されている。これにより、外針ハブ14は、外側から液空間32を視認でき、且つ収容空間33が視認できないように構成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、人工透析、輸液又は採血の際に血管に穿刺されてそこに留置される留置針組立体に関する。
施術者が患者に対して人工透析、輸液又は採血等を行う際には、留置針組立体が用いられており、留置針組立体としては、例えば特許文献1のようなカテーテルと導入針とのアッセンブリがある。
特許文献1のアッセンブリは、円筒状のカテーテルハブ(外針ハブ)と、カテーテルハブの先端に固定されているカテーテル(外針)と、先端に鋭利な針先を有する針(内針)と、針の基端に固定されている針ハブとを備えている。カテーテルハブは、側方孔を有しており、この側方孔は、管状部分及び伸長管を介してアダプタに接続されている。また、カテーテルハブ内には、側方孔より基端側にプラグ(封止部材)が設けられており、プラグによってカテーテルハブの基端が密閉されている。針は、このプラグを貫通するようにカテーテルハブ及びカテーテルを挿通しており、カテーテルハブに針ハブが係合した状態で針の針先がカテーテルの先端から突出している。
このように構成されている特許文献1のアッセンブリでは、プラグがシリコーンゴムのような弾性部材によって構成されており、針をカテーテルハブから抜いたときにプラグに残る貫通孔が塞がるようになっている。これにより、針をカテーテルハブから抜いた後でもカテーテルハブ内の液体が前記貫通孔を通って外に漏れ出ることを防ぐことができる。
特開平8−257129号公報
留置針組立体では、針が中空円筒状に形成されているために穿刺中に針内に血液が入る。そのため、プラグから針を抜くと、針内の血液が流出してプラグの端面に落ち、そこに血液だまりとして残ることがある。留置針組立体では、フラッシュバックの確認を容易にするためにカテーテルハブが透明性を有する材料によって構成されているので、プラグ端面の血液だまりが施術者にはっきりと見える。血液だまりは、貫通孔からの漏れとは異なりごく少量の血液で形成され、留置針組立体から流出する心配はないが、このプラグ端面の血液だまりを見た施術者は、プラグの貫通孔から血液が漏れ出ていると誤認識するおそれがある。
そこで本発明は、血液が漏れ出ているという誤認識を施術者に与えさせずに施術者に内針を外針ハブから抜いて取り出させることができる留置針組立体を提供することを目的としている。
上記発明において、先端部に鋭利な針先を有する内針と、前記内針の基端部側に設けられている内針ハブと、前記内針が挿通されている中空の外針と、前記内針が挿通され、且つ外針挿通口とハブ挿通口とを有する内部空間が形成されている外針ハブと、前記内部空間に設けられ、前記外針挿通口と前記ハブ挿通口との間を封止する封止部材とを備え、前記外針挿通口には、前記外針の基端部が設けられ、前記ハブ挿通口には、前記内針ハブが着脱可能に取り付けられ、前記外針ハブは、前記外針挿通口及び前記ハブ挿通口と異なる位置に形成され、且つ前記内部空間の前記封止部材より前記外針挿通口側の領域に繋がっている輸送口を有し、前記内針は、前記封止部材を貫通し、前記封止部材は、そこから前記内針が引き抜かれると前記内針が貫通していた貫通孔を弾性復帰して塞ぐように構成され、前記外針ハブは、前記内部空間と前記輸送口とを有する外針ハブ本体と、前記内部空間の前記封止部材より前記ハブ挿通口側の領域に配置されている筒状の被覆部材とを有しており、前記外針ハブ本体は、透明な材料によって構成され、前記内針は、前記被覆部材を挿通し、前記被覆部材は、外針ハブ本体に比べて不透明性な材料によって構成されている。
