JP2014105498A - シリンダ錠 - Google Patents
シリンダ錠 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014105498A JP2014105498A JP2012259530A JP2012259530A JP2014105498A JP 2014105498 A JP2014105498 A JP 2014105498A JP 2012259530 A JP2012259530 A JP 2012259530A JP 2012259530 A JP2012259530 A JP 2012259530A JP 2014105498 A JP2014105498 A JP 2014105498A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- holder
- output member
- sleeve
- radial direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
【解決手段】筒状のホルダ2と、該ホルダ2内に回転可能に配置されたシリンダ4と、該シリンダ4とホルダ2との間に回転可能に配置されたスリーブ3と、シリンダ4内に径方向に移動可能に収容されたタンブラ5と、シリンダ4の後端に回転可能に配置された出力部材6と、シリンダ4と出力部材6を連結させてシリンダ4の回転を出力部材6に伝達し、シリンダ4と共にスリーブ3がホルダ2に対して回転したときにはシリンダ4と出力部材6との連結を解除するクラッチ機構7と、を備えたシリンダ錠1において、クラッチ機構は、シリンダ4と出力部材6との連結を解除した状態で、ホルダ2の外周部に径方向外方から係合して出力部材6の回転を規制する回転規制部14fを有する。
【選択図】図15
Description
筒状のホルダと、
該ホルダ内に回転可能に配置されたシリンダと、
該シリンダと前記ホルダとの間に回転可能に配置されたスリーブと、
前記シリンダ内に径方向に移動可能に収容され、径方向外方に付勢されて前記シリンダと係合し、前記シリンダ内への正規キーの挿入によって前記スリーブとの係合が解除されるタンブラと、
前記シリンダの後端に回転可能に配置された出力部材と、
前記シリンダと前記出力部材を連結させてシリンダの回転を出力部材に伝達し、前記シリンダと共に前記スリーブが前記ホルダに対して回転したときには前記シリンダと前記出力部材との連結を解除するクラッチ機構と、
を備えたシリンダ錠において、
前記クラッチ機構は、前記シリンダと前記出力部材との連結を解除した状態で、前記ホルダの外周部に径方向外方から係合して前記出力部材の回転を規制する回転規制部を有することを特徴とする。
前記クラッチ機構は、
前記出力部材と一体的に回転可能に係合し、一端部に前記回転規制部が設けられた連結部材と、
前記スリーブの外周側に配されて前記ホルダ内を径方向に移動可能であって、前記連結部材と径方向に係合する連結解除部材と、
を備え、
前記連結部材に、これの径方向の移動によって前記シリンダに係脱するシリンダ連結部を設け、
前記ホルダの外周に、前記連結部材の回転規制部が選択的に係合する回転規制溝を形成し、
前記スリーブが前記ホルダに対して回転すると、前記連結解除部材が前記ホルダ内を径方向に移動し、この連結解除部材の移動に連動して前記連結部材が径方向に移動し、該連結部材のシリンダ連結部の前記シリンダとの係合が解除されるとともに、同連結部材の回転規制部が径方向外側から内側に移動して前記ホルダの回転規制溝に係合するよう構成したことを特徴とする。
キャップ9に形成されたキー挿入孔9aからシリンダ4のキー挿入穴4bに正規キーが差し込まれていない状態では、図11及び図13に示すように、シリンダ4に保持された複数(8枚)のタンブラ5はスプリング10の付勢力によって径方向外方(左右方向)に移動しており、その端部がシリンダ4の外周面から突出してスリーブ3の左右一対のロック溝3aに係合している。
シリンダ錠1のキャップ9のキー挿入孔9aからシリンダ4のキー挿入穴4bに非正規キーを差し込むと、全タンブラ5は径方向内方へと移動しないで図11及び図13に示すようにシリンダ4から突出してスリーブ3のロック溝3aに係合したままであるため、シリンダ4を単独で回転させることができない。この状態でシリンダ4を強引に回すと、スリーブ3が図14に示すようにシリンダ4と共に回転する。このとき、連結解除部材15はホルダ2の保持孔2fに保持されて回転しないため、スリーブ3の嵌合溝3bの連結解除部材14との嵌合が外れ、連結解除部材15は、スリーブ3の嵌合溝3b以外の外周面によって上方に押圧され、弾性部材16を弾性変形(圧縮変形)させながら上方(径方向外方)に移動する。
2 ホルダ
2A ホルダの取付ステー
2a ホルダのボルト挿通孔
2b ホルダの収納部
2c ホルダの係止部
2d ホルダの回転規制溝
2e ホルダの嵌合孔
2f ホルダの保持孔
3 スリーブ
3a スリーブのロック溝
3b,3c スリーブの嵌合溝
3d スリーブの排水溝
4 シリンダ
4A シリンダの軸部
4a シリンダの鍔部
4b シリンダのキー挿入穴
4c シリンダのタンブラ挿入孔
4d シリンダの係合溝
4e シリンダの嵌合溝
