JP2014105901A - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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Abstract

【課題】室外機上面側から見て、プロペラファンの外周側の一部が前記熱交換器と重なるように小型化された室外機であっても、送風性能低下を最小限に抑制する。
【解決手段】空気調和機の室外機1は、底ベース102と、この底ベースの上部に配置された熱交換器107と、前記底ベースに対向して配置されたシュラウド103と、このシュラウドに囲われるように配置され且つ前記熱交換器の上方に設けられたプロペラファン104を有する送風機とを備えている。また、室外機の上面側から見て、前記プロペラファンの外周側の一部が前記熱交換器と重なるように構成され、プロペラファンの最上流位置と熱交換器の上面との距離をΔh、プロペラファンの径をDとしたとき、0.217<Δh/D≦0.350となるように構成している。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気調和機の室外機に関し、特に、外気を水平方向から熱交換器に吸込み筐体上部に設けたプロペラファンにより上方に吹き出すようにした上吹きタイプの室外機に関する。
空気調和機の室外機の小型化を図ると共に、小型化による送風性能の低下を防止できるようにしたものとしては、特開2007−309632号公報(特許文献1)に記載されたものがある。
この特許文献1のものでは、プロペラファンがシュラウドの送風に対する最上流位置から突き出した突き出し量をht、プロペラファンの高さをHとしたとき、−0.2≦ht/H≦0.2となるように構成している。
また、シュラウドの円筒部最上流位置と熱交換器の最上部のファン軸方向距離Δhをプロペラファンの直径Dで除した値Δh/Dが0.126〜0.217の範囲になるように構成している。
このように、空気調和機の室外機を構成することにより、小型化してその設置面積を小さくしても、送風性能の低下を抑え、騒音増加を防止するようにしている。
特開2007−309632号公報
一般的に、ビル・店舗用の空気調和機の室外機はビルの屋上や建物と建物の間に置かれることが多いため、室外機の小型化が求められている。特に、都市のビル密集地帯のように設置場所に限りがあるところではそのニーズが強い。また小型の室外機は、トラック等にたくさん乗せることができるため、運搬性が良く、設置作業も容易になるため、空気調和機の設置施工業者からの要望も高い。更に、小型化は省資源化にもつながるため、メーカは室外機のより一層の小型化が求められている。
ところで、室外機を単に小型化すると大幅な送風性能低下につながり、その送風性能低下をカバーするためにプロペラファンの回転数を増加させると、大幅な騒音増加やエネルギー消費の増加につながる。
このため、小型化しても送風性能の低下を最小限に抑制することが求められ、上記特許文献1のものなどが開発されてきた。この特許文献1のものは、室外機の上面側から見て、プロペラファンと熱交換器が重ならない場合の室外機に対しては有効である。しかし、近年、更なる小型化が求められており、この更なる小型化(室外機の設置面積の縮小化)を進めると、室外機の設置面積を小さくするため、熱交換器の幅や奥行きを小さくしつつ、熱交換器の高さを増加させる必要がある。一方、プロペラファンでの送風量は同じか、より性能向上のためには送風量を増加させる必要がある。
また、室外機の設置面積は同じ場合でも、熱交換器内の伝熱管の列数を増加する場合、或いは、前記伝熱管の列数を変えない場合でも、前記プロペラファンの送風量を増加させるためにプロペラファンの直径を大きくする場合もある。
このような場合、プロペラファンの直径は前記熱交換器の上面寸法に対して相対的に増大し、室外機の上面側から見て、プロペラファンの外周側の一部が熱交換器と重なるようになってしまう。
このような室外機に対しては上記特許文献1の発明を適用しても、送風性能の低下を十分に抑えることはできないという課題がある。
