JP2014102433A - エラー状態判定装置、投影装置、エラー状態判定方法及びプログラム - Google Patents

エラー状態判定装置、投影装置、エラー状態判定方法及びプログラム Download PDF

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Abstract


【課題】 操作ができなくなってしまった要因を鑑賞者に知らせることで、鑑賞者に与える不安感を抑制する。
【解決手段】 エラー状態判定装置は、光学式センサの検出信号を取得する取得手段と、取得手段が取得した検出信号がON状態であるか否かを判定するON状態判定手段と、ON状態判定手段が所定の時間以上ON状態であると判定した場合に、エラー状態であることを判定するエラー状態判定手段とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エラー状態判定装置、投影装置、エラー状態判定方法及びプログラムに関する。
近年、鑑賞者に対して印象付けた告知を行うべく、スクリーンに対して画像を投影し、種々の告知を行わせる投影装置が開発されている(例えば特許文献1参照)。この投影装置においては、スクリーンの背面側に光学式センサを配置し、その光学式センサからの光線がスクリーンを介して前面に照射されることで、スクリーン前面からの操作を検出する操作方式が検討されている。これにより、鑑賞者がスクリーン上を操作することで、直接表示内容を変更することが可能となる。
特開2011−150221号公報
ところで、前述の操作方式であると、スクリーン上の操作領域が汚れてしまったり、或いはいたずらなどによってシールなどが貼られてしまったりすると、光学式センサの光線が遮られてしまい、操作が阻害されてしまう。鑑賞者からすると操作ができない要因が不明であり、鑑賞者に不安感を与えるおそれがある。
そこで本発明の課題は、操作ができなくなってしまった要因を鑑賞者に知らせることで、鑑賞者に与える不安感を抑制することである。
以上の課題を解決するため、本発明の一の態様によれば、
光学式センサの検出信号を取得する取得手段と、
前記取得手段が取得した検出信号がON状態であるか否かを判定するON状態判定手段と、
前記ON状態判定手段が所定の時間以上ON状態であると判定した場合に、エラー状態であることを判定するエラー状態判定手段と、を備えることを特徴とするエラー状態判定装置が提供される。
本発明によれば、操作ができなくなってしまった要因を鑑賞者に知らせることができ、鑑賞者に与える不安感を抑制することができる。
本実施形態の投影装置の主制御構成を示すブロック図である。 図1の投影装置に備わるスクリーン部の概略構成を示す説明図であり、(a)は前面側を示す斜視図、(b)は背面側を示す斜視図である。 図2のスクリーン部における上半身部と下半身部との境界付近の構造を背面側から示す斜視図である。 図2のスクリーン部に備わる光学式センサと他の部材との位置関係を示す断面図である。 図1の投影装置で実行される検出処理の流れを示すフローチャートである。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。ただし、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は本実施形態の投影装置の主制御構成を示すブロック図である。図1に示すように投影装置1には、人物画像の映像光を照射する投影部2と、投影部2から照射された映像光を背面で受けて前面に投影する人型のスクリーン部3とを備えている。
投影部2は、種々の情報を報知する本発明に係る報知部である。投影部2は画像や音声からなるコンテンツデータに基づいて各部を制御するコンテンツ制御部21と、コンテンツ制御部21に接続され、当該コンテンツ制御部21から出力された映像データを映像光に変換してスクリーン部3に向けて照射するプロジェクタ22とを備えている。コンテンツ制御部21には、通常のコンテンツデータ群と、エラー用のコンテンツデータとが格納されている。通常のコンテンツデータ群には、後述する各光学式センサ12に対する操作に対応するコンテンツデータが含まれている。
次に、スクリーン部3について説明する。
図2は、スクリーン部3の概略構成を示す説明図であり、(a)は前面側を示す斜視図、(b)は背面側を示す斜視図である。
図2に示すようにスクリーン部3には、人物の上半身が表示される上半身部4と、下半身が表示される下半身部5と、これらを支持する支持部6が設けられている。
上半身部4と下半身部5とは、映像光の照射方向に対して略直交する例えばアクリル板などの一枚の透光板7により形成されている。透光板7の背面には背面投影用のフィルムスクリーン8が積層され、なおかつフィルムスクリーン8の背面にはフィルム状のフレネルレンズ9が積層されている(図4参照)。
そして、上半身部4の外形は人物の上半身を模した形状に形成されているのに対し、下半身部5の外形は矩形状に形成されている。下半身部5をなす透光板7の前面には、投影部2により投影された人物画像G1では表現されていない下方部分(下半身画像G2)が描かれたシート51が貼付されている。
つまり、下半身部5においては背面からの光がシート51によって遮られるため、前面へ透過することはないが、上半身部4においては背面からの光を前方へ透過することができるようになっている。
支持部6は、下半身部5の下端部に設けられた台座61と、下半身部5の背面中央部に対して上下方向に沿うように台座61から立設した柱部62と、柱部62に取り付けられて、下半身部5の背面を保持する保持板63とを備えている。
図3は、上半身部4と下半身部5との境界付近の構造を背面側から示す斜視図である。図3に示すように、保持板63の上端部には、センサユニット10が固定されている。センサユニット10には、幅方向に沿って延在し、保持板63に固定されたセンサベース11と、センサベース11に対して幅方向に所定の間隔をあけて4つ配置された光学式センサ12とが設けられている。光学式センサ12は例えば赤外線等の光線を照射し、当該光線が遮られると、光学式センサ12の照射方向の前方に物体が存在していることを検出する非接触式のセンサである。
図4は光学式センサ12と他の部材との位置関係を示す断面図である。図4中、一点鎖線は投影部2による映像光照射時の照射範囲Hの下端部を示している。照射範囲Hは投影部2から上半身部4までの映像光の光路の範囲を示すものである。また、映像光が人型スクリーン部3に投影された範囲を投影範囲とし、投影範囲は、上半身部4に収められるようになっていて、投影範囲Hよりも下方部分は下半身部5となっている。
そして、光学式センサ12は、折り曲げ形成された板状のセンサ保持部13によって、透光板7の背面側であって投影範囲Hの下方で保持されている。この保持によって、透光板7に投影された投影範囲H内に向けて光学式センサ12から光線Lが照射されるようになっている。また、フィルムスクリーン8及びフレネルレンズ9には、光線Lの光路が通過する開口81,91が形成されている。開口部81,91を形成することで光学式センサの光線Lが干渉して、センサの値に影響することを防いでいる。また、この開口81,91内に光学式センサ12の先端部を進入させていると、奥行き方向の設置スペースを小さくすることも可能である。
また、光線Lの照射方向と、透光板7の前面との傾きは、光線Lと他の部材との干渉防止を考慮すると、20度以上70度以下の範囲に収まる角度で取り付けられていることが好ましい。
また、透光板7の厚みは、光線Lのビーム径よりも厚く設定されていることが好ましい。例えば、光線Lのビーム径よりも透光板7が薄い場合、透光板7内に光線Lが径方向で収まらなくなるために、一部の光が拡散或いは反射してしまう。そうなってしまうと光線Lの一部が他の部材に干渉してしまい、正確な検出の妨げとなってしまう。一方、光線Lのビーム径よりも透光板7が厚い場合、透光板7内に光線Lを径方向で収めることができ、光の拡散や反射を抑制することができる。これにより、検出の正確性を維持することができる。
なお、人物画像G1の下部にあるマークm1,m2,m3,m4は、4つの光学式センサ12から照射される光線Lが透光板7に重なる領域に対してそれぞれ投影されている。各マークm1,m2,m3,m4の前方を観察者が手などによって覆うと、光学式センサ12の光線Lが遮られるため、光学式センサ12が検出信号を出力する。
また、図4に示すように、センサユニット10の後方には、当該センサユニット10を覆うカバー30が設けられている。このカバー30の内面には、各光学式センサ12からの検出信号を受信するセンサドライバ31が取り付けられている。
センサドライバ31は、本発明に係るエラー状態判定装置である。センサドライバ31は、光学式センサ12の検出信号を取得する取得手段311と、取得手段311が取得した検出信号がON状態であるか否かを判定するON状態判定手段312と、ON状態判定手段312が所定の時間以上ON状態であると判定した場合に、エラー状態であることを判定するエラー状態判定手段313と、検出信号の値が所定の範囲内に収まっているか否かを判定する揺らぎ状態判定手段314とを備えている。
ここで、光学式センサ12の検出信号は、無反応の場合が最小値(例えば0h)を示し、光学式センサ12の最も近接した位置に物体がある場合は最大値(例えば16進数で3FFh)を示すようになっている。検出信号は、光学式センサ12と物体との距離が近いほど高い値を示す。光学式センサ12の設置位置は、透光板7の背面側に配置されているため、透光板7によって光線がわずかながら遮られてしまい、検出信号が40h〜50hを示すことになる。本実施形態では、最大値の半値(16進数で200h)を第一閾値としており、検出信号が第一閾値以上を示した場合に、センサドライバ31がON状態の検出信号が入力されていると判断するようになっている。他方、検出信号が第一閾値未満(16進数で200h未満)を示した場合には、センサドライバ31はOFF状態の検出信号が入力されていると判断するようになっている。
