JP2014107997A - コルゲートチューブ - Google Patents

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Abstract

【課題】コルゲートチューブが長い場合、及び電線などの線状体の表面に凹凸がある場合などにおいても、線状体への取り付けが容易なコルゲートチューブを提供すること。
【解決手段】コルゲートチューブは1、一の方向において交互に連続する凹凸をなす蛇腹構造を有し、上記一の方向に沿う一対の縁部13,14どうしが接触する状態で筒を形成する部材からなる。さらに、上記一の方向において並ぶ内側凸部12各々における、上記一対の縁部13,14の一方から他方へ至る途中の中間位置に、外側凸部11の内側面112までの深さの切れ込み4が形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、交互に連続する凹凸をなす蛇腹構造を有するコルゲートチューブに関する。
自動車などの車両に搭載されるワイヤハーネスは、電線又は光ファイバーケーブルなどの線状体を保護するコルゲートチューブを備える場合がある。コルゲートチューブは、線状体の軸心方向となる一の方向において交互に連続する凹凸をなす蛇腹構造を有する合成樹脂の部材からなる。
コルゲートチューブは、切れ目のあるもの、即ち、周方向において一対の縁のあるものと、そうでないものとがある。後者は、筒状の部材からなるが、前者は、一の方向に沿う一対の縁部どうしが接触する状態で筒を形成する部材からなる。本明細書において、コルゲートチューブという記載は、特に説明がない限り切れ目有りのコルゲートチューブを意味する。切れ目有りのコルゲートチューブは、例えば、特許文献1〜3に示されている。
切れ目有りのコルゲートチューブが採用される場合、コルゲートチューブの切れ目から、即ち、コルゲートチューブの一対の縁部の間からコルゲートチューブの中空部へ線状体を挿入することが可能である。また、特許文献2,3に示されるように、コルゲートチューブは、一対の縁部が相互に係り合うことにより当該コルゲートチューブを筒状に維持する留め機構を備える場合もある。
切れ目有りのコルゲートチューブは、切れ目無しのコルゲートチューブに対して切れ目を形成する切断加工を加えることによって得られる。そのため、切れ目有りのコルゲートチューブは、外力が加わらない初期状態においては、切れ目が閉じた状態、即ち、一対の縁部の端面が接する状態となる。そのため、特許文献1及び特許文献2などに示されるように、コルゲートチューブは、専用治具を用いて線状体に取り付けられる。
特許文献1及び特許文献2に示される専用治具は、線状体を支持し、ガイド部に沿って供給されるコルゲートチューブの一部をその一対の縁部の間隔が広がる開状態へ順次弾性変形させながらコルゲートチューブを線状体に被せる構造を有している。
また、特許文献3に示されるコルゲートチューブは、外周面において軸心方向に沿う溝を形成する折れ部を有している。このコルゲートチューブは、折れ部(溝の底板部)を中心にして切れ目が開く方向へ弾性変形しやすい。
なお、特許文献3に示されるコルゲートチューブにおいて、折れ部は、外側に凸状の部分に形成された溝部である。そのため、コルゲートチューブが、その切れ目が開く上程へ変形した場合、折れ部において溝を形成する一対の側壁部が接触する。そのため、折れ部の変形のみによってコルゲートチューブが十分に開いた状態まで変形することはできない。
特開平7−245840号公報 特開2008−301614号公報 特開2012−5256号公報
従来のコルゲートチューブは、弾性変形によって開状態になる。そのような従来のコルゲートチューブは、その軸心方向の一方の端部から他方の端部まで順に専用治具によって一対の縁部の一部の間隔が順次広げられつつ線状体に被せられる。そのため、従来のコルゲートチューブは、その長さが長いほど、線状体への取り付け作業に多大な手間を要するという問題点を有している。
また、従来のコルゲートチューブが専用治具の使用により線状体に被せられる際、専用治具が線状体に対して摺動するか、或いは、コルゲートチューブが線状体に対して摺動する。そのため、コルゲートチューブが、結束ベルトで束ねられた電線束などの表面に凹凸がある線状体に取り付けられる場合、専用治具又はコルゲートチューブが線状体の凹凸に引っ掛かりやすい。従って、従来のコルゲートチューブは、表面に凹凸がある線状体への取り付けが難しいという問題点も有している。
本発明は、コルゲートチューブが長い場合、及び電線などの線状体の表面に凹凸がある場合などにおいても、線状体への取り付けが容易なコルゲートチューブを提供することを目的とする。
