JPH0693874A - 機関本体が回転する3燃焼室機関 - Google Patents
機関本体が回転する3燃焼室機関Info
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Abstract
少なく,飛躍的に小型軽量大出力で,熱効率の高い1サ
イクル火花点火機関を提供することを目的とする。 【構 成】2つのピストン3が往復できる程度の長さの
機関本体1に,4つのピストンを収容して,対向するピ
ストン間に3つの燃焼室を設け,機関本体1が1回転す
る間にそれぞれの燃焼室で2回づつ計6回爆発する構成
とした。1サイクル火花点火機関。排気タービンは,容
積形エネルギーとしてピストンで利用したあと,速度形
エネルギーとして大気に開放される瞬間をとらえて,動
力を得る画期的なものである。 【効 果】曲溝機構は回転速度と共にトルクが増大し,
排気タービンも速度と共に出力が増大するため,最適の
高速往復機関が得られる。又,空間を極限まで利用した
ため,小型軽量大出力で飛躍的に熱効率の高い内燃機関
が得られる。
Description
がら機関本体と共に回転し,機関本体の回転を動力とし
て利用する新機構による1サイクル内燃機関に関するも
のであり,略式名称を曲溝機関とする。 【0002】 【従来の技術】従来の内燃機は,ピストンの往復動をク
ランク機構を介して動力軸の回転に変換する構成をとっ
ている。そのためクランク機構による排気損失が35%
冷却損失が30%にも達するといわれているが,ピスト
ン等の往復運動は時計の振り子運動のような理想の往復
運動で損失がないとも考えられている。この発明は,ク
ランク機構で損失のない理想の往復運動が行われている
と考えておらず,30%前後の損失があると考えてお
り,言葉より実証するのが良いので省エネの往復運動を
求めて試作を繰返しております。即ち,ピストンが往復
しながら機関本体と共に回転して動力を得る最も簡単な
新機構を発明し,特許を取得しました。特許第1607
151号回転往復ピストン内燃機関,特許第16096
17号機関本体が回転する航空用燃料噴射内燃機関,外
に特許公報平3−9290機関本体が回転する内燃機
関。これら発明の概要は以下のとおりである。通常の内
燃機関のシリンダに対応する機関本体に,対向してピス
トンを収容して,ピストン間に燃焼室を形成する。機関
本体が回転自在に機関本体に外嵌して固定した曲溝筒の
内周面には曲溝を凹設してピストンから直径方向へ突設
したピストンピンを曲溝に摺動自在に嵌め込む。そして
ピストンが2往復する間に1回転するよう曲溝を形成す
る。このように構成したこれらの発明は,省エネの往復
運動が得られるのであるが未解決の問題も多い。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで前記回転往復
ピストン内燃機関に於いては,給気室の容量が非常に大
きく,混合気の吹抜けを防止する手段の発明が急がれて
おり,又排気を有効利用するため,点火配線を工夫して
排気タービンの取付手段を発明するのが急務となってい
た。 【0004】そこでこの発明は前記課題を解決し,多少
の改良を加えて,熱効率を飛躍的に上昇させることを目
的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題のうち混合気の
吹抜けを防止する手段として,中央の燃焼室(4)の両
側にそれぞれ両側燃焼室8a,8bを設ける。即ち給気
室蓋6a,6bをピストン3a,3b内に延長して子供
ピストン7a,7bを形成させて両側燃焼室8a,8b
を構成させるため燃焼室の容積が飛躍的に大きくなり,
外側給気室5a,5bの容積は同量減少する。 【0006】ピストン案内穴2a,2bとピストンの突
起10a,10bで内側給気室13a,13bがすでに
構成されており穴により連絡すれば両側燃焼室8a,8
bと内側給気室13a,13bが完成する。即ち内側給
気室13a,13bに開口する回転弁14a,14bを
曲溝筒9a,9bに設け,それに連絡する吸気穴15