光学式センサ12の検出信号の検出処理について具体的に説明することで、本発明に係るエラー状態判定方法について説明する。図5は、検出処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップS1では、センサドライバ31の取得手段311は、4つの光学式センサ12のうち、一番目の光学式センサ12の検出信号を取得する(取得ステップ)。
ステップS2では、センサドライバ31のON状態判定手段312は、まずステップS1で取得した光学式センサ12の検出信号がON状態であるか否かを判断し(ON状態判定ステップ)、出力していない場合にはステップS3に移行し、出力している場合にはステップS4に移行する。
ステップS3では、センサドライバ31は、次の光学式センサ12に移行し、ステップS1に移行する。このステップS1〜ステップS3によって、各光学式センサ12を所定の時間(例えば100ms:スキャニング時間)毎に個別にスキャニングするようになっている。
ステップS4では、センサドライバ31は、ON状態の検出信号を出力している光学式センサ12からの検出信号に対して、チャタリングを読み捨てる処理を施す。具体的には、スキャニング時間よりも短い時間(例えば30ms:チャタ取り時間)で光学式センサ12から検出信号が継続して入力されているかを判断する。
ステップS5では、センサドライバ31は、チャタリングの読み捨て処理中に、検出信号がOFF状態になったか否かを判断し、OFF状態になっている場合はステップS15に移行し、ON状態のままである場合はステップS6に移行する。
ステップS6では、センサドライバ31は、チャタリングの読み捨て処理中に、他の光学式センサの検出信号がON状態になったか否かを判断し、ON状態になっている場合はステップS7に移行し、ON状態になっていない場合はステップS8に移行する。
ステップS7では、センサドライバ31は、ステップS6でON状態となった他の光学式センサ12に移行し、ステップS1に移行する。
ステップS8では、センサドライバ31は、通常の検出時間(例えば500ms)後に当該光学式センサ12の検出信号がOFF状態に切り替わっているか否かを判断し、切り替わっている場合にはステップS9に移行し、切り替わっていない場合はステップS10に移行する。
ステップS9では、センサドライバ31は通常の操作が行われたと判断し、その光学式センサ12に対して操作が行われた旨の信号(操作信号)をコンテンツ制御部21に出力して、ステップS14に移行する。
ステップS10では、センサドライバ31のエラー状態判定手段313は、通常の検出時間よりも長い所定時間(例えば180s)経過しても、光学式センサ12からの検出信号がON状態であるか否かを判断し(エラー状態判定ステップ)、ON状態のままである場合にはステップS11に移行する。ON状態でない場合にはステップS9に移行し、その光学式センサ12に対して操作が行われた旨の信号(操作信号)をコンテンツ制御部に出力して、ステップS14に移行する。
ステップS11では、センサドライバ31の揺らぎ状態判定手段314は、その後における数秒間の光学式センサ12からの検出信号の揺らぎを確認する。具体的には1秒間隔で検出信号の揺らぎを10回程度読み込み、その平均値で判断する。
ステップS12では、センサドライバ31の揺らぎ状態判定手段314は、検出信号の平均値が所定の範囲(例えば±10の範囲)内に収まるON状態の検出信号であるか否かを判断し(揺らぎ状態判定ステップ)、所定の範囲に収まる場合にはステップS13に移行し、検出信号の平均値が所定の範囲を超えて揺らいでいる場合にはステップS14移行する。
ステップS13では、センサドライバ31は、エラー信号をコンテンツ制御部21に出力してステップS14に移行する。
ステップS14では、センサドライバ31は、最初の光学式センサ12へ移行した後に、ステップS1に移行する。これにより、各光学式センサ12に対する検出処理が繰り返されることになる。
なお、ステップS8における検出信号の平均値が所定の範囲を超えて揺らいでいる一例としては、光学式センサ12の前に人物などが立っている場合などが挙げられる。光学式センサ12の検出領域にシールなどが貼られている場合は検出信号に揺らぎはあまり見られないものの、単に人物が立っている場合であると人物の動作などによって光学式センサ12の検出信号がON状態であっても揺らぐことになる。この場合、光学式センサ12は正常であるので、エラーとして判断してしまうのは好ましくない。エラーの誤検知を防止するべく、本実施形態では上述した検出信号の揺らぎを判断基準として用いている。