本発明の第1態様に係るコルゲートチューブは、一の方向において交互に連続する凹凸をなす蛇腹構造を有し、上記一の方向に沿う一対の縁部どうしが接触する状態で筒を形成する部材からなる。さらに、上記一の方向において並ぶ内側へ凸状の部分各々における、上記一対の縁部の一方から他方へ至る途中の中間位置に、外側へ凸状の部分の内側面までの深さの切れ込みが形成されている。
本発明の第2態様に係るコルゲートチューブは、第1態様に係るコルゲートチューブの一態様である。第2態様に係るコルゲートチューブにおいて、上記切れ込みは、一の方向において並ぶ上記内側へ凸状の部分各々が、上記一対の縁部の端面が接する状態において上記端面が沿う一の平面に沿って上記外側へ凸状の部分の内側面までの深さでカットされた部分である。
本発明の第3態様に係るコルゲートチューブは、第1態様に係るコルゲートチューブの一態様である。第3態様に係るコルゲートチューブにおいて、上記切れ込みは、上記一の方向において並ぶ上記内側へ凸状の部分各々に上記外側へ凸状の部分の内側面までの深さで形成された溝状の部分である。
上記の各態様に係るコルゲートチューブにおいては、一対の縁部の一方から切れ込みまでの第一半筒状部と、一対の縁部の他方から切れ込みまでの第二半筒状部とは、外側へ凸状の部分でのみ繋がっている。即ち、第一半筒状部と第二半筒状部との連結部は、周方向に沿う凸部及び凹部が形成されていない部分である。そのような連結部は、凹凸が形成されている他の部分よりも塑性変形しやすい。
従って、コルゲートチューブに対して一対の縁部を離隔させる方向の外力が加わった場合、第一半筒状部と第二半筒状部との連結部が塑性変形することにより、第一半筒状部及び第二半筒状部が連結部を中心にそれぞれ回動し、コルゲートチューブが開いた状態になる。即ち、第一半筒状部と第二半筒状部との連結部は、コルゲートチューブが開閉される際のヒンジ部となる。また、そのようにして開いたコルゲートチューブは、外力から解放された後も、開いた形状を維持する。
以上に示されたことから、上記の各態様に係るコルゲートチューブが採用されれば、以下に示される手順でコルゲートチューブを線状体に装着することが可能となる。即ち、まず、コルゲートチューブがその全長に亘って開状態に変形され、次に、線状体が開状態のコルゲートチューブにおけるその全長に亘る内側面上に載置され、その後、コルゲートチューブが筒状(閉状態)に戻される、という装着手順を採用することが可能となる。その際、後述の装着具が用いられれば、コルゲートチューブ全体を一括して開状態から閉状態(筒状)へ戻すことも可能である。
従って、上記の各態様に係るコルゲートチューブが採用されれば、コルゲートチューブを一部ずつ順次線状体に被せるという面倒な作業が不要となる。その結果、コルゲートチューブが長い場合であっても、コルゲートチューブを容易に線状体へ取り付けることが可能となる。
さらに、上記の各態様に係るコルゲートチューブが採用されれば、専用治具を線状体に摺動させること、及びコルゲートチューブを線状体に摺動させることが不要となる。その結果、コルゲートチューブが表面に凹凸のある線状体に取り付けられる場合であっても、コルゲートチューブを容易に線状体へ取り付けることが可能となる。
ところで、コルゲートチューブは、蛇腹構造を有する筒状の部材が、その周方向の1箇所において長手方向全体に亘る直線に沿ってカットされることによって得られる。即ち、コルゲートチューブにおける一対の縁部の端面は切断面である。
そして、第2態様に係るコルゲートチューブにおいて、切れ込みは、複数の内側へ凸状の部分各々が、一対の縁部の端面が接する状態において端面が沿う一の平面に沿って外側へ凸状の部分の内側面までの深さでカットされた部分である。この場合、蛇腹構造を有する筒状の部材に対する1回のカット工程により、コルゲートチューブにおける一対の縁部の端面(切断面)とヒンジ部を設けるための切れ込みとの両方を形成することができる。そのため、切れ込みを有するコルゲートチューブを従来のコルゲートチューブの製造工程と同等の工程で製造することが可能となり、切れ込みを形成するためのコルゲートチューブの製造コストの上昇を回避することができる。
一方、第3態様に係るコルゲートチューブにおいて、切れ込みは、複数の内側へ凸状の部分各々に形成された溝状の部分である。この場合、内側へ凸状の部分各々における切れ込みの部分に、溝の側壁をなす壁が形成されている。そのため、コルゲートチューブにおける切れ込みの部分に隙間が生じることを回避できる。
また、第3態様に係るコルゲートチューブにおいて、切れ込みが形成する溝の底板の部分、即ち、凹凸をなす立体構造を有さない部分が、外側へ凸状の部分である。そのため、溝の底板の部分とコルゲートチューブ内の線状体との間隔が比較的広い。従って、仮に、溝の底板の部分が破損した場合でも、コルゲートチューブの周囲の物が破損した部分の穴を通じて内部の線状体に接触する、という不都合が生じにくい。即ち、切れ込みが形成されることによるコルゲートチューブの保護性能の低下を防止することができる。