a,15bを図2の如く設け,内側給気室13a,13
bに吸気する。 【0007】両側燃焼室8a,8bにはそれぞれ子供ピ
ストン7a,7bにより開閉する両側燃焼室掃気穴42
a,42bを設けて内側給気室13a,13bに常時開
口され,両側排気穴29a,29bも同様に子供ピスト
ン7a,7bにより開閉する構成とし,同時に排気噴射
口群30a,30bに開口する構成とする。 【0008】上記課題のうち排気タービンの取付手段と
しては,点火栓の配線が問題となります。3燃焼室とし
たことにより最少3組の点火配線が必要で,回転バラン
スや燃焼速度を考慮すれば,6組以上の点火配線が必要
です。そこでこの発明は,機関本体内長軸方向に穴を貫
通して配線します。高速度で回転する配線を最も効果的
に安全に配線できるし,排気タービンの取付けを可能に
します。 【0009】排気タービンを取付けたとき冷却空気の問
題が発生します。この問題を解決する最高の手段は,前
記配線穴と同様に機関本体内長軸方向に貫通穴を設け,
両端給気室蓋の中心付近に空気吸込穴を設けて空気冷却
します。この場合,中央燃焼室を外側から冷却できる効
果があり,小供ピストンを内側から空気冷却できる効果
も発生します。 【0010】この排気タービンは脈流タービンとなり,
回転数も機関本体の回転数の5倍から10倍以上と高速
のため,送風機としても大きな容量があり,低圧部をつ
くり易い要素があるので,大容量の空気取入口をタービ
ン歯車箱に設けて中央燃焼室を外側から冷却し,排気タ
ービンを内外両側から冷却し,歯車箱も冷却して空気の
冷却効果を増大させるとともに,バランス用空気として
も活用します。 【0011】排気タービンと歯車装置が隣接しており,
ラビリンス気止め装置を使用しますので,その付近には
圧力バランス用の空気を供給して,潤滑油を吸い出さな
いようにし,歯車箱も冷却します。歯車箱を排気が通過
するので熱歪も考慮した冷却となります。 【0012】 【作用】上記のように構成された機関本体が回転する3
燃焼室機関(略称曲溝機関)は,1回転で2個のピスト
ンが2往復するだけで,子供ピストンは動きませんが,
3つの燃焼室で2回づつ計6回の爆発を得るため,大き
なトルクを発生します。従って作用からの名称は,対向
ピストン1サイクル機関となります。空間利用率100
%のエンジンで,振動もなく,運動エネルギーの減少も
ないエンジンの総称です。 【0013】点火時期やピストン弁,回転弁の開閉時期
等は,通常の2サイクル火花点火機関と同じにしてある
ので,作用の相違点を比較して説明します。本発明の曲
溝機構にした場合,構造が非常に簡単なため実施例の如
く1気筒4ピストン3燃焼室機関が構成できるため,ピ
ストンの往復運動を省エネの往復運動にできる。即ち,
完全弾性衝突では衝突の際に運動エネルギーが減少しな
い事が証明されており,完全弾性衝突にどちらが近いか
比較します。本発明の曲溝機関の場合は構造が簡単なた
め,4ピストンにしても2つのピストンが往復すれば良
いのですが,クランク機構では4つのピストン全部往復
さすので2倍近いエネルギーを必要とします。更に完全
弾性衝突で比較したとき,曲溝機構は上死点と下死点が
完全弾性衝突にできますが,クランク機構では上死点だ
け完全弾性衝突にできます。即ち,曲溝機構の方が省エ
ネの往復運動が得られます。構造が簡単なため,給気室
も含めて100%完全弾性衝突にできます。 【0014】排気タービンを,はずみ車として使用しま
す。単気筒機関として使用する場合は,はずみ車を欠く
ことができません。即ち,はずみ車を機関本体に取付け
た場合と比較しますと,排気タービンの回転数を機関本
体の回転数の10倍にしたときは,運動エネルギーが速
度の2乗に比例するので,はずみ車の重量を百分の1程
度にできる可能性があります。即ち,軽量にできる効果
が大きい。又,2つのピストンが往復できる長さの1シ
リンダーに4ピストン3燃焼室と超合理的に構成できる
ため,単位容積当りの出力が飛躍的に大きくなる可能性
もあります。更に排気タービンが加わるため,飛躍的に