図1に示すように、スクリーン部3には、例えばスピーカなどの音声出力部32が設けられている。音声出力部32及びセンサドライバ31は、コンテンツ制御部21に通信自在に接続されている。
コンテンツ制御部21は、センサドライバ31を介して入力された各光学式センサ12の検出信号に関する信号に基づいて、プロジェクタ22及び音声出力部32を制御する。例えば、センサドライバ31から各光学式センサ12に対する操作信号が入力された場合には、コンテンツ制御部21は、当該操作に関連するコンテンツデータを通常のコンテンツデータ群から読み出して、プロジェクタ22及び音声出力部32を制御する。
また、センサドライバ31からエラー信号が入力された場合には、コンテンツ制御部21は、エラー用のコンテンツデータを読み出して、プロジェクタ22及び音声出力部32を制御する。このエラー用のコンテンツは、例えば、エラーと判断された光学式センサ12の検出範囲外、例えば検出範囲上の画像の上方に表示された「このスイッチはただ今使用できません。」等の画像である。このようにすることで、例えば、検出範囲にシールを貼られた場合でも、シールが貼られた場所を避けてエラーを報知することができ、どの光学式センサ12がエラーと判断されたかがわかる。なお、光学式センサ12がエラーと判定された場合、エラー用のコンテンツに変更し投影したがこれに限らず、エラー状態であることを示す画像を重畳表示してもよく、また、エラー状態である光学式センサ12の検知範囲を暗くするなどしても良い。
なお、光学式センサ12がエラーと判定された場合、その光学式センサ12を除いた光学式センサ12で図5のフローチャートを行っても良い。この場合、エラー用のコンテンツ画像を重畳表示することで、エラー状態以外の光学式センサ12をエラーと判断された光学式センサ12を除いたセンサを有効に使用できる。
次に、本実施形態の作用について説明する。
正常時においては、コンテンツ制御部21は、通常のコンテンツデータ群に基づいてプロジェクタ22及び音声出力部32を制御して、スクリーン部3にコンテンツを投影し、音声出力部32から音声を出力している。
ここで、例えばマークm1に対応する部分にシールなどが貼られてしまうと、マークm1に対応する光学式センサ12からはON状態の検出信号が所定時間以上継続して出力されることになる。センサドライバ31は、この所定時間以上継続しているON状態の信号の揺らぎが所定範囲内に収まっているか否かを判断し、所定範囲内に収まっている場合にはコンテンツ制御部21にエラー信号を出力する。
エラー信号を受信するとコンテンツ制御部21は、エラー用のコンテンツデータに基づいてプロジェクタ22及び音声出力部32を制御して、スクリーン部3にエラー用コンテンツを投影し、音声出力部32からエラー用の音声を出力する。
以上のように、本実施形態によれば、センサドライバ31が、光学式センサから取得した検出信号がON状態であって、なおかつそのON状態の検出信号が所定時間継続している場合にはエラー状態と判断するので、この判断結果を基にしてエラーを報知することができる。
そして、本実施形態では、投影部2からエラーが報知されるので、光学式センサ12の検出領域が汚れたり、光学式センサ12の照射範囲に異物が混入したり、検出領域にいたずらなどによってシールが貼られたりすることで、操作が不能となったとしてもエラーとして鑑賞者に知らせることができる。したがって、操作ができなくなってしまった要因を装置側のエラーとして鑑賞者は認識することになり、鑑賞者に与える不安感を抑制することができる。
また、光学式センサ12からの検出信号が、所定時間継続してON状態の検出信号であるものの、その値が所定の範囲を超えて揺らいでいる場合にはエラー信号が投影部2に出力されないので、光学式センサ12の前に人物が長時間立っていることをエラーとして誤検知することを防止することができる。
また、光学式センサ12からの検出信号がON状態か否かを判断する際に、チャタリングの読み捨て処理が実行されているので、チャタリングにより誤検知を防止することができ、エラー検出の正確性を高めることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限らず適宜変更可能である。
例えば上記実施形態では、プロジェクタ22や音声出力部32の両方でエラーの報知を行う場合を例示して説明したが、いずれか一方でエラーの報知を行うようにしてもよい。さらには、エラー報知専用の報知手段を設けてもよい。本実施形態のように投影部2のプロジェクタ22が報知部を兼ねていると、エラー報知専用の報知手段を省略することができる。
なお、エラーの検出時には、どの光学式センサ12がエラーを生じているかも特定できるので、その特定した光学式センサ12をエラー報知の際に通知するようにすることが好ましい。具体的には、センサドライバ31が、所定時間継続してON状態の検出信号となっている光学式センサ12を検出すると、その光学式センサ12を特定する特定情報を作成する。そして、センサドライバ31は、特定情報とエラー信号とを関連付けて投影部2のコンテンツ制御部21に出力する。エラー信号が入力されると、コンテンツ制御部21は、特定情報に基づいて、エラーの原因となっている光学式センサ12を報知する。
なお、上記実施形態では、通常の検出時間よりも長い時間経過してもON状態のままかを判定した後に、検出信号の揺らぎが所定の範囲内に収まった場合に、エラー信号をコンテンツ制御部に出力したが、これに限らず、通常の検出時間よりも長い時間ON状態であった場合にエラー信号をコンテンツ制御部21に出力しても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
光学式センサの検出信号を取得する取得手段と、
前記取得手段が取得した検出信号がON状態であるか否かを判定するON状態判定手段と、
前記ON状態判定手段が所定の時間以上ON状態であると判定した場合に、エラー状態であることを判定するエラー状態判定手段と、を備えることを特徴とするエラー状態判定装置。
<請求項2>
前記エラー状態判定手段が判定したエラー状態を報知する報知手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載のエラー状態判定装置。
<請求項3>
前記検出信号は、前記光学式センサが検出した値であり、
前記ON状態判定手段は、前記取得した検出信号の値と、第一閾値とに基づいてON状態を判定することを特徴とする請求項1又は2記載のエラー状態判定装置。
<請求項4>
前記検出信号の値が所定の範囲内に収まっているか否かを判定する揺らぎ状態判定手段をさらに備え、
前記エラー状態判定手段は、前記揺らぎ状態判定手段が、前記検出信号の値が所定の範囲内に収まっていると判定した場合にエラー状態であることを判定することを特徴とする請求項3記載のエラー状態判定装置。
<請求項5>
前記光学式センサは複数設けられ、
前記エラー状態判定手段は、エラー状態である前記光学式センサを判定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のエラー状態判定装置。
<請求項6>
前記エラー状態判定手段が前記光学式センサをエラー状態と判定した場合、
前記取得手段は、前記エラー状態である前記光学式センサを除く前記光学式センサの検出信号を取得することを特徴とする請求項5記載のエラー状態判定装置。
<請求項7>
前記ON状態判定手段は、前記光学式センサからの検出信号がON状態であるか否かを判定する際にチャタリングの読み捨て処理を施していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のエラー状態判定装置。
<請求項8>
請求項1〜7のいずれか一項に記載のエラー状態判定装置と、
画像の映像光を照射する投影部とを備え、
前記投影部は、前記エラー状態判定装置の前記エラー状態判定手段が判定したエラー状態を報知する報知手段であることを特徴とする投影装置。
<請求項9>
前記報知手段は、前記光学式センサの検出範囲外にエラー状態を報知することを特徴とする請求項8記載の投影装置。
<請求項10>
前記投影部は、前記エラー状態判定手段が前記光学式センサをエラー状態と判定した場合、映像コンテンツにエラー状態を示す画像を重畳することを特徴とする請求項8又は9記載の投影装置。
<請求項11>
前記投影部から照射された映像光を背面で受けて前面に投影するスクリーン部をさらに備え、
前記光学式センサは、前記スクリーン部の背面側であって、前記投影部から照射された映像光の照射範囲から外れた位置に配置され、なおかつ、前記スクリーン部に投影された前記照射範囲内に向けて光線を照射することを特徴とする投影装置。
<請求項12>
光学式センサの検出信号を取得する取得ステップと、
前記取得ステップで取得した検出信号がON状態であるか否かを判定するON状態判定ステップと、
前記ON状態判定ステップで所定の時間以上ON状態であると判定された場合に、エラー状態であることを判定するエラー状態判定ステップと、を含むことを特徴とするエラー状態判定方法。
<請求項13>
コンピュータを、
光学式センサの検出信号を取得する取得手段と、
前記取得手段が取得した検出信号がON状態であるか否かを判定するON状態判定手段と、
前記ON状態判定手段が所定の時間以上ON状態であると判定した場合に、エラー状態であることを判定するエラー状態判定手段として機能させることを特徴とするプログラム。
1 投影装置
2 投影部(報知部)
3 スクリーン部
6 支持部
7 透光板
8 フィルムスクリーン
9 フレネルレンズ
12 光学式センサ
21 コンテンツ制御部
22 プロジェクタ
31 センサドライバ(エラー状態判定装置)
311 取得手段
312 ON状態判定手段
313 エラー状態判定手段
314 揺らぎ判定手段
G1 人物画像
G2 下半身画像
H 照射範囲
L 光線

Claims (13)

  1. 光学式センサの検出信号を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した検出信号がON状態であるか否かを判定するON状態判定手段と、
    前記ON状態判定手段が所定の時間以上ON状態であると判定した場合に、エラー状態であることを判定するエラー状態判定手段と、を備えることを特徴とするエラー状態判定装置。
  2. 前記エラー状態判定手段が判定したエラー状態を報知する報知手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載のエラー状態判定装置。
  3. 前記検出信号は、前記光学式センサが検出した値であり、
    前記ON状態判定手段は、前記取得した検出信号の値と、第一閾値とに基づいてON状態を判定することを特徴とする請求項1又は2記載のエラー状態判定装置。
  4. 前記検出信号の値が所定の範囲内に収まっているか否かを判定する揺らぎ状態判定手段をさらに備え、
    前記エラー状態判定手段は、前記揺らぎ状態判定手段が、前記検出信号の値が所定の範囲内に収まっていると判定した場合にエラー状態であることを判定することを特徴とする請求項3記載のエラー状態判定装置。
  5. 前記光学式センサは複数設けられ、
    前記エラー状態判定手段は、エラー状態である前記光学式センサを判定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のエラー状態判定装置。
  6. 前記エラー状態判定手段が前記光学式センサをエラー状態と判定した場合、
    前記取得手段は、前記エラー状態である前記光学式センサを除く前記光学式センサの検出信号を取得することを特徴とする請求項5記載のエラー状態判定装置。
  7. 前記ON状態判定手段は、前記光学式センサからの検出信号がON状態であるか否かを判定する際にチャタリングの読み捨て処理を施していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のエラー状態判定装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のエラー状態判定装置と、
    画像の映像光を照射する投影部とを備え、
    前記投影部は、前記エラー状態判定装置の前記エラー状態判定手段が判定したエラー状態を報知する報知手段であることを特徴とする投影装置。
  9. 前記報知手段は、前記光学式センサの検出範囲外にエラー状態を報知することを特徴とする請求項8記載の投影装置。
  10. 前記投影部は、前記エラー状態判定手段が前記光学式センサをエラー状態と判定した場合、映像コンテンツにエラー状態を示す画像を重畳することを特徴とする請求項8又は9記載の投影装置。
  11. 前記投影部から照射された映像光を背面で受けて前面に投影するスクリーン部をさらに備え、
    前記光学式センサは、前記スクリーン部の背面側であって、前記投影部から照射された映像光の照射範囲から外れた位置に配置され、なおかつ、前記スクリーン部に投影された前記照射範囲内に向けて光線を照射することを特徴とする投影装置。
  12. 光学式センサの検出信号を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップで取得した検出信号がON状態であるか否かを判定するON状態判定ステップと、
    前記ON状態判定ステップで所定の時間以上ON状態であると判定された場合に、エラー状態であることを判定するエラー状態判定ステップと、を含むことを特徴とするエラー状態判定方法。
  13. コンピュータを、
    光学式センサの検出信号を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した検出信号がON状態であるか否かを判定するON状態判定手段と、
    前記ON状態判定手段が所定の時間以上ON状態であると判定した場合に、エラー状態であることを判定するエラー状態判定手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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