また、このようなプロペラファンの外周側の一部が熱交換器と重なるように小型化された室外機に、地球温暖化係数の小さい冷媒R32を採用した場合を考えると、圧縮機吐出圧力が上がり、冷媒温度が大きく上がるため、より風量を増加させて圧力上昇を抑える必要がある。このため、プロペラファンの直径を大きくするか、回転数を更に上げる必要がある。
このように、室外機を小型化し、プロペラファン回転数を増加させて風量増加させると、大幅な騒音増加や、送風性能が低下してエネルギー消費の増加につながる。
本発明の目的は、室外機上面側から見て、プロペラファンの外周側の一部が熱交換器と重なるように小型化された室外機であっても、送風性能低下を最小限に抑制することのできる空気調和機の室外機を得ることにある。
上記課題を解決するために、本発明は、底ベースと、この底ベースの上部に配置された熱交換器と、前記底ベースに対向して配置されたシュラウドと、このシュラウドに囲われるように配置され且つ前記熱交換器の上方に設けられたプロペラファンを有する送風機とを備えた空気調和機の室外機であって、室外機の上面側から見て、前記プロペラファンの外周側の一部が前記熱交換器と重なるように配置され、前記プロペラファンの最上流位置と前記熱交換器の上面との距離をΔh、前記プロペラファンの径をDとしたとき、
0.217<Δh/D≦0.350
となるように構成したことを特徴とする。
本発明によれば、室外機上面側から見て、プロペラファンの外周側の一部が熱交換器と重なるように小型化された室外機であっても、送風性能低下を最小限に抑制することができる空気調和機の室外機を得ることができる効果がある。
本発明の空気調和機の室外機の実施例1を示す縦断面図。 図1のA方向から見た平面図で、図1に示すシュラウドを除去して示す図。 図1に示す室外機におけるファン周りの別の構成例を説明する部分縦断面図。 従来の空気調和機の室外機を示す縦断面図。 図4のB方向から見た平面図で、図4に示すシュラウドを除去して示す図。 本発明の実施例1に対する比較例におけるファン周りの空気流れを説明するための部分断面図。 本発明の実施例1におけるファン周りの空気流れを説明するための部分断面図。 プロペラファンの最上流位置と熱交換器の上面とのファン軸方向における距離Δhをプロペラファンの径Dで除した値Δh/Dと、風量比との関係を説明する線図。
以下、本発明の具体的実施例を図面を用いて説明する。なお、各図において、同一符号を付した部分は同一或いは相当する部分を示している。
本発明の空気調和機の室内機の実施例1を図1及び図2により説明する。図1は本実施例1の室外機を示す縦断面図、図2は図1のA方向から見た平面図で、図1に示すシュラウドを除去して示す図である。
図1において、1は空気調和機の冷凍サイクルを構成するための室外機、102は前記室外機1の底ベース、107はこの底ベース102の上部に設置された熱交換器である。前記底ベース102は、図2に示すように、上方から見て四角形状に構成され、前記室外機1も同様に上方から見て、4側面を有する四角形状に構成されている。
前記熱交換器107は、前記底ベース102の四辺のうちの三辺に沿うようにコの字状に配置されている。即ち、室外機1の前記4側面のうちの3側面に前記熱交換器107が配置され、室外機1の残りの1面には正面パネル2が設置されている。
また、前記熱交換器107の上部には、前記底ベース102に対向するように、シュラウド103が設置されている。このシュラウド103の内側には、プロペラファン104が該シュラウド103に囲われるように配置され、このシュラウド103のプロペラファン104を囲む部分は円筒形に構成されている。また、前記シュラウド103の下部は四角形状の側面カバー111に接続されている。
106は前記プロペラファン104を回転駆動するためのモータで、このモータ106はモータクランプ105を介して前記熱交換器107上部のフレーム3等に取り付けられている。また、前記モータ106のモータ軸には前記プロペラファン104が取り付けられており、このプロペラファン104と前記モータ106により送風機が構成されている。
この送風機を駆動することにより、室外機の3側面に設置されている前記熱交換器107の外側から室外空気が室外機1内に吸い込まれ、前記プロペラファン104により室外機1の上方に吹き出される。即ち、前記熱交換器107を通過した空気は前記送風機のプロペラファン104が配置されている方向に流れ、送風機通過後の空気はシュラウド103から室外機1の上方に吹き出されるように、室外機1は上吹きタイプに構成されている。