本発明の第1実施形態に係るコルゲートチューブ1の斜視図である。 初期状態のコルゲートチューブ1の第1の断面図である。 初期状態のコルゲートチューブ1の第2の断面図である。 開状態のコルゲートチューブ1の断面図である。 ロック状態のコルゲートチューブ1の断面図である。 本発明の第2実施形態に係るコルゲートチューブ1Aの第1の断面図である。 コルゲートチューブ1Aの第2の断面図である。 コルゲートチューブ1,1Aを線状体に装着することに適したコルゲートチューブ装着具10の斜視図である。 コルゲートチューブ装着工程における第1の状態のコルゲートチューブ装着具10及びコルゲートチューブ1の正面図並びに電線束の断面図である。 コルゲートチューブ装着工程における第2の状態のコルゲートチューブ装着具10及びコルゲートチューブ1の正面図並びに電線束の断面図である。 コルゲートチューブ装着工程における第3の状態のコルゲートチューブ装着具10及びコルゲートチューブ1の正面図並びに電線束の断面図である。 コルゲートチューブ装着具1に適用可能な応用例に係る第一支え部1A及びこれに支えられたコルゲートチューブ1の側面図である。 第一支え部5Aの平面図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であり、本発明の技術的範囲を限定する事例ではない。以下に示されるコルゲートチューブは、例えば車両に搭載される電線又は光ファイバーケーブルなどの線状体の周囲を覆う部材である。
<第1実施形態>
まず、図1〜5を参照しつつ、本発明の第1実施形態に係るコルゲートチューブ1の構成について説明する。図1に示されるように、コルゲートチューブ1は、一の方向に沿う中空部100の周囲を取り囲む部材である。コルゲートチューブ1は、合成樹脂の一体成形部材であり、採用され得る合成樹脂は、例えば、ポリアミド(PA)、ポリプロピレン(PP)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)又はABS樹脂などである。
電線又は光ファイバーケーブルなどの線状体が、コルゲートチューブ1の中空部100に通される。図1には、線状体の一例として、複数の電線9を含む電線束90が仮想線(二点鎖線)により描かれている。以下の説明において、コルゲートチューブ1が沿う方向のことを軸心方向R0と称する。
<コルゲートチューブの基本構造>
コルゲートチューブ1は、軸心方向R0において交互に連続する凹凸をなす蛇腹構造を有し、軸心方向R0に沿う一対の縁部13,14どうしが接触する状態で筒を形成する部材からなる。以下の説明において、軸心方向R0に沿う一対の縁部13,14のうちの一方を第一縁部13、他方を第二縁部14と称する。
蛇腹構造を有するコルゲートチューブ1には、それぞれ周方向に沿って形成された複数の外側凸部11及び複数の内側凸部12が、軸心方向R0において交互に並んで形成されている。ここで、外側凸部11は、外側へ凸状の部分であり、コルゲートチューブ1の内側面においては凹状の部分である。一方、内側凸部12は、内側へ凸状の部分であり、コルゲートチューブ1の外側面においては凹状の部分である。
従って、コルゲートチューブ1の外側面において、複数の外側凸部11各々の間には、周方向に沿う凹部である外周溝111が形成されている。なお、図には示されていないが、コルゲートチューブ1の内側面において、複数の内側凸部12各々の間には、周方向に沿う凹部である内周溝が形成されている。
図2,4,5は、切断面が外側凸部11の位置にあるときのコルゲートチューブ1の断面図であり、図3は、切断面が内側凸部12の位置にあるときのコルゲートチューブ1の断面図である。
また、コルゲートチューブ1は、一対の縁部13,14が相互に重なって係り合うことにより当該コルゲートチューブ1を筒状に維持する留め機構2を備える。留め機構2は、第一縁部13において軸心方向R0に並ぶ複数の受け部21と、第二縁部14において軸心方向R0に並ぶ複数の嵌入部22とを含む。
なお、図1,5は、留め機構2がロック状態であるときのコルゲートチューブ1の図であり、図2〜4は、留め機構2のロックが解除状態であるときのコルゲートチューブ1の図である。また、図2,3は、製造された当初の初期状態のコルゲートチューブ1の断面図である。一方、図4は、外力が加わって一対の縁部13,14が離隔した開状態のコルゲートチューブ1の断面図である。
図2〜5に示されるように、複数の受け部21各々は、その内側に複数の嵌入部22各々が嵌め入れられる空洞(凹部)を形成する部分である。複数の受け部21各々は、複数の外側凸部11各々における第一縁部13に位置する部分であり、溝状の第一外側溝部15によって外側凸部11における他の部分と区分されている。
一方、複数の嵌入部22各々は、複数の受け部21各々の内側の空洞に嵌め入れられる部分である。複数の嵌入部22各々は、複数の外側凸部11各々における第二縁部14に位置する部分であり、溝状の第二外側溝部16によって外側凸部11における他の部分と区分されている。
また、コルゲートチューブ1の外側面における第二縁部14寄りの部分には、溝状の第三外側溝部17が形成されている。留め機構2がロック状態となるために第二縁部14の嵌入部22が第一縁部13の内側へ潜り込む際、第三外側溝部17の底板部が曲がる。これにより、第二縁部14の嵌入部22が円滑に第一縁部13の内側へ潜り込む。
また、コルゲートチューブ1に曲げ応力が加わった際にも、第三外側溝部17の底板部が曲がる。これにより、曲げ応力が加わった際のコルゲートチューブ1の周方向における変形が、主として第二外側溝部16及び第三外側溝部17各々の底板部の曲げ変形として分散される。その結果、コルゲートチューブ1に曲げ応力が加わった際に、第二外側溝部16の底板部が過度に屈曲して留め機構2のロックが外れてしまうことが回避される。
<コルゲートチューブの開閉構造>
続いて、コルゲートチューブ1の開閉の構造について説明する。軸心方向R0において並ぶ内側凸部12各々における、第一縁部13から第二縁部14へ至る途中の中間位置に、切れ込み4が形成されている。この切れ込み4は、外側凸部11の内側面112までの深さで形成されている。
図2,3は、第一縁部13の端面131及び第二縁部14の端面141が接する状態のコルゲートチューブ1の断面図である。図2,3に示されるように、本実施形態における切れ込み4は、軸心方向R0において並ぶ内側凸部12各々が、一対の縁部13,14の端面131,141が接する状態においてそれら端面131,141が沿う一の平面F0に沿って外側凸部11の内側面112までの深さでカットされた部分である。
以下の説明において、コルゲートチューブ1における第一縁部13から切れ込み4までの部分のことを第一半筒状部101と称する。また、コルゲートチューブ1における第二縁部14からから切れ込み4までの部分のことを第二半筒状部102と称する。第一半筒状部101及び第二半筒状部102の各々は、蛇腹構造を有する半筒状の部分である。
なお、半筒状とは、必ずしも筒全体の二分の一の部分の形状を意味する用語ではない。即ち、2つの半筒状部101,102は、それぞれ樋状に形成されており、組み合わされることによって全体として筒を形成する部分である。
コルゲートチューブ1において、第一半筒状部101と第二半筒状部102とは、外側凸部11の部分でのみ繋がっている。即ち、第一半筒状部101と第二半筒状部102との連結部40は、周方向に沿う凸部及び凹部が形成されていない部分である。そのような連結部40は、凹凸が形成されている他の部分よりも塑性変形しやすい。
従って、コルゲートチューブ1に対して一対の縁部13,14を離隔させる方向の外力が加わった場合、図4に示されるように、連結部40が塑性変形することにより、第一半筒状部101及び第二半筒状部102が連結部40を回動中心L0としてそれぞれ回動し、コルゲートチューブ1が開いた状態になる。即ち、連結部40は、コルゲートチューブ1が開閉される際のヒンジ部となる。また、そのようにして開いたコルゲートチューブ1は、外力から解放された後も、開いた形状を維持する。
<第2実施形態>
次に、図6,7を参照しつつ、本発明の第2実施形態に係るコルゲートチューブ1Aについて説明する。図6は、切断面が外側凸部11の位置にあるときのコルゲートチューブ1Aの断面図であり、図7は、切断面が内側凸部12の位置にあるときのコルゲートチューブ1Aの断面図である。なお、図6,7は、初期状態のコルゲートチューブ1Aの図である。
コルゲートチューブ1Aは、図1〜5に示されたコルゲートチューブ1と比較して、切れ込みの構造のみが異なる。図6,7において、図1〜5に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、コルゲートチューブ1Aにおけるコルゲートチューブ1と異なる点についてのみ説明する。
コルゲートチューブ1Aにも、コルゲートチューブ1の切れ込み4に相当する切れ込み4Aが形成されている。この切れ込み4Aは、切れ込み4と同様に、軸心方向R0において並ぶ内側凸部12各々における、第一縁部13から第二縁部14へ至る途中の中間位置に形成されている。また、切れ込み4Aは、切れ込み4と同様に、外側凸部11の内側面112までの深さで形成されている。
しかしながら、コルゲートチューブ1Aの切れ込み4Aは、軸心方向R0において並ぶ内側凸部12各々に外側凸部11の内側面112までの深さで形成された溝状の部分である。従って、内側凸部12各々における切れ込み4Aの部分に、溝の側壁をなす壁41が形成されている。
コルゲートチューブ1Aに対して一対の縁部13,14を離隔させる方向の外力が加わった場合、図4に示されるコルゲートチューブ1と同様に、連結部40が塑性変形することにより、第一半筒状部101及び第二半筒状部102が連結部40を中心にそれぞれ回動し、コルゲートチューブ1が開いた状態になる。また、そのようにして開いたコルゲートチューブ1Aは、外力から解放された後も、開いた形状を維持する。
<コルゲートチューブ装着具>
次に、図8〜11を参照しつつ、留め機構2を備えるコルゲートチューブ1,1Aを電線束90などの線状体に装着するために用いられるコルゲートチューブ装着具10について説明する。
図8は、コルゲートチューブ1,1Aを線状体に装着することに適したコルゲートチューブ装着具10の斜視図である。図9は、コルゲートチューブ装着工程における第1の状態のコルゲートチューブ装着具10及びコルゲートチューブ1の正面図並びに電線束90の断面である。図10は、コルゲートチューブ装着工程における第2の状態のコルゲートチューブ装着具10及びコルゲートチューブ1の正面図並びに電線束90の断面図である。図11は、コルゲートチューブ装着工程における第3の状態のコルゲートチューブ装着具10及びコルゲートチューブ1の正面図並びに電線束90の断面図である。
なお、図8において、コルゲートチューブ1及び電線束90が仮想線(二点鎖線)で描かれている。電線束90は線状体の一例である。
前述したように、コルゲートチューブ1,1Aは、相互に重なって係り合う留め機構2が軸心方向R0に沿う一対の第一縁部13及び第二縁部14に形成されたコルゲートチューブである。さらに、コルゲートチューブ1,1Aは、一対の縁部13,14が離隔した開状態で形状を維持できる構造を有している。コルゲートチューブ装着具10は、そのようなコルゲートチューブ1,1Aを線状体に装着する用具である。
以下、コルゲートチューブ1がコルゲートチューブ装着具10によって電線束90に装着される場合について説明するが、コルゲートチューブ1Aがコルゲートチューブ装着具10によって電線束90に装着される場合、或いは、コルゲートチューブ1,1Aがコルゲートチューブ装着具10によって電線束90以外の線状体に装着される場合も同様である。
コルゲートチューブ装着具10は、第一支え部5、第二支え部6及び回動支持部7を備えている。
<装着具の第一支え部>
第一支え部5は、第一縁部13及び第二縁部14が離隔した開状態で内側面において電線束90の一部を支持するコルゲートチューブ1を、少なくともコルゲートチューブ1の外周面における第一縁部13寄りの位置で第一方向R1及びこれに交差する第二方向R2から支える部分である。ここで、各方向は、コルゲートチューブ1を基点とする方向である。また、第一支え部5は、コルゲートチューブ1を、そのコルゲートチューブ1の全長に亘る範囲において支える。
従って、第一支え部5は、開状態のコルゲートチューブ1の外周面における第一縁部13寄りの部分を第一方向R1から支える第一支面51と、開状態のコルゲートチューブ1の外周面における第一縁部13寄りの部分を第二方向R2から支える第二支面52とを有している。
図9に示されるように、第一支面51は、少なくともコルゲートチューブ1における第一半筒状部101の外周面を第一方向R1から支える。また、第二支面52は、少なくともコルゲートチューブ1における第一半筒状部101の外周面を第二方向R2から支える。この第二支面52は、コルゲートチューブ1の外周面における第一支面51が支える部分よりもさらに第一縁部13寄りの部分を支える。
また、本実施形態においては、第一支面51は、開状態のコルゲートチューブ1の外周面における第一縁部13寄りの部分と第二縁部14よりの部分とを第二方向R2から支える。即ち、図9に示されるように、第一支面51は、少なくともコルゲートチューブ1における第一半筒状部101の外周面と第二半筒状部102の外周面とを第一方向R1から支える。また、第一支面51及び第二支面52は、コルゲートチューブ1の外周面を、そのコルゲートチューブ1の全長に亘る範囲において支える。
各図に示される例では、第一支面51及び第二支面52は平面である。しかしながら、第一支面51及び第二支面52の一方又は両方が曲面であることも考えられる。
また、本実施形態においては、第一方向R1及び第二方向R2は90°相互に直交する方向である。しかしながら、第一方向R1及び第二方向R2が鋭角をなす方向であること、或いは、第一方向R1及び第二方向R2が鈍角をなす方向であることも考えられる。
<装着具の第二支え部>
第二支え部6は、第一支え部5により支えられたコルゲートチューブ1を、少なくともコルゲートチューブ1の外側面における第二縁部14寄りの位置で支える部分である。また、第二支え部6は、コルゲートチューブ1を、そのコルゲートチューブ1の全長に亘る範囲において支える。
従って、第二支え部6は、開状態のコルゲートチューブ1の外周面における第二縁部14寄りの部分を第一支え部5に対向して支える対向支面61を有している。対向支面61は、開状態のコルゲートチューブ1の第二半筒状部102の外周面をコルゲートチューブ1の全長に亘る範囲において支える。
第一支え部5が第二半筒状部102を支える構造を有する場合、対向支面61は、第二半筒状部102の外周面を、第一支え部5が支える位置よりもさらに第二縁部14寄りの位置で支える。
各図に示される例では、対向支面61は平面である。しかしながら、対向支面61が曲面であることも考えられる。
<装着具の回動支持部>
回動支持部7は、第二支え部6を第一支え部5に対して相対的に回動可能に支持する機構である。そのため、回動支持部7は、第一支え部5に接続された第一作用部71と、第二支え部6に接続された第二作用部72と、第一作用部71及び第二作用部72を回動可能に支持する支軸部73と、を備えている。
さらに、回動支持部7は、第一作用部71及び第二作用部72の各々に繋がった一対の操作部74を有している。一対の操作部74に対してそれらを近づける方向の力が加わると、第二支え部6が第一支え部5に対して相対的に回動する。
相対的に回動可能とは、第一支え部5から見れば第二支え部6が回動可能であり、第二支え部6から見れば第一支え部5が回動可能であることを意味する。本実施形態においては、回動支持部7における一対の操作部74が操作されることにより、第一支え部5及び第二支え部6の両方が反対方向へ回動する。
回動支持部7は、第一支え部5におけるコルゲートチューブ1を第一縁部13寄りの位置で支える部分511,521に対しより遠い遠隔位置からより近い近接位置まで、第二支え部6を第一支え部5に対して相対的に回動可能に支持する。なお、遠隔位置及び近接位置は、第一支え部5の位置を基準にした相対的な位置であり、必ずしも固定された位置ではない。
図9は、第二支え部6が遠隔位置に位置する状態のコルゲートチューブ装着具10の図である。また、図9において、近接位置に位置する第二支え部6が仮想線(二点鎖線)で描かれている。また、図11は、第二支え部6が近接位置に位置する状態のコルゲートチューブ装着具10の図である。また、図10は、第二支え部6が遠隔位置と近接位置との間の位置に位置する状態のコルゲートチューブ装着具10の図である。
図9に示されるように、第二支え部6は、遠隔位置に位置する状態において、開状態のコルゲートチューブ1の外周面における第二縁部14寄りの部分、即ち、第二半筒状部102の外周面を支えている。また、図11に示されるように、第二支え部6は、近接位置に位置する状態において、閉状態のコルゲートチューブ1の外周面における第二縁部14寄りの部分、即ち、第二半筒状部102の外周面を支えている。そして、第二支え部6は、遠隔位置から近接位置まで回動する間において、閉状態のコルゲートチューブ1の外周面における第二縁部14寄りの部分を支え続ける。回動支持部7は、第二支え部6を以上に示された状態になるように支持する。
さらに、回動支持部7は、少なくとも上記近接位置において、第二支え部6を第一方向R1と第二方向R2との間の方向に対し反対の方向R4からコルゲートチューブ1を支える姿勢で支持する。
本実施形態においては、回動支持部7は、第二支え部6が遠隔位置から近接位置まで移行する間において、常に第一方向R1と第二方向R2との間の方向に対し反対の方向からコルゲートチューブ1を支える姿勢で第二支え部6を支持する。即ち、回動支持部7は、上記遠隔位置においも、第一方向R1と第二方向R2との間の方向に対し反対の方向R3からコルゲートチューブ1を支える姿勢で第二支え部6を支持する。
<コルゲートチューブ装着工程>
次に、図9〜11を参照しつつ、コルゲートチューブ装着具10を用いたコルゲートチューブ装着工程について説明する。
コルゲートチューブ装着工程において、まず、コルゲートチューブ1が開状態へ広げられる。例えば、コルゲートチューブ1の全長に亘る板状又は棒状の一対の長尺部材がコルゲートチューブ1の中空部100に挿入され、その後、それら一対の長尺部材が、相互に近接した位置からコルゲートチューブ1の内径よりも大きな間隔で離れた位置まで移動されることが考えられる。これにより、コルゲートチューブ1が、その全長に亘って開状態になる。
さらに、開状態のコルゲートチューブ1が、コルゲートチューブ装着具10の第一支え部5上に載置される。このとき、コルゲートチューブ装着具10は、第二支え部6が遠隔位置に位置する状態にされている。図9に示されるように、本実施形態においては、開状態のコルゲートチューブ1が、第一支え部5の第一支面51上に載置される。
さらに、電線束90などの線状体の一部が、開状態のコルゲートチューブ1の内側面上に載置される。これにより、線状体が、第一支え部5上に載置されたコルゲートチューブ1の軸心方向R0全体に亘るようにコルゲートチューブ1の内側面上に載置される。
次に、一対の操作部74が操作され、一対の操作部74を近づける方向の力が、一対の操作部74に加えられる。これにより、第二支え部6が、第一支え部5に対して相対的に回動する。本実施形態では、第一支え部5及び第二支え部6の両方が反対方向へ回動する。
なお、一対の操作部74のうちの一方が固定され、他方のみが操作されることも考えられる。例えば、一対の操作部74のうち第一支え部5に繋がる一方が固定され、第二支え部6に繋がる他方が操作される場合、第二支え部6のみが回動する。
第二支え部6が、遠隔位置から近接位置まで、第一支え部5に対して相対的に回動すると、第一支え部5及び第二支え部6の各々によって支えられているコルゲートチューブ1の第一半筒状部101及び第二半筒状部102が、連結部40を中心にしてそれぞれ回動し、開状態から閉状態(筒状)へ変位する。
本実施形態において、第二支え部6は、遠隔位置から近接位置まで変位する間において、第一方向R1と第二方向R2との間の方向に対し反対の方向からコルゲートチューブ1を支える姿勢に維持される。そのため、コルゲートチューブ1が、第一支え部5から浮き上がることもない。
また、第二支え部6は、近接位置において、第一方向R1と第二方向R2との間の方向に対し反対の方向R4からコルゲートチューブ1の第二半筒状部102(第二縁部14寄りの部分)を支える姿勢で支持されている。そのため、コルゲートチューブ1が閉状態になるときに、第二縁部14が、第二支え部6によって第一縁部13の内側へ押し込まれ、第二縁部14の嵌入部22が円滑に第一縁部13の内側へ潜り込む。
しかも、第一支え部5及び第二支え部6は、コルゲートチューブ1をその全長に亘る範囲において支えているため、コルゲートチューブ1の全長に亘る範囲において、第二縁部14が第一縁部13の内側へ円滑に押し込まれる。
そして、図11に示されるように、第二支え部6が近接位置に到達するまで回動すると、コルゲートチューブ1の全長に亘る範囲において、第二縁部14の嵌入部22が第一縁部13の受け部21の内側の空洞に嵌り込込む。これにより、留め機構2が、コルゲートチューブ1の全長に亘る範囲においてほぼ同時にロック状態となる。
<第一支え部の応用例>
次に、図12,13を参照しつつ、コルゲートチューブ装着具10に適用可能な応用例に係る第一支え部5Aについて説明する。第一支え部5Aは、コルゲートチューブ装着具10において第一支え部5の代わりに採用される。
図12は、コルゲートチューブ装着具10に適用可能な応用例に係る第一支え部5A及びこれに支えられたコルゲートチューブ1の側面図である。また、図13は、第一支え部5Aの平面図である。
図12,13に示されるように、第一支え部5Aにおける第一支面51には、コルゲートチューブ1における外側面の凹部である外周溝111に嵌る突起部8が形成されている。図12,13に示される例では、複数の突起部8が形成されているが、1つの突起部8のみが形成されていることも考えられる。
突起部8は、第一支え部5及び第二支え部6によって支えられたコルゲートチューブ1の軸心方向R0の位置がずれることを防ぐ。このような突起部8が形成された第一支え部5が採用されれば、線状体へのコルゲートチューブ1の装着がより確実に完了する。
なお、図12,13に示される例では、突起部8は、第一支え部5の第一支面51に形成されているが、突起部8が、第一支え部5の第一支面51及び第二支面52の両方に形成されること、第一支え部5の第二支面52にのみ形成されることも考えられる。また、突起部8が、第一支え部5と第二支え部6の両方に形成されること、及び第二支え部6の対向支面61にのみ形成されることも考えられる。
<効果>
以上に示されたことから、コルゲートチューブ1,1Aが採用されれば、以上に示された手順でコルゲートチューブ1,1Aを線状体に装着することが可能となる。即ち、まず、コルゲートチューブ1,1Aがその全長に亘って開状態に変形され、次に、線状体が開状態のコルゲートチューブ1,1Aにおけるその全長に亘る内側面上に載置され、その後、コルゲートチューブ1,1Aが筒状(閉状態)に戻される、という装着手順を採用することが可能となる。その際、コルゲートチューブ装着具10が用いられれば、コルゲートチューブ1,1A全体を一括して開状態から閉状態(筒状)へ戻すことも可能である。
従って、コルゲートチューブ1,1Aが採用されれば、コルゲートチューブを一部ずつ順次線状体に被せるという面倒な作業が不要となる。その結果、コルゲートチューブ1,1Aが長い場合であっても、コルゲートチューブ1,1Aを容易に線状体へ取り付けることが可能となる。
さらに、コルゲートチューブ1,1Aが採用されれば、専用治具を線状体に摺動させること、及びコルゲートチューブを線状体に摺動させることが不要となる。その結果、コルゲートチューブ1,1Aが表面に凹凸のある線状体に取り付けられる場合であっても、コルゲートチューブ1,1Aを容易に線状体へ取り付けることが可能となる。
また、通常、コルゲートチューブは、蛇腹構造を有する筒状の部材が、その周方向の1箇所において長手方向全体に亘る直線に沿ってカットされることによって得られる。即ち、コルゲートチューブ1,1Aにおける一対の縁部13,14の端面131,141は切断面である。
そして、第1実施形態のコルゲートチューブ1において、切れ込み4は、複数の内側凸部12が、一対の縁部13,14の端面131,141が接する状態においてそれら端面131,141が沿う一の平面F0に沿って外側凸部11の内側面112までの深さでカットされた部分である。この場合、蛇腹構造を有する筒状の部材に対する1回のカット工程により、コルゲートチューブ1における一対の縁部13,14の端面131,(切断面)とヒンジ部を設けるための切れ込み4との両方を形成することができる。そのため、切れ込み4を有するコルゲートチューブ1を従来のコルゲートチューブの製造工程と同等の工程で製造することが可能となり、切れ込み4を形成するためのコルゲートチューブ1の製造コストの上昇を回避することができる。
一方、第2実施形態のコルゲートチューブ1Aにおいて、切れ込み4Aは、複数の内側へ凸状の部分各々に形成された溝状の部分である。この場合、内側凸部12各々における切れ込み4Aの部分に、溝の側壁をなす壁41が形成されている。そのため、コルゲートチューブ1Aにおける切れ込み4Aの部分に隙間が生じることを回避できる。
なお、コルゲートチューブ1は、曲げられると切れ込み4の部分において隙間が生じる。そのような隙間が生じることを回避するためには、コルゲートチューブ1Aを採用することが望ましい。
また、コルゲートチューブ1Aにおいて、切れ込み4Aが形成する溝の底板の部分、即ち、凹凸をなす立体構造を有さない連結部40が、外側凸部11の一部である。そのため、連結部40とコルゲートチューブ1A内の線状体との間隔が比較的広い。従って、仮に、連結部40が摩耗などにより破損した場合でも、コルゲートチューブ1Aの周囲の物が破損した部分の穴を通じて内部の線状体に接触する、という不都合が生じにくい。即ち、切れ込み4Aが形成されることによるコルゲートチューブ1Aの保護性能の低下を防止することができる。
<その他>
コルゲートチューブ1,1Aにおいて、留め機構2が各図に示される機構とは異なる機構であることも考えられる。例えば、留め機構2が、第一縁部13及び第二縁部14の各々に形成され、相互に重なって係り合う一対の鉤状の部分で構成されることなども考えられる。
なお、本発明に係るコルゲートチューブは、各請求項に記載された発明の範囲において、以上に示された各実施形態を自由に組み合わせること、或いは各実施形態を適宜、変形する又は一部を省略することによって構成されることも可能である。
1,1A コルゲートチューブ
2 留め機構
4,4A 切れ込み
5,5A 第一支え部
6 第二支え部
7 回動支持部
8 突起部
9 電線
10 コルゲートチューブ装着具
11 外側凸部(外側へ凸状の部分)
12 内側凸部(内側へ凸状の部分)
13 第一縁部(一対の縁部の一方)
14 第二縁部(一対の縁部の他方)
15 第一外側溝部
16 第二外側溝部
17 第三外側溝部
21 受け部
22 嵌入部
40 連結部
41 壁
51 第一支面
52 第二支面
61 対向支面
71 第一作用部
72 第二作用部
73 支軸部
74 操作部
90 電線束
100 中空部
101 第一半筒状部
102 第二半筒状部
111 外周溝
112 外側凸部の内側面
131 第一縁部の端面
141 第二縁部の端面
L0 回動中心
R0 軸心方向(一の方向)
R1 第一方向
R2 第二方向

Claims (3)

  1. 一の方向において交互に連続する凹凸をなす蛇腹構造を有し、前記一の方向に沿う一対の縁部どうしが接触する状態で筒を形成する部材からなり、
    前記一の方向において並ぶ内側へ凸状の部分各々における、前記一対の縁部の一方から他方へ至る途中の中間位置に、外側へ凸状の部分の内側面までの深さの切れ込みが形成されている、コルゲートチューブ。
  2. 請求項1に記載のコルゲートチューブであって、
    前記切れ込みは、前記一の方向において並ぶ前記内側へ凸状の部分各々が、前記一対の縁部の端面が接する状態において前記端面が沿う一の平面に沿って前記外側へ凸状の部分の内側面までの深さでカットされた部分である、コルゲートチューブ。
  3. 請求項1に記載のコルゲートチューブであって、
    前記切れ込みは、前記一の方向において並ぶ前記内側へ凸状の部分各々に前記外側へ凸状の部分の内側面までの深さで形成された溝状の部分である、コルゲートチューブ。
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