JP2014219738A - プロジェクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】検出対象物の画像上の位置を取得するプロジェクタにおいて、投影装置と検出装置とを別々に分離して設置する際にも、投影装置に対して適切な位置および方向を有した状態で検出装置を設置することが可能なプロジェクタを提供する。
【解決手段】このプロジェクタ100では、投影用のレーザ光(表示画像40)および位置決め用のレーザ光(線画像52)を出力するレーザ光発生部12と、レーザ光を走査する走査部14とを含み、表示画像40を投影する投影装置10と、投影装置10と別個に設けられ、検出対象物60により反射された投影用のレーザ光を受光する受光部22を含む光センサ装置20とを備え、光センサ装置20は、投影装置10から照射される位置決め用のレーザ光(線画像52)に位置合わせ可能なように設けられた標識部21をさらに含む。
【選択図】図1
【解決手段】このプロジェクタ100では、投影用のレーザ光(表示画像40)および位置決め用のレーザ光(線画像52)を出力するレーザ光発生部12と、レーザ光を走査する走査部14とを含み、表示画像40を投影する投影装置10と、投影装置10と別個に設けられ、検出対象物60により反射された投影用のレーザ光を受光する受光部22を含む光センサ装置20とを備え、光センサ装置20は、投影装置10から照射される位置決め用のレーザ光(線画像52)に位置合わせ可能なように設けられた標識部21をさらに含む。
【選択図】図1
Description
この発明は、プロジェクタに関し、特に、投影装置を備えるプロジェクタに関する。
従来、投影装置を備えるプロジェクタが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、レーザ光により投射面に画像を投射する投射ユニット(投影装置)と、投射面近傍に投射面と略平行に可視光を発する投光ユニットと、投光ユニットから発せられ、ユーザの指などにより反射された反射光および投射ユニットによる投射画像を撮像する可視カメラとを備えたプロジェクタが開示されている。このプロジェクタでは、可視カメラにより撮像された反射光に基づいて、投射ユニットによる投射画像に対するユーザのタッチ位置が検出されるように構成されている。また、このプロジェクタでは、投射ユニット、投光ユニットおよび可視カメラが一体的に設けられている。
上記特許文献1に記載のプロジェクタでは、投射面に投射する画像サイズを大きくしようとする場合には、投射ユニットを投射面からより遠ざけて配置する必要がある一方、投光ユニットは投射面近傍に据え置く必要があるため、プロジェクタ内における投影装置と投光ユニットとの距離が離れる分、プロジェクタが大型化するという不都合がある。
この場合、投影装置とユーザのタッチ位置を検出する検出装置とを別々に分離してプロジェクタの小型化を図ることが考えられる。
しかしながら、投影装置と検出装置を分離する構成とした場合には、投影装置に対する検出装置の配置状態(配置位置および配置方向)を適切にして検出装置を設置することが困難であるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、検出対象物の画像上の位置を取得するプロジェクタにおいて、投影装置と検出装置とを別々に分離して設置する際にも、投影装置に対して適切な位置および方向に設置された状態で検出装置を設置することが可能なプロジェクタを提供することである。
この発明の一の局面によるプロジェクタは、投影用のレーザ光および位置決め用のレーザ光を出力するレーザ光発生部と、レーザ光を走査する走査部とを含み、画像を投影する投影装置と、投影装置と別個に設けられ、検出対象物により反射された投影用のレーザ光を受光する第1受光部を含む光センサ装置とを備え、光センサ装置は、投影装置から照射される位置決め用のレーザ光に位置合わせ可能なように設けられた標識部をさらに含む。
この発明の一の局面によるプロジェクタでは、上記のように、光センサ装置を投影装置から照射される位置決め用のレーザ光の照射位置に対応するように設けることによって、投影装置と光センサ装置とを別個に設ける場合においても、投影装置からの位置決め用のレーザ光の照射位置(照射点)に標識部を位置合わせさせた状態で光センサ装置を設置することができる。すなわち、投影装置に対して光センサ装置を適切な位置および方向に配置することができる。また、投影装置と光センサ装置とを別々に設置することができるので、プロジェクタの小型化を図ることができる。
上記一の局面によるプロジェクタにおいて、好ましくは、光センサ装置は、標識部の近傍に設けられ、投影装置から照射された位置決め用のレーザ光を直接受光する第2受光部をさらに含み、第2受光部による投影装置からの位置決め用のレーザ光の検知結果に基づいて、光センサ装置が投影装置に対して正しい相対位置に設置されたか否かが判断されるように構成されている。このように構成すれば、第2受光部による投影装置からの位置決め用のレーザ光の検知結果に基づいて、光センサ装置が投影装置に対して適切な位置および方向に配置されたか否かを容易に把握することができる。
この場合、好ましくは、投影装置は、光センサ装置の第2受光部による位置決め用のレーザ光の検知結果に基づいて、光センサ装置の投影装置に対する相対的な設置位置が正しいか否かに関する情報を、画像の投影領域に投影するように構成されている。このように構成すれば、ユーザは、投影領域に投影された光センサ装置の投影装置に対する相対的な設置位置が正しいか否かに関する情報を参照することができるので、ユーザは、この投影表示された情報に基づいて、確実に光センサ装置を正しい位置に設置することができる。
上記一の局面によるプロジェクタにおいて、好ましくは、標識部は、光センサ装置における投影装置からの位置決め用のレーザ光が直接照射可能な部分の少なくとも2箇所に設けられており、少なくとも2箇所に設けられた標識部が位置決め用のレーザ光の照射位置に対応するように設置されることにより、光センサ装置の投影装置に対する相対位置が位置決め可能なように構成されている。このように構成すれば、標識部が少なくとも2箇所に設けられるため、光センサ装置の水平面内における配置の方向を確定することができる。これにより、より確実に光センサ装置を正しい位置に設置することができる。
上記一の局面によるプロジェクタにおいて、好ましくは、投影装置は、投影される画像の外側領域に位置決め用のレーザ光を照射するように構成されており、画像の外側領域において、光センサ装置が投影装置からの位置決め用のレーザ光の照射位置に対応するように設置されることにより、光センサ装置の投影装置に対する相対位置が位置決め可能なように構成されている。このように構成すれば、位置決め用のレーザ光を投影される画像の外側領域に照射させるので、位置決め用のレーザ光を投影領域内に照射するような場合と異なり、投影される画像が位置決め用のレーザ光の分だけ欠落するのを回避することができる。また、これに加えて、光センサ装置が画像投影の妨げにもならない。
この場合、好ましくは、投影装置は、画像の外側領域に目盛状の線画像を投影するように構成されており、標識部が目盛状の線画像を構成する単一の線画像の投影位置に対応するように設置されることにより、光センサ装置の投影装置に対する相対位置が位置決め可能なように構成されている。このように構成すれば、目盛状となった線画像のうち任意のいずれか1つの線画像に対応させて光センサ装置の設置位置を選択することができるので、光センサ装置の設置の自由度を向上させることができる。
上記画像の外側領域に目盛状の線画像を投影する構成において、好ましくは、標識部は、光センサ装置における投影装置からの目盛状の線画像が直接投影可能な部分に所定範囲に亘って設けられており、目盛状の線画像を構成する各々の線画像の線分長さは、標識部が設けられた所定範囲よりも大きい。このように構成すれば、線画像の線分長さが標識部の設けられた所定範囲よりも大きい分だけ、光センサ装置の設置位置を線画像の線分長さの範囲内で線画像の延びる方向にスライド調節させながら光センサ装置を設置することができるので、光センサ装置の設置調整作業を行いやすくすることができるとともに、光センサ装置の設置の自由度をより向上させることができる。
上記画像の外側領域に目盛状の線画像を投影する構成において、好ましくは、標識部は、光センサ装置における投影装置からの目盛状の線画像が直接投影可能な部分に所定範囲に亘って設けられており、目盛状の線画像の互いに隣接する線画像の最小離間間隔は、標識部の設けられた所定範囲よりも大きい。このように構成すれば、光センサ装置を誤った方向に設置した場合においても、標識部が互いに隣接する線画像間にまたがるようにして各々の線画像の投影領域に入ることがないので、光センサ装置の誤設置を防ぐことができる。
上記投影される画像の外側領域に位置決め用のレーザ光を照射する構成において、好ましくは、投影装置は、画像の外側領域に各々が画像の投影光に略平行でかつ互いに略平行な位置決め用のレーザ光を照射するように構成されており、標識部が、走査される投影用のレーザ光のうちの最外縁に位置するレーザ光に各々が略平行でかつ互いに略平行な位置決め用のレーザ光の照射位置に対応するように設置されることにより、光センサ装置の投影装置に対する相対位置が位置決め可能なように構成されている。このように構成すれば、投影装置の高さ位置が移動した場合においても、光センサ装置の位置を投影装置に容易に追従させることができるので、光センサ装置を容易に正しい位置に設置することができる。
この場合、好ましくは、投影装置により投影される投影用のレーザ光と位置決め用のレーザ光とを共に反射させるミラー部材をさらに備え、ミラー部材により、各々が画像の投影光に略平行でかつ互いに略平行な位置決め用のレーザ光が形成されるように構成されており、標識部が、ミラー部材により反射されて互いに略平行に構成された位置決め用のレーザ光の照射位置に対応するように設置されることにより、光センサ装置の投影装置に対する相対位置が位置決め可能なように構成されている。このように構成すれば、投影される画像用のレーザ光と位置決め用のレーザ光とを反射するミラー部材を兼用することができるので、投影される画像用のレーザ光の反射とは別に新たなミラー部材を設けて位置決め用のレーザ光を略平行に形成する場合と異なり、プロジェクタの部品点数が増加するのを抑制することができる。
上記画像の外側領域に各々が画像の投影光に略平行でかつ互いに略平行な位置決め用のレーザ光を照射する構成において、好ましくは、投影装置により投影される投影用のレーザ光と位置決め用のレーザ光とを共に反射させるプリズム部材をさらに備え、プリズム部材により、各々が画像の投影光に略平行でかつ互いに略平行な位置決め用のレーザ光を形成されるように構成されており、標識部が、プリズム部材を介して互いに略平行に構成された位置決め用のレーザ光の照射位置に対応するように設けられることにより、光センサ装置の投影装置に対する相対位置が位置決め可能なように構成されている。このように構成すれば、投影装置の投射方向を変更する際、複数のミラー部材を用いてレーザ光を反射させる場合と比較して、1つのプリズム部材により投影装置の投射方向を変更することができるので、プロジェクタの部品点数が増加するのを抑制しながら、投影装置の配置の自由度を向上させることができる。
本発明によれば、上記のように、投影装置と光センサ装置が別個に設けられているプロジェクタにおいて、投影装置に対して適切な位置および方向に状態で検出装置を設置することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図7を参照して、本発明の第1実施形態によるプロジェクタ100の構成を説明する。
図1〜図7を参照して、本発明の第1実施形態によるプロジェクタ100の構成を説明する。
本発明の第1実施形態によるプロジェクタ100は、図1に示すように、投影装置10と、投影装置10とは別置きに構成された光センサ装置20とを備えている。プロジェクタ100は、投影装置10により投影面30の上方(Z1方向)から下方(Z2方向)に向けて投影面30の所定の領域に、表示画像40を投影するように構成されている。また、プロジェクタ100は、表示画像40の外側の領域に設置された光センサ装置20を介して、ユーザの指などの検出対象物60が表示画像40上に置かれた場合の検出対象物60の位置(座標位置)を取得するように構成されている。なお、表示画像40は、本発明の「画像」の一例である。
また、投影装置10は、図2に示すように、メインCPU(Central Processing Unit)11と、レーザ光発生部12と、映像処理部13と、走査部14と、光学レンズ15と、通信部16とを含む。レーザ光発生部12は、レーザ光源12a、レーザ光源12bおよびレーザ光源12cと、光源制御部12dと、LD(Laser Diode)ドライバ12eと、ビームスプリッタ12fおよびビームスプリッタ12gとを有する。走査部14は、ミラー制御部14aと、ミラードライバ14bと、MEMS(Micro Electro Mechanical System)ミラー14cとを有する。
また、光センサ装置20は、図1および図2に示すように、標識部21と、受光部22と、受光部23と、通信部24とを含む。また、光センサ装置20は、投影装置10とは別個に、投影面30上に配置されている。なお、受光部22および受光部23は、それぞれ、本発明の「第1受光部」および「第2受光部」の一例である。
標識部21は、光センサ装置20の天面20a(図1参照)に標識部21aと標識部21bとを有する。具体的には、図5に示すように、標識部21aおよび21bは、各々が約5mm以上約10mm以下の略円形の開口部として形成されている。そして、標識部21aおよび21bには、透光性を有する蓋部材21cおよび21dが各々の開口部に嵌め込まれており、異物が光センサ装置20の内部に侵入しないように構成されている。
受光部22は検出対象物60(図1参照)により反射されたレーザ光を検出するように構成されている。具体的には、受光部22は、前方(Y1方向)に扇状に拡がる受光範囲(図7に示す境界線22aおよび22bまでの範囲)を有しており、受光範囲内で検出対象物60により反射されたレーザ光を受光するように構成されている。また、図2に示すように、受光部22は、通信部24を介して、検出対象物60による反射光を受光した受光結果を投影装置10のメインCPU11に出力するように構成されている。
受光部23は標識部21(図1参照)近傍の光センサ装置20の内部に設けられており、後述する線画像52(図1参照)を検出するように構成されている。また、受光部23は、通信部24を介して、線画像52を受光した受光結果を投影装置10のメインCPU11に出力するように構成されている。
また、投影装置10におけるメインCPU11は、プロジェクタ100の各部を制御するように構成されている。具体的には、メインCPU11は、映像処理部13を制御するように構成されている。また、メインCPU11は、通信部16を介して、光センサ装置20の受光部22と、受光部23とが受光したレーザ光の検出結果を取得するように構成されている。また、メインCPU11は、光センサ装置20の受光部22により受光したレーザ光の検出結果に基づいて、検出対象物60の表示画像40上の位置を取得するように構成されている。詳細には、メインCPU11は、検出対象物60により反射されたレーザ光を受光部22が検出した時間に基づいて、検出したレーザ光が表示画像40に対してどの位置を走査されているのかを特定して、検出対象物60の表示画像40に対応する位置を演算するように構成されている。
ここで、第1実施形態では、図1に示すように、投影装置10は、投影される表示画像40の外側領域に目盛用画像50を投影させるように構成されている。目盛用画像50は、黒地領域51と、表示画像40の外側領域に概略円環状(時計の目盛状)に配置された目盛状の線画像52とによって構成されている。また、光センサ装置20は、光センサ装置20の天面20aに設けられた標識部21(21aおよび21b)を、単一の線画像52の投影位置に対応するように設置することによって、光センサ装置20の投影装置10に対する相対位置が位置決め可能なように構成されている。なお、線画像52は、本発明の「位置決め用のレーザ光」の一例である。
また、第1実施形態では、メインCPU11(図2参照)は、光センサ装置20の受光部23が受光したレーザ光(線画像52)の検出結果に基づいて、光センサ装置20の投影装置10に対する相対的な位置が正しいか否かに関する情報を投影面30に投影させるように構成されている。具体的には、メインCPU11は1本の線画像52を形成するレーザ光を受光部23が検出した際の光量に基づいて、光センサ装置20の投影装置10に対する相対的な位置が正しいか否かの情報を投影面30に投影させるように構成されている。
たとえば、一例として図3に示すように、メインCPU11は、受光部23によりレーザ光を受光した結果、光センサ装置20の設置位置が正しいと判断した場合、メインCPU11は、「正しく設置されました」というメッセージ画像41を表示画像40中に投影することにより、光センサ装置20が正しく設置されたことをユーザに通知するように構成されている。また、図4に示すように、メインCPU11は、受光部23によりレーザ光を受光した結果、光センサ装置20の設置位置が正しくないと判断した場合、「設置位置が正しくありません」というメッセージ画像42を表示画像40中に投影することにより、光センサ装置20が正しく設置されていないことをユーザに通知するように構成されている。
また、第1実施形態では、図5に示すように、光センサ装置20の標識部21は、光センサ装置20の天面20aに標識部21aおよび標識部21bとして2箇所に設けられ、光センサ装置20の設置方向が1つの方向に確定されるように構成されている。具体的には、標識部21aおよび標識部21bは光センサ装置20の短手方向に沿って列状に並び、線画像52の形状に対応するように構成されている。たとえば、一例として図5に示すように、光センサ装置20の標識部21は、光センサ装置20が破線で示した位置に設置された場合、図中に示した矢印の方向に光センサ装置20の位置を調整するとともに、標識部21aおよび標識部21bと線画像52とを対応させることにより、光センサ20の設置方向が1つの方向に確定されるように構成されている。また、図6に示すように、線画像52の線分長さL1は、光センサ装置20の天面20aに設けられた標識部21aと標識部21bとの間の距離L2よりも大きくなるように構成されている。また、目盛状に表示される隣接する線画像52の最小離間間隔L3は、標識部21aと標識部21bとの間の距離L2よりも大きくなるように構成されている。また、図6に示すように、光センサ装置20の標識部21は、光センサ装置20が破線で示した位置に設置された場合においても、互いに隣接する線画像52の双方の投影光による照射範囲に同時に入らないように構成されている。なお、標識部21aと標識部21bとの間の距離L2は、本発明の「標識部が設けられた所定範囲」に対応する長さの一例である。
また、メインCPU11は、目盛用画像50のうち黒地領域51を黒色とするとともに、線画像52を白色として投影させるように構成されている。これにより、線画像52と、黒地領域51とのコントラストが高められて、線画像52の視認性が確保されるように構成されている。なお、図示の都合上、図1においては黒地領域51を白地で示すとともに、線画像52を黒線(黒太線)を用いて示している。
また、メインCPU11は、光センサ装置20が投影面30上の所定位置に正しく設置されたことを検出した場合、一定時間の経過後に線画像52を投影する黒地領域51への投影を中止するように構成されている。これにより、線画像52を投影する黒地領域51を形成するために使用されていた光源も表示画像40を形成するために使用されることが可能となり、表示画像40の質を向上させることが可能になる。
また、図7に示すように、線画像52は、投影装置10に(図2参照)対して光センサ装置20が正しい相対位置に設置できるように投影される。具体的には、線画像52は、光センサ装置20を設置した際の受光部22(図2参照)の受光範囲が表示画像40の投影される領域を全て含み、かつ、受光部22の感度(受光感度)が悪化しないような位置に光センサ装置20を設置できるように投影される。なお、受光部22の受光範囲は、受光部22が検出対象物60(図1参照)により反射されたレーザ光を受光することが可能な範囲であり、図7に示すように、受光部22の前方(Y1方向)で、境界線22aと境界線22bとの間に挟まれる範囲である。
また、投影装置10におけるレーザ光発生部12は、図2に示すように、レーザ光を出力するように構成されている。具体的には、レーザ光源12aは、青色のレーザ光をビームスプリッタ12fに反射させ、光学レンズ15を通過させてMEMSミラー14cに照射するように構成されている。レーザ光源12bは、緑色のレーザ光をビームスプリッタ12gに反射させ、ビームスプリッタ12fおよび光学レンズ15を通過させてMEMSミラー14cに照射するように構成されている。レーザ光源12cは、赤色のレーザ光をビームスプリッタ12g、ビームスプリッタ12fおよび光学レンズ15を通過させてMEMSミラー14cに照射するように構成されている。光源制御部12dは、映像処理部13による制御に基づいて、LDドライバ12eを制御して、レーザ光源12a〜12cによるレーザ光の照射を制御するように構成されている。具体的には、光源制御部12dは、MEMSミラー14cが走査するタイミングに合わせて表示画像40の各画素に対応する色および線画像52のレーザ光をレーザ光源12a〜12cから照射させる制御を行うように構成されている。
映像処理部13は、外部から入力される映像信号に基づいて、映像の投影を制御するように構成されている。具体的には、映像処理部13は、外部から入力される映像信号に基づいて、ミラー制御部14aを介して、MEMSミラー14cの駆動を制御するとともに、光源制御部12dを介して、レーザ光源12a〜12cによるレーザ光の照射を制御するように構成されている。
走査部14は、レーザ光を走査して表示画像40と、線画像52と、黒地領域51とを投影面30に投影するように構成されている。具体的には、走査部14のミラー制御部14aは、ミラードライバ14bを制御して、MEMSミラー14cを駆動するように構成されている。また、MEMSミラー14cは、レーザ光源12a〜12cから照射されたレーザ光を走査して、表示画像40と、線画像52と、黒地領域51とを投影面30に投影するように構成されている。また、MEMSミラー14cは、表示画像40の水平方向および垂直方向の2軸に駆動してレーザ光を走査するように構成されている。
通信部16は、光センサ装置20の通信部24を介して、投影装置10および光センサ装置20間の信号を送受信するように構成されている。
また、光センサ装置20における通信部24は、投影装置10の通信部16を介して受光部22および受光部23によるレーザ光の検出結果を、メインCPU11に送信するように構成されている。
第1実施形態では、上記のように、光センサ装置20を投影装置10から照射される位置決め用の線画像52の照射位置に対応するように設けることによって、投影装置10と光センサ装置20とを別個に設ける場合においても、投影装置10から投影される線画像52に標識部21を位置合わせさせた状態で光センサ装置20を設置することができる。すなわち、投影装置10に対して光センサ装置20を適切な位置および方向に配置することができる。また、投影装置10と光センサ装置20とを別々に設置することができるので、プロジェクタ100の小型化を図ることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、光センサ装置20は、標識部21の近傍に設けられ、投影装置10から照射された位置決め用の線画像52を直接受光する受光部23を含む。そして、受光部23による投影装置10からの位置決め用の線画像52の検知結果に基づいて、光センサ装置20が投影装置10に対して正しい相対位置に設置されたか否かが判断されるようにプロジェクタ100を構成する。これにより、受光部23による投影装置10からの位置決め用の線画像52の検知結果に基づいて、光センサ装置20が投影装置10に対して適切な位置および方向に配置されたか否かを容易に把握することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、光センサ装置20の受光部23による位置決め用の線画像52の検知結果に基づいて、光センサ装置20の投影装置10に対する相対的な設置位置が正しいか否かに関する情報を、表示画像40に投影するように構成する。これにより、ユーザは、表示画像40に投影された光センサ装置20の投影装置10に対する相対的な設置位置が正しいか否かに関する情報(メッセージ画像41および42)を参照することができるので、ユーザは、この投影表示されたメッセージ画像41および42に基づいて、確実に光センサ装置20を正しい位置に設置することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、標識部21を、光センサ装置20における投影装置10からの位置決め用の線画像52が直接照射可能な部分の2箇所に設けており、2箇所に設けた標識部21aおよび21bが位置決め用の線画像52の照射位置に対応するように設置されることにより、光センサ装置20の投影装置10に対する相対位置が位置決め可能なように構成する。これにより、標識部21が2箇所に設けられるため、光センサ装置20の水平面内における配置の方向を確定することができる。この結果、より確実に光センサ装置20を正しい位置に設置することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、投影装置10を、投影される表示画像40の外側領域に位置決め用の線画像52を照射するように構成されており、表示画像40の外側領域において、光センサ装置20が投影装置10からの位置決め用の線画像52の照射位置に対応するように設置されることにより、光センサ装置20の投影装置10に対する相対位置が位置決め可能なように構成する。これにより、位置決め用の線画像52を投影される表示画像40の外側領域に照射させるので、位置決め用の線画像52を投影領域内に照射するような場合と異なり、投影される表示画像40が位置決め用の線画像52の分だけ欠落するのを回避することができる。また、これに加えて、光センサ装置20が表示画像40の妨げにもならない。
また、第1実施形態では、上記のように、投影装置10を、表示画像40の外側領域に線画像52を投影するように構成されており、標識部21が線画像52を構成する単一の線画像52の投影位置に対応するように設置されることにより、光センサ装置20の投影装置10に対する相対位置が位置決め可能なように構成する。これにより、目盛状となった線画像52のうち任意のいずれか1つの線画像52に対応させて光センサ装置20の設置位置を選択することができるので、光センサ装置20の設置の自由度を向上させることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、標識部21を、光センサ装置20における投影装置10からの線画像52が直接投影可能な部分に所定範囲に亘って設けられており、各々の線画像52の線分長さL1は、標識部21が設けられた所定範囲L2よりも大きく構成する。これにより、線画像52の線分長さL1が標識部21の設けられた所定範囲L2よりも大きい分だけ、光センサ装置20の設置位置を線画像52の線分長さL1の範囲内で線画像52の延びる方向にスライド調節させながら光センサ装置20を設置することができるので、光センサ装置20の設置調整作業を行いやすくすることができるとともに、光センサ装置20の設置の自由度をより向上させることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、標識部21を、光センサ装置20における投影装置10からの線画像52が直接投影可能な部分に所定範囲に亘って設けられており、互いに隣接する線画像52の最小離間間隔L3は、標識部21の設けられた所定範囲L2よりも大きく構成する。これにより、光センサ装置20を誤った方向に設置した場合においても、標識部21が互いに隣接する線画像52間にまたがるようにして各々の線画像52の投影領域に入ることがないので、光センサ装置20の誤設置を防ぐことができる。
(第2実施形態)
次に、図8〜図10を参照して、第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、表示画像40の外側領域に目盛状の線画像52を投影した第1実施形態とは異なり、ミラー部材130により互いに略平行なレーザ光111および112を形成して表示画像40の外側領域に投影する例について説明する。なお、レーザ光111および112は、本発明の「位置決め用のレーザ光」の一例である。
次に、図8〜図10を参照して、第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、表示画像40の外側領域に目盛状の線画像52を投影した第1実施形態とは異なり、ミラー部材130により互いに略平行なレーザ光111および112を形成して表示画像40の外側領域に投影する例について説明する。なお、レーザ光111および112は、本発明の「位置決め用のレーザ光」の一例である。
本発明の第2実施形態によるプロジェクタ200は、図8に示すように、投影装置110と、光センサ装置120と、ミラー部材130とを備える。また、光センサ装置120は、標識部121を含んでいる。
ここで、第2実施形態では、図8および図9に示すように、メインCPU11(図9参照)は、投影装置110のレーザ光をミラー部材130に反射させるとともに、表示画像40および表示画像40の外側領域に互いに略平行な特定の2本のレーザ光111および112を走査して投影させるように構成されている。具体的には、メインCPU11は、表示画像40の投影装置110に近い側(Y1方向)の最外縁の外側に互いに略平行なレーザ光111および112を投影させるように構成されている。また、図10に示すように、互いに略平行なレーザ光111および112は、表示画像40の投影光の最外縁に略平行になるように構成されている。これにより、プロジェクタ200では、光センサ装置120の標識部121aおよび121bを互いに略平行なレーザ光111および112の照射位置に対応するように設置することで、投影装置110に対する相対位置が位置決め可能なように構成されている。
また、第2実施形態では、ミラー部材130は、表示画像40および2本のレーザ光111および112を共に投影面30に向けて反射するように一体的に構成されている。具体的には、ミラー部材130は、表示画像40用のレーザ光113を反射するための平面部131と位置決め用のレーザ光111および112を互いに略平行にするための屈曲部132とを有するように構成されている。なお、レーザ光113は、本発明の「投影用のレーザ光」の一例である。
なお、第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
第2実施形態では、上記のように、光センサ装置120を投影装置110から照射される位置決め用のレーザ光111および112の照射位置に対応するように設けることによって、投影装置110と光センサ装置120とを別個に設ける場合においても、投影装置110に対して光センサ装置120を適切な位置および方向に配置することができる。
また、第2実施形態では、上記のように、投影装置110を、表示画像40の外側領域に各々が表示画像40の投影光に略平行でかつ互いに略平行な位置決め用のレーザ光111および112を照射するように構成する。そして、標識部121が、走査される投影用のレーザ光113のうちの最外縁に位置するレーザ光113に対して各々が略平行でかつ互いに略平行な位置決め用のレーザ光111および112の照射位置に対応するように設置されることにより、光センサ装置120の投影装置110に対する相対位置が位置決め可能なように構成する。これにより、光センサ装置120の高さ位置を投影装置110に容易に追従させることができるので、投影装置110の位置が移動した場合においても、光センサ装置120を容易に正しい位置に設置することができる。
また、第2実施形態では、上記のように、投影装置110により投影される投影用のレーザ光113と位置決め用のレーザ光111および112とを共に反射させるミラー部材130を備える。そして、ミラー部材130により、各々が表示画像40の投影光に略平行でかつ互いに略平行な位置決め用のレーザ光111および112が形成されるように構成されており、標識部121が、ミラー部材130により反射されて互いに略平行に構成された位置決め用のレーザ光111および112の照射位置に対応するように設置されることにより、光センサ装置120の投影装置110に対する相対位置が位置決め可能なように構成する。これにより、投影される表示画像40用のレーザ光113と位置決め用のレーザ光111および112とを反射するミラー部材130を兼用することができるので、投影される表示画像40用のレーザ光113の反射とは別に新たなミラー部材を設けて位置決め用のレーザ光111および112を略平行に形成する場合と異なり、プロジェクタ200の部品点数が増加するのを抑制することができる。なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
(第3実施形態)
次に、図9および図11を参照して、第3実施形態について説明する。この第3実施形態では、ミラー部材130により互いに略平行なレーザ光111および112を形成して表示画像40の外側領域に投影する構成の第2実施形態とは異なり、プリズム部材230により互いに略平行なレーザ光211および212を形成して表示画像40の外側領域に投影する例について説明する。なお、レーザ光211および212は、本発明の「位置決め用のレーザ光」の一例である。
次に、図9および図11を参照して、第3実施形態について説明する。この第3実施形態では、ミラー部材130により互いに略平行なレーザ光111および112を形成して表示画像40の外側領域に投影する構成の第2実施形態とは異なり、プリズム部材230により互いに略平行なレーザ光211および212を形成して表示画像40の外側領域に投影する例について説明する。なお、レーザ光211および212は、本発明の「位置決め用のレーザ光」の一例である。
本発明の第3実施形態によるプロジェクタ300は、図11に示すように、投影装置210と、光センサ装置220と、プリズム部材230とを備える。また、光センサ装置220は、標識部221を含んでいる。
ここで、第3実施形態では、メインCPU11(図9参照)は、レーザ光をプリズム部材230に反射させるとともに、表示画像40および表示画像40の外側領域に互いに略平行なレーザ光211および212を投影させるように構成されている。具体的には、メインCPU11は、表示画像40の投影装置210に近い側(Y1方向)の最外縁の外側に互いに略平行なレーザ光211および212を投影させるように構成されている。また、互いに略平行なレーザ光211および212は、表示画像40の投影光の最外縁に略平行になるように構成されている。これにより、プロジェクタ300では、光センサ装置220の標識部221aおよび221bを互いに略平行なレーザ光211および212の照射位置に対応するように設置することで、投影装置210に対する相対位置が位置決め可能なように構成されている。
また、第3実施形態では、プリズム部材230は、表示画像40および位置決め用のレーザ光211および212を反射するように一体的に構成されている。具体的には、表示画像40用のレーザ光213を反射するための反射面231と、位置決め用のレーザ光211および212とを反射するための反射面232とを有している。また、反射面231と反射面232とは互いに異なる角度を有して形成されている。また、反射面231は、反射面232に対して投影装置210から見て遠い側(表示画像40側)(Y2方向)に形成されている。
なお、第3実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
第3実施形態では、上記のように、光センサ装置220を投影装置210から照射される位置決め用のレーザ光211および212の照射位置に対応するように設けることによって、投影装置210と光センサ装置220とを別個に設ける場合においても、投影装置210に対して光センサ装置220を適切な位置および方向に配置することができる。
また、第3実施形態では、上記のように、投影装置210により投影される投影用のレーザ光213と位置決め用のレーザ光211および212とを共に反射させるプリズム部材230を備える。そして、プリズム部材230により、各々が表示画像40の投影光に略平行でかつ互いに略平行な位置決め用のレーザ光211および212を形成されるように構成されており、標識部221が、プリズム部材230を介して互いに略平行に構成された位置決め用のレーザ光211および212の照射位置に対応するように設けられることにより、光センサ装置220の投影装置210に対する相対位置が位置決め可能なように構成する。これにより、投影装置210の投射方向を変更する際、複数のミラー部材を用いてレーザ光を反射させる場合と比較して、1つのプリズム部材230により投影装置210の投射方向を変更することができるので、プロジェクタ300の部品点数が増加するのを抑制しながら、投影装置210の配置の自由度を向上させることができる。
なお、第3実施形態のその他の効果は、上記第2実施形態と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1〜第3実施形態では、検出対象物60としてユーザの指を用いた例について示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、検出対象物60としてタッチペンやペンなどを用いてもよい。
また、上記第1実施形態では、光センサ装置20の標識部21を短手方向(Y軸方向)の2箇所に設けた例について示すとともに、上記第2および第3実施形態では標識部121(221)が長手方向(X軸方向)に2箇所設けられた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、標識部21(121、221)は3箇所以上に設けられてもよい。また、本発明では、図12に示す第1実施形態の変形例のように、略長方形状に形成された1つの標識部321を光センサ装置320に設けるように構成してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では標識部21(121、221)の近傍に受光部23を設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、受光部23を設けず、標識部21(121、221)のみを用いて投影装置10(110、210)に対する光センサ装置20(120、220)の位置合わせが行われるように構成されてもよい。本発明では、たとえば、位置決め用のレーザ光52(111、112、211、212)が標識部21(121、221)へ照射されている状況をユーザが目視で確認することで、位置合わせを実施するような構成でもよい。
また、上記第1実施形態では、投影される表示画像40の外側領域に白色の線画像52を、黒色の黒地領域51上に投影させる例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、線画像52と線画像52の投影領域(黒地領域51)の色の組み合わせは、線画像52が線画像52の投影領域(黒地領域51)に対して鮮明に視認できるのであれば、どのような色の組み合わせでもよい。また、投影される表示画像40の外側領域に、線画像52のみを投影するような構成でもよい。
また、上記第1実施形態では、線画像52を投影される表示画像40の外側領域に概略円環状に投影させる例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、線画像52が表示画像40の外側領域に投影されていればよく、たとえば、形成範囲が360度未満で概略円弧状に投影するような構成でもよい。
また、上記第2および第3実施形態では、位置決め用のレーザ光を投影装置110(210)と同じ側に照射して光センサ装置120(220)を設置するように構成した例について示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、投影する表示画像40の外側領域であれば、位置決め用のレーザ光111および112(211および212)をどこに照射してもよい。たとえば、位置決め用のレーザ光を表示画像40を挟んで投影装置110(210)とは反対側に照射するような構成でもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、光センサ装置20(120、220)の投影装置10(110、210)に対する相対位置が正しい位置に設置されたか否かの情報(メッセージ画像41または42)を表示画像40上に投影する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、光センサ装置20(120、220)の投影装置10(110、210)に対する相対位置が正しい位置に設置されたか否かの情報を、表示灯などにより示してもよい。たとえば、光センサ装置20(120、220)に表示灯を設け、正しく設置された場合に点灯するような構成でもよい。また、本発明では、光センサ装置20(120、220)の投影装置10(110、210)に対する相対位置が正しい位置に設置されたか否かの情報を、音により通知してもよい。たとえば、所定の通知音が通知されるような構成でもよいし、メッセージ画像41または42を読み上げるような音声により通知されるような構成でもよい。
また、上記第3実施形態では、投影装置210が投影面30に平行な方向から投影光を投射し、プリズム部材230により反射されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、他の方向から投影装置210が投影光をプリズム部材230に投射してもよい。たとえば、投影装置210と投影面30との間にプリズム部材230を設け、投影装置210が投影面30に対して垂直な方向から投影光を投射するような構成でもよい。
10、110、210 投影装置
12 レーザ光発生部
14 走査部
20、120、220、320 光センサ装置
21、121、221、321 標識部
21a、21b、121a、121b、221a、221b 標識部
22 受光部(第1受光部)
23 受光部(第2受光部)
40 表示画像(画像、投影用のレーザ光)
50 目盛用画像
51 黒地領域
52 線画像(位置決め用のレーザ光)
60 検出対象物
100、200、300 プロジェクタ
111、112、211、212 レーザ光(位置決め用のレーザ光)
113、213 レーザ光(投影用のレーザ光)
130 ミラー部材
230 プリズム部材
12 レーザ光発生部
14 走査部
20、120、220、320 光センサ装置
21、121、221、321 標識部
21a、21b、121a、121b、221a、221b 標識部
22 受光部(第1受光部)
23 受光部(第2受光部)
40 表示画像(画像、投影用のレーザ光)
50 目盛用画像
51 黒地領域
52 線画像(位置決め用のレーザ光)
60 検出対象物
100、200、300 プロジェクタ
111、112、211、212 レーザ光(位置決め用のレーザ光)
113、213 レーザ光(投影用のレーザ光)
130 ミラー部材
230 プリズム部材
Claims (11)
- 投影用のレーザ光および位置決め用のレーザ光を出力するレーザ光発生部と、前記レーザ光を走査する走査部とを含み、画像を投影する投影装置と、
前記投影装置と別個に設けられ、検出対象物により反射された前記投影用のレーザ光を受光する第1受光部を含む光センサ装置とを備え、
前記光センサ装置は、前記投影装置から照射される前記位置決め用のレーザ光に位置合わせ可能なように設けられた標識部をさらに含む、プロジェクタ。 - 前記光センサ装置は、前記標識部の近傍に設けられ、前記投影装置から照射された前記位置決め用のレーザ光を直接受光する第2受光部をさらに含み、
前記第2受光部による前記投影装置からの前記位置決め用のレーザ光の検知結果に基づいて、前記光センサ装置が前記投影装置に対して正しい相対位置に設置されたか否かが判断されるように構成されている、請求項1に記載のプロジェクタ。 - 前記投影装置は、前記光センサ装置の前記第2受光部による前記位置決め用のレーザ光の検知結果に基づいて、前記光センサ装置の前記投影装置に対する相対的な設置位置が正しいか否かに関する情報を、前記画像の投影領域に投影するように構成されている、請求項2に記載のプロジェクタ。
- 前記標識部は、前記光センサ装置における前記投影装置からの前記位置決め用のレーザ光が直接照射可能な部分の少なくとも2箇所に設けられており、
少なくとも2箇所に設けられた前記標識部が前記位置決め用のレーザ光の照射位置に対応するように設置されることにより、前記光センサ装置の前記投影装置に対する相対位置が位置決め可能なように構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のプロジェクタ。 - 前記投影装置は、投影される前記画像の外側領域に前記位置決め用のレーザ光を照射するように構成されており、
前記画像の外側領域において、前記光センサ装置が前記投影装置からの前記位置決め用のレーザ光の照射位置に対応するように設置されることにより、前記光センサ装置の前記投影装置に対する相対位置が位置決め可能なように構成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のプロジェクタ。 - 前記投影装置は、前記画像の外側領域に目盛状の線画像を投影するように構成されており、
前記標識部が前記目盛状の線画像を構成する単一の線画像の投影位置に対応するように設置されることにより、前記光センサ装置の前記投影装置に対する相対位置が位置決め可能なように構成されている、請求項5に記載のプロジェクタ。 - 前記標識部は、前記光センサ装置における前記投影装置からの前記目盛状の線画像が直接投影可能な部分に所定範囲に亘って設けられており、
前記目盛状の線画像を構成する各々の線画像の線分長さは、前記標識部が設けられた前記所定範囲よりも大きい、請求項6に記載のプロジェクタ。 - 前記標識部は、前記光センサ装置における前記投影装置からの前記目盛状の線画像が直接投影可能な部分に所定範囲に亘って設けられており、
前記目盛状の線画像の互いに隣接する線画像の最小離間間隔は、前記標識部の設けられた前記所定範囲よりも大きい、請求項6または7に記載のプロジェクタ。 - 前記投影装置は、前記画像の外側領域に各々が前記画像の投影光に略平行でかつ互いに略平行な前記位置決め用のレーザ光を照射するように構成されており、
前記標識部が、走査される前記投影用のレーザ光のうちの最外縁に位置するレーザ光に各々が略平行でかつ互いに略平行な前記位置決め用のレーザ光の照射位置に対応するように設置されることにより、前記光センサ装置の前記投影装置に対する相対位置が位置決め可能なように構成されている、請求項5に記載のプロジェクタ。 - 前記投影装置により投影される前記投影用のレーザ光と前記位置決め用のレーザ光とを共に反射させるミラー部材をさらに備え、
前記ミラー部材により、各々が前記画像の投影光に略平行でかつ互いに略平行な前記位置決め用のレーザ光が形成されるように構成されており、
前記標識部が、前記ミラー部材により反射されて互いに略平行に構成された前記位置決め用のレーザ光の照射位置に対応するように設置されることにより、前記光センサ装置の前記投影装置に対する相対位置が位置決め可能なように構成されている、請求項9に記載のプロジェクタ。 - 前記投影装置により投影される前記投影用のレーザ光と前記位置決め用のレーザ光とを共に屈折させるプリズム部材をさらに備え、
前記プリズム部材により、各々が前記画像の投影光に略平行でかつ互いに略平行な前記位置決め用のレーザ光を形成されるように構成されており、
前記標識部が、前記プリズム部材を介して互いに略平行に構成された前記位置決め用のレーザ光の照射位置に対応するように設けられることにより、前記光センサ装置の前記投影装置に対する相対位置が位置決め可能なように構成されている、請求項9に記載のプロジェクタ。
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