上記構成に従えば、不透明性を有する被覆部材を内部空間に配置することで貫通孔のハブ挿通口側の開口を覆って外側から視認できないようにすることができる。それ故、内針を封止部材から抜いたときに、内針の針先に付着する血液が落ちて主に貫通孔のハブ挿通口側の開口があった位置に血液だまりを形成しても施術者にその血液だまりを血液と明確に認識される事態を軽減することができる。これにより、血液が漏れ出ているという誤認識を施術者に与えてしまう事態を軽減できる。他方、外針ハブの封止部材より外針挿通口側の部分は、内部空間を外側から明確に視認できるようになっている。それ故、その部分を外側から視認することによって、施術者は内針の針先を穿刺した後のフラッシュバックを確認することができる。
本発明によれば、血液が漏れ出ているという誤認識を施術者に与えてしまう事態を軽減できる。
本発明の第1実施形態である留置針組立体を示す平面図である。 図1の留置針組立体を切断線II−IIで切断してみた断面図である。 図2の留置針組立体を分解して示す分解図である。 図1の留置針組立体に備わる被覆部材を示す斜視図である。 図4の被覆部材を切断線V−Vで切断してみた断面斜視図である。 本発明の第2実施形態である留置針組立体を示す断面図である。
以下、本発明に係る実施形態の留置針組立体1,1Aについて図面を参照して説明する。なお、以下の説明で用いる方向の概念は、説明する上で便宜上使用するものであって、発明の構成の向き等をその方向に限定するものではない。また、以下に説明する留置針組立体1,1Aは、本発明の一実施形態に過ぎない。従って、本発明は実施の形態に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で追加、削除、変更が可能である。
<留置針組立体>
留置針組立体1は、血管等に針を穿刺して留置し、その針によって薬液を血管内に投与したり、血管から血液を採取する際に用いられる。図1乃至図3に示すように、留置針組立体1は、留置針本体2と、止血ゴム3とを備えている。留置針本体2は、軸線L1に沿って形成されており、内針11と、内針ハブ12と、外針13と、外針ハブ14とによって構成されている。なお、以下の説明では、留置針組立体1によって患者への針の穿刺を行う施術者に対して遠位側の部位を先端部とし、施術者の近位側の部位を基端部と称している。また、軸線方向とは、留置針本体2の軸線L1に沿う方向を意味している。
<留置針本体>
内針11は、例えばステンレス鋼、アルミニウム、アルミニウム合金、チタン、及びチタン合金等の金属材料又は硬質の合成樹脂から成る大略円筒状の中空針であり、その軸線L2(軸線L1と略一致)に沿って真直ぐに延在している。内針11は、血管に穿刺可能に形成された鋭利な針先11aを先端部に有しており、基端部には内針ハブ12が設けられている。
内針ハブ12は、キャップ部21と把持部22とを有しており、キャップ部21は、例えば合成樹脂から成る大略有底円筒状の部分である。キャップ部21の先端部側は、基端部側より大径に形成されており、キャップ部21の先端部側の小径部分21aの先端には、各々の軸線が一致するように内針11が挿通されて固定されている。また、キャップ部21の基端部側の大径部分21bには、大略板状の把持部22が一体的に設けられている。把持部22は、キャップ部21の外周面部から半径方向外方に突出しており、医師や看護師等の施術者が手で把持可能に構成されている。このように構成される内針11及び内針ハブ12は、外針13及び外針ハブ14に夫々挿通されている。
外針13は、可撓性を有する軟質の合成樹脂、例えばエチレン−テトラフルオロエチレン共重合、ポリウレタン、ポリエーテルナイロン、又はポリプロピレン等から成る大略円筒状の細管である。外針13は、内針11より短尺に形成されており、外針13に挿通された内針11の針先11aが外針13の先端から突出している。また、外針13の先端部は、基端側に向かうにつれて大径化するテーパ状に形成されており、内針11の針先11aと同様に患者の血管に穿刺される際の抵抗を低減させている。外針13の基端部には、外針ハブ14が設けられている。
外針ハブ14は、ハブ本体24と係止固定具25とを有している。ハブ本体24は、透明合成樹脂から成るY型形状の部材であり、本体部分26及びチューブ結合部分27を有している。ハブ本体24は、内部空間を明確に視認可能であり、ISO14782で規定されるヘイズにおいて、ヘイズが30%(サンプル肉厚=2mm)より低い程度の透明性を有している。本体部分26は、大略円筒状に形成されており、先端部の外周面が先端に向かうにつれて先細りのテーパ状に形成されている。本体部分26内には、その軸線に沿って内孔26aが延在しており、内孔26aは本体部分26の先端側に外針挿通口26bを有し、本体部分26の基端側にハブ挿通口26cを有している。
本体部分26の先端部には、外針13の基端部が外針挿通口26bに挿通されて固定されている。ハブ挿通口26cの内径は、内針ハブ12のキャップ部21の小径部分21aの外径と略一致しており、前記小径部分21aがハブ挿通口26cに嵌り込んでいる。また、ハブ挿通口26cの内径は、キャップ部21の大径部分21bの外径より小径になっており、大径部分21bは、外針ハブ14の基端に当接してハブ挿通口26cを外側から塞いでいる。
また、本体部分26の内周面には、座26eが形成されており、座26eは後述する止血ゴム3を係止するべく先端に向かうにつれて先細りのテーパ状に形成されている。他方、本体部分26の外周面には、本体部分26から枝分かれするようにチューブ結合部分27が一体的に設けられている。
チューブ結合部分27は、本体部分26の外周面から半径方向外側に離れるように本体部分26の基端側へと斜めに延在している。このように配置されているチューブ結合部分27は、大略円筒状に形成されており、その一端に連通口27aが形成され、他端に輸送口27bが形成されている。連通口27aは、座26eより先端側の本体部分26の内孔26aに繋がっている。また、輸送口27bには、可撓性を有するチューブ28の一端が挿通されて固定されている。そして、このチューブ28の他端部には、輸液セット及び採血セットに接続するためのコネクタ(図示せず)が設けられている。
また、本体部分26の外周部には、チューブ結合部分27より基端側に窓部26dが形成されている。窓部26dは、本体部分26の外周部を貫通する孔部であり、先端側から見てチューブ結合部分27に対して周方向に90度以上180度以下ずれた位置、本実施形態では90度ずれた位置に形成されている。窓部26dは、底面視で大略矩形状に形成されており、その横幅(図1に向かって左右方向の長さ)が内孔26aの直径と略一致している。この窓部26dには、係止固定具25が挿入されており、挿入された係止固定具25は、内孔26aに収容されている。以下では、図4及び図5も参照しながら係止固定具25の構成について説明する。
<係止固定具>
被覆部材である係止固定具25は、ハブ本体に比べ不透明な合成樹脂、例えばポリプロピレン、ポリエチレン、及びポリアセタールであり、係止部29と、皮膚固定部30とを有している。係止部29は、断面が大略蒲鉾形状に形成されている、つまり、上側が半円筒形状で下側が直方体形状になっている。係止部29の半円筒部分29aは、その外周面の外径が本体部分26の内周面の内径と略一致するように構成されている。他方、係止部29の直方体部分29bは、その外形寸法が底面視で窓部26dの外形寸法と略一致するように構成されている。
このような形状を有する係止部29は、窓部26dから挿入され、半円筒部分29aが本体部分26の内周面に当接するように本体部分26に嵌まり込んでいる。係止部29には、軸線L1に沿って延在する挿通孔31が形成されており、この挿通孔31には、キャップ部21から先端側へと延在する内針11が挿通されている。なお、挿通孔31の内径は、先端側部分31aと基端側部分31bとで異なっており、先端側部分31aに対して基端側部分31bの方が小径になっている。他方、係止部29の直方体部分29bの底部が窓部26dから外方に飛び出ており、この底部に皮膚固定部30が一体的に設けられている。