図1に示す本実施例1では、前記プロペラファン104の送風に対する最上流位置104aと、シュラウド103の円筒部の送風に対する最上流位置103aとは、軸方向に略同位置となるように構成されている。
また、図2に示すように、本実施例の室外機1は、その上面(上方)側から見て、前記プロペラファン104の外周側の一部が前記熱交換器107と重なるように配置されている。即ち、室外機1の小型化のため、前記熱交換器107の高さを増加させることでその設置面積を小さくする一方、プロペラファン104での送風量は同じか、性能向上のために送風量を増加させる必要があり、前記プロペラファン104の直径は前記熱交換器107の上面寸法に対して相対的に増大する。このため、室外機1の上面から見て、前記プロペラファン104の外周側の一部が前記熱交換器107と重なるようになっているものである。なお、図2に示す112は前記プロペラファン104の回転方向を示している。
このような、室外機1において、本実施例では、前記シュラウド103の円筒部の送風に対する最上流位置103aと前記熱交換器107の最上部との間のファン軸方向距離Δhを前記プロペラファン104の径Dで除した値Δh/Dが、0.217よりも大きく且つ0.350以下、即ち、
0.217<Δh/D≦0.350
となるように構成されている。
また、本実施例では、前記シュラウド103の送風に対する上流側に略円弧部103bを備え、この略円弧部103bの平均R寸法をプロペラファン104の高さHで除した値R/Hが、0.123〜0.3、好ましくは0.123〜0.185の範囲になるように構成されている。
なお、図1において、108は圧縮機等のタンク類、109は電気箱である。図示はしていないが、本実施例の空気調和機は、室外機1に設けられた圧縮機、四方弁、室外熱交換器(上記熱交換器107が相当する)及び減圧器と、室内機に設けられた室内熱交換器が冷媒配管により接続されて冷凍サイクルを構成している。
図3は図1に示す室外機1におけるファン周りの別の構成例を説明する部分縦断面図である。この図3に示す空気調和機の室外機1が、図1に示す室外機1と異なるところは、プロペラファン104の最上流位置104aが、シュラウド103の最上流位置103aよりも更に突き出し量htだけ上流側まで突き出されて設置されているものである。
この図3で、前記シュラウド103の最上流位置103aに対し、前記プロペラファンの最上流位置104aが上流側に配置されている場合をプラス側と定義し、前記突き出し量htをプロペラファン104の高さHで除した値ht/Hが、
0≦ht/H≦0.2
の範囲となるように、本実施例の空気調和機の室外機は構成されている。即ち、図1は、ht/H=0に構成した室外機の例を示し、図3は0<ht/H≦0.2の範囲に構成された室外機の例を示している。
なお、図1においては、前記側面カバー111を前記シュラウド103と一体成形で構成している例を示したが、この図3に示す例では、前記側面カバー111を前記シュラウド103とは別部材で構成している例を示している。
ここで、図4及び図5を用いて、従来の空気調和機の室外機の構成について説明する。図4は特許文献1に示すような従来の空気調和機の室外機の正面図を示し、図5は図4のB方向から見た平面図で、図4に示すシュラウドを除去して示す図である。
図5に示すように、従来の室外機1においては、その上面側から見て、プロペラファン104は熱交換器107とは重ならないように構成されている。即ち、熱交換器107と、プロペラファン104の平面方向(径方向)の位置関係ΔLは、ΔL>0となるように構成されている。
更に、従来の室外機1においては、図4に示すように、シュラウド103の円筒部の最上流位置103aと前記熱交換器107の最上部との間のファン軸方向距離Δhを、前記プロペラファン104の径Dで除した値Δh/Dが、0.126〜0.217の範囲になるように構成されている。
この図4、図5に示す従来例の場合、プロペラファン104が熱交換器107とは重ならないように構成されている室外機に対しては、小型化による送風性能の低下を防止し、騒音低減効果も得られる。しかし、室外機1の上面側から見て、プロペラファン104の外周側の一部が熱交換器107と重なるように小型化された室外機に対する配慮は為されていない。即ち、図4、図5に示す従来例のものを、室外機の上面側から見て、プロペラファン104の外周側の一部が前記熱交換器107と重なるように構成されている室外機に適用すると、送風性能は低下し、騒音も大きくなってしまう。
これを図6により詳しく説明する。図6は本発明の実施例1に対する比較例におけるファン周りの空気流れを説明するための部分断面図で、図4において、更なる小型化のため、室外機1の設置面積を縮小化したことにより、室外機の上面側から見て、プロペラファン104の外周側の一部が熱交換器107と重なるように構成した場合の図である。即ち、図6は、図1〜図3に示したような本発明を採用せず、単純に小型化した場合の空気調和機の室外機におけるファン周りの空気流れを説明する図である。
この図6に示すように、本発明を採用しない単純に小型化した空気調和機の室外機においては、ファン周りの空気の流れは、太い矢印201で示すようになる。即ち、熱交換器107を通過した空気は、まずbの位置まで流れ、その後、空気の流れ201に示すように、プロペラファン104に吸込まれ、シュラウド103の上面から室外機1の上方へ吹出される。
即ち、熱交換器107を通過して前記bの位置まで到達した空気は、プロペラファン104との距離が近いため、吸込まれた空気は前記bの位置からプロペラファン104まで軸方向に流れてしまう。従って、図6に示す空間C1の領域(熱交換器107の上部空間)には空気がほとんど流れず、径方向からプロペラファン104に吸込まれる流れはほとんど発生しない。このため、プロペラファン104の上流側(吸込側)の有効流路幅は図6に示す有効流路幅203となる。この有効流路幅が狭いほど、流れに対する大きな抵抗となり、送風性能低下や騒音発生の原因となる。図6に示す比較例では前記有効流路幅が203で示すように非常に小さくなってしまうため、送風性能が低下し、騒音も大きくなってしまう。
次に、図7により、本発明を採用した場合の空気調和機の室外機におけるファン周りの空気流れを説明する。図7は、図1に示した本発明の実施例1におけるファン周りの空気流れを説明するための部分断面図である。
図7に示すように、本実施例1におけるファン周りの空気の流れは、太い矢印202で示すようになる。即ち、熱交換器107を通過した空気は、まずbの位置まで到達する。そして、本実施例の場合、前述したΔh/Dが0.217よりも大きく、0.350以下に構成され、また前記突き出し量htをプロペラファン104の高さHで除した値ht/Hも0〜0.2の範囲になるように構成している。このため、前記bの位置とプロペラファン104との距離が適切に離れ、また前記熱交換器107の上部には広い空間C2が形成される。従って、空気が流れる流路が拡大され、前記bの位置まで到達した空気は、ここから流れが広がって前記空間C2にも流れる。
その後、cの位置に到達した空気は、プロペラファン104に、矢印202aで示す軸方向、及び矢印202bで示す径方向から吸込まれ、見掛け上は矢印202cで示すように前記プロペラファン104に吸込まれる。即ち、前記プロペラファン104への吸込流れは、回転軸に平行な軸方向流れだけでなく、径方向から吸込まれる流れも発生し、プロペラファン径より外側の上流側空間C2からも空気を吸込むことが可能となる。
このように、本実施例の空気調和機の室外機によれば、図7の空間(熱交換器107の上部の空間)C2に流れが生じるため、プロペラファン104の上流側の有効流路幅を図7の204に示すように拡大でき、図6に示す比較例の有効流路幅203と比べて格段に広げることができる。従って、本実施例によれば、室外機の上面側から見て、前記プロペラファンの外周側の一部が前記熱交換器と重なるように配置されるほどに小型化された室外機であっても、送風性能の低下を最小限に抑制することのでき、騒音が大きくなるのも抑制できる空気調和機の室外機を得ることができる。
なお、前述したΔh/Dが0.350よりも大きくなるようにしても、前記有効流路幅の拡大の効果は得られるが、図1や図3に示す、プロペラファン最上流位置103aと熱交換器上部との距離Δhが大きくなるので、その分側面カバー111が長くなって、流路抵抗が増加し、送風性能低下の抑制効果が小さくなってしまう。従って、前述のΔh/Dは0.217よりも大きく、0.350以下に構成する。
次に、図8により本発明の効果を説明する。図8は、前記プロペラファン104の最上流位置と前記熱交換器107の上面とのファン軸方向における距離Δhをプロペラファンの径Dで除した値Δh/Dと、風量比との関係を説明する線図である。また、実線で示す曲線はht/H=0に構成した場合の風量比を示す線であり、点線で示す曲線はht/H=0.2に構成した場合の風量比を示す線である。これらの曲線は、本発明の空気調和機の室外機を流体計算して得られたデータであり、それぞれの曲線において、最大風量が得られるΔh/Dとした場合の風量を1とし、これを基準にして、Δh/Dの値を変えた時の風量比を表している。
この図8からわかるように、Δh/Dの値を0.217〜0.350の範囲に構成することにより、最大風量に対する風量低下を1%未満に抑えることができる。特に、Δh/Dの値を0.22〜0.30の範囲にすれば、ほぼ最大風量に近い風量を得ることができる。
このように、前記プロペラファンの外周側の一部が前記熱交換器と重なるように配置されるほどに小型化された室外機であっても、Δh/Dの値を上述した適切な範囲に構成することにより、送風性能の低下を最小限に抑制し、これに伴い騒音が大きくなるのも抑制でき、エネルギー消費の増加も抑制することができる。
また、本実施例によれば、プロペラファンの径をより大きくすることも可能であるから、風量を増大することも可能になり、冷媒R32のような、圧縮機吐出温度が高くなるような冷媒であっても、風量を増大することで吐出圧力を下げることができる。従って、室外機を大型化することなく冷媒R32にも対応可能となる。
1:室外機、2:正面パネル、3フレーム、102:底ベース、
103:シュラウド、103a:シュラウド最上流位置、103b:略円弧部、
104:プロペラファン、104a:プロペラファン最上流位置、
105:モータクランプ、106:モータ、
107:熱交換器、
108:圧縮機等のタンク類、109:電機箱、
111:側面カバー、
112:プロペラファンの回転方向、
201,202:空気の流れ、
203,204:有効流路幅。

Claims (5)

  1. 底ベースと、この底ベースの上部に配置された熱交換器と、前記底ベースに対向して配置されたシュラウドと、このシュラウドに囲われるように配置され且つ前記熱交換器の上方に設けられたプロペラファンを有する送風機とを備えた空気調和機の室外機であって、
    室外機の上面側から見て、前記プロペラファンの外周側の一部が前記熱交換器と重なるように構成され、
    前記プロペラファンの最上流位置と前記熱交換器の上面との距離をΔh、前記プロペラファンの径をDとしたとき、
    0.217<Δh/D≦0.350
    となるように構成したことを特徴とする空気調和機の室外機。
  2. 請求項1に記載の空気調和機の室外機であって、
    前記プロペラファンが前記シュラウドの送風に対する最上流位置から上流側に突き出した突き出し量をht、プロペラファンの高さをHとしたとき、
    0≦ht/H≦0.2
    となるように構成したことを特徴とする空気調和機の室外機。
  3. 請求項2に記載の空気調和機の室外機であって、
    前記プロペラファンの送風に対する最上流位置と前記シュラウドの送風に対する最上流位置とが略同位置(ht/H=0)であることを特徴とする空気調和機の室外機。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載の空気調和機の室外機であって、
    前記室外機は上方から見て四角形状に構成され、この四角形状室外機の4側面のうちの3側面に前記熱交換器が配置されると共に、残りの1面には正面パネルが設置され、
    室外空気は前記3側面から前記熱交換器を通過して室外機内に吸い込まれ、前記プロペラファンにより前記室外機の上方に吹き出される上吹きタイプに構成されていることを特徴とする空気調和機の室外機。
  5. 請求項1〜3の何れかに記載の空気調和機の室外機であって、
    空気調和機を構成する冷凍サイクルの冷媒として、冷媒R32を採用していることを特徴とする空気調和機の室外機。
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