JP2014103315A - 導電パターン構造及び導電パターンの形成方法 - Google Patents

導電パターン構造及び導電パターンの形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】信頼性の高い良好な導電パターンを有する導電パターン構造及び導電パターンの形成方法を提供する。
【解決手段】絶縁性の多孔質層14上に、多孔質層を露出する開口部28が形成された絶縁層26を形成する工程と、導電粒子の結合体を含む液体30aを開口部内に供給する工程と、導電粒子を結合させることにより、導電粒子の結合体により形成された導電パターンを形成する工程とを有している。
【選択図】図4

Description

本発明は、導電パターン構造及び導電パターンの形成方法に関する。
近時、導電インクを用いて導電パターンを形成する技術が提案されている。
例えば、基材上に導電インクを塗布し、導電インクを焼結することにより、導電パターンを基材上に形成する。
特開2007−103850号公報
しかしながら、提案されている技術では、導電パターンが基材から剥離してしまう場合があった。
本発明の目的は、信頼性の高い良好な導電パターンを有する導電パターン構造及び導電パターンの形成方法を提供することにある。
実施形態の一観点によれば、絶縁性の多孔質層上に、前記多孔質層を露出する開口部が形成された絶縁層を形成する工程と、導電粒子の結合体を含む液体を前記開口部内に供給する工程と、前記導電粒子を結合させることにより、前記導電粒子の結合体により形成された導電パターンを形成する工程とを有することを特徴とする導電パターンの形成方法が提供される。
実施形態の他の観点によれば、絶縁性の多孔質層と、前記多孔質層上に形成され、前記多孔質層を露出する開口部が形成された絶縁層と、前記開口部内における前記多孔質層上に形成され、導電粒子の結合体により形成された導電パターンとを有することを特徴とする導電パターン構造が提供される。
開示の導電パターン構造によれば、導電粒子の結合体により形成された導電パターンが多孔質層上に形成されているため、導電パターンの一部が多孔質層の孔に入り込み、導電パターンが多孔質層に確実に固定されている。しかも、多孔質層上に形成された絶縁層の開口部内に導電パターンが形成されているため、パターンの寸法精度が高い。従って、信頼性が高く良好な導電パターンを有する導電パターン構造を得ることができる。
図1は、一実施形態による導電パターン構造を示す断面図である。 図2は、アルマイト皮膜の構造を示す模式図である。 図3は、一実施形態による導電パターンの形成方法を示す工程断面図(その1)である。 図4は、一実施形態による導電パターンの形成方法を示す工程断面図(その2)である。 図5は、一実施形態による導電パターンの形成方法を示す工程断面図(その3)である。 図6は、一実施形態の変形例による導電パターン構造を示す断面図である。 図7は、一実施形態の変形例による導電パターンの形成方法を示す工程断面図(その1)である。 図8は、一実施形態の変形例による導電パターンの形成方法を示す工程断面図(その2)である。
導電パターンの密着性を向上すべく、多孔質材料上に導電パターンを形成することが考えられる。多孔質材料上に導電パターンを形成すれば、導電パターンの一部が多孔質材料の孔内に入り込み、導電パターンを多孔質材料に確実に固定することが可能となる。
しかしながら、多孔質材料上に導電インクを塗布した場合には、導電インクが多孔質材料の表面で広がってしまい、高い寸法精度の導電パターンを得ることは困難である。
[一実施形態]
一実施形態による導電パターン構造及び導電パターンの形成方法を図1乃至図5を用いて説明する。
(導電パターン構造)
まず、本実施形態による導電パターン構造について図1及び図2を用いて説明する。図1は、本実施形態による導電パターン構造を示す断面図である。
図1に示すように、基材(基板)10上には、絶縁性の多孔質層14が表面に形成された部材16が配されている。基材10の材料としては、例えば樹脂等を用いることができる。絶縁性の多孔質層14が表面に形成された部材16としては、例えば、アルマイト皮膜(アルマイト層)14が表面に形成されたアルミニウム箔12等を用いることができる。アルマイト皮膜14は、素地(基材、ベース)であるアルミニウム箔12を陽極酸化することにより形成されている。多孔質層14の厚さは、例えば20μm程度とする。多孔質層14が表面に形成された部材16の素地12の厚さは、例えば10μm程度とする。
図2は、アルマイト皮膜の構造を示す模式図である。
図2に示すように、アルマイト皮膜14は、蜂の巣のような六角柱状のセル18の集合体により形成されている。セル18の長手方向は、素地であるアルミニウム層12の主面の法線方向である。各々のセル18の中心には微細な孔(微細孔)20が形成されている。孔20はセル18の長手方向に沿って形成されている。孔20の上端は、セル18の上面に露出している。一方、孔20の下端は、素地のアルミニウム層12には達していない。このため、後述する導電パターン30の一部が孔20内に入り込んでも、導電パターン30と素地のアルミニウム層12との間の絶縁性は確保される。また、孔20は各々のセル18毎に独立しており、各々のセル18の孔20同士は互いに繋がっていない。多孔質層14の孔20の径は、例えば10nm程度である。
多孔質層14上には、開口部28が形成された絶縁層26が形成されている。かかる開口部28は、導電パターン30を形成するためのものである。従って、開口部28は、導電パターン30の平面形状に形成されている。絶縁層26の材料としては、例えば熱可塑性材料が用いられている。かかる熱可塑性材料としては、例えば熱可塑性樹脂が用いられている。熱可塑性樹脂としては、例えばポリエチレンが用いられている。絶縁層26には熱処理が施されており、絶縁層26の一部は多孔質層14の孔20(図2参照)内に入り込んでいる。このため、絶縁層26の直下に位置する部分の多孔質層14の孔20には、絶縁層26の一部が埋め込まれている。絶縁層26の一部が多孔質層14の孔20に埋め込まれているため、絶縁層26は多孔質層14に確実に固定されている。また、絶縁層26の直下に位置する部分の多孔質層14の孔20が絶縁層26の一部により塞がれているため、後述する導電パターン30の一部が絶縁層26の直下に位置する部分の多孔質層14の孔20内に入り込んでしまうことはない。絶縁層26の厚さは、例えば30μm程度とする。
絶縁層26の開口部28内における多孔質層14上には、導電パターン30が形成されている。導電パターン30としては、例えば電気的素子の導電パターンや配線パターン等が挙げられる。電気的素子の導電パターンとしては、例えばアンテナコイルのパターン等が挙げられる。配線パターンとしては、例えばプリント基板の配線パターン等が挙げられる。導電パターン30は、導電粒子を含む液体30a(図4(b)参照)を開口部内に供給(塗布)し、焼結等により導電粒子を結合させることにより形成されている。このため、導電パターン30は、導電粒子の結合体により形成されている。導電粒子を含む液体は、導電インクと称される。導電粒子としては、例えば銀や銅を含む金属粒子が用いられている。金属粒子を含む導電インクは、金属インクと称される。導電インク30aを開口部28内に供給すると、開口部28内に露出している多孔質層14の孔20内に導電インクが流入する。このため、導電粒子の結合体により形成された導電パターン30の一部は、多孔質層14の孔20に入り込んだ状態となっている。導電パターン30の一部が多孔質層14の孔20に入り込んでいるため、導電パターン30は多孔質層14に確実に固定されている。また、多孔質層14に確実に固定された絶縁層26の開口部28内に導電インク30aを供給するため、導電インク30aは絶縁層26と多孔質層14との界面には浸入しない。このため、導電パターン30の寸法は正確に制御されている。導電粒子の直径は、多孔質層14の孔20の径より小さいことが好ましい。導電粒子を多孔質層14の孔20内に入り込ませるためである。ここでは、導電粒子の直径を、例えば5nm程度とする。導電パターン30の幅は、例えば100μm程度とする。導電パターン30の高さは、例えば1μm程度とする。
このように、本実施形態では、導電粒子の結合体により形成された導電パターン30が多孔質層14上に形成されているため、導電パターン30の一部が多孔質層14の孔に入り込み、導電パターン30が多孔質層14に確実に固定されている。しかも、本実施形態では、多孔質層14上に形成された絶縁層26の開口部28内に導電パターン30が形成されているため、寸法精度の高い導電パターン30が形成されている。従って、本実施形態によれば、信頼性が高く良好な導電パターン30を有する導電パターン構造を得ることができる。
(導電パターンの形成方法)
次に、本実施形態による導電パターンの形成方法を図3乃至図5を用いて説明する。図3乃至図5は、本実施形態による導電パターンの形成方法を示す工程断面図である。
まず、図3(a)に示すように、絶縁性の多孔質層14が表面に形成された部材16を基材10上に貼り付ける。かかる部材16を基材10上に貼り付ける際には、例えば接着剤(図示せず)を用いる。基材10の材料としては、例えば樹脂等を用いることができる。絶縁性の多孔質層14が表面に形成された部材16としては、例えば、アルマイト皮膜が表面に形成されたアルミニウム箔等を用いることができる。アルマイト皮膜は、素地であるアルミニウム箔を陽極酸化することにより形成されている。多孔質層14の厚さは、例えば20μm程度とする。多孔質層14が表面に形成された部材16の素地12の厚さは、例えば10μm程度とする。こうして、絶縁性の多孔質層14が形成された基材10が得られる(図3(b)参照)
次に、例えば印刷法等により、開口部28が形成された絶縁層26を多孔質層14上に形成する(図3(c)参照)。かかる開口部28は、導電パターン30を形成するためのものである。従って、開口部28の平面形状は、導電パターン30の平面形状とする。導電パターン30としては、例えば電気的素子の導電パターンや配線パターン等が挙げられる。電気的素子の導電パターンとしては、例えばアンテナコイルのパターン等が挙げられる。配線パターンとしては、例えばプリント基板の配線パターン等が挙げられる。導電パターン30がアンテナコイルのパターンである場合には、アンテナコイルの平面形状の開口部28が形成される。導電パターン30が配線パターンである場合には、配線パターンの平面形状の開口部28が形成される。絶縁層26の材料としては、例えば熱可塑性材料を用いる。かかる熱可塑性材料としては、例えば熱可塑性樹脂を用いる。熱可塑性樹脂としては、例えばポリエチレンを用いる。絶縁層26の厚さは、例えば30μm程度とする。開口部28の幅は、例えば100μm程度とする。
次に、熱処理を行う。熱処理温度は、例えば120℃程度とする。熱処理時間は、例えば1時間程度とする。熱処理を行うと、絶縁層26の流動性が高くなり、絶縁層26の直下に位置する部分の多孔質層14の孔20(図2参照)に絶縁層26の一部が入り込む。従って、絶縁層26の直下に位置する部分の多孔質層14においては、多孔質層14の孔20が絶縁層26の一部により塞がれる(図4(a)参照)。
熱処理を終了すると、絶縁層26の温度が低下し、絶縁層26の流動性が低くなり、やがて、絶縁層26が固化される。絶縁層26の一部が多孔質層14の孔20に入り込んでいるため、絶縁層26は多孔質層14に確実に固定された状態となる。
次に、例えば印刷法又はインクジェット法により、導電粒子を含む液体30a、即ち、導電インクを絶縁層26の開口部28内に供給(塗布)する(図4(b)参照)。導電粒子としては、例えば銀や銅を含む金属粒子が用いられる。導電粒子の直径は、多孔質層14の孔20の径より小さいことが好ましい。導電粒子を多孔質層14の孔20内に入り込ませるためである。ここでは、導電粒子の直径を、例えば5nm程度とする。導電インク30aを開口部28内に供給すると、開口部28内に露出している多孔質層14の孔20内に導電インク30aが流入する。絶縁層26の直下に位置する部分の多孔質層14の孔20が絶縁層26の一部により塞がれているため、絶縁層26の直下に位置する部分の多孔質層14の孔20に導電インク30aが入り込むことはない。また、絶縁層26が多孔質層14に確実に固定されているため、絶縁層26と多孔質層14との界面に導電インク30aが浸入することはない。また、多孔質層14の孔20が素地であるアルミニウム層12に達していないため、導電インク30aがアルミニウム層12と接することはなく、導電パターン30とアルミニウム層12とが短絡してしまうことはない。
次に、例えば光照射又は熱処理により、導電インク30aの溶媒等を蒸発させ、導電インク30aに含まれている導電粒子を結合させる(図5(a)参照)。より具体的には、導電インク30aに含まれている導電粒子を焼結する。導電インク30aに含まれている導電粒子を光照射により結合させる場合には、例えばキセノンランプを光源として用いる。導電インク30aに含まれている導電粒子を熱処理により結合させる場合には、熱処理温度は例えば120℃程度とし、熱処理時間は例えば1時間程度とする。こうして、導電粒子の結合体により導電パターン30が形成される(図5(b)参照)。導電粒子の結合体により形成された導電パターン30の一部は、多孔質層14の孔20に入り込んだ状態となる。導電パターン30の一部が多孔質層14の孔20に入り込んでいるため、導電パターン30は多孔質層14に確実に固定された状態となる。多孔質層14に確実に固定された絶縁層26の開口部28内に導電インク30aが供給され、導電インク30が開口部28の外側に漏れることはないため、正確な寸法の導電パターン30が得られる。
このように、本実施形態では、導電インク30aを用いて形成される導電パターン30を多孔質層14上に形成するため、導電パターン30の一部が多孔質層14の孔20に入り込み、導電パターン30が多孔質層14に確実に固定される。しかも、本実施形態では、絶縁層26に形成された開口部28内に導電インク30aを供給して導電パターン30を形成するため、寸法精度の高い導電パターン30が形成される。従って、本実施形態によれば、信頼性が高く良好な導電パターン30を形成することができる。
(変形例)
本実施形態の変形例による導電パターン構造及び導電パターンの製造方法について図6乃至図8を用いて説明する。図6は、導電パターン構造を示す断面図である。
本変形例による導電パターン構造は、基材10aとしてアルミニウムが用いられており、アルミニウムの基材10aの表面にアルマイトの多孔質層14が形成されているものである。
図6に示すように、基材(基板)10aの表面には絶縁性の多孔質層14が形成されている。基材10aの材料としては、例えばアルミニウムを用いることができる。絶縁性の多孔質層14としては、例えばアルマイト皮膜(アルマイト層)を用いることができる。アルマイトの多孔質層14は、アルミニウムの基材10aを陽極酸化することにより形成されている。
多孔質層14上には、図1を用いて上述した第1実施形態による導電パターン構造と同様に、開口部28が形成された絶縁層26が形成されている。絶縁層26の一部は、絶縁層26の直下の部分における多孔質層14の孔20(図2参照)に入り込んでいる。
絶縁層26の開口部28内における多孔質層14上には、図1を用いて上述した第1実施形態による導電パターン構造と同様に、導電パターン30が形成されている。導電パターン30の一部は、導電パターン30の直下の部分における多孔質層14の孔20(図2参照)に入り込んでいる。
このように、基材10aとしてアルミニウムが用いられており、アルミニウムの基材10aの表面にアルマイトの多孔質層14が形成されていてもよい。
次に、本変形例による導電パターンの形成方法を図7及び図8を用いて説明する。図7及び図8は、本変形例による導電パターンの形成方法を示す工程断面図である。
まず、図7(a)に示すように、多孔質層14が形成された基材10aを用意する。具体的には、例えば、アルマイトの多孔質層(アルマイト皮膜)14が形成されたアルミニウムの基材10aを用意する。アルマイト皮膜14は、アルミニウム板を陽極酸化することにより形成されている。多孔質層14の厚さは、例えば20μm程度とする。基材10aの厚さは、例えば2mm程度とする。
次に、図3(c)を用いて上述した第1実施形態による導電パターンの形成方法と同様にして、開口部28が形成された絶縁層26を多孔質層14上に形成する(図7(b)参照)。
次に、図4(a)を用いて上述した第1実施形態による導電パターンの形成方法と同様にして、熱処理を行う(図7(c)参照)。
次に、図4(b)を用いて上述した第1実施形態による導電パターンの形成方法と同様にして、導電インク30aを絶縁層26の開口部28内に供給(塗布)する(図8(a)参照)。
次に、図5(a)を用いて上述した第1実施形態による導電パターンの形成方法と同様にして、導電インク30aに含まれている導電粒子を結合させる(図8(b)参照)。
こうして、導電パターン30が形成される(図8(c)参照)。
このように、基材10aとしてアルミニウムが用いられており、アルミニウムの基材10aの表面にアルマイトの多孔質層14が形成されていてもよい。
[変形実施形態]
上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、アルマイトにより多孔質層14を形成する場合を例に説明したが、多孔質層14はアルマイトに限定されるものではない。絶縁性の多孔質材料を多孔質層14として適宜用いることが可能である。
上記実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
絶縁性の多孔質層上に、前記多孔質層を露出する開口部が形成された絶縁層を形成する工程と、
導電粒子の結合体を含む液体を前記開口部内に供給する工程と、
前記導電粒子を結合させることにより、前記導電粒子の結合体により形成された導電パターンを形成する工程と
を有することを特徴とする導電パターンの形成方法。
(付記2)
付記1記載の導電パターンの形成方法において、
前記絶縁層は、熱可塑性材料を含み、
前記絶縁層を形成する工程の後、前記液体を供給する工程の前に、熱処理を行うことにより、前記絶縁層の一部を前記多孔質層の孔に流入させる工程を更に有する
ことを特徴とする導電パターンの形成方法。
(付記3)
付記2記載の導電パターンの形成方法において、
前記熱可塑性材料は、熱可塑性樹脂を含む
ことを特徴とする導電パターンの形成方法。
(付記4)
付記1乃至3のいずれかに記載の導電パターンの形成方法において、
前記多孔質層は、アルマイト層である
ことを特徴とする導電パターンの形成方法。
(付記5)
付記1乃至4のいずれかに記載の導電パターンの形成方法において、
前記導電粒子は、銀又は銅を含む
ことを特徴とする導電パターンの形成方法。
(付記6)
絶縁性の多孔質層と、
前記多孔質層上に形成され、前記多孔質層を露出する開口部が形成された絶縁層と、
前記開口部内における前記多孔質層上に形成され、導電粒子の結合体により形成された導電パターンと
を有することを特徴とする導電パターン構造。
(付記7)
付記6記載の導電パターン構造において、
前記導電パターンの一部が前記多孔質層の孔に入り込んでいる
ことを特徴とする導電パターン構造。
(付記8)
付記6又は7記載の導電パターン構造において、
前記絶縁層は、熱可塑性材料を含み、
前記絶縁層の一部が前記多孔質層の孔に入り込んでいる
ことを特徴とする導電パターン構造。
(付記9)
付記8記載の導電パターン構造において、
前記熱可塑性材料は、熱可塑性樹脂を含む
ことを特徴とする導電パターン構造。
(付記10)
付記6乃至9のいずれかに記載の導電パターン構造において、
前記多孔質層は、アルマイト層である
を有することを特徴とする導電パターン構造。
(付記11)
付記6乃至10のいずれかに記載の導電パターン構造において、
前記導電粒子は、銀又は銅を含む
ことを特徴とする導電パターン構造。
10、10a…基材
12…素地
14…多孔質層
16…部材
18…セル
20…孔
26…絶縁層
28…開口部
30…導電パターン
30a…導電インク

Claims (8)

  1. 絶縁性の多孔質層上に、前記多孔質層を露出する開口部が形成された絶縁層を形成する工程と、
    導電粒子の結合体を含む液体を前記開口部内に供給する工程と、
    前記導電粒子を結合させることにより、前記導電粒子の結合体により形成された導電パターンを形成する工程と
    を有することを特徴とする導電パターンの形成方法。
  2. 請求項1記載の導電パターンの形成方法において、
    前記絶縁層は、熱可塑性材料を含み、
    前記絶縁層を形成する工程の後、前記液体を供給する工程の前に、熱処理を行うことにより、前記絶縁層の一部を前記多孔質層の孔に流入させる工程を更に有する
    ことを特徴とする導電パターンの形成方法。
  3. 請求項2記載の導電パターンの形成方法において、
    前記熱可塑性材料は、熱可塑性樹脂を含む
    ことを特徴とする導電パターンの形成方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の導電パターンの形成方法において、
    前記多孔質層は、アルマイト層である
    ことを特徴とする導電パターンの形成方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の導電パターンの形成方法において、
    前記導電粒子は、銀又は銅を含む
    ことを特徴とする導電パターンの形成方法。
  6. 絶縁性の多孔質層と、
    前記多孔質層上に形成され、前記多孔質層を露出する開口部が形成された絶縁層と、
    前記開口部内における前記多孔質層上に形成され、導電粒子の結合体により形成された導電パターンと
    を有することを特徴とする導電パターン構造。
  7. 請求項6記載の導電パターン構造において、
    前記導電パターンの一部が前記多孔質層の孔に入り込んでいる
    ことを特徴とする導電パターン構造。
  8. 請求項6又は7記載の導電パターン構造において、
    前記絶縁層は、熱可塑性材料を含み、
    前記絶縁層の一部が前記多孔質層の孔に入り込んでいる
    ことを特徴とする導電パターン構造。
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