皮膚固定部30は、平面視で大略矩形状になっている板状の部材であり、その上面に係止部29が一体的に設けられている。皮膚固定部30は、ハブ本体24より幅広に形成されており、その幅方向(図1の左右方向に相当)両端部がハブ本体24の横方向外側まで延在している。また、皮膚固定部30の下面は、平坦になっており、載置部位(例えば、患者の腕等)との接触面積を大きくして載置部位上での皮膚固定部30の安定性を向上させている。
このように構成されている係止固定具25は、係止部29を本体部分26内に嵌められて本体部分26に係止されている。係止部29の基端が内針ハブ12のキャップ部21の先端に当接している。他方、係止部29の先端は、間隔A1をあけて本体部分26の座26eと対向しており、係止部29と座26eとの間にゴム収容空間26fを形成している。そして、このゴム収容空間26fには、図2及び3に示すように止血ゴム3が嵌合されている。
<止血ゴム>
封止部材である止血ゴム3は、ポリイソプレン等の合成ゴム又は熱可塑性エラストマから成る中実の大略円柱部材である。止血ゴム3の外径は、本体部分26の内孔26aの内径と略一致又は若干大径になっており、止血ゴム3は、その先端部を座26eに着座(又は係合)させている状態でゴム収容空間26fにて嵌合されている。この止血ゴム3は、内孔26aを液空間32と収容空間33とに分断し、これらの2つの空間31,32の間を封止している。これにより、液空間32から収容空間33への薬液又は血液の漏れを防ぐことができる。ここで、液空間32は、内孔26aにおいて止血ゴム3より先端側の領域であって、外針13内及びチューブ28内に繋がる空間である。また、収容空間33は、内孔26aにおいて止血ゴム3より基端側の領域であって、係止部29が収容され且つハブ挿通口26cに繋がる空間である。
また、止血ゴム3は、その軸線方向の長さが間隔A1より若干長く形成されている。それ故、係止部29が収容空間33に収容されていない状態で止血ゴム3の基端部が収容空間33に少し張り出しており、係止部29を収容空間33に収容することで止血ゴム3が係止部29によって座26eに押し付けられる。これにより、止血ゴム3が座26eと係止部29とによって挟持されて、ゴム収容空間26fにて固定され、止血ゴム3が本体部分26内で軸線方向に動くことを防ぐことができる。それ故、内針11を抜くときに等に止血ゴム3が外れたり、止血ゴム3が動いて液空間32から収容空間33に薬液又は血液が漏れたりすることを防ぐことができる。
このように構成されている止血ゴム3には、その軸心又はその周辺を内針11が貫通している。止血ゴム3は、前述の通り合成ゴム又は熱可塑性エラストマによって構成されており、弾力性を有している。それ故、止血ゴム3は、内針11の貫通している部分の外周面に圧接して内針11と止血ゴム3との間を密封し、また内針11を軸線方向に動かしても密封した状態を維持するようになっている。
また、止血ゴム3は、そこから内針11を抜いた後に弾性復帰して内針11が貫通している貫通孔34を塞ぐようになっている。即ち、止血ゴム3は、そこから内針11を引き抜いた後も液空間32と収容空間33との間を封止するようになっている。このように止血ゴム3は、内針11の貫通の有無に関わらず、液空間32と収容空間33との間を封止し、収容空間33に薬液や血液が漏れることを防ぐことができる。
<留置針組立体の組み立て方>
以下では、このように構成される留置針組立体1の組み立て方について説明する。留置針組立体1では、まず本体部分26の窓部26dに係止固定具25の係止部29が挿入される。次にハブ挿通口26cから内針11が挿入される。この際、針先11aは、係止部29の挿通孔31に通って止血ゴム3に突き刺さり、更に止血ゴム3を貫通して外針13に挿通される。そうすると、針先11aが外針13の先端から突出し、且つ外針ハブ14のハブ挿通口26cにキャップ部21が嵌まる。これによって、外針挿通口26bがキャップ部21塞がれ、このキャップ部21に固定されている内針11が貫通孔34を挿通して止血ゴム3を貫通する。
このように構成されている留置針組立体1では、係止固定具25が不透明性を有する材料によって構成されている。それ故、本体部分26の内周面に係止部29が嵌まることで外針ハブ14の止血ゴム3より外針挿通口26b側の部分が外針ハブ14の外側から内孔26aを明確には視認できないようになっている。さらに詳細に説明すると、留置針組立体1では、係止部29が止血ゴム3の基端面(特に、貫通孔34の基端側の開口)を外側から覆っている。
また、留置針組立体1では、本体部分26に形成される窓部26dに係止固定具25の係止部29を挿入することで、係止部29を収容空間33に配置することができる。それ故、留置針組立体1では、係止部29の組み付けが容易であり、且つ係止固定具25を本体部分26に容易に係止させることができる。
<留置針組立体の機能>
留置針組立体1では、輸液及び採血する際に針先11aを血管等に穿刺させて外針13を血管等に挿入する。そうすると、血管内と本体部分26内とが外針13を介して導通し、血管内の血液が本体部分26の液空間32に流入するフラッシュバックが発生する。留置針組立体1では、ハブ本体24が透明性を有する合成樹脂で構成されているので、ハブ本体24越しにこのフラッシュバックを確認することができる。確認すると、皮膚固定部30を患者の穿刺部位付近に載せ、輸液又は採血を開始すべく内針11を外針13から抜く。この際、皮膚固定部30の幅方向両端部を指等で押さえることで外針ハブ14を固定することができ、外針ハブ14を安定させた状態で(即ち、外針ハブ14を動かすことなく)内針11を引き抜くことができる。これにより、内針11を引き抜く際の痛みを軽減することができる。
内針11を引き抜くと、まず内針11の針先11aが外針13内に収容される。そして、内針11の針先11aは、外針13内を抜けて内孔26aを通って止血ゴム3に到達する。止血ゴム3から内針11の針先11aを抜いていくと、貫通孔34の周りの部分が弾性復帰して貫通孔34を塞がれる。これにより、薬液又は血液が漏れ出ることを防ぐことができる。また、止血ゴム3が内針11に圧接されているので、穿刺時に内針11の針先11aに付着した血液が止血ゴム3によって引き抜くときに拭われ、針先11aに付着した血液が施術者等の第三者に付着することを防ぐことができる。
他方、内針11内には穿刺時に血液が流入しており、針先11aが止血ゴム3から抜かれて大気圧に晒されると、内針11内の血液が針先11aから流出して止血ゴム3の基端面、具体的には貫通孔34の基端側の開口があった位置及びその付近に落ちて、そこに血液だまりが形成される。血液だまりが形成されている箇所(即ち、貫通孔34の基端側の開口があった位置及びその付近)は、係止部29によって覆われて、外針ハブの封止部材より外針挿通口側の部分に比べ、不透明になっている。それ故、施術者に、この血液だまりが血液であると明確に認識されることがなく、血液だまりが止血ゴム3の貫通孔34から漏れ出た血液によって形成されたものとの誤認識を施術者に与えずに施術者に内針11を外針ハブ14から抜いて取り出させることができる。
また、係止部29の先端側の内径が大径に形成され、また係止部29が止血ゴム3に押し付けられて係止部29が止血ゴム3に密接している。それ故、針先11aから流出した血液を係止部29内に留めておくことができ、且つ係止部29と止血ゴム3との間の隙間を通って係止部29と本体部分26との間に漏れ出ることを防ぐことができる。
抜いた後には、コネクタに接続されたセット(輸液セット又は採決セット)に応じて薬液を流したり、血液を採取したりする。輸液中又は採血中において、留置針組立体1は、患者の穿刺部位付近に皮膚固定部30を当てて前記穿刺部位付近に載せられている。皮膚固定部30は、ハブ本体24より幅広に形成され、その下面が平坦になっている。そのため、留置針組立体1の載置面積を大きくすることができ、載置部位上での皮膚固定部30の安定性を向上している。それ故、輸液中又は採血中に留置針組立体1が動いて患者に痛みが生じさせたり、留置針組立体1が患者から外れたりすることを防ぐことができる。
<第2実施形態>
第2実施形態の留置針組立体1Aは、第1実施形態の留置針組立体1と構成が類似している。以下では、第2実施形態の留置針組立体1の構成については、第1実施形態の留置針組立体1と異なる点について主に説明し、同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
図6に示すように、留置針組立体1Aは、内針11、内針ハブ12、外針13及び外針ハブ14Aを備え、外針ハブ14Aは、ハブ本体24Aと係止具25Aとを有している。ハブ本体24Aの構成は、窓部26dが形成されていない点を除いて第1実施形態のハブ本体24と同様の構成を有している。被覆部材である係止具25Aは、大略円筒状に形成された不透明性の部材である。係止具25Aは、ハブ挿通口26cから挿通され、止血ゴム3の基端面に当接して本体部分26の収容空間33に収容されている。係止具25Aは、キャップ部21によって押されて止血ゴム3を座26eに押し付けられており、本体部分26と協同して止血ゴム3を挟持して固定している。また、係止具25Aには、軸線L1に沿って延在する挿通孔31が形成されており、この挿通孔31には、キャップ部21から先端側へと延在する内針11が挿通されている。
このように構成されている係止具25Aは、外針ハブ14Aの止血ゴム3より外針挿通口26b側の部分が外針ハブ14Aの外側から内孔26aを明確に視認できないように配置されている。さらに詳細に説明すると、留置針組立体1では、係止部29が止血ゴム3の基端面(特に、貫通孔34の基端側の開口)を外側から覆っている。これにより、この血液だまりを止血ゴム3の貫通孔34から漏れ出た血液によって形成されたものとの誤認識を施術者に与えずに施術者に内針11を外針ハブ14から抜いて取り出させることができる。
その他、第2実施形態の留置針組立体1Aは、皮膚固定部30によって奏する作用効果を除いて第1実施形態の留置針組立体1と同様の作用効果を奏する。
<その他の実施形態について>
第1及び第2実施形態の留置針組立体1,1Aでは、外針ハブ14が透明性を有する合成樹脂によって構成されているが、透明性を有する合成樹脂と不透明性を有する合成樹脂との二色成形によって外針ハブ14が構成されてもよい。具体的には、外針ハブ14の止血ゴム3より先端側が透明性を有する合成樹脂で構成され、止血ゴム3より基端側が不透明性を有する合成樹脂によって構成される。これによって、液空間32におけるフラッシュバックを確認することができ、且つ貫通孔34の基端側の開口があった位置及びその付近に形成される血液だまりを止血ゴム3の貫通孔34から漏れ出た血液によって形成されたものと誤認識を施術者に与えることを防ぐことができる。
また、その他実施形態として、外針ハブの封止部材よりハブ挿通口側の部分の樹脂を色付きの樹脂とすることで、外針ハブの封止部材よりハブ挿通口側の部分の内部を見えづらくしても良い。
なお、上記実施形態は一例に過ぎず、本発明の趣旨を逸脱しない程度に変更可能であり、外観から視認して、外針ハブの封止部材側の部分に比べて外針挿通口側の部分が不透明でありさえすれば良い。このような構成であれば、ハブ挿通口側の部分の内部空間が相対的に見えづらくなり、このため、内針を封止部材から抜いたときに、内針の針先に付着する血液が落ちて封止部材のハブ挿通口側に血液だまりを形成しても施術者に血液と明確に認識される事態を軽減することが可能である。外針ハブの封止部材よりハブ挿通口側の部分は、半透明若しくは、完全に不透明であることが好ましい。なお、半透明の透明性は、ISO14782で規定されるヘイズにおいて、ヘイズが30%(サンプル肉厚=2mm)より高いことが好ましい。
1,1A 留置針組立体
3 止血ゴム
11 内針
11a 針先
12 内針ハブ
13 外針
14,14A 外針ハブ
24,24A ハブ本体
25 係止固定具
25A 係止具
26a 内孔
26b 外針挿通口
26c ハブ挿通口
26d 窓部
26e 座
27b 輸送口
30 皮膚固定部

Claims (5)

  1. 先端部に鋭利な針先を有する内針と、
    前記内針の基端部側に設けられている内針ハブと、
    前記内針が挿通されている中空の外針と、
    前記内針が挿通され、且つ外針挿通口とハブ挿通口とを有する内部空間が形成されている外針ハブと、
    前記内部空間に設けられ、前記外針挿通口と前記ハブ挿通口との間を封止する封止部材とを備え、
    前記外針挿通口には、前記外針の基端部が設けられ、
    前記ハブ挿通口には、前記内針ハブが着脱可能に取り付けられ、
    前記外針ハブは、前記外針挿通口及び前記ハブ挿通口と異なる位置に形成され、且つ前記内部空間の前記封止部材より前記外針挿通口側の領域に繋がっている輸送口を有し、
    前記内針は、前記封止部材を貫通し、
    前記封止部材は、そこから前記内針が引き抜かれると前記内針が貫通していた貫通孔を弾性復帰して塞ぐように構成され、
    前記外針ハブは、前記内部空間と前記輸送口とを有する外針ハブ本体と、前記内部空間の前記封止部材より前記ハブ挿通口側の領域に配置されている筒状の被覆部材とを有しており、
    前記外針ハブ本体は、透明な材料によって構成され、
    前記内針は、前記被覆部材を挿通し、
    前記被覆部材は、外針ハブ本体に比べて不透明な材料によって構成されている、留置針組立体。
  2. 前記被覆部材は、前記外針ハブ本体と協同して前記封止部材を挟持する、請求項1に記載の留置針組立体。
  3. 前記外針ハブには、前記封止部材より前記ハブ挿通口側の外周部に前記外周部を貫通する窓部が形成され、
    前記被覆部材は、前記窓部から前記内部空間に挿入されている、請求項1又は2に記載の留置針組立体。
  4. 前記被覆部材には、前記外針ハブの幅より幅広に形成されている板状の皮膚固定部が一体的に形成され、
    前記皮膚固定部は、前記外針ハブの外側に配置されている、請求項1乃至3のいずれか1つに記載の留置針組立体。
  5. 先端部に鋭利な針先を有する内針と、
    前記内針の基端部側に設けられている内針ハブと、
    前記内針が挿通されている中空の外針と、
    前記内針が挿通され、且つ外針挿通口とハブ挿通口とを有する内部空間が形成されている外針ハブと、
    前記内部空間に設けられ、前記外針挿通口と前記ハブ挿通口との間を封止する封止部材とを備え、
    前記外針挿通口には、前記外針の基端部が設けられ、
    前記ハブ挿通口には、前記内針ハブが着脱可能に取り付けられ、
    前記外針ハブは、前記外針挿通口及び前記ハブ挿通口と異なる位置に形成され、且つ前記内部空間の前記封止部材より前記外針挿通口側の領域に繋がっている輸送口を有し、
    前記内針は、前記封止部材を貫通し、
    前記封止部材は、そこから前記内針が引き抜かれると前記内針が貫通していた貫通孔を弾性復帰して塞ぐように構成され、
    前記外針ハブの前記封止部材より前記外針挿通口側の部分は、透明であり、
    前記外針ハブの前記封止部材より前記ハブ挿通口側の部分は、前記外針ハブの前記封止部材より前記外針挿通口側の部分に比べて不透明に構成されている、留置針組立体。
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