5 タンブラ
5a タンブラのキー挿入孔
5b タンブラの突起
5c タンブラのスプリング受部
6 出力部材
6A 出力部材のアーム部
6a,6b 出力部材の円孔
6c 出力部材の係止部
6d 出力部材の係合溝
7 クラッチ機構
8 ストッパ
9 キャップ
9a キャップのキー挿入孔
10 スプリング
11 クッションラバー
12 Cリング
13 リターンスプリング
14 連結部材
14A 連結部材のアーム部
14a 連結部材の長孔
14b 連結部材のシリンダ連結部
14c 連結部材の係合突起
14d 連結部材のスライド壁
14e 連結部材の係合部
14f 連結部材の回転規制部
15 連結解除部材
15a 連結解除部材の突起
16 弾性部材
Claims (2)
- 筒状のホルダと、
該ホルダ内に回転可能に配置されたシリンダと、
該シリンダと前記ホルダとの間に回転可能に配置されたスリーブと、
前記シリンダ内に径方向に移動可能に収容され、径方向外方に付勢されて前記シリンダと係合し、前記シリンダ内への正規キーの挿入によって前記スリーブとの係合が解除されるタンブラと、
前記シリンダの後端に回転可能に配置された出力部材と、
前記シリンダと前記出力部材を連結させてシリンダの回転を出力部材に伝達し、前記シリンダと共に前記スリーブが前記ホルダに対して回転したときには前記シリンダと前記出力部材との連結を解除するクラッチ機構と、
を備えたシリンダ錠において、
前記クラッチ機構は、前記シリンダと前記出力部材との連結を解除した状態で、前記ホルダの外周部に径方向外方から係合して前記出力部材の回転を規制する回転規制部を有することを特徴とするシリンダ錠。 - 前記クラッチ機構は、
前記出力部材と一体的に回転可能に係合し、一端部に前記回転規制部が設けられた連結部材と、
前記スリーブの外周側に配されて前記ホルダ内を径方向に移動可能であって、前記連結部材と径方向に係合する連結解除部材と、
を備え、
前記連結部材に、これの径方向の移動によって前記シリンダに係脱するシリンダ連結部を設け、
前記ホルダの外周に、前記連結部材の回転規制部が選択的に係合する回転規制溝を形成し、
前記スリーブが前記ホルダに対して回転すると、前記連結解除部材が前記ホルダ内を径方向に移動し、この連結解除部材の移動に連動して前記連結部材が径方向に移動し、該連結部材のシリンダ連結部の前記シリンダとの係合が解除されるとともに、同連結部材の回転規制部が径方向外側から内側に移動して前記ホルダの回転規制溝に係合するよう構成したことを特徴とする請求項1記載のシリンダ錠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012259530A JP5979787B2 (ja) | 2012-11-28 | 2012-11-28 | シリンダ錠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012259530A JP5979787B2 (ja) | 2012-11-28 | 2012-11-28 | シリンダ錠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014105498A true JP2014105498A (ja) | 2014-06-09 |
JP5979787B2 JP5979787B2 (ja) | 2016-08-31 |
Family
ID=51027245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012259530A Expired - Fee Related JP5979787B2 (ja) | 2012-11-28 | 2012-11-28 | シリンダ錠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5979787B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016125307A (ja) * | 2015-01-07 | 2016-07-11 | 株式会社東海理化電機製作所 | キーシリンダ装置 |
JP2016125306A (ja) * | 2015-01-07 | 2016-07-11 | 株式会社東海理化電機製作所 | キーシリンダ装置 |
JP5964482B1 (ja) * | 2015-05-29 | 2016-08-03 | 株式会社東海理化電機製作所 | キーシリンダ装置 |
CN112814481A (zh) * | 2021-01-04 | 2021-05-18 | 珠海优特物联科技有限公司 | 一种锁芯 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07189534A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-28 | Alpha Corp | シリンダ錠 |
JPH07293063A (ja) * | 1994-04-28 | 1995-11-07 | Alpha Corp | シリンダ錠 |
WO2005026476A1 (ja) * | 2003-09-12 | 2005-03-24 | U-Shin Ltd. | シリンダ錠 |
-
2012
- 2012-11-28 JP JP2012259530A patent/JP5979787B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07189534A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-28 | Alpha Corp | シリンダ錠 |
JPH07293063A (ja) * | 1994-04-28 | 1995-11-07 | Alpha Corp | シリンダ錠 |
WO2005026476A1 (ja) * | 2003-09-12 | 2005-03-24 | U-Shin Ltd. | シリンダ錠 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016125307A (ja) * | 2015-01-07 | 2016-07-11 | 株式会社東海理化電機製作所 | キーシリンダ装置 |
JP2016125306A (ja) * | 2015-01-07 | 2016-07-11 | 株式会社東海理化電機製作所 | キーシリンダ装置 |
US9745776B2 (en) | 2015-01-07 | 2017-08-29 | Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho | Key cylinder device |
US9790709B2 (en) | 2015-01-07 | 2017-10-17 | Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho | Key cylinder device |
JP5964482B1 (ja) * | 2015-05-29 | 2016-08-03 | 株式会社東海理化電機製作所 | キーシリンダ装置 |
TWI585281B (zh) * | 2015-05-29 | 2017-06-01 | 東海理化電機製作所股份有限公司 | 鑰匙鎖筒裝置 |
CN112814481A (zh) * | 2021-01-04 | 2021-05-18 | 珠海优特物联科技有限公司 | 一种锁芯 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5979787B2 (ja) | 2016-08-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5979787B2 (ja) | シリンダ錠 | |
JP2007239242A (ja) | シリンダ錠装置及び係合解除機構 | |
JP2009121040A (ja) | テント用ロック装置 | |
JP6096715B2 (ja) | シリンダ錠装置 | |
JP6000169B2 (ja) | シリンダ錠 | |
JP2005299310A (ja) | シリンダ錠 | |
JP4907489B2 (ja) | シリンダ錠及びこれを備えた解錠装置 | |
JP2015124585A (ja) | シリンダ錠 | |
JP5623480B2 (ja) | 錠装置 | |
JP2015105491A (ja) | シリンダ錠、シリンダ錠用キー | |
JP6153849B2 (ja) | ステアリングロック装置 | |
JP2006233700A (ja) | ドアロック装置 | |
JP6422105B2 (ja) | シリンダ錠装置 | |
JP4403395B2 (ja) | シリンダ錠 | |
JP4512922B2 (ja) | シリンダ錠 | |
JP6009769B2 (ja) | シリンダー錠 | |
JP6194146B2 (ja) | 扉のロック装置 | |
JP2013238088A (ja) | ドアロック装置のカウンタウェイト取付構造 | |
JP2006037431A (ja) | ワイヤー錠 | |
JP4833315B2 (ja) | テント用ロック装置 | |
JP6153848B2 (ja) | ステアリングロック装置 | |
JP2009270347A (ja) | シリンダ錠 | |
JP4048381B2 (ja) | 収納式進入防止装置 | |
JP3106716U (ja) | 二輪車用のワイヤー錠 | |
JP2007312986A (ja) | リクライニング装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150611 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160610 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160706 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160725 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5979787 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |