JP2014103285A - 配線基板およびその実装構造体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の一形態にかかる配線基板3は、一部が互いに接続した複数の無機絶縁粒子17を有する無機絶縁層14と、無機絶縁層14の一主面の一部に配された導電層11と、無機絶縁層14の一主面の他の部分に配されているとともに導電層11の側面および無機絶縁層14と反対側の一主面を被覆した第1樹脂層13aとを備え、第1樹脂層13aの一部は、複数の無機絶縁粒子17同士の間隙18に入り込んでいる。その結果、第1樹脂層13によって無機絶縁層14と導電層11との接着強度を高めることができる。したがって、導電層11の断線を低減し、ひいては電気的信頼性に優れた配線基板3を得ることができる。
【選択図】図1
Description
酸化珪素等からなるフィラー粒子とを含む。基体7の厚みは、例えば0.04mm以上2mm以下である。
層13の厚み方向および主面方向への熱膨張率は、例えば20ppm/℃以上50ppm/℃以下である。
被覆することによって導電層11を無機絶縁層14に固定することができ、さらに、第1樹脂層13aが複数の無機絶縁粒子17同士の間隙18に入り込んでいることから、第1樹脂層13aと無機絶縁層14との接着強度を高め、ひいては第1樹脂層13aによって導電層11を固定する力を高めることができる。その結果、導電層11と無機絶縁層14との接着強度を高めることができ、導電層11と無機絶縁層14との剥離を抑制することができる。したがって、導電層11の断線を抑制し、ひいては電気的信頼性に優れた配線基板3を得ることができる。
bの厚みの20%以内の領域である。この第1近接領域22aの厚みは、導電層11の厚みよりも小さく、第2近接領域22bの厚みは第1近接領域22aの厚みと同じである。第1近接領域22aにおける第1フィラー粒子16aの含有割合は、例えば70体積%以上85体積%以下である。また、第2近接領域22bにおける第2フィラー粒子16bの含有割合は、例えば80体積%以上90体積%以下である。
その結果、無機絶縁層14の厚み方向において、第1部分23a以外の領域において第2樹脂層13bの一部を入り込ませることで、無機絶縁層14に加わった応力を良好に緩和することができる。
体積%以下であり、無機絶縁ゾル29における溶剤28の含有割合は、例えば50%体積以上90体積%以下である。溶剤28は、例えばメタノール、イソプロパノール、n−ブタノール、エチレングリコール、エチレングリコールモノプロピルエーテル、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、キシレン、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジメチルアセトアミドまたはこれらから選択された2種以上の混合物を含んだ有機溶剤等を用いることができる。
時間は、例えば20秒以上5分以下であり、加熱温度は、例えば50℃以上100℃以下である。なお、この加熱温度は、樹脂層前駆体26の硬化開始温度未満であるため、樹脂層前駆体26を未硬化の状態で維持することができる。
の温度で加熱することによって、樹脂層前駆体26を硬化させて樹脂層13とする。その結果、この樹脂層13と積層シート27に含まれていた無機絶縁層14とを有する第1絶縁層10aを第2絶縁層10b上に形成することができる。次に、図8(b)に示すように、工程(3)と同様の方法で、第1絶縁層10aに導電層11およびビア導体12を形成する。
2 電子部品
3 配線基板
4 バンプ
5 コア基板
6 ビルドアップ層
7 基体
8 スルーホール導体
9 絶縁体
10 絶縁層
11 導電層
12 ビア導体
13 樹脂層
13a 第1樹脂層
13b 第2樹脂層
14 無機絶縁層
15 樹脂
15a 第1樹脂
15b 第2樹脂
16 フィラー粒子
16a 第1フィラー粒子
16b 第2フィラー粒子
17 無機絶縁粒子
17a 第1無機絶縁粒子
17b 第2無機絶縁粒子
18 間隙
19 複数の無機絶縁粒子同士の接続部
20 開口
21a 第1層領域
21b 第2層領域
22a 第1近接領域
22b 第2近接領域
22c 第3近接領域
22d 残部領域
23a 第1部分
23b 第2部分
24 張出部
25 支持体
26 樹脂層前駆体
27 積層シート
28 溶剤
29 無機絶縁ゾル
Claims (9)
- 一部が互いに接続した複数の無機絶縁粒子を有する無機絶縁層と、該無機絶縁層の一主面の一部に配された導電層と、前記無機絶縁層の前記一主面の他の部分に配されているとともに前記導電層の側面および前記無機絶縁層と反対側の一主面を被覆した第1樹脂層とを備え、
該第1樹脂層の一部は、前記複数の無機絶縁粒子同士の間隙に入り込んでいることを特徴とする配線基板。 - 請求項1に記載の配線基板において、
前記無機絶縁層の他主面に配された第2樹脂層をさらに備え、
該第2樹脂層の一部は、前記複数の無機絶縁粒子同士の間隙に入り込んでいることを特徴とする配線基板。 - 請求項2に記載の配線基板において、
前記無機絶縁層は、前記第1樹脂層の一部が入り込んだ第1層領域と、前記第2樹脂層の一部が入り込んだ第2層領域とを含んでおり、
前記第1層領域の厚みは、前記第2層領域の厚みよりも小さいことを特徴とする配線基板。 - 請求項2に記載の配線基板において、
前記無機絶縁層の内部において、前記第1樹脂層の一部および前記第2樹脂層の一部が接していることを特徴とする配線基板。 - 請求項2に記載の配線基板において、
前記第1樹脂層は、第1樹脂と該第1樹脂中に分散した複数の第1フィラー粒子とを有しており、
前記第2樹脂層は、第2樹脂と該第2樹脂中に分散した複数の第2フィラー粒子とを有しており、
前記第1樹脂層の前記無機絶縁層に近接した領域における前記第1フィラー粒子の含有割合は、前記第2樹脂層の前記無機絶縁層に近接した領域における前記第2フィラー粒子の含有割合よりも小さいことを特徴とする配線基板。 - 請求項1に記載の配線基板において、
前記導電層は、前記複数の無機絶縁粒子同士の間隙に入り込んだ第1部分と、前記無機絶縁層上に配された第2部分とを含んでいることを特徴とする配線基板。 - 請求項6に記載の配線基板において、
前記第1部分は、前記第2部分よりも主面方向に張り出した張出部を有することを特徴とする配線基板。 - 請求項7に記載の配線基板において、
前記張出部の張出量は、前記第2部分側から反対側に向かって小さくなっていることを特徴とする配線基板。 - 請求項1に記載された配線基板と、該配線基板に実装され、前記導電層に電気的に接続された電子部品とを備えたことを特徴とする実装構造体。
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CN106550554A (zh) * | 2015-09-17 | 2017-03-29 | 奥特斯(中国)有限公司 | 用于制造部件载体的上面具有伪芯和不同材料的两个片的保护结构 |
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WO2011037260A1 (ja) * | 2009-09-28 | 2011-03-31 | 京セラ株式会社 | 構造体およびその製造方法 |
JP2011159649A (ja) * | 2010-01-29 | 2011-08-18 | Kyocera Corp | 配線基板 |
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CN106550554B (zh) * | 2015-09-17 | 2020-08-25 | 奥特斯(中国)有限公司 | 用于制造部件载体的上面具有伪芯和不同材料的两个片的保护结构 |
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