JP2014101789A - 固体燃料用の内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃焼室で固体燃料を燃焼させて動力を発生させる内燃機関において固体燃料の燃焼残渣(燃焼により生じた残渣)による不具合の発生を防止できるようにする。
【解決手段】クランク軸12を中心に回転可能に配置された集合回転体13に、燃焼室18を有するシリンダ14を一体的に回転可能に設け、モータで集合回転体13(燃焼室18)を回転駆動することで遠心力を発生させる。そして、燃焼室18の回転中心側から燃焼室18内へ固体燃料を供給する燃料供給パイプ15を設けることで、集合回転体13の回転に伴う遠心力で固体燃料を回転中心側から燃焼室18内へ強制的に移動させて供給する。更に、燃焼室18の回転外周側に固体燃料の燃焼残渣を排出する排気ポート22を設けることで、集合回転体13の回転に伴う遠心力で固体燃料の燃焼残渣を燃焼室18の回転外周側へ強制的に移動させて排気ポート22から排出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃焼室で固体燃料を燃焼させて動力を発生させる固体燃料用の内燃機関に関する発明である。
将来の化石燃料の枯渇や高騰に備えて、熱機関の燃料として固体燃料(例えば木材のチップ等の木質燃料やマグネシウム等の金属の酸化反応を利用する燃料等)を使用することが検討されている。固体燃料を使用する技術として、例えば、特許文献1(特公昭61−58657号公報)では、燃焼室でマグネシウムやアルミニウム等の固体燃料を燃焼させて、その燃焼熱を熱交換器で作動流体に熱移動させ、この作動流体で動力を発生させる外燃機関が開示されている。
特公昭61−58657号公報
しかし、外燃機関は、機関外部の燃焼室で燃料を燃焼させるため、構成が複雑になるという欠点があり、更に、構成の複雑化に加えて比出力(単位容積当りの出力)が小さいため、機関全体が大型になるという欠点もある。
そこで、本出願人は、固体燃料を使用する内燃機関を研究している。しかし、固定燃料の燃焼後には、燃焼残渣(燃焼により生じた残渣)が残る。例えば、木質燃料の場合には燃焼残渣として灰が残り、金属の酸化反応を利用する燃料の場合には燃焼残渣として酸化物が残る。また、固体燃料は、表面積を大きくして燃焼速度や燃焼効率を高めるために粉末状や粒子状或はフレーク状(薄片状)の形態で用いられるため、燃焼残渣も固体で粉末状や粒子状或はフレーク状の形態となる。このため、機関内部の燃焼室で燃料を燃焼させて動力を発生させる内燃機関では、固体燃料を使用すると、燃焼室内で燃焼残渣が可動部の隙間(例えばピストンとシリンダとの間の隙間等)に噛み込まれて内燃機関の作動を阻害するという不具合が発生する可能性がある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、固体燃料の燃焼残渣による不具合の発生を防止することができる固体燃料用の内燃機関を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、燃焼室(18,43)で固体燃料を燃焼させて動力を発生させる固体燃料用の内燃機関であって、燃焼室(18,43)が軸体(12,29,39)の周りを回転可能に設けられ、燃焼室(18,43)を回転駆動する駆動源(26)と、燃焼室(18,43)の回転中心側から燃焼室(18,43)内へ固体燃料を供給する燃料供給手段(15,45)と、燃焼室(18,43)の回転外周側に設けられて固体燃料の燃焼により生じた残渣を排出又は回収する残渣処理手段(22,37,47)とを備えた構成としたものである。
この構成では、駆動源で燃焼室を回転駆動することで遠心力を発生させることができる。そして、燃焼室の回転中心側から燃焼室内へ固体燃料を供給する燃料供給手段を設けることで、燃焼室の回転に伴う遠心力で固体燃料を回転中心側から燃焼室内へ移動させて供給することができる。更に、燃焼室の回転外周側に固体燃料の燃焼残渣(燃焼により生じた残渣)を排出又は回収する残渣処理手段を設けることで、燃焼室の回転に伴う遠心力で固体燃料の燃焼残渣を燃焼室の回転外周側へ強制的に移動させて排出又は回収することができる。これにより、固体燃料の燃焼残渣による不具合(例えば燃焼室内で燃焼残渣が可動部の隙間に噛み込まれて内燃機関の作動を阻害するという不具合)の発生を防止することができる。また、外燃機関に比べて構成を簡素化することができると共に小型化することができるという利点もある。
図1は本発明の実施例1における内燃機関の断面図である。 図2は実施例1の内燃機関の側面図である。 図3は燃料位置Yとピストン位置Xの算出方法を説明する図である。 図4は集合回転体の回転速度と固体燃料又は燃焼残渣の移動距離との関係の一例を示す図である。 図5は吸気行程及び圧縮行程を説明する図である。 図6は膨張行程及び排気行程を説明する図である。 図7は実施例2の内燃機関の断面図である。 図8は実施例2の内燃機関の側面図である。 図9は実施例3の内燃機関の断面図である。 図10は実施例3の内燃機関の側面図である。 図11は実施例4の内燃機関の吸気行程及び膨張行程の状態を示す断面図である。 図12は実施例4の内燃機関の圧縮行程及び排気行程の状態を示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を具体化した幾つかの実施例を説明する。
本発明の実施例1を図1乃至図6に基づいて説明する。
まず、図1及び図2に基づいて内燃機関11の概略構成を説明する。
内燃機関11の中心には、クランク軸12(軸体)が回転可能に配置され、このクランク軸12の外周側に、集合回転体13がクランク軸12を中心に回転可能に配置されている。この集合回転体13には、複数(例えば四つ)のシリンダ14と複数(例えば四つ)燃料供給パイプ15(燃料供給手段)等が一体的に回転可能に設けられている。各シリンダ14には、それぞれシリンダ14内で往復運動するピストン16が設けられ、シリンダ14とピストン16とシリンダヘッド17によって燃焼室18が形成されている。これにより、各燃焼室18がそれぞれクランク軸12を中心にしてクランク軸12の周りを回転可能に設けられている。
各シリンダ14は、円周方向に等間隔で配置され、それぞれピストン16の往復運動の方向が燃焼室18の回転(集合回転体13の回転)に対して直角方向になるように配置されている。これにより、軸体12の周りに複数のシリンダ14がバランス良く配置されている。
各シリンダ14のピストン16は、それぞれコンロッド19を介してクランク軸12のクランクピン12aに連結され、これらのコンロッド19とクランクピン12aによってピストン16の往復運動がクランク軸12の回転運動に変換されるようになっている。これらのコンロッド19とクランクピン12a等が特許請求の範囲でいうクランク機構としての役割を果たす。
各シリンダ14には、それぞれ燃焼室18の回転中心側(クランク軸12側)から燃焼室18内へ固体燃料(例えば木材のチップ等の木質燃料やマグネシウム等の金属の酸化反応を利用する燃料等)を供給する燃料供給パイプ15が接続され、各燃料供給パイプ15には、それぞれ固体燃料の供給を停止するための燃料供給停止バルブ25(燃料供給停止手段)が開閉可能に設けられている。燃料供給停止バルブ25は、モータ等で駆動される電気駆動式であっても良いし、カム軸(図示せず)等に機械的に連結されて駆動される機械駆動式であっても良い。
各シリンダ14のシリンダヘッド17には、それぞれ吸気ポート20を開閉する吸気バルブ21と排気ポート22を開閉する排気バルブ23が設けられている共に点火プラグ24が設けられている。吸気バルブ21は、シリンダヘッド17のうちの燃焼室18の回転方向(図1中に矢印Aで示す方向)の前面側(進角側)に配置され、排気バルブ23は、シリンダヘッド17のうちの燃焼室18の回転方向の後面側(遅角側)に配置されている。また、シリンダヘッド17(つまり燃焼室18の回転外周側)に設けられた排気ポート22が、固体燃料の燃焼残渣(燃焼により生じた残渣)を排出する残渣処理手段としての役割も果たす。
図2に示すように、集合回転体13は、モータ26の回転軸に連結され、このモータ26が集合回転体13と一体的に燃焼室18を回転駆動する駆動源となる。一方、クランク軸12は、モータジェネレータ27の回転軸に連結されている。
次に、内燃機関11の作動についてを説明する。尚、内燃機関11の制御は、図示しないECU(電子制御ユニット)等によって行う。
[始動]
内燃機関11を始動する場合には、まず、モータ26で集合回転体13を回転駆動して集合回転体13と一体的に燃焼室18を回転させ、集合回転体13の回転速度(=燃焼室18の回転速度)が所定値以上になるまで集合回転体13の回転速度を上昇させる。ここで、所定値は、固体燃料の燃焼残渣による不具合を防止するのに必要な遠心力(例えば固体燃料の燃焼残渣をピストン16よりも早く燃焼室18の回転外周側へ移動させるのに必要な遠心力)が発生する回転速度に設定される。
図3に示すように、燃焼室18の回転半径をR、燃焼室18の角速度をωとし、ピストン16のストローク長を2r、コンロッド19の長さをCとした場合、燃料位置Y(固体燃料又は燃焼残渣の位置)とピストン位置Xは、それぞれ下記の(1),(2)式で表すことができる。
Figure 2014101789
ここで、yは固体燃料又は燃焼残渣の初期位置で、vは固体燃料又は燃焼残渣の初期速度である。
図4は、集合回転体13の回転速度と固体燃料又は燃焼残渣の移動距離(ピストン16の往復移動時間中に遠心力により固体燃料又は燃焼残渣が移動する距離)との関係の一例を示したものである。
例えば、一気筒500ccでスクエアストロークの場合、シリンダ14のボア径(内径)とピストン16のストローク長はそれぞれ86mmとなる。クランク軸12の相対回転速度(クランク軸12と集合回転体13の回転速度差)を1500rpmとした場合、ピストン16の往復移動時間(ピストン16がシリンダ14内を一往復するのに必要な時間)は40msとなる。図4は、ピストン16の往復移動時間を40msとし、燃焼室18の回転半径Rを200mmとして、上記(1)式を用いて求めたものである。この図4から固体燃料又は燃焼残渣がピストン16の往復移動時間中に距離86mm(=ボア径又はストローク長)を移動するためには少なくとも200rpmが必要なことが判る。
モータ26で集合回転体13を回転駆動して集合回転体13と一体的に燃焼室18を回転させて、集合回転体13とクランク軸12とに回転速度差が生じると、シリンダ14内でピストン16が往復運動して燃焼室18の容積が変化するが、集合回転体13の回転速度が所定値に達するまでは、吸気バルブ21と排気バルブ23の制御により燃焼室18内の圧力を逃がすデコンプレッションを行うと共に、燃料供給停止バルブ25を閉弁して燃焼室18内への固体燃料の供給を停止する。
その後、集合回転体13(燃焼室18)の回転速度が所定値以上になったときに、デコンプレッションを終了すると共に固体燃料の供給を開始して、燃焼室18で固体燃料を燃焼させて動力を発生させる処理を次のようにして行う。
[吸気行程(燃料供給)]
図5(a)に示すように、吸気行程では、吸気バルブ21が開弁して、ピストン16の下降(回転中心方向への移動)による燃焼室18の容積拡大によって吸気ポート22から燃焼室18内に新気(空気)が導入される。尚、吸気バルブ21は、ピストン16の上死点直前(燃焼室18の容積が最小になる直前)で開弁しても良い。吸気行程後半(例えば−30deg)で、燃料供給停止バルブ25を開弁して、燃料供給パイプ15から燃焼室18内へ粒子状の固体燃料F(例えばマグネシウム)を供給する。この際、集合回転体13の回転に伴う遠心力で固体燃料Fを回転中心側から燃焼室18内へ強制的に移動させて供給することができる。尚、圧縮行程前半で燃料供給停止バルブ25を開弁して固体燃料を供給するようにしても良い。
[圧縮行程(点火)]
図5(b)に示すように、圧縮行程では、吸気バルブ21と排気バルブ23が両方とも閉弁して、ピストン16の上昇(回転中心方向と反対方向への移動)による燃焼室18の容積縮小によって燃焼室18内の空気が圧縮される。この際、例えば、集合回転体13の回転速度が500rpmであれば、固体燃料Fがピストン16よりも早く燃焼室18の回転外周側へ移動する。圧縮行程後半(例えば150deg)で、点火プラグ24により点火する。
[膨張行程(燃焼)]
図6(c)に示すように、膨張行程では、吸気バルブ21と排気バルブ23が両方とも閉弁した状態で、固体燃料Fが燃焼して燃焼室18内の圧力が上昇し、ピストン16が回転中心方向に押されて燃焼室18の容積が拡大する。この際、燃焼室18内には、固体燃料Fの燃焼により燃焼残渣Zが生じる。
[排気行程]
図6(d)に示すように、排気行程では、排気バルブ23が開弁して、ピストン16の上昇(回転中心方向と反対方向への移動)による燃焼室18の容積縮小によって燃焼室18内の燃焼ガスと固体燃料の燃焼残渣Zが排気ポート22から排出される。この際、集合回転体13の回転に伴う遠心力で固体燃料の燃焼残渣Zを燃焼室18の回転外周側へ強制的に移動させて排気ポート22から排出することができる。例えば、集合回転体13の回転速度が600rpmであれば、燃焼残渣Zがピストン16よりも早く燃焼室18の回転外周側へ移動する。
[出力]
内燃機関11の運転中は、固体燃料の燃焼による熱エネルギで駆動されるピストン16の往復運動をクランク機構(コンロッド19とクランクピン12a等)によりクランク軸12の回転運動(回転中の集合回転体13に対する相対的な回転運動)に変換し、このクランク軸12の動力でモータジェネレータ27を回転駆動することで、モータジェネレータ27で発電して電力を出力する。
以上説明した本実施例1では、モータ26で集合回転体13(燃焼室18)を回転駆動することで遠心力を発生させることができる。そして、燃焼室18の回転中心側から燃焼室18内へ固体燃料を供給する燃料供給パイプ15を設けたので、集合回転体13の回転に伴う遠心力で固体燃料を回転中心側から燃焼室18内へ強制的に移動させて供給することができる。更に、燃焼室18の回転外周側に固体燃料の燃焼残渣(燃焼により生じた残渣)を排出する排気ポート22を設けたので、集合回転体13の回転に伴う遠心力で固体燃料の燃焼残渣を燃焼室18の回転外周側へ強制的に移動させて排気ポート22から排出することができる。これにより、固体燃料の燃焼残渣による不具合(例えば燃焼室18内で燃焼残渣がピストン16とシリンダ14との間の隙間に噛み込まれて内燃機関11の作動を阻害するという不具合)の発生を防止することができる。また、外燃機関に比べて構成を簡素化することができると共に小型化することができるという利点もある。
また、本実施例1では、モータ26で集合回転体13(燃焼室18)を回転駆動して集合回転体13(燃焼室18)の回転速度が所定値以上になったときに燃焼室18内に固体燃料を供給して燃焼させるようにしたので、燃焼室18の回転速度が所定値以上で、十分な遠心力(例えば固体燃料の燃焼残渣による不具合を防止するのに必要な遠心力)を得られる状態になってから、燃焼室18内に固体燃料を供給して燃焼させることができ、固体燃料の燃焼残渣による不具合を確実に防止することができる。
更に、本実施例1では、集合回転体13(燃焼室18)の回転速度が所定値に達するまで固体燃料の供給を燃料供給停止バルブ25により停止するようにしたので、燃焼室18の回転速度が所定値よりも低く、十分な遠心力が得られない期間は、燃料供給停止バルブ25により固体燃料の供給を確実に停止することができる。
また、本実施例1では、集合回転体13(燃焼室18)の回転速度が所定値に達するまで燃焼室18内の圧力を逃がすデコンプレッションを行うようにしたので、燃焼室18の回転速度が所定値に達するまでは燃焼室18内の圧力上昇による回転負荷トルクの増加を抑制することができ、燃焼室18の回転速度を速やかに所定値以上に上昇させることができる。
次に、図7及び図8を用いて本発明の実施例2を説明する。但し、前記実施例1と実質的に同一部分には同一符号を付して説明を省略又は簡略化し、主として前記実施例1と異なる部分について説明する。
本実施例2では、図7に示すように、内燃機関28の中心に、複数(例えば二つ)の軸体29が同軸上に回転可能に配置されている(例えば第1の軸体の外周側に筒状の第2の軸体が配置されている)。これらの軸体29の外周側に、集合回転体30が回転可能に配置され、この集合回転体30に、複数(例えば四つ)のシリンダ14と複数(例えば四つ)の燃料供給パイプ15等が一体的に回転可能に設けられている。
各シリンダ14は、円周方向に等間隔で配置され、それぞれピストン16の往復運動の方向が燃焼室18の回転(集合回転体30の回転)に対して接線方向になるように配置されている。これにより、軸体29の周りに複数のシリンダ14がバランス良く配置されている。
各軸体29には、それぞれ複数(例えば二つ)のアーム31が一体的に回動可能に取り付けられ、各シリンダ14のピストン16は、それぞれコンロッド19を介してアーム31に連結されている(例えば点対称の位置にある一対のピストン16がそれぞれ同じ軸体29のアーム31に連結されている)。これらのコンロッド19とアーム31によってピストン16の往復運動が軸体29の揺動運動(回転方向の振動)に変換されるようになっている。これらのコンロッド19とアーム31等が特許請求の範囲でいうリンク機構としての役割を果たす。
吸気バルブ21は、シリンダヘッド17の内径側(回転中心側)に配置され、排気バルブ23は、シリンダヘッド17の外径側(回転外周側)に配置されている。
図8に示すように、集合回転体30は、モータ26の回転軸に連結されている。一方、複数(例えば二つ)の軸体29は、それぞれ異なるモータジェネレータ27の回転軸に連結されている。
[始動]
内燃機関28を始動する場合には、まず、モータ26で集合回転体30を回転駆動すると共にモータジェネレータ27で軸体29(アーム31)を回転駆動して、集合回転体30と軸体29とを同一の回転速度で回転させながら、集合回転体30(燃焼室18)の回転速度が所定値以上になるまで集合回転体30及び軸体29の回転速度を上昇させる。
その後、集合回転体30及び軸体29の回転速度が所定値以上になったときに、始動完了するまでピストン16が所定の振幅で往復運動するように軸体29(アーム31)の回転速度を変化させる。この際、二つの軸体29が互いに反対方向の振幅で動くように制御する。
[吸気行程(燃料供給)]
吸気行程では、吸気バルブ21が開弁して、吸気ポート22から燃焼室18内に新気(空気)が導入される。尚、吸気バルブ21は、ピストン16の上死点直前(燃焼室18の容積が最小になる直前)で開弁しても良い。吸気行程後半で、燃料供給停止バルブ25を開弁して、燃料供給パイプ15から燃焼室18内へ固体燃料を供給する。この際、集合回転体30の回転に伴う遠心力で固体燃料を回転中心側から燃焼室18内へ強制的に移動させて供給することができる。尚、圧縮行程前半で燃料供給停止バルブ25を開弁して固体燃料を供給するようにしても良い。
[圧縮行程(点火)]
圧縮行程では、吸気バルブ21と排気バルブ23が両方とも閉弁して、燃焼室18内の空気が圧縮され、圧縮行程後半で、点火プラグ24により点火する。
[膨張行程(燃焼)]
膨張行程では、吸気バルブ21と排気バルブ23が両方とも閉弁した状態で、固体燃料が燃焼して燃焼室18内の圧力が上昇し、ピストン16が押されて燃焼室18の容積が拡大する。この際、燃焼室18内には、固体燃料の燃焼により燃焼残渣が生じる。
[排気行程]
排気行程では、排気バルブ23が開弁して、燃焼室18内の燃焼ガスと固体燃料の燃焼残渣が排気ポート22から排出される。この際、集合回転体30の回転に伴う遠心力で固体燃料の燃焼残渣を燃焼室18の回転外周側へ強制的に移動させて排気ポート22から排出することができる。
[出力]
内燃機関28の運転中は、固体燃料の燃焼による熱エネルギで駆動されるピストン16の往復運動をリンク機構(コンロッド19とアーム31等)により軸体29の揺動運動(回転中の集合回転体30に対する相対的な揺動運動)に変換し、この軸体29の動力でモータジェネレータ27を駆動することで、モータジェネレータ27で発電して電力を出力する。
以上説明した本実施例2においても、固体燃料の燃焼残渣による不具合(例えば燃焼室18内で燃焼残渣がピストン16とシリンダ14との間の隙間に噛み込まれて内燃機関28の作動を阻害するという不具合)の発生を防止することができる。
次に、図9及び図10を用いて本発明の実施例3を説明する。但し、前記実施例2と実質的に同一部分には同一符号を付して説明を省略又は簡略化し、主として前記実施例2と異なる部分について説明する。
本実施例3では、図9に示すように、内燃機関32の中心に、複数(例えば四つ)の軸体29が同軸上に回転可能に配置されている(例えば第1の軸体の外周側に筒状の第2〜第4の軸体が配置されている)。これらの軸体29の外周側に、集合回転体33が回転可能に配置され、この集合回転体33に、複数(例えば四つ)のシリンダ34と複数(例えば四つ)の燃料供給パイプ15等が一体的に回転可能に設けられている。
各シリンダ34には、それぞれシリンダ34の一つに対して燃焼室18が一つとピストン16が二つ設けられ、二つのピストン16が一つの燃焼室18を挟むように対向して往復運動するように配置されている。
各軸体29には、それぞれ複数(例えば二つ)のアーム31が一体的に回動可能に取り付けられ、各シリンダ34のピストン16は、それぞれコンロッド19を介してアーム31に連結されている(例えば点対称の位置にある一対のピストン16がそれぞれ同じ軸体29のアーム31に連結されている)。
各シリンダ34の内径側(回転中心側)には、吸気スリーブ35と該吸気スリーブ35を開閉する開閉弁36が設けられ、各シリンダ34の外径側(回転外周側)には、排気孔37(残渣処理手段)が設けられている。また、各シリンダ34の中央部(二つのピストン16の間)に、それぞれ点火プラグ24が配置されている。尚、排気孔37に、開閉弁を設けるようにしても良い。
図10に示すように、集合回転体33は、モータ26の回転軸に連結されている。一方、複数(例えば四つ)の軸体29は、それぞれ異なるモータジェネレータ27の回転軸に連結されている。
[始動]
内燃機関32を始動する場合には、まず、モータ26で集合回転体33を回転駆動すると共にモータジェネレータ27で軸体29(アーム31)を回転駆動して、集合回転体33と軸体29とを同一の回転速度で回転させながら、集合回転体33(燃焼室18)の回転速度が所定値以上になるまで集合回転体33及び軸体29の回転速度を上昇させる。
その後、集合回転体33及び軸体29の回転速度が所定値以上になったときに、始動完了するまでピストン16が所定の振幅で往復運動するように軸体29(アーム31)の回転速度を変化させる。この際、各シリンダ34の対向する二つのピストン16が互いに反対方向の振幅で往復運動するように制御する。
[吸気行程(燃料供給)]
吸気行程では、開閉弁36が開弁して、吸気スリーブ35から燃焼室18内に新気(空気)が導入される。尚、開閉弁36は、ピストン16の上死点直前(燃焼室18の容積が最小になる直前)で開弁しても良い。吸気行程後半で、燃料供給停止バルブ25を開弁して、燃料供給パイプ15から燃焼室18内へ固体燃料を供給する。この際、集合回転体33の回転に伴う遠心力で固体燃料を回転中心側から燃焼室18内へ強制的に移動させて供給することができる。尚、圧縮行程前半で燃料供給停止バルブ25を開弁して固体燃料を供給するようにしても良い。
[圧縮行程(点火)]
圧縮行程では、開閉弁36が閉弁して、燃焼室18内の空気が圧縮され、圧縮行程後半で、点火プラグ24により点火する。
[膨張行程(燃焼)]
膨張行程では、開閉弁36が閉弁した状態で、固体燃料が燃焼して燃焼室18内の圧力が上昇し、ピストン16が押されて燃焼室18の容積が拡大する。この際、燃焼室18内には、固体燃料の燃焼により燃焼残渣が生じる。
[排気行程]
排気行程では、ピストン16の移動に伴って排気孔37が開放され、燃焼室18内の燃焼ガスと固体燃料の燃焼残渣が排気孔37から排出される。この際、集合回転体33の回転に伴う遠心力で固体燃料の燃焼残渣を燃焼室18の回転外周側へ強制的に移動させて排気孔37から排出することができる。
[出力]
内燃機関32の運転中は、固体燃料の燃焼による熱エネルギで駆動されるピストン16の往復運動をリンク機構(コンロッド19とアーム31等)により軸体29の揺動運動(回転中の集合回転体33に対する相対的な揺動運動)に変換し、この軸体29の動力でモータジェネレータ27を駆動することで、モータジェネレータ27で発電して電力を出力する。
以上説明した本実施例3においても、固体燃料の燃焼残渣による不具合(例えば燃焼室18内で燃焼残渣がピストン16とシリンダ14との間の隙間に噛み込まれて内燃機関32の作動を阻害するという不具合)の発生を防止することができる。
また、本実施例3では、各シリンダ34の二つのピストン16を対向して往復運動するように配置したので、対向する二つピストン16で互いに振動を打ち消しあうことができ、ピストン16の往復運動による振動の発生を抑制することができる。
次に、図11及び図12を用いて本発明の実施例4を説明する。
本実施例4では、図11及び図12に示すように、内燃機関38の中心には、軸体39が配置され、この軸体39の外周側に、ハウジング40とベーン41が軸体39を中心に回動可能に配置されている。ハウジング40内に形成された複数(例えば四つ)のベーン収容室42に、それぞれベーン41が配置され、各ベーン収容室42がベーン41によって燃焼室43と油圧室44とに区画されている。これにより、燃焼室43と油圧室44が軸体39を中心にして軸体39の周りを回転可能に設けられ、ベーン41がハウジング40内(ベーン収容室42内)で燃焼室43の回転の円周方向に往復運動できるようになっている。これにより、軸体39の周りに複数の燃焼室43やベーン41がコンパクトに集約して配置されている。
ハウジング40の内径側のうちの各燃焼室43に対応する位置には、それぞれ燃焼室43の回転中心側(軸体39側)から燃焼室43内へ固体燃料を供給する燃料供給通路45(燃料供給手段)が設けられ、各燃料供給通路45に、それぞれ燃料供給停止バルブ(図示せず)が設けられている。
また、ハウジング40の内径側のうちの各燃焼室43に対応する位置には、それぞれ吸気孔46が設けられ、ハウジング40の外径側のうちの各燃焼室43に対応する位置には、それぞれ排気孔47(残渣処理手段)が設けられている。各吸気孔46と各排気孔47には、それぞれ開閉弁(図示せず)が設けられている。
更に、ハウジング40のうちの各燃焼室43に対応する位置には、それぞれ点火プラグ48が設けられている。ハウジング40は、油圧で回転駆動される油圧モータ(図示せず)の回転軸に連結されている。
[始動]
内燃機関38を始動する場合には、まず、油圧モータでハウジング40を回転駆動して、ハウジング40とベーン41とを同一の回転速度で回転させながら、ハウジング40(燃焼室43)の回転速度が所定値以上になるまでハウジング40及びベーン41の回転速度を上昇させる。
その後、ハウジング40及びベーン41の回転速度が所定値以上になったときに、始動完了するまでハウジング40内(ベーン収容室42内)でベーン41が所定の振幅で往復運動するように油圧室44内の油圧を変化させる。
[吸気行程(燃料供給)]
図11に示すように、吸気行程では、吸気孔46の開閉弁が開弁して、ベーン41の移動による燃焼室43の容積拡大によって吸気孔46から燃焼室43内に新気(空気)が導入される。尚、吸気孔46の開閉弁は、燃焼室43の容積が最小になる直前で開弁しても良い。吸気行程後半で、燃料供給停止バルブを開弁して、燃料供給通路45から燃焼室43内へ固体燃料を供給する。この際、ハウジング40の回転に伴う遠心力で固体燃料を回転中心側から燃焼室43内へ強制的に移動させて供給することができる。尚、圧縮行程前半で燃料供給停止バルブを開弁して固体燃料を供給するようにしても良い。
[圧縮行程(点火)]
図12に示すように、圧縮行程では、吸気孔46の開閉弁と排気孔47の開閉弁が両方とも閉弁して、ベーン41の移動による燃焼室43の容積縮小によって燃焼室43内の空気が圧縮される。圧縮行程後半で、点火プラグ48により点火する。
[膨張行程(燃焼)]
図11に示すように、膨張行程では、吸気孔46の開閉弁と排気孔47の開閉弁が両方とも閉弁した状態で、固体燃料が燃焼して燃焼室43内の圧力が上昇し、ベーン41が押されて燃焼室43の容積が拡大する。この際、燃焼室43内には、固体燃料の燃焼により燃焼残渣が生じる。
[排気行程]
図12に示すように、排気行程では、排気孔47の開閉弁が開弁して、ベーン41の移動によるによる燃焼室43の容積縮小によって燃焼室43内の燃焼ガスと固体燃料の燃焼残渣が排気孔47から排出される。この際、ハウジング40の回転に伴う遠心力で固体燃料の燃焼残渣を燃焼室43の回転外周側へ強制的に移動させて排気孔47から排出することができる。
[出力]
内燃機関38の運転中は、固体燃料の燃焼による熱エネルギで駆動されるベーン41の往復運動を油圧室44により油圧に変換して出力する。
以上説明した本実施例4においても、固体燃料の燃焼残渣による不具合(例えば燃焼室43内で燃焼残渣がベーン41とハウジング40との間の隙間に噛み込まれて内燃機関38の作動を阻害するという不具合)の発生を防止することができる。
尚、上記各実施例1〜4では、固体燃料の燃焼残渣を排気ポートや排気孔から排出するようにしたが、これに限定されず、例えば、燃焼室の回転外周側に固体燃料の燃焼残渣を回収する回収部(残渣処理手段)を設け、遠心力で固体燃料の燃焼残渣を燃焼室の回転外周側へ強制的に移動させて回収部で回収する(例えば回収部内に蓄積させる)ようにしても良い。
その他、本発明は、内燃機関の構成を適宜変更しても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できることは言うまでもない。
11…内燃機関、12…クランク軸(軸体)、15…燃料供給パイプ(燃料供給手段)、18…燃焼室、22…排気ポート(残渣処理手段)、25…燃料供給停止バルブ(燃料供給停止手段)、26…モータ(駆動源)、28…内燃機関、29…軸体、32…内燃機関、37…排気孔(残渣処理手段)、38…内燃機関、39…軸体、43…燃焼室、45…燃料供給通路(燃料供給手段)、47…排気孔(残渣処理手段)

Claims (12)

  1. 燃焼室(18,43)で固体燃料を燃焼させて動力を発生させる固体燃料用の内燃機関であって、
    前記燃焼室(18,43)が軸体(12,29,39)の周りを回転可能に設けられ、
    前記燃焼室(18,43)を回転駆動する駆動源(26)と、
    前記燃焼室(18,43)の回転中心側から前記燃焼室(18,43)内へ前記固体燃料を供給する燃料供給手段(15,45)と、
    前記燃焼室(18,43)の回転外周側に設けられて前記固体燃料の燃焼により生じた残渣を排出又は回収する残渣処理手段(22,37,47)と
    を備えていることを特徴とする固体燃料用の内燃機関。
  2. 前記駆動源(26)で前記燃焼室(18,43)を回転駆動して前記燃焼室(18,43)の回転速度が所定値以上になったときに前記燃焼室(18,43)内に前記固体燃料を供給して燃焼させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の固体燃料用の内燃機関。
  3. 前記燃焼室(18,43)の回転速度が前記所定値に達するまで前記固体燃料の供給を停止する燃料供給停止手段(25)を備えていることを特徴とする請求項2に記載の固体燃料用の内燃機関。
  4. 前記燃料供給停止手段(25)は、機械駆動式又は電気駆動式であることを特徴とする請求項3に記載の固体燃料用の内燃機関。
  5. 前記燃焼室(18)の回転速度が前記所定値に達するまで前記燃焼室(18)内の圧力を逃がすデコンプレッションを行うように構成されていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の固体燃料用の内燃機関。
  6. 前記燃焼室(18)を形成するシリンダ(14)と、
    前記シリンダ(14)内で往復運動するピストン(16)とを備え、
    前記シリンダ(14)は、前記ピストン(16)の往復運動の方向が前記燃焼室(18)の回転に対して直角方向になるように配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の固体燃料用の内燃機関。
  7. 前記燃焼室(18)を形成するシリンダ(14,34)と、
    前記シリンダ(14,34)内で往復運動するピストン(16)とを備え、
    前記シリンダ(14,34)は、前記ピストン(16)の往復運動の方向が前記燃焼室(18)の回転に対して接線方向になるように配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の固体燃料用の内燃機関。
  8. 前記シリンダ(34)には、該シリンダ(34)の一つに対して前記燃焼室(18)が一つと前記ピストン(16)が二つ設けられ、前記二つのピストン(16)が前記一つの燃焼室(18)を挟むように対向して往復運動するように配置されていることを特徴とする請求項7に記載の固体燃料用の内燃機関。
  9. 前記ピストン(16)の往復運動を前記軸体(12)の回転運動に変換するクランク機構(19,12a)を備えていることを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載の固体燃料用の内燃機関。
  10. 前記ピストン(16)の往復運動を前記軸体(29)の揺動運動に変換するリンク機構(19,31)を備えていることを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載の固体燃料用の内燃機関。
  11. 前記燃焼室(43)を形成するハウジング(40)と、
    前記ハウジング(40)内で前記燃焼室(43)の回転の円周方向に往復運動するベーン(41)とを備えていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の固体燃料用の内燃機関。
  12. 前記ベーン(41)の往復運動を油圧に変換する油圧室(44)を備えていることを特徴とする請求項11に記載の固体燃料用の内燃機関。
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