熱効率が高く小型軽量で大出力のエンジンが得られる。 【0015】排気タービンについて比較すると,本発明
の曲溝機関では,容積形エネルギーとしてピストンを駆
動し,残りのエネルギーが排気穴から大気圧まで,速度
形エネルギーとして開放された瞬間をとらえて,排気タ
ービンを駆動し動力に変換する構成にできるのですが,
クランク機関は,いづれも構造が複雑なため,大気圧ま
で開放する瞬間をとらえて排気タービンで動力に変換す
る構成にできない欠点があり,大気圧まで開放せず途中
までとして,背圧を上昇させて排気タービン過給機を駆
動し,大気圧まで開放する構成にしたものもあります
が,エネルギーの有効利用で比較したとき,曲溝機関の
方が遥かに良いと思います。 【0016】過給機について比較すると,本発明の曲溝
機関では,ピストン案内穴2a,2bの幅又は高さを大
きくし,内外給気室5a,5b,13a,13bの圧縮
比を高め,掃気角をクランク角に換算して,普通120
゜〜160゜をたとえば60゜〜100゜というように
小さくすれば良く,部品数に全く関係なく構成でき,超
高過給機関も完全弾性衝突という理想の状態にできま
す。クランク機関では,排気タービン過給機が最良のも
のとして評価される現状です。比較にならない程曲溝機
関の方が良いのです。即ち,構造は簡単な程,得るもの
が多いということです。 【0017】 【実施例】実施例について図面を参照しながら説明し,
左右にあるものは符号a,bを付して説明します。図
7,図8,図9に機関本体1を示すもので,この機関本
体1は通常の内燃機関のシリンダーに相当する。2a,
2bはピストン案内穴であり,機関本体1の長軸方向に
左右に回転中心軸を挾んで対向して設けている。26は
本体側従動大歯車であり,図1,図2では機関本体1の
中央部左よりの外周に固着している。30は排気噴射口
群であり,機関本体1に螺着してある。図2で示すよう
に後述のピストン3a,3bが後退して下死点付近にあ
るときは中央燃焼室4の両側に位置し,図1では両側燃
焼室排気穴29に開口する。これら排気噴射口群30
a,30bは機関本体1の内周面から外周面に開口し,
図9に示すようにほぼインボリュート曲線状に形成さ
れ,機関本体1の排気により機関本体1の回転を助勢す
る。31は掃気路群であって,図7,図9で示すように
中央燃焼室4の両側,機関本体1の内周面に溝状に対向
にそれぞれ2本以上(図では2本)設けており,中央燃
焼室4の掃気に使用する。32は冷却ヒレで冷却面積を
拡大しておく,27は点火栓で中央燃焼室に対向に設け
てある。34はスラストカラーで左側34aは本体側従
動大歯車26の兼務となっており,機関本体に螺着した
排気噴射口群30aに固着してあり,右側スラストカラ
ー34bは排気噴射口群30bと1体に成形してある。
21は配線穴群で機関本体内長軸方向に貫通穴を設け
る。23は冷却空気穴群で配線穴群21と同様に貫通す
る。 【0018】図3,図4,図5,図6に左右一対のうち
右側のピストン3bを示す。このピストン3bは左側の
3aと同一に形成し,後述する潤滑油供給管25に往復
自在に外嵌する冷却内筒35を有し,対向するピストン
3a・3b間に中央燃焼室4を形成するため,冷却内筒
35と連絡したヘッド36を有する外筒37,外筒37
から半径方向へ突設された箱状の案内部10,及び後述
のピストンピン11を嵌着するピストンピン収容筒3
8,後述の子供ピストン7を収容して両側燃焼室8が形
成するシリンダー39とから構成している。40は中央
燃焼室給気穴群でピストン3の後部に開口し,長軸方向
に対向に設けられた中央燃焼室給気路41のヘッド36
寄りにそれぞれ設け,機関本体の掃気路31に開口し
て,中央燃焼室4を掃気する。42は両側燃焼室掃気穴
で機関本体1のピストン案内穴2とピストン3の案内部
10により構成された内側給気室13(図2参照)よ
り,給気を両側燃焼室8内へ掃気する。29は両側燃焼
室排気穴で,両側燃焼室8内の外側寄りに開口し,ピス
トン3が上死点に近づいたとき排気噴射口群30に開口
する。ピストン案内部10には,軽量化穴28を設け,
