JP2014106532A - 立体画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示用のパネルが観察者の両眼を結ぶ方向に対して相対的に傾斜した場合でも3次元イメージ画像を容易に観察できる3次元イメージ表示方法を具現する立体画像表示装置を提供する。
【解決手段】パネル100、相対観察者角度判断部、光変換部材を含む。パネルは複数のピクセルを含み、画像を表示する。相対観察者角度判断部は、パネルに対する観察者400の両眼を結ぶ方向の相対的な角度を判断する。光変換部材は、相対観察者角度θに基づいてパネルの画像を前記観察者の左眼及び右眼に伝達するために、2次元マトリックス形状に配列された複数個の光変換ユニットを含んで光学パターンを生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、立体画像表示装置に係り、より詳細には観察者の視点変化に対応する3次元(3D)イメージ表示方法を実行する立体画像表示装置に関する。
3次元立体画像を表示するために多くの技術が適用されている。駆動周期に合わせて左右の視野を交互にオープンするシャッタメガネ(Shutter Glass)を利用する方式、偏光フィルムを利用するFPR(Film Patterned Retarder)方式、非メガネ方式などが3次元立体画像を表現するために使われている。
このような方式は、画面の傾斜方向と観察者の両眼を結ぶ方向が一致した場合にのみ正常な3次元立体画面認識が可能になる。
従って、画面に対して観察者の両眼を結ぶ方向が傾斜すると、FPR方式の場合には、メガネとパネルの偏光角度の差によって輝度が著しく減少する可能性があり、非メガネ方式の場合には、左/右両眼の認識される地点の変化によって3次元立体画像が視認されないこともある。
また、画面に対して観察者の両眼を結ぶ方向が傾斜すると、観察者に画面が認識されても、画面上に表示されるイメージデータの傾斜方向と観察者の両眼を結ぶ方向とが一致しなくなる。従って、観察者は3次元立体画像の正確なイメージが見られなくなる。
また、非メガネ方式の場合には画面に対して観察者の両眼を結ぶ方向が傾斜する場合、観察者の3次元立体画像に対する左右最適視点が変化することになる。観察者は左側と右側をまともに区分して見ることができないのでクロストーク(crosstalk)を誘発することになる。
特に、モバイル装置のような小型表示装置の場合には、画面に対して観察者の両眼を結ぶ方向が傾斜する場合が頻繁にある。従って、画面に対して観察者の両眼を結ぶ方向が傾斜する場合にも観察者が3次元立体画像を安楽に観察できる装置の考案が必要である。
韓国公開特許第2011−0098253号明細書 韓国公開特許第2012−0004855号明細書 米国公開特許第2011/0304472号明細書 米国公開特許第2002/0113868号明細書
本発明は前記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、表示用のパネルが観察者の両眼を結ぶ方向に対して相対的に傾斜した場合でも3次元イメージ画像を容易に観察できる3次元イメージ表示方法を具現する立体画像表示装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、観察者がより安楽な環境で3次元イメージを観察できる3次元イメージ駆動方法を具現する立体画像表示装置を提供することにある。
上述した本発明の目的を達成するための一実施形態による立体画像表示装置は、パネル、相対観察者角度判断部、及び光変換部材を含む。前記パネルは、複数のピクセルを含んで、画像を表示する。前記相対観察者角度判断部は、前記パネルに対する観察者の両眼を結ぶ方向の角度を判断する。前記光変換部材は、前記相対観察者角度に基づいて前記パネルの画像を前記観察者の左眼及び右眼に伝達するために、2次元マトリックス形状に配列された複数個の光変換ユニットを含んで光学パターンを生成する。
一実施形態において、前記光学パターンは、前記相対観察者角度に基づいて傾斜してもよい。
一実施形態において、前記光学パターンは、前記観察者の前記パネルからの距離に基づいて調節されてもよい。
一実施形態において、前記光学パターンは、透過領域が縞(stripe)状に形成されるバリアパターンであってもよい。前記光学パターンは、前記観察者の前記パネルからの距離が増加するほど前記光学パターンの隣接する透過領域の間隙(gap)が増加することができる。
一実施形態において、前記光学パターンは、曲線状に形成されるバリアパターンであってもよい。前記光学パターンは、前記観察者の前記パネルからの距離が増加するほど前記光学パターンの隣接した透過領域の距離が増加することができる。前記光学パターンは、前記観察者の前記パネルからの距離が増加するほど、前記曲率が減少することができる。
一実施形態において、前記光学パターンは、折れ線状に形成されるバリアパターンであってもよい。前記光学パターンは、前記観察者の前記パネルからの距離が増加するほど、前記光学パターンの隣接した透過領域の距離が増加することができる。前記光学パターンは、前記観察者の前記パネルからの距離が増加するほど前記折れ線の角度が減少することができる。
一実施形態において、前記光学パターンは、前記観察者の前記ピクセルからの距離に基づいて調節されてもよい。
上述した本発明の目的を達成するための一実施形態による3次元イメージ表示方法は、パネルに対する観察者の眼球の相対的な角度である相対観察者角度を判断する段階及び前記相対観察者角度に基づいて変換されたイメージを出力する段階を含む。
一実施形態において、前記パネルは、イメージを表示するイメージ表示パネル及び前記表示パネル上に位置してバリアパターンを形成するバリアパネルを含み、前記相対観察者角度に基づいて変換されたイメージを出力する段階は、前記相対観察者角度に基づいて前記バリアパターンを制御する段階を含んでもよい。
一実施形態において、前記バリアパネルは、前記バリアパターンを2次元マトリックスで表現されてもよい。
一実施形態において、前記バリアパターンは、互いに平行する複数の直線パターンを有してもよい。
一実施形態において、前記バリアパターンの複数の直線パターンの幅と離隔距離は、前記相対観察者角度に基づいて調節されてもよい。
一実施形態において、前記バリアパターンの複数の直線パターンの幅と離隔距離は、前記相対観察者角度が増加するにつれて減少されてもよい。
一実施形態において、前記相対観察者角度を判断する段階は、前記パネルの絶対的な角度を計算する段階と、前記観察者の眼球の絶対的な角度を測定する段階と、前記パネルの絶対的な角度及び前記観察者の眼球の絶対的な角度を利用して前記相対観察者角度を計算する段階とを含む。
一実施形態において、前記パネルの絶対的な角度を計算する段階は、前記パネルに付着したパネルセンサを利用することを含んでもよい。
一実施形態において、前記観察者の眼球の絶対的な角度を測定する段階は、前記観察者の眼球を認識するセンサを利用することを含んでもよい。
一実施形態において、前記観察者の眼球の絶対的な角度を測定する段階は、前記観察者が着用したメガネに付着したセンサを利用することを含んでもよい。
一実施形態において、前記相対観察者角度を判断する段階は、前記パネルに付着した前記観察者の眼球を認識するセンサを利用することを含んでもよい。
一実施形態において、前記相対観察者角度に基づいて変換されたイメージを出力する段階は、指向性バックライトによって前記観察者の視点に応じた光の経路を形成し、前記相対観察者角度に応じて前記指向性バックライトが傾斜したマトリックス形状に分割して表示されることを含んでもよい。
一実施形態において、前記相対観察者角度に基づいて変換されたイメージを出力する段階は、液晶レンズを用いて出力されたイメージが前記観察者の視点に応じたイメージを提供し、前記相対観察者角度に応じて前記液晶レンズが傾斜したマトリックス形状に分割して表示されることを含んでもよい。
一実施形態において、前記相対観察者角度に基づいて変換されたイメージを出力する段階は、前記相対観察者角度に基づいて生成される3次元イメージの視差角度を補正することを含んでもよい。
一実施形態において、前記相対観察者角度に基づいて生成される3次元イメージの視差角度を補正することは、前記観察者の視点に応じた左眼用画像及び右眼用画像の視点差を前記相対観察者角度と同じ方向に平行移動して補正することを含んでもよい。
一実施形態において、前記パネルに対する前記観察者の相対的な位置である相対観察者位置を感知する段階及び前記相対観察者位置に基づいて前記3次元イメージデータを補正する段階をさらに含んでもよい。
一実施形態において、前記相対観察者位置に基づいて前記3次元イメージデータを補正する段階は、前記観察者位置を基準として認知される対象物体の部分をデータコンバートを通じて再構成して、前記3次元イメージデータを補正することを含んでもよい。
一実施形態において、前記観察者の眼球の離隔距離である眼球離隔距離を測定する段階及び前記眼球離隔距離に基づいて前記3次元イメージデータを補正する段階をさらに含んでもよい。
一実施形態において、前記眼球離隔距離が通常の眼球離隔距離より小さい場合には、前記3次元イメージデータのうち、近距離の左右イメージを交差する補正を行ってもよい。
一実施形態において、前記眼球離隔距離が通常の眼球離隔距離と類似する場合には、前記3次元イメージデータのうち、中距離の左右イメージを交差する補正を行ってもよい。
一実施形態において、前記眼球離隔距離が通常の眼球離隔距離より大きい場合には、前記3次元イメージデータのうち、遠距離の左右イメージを交差する補正を行ってもよい。
一実施形態において、前記観察者の眼球の水晶体の厚さである観察者の水晶体の厚さを測定する段階及び前記観察者の水晶体の厚さに基づいて前記3次元イメージデータを補正する段階をさらに含むんでもよい。
一実施形態において、前記観察者の水晶体の厚さが通常の水晶体の厚さより厚い場合には、前記3次元イメージデータのうち、近距離の左右イメージを交差する補正を行ってもよい。
一実施形態において、前記観察者の水晶体の厚さが通常の水晶体の厚さより薄い場合には、前記3次元イメージデータのうち、遠距離の左右イメージを交差する補正を行ってもよい。
一実施形態において、3次元イメージ表示方法は、イメージソースの種類を判断する段階をさらに含んでもよい。
一実施形態において、前記イメージソースは、ステレオカメラ画像、2次元画像及び3次元レンダリング画像を含っでもよい。前記ステレオカメラ画像は、前記観察者の左眼画像を表示するための第1カメラ画像及び前記観察者の右眼画像を表示するための第2カメラ画像を含んでもよい。前記3次元レンダリング画像は複数の視点の画像情報を含んでもよい。
一実施形態において、前記3次元イメージ表示方法は、前記イメージソースが前記ステレオカメラ画像である時、前記相対観察者角度に基づいて前記第1カメラ画像及び前記第2カメラ画像の位置を再配置する段階をさらに含んでもよい。
一実施形態において、前記3次元イメージ表示方法は、前記イメージソースが前記2次元画像である時、前記相対観察者角度に基づいて左眼画像及び右眼画像を形成する段階をさらに含んでもよい。
一実施形態において、前記3次元イメージ表示方法は、前記イメージソースが前記3次元レンダリング画像である時、前記観察者の相対的位置に基づいて前記3次元レンダリング画像を補正する段階及び前記補正された3次元レンダリング画像を利用して前記相対観察者角度に基づいて左眼画像及び右眼画像を形成する段階をさらに含んでもよい。
上述の本発明によると、表示用のパネルは光変換部材を備え、パネルの傾斜方向の絶対角度及び観察者の両眼を結ぶ方向の絶対角度を利用して相対観察者角度を求めて、前記相対観察者角度に基づいて補正されたイメージを出力するので、パネルが観察者の両眼を結ぶ方向に対して相対的に傾斜した場合でも3次元イメージ画像を適切に表示できる。
また、前記表示用のパネルが備えるべき光変換部材を具現するバリアパネル、指向性バックライト、液晶レンズなどが提供されるので、表示パネルが観察者の両眼を結ぶ方向に対して相対的に傾斜した場合でも3次元イメージ画像を適切に表示するパネルが提供できる。
また、観察者の眼球離隔距離及び観察者の水晶体の厚さに基づいて3次元イメージを補正できるので、観察者がより安楽な環境で3次元イメージを観察できる。
本発明の一実施形態による3次元イメージ表示方法を示す概念図。 本発明の他の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、パネルの角度を計算する方法を示す概念図。 本発明の他の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、観察者の角度を計算する方法を示す概念図。 本発明の他の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、観察者の角度を計算する方法を示す概念図。 本発明の他の実施形態による3次元イメージ表示方法を示す概念図。 図5の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、バリアパターンの変化を示す概念図。 図5の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、バリアパターンの変化を示す概念図。 図5の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、バリアパターンの変化を示す概念図。 図5の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、バリアパターンの補正を示す概念図。 図5の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、バリアパターンの補正を示す概念図。 本発明の他の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、バックライトの駆動を示す概念図。 本発明の他の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、液晶レンズパネルの駆動を示す概念図。 本発明の他の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、イメージの補正を示す概念図。 本発明の他の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、イメージの補正を示す概念図。 本発明の他の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、イメージの補正を示す概念図。 本発明の他の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、イメージの補正を示す概念図。 本発明の他の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、イメージの補正を示す概念図。 本発明の他の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、イメージの補正を示す概念図。 本発明の他の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、イメージの補正を示す概念図。 3次元立体画像を表示する原理を示す概念図。 3次元立体画像を表示する原理を示す概念図。 本発明の他の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、イメージの補正を示す概念図。 本発明の他の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、イメージの補正を示す概念図。 本発明の他の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、イメージの補正を示す概念図。 本発明の他の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、イメージの補正を示す概念図。 本発明の他の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、イメージの補正を示す概念図。 本発明の他の実施形態による立体画像表示装置を示す概念図。 観察者のパネルからの距離に基づいた図27のバリアパネルの駆動を示す概念図。 観察者のパネルからの距離に基づいた図27のバリアパネルの駆動を示す概念図。 観察者のピクセルからの距離に基づいた図27のバリアパネルの駆動を示す概念図。 相対観察者角度に基づいた本発明の他の実施形態のバリアパネルの駆動を示す概念図。 相対観察者角度に基づいた本発明の他の実施形態のバリアパネルの駆動を示す概念図。 観察者のピクセルからの距離に基づいた図31のバリアパネルの駆動を示す概念図。 観察者のピクセルからの距離に基づいた図31のバリアパネルの駆動を示す概念図。 相対観察者角度に基づいた本発明の他の実施形態のバリアパネルの駆動を示す概念図。 相対観察者角度に基づいた本発明の他の実施形態のバリアパネルの駆動を示す概念図。 観察者のピクセルからの距離に基づいた図35のバリアパネルの駆動を示す概念図。 観察者のピクセルからの距離に基づいた図35のバリアパネルの駆動を示す概念図。 本発明の他の実施形態による立体画像表示装置を示す概念図。 本発明の他の実施形態による立体画像表示装置を示す概念図。
以下、添付した図面を参照して、本発明をより詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態による3次元イメージ表示方法を示す概念図である。
図1を参照すると、本発明の一実施形態による3次元イメージ表示方法は、パネル100に対する観察者400の両眼を結ぶ方向の角度である相対観察者角度θを判断する段階及び前記相対観察者角度に基づいて変換されたイメージ200を出力する段階を含む。前記相対観察者角度θを判断する段階は、前記パネルの傾斜方向の絶対的な角度を判断する段階、前記観察者の両眼を結ぶ方向の絶対的な角度を測定する段階、並びに前記パネルの傾斜方向の絶対的な角度及び前記観察者の両眼を結ぶ方向の絶対的な角度を利用して前記相対観察者角度θを計算する段階を含む。
パネル100、特に、小型化されて容易に移動可能なモバイル装置に使われるパネルは、常に水平方向(重力方向に直角な方向)に配置されるとは限らない。その場合、パネル100は、一定角度だけ傾斜した状態でもイメージ200を表示でき、パネル100の傾斜方向D100は、パネル100に付着したセンサなどを用いて測定できる。
また、観察者400もやはり、常に水平方向に視野を固定してはおらず、両眼を結ぶ方向が傾斜した状態でパネル100を眺める場合がある。その場合、観察者400は一定角度に傾斜した両眼を結ぶ方向D400を有し、観察者400の傾斜した両眼を結ぶ方向D400も多様な方法で測定可能である。特に、3次元イメージ画像200を表示する場合には、観察者400の左右の眼に相異なるイメージを供給して、観察者400にとって実際に3次元画像を見るような効果を生起する必要がある。
そのためには、パネル100に対する観察者400の両眼を結ぶ方向の相対的な角度θ、即ち、パネル100の傾斜方向D100と観察者400の両眼を結ぶ方向D400との間の差である相対観察者角度θ、を確保することが大変重要である。そして、この相対観察者角度θを利用するならば、観察者400の両眼を結ぶ方向D400と、パネル100の傾斜方向D100との双方又は一方が重力方向に対して傾斜した状況でも3次元立体画像を視認できるようにして、あたかも実際に物体を見ているような効果を生起できる。
図2は本発明の他の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、パネルの傾斜角度を計算する方法を示す概念図である。
図2を参照すると、本実施形態によるパネル100は、パネルセンサ150を含む。パネルセンサ150は、パネル100の一部分に付着して、パネル100の重力方向に対して傾斜方向D100がなす角度、即ち、前記パネルの絶対的な傾斜角度を計算する。パネルセンサ150は、通常的にモバイル機器で使われるジャイロセンサ重力センサを用いてもよく、重力に対するパネル100の傾斜角度を測定できる限り、多様な原理を有するセンサを使用できる。
図3は、本発明の他の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、観察者の角度を計算する方法を示す概念図である。
図3を参照すると、眼球認識センサを通じて観察者400の眼球410、420を測定して、前記観察者の両眼球を結ぶ線の絶対的な傾斜角度を測定する。或いは、観察者400の眼球410、420は、パネルに設置された別途のカメラなどの眼球測定装置(図示せず)を通して相対的な位置を測定できる。観察者400の眼球410、420の相対的な位置を測定する前記眼球測定装置の重力方向に対する相対的な傾斜値を利用すれば、観察者400の眼球410、420を結ぶ(線に平行な)方向D400が重力方向に対してなす角度、即ち、前記観察者の両眼を結ぶ方向D400の絶対的な角度を求めることができる。
このようにして観察者400の両眼を結ぶ方向D400の絶対的な角度が測定された場合には、パネル100の絶対的な傾斜角度を利用して、その差として、パネル100に対する観察者400の相対的な傾斜角度である相対観察者角度θを算出できる。このように求めた相対観察者角度θを利用してイメージ200を処理して観察者にとって実際に物体を見るような効果を生起できる。
前記観察者の眼球を認識する前記眼球認識センサがパネル100に付着している場合、前記眼球認識センサを通じて相対観察者角度θを直接得ることができる。何故ならば、パネル100が傾斜する時、前記眼球認識センサも同じ量だけ同じ方向に傾斜することになるので、前記傾斜した眼球認識センサで認識する両眼を結ぶ方向のなす角度、即ち、前記観察者の両眼球を結ぶ線の前記眼球認識センサに対する傾斜角度はそのまま、相対観察者角度θに該当するからである。
図4は本発明の他の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、観察者の角度を計算する方法を示す概念図である。
図4を参照すると、本実施形態による観察者の両眼を結ぶ方向のなす角度を計算する方法においては、観察者400が使う3次元イメージ用のメガネ300に付着された眼球認識センサ310を利用する。即ち、3次元イメージ用のメガネ300を使って3次元イメージ画像を表現する場合には、センサ310をメガネ300に付着して前記観察者の両眼を結ぶ方向の絶対角度を求めることができる。センサ310としては、パネル100に付着したセンサと類似のセンサを利用できる。例えば、センサ310はジャイロセンサ、又は重力センサである。
従って、センサ310を利用して観察者400の重力方向に対して傾斜した両眼を結ぶ方向D400を求めることができ、両眼を結ぶ方向D400を利用して前記観察者の眼球410、420を結ぶ線が重力方向に対してなす絶対的な角度を測定できる。
例えば、観察者400が傾斜し、パネル100が傾斜していない場合、前記観察者の両眼を結ぶ方向がなす絶対角度は前記観察者の前記パネルに対する相対角度に該当する。従って、パネル100が固定された場合にはセンサ310を通じて相対観察者角度θをすぐに求めることができる。
図5は本発明の他の実施形態による3次元イメージ表示方法を示す概念図である。
図5を参照すると、本実施形態による3次元イメージ表示方法では、バリアパネル110が使われる。バリアパネル110はイメージを表示するイメージ表示パネル100上に位置してバリアパターンを形成する。
バリアパネル110を利用して観察者400に3次元立体画像を表示する原理は以下のとおりである。
バリアパネル110は、観察者400の傾斜した両眼を結ぶ方向D400及びパネル100の傾斜方向D100から求められる相対観察者角度θを利用して相対観察者角度θに該当する傾斜を有するバリアパターンを形成する。前記バリアパターンが形成される方向を基準として、観察者400の位置には左眼画像200L及び右眼画像200Rが縞状に交互に表示される。左眼画像200L及び右眼画像200Rが表示される間隔が観察者400の左眼400L及び右眼400Rの間隔と一致することになり、観察者は左眼400L及び右眼400Rでそれぞれ異なる画像を見ることになる。従って、観察者は左眼400L及び右眼400Rを通じて3次元立体画像を認知できる。
バリアパネル110は、マトリックス形状に配列された複数個のユニットバリアを含み、パネル100に向かって供給されるべき光を前記ユニットバリアごとに、透過又は透過しないように制御し、バリアパターンを生成できる。図5に示したようにバリアパターンは、互いに平行した直線形態のバリアが一定の幅を有し一定の間隔で配置される縞状に形成される。バリアパネル110は、マトリックス形状に配列された複数個のユニットバリアを、前記縞状のバリアパターンが多様な傾斜を有するように制御できる。
ここで、バリアパネル110、ユニットバリア、及びバリアパターンは各々、光変換部材、光変換ユニット、光学パターンの本実施形態における具現例である。
バリアパネル110は場合によっては、円形、四角形など縞状とは異なる形態のバリアパターンを生成して、表示すべきイメージに応じて多様な3次元立体画像を提供できる。このようにバリアパネル110は、任意のイメージを表示するように、マトリックス形状に配列された複数個のユニットバリアを制御できるので、多様な形態のバリアパターンを容易に形成できる。
図6〜図8は、図5の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、バリアパターンの変化を示す概念図である。
図6〜図8は、相対観察者角度θに基づいてバリアパネル110により、それぞれ異なる傾斜を有するように形成されたバリアパターン110a、110b、110cを示す。バリアパターン110a、110b、110cは、図から分かるように、各々、相対観察者角度θに基づく所定の傾斜方向D110a、D110b、D110cに延伸された縞状パターンを含み、2次元マトリックス形状に配列された複数個のユニットバリアにより形成される。
バリアパネル110は各々の前記ユニットバリアにおける光の遮断及び透過を個別に制御できるので、多様な形態及び方向を有するバリアパターンを形成できる。従って、相対観察者角度θが変化するにつれバリアパターン110a、110b、110cがそれぞれ相対観察者角度θの変化に応じて修正されるので、前記観察者がイメージを視聴する途中、相対観察者角度θが変化する場合にも効果的且つ能動的にこれを反映して所望の3次元画像を提供できる。
図9及び図10は、図5の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、バリアパターンの補正を示す概念図である。
図9を参照すると、3次元イメージ201がバリアパネル110を通じて観察者400に伝達される場合には、観察者400の左眼400Lと右眼400Rとの間隔に基づいてバリアパネル110が形成するバリアパターンが調節される。3次元イメージ201に対して観察者400の左眼400L及び右眼400Rで認知される画像の間隔は、バリアパネル110で形成されるバリアパターンの間隔及び幅に基づいて調節される。
観察者400がパネル100に対して相対的に傾斜した場合には、パネル100の方向D100で観察者400の左眼400Lと右眼400Rとの間隔Dがその分減少するので、パネル100の3次元イメージ201が観察者400に伝達される左眼イメージ201L及び右眼イメージ201Rの表示間隔を調節しなければならない。即ち、左眼イメージ201Lは観察者400の左眼400Lに、右眼イメージ201Rは観察者400の右眼400Rに表示されなければならない。
従って、パネル100の方向D100で観察者400の左眼400Lと右眼400Rとの間隔Dが変わる場合には、左眼400Lと右眼400Rとの間隔Dに合わせて左眼イメージ201L及び右眼イメージ201Rの間隔を調節しなければならず、このためには前記バリアパターンの間隔を調節しなければならない。観察者400の左眼400Lと右眼400Rとの間隔Dが狭い場合には、前記バリアパターンの各バリアラインの幅及び間隔を減少しなければならず、観察者400の左眼400Lと右眼400Rとの間隔Dが広い場合には、前記バリアパターンの各バリアラインの幅及び間隔を増加しなければならない。
パネル100の傾斜方向D100における観察者400の左眼400Lと右眼400Rとの間隔Dは、相対観察者角度θを用いて決定できる。一般的な観察者の左眼と右眼の間の距離はほぼ一定であるので、相対観察者角度θに一般的な観察者の両眼の間の平均的な距離を適用して観察者400の左眼400Lと右眼400Rとの間隔が決定できる。従って、相対観察者角度θを用いて前記バリアパターンの幅と間隔を制御できる。
図10を参照すると、観察者400の左眼400L及び右眼400Rの間隔D’が狭くなるにつれてバリアパネル110’に形成されるバリアパターンの幅と間隔が狭くなる。相対観察者角度θによって、観察者400の左眼400Lと右眼400Rとの間隔が狭くなることを認知し、これを用いて前記バリアパターンの幅と間隔を調節する。これによって、パネル100に表示されるイメージ202は、観察者400の左眼400L及び右眼400Rで効果的に視認される。例えば、前記バリアパターンの幅と間隔が縮小され、左眼用画像202Lと右眼用画像202Rとの交替周期が短く配置される。従って、観察者400の両眼の間隔が狭くなるにつれて、観察者400の左眼400L及び右眼400Rに正確に左眼用画像202L及び右眼用画像202Rが対応して表示される。
図11は本発明の他の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、バックライトの駆動を示す概念図である。
図11を参照すると、本実施形態による3次元イメージ表示方法を用いる表示装置は、指向性バックライト500によって観察者400の視点に沿った光の経路を形成する。
指向性バックライト500は、複数個の分割されたバックライト片(portion)510を含み、複数のバックライト片510は、パネル100に向かって供給されるべきバックライト光を別々に独立的にオン・オフ駆動できる。従って、指向性バックライト500を利用して任意の光学パターンを提供でき、観察者400の左眼400L及び右眼400Rに相異なるイメージを供給できる。
指向性バックライト500の各バックライト片510は、マトリックス形状に配列して駆動できるので、指向性バックライト500は、相対観察者角度θに基づいて傾斜した縞状の光学パターンを提供できる。
ここで、指向性バックライト500、バックライト片510、及び光学パターンは各々、光変換部材、光変換ユニット、及び光学パターンの本実施形態における具現例である。
即ち、前記光学パターンは、それぞれ、光を観察者400の右眼400Rにガイドする右眼領域530と、光を観察者400の左眼400Lにガイドする左眼領域540と、から構成される。それぞれのバックライト片510は独立的に駆動されて、全体として前記光学パターンを形成する。従って、観察者400の左眼400Lには左眼用画像203Lが視認され、観察者400の右眼400Rには右眼用画像203Rが視認される。
このように指向性バックライト500の前記光学パターンを相対観察者角度θに対応して形成する場合には、観察者400がパネル100に相対的に傾斜した状態で3次元イメージを視聴する場合にも副作用のない3次元イメージ画像を視聴できる。
図12は本発明の他の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、液晶レンズパネルの駆動を示す概念図である。
図12を参照すると、本実施形態による3次元イメージ表示方法を用いる表示装置は、液晶レンズパネル600を含む。液晶レンズパネル600は、複数の液晶レンズ610を含む。液晶レンズパネル600に形成される液晶レンズパネル600の役割は、図5の実施形態によるバリアパネルの機能と類似する。前記バリアパネルは、イメージを部分的に遮断して観察者400の左眼400L及び右眼400Rにそれぞれ他のイメージを表示することであるのに反し、液晶レンズパネル600は観察者400の左眼400L及び右眼400Rにそれぞれ異なるイメージを表示するために個々の液晶レンズ610を独立的に駆動して光を左方又は右方の何れかに屈折させる。液晶レンズパネル600は、光を屈折させて左眼画像204Lを形成する左眼領域630及び光を屈折させて右眼画像204Rを形成する右眼領域640からなる光学パターンを提供する。その際、液晶パネル600は、相対観察者角度θに基づいて傾斜した形態で光学パターンを形成する。
ここで、液晶レンズパネル600、液晶レンズ610、及び光学パターンは各々、光変換部材、光変換ユニット、及び光学パターンの本実施形態における具現例である。
このように液晶レンズパネル600の前記光学パターンを相対観察者角度θに対応して形成する場合には、観察者400がパネル100に相対的に傾斜した状態で3次元イメージを視聴する場合にも副作用のない3次元イメージ画像を視聴できる。
図13〜図16は本発明の他の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、イメージの補正を示す概念図である。
一般的に3次元イメージ画像は、観察者400の左眼400Lで認知する画像と右眼400Rで認知する画像の差を実現して観察者400にとって立体感を感じさせる。従って、基準となる視点で左眼400Lを通じて眺めるイメージ及び右眼400Rを通じて眺めるイメージをそれぞれ表示する。従って、前記左眼イメージ及び右眼イメージは観察者400の左眼400L及び右眼400Rが配置される方向に離隔して配置されなければならない。
前記3次元イメージ表示方法は、イメージソースの種類を判断する段階をさらに含み得る。例えば、前記イメージソースは、ステレオカメラ画像、2次元画像及び3次元レンダリング画像のうちの何れか1つである。
前記イメージソースがステレオカメラ画像である場合、前記イメージソースは、観察者400の左眼画像を表示するための第1カメラ画像及び観察者400の右眼画像を表示するための第2カメラ画像を含む。
前記イメージソースがステレオカメラ画像である場合、画像処理部は相対観察者角度θに応じて前記第1カメラ画像及び前記第2カメラ画像を再配置して立体画像を表示する。
前記イメージソースが2次元画像である場合、前記イメージソースは1つの画像である。3次元イメージを表示するために、前記1つの2次元ソース画像は、観察者400の左眼400Lに表示される左眼画像及び観察者400の右眼400Rに表示される右眼画像にコンバートされる。
前記イメージソースが2次元画像である場合、画像処理部は、相対観察者角度θに応じて前記左眼画像及び右眼画像を形成する。
前記3次元レンダリング画像は複数の視点の画像情報を含む。従って、前記3次元レンダリング画像は、前記2次元画像に比べて相対的に多くの情報を含む。
前記イメージソースが3次元レンダリング画像である場合、前記イメージソースはパネル100に対する観察者400の位置によって変わる多様な画像を提供する。
前記イメージソースが3次元レンダリング画像である場合、画像処理部は観察者400の位置に合わせて3次元レンダリング画像を補正して、位置補正3次元レンダリング画像を生成する。例えば、前記位置補正は観察者400の位置によって画像の座標を調整する。前記画像処理部は、前記位置補正された3次元レンダリング画像を観察者400の左眼400Lに表示される左眼画像及び観察者400の右眼400Rに表示される右眼画像にコンバートする。前記画像処理部は相対観察者角度θに応じて前記左眼画像及び右眼画像を形成して立体画像を表示する。
図13を参照すると、観察者400の左眼400L及び右眼400Rが両眼を結ぶ方向D400を有する場合、イメージ205はイメージ離隔方向D205に離隔して表示される。イメージ205がイメージ離隔方向D205に離隔して表示される理由は、観察者400の左眼400L及び右眼400Rの視線が上下方向より左右方向D400L、D400Rに移動することがより頻繁であるからである。従って、イメージ205は相対観察者角度θに応じて補正される。より詳しくは、観察者400の視点に基づいた左眼用画像及び右眼用画像は、相対観察者角度θに対応する方向に互いに離隔する。即ち、イメージ離隔方向D205は視差補正方向になり、これは以下の実施形態でも同様である。
図14を参照すると、パネル100は傾斜せず、観察者400の両眼を結ぶ方向D400だけ傾斜してパネル100を眺める場合を例示する。この場合、イメージ206は、両眼を結ぶ方向D400に対応する視差補正(イメージ離隔)方向D206に補正されて表示される。視差補正方向D206は相対観察者角度θに基づいて決定され、イメージ206が含む前記左眼用イメージ及び右眼用イメージは、相対観察者角度θに基づいて視差補正方向D206に補正される。
図15を参照すると、観察者400は傾斜せずそのまま維持されたまま、パネル100が一定角度に傾斜した場合を例示する。図14の場合と同様に、イメージ207は、視差補正方向D207に補正されて表示される。視差補正方向D207は相対観察者角度θに基づいて決定される。
図16を参照すると、観察者400とパネル100がそれぞれ傾斜した場合を例示する。図16では観察者400は重力方向を基準として第1方向に傾斜して、パネル100は重力方向を基準として第2方向に傾斜する場合を例示した。図14の場合と同様に、イメージ208は、視差補正方向D208に補正されて表示される。視差補正方向D208は相対観察者角度θに基づいて決定される。
本実施形態においては、観察者400とパネル100が互いに反対方向に傾斜する場合を例示したが、これに限定されず、観察者400とパネル100が互いに同じ方向に傾斜する場合にも適用可能である。
本実施形態においては、観察者400とパネル100が互いに異なる方向の角度に傾斜する場合を例示したが、これに限定されず、観察者400とパネル100が互いに同じ方向の角度に傾斜する場合にも適用可能である。特に例えば、観察者400とパネル100が互いに同一角度に傾斜する場合、相対観察者角度θは0度になり、パネル100のイメージ208は補正を要しない。
図17〜図19は、本発明の他の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、イメージの補正を示す概念図である。
本実施形態において、前記イメージソースは3次元レンダリング画像であってもよい。本実施形態によるイメージ補正はパネル100に対する観察者400の相対的な位置を基準とする。パネル100に対する観察者400の相対的な位置を感知し、観察者400の位置に基づいて3次元イメージ200a、200b、200cを補正する。前記イメージの補正に当たっては、観察者400位置を基準として認知される対象物体の部分を、データコンバートを通じて再構成して前記3次元イメージデータとして出力する。
図17を参照すると、観察者400は、パネル100に対して左に偏って位置する。観察者400はパネル100に対して左に偏って位置するので、正常な位置から眺めるよりは、対象物体の左側部分をさらに観察できる。従って、補正された3次元イメージ200aは、一般的なイメージよりは、もう少し左側面に位置する部分をさらに含む形態で補正される。このようなデータは、3次元イメージを構成する場合に別途のデータをさらに含んで観察者の相対的な位置に基づいてデータを再構成できるようにする。実質的に補正された3次元イメージ200aは、正面から眺める時に、見えない部分をさらに含む形態に補正される。従って、既存2次元的なイメージ以外に別途のイメージをさらに含まなければならない。場合によっては観察者の相対的な位置に基づいたイメージを左側面用、右側面用、上面用、下面用などに分類して付加的に準備しておく。
図18を参照すると、観察者400はパネル100に対して右方に偏って位置する。観察者400はパネル100に対して右方に偏って位置するので、正常な位置から見ることよりは、対象物体の右側の部分をさらに観察できる。従って、補正された3次元イメージ200bは、一般的なイメージよりは、もう少し右側面に位置する部分をさらに含む形態に補正される。
図19を参照すると、観察者400はパネル100に対して下方に偏って位置する。観察者400はパネル100に対して下方に偏って位置するので、正常な位置から見ることよりは、さらに対象物体の下方の部分を見ることができる。従って、補正された3次元イメージ200cは一般的なイメージよりは、もう少し下側面に位置する部分をさらに含む形態に補正される。
図20及び図21は、3次元立体画像を表現する原理を示す概念図である。
図20及び図21を参照すると、3次元立体イメージ209は、左眼用画像209L及び右眼用画像209Rを含む。同じ位置で左眼及び右眼を使って対象を見る場合には、左眼で見る視点と右眼で見る視点が異なるので、同じ対象でも異なる画像が認知される。例えば、遠距離に位置する物体は距離上の変化が少なく、近距離に位置する物体は距離上の変化が大きいこともある。従って、3次元立体イメージを構成するためには左眼用画像209L及び右眼用画像209Rを別途準備し、これらを組み合わせたイメージ209LRを出力して観察者に立体感を感じさせる。このような点に着眼して、観察者の眼球の離隔距離である眼球離隔距離を測定して前記眼球離隔距離に基づいて3次元イメージデータを補正できる。組み合わせたイメージ209LRは、左眼用画像209L及び右眼用画像209Rを同時に出力した時に観察できるイメージであるが、観察者には左眼及び右眼にそれぞれ別々に認知されるので、図で示したように重畳した画像が観察者に実際に認知されることはない。
図22〜図24は本発明の他の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、イメージの補正を示す概念図である。
図22を参照すると、実際の観察者が近い3次元イメージ211LRを見ようとする場合には、左眼400L及び右眼400Rの瞳が互いに近くに移動する。その場合、観察者が近い3次元イメージ211LRを観察しようとする意図で無意識的に瞳が移動するが、実質的に、観察者がこのような瞳の位置を維持することは困難で、観察者が前記瞳の位置を維持しながら画像を見る場合には激しい疲労感を感じる。従って、前記観察者の左眼400L及び右眼400Rに位置する瞳の眼球離隔距離を測定して、観察者がもう少し安楽な環境で3次元立体画像を観察できるように近い3次元イメージ211LRを補正する。
図22を再び参照すると、観察者は特に最近距離にあるイメージ‘C’を観察できるように両眼の瞳を中央に向かって集める。前記眼球離隔距離が通常の眼球離隔距離より小さい場合には近い3次元イメージ211LR中の最近距離の左、右イメージ‘C’を重畳するように補正する。従って、近距離イメージ‘C’が重畳するように補正された近い3次元イメージ211LRaを出力し、この時、観察者は再び元の状態の眼球離隔距離を維持しながら近距離画像を視聴できる。
図23を参照すると、観察者は所望の中距離のイメージ‘B’を眺め続けているので、通常の眼球離隔距離を維持しながらイメージを視聴する。この場合には3次元イメージ212LRを更に補正する過程は不要である。
図24を参照すると、観察者は、遠距離のイメージ‘A’を観察するために前記眼球離隔距離を通常の眼球離隔距離より広げようとする。実質的に通常の眼球離隔距離より眼球離隔距離を広げることは容易ではない。従って、前記眼球離隔距離が前記通常の眼球離隔距離より広い場合には、前記眼球離隔距離が前記通常の眼球離隔距離より狭い場合に比べてもう少し敏感な程度で前記3次元イメージを補正する。即ち、前記眼球離隔距離が通常の眼球離隔距離より大きい場合には、3次元イメージ213LR中の遠距離の左右イメージ‘A’を重畳する補正を行う。従って、遠距離イメージ‘A’が重畳するように補正された3次元イメージ213LRaが出力され、この時、観察者は再び元の状態の眼球離隔距離を維持しながら遠距離画像を視聴できる。
図25及び図26は、本発明の他の実施形態による3次元イメージ表示方法のうち、イメージの補正を示す概念図である。
本実施形態によるイメージの補正は、観察者の眼球の水晶体の厚さに基づいてイメージを補正する方法である。観察者が3次元イメージ214LR中の近距離画像を見る場合、及び、遠距離画像を見る場合によって、前記観察者の眼球の水晶体の厚さは、各々410a、410bのように変化する。図22〜図24の実施形態と同様に、遠距離画像及び近距離画像を見るために観察者の眼球が無意識的に変化することはできるが、観察者に疲労感乃至苦痛をもたらす。そこで、観察者が見る3次元イメージ情報を補正することで観察者は安楽な環境で3次元イメージを観察できるようにする。
具体的には図25を参照すると、近距離画像‘C’を見るための前記観察者の水晶体の厚さ410aは、通常の中距離を見る観察者の水晶体の厚さ410cより厚い。前記観察者の水晶体の厚さ410aが通常の観察者の水晶体の厚さ410cより厚い場合には、前記3次元イメージ214LRで近距離の左右イメージ‘C’を重畳するよう補正する。前記近距離の左右イメージ‘C’が交差した3次元イメージ214LRaは近い物体を安楽に観察できるように補正されたので、観察者の水晶体の厚さは通常の観察者の水晶体の厚さ410cに戻り、観察者は安楽な環境で3次元立体イメージを観察できる。
また図26を参照すると、遠距離画像‘A’を見るための前記観察者の水晶体の厚さ410bは、通常の中距離を見る観察者の水晶体の厚さ410cより薄い。前記観察者の水晶体の厚さ410bが通常の観察者の水晶体の厚さ410cより薄い場合には3次元イメージデータ215LRで遠距離の左右イメージ‘A’を重畳するよう補正する。前記遠距離の左右イメージ‘A’が交差した3次元イメージ215LRaは遠方の物体を安楽に観察できるように補正されたので、観察者の水晶体の厚さは通常の観察者の水晶体の厚さ410cに戻り、観察者は安楽な環境で3次元立体イメージを観察できる。
図27は本発明の他の実施形態による立体画像表示装置を示す概念図である。
図27を参照すると、立体画像表示装置はパネル100及びバリアパネル110を含む。パネル100はマトリックス形状に配置される複数のピクセルを含む。パネル100は前記ピクセルを利用して画像を表示する。バリアパネル110はパネル100上に配置され、パネル100の画像を選択的に透過及び遮断してパネル100の画像を観察者400の両眼に伝達する。
本実施形態では、パネル100及びバリアパネル110は、時分割駆動される。第1サブフレームにパネル100は左眼画像を表示し、バリアパネル110はパネル100の画像が観察者400の左眼に視認されるようにする第1透過状態を有する。第2サブフレームにパネル100は右眼画像を表示し、バリアパネル110はパネル100の画像が観察者400の右眼に視認されるようにする第2透過状態を有する。
図28及び図29は観察者の、パネルからの距離に基づいた図27のバリアパネルの駆動を示す概念図である。図30は観察者の、ピクセルからの距離に基づいた図27のバリアパネルの駆動を示す概念図である。既に説明したように、バリアパネル110は2次元マトリックス形状を有するので、自由なバリアパターン(一般的には、光学パターンを含む)を実現できる。本実施形態において、バリアパネル110は縞状のバリアパターンを有する場合を例示する。既に、図6〜図8を参照して、相対観察者角度θに基づいて前記バリアパターンが傾斜するように駆動されることについて説明した。
図27〜図30を参照すると、前記バリアパターンは観察者400の、パネル100又はパネル100上のピクセルからの距離に基づいて調節される。選択的に、これと類似に、前記バリアパターンは観察者400のバリアパネル110又はバリアパネル110上の光変換ユニットからの距離に基づいて調節される。パネル100とバリアパネル110は、非常に隣接して配置されるので、以下において、パネル100からの観察者400の距離とバリアパネル110からの観察者400の距離とを区別しない。
例えば、観察者400の、パネル100からの距離が増加するほど前記バリアパターンの隣接する透過領域の間の間隔が増加する。
図28において、観察者400はパネル100から第1距離D1に位置する。この時、前記バリアパターンの隣接した透過領域は第1間隔w1を有する。図29において、観察者400はパネル100から第1距離D1より大きい第2距離D2に位置する。この時、前記バリアパターンの隣接した透過領域は第1間隔w1より大きい第2間隔w2を有する。
選択的には、前記バリアパターンは観察者400のパネル100のピクセルからの距離に基づいて調節される。例えば、観察者400のピクセル100からの距離が増加するほど前記バリアパターンの透過領域の間の間隔が増加する。
即ち、図30において、観察者400はパネル100の中心に配置されたピクセルから第3距離D3に位置する。この時、バリアパネル110の中心部に配置された透過領域は第3間隔w3を有する。反面、観察者400はパネル100の端部に配置されたピクセルから第4距離D4に位置する。この時、バリアパネル110の端部に配置された透過領域は第3間隔w3より大きい第4間隔w4を有する。この場合、ピクセルと観察者の距離は水平距離でのみ評価する。
図31及び図32は、相対観察者角度による本発明の他の実施形態のバリアパネルの駆動を示す概念図である。図33及び図34は観察者のピクセルからの距離に基づいた図31のバリアパネルの駆動を示す概念図である。
本実施形態において、バリアパネル110Aは曲線型のバリアパターンを有する場合を例示する。この場合、ピクセルと観察者の距離は水平・垂直距離を考慮した絶対距離で評価する。
図31及び図32を参照すると、前記曲線型のバリアパターンは、相対観察者角度θに基づいて前記バリアパターンが傾斜するように駆動される。
図31において、観察者の方向D400はパネル100の方向と一致し、前記曲線型のバリアパターンは概して観察者の方向D400に対して垂直方向である。
図32において、観察者の方向D400はパネル100の方向から傾斜し、前記曲線型のバリアパターンは概して観察者の方向D400に対して垂直方向である。
図33及び図34を参照すると、前記バリアパターンは観察者400のパネル100からの距離に基づいて調節される。
例えば、観察者400のパネル100からの距離が増加するほど前記バリアパターンの透過領域の間の間隔が増加する。
図33において、観察者400はパネル100から第5距離D5に位置する。この時、前記バリアパターンの隣接した透過領域は第5間隔w5を有する。図34において、観察者400はパネル100から第5距離D5より大きい第6距離D6に位置する。この時、前記バリアパターンの隣接した透過領域は、第5間隔w5より大きい第6間隔w6を有する。
また、観察者400のパネル100からの距離が増加するほど前記バリアパターンの透過領域の曲率が減少する。
本実施形態において、観察者400がパネル100に近い場合には前記バリアパターンは円形に近いパターンを有する。この時、前記円の中心はパネル100に対する観察者400の相対的位置に対応する。反対に、観察者400がパネル100から遠い場合には前記バリアパターンは実質的に直線型に近いパターンを有する。
前記バリアパターンは観察者400のパネル100のピクセルからの距離に基づいて調節され得る。例えば、観察者400のピクセル100からの距離が増加するほど前記バリアパターンの透過領域の間の間隔が増加する。
図35及び図36は相対観察者角度による本発明の他の実施形態のバリアパネルの駆動を示す概念図である。図37及び図38は観察者のピクセルからの距離に基づいた図35のバリアパネルの駆動を示す概念図である。
本実施形態において、バリアパネル110Bは折れ線形のバリアパターンを有する場合を例示する。ここで折れ線形のバリアパターンとは、縞状のバリアパターンであって、各縞の輪郭が折れ線を含むバリアパターンである。
図35及び図36を参照すると、前記折れ線形のバリアパターンは相対観察者角度θに基づいて前記バリアパターンが傾斜するように駆動される。
図35において、観察者の方向D400はパネル100の方向と一致し、前記折れ線形のバリアパターンは概して観察者の方向D400に対して垂直方向である。
図36において、観察者の方向D400はパネル100の方向から傾斜し、前記折れ線形のバリアパターンは概して観察者の方向D400に対して垂直方向に傾斜する。
図37及び図38を参照すると、前記バリアパターンは観察者400のパネル100からの距離に基づいて調節される。
例えば、観察者400のパネル100からの距離が増加するほど前記バリアパターンの透過領域の間の間隔が増加する。
図37において、観察者400はパネル100から第7距離D7に位置する。この時、前記バリアパターンの隣接した透過領域は、第7間隔w7を有する。図38において、観察者400はパネル100から第7距離D7より大きい第8距離D8に位置する。この時、前記バリアパターンの隣接した透過領域は第7間隔w7より大きい第8間隔w8を有する。
また、観察者400のパネル100からの距離が増加するほど前記バリアパターンの透過領域の輪郭の折れ線の曲げ角度が減少する、即ち、輪郭の折れ線が直線に近くなる。
本実施形態において、観察者400がパネル100に近い場合には、前記バリアパターンの透過領域の輪郭の折れ線は大きい曲げ角度を有する。反対に、観察者400がパネル100から非常に遠い場合には、前記バリアパターンの透過領域の輪郭の折れ線は実質的に直線型に近いパターンを有する。
前記バリアパターンは、観察者400のパネル100のピクセルからの距離に基づいて調節され得る。例えば、観察者400のピクセル100からの距離が増加するほど前記バリアパターンの透過領域の間の間隔が増加する。
図39は本発明の他の実施形態による立体画像表示装置を示す概念図である。
図39を参照すると、立体画像表示装置はパネル100及び指向性バックライト500を含む。パネル100はマトリックス形状に配置される複数のピクセルを含む。パネル100は前記ピクセルを利用して画像を表示する。指向性バックライト500はパネル100の下面に配置され、パネル100に提供される光の経路を変更して、パネル100の画像を観察者400の両眼に伝達する。
例えば、パネル100及び指向性バックライト500は、時分割駆動されてもよい。第1サブフレームに、パネル100は左眼画像を表示し、指向性バックライト500はパネル100の画像が観察者400の左眼に視認されるようにする第1光経路を形成する光学パターンを提供する。第2サブフレームに、パネル100は右眼画像を表示し、指向性バックライト500はパネル100の画像が観察者400の右眼に視認されるようにする第2光経路を形成する光学パターンを提供する。
例えば、指向性バックライト500は、光を生成する光源550、光源550上に配置されるレンズ部560及びレンズ部560上に配置されるバリア部570を含む。
指向性バックライト500は、2次元マトリックス形状に配列されたバックライト片を有するので、自由な光学パターンを具現できる。指向性バックライト500は、図27〜図38にて説明したバリアパターンのように前記相対観察者角度に基づいて傾斜する光学パターンを提供でき、前記観察者の前記パネルからの距離に基づいて調節され、前記観察者の前記ピクセルからの距離に基づいて調節され得る。
具体的に、図28〜図30において説明した直線型の縞状バリアパターンは、指向性バックライト500の光学パターンに適用できる。図31〜図34において説明した曲線型の縞状バリアパターンは、指向性バックライト500の光学パターンに適用でき、図35〜図38において説明した折れ線形の縞状バリアパターンは、指向性バックライト500の光学パターンに適用できる。
図40は本発明の他の実施形態による立体画像表示装置を示す概念図である。
図40を参照すると、立体画像表示装置はパネル100及び液晶レンズパネル600を含む。パネル100はマトリックス形状に配置される複数のピクセルを含む。パネル100は前記ピクセルを利用して画像を表示する。液晶レンズパネル600は、パネル100上に配置され、パネル100の画像を屈折して観察者400の両眼に伝達する。
例えば、パネル100及び液晶レンズパネル600は、時分割駆動される。第1サブフレームに、パネル100は左眼画像を表示し、液晶レンズパネル600は、パネル100の画像が観察者400の左眼に視認されるようにする第1光経路を形成する光学パターンを提供する。第2サブフレームに、パネル100は右眼画像を表示し、液晶レンズパネル600は、パネル100の画像が観察者400の右眼に視認されるようにする第2光経路を形成する光学パターンを提供する。
液晶レンズパネル600は、2次元マトリックス形状に配列された液晶レンズを有するので、自由な形状の光学パターンを具現できる。液晶レンズパネル600は、図27〜図38において説明したバリアパターンのように、前記相対観察者角度に基づいて傾斜する光学パターンを提供でき、前記観察者の前記パネルからの距離に基づいて調節され、前記観察者の前記ピクセルからの距離に基づいて調節され得る。
具体的に、図28〜図30において説明した直線型の縞状バリアパターンは、液晶レンズパネル600の光学パターンに適用できる。図31〜図34において説明した曲線型の縞状バリアパターンは、液晶レンズパネル600の光学パターンに適用でき、図35〜図38において説明した折れ線形の縞状バリアパターンは、液晶レンズパネル600の光学パターンに適用できる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
以上、説明したように、本発明の実施形態によると、表示用のパネルは光変換部材を備え、パネルの傾斜方向の絶対角度及び観察者の両眼を結ぶ方向の絶対角度を利用して相対観察者角度を求めて、前記相対観察者角度に基づいて補正されたイメージを出力するので、パネルが観察者の両眼を結ぶ方向に対して相対的に傾斜した場合にも3次元イメージ画像を適切に表示できる。
また本発明の実施形態によると、前記表示用のパネルが備えるべき光変換部材を具現するバリアパネル、指向性バックライト、液晶レンズなどが提供されるので、表示パネルが観察者の両眼を結ぶ方向に対して相対的に傾斜した場合にも3次元イメージ画像を適切に表示するパネルが提供できる。
また本発明の実施形態によると、観察者の眼球離隔距離及び観察者の水晶体の厚さに基づいて3次元イメージを補正できるので、観察者がより安楽な環境で3次元イメージを観察できる。
100 パネル
110、110’、110A、110B バリアパネル
110a、110b、110c バリアパターン
150 パネルセンサ
200、201、202、205、206、207、208 イメージ
200a、200b、200c 3次元イメージ
200L、201L、202L、203L、204L、209L 左眼用画像、左眼イメージ
200R、201R,202R、203R、204R、209R 右眼用画像、右眼イメージ
209 3次元立体イメージ
209LR 組み合わせたイメージ
211LR、211LRa (補正前、後の)近い3次元イメージ
213LR、213LRa (補正前、後の)3次元イメージ
214LR、214LRa (補正前、後の)3次元イメージ
215LR、215LRa (補正前、後の)3次元イメージ
300 (3次元イメージ用の)メガネ
310 (眼球認識)センサ
400 観察者
400L、400R 左眼、右眼
410、420 (左、右の)眼球
410a、410b、410c 眼球の水晶体の厚さ
500 指向性バックライト
510 バックライト片
530、630 右眼領域
540、640 左眼領域
600 液晶レンズパネル
610 液晶レンズ
D、D’ 左右眼の間隔
D100 (パネルの)傾斜方向
D205、D206、D207、D208 視差補正方向、イメージ離隔方向
D400 (観察者の)両眼を結ぶ方向
D400L,D400R 視線の左右移動方向
θ 相対観察者角度

Claims (7)

  1. 複数のピクセルを含み、画像を表示するパネルと、
    前記パネルに対する観察者の両眼を結ぶ方向の角度を判断する相対観察者角度判断部と、
    前記相対観察者角度に基づいて前記パネルの画像を前記観察者の左眼及び右眼に伝達するために、2次元マトリックス形状に配列された複数個の光変換ユニットを含んで光学パターンを生成する光変換部材と、を含むことを特徴とする立体画像表示装置。
  2. 前記光学パターンは、前記相対観察者角度に基づいて傾斜することを特徴とする請求項1に記載の立体画像表示装置。
  3. 前記光学パターンは、前記観察者の前記パネルからの距離に基づいて調節されることを特徴とする請求項1に記載の立体画像表示装置。
  4. 前記光学パターンは、透過領域の輪郭が直線の縞(stripe)状に形成され、
    前記光学パターンは、前記観察者の前記パネルからの距離が増加するほど、前記光学パターンの隣接する前記透過領域の間の距離が増加することを特徴とする請求項3に記載の立体画像表示装置。
  5. 前記光学パターンは、透過領域の輪郭が曲線の縞状に形成され、
    前記光学パターンは、前記観察者の前記パネルからの距離が増加するほど、前記光学パターンの隣接する前記透過領域の間の距離が増加し、
    前記光学パターンは、前記観察者の前記パネルからの距離が増加するほど、前記透過領域の輪郭の曲線の曲率が減少することを特徴とする請求項3に記載の立体画像表示装置。
  6. 前記光学パターンは、透過領域の輪郭が折れ線の縞状に形成され、
    前記光学パターンは、前記観察者の前記パネルからの距離が増加するほど前記光学パターンの隣接する前記透過領域の間の距離が増加し、
    前記光学パターンは、前記観察者の前記パネルからの距離が増加するほど前記透過領域の輪郭の折れ線の曲げ角度が減少することを特徴とする請求項3に記載の立体画像表示装置。
  7. 前記光学パターンは、前記観察者の前記ピクセルからの距離に基づいて調節されることを特徴とする請求項1に記載の立体画像表示装置。
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