JP2014102086A - 水中からのセシウムの吸着・除去方法およびセシウム吸着材 - Google Patents

水中からのセシウムの吸着・除去方法およびセシウム吸着材 Download PDF

Info

Publication number
JP2014102086A
JP2014102086A JP2012252320A JP2012252320A JP2014102086A JP 2014102086 A JP2014102086 A JP 2014102086A JP 2012252320 A JP2012252320 A JP 2012252320A JP 2012252320 A JP2012252320 A JP 2012252320A JP 2014102086 A JP2014102086 A JP 2014102086A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cesium
tea
adsorbent
water
adsorption
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012252320A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6236608B2 (ja
Inventor
Keisuke Owatari
啓介 大渡
Hidetaka Kawakita
英孝 川喜田
Katsutoshi Inoue
勝利 井上
Manju Gurung
マンジュ グルング
Bimala Pangeni
ビマラ パンゲニ
Azuma Shimizu
東 清水
Kiyomi Miyazaki
紀世美 宮崎
Masaru Shimizu
勝 清水
Munehiro Miyake
宗宏 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HIFUMI SANGYO CO Ltd
Saga University NUC
Original Assignee
HIFUMI SANGYO CO Ltd
Saga University NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HIFUMI SANGYO CO Ltd, Saga University NUC filed Critical HIFUMI SANGYO CO Ltd
Priority to JP2012252320A priority Critical patent/JP6236608B2/ja
Publication of JP2014102086A publication Critical patent/JP2014102086A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6236608B2 publication Critical patent/JP6236608B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Water Treatment By Sorption (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

【課題】水中に希薄濃度で存在するセシウムイオンを効率的かつ安価に分離・回収・除去する方法を提供する。
【解決手段】水中からのセシウムの吸着・除去方法は、フラボノイド化合物を主要成分として含有する植物体(例えば、茶葉または茶葉の煎茶後の残渣)を基材とした吸着剤を用いて、対象水溶液中のセシウムイオンを選択的に吸着・除去することで、水中に希薄濃度で存在するセシウムイオンを効率的かつ安価に分離・回収・除去する。
【選択図】図1

Description

本発明は、水中の放射性物質を除去する技術分野に属し、特に、水中からのセシウムの吸着・除去方法およびセシウム吸着材に関する。
福島第1原子力発電所の事故以来、環境中に放出された放射性セシウムの除去が我が国における差し迫った重要な課題となっている。環境中に放出された放射性セシウムは土壌や草木中に残留しているが、これらの除去のためには様々な方法でいったん水中に溶解させ、その中からセシウムを除去する操作が必要となる。水中には同じアルカリ金属であるナトリウムやカリウムが多量に存在しており、そのような中からセシウムを選択的に除去・回収することが求められている。
そのようなセシウムの吸着剤としてゼオライトやプルシアンブルーのような無機吸着剤が提案されている。しかしゼオライトはナトリウム等の共存する他のアルカリ金属に対しての選択性に乏しいという問題点があり、プルシアンブルーは微細な粒子であるため、取扱いが容易ではなく、同時に高価である。膨大な量のセシウム汚染水からセシウムを除去することについては、安価で簡便な技術であることが何よりも求められている。
非特許文献1においてはスルホン酸の官能基を有するフェノール樹脂はセシウムをイオン交換吸着する機能を有していることが開示されている。また非特許文献2にはポリフェノールの1種であるレゾルシノールの官能基を有する樹脂もセシウムを吸着する機能を有することが開示されており、非特許文献3にはフェノール化合物であるBAMBP(ブチル‐2(a‐メチルベンジ)フェノール)によるセシウムの溶媒抽出が開示されている。
H.S.Miller,G.E.Klein, "Reactions of cesium in trace amounts with ion-exchange resins", Journal of American Chemical Socciety,73, 2741-2743 (1951) S.K.Samanta, M.Ramaswamy, B.M.Misra, "Studies on cesium uptake by phenolic resins", Separation Science & Technology, 27, 255-267 (1992) B.Z.Egan, R.A.Zingaro, B.M.Benjamin, "Extraction of alkali metals by 4-sec-butyl-2-(α-methylbenzyl)phenol (BAMBP), Inorganic Chemistry, 4, 1055-1061 (1965)
しかし、従来のセシウム除去・回収方法は、処理対象であるセシウム汚染水の処理量が増えれば増えるほど回収コストが高くつき、さらにセシウム吸着樹脂のメンテナンスや溶媒管理も必要となり、セシウム除去の作業自体が煩雑なものとなっている。
本発明の目的は、上記課題を解決すべく、水中に希薄濃度で存在するセシウムイオンを効率的かつ安価に分離・回収・除去する方法を提供することにある。
本発明者らは、鋭意研究の結果、自然界に大量に存在するフラボノイド化合物を含有する植物体を活用することにより、低コストで従来よりも大容量の処理対象排水に含まれるセシウムイオンを除去・回収できるセシウム除去・回収方法を新たに見出した。
かくして、本発明に従えば、フラボノイド化合物を主要成分として含有する植物体を基材とした吸着剤、および当該吸着剤を用いることを特徴とする水中からのセシウムの吸着・除去方法が提供される。
(a)は本発明に係る茶葉吸着剤のSEM写真を示す。(b)は本発明に係る茶葉吸着剤の吸着に及ぼす水溶液の初期pHの効果を示す。 (a)は本発明に係る茶葉吸着剤へのセシウムおよびナトリウムイオンの吸着に及ぼす水溶液の初期pHの効果を示す。(b)は本発明に係る茶葉吸着剤へのセシウムイオンおよびナトリウムイオンの吸着等温線を示す。(c)は本発明に係る茶葉吸着剤によるセシウムおよびナトリウムイオンを含む水溶液の破過曲線を示す。
本実施形態に係るセシウム吸着剤の調製に際しては、フラボノイド化合物を主要成分として含有する植物体であれば、特に限定されない。ここでいうフラボノイド化合物とは、天然由来のものであり、好ましくはカテキンであり、レゾルシノール、BAMBPおよびフェノール樹脂などの合成化合物は含まれない。ここでいうカテキンとは、化学式C15H14O6で表される化合物もしくはその誘導体(例えば複数のフェノール基を含む)である。例えば、当該植物体としては、カテキンを豊富に含む市販の粉茶または煎茶後の茶葉残渣とすることができる。粉茶または煎茶後の茶葉残渣には、カテキンの他、旨み成分であるテアニン等のアミノ酸も含まれるが、煎茶の過程においてテアニン等のアミノ酸は飲料の茶に移行するが、カテキンを主要成分とするフラボノイド化合物は煎茶後の茶葉残渣中に残留する。なお、粉茶または煎茶後の茶葉残渣には、吸着性能を高めるために、繊維成分が茶の他の部位と比べて豊富な茎成分を含むことが好ましい。
粉茶や煎茶後の茶葉残渣等に含まれるカテキンを主要成分とするフラボノイド化合物は水に一部可溶であることから、水に不溶な固体の吸着剤として利用するために架橋処理して不溶化させることが好ましい。この架橋処理としては、簡素で安全な点から、濃硫酸を用いることが好ましい。すなわち、濃硫酸を添加することにより得られる脱水縮合反応により、粉茶または煎茶後の茶葉残渣に含まれるカテキンを主要成分とするフラボノイド化合物の水酸基間またはフラボノイド化合物とセルロース等の多糖類分子の水酸基間でエーテル結合が生じることによって分子鎖が形成され、架橋が行われる。原料である粉末状の粉茶または煎茶後の茶葉残渣を、例えば、濃硫酸中で数時間、加熱攪拌することにより、脱水縮合反応を促進させてもよい。粉末状の粉茶または煎茶後の茶葉残渣に含まれる茎成分に含まれる繊維成分を有効に残存させる観点から、濃硫酸中で10〜30時間(例えば24時間)、80〜100℃(例えば100℃)を維持して加熱攪拌することが好ましい。
このように、粉茶または煎茶後の茶葉残渣に濃硫酸を添加することによって、粉茶または煎茶後の茶葉残渣における不溶化が促進されることのみならず、粉茶または煎茶後の茶葉残渣に含まれるセルロースやヘミセルロース等の繊維成分が細分化されるという二重の効果が得られているものと考えられる。すなわち、粉茶および煎茶後の茶葉残渣は、繊維成分が大部分を占めており、この繊維成分が互いに絡まっている状態であることが考えられるが、本発明に係る濃硫酸の添加を行うことで繊維成分が細分化されることとなり(後述の実施例のSEM像を参照)、セシウムイオンが吸着されやすいきめ細かな繊維状態を形成するものと考えられる。また、本発明に係る吸着剤が優れた吸着性能を奏するメカニズムは、全ては解明されていないが、本発明に係る吸着剤が含有するフラボノイド化合物に含まれる水酸基が、セシウムイオンと結合してキレート化合物を形成することによって、セシウムイオンを吸着しているものと推察される。
なお、本発明で原料として用いられる粉茶または煎茶後の茶葉残渣については、近年、ペットボトル入りの茶飲料の普及により煎茶後の茶葉残渣が大量に発生し、その有効利用が求められているものであるため、本発明の原料として使用されることで、資源の有効利用となる。さらにその一方で、放射性物質等により汚染された茶葉であっても、本発明の方法に従えば、放射性セシウムの吸着・除去剤の原料として有効に利用することができる。このように、資源再利用の観点からも粉茶および煎茶後の茶葉残渣を利用することは利点が高く、費用の点からも大幅にコストを抑えることができる。
なお、本発明に係るセシウムの吸着・除去方法の処理対象となる水溶液は、セシウムイオンが溶解していればよく、例えば、1mM以下の希薄濃度のセシウムイオンと他の陰イオンが共存する廃水や汚染水が挙げられるが、吸着効率の点から、セシウムイオン濃度が0.1mM以下であることがより好ましい。
以上のようにして得られる本発明に係るセシウム吸着剤は、セシウムイオンを効率よく吸着することができ、特にセシウムイオンを含有する水溶液が大容量の場合(例えば排水)において、著しい吸着作用を示す。さらに、乾燥した粉茶または煎茶後の茶葉残渣を原料に用いることから、他の湿式の吸着剤と比べて保存管理にも優れており実用的である。
以下に、本発明の特徴をさらに具体的に示すために実施例を記すが、本発明は以下の実施例によって制限されるものではない。
(実施例)
セシウムイオン吸着剤の調製
粉茶または煎茶後の茶葉残渣の吸着剤は、市販の粉茶または煎茶後の茶葉残渣を以下の方法で処理することにより調製した。
(粉茶)
粉茶粉末15gを200mLの三口フラスコに取り、これに30mLの濃硫酸を加えて、100℃に熱して24時間かき混ぜ、黒色の粉末を得た。この粉末を濾過して集め、中和剤として炭酸水素ナトリウム水溶液を用いて過剰の硫酸を中和・除去し、再度濾過した。濾過物は水洗した後、再度濾過を行い滞留乾燥機で70℃、24時間乾燥して最終生成物を得た。得られた茶葉吸着剤のSEM写真を図1(a)に示す。同図から、本発明に係る茶葉吸着剤は、マイクロメートルオーダーまで微細化された繊維分が表面を覆って構成していることが分かった。
(煎茶後の茶葉残渣)
15gの乾燥した煎茶後の茶葉残渣を、ジュースミキサーを用いて粉砕し、200mLの三口フラスコに入れ、これに30mLの濃硫酸を加えて100℃で24時間加熱撹拌して黒色の粉末を得た。この粉末を濾過して集め、炭酸水素ナトリウム水溶液を用いて過剰の硫酸を中和・除去し、濾過した。濾過物は水洗した後、再度濾過を行い滞留乾燥機で70℃に維持し、24時間乾燥して最終生成物を得た。
上記の方法により調製した茶葉吸着剤を用いてセシウムの吸着特性を評価した各結果を以下に示す。
(1)吸着特性の確認
図1(b)に上記の方法により調製された粉茶粉末の吸着剤を用いてセシウムイオンの吸着を行った場合のセシウムイオンの吸着量(縦軸、qt)と振り混ぜ時間(横軸、時間)との関係を示す。すなわちpH=6.5で0.1mMの濃度のセシウムイオンを含む水溶液100mLと吸着剤100mgとを30℃、振り混ぜ速度150rpmで振り混ぜた場合のセシウムイオンの吸着量と振り混ぜ時間との関係を示す。同図の結果から、本発明に係る吸着剤では、セシウムイオンに対する吸着が迅速に起こり、セシウムイオンとの接触後直ちに平衡状態になることが分かった。
(2)pH依存性の確認
セシウムの吸着と、セシウムの吸着と競合するナトリウムに対する吸着特性を調べるためにバッチ法による吸着実験を行った。すなわち、既知重量の吸着剤と既知濃度、既知体積のセシウムまたはナトリウム水溶液をガラス容器に入れ、30℃に保った空気恒温槽中で振り混ぜることにより吸着を行った。吸着前後の濃度を誘導結合プラズマ発光分光分析装置(ICP/AES)(ICPS8100型、島津製作所製)により測定し、吸着量を測定した。図2(a)に、セシウムおよびナトリウムイオンの茶葉吸着剤への吸着に及ぼす水溶液の初期pHの効果を示す。同図では、各々0.1mMの濃度のセシウムまたはナトリウムイオンを含む様々なpHの水溶液10mLと10mgの茶葉吸着剤を用いて30℃で24時間振り混ぜた場合の吸着百分率とpHとの関係を示している。ナトリウムの吸着量はほぼ無視できるレベルであった。これに対してセシウムの吸着量は、pHの増加に伴って増加しており、pHが4以上になるとほぼ一定値に到達した。この結果から、セシウムイオンがナトリウムイオンに対して選択的に吸着されており、特にpHが4以上であることが、セシウムの吸着条件としてより好ましいことがわかった。
(3)吸着等温線の確認
図2(b)に、茶葉吸着剤へのセシウムイオンおよびナトリウムイオンの吸着等温線を示す。同図では、イオン交換水にセシウムイオンまたはナトリウムイオンを溶解させた水溶液10mLに10mgの茶葉吸着剤を加えて30℃で24時間振り混ぜることにより平衡状態に達した時の吸着等温線、すなわち茶葉吸着剤1kg当たりのナトリウムまたはセシウムの吸着モル数と吸着後の両金属イオンの濃度との関係を示す。いずれの金属イオンについても、金属イオン濃度が低濃度領域の場合は、金属イオン濃度の増加と共に吸着量が増加するが、高濃度領域になると吸着量は一定値に近づくというLangmuir型の吸着に従っている。これらの一定値よりセシウムおよびナトリウムイオンの飽和吸着量を求めると、各々1.19mol/kgおよび0.29mol/kgと求められた。
(4)破過曲線の確認
図2(c)に、0.2g(乾燥重量)の茶葉吸着剤を充填したカラムにそれぞれ0.1mmol/Lおよび0.6mmol/Lの濃度のセシウムイオンおよびナトリウムイオンを含む水溶液を、pH6.5で、5.3mL/hの流量で通液した場合の破過曲線を示す。破過曲線は、カラムの入口濃度に対しての出口濃度の比Ct/Ciとベッド体積B.V.(通液開始からカラムを通過した液の体積/充填した吸着剤の体積)との関係を示すものである。ナトリウムイオンは通液後直ちに破過するのに対して、セシウムイオンはベッド体積B.V.が1000以上になるまでカラムに保持される。すなわち、これに相当する時間まで通液操作することによりセシウムはナトリウムから有効に吸着・除去されることが分かった。

Claims (6)

  1. フラボノイド化合物を主要成分として含有する植物体を基材とした吸着剤を用いることを特徴とする水中からのセシウムの吸着・除去方法。
  2. 前記植物体を濃硫酸を用いて処理することにより調製される吸着剤を用いることを特徴とする請求項1に記載の水中からのセシウムの吸着・除去方法。
  3. フラボノイド化合物の主要成分がカテキンであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の水中からのセシウムの吸着・除去方法。
  4. 前記フラボノイド化合物を主要成分として含有する植物体が茶葉または茶葉の煎茶後の残渣であることを特徴とする請求項3に記載の水中からのセシウムの吸着・除去方法。
  5. 前記茶葉または茶葉の煎茶後の残渣が茶茎成分を含むことを特徴とする請求項4に記載の水中からのセシウムの吸着・除去方法。
  6. 茶葉または茶葉の煎茶後の残渣を主要成分とすることを特徴とするセシウム吸着材。
JP2012252320A 2012-11-16 2012-11-16 水中からのセシウムの吸着・除去方法 Active JP6236608B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012252320A JP6236608B2 (ja) 2012-11-16 2012-11-16 水中からのセシウムの吸着・除去方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012252320A JP6236608B2 (ja) 2012-11-16 2012-11-16 水中からのセシウムの吸着・除去方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014102086A true JP2014102086A (ja) 2014-06-05
JP6236608B2 JP6236608B2 (ja) 2017-11-29

Family

ID=51024721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012252320A Active JP6236608B2 (ja) 2012-11-16 2012-11-16 水中からのセシウムの吸着・除去方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6236608B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014202748A (ja) * 2013-04-08 2014-10-27 黄義興 放射性廃棄物除染剤及びその製造方法、並びにそれを使用した処理方法
DE102014225951A1 (de) * 2014-07-17 2016-01-21 Helmholtz-Zentrum Dresden - Rossendorf E.V. Photochemische Entfernung von Uran(VI)-Verbindungen aus mit Uran(VI)-verschmutzen Flüssigkeiten
JP2021084075A (ja) * 2019-11-28 2021-06-03 株式会社東芝 スケール原因物質の吸着処理装置および逆浸透膜装置
CN113583183A (zh) * 2021-07-27 2021-11-02 西南科技大学 用于放射性气溶胶吸附沉降固定的生物质沉降剂的制备及使用方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0566291A (ja) * 1991-07-09 1993-03-19 Mitsubishi Nuclear Fuel Co Ltd 金属元素吸着剤の製造方法及び該吸着剤による金属元素の吸着分離方法
JP2000202012A (ja) * 1999-01-14 2000-07-25 Meicha Tonya Otaen:Kk 茶と木炭を利用した消臭剤の製造方法
US20040124151A1 (en) * 2000-12-12 2004-07-01 Maxim, Llc, A Limited Liability Corporation Fibrous protein adsorption of heavy metals
JP2004330005A (ja) * 2003-05-01 2004-11-25 Katsutoshi Inoue 柿の皮を原料とする吸着剤とそれを用いたウラニウムとトリウムの分離方法
JP2013221830A (ja) * 2012-04-16 2013-10-28 Okayama Univ 放射性物質の除去剤

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0566291A (ja) * 1991-07-09 1993-03-19 Mitsubishi Nuclear Fuel Co Ltd 金属元素吸着剤の製造方法及び該吸着剤による金属元素の吸着分離方法
JP2000202012A (ja) * 1999-01-14 2000-07-25 Meicha Tonya Otaen:Kk 茶と木炭を利用した消臭剤の製造方法
US20040124151A1 (en) * 2000-12-12 2004-07-01 Maxim, Llc, A Limited Liability Corporation Fibrous protein adsorption of heavy metals
JP2004330005A (ja) * 2003-05-01 2004-11-25 Katsutoshi Inoue 柿の皮を原料とする吸着剤とそれを用いたウラニウムとトリウムの分離方法
JP2013221830A (ja) * 2012-04-16 2013-10-28 Okayama Univ 放射性物質の除去剤

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014202748A (ja) * 2013-04-08 2014-10-27 黄義興 放射性廃棄物除染剤及びその製造方法、並びにそれを使用した処理方法
DE102014225951A1 (de) * 2014-07-17 2016-01-21 Helmholtz-Zentrum Dresden - Rossendorf E.V. Photochemische Entfernung von Uran(VI)-Verbindungen aus mit Uran(VI)-verschmutzen Flüssigkeiten
DE102014225951B4 (de) * 2014-07-17 2016-02-04 Helmholtz-Zentrum Dresden - Rossendorf E.V. Photochemische Entfernung von Uran(VI)-Verbindungen aus mit Uran(VI)-verschmutzen Flüssigkeiten
JP2021084075A (ja) * 2019-11-28 2021-06-03 株式会社東芝 スケール原因物質の吸着処理装置および逆浸透膜装置
JP7313262B2 (ja) 2019-11-28 2023-07-24 株式会社東芝 逆浸透膜装置
CN113583183A (zh) * 2021-07-27 2021-11-02 西南科技大学 用于放射性气溶胶吸附沉降固定的生物质沉降剂的制备及使用方法
CN113583183B (zh) * 2021-07-27 2023-09-01 西南科技大学 用于放射性气溶胶吸附沉降固定的生物质沉降剂的制备及使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6236608B2 (ja) 2017-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Paudyal et al. Adsorptive removal of fluoride from aqueous medium using a fixed bed column packed with Zr (IV) loaded dried orange juice residue
CN102500333B (zh) 磁性阳离子表面活性剂改性壳聚糖/羟基磷灰石/沸石复合物及其制备方法和应用
CN103041787B (zh) 交联壳聚糖-二氧化锰复合吸附材料的制备方法
Ji et al. Dynamic adsorption of Cu (II) from aqueous solution by zeolite/cellulose acetate blend fiber in fixed-bed
JP6236608B2 (ja) 水中からのセシウムの吸着・除去方法
CN102614834B (zh) 利用柿单宁金属吸附剂吸附和回收重金属铅和铜的方法
JP2010120939A (ja) フコキサンチン含有抽出物の製造方法
CN103638905A (zh) 一种利用酒石酸插层水滑石吸附重金属的方法
CN101898937B (zh) 多氨基大孔树脂吸附并回收废水中苯酚的方法
Kalkan et al. Experimental Study to Remediate Acid Fuchsin Dye Using Laccase-Modified Zeolite from Aqueous Solutions.
de Oliveira Sousa Neto et al. Evaluation of new chemically modified coconut shell adsorbents with tannic acid for Cu (II) removal from wastewater
CN105233788A (zh) 一种空气净化剂及其制备方法
US9659678B2 (en) Method for removing cesium ions from water
CN103357375A (zh) 除去水体中有机污染物的磁性介孔氧化硅吸附剂及其制备与应用
CN102580698A (zh) 一种柿单宁吸附材料及其制备方法
CN102863579B (zh) 一种巴比妥酸螯合树脂及其制备方法和应用
RU2294391C1 (ru) Способ извлечения рения
CN101215366A (zh) 一种单宁螯合树脂及其制备方法
JP2004330005A (ja) 柿の皮を原料とする吸着剤とそれを用いたウラニウムとトリウムの分離方法
JP4827146B2 (ja) 金の分離方法
JP2005263632A (ja) 高濃度クロロゲン酸類を含む組成物の製造方法
CN101249424A (zh) 一种固化单宁大孔吸附树脂及其制备方法
CN105664845A (zh) 一种用于吸附铷离子的复合吸附剂及其制备方法和应用
CN105884608A (zh) 一种从木质纤维素水解液中分离乙酰丙酸的方法
CN101775081A (zh) 一种改性壳聚糖季铵盐及其应用

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151026

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151027

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170314

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170327

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170927

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6236608

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250