そしてピストン案内部10a,10bをピストン案内穴
2a,2bにそれぞれ摺動自在に嵌め込むことによっ
て,一対のピストン3a,3bは対向して機関本体1内
に往復動自在に収容する(図1,図2,図7参照)。 【0019】図10に示すピストンピン11は,図1,
図3に示すようにピストン3のピストンピン収容筒38
にそれぞれ嵌着するものである。ピストンピン11は,
頂部に傘状の推力受部43,及びピストン側に近い鍔状
推力受部44を備えており,傘状推力受部43と鍔状推
力受部44との間には先転動輪46を,又鍔状推力受部
44のピストン3側には,元転動輪45を転動自在に取
付けている。さらにこのピストンピン11の内部には図
示しない油濾過材を収容している。47は複数の給油小
孔でピストンピン11に貫設している。ピストンピン1
1は図1,図11のように後述する曲溝筒9a,9bの
曲溝12a,12bに,両転動輪45a,45b46
a,46bが転動自在に嵌めこむ。 【0020】機関本体1を回転自在に外嵌する曲溝筒9
a,9bは,図1,図2,図11に示している。この曲
溝筒9a,9bは,機関本体1の両スラストカラー34
a,34bの外側に対向して外嵌し,内周面にそれぞれ
曲溝12を凹設している。そして曲溝12にはそれぞれ
ピストンピン11の転動輪45,46を嵌めこみ,ピス
トン3が2往復する間に機関本体1が1回転するよう,
曲溝12はほぼサイン曲線状に形成している。又15は
内側吸気穴で,17は外側吸気穴で,両曲溝筒9a,9
bの内側と外側にそれぞれ対向に貫設しており,機関本
体1の回転により,機関本体1のピストン案内穴2a,
2bとそれぞれ開閉する内側回転弁14a,14b及び
外側回転弁16a,16bを構成するため,それぞれ9
0゜間隔に設けて,その機関本体1側を吸入時期及び吸
入角度に合わせて回転方向の長さを決定する。例えば,
図11の如く矩形にする。又曲溝12の中央付近で2分
割して組立てやすくしてある。 【0021】図1の48a,48bは曲溝筒蓋で,曲溝
筒9の外端面に固着している。49は補機用従動歯車
で,一方の曲溝筒蓋48aに枢支された支軸50に固定
する。この曲溝筒蓋48aには図外潤滑油ポンプ,点火
装置等の補機を固着する。 【0022】図12,図13,図14,図15,図1
6,図17及び図1,図2に左右の子供ピストン7,兼
給気室蓋6を示す。図1に示す如く機関本体1の両端部
にそれぞれ固着して,外側給気室5a,5bを形成し,
左右の曲溝筒蓋48a,48bに枢支している。右側子
供ピストン7,兼給気室蓋6には,動力軸51を形成し
ており,その端面には冷却空気穴群23bが動力軸51
を軸方向に貫通して開口しており,給気室蓋6b部も図
12の如く貫通して,図2に示すように機関本体1の冷
却空気穴群23に連絡する。又点火栓37bの配線穴2
1bも同様に,給気室蓋6b部を貫通して機関本体1の
配線穴21bに連絡する。給気室蓋6bを機関本体1内
に延長し,ピストン3bのシリンダー39bに収容し,
子供ピストン7bを形成し,ピストン3bとの間に両側
燃焼室8bを構成する。子供ピストン7b内には潤滑油
供給管25を3分割し,25a部,25部,25b部と
し25b部を固着する。子供ピストン7bは頭部を分割
し,点火栓27,27等を取付けたあと分割部分を固着
し,潤滑油供給管25部を組立てる。左側子供ピストン
7aは図1に示す如く,右側子供ピストン7bとほぼ同
様に構成し,電極軸52と共に補機主動歯車53を設け
る。この主動歯車53は,前述の曲溝筒蓋48aの補機
用従動歯車49と噛合する。電極軸52には図16,図
17に示すように,冷却空気穴群23aと電極穴群54
が貫通しており,電極穴群54には図にないが電極群5
5が設けられている。この電極群55に多数の点火栓2
7から配線が集まり,適時,点火電圧を供給する。子供
ピストン7a,7bの頭部にはそれぞれ円筒形の気密内
筒56を設けており,前述のピストン3の冷却内筒35
a,35bを往復自在に収容している。 【0023】図18,図19に排気タービン18を示
す。この排気タービン18は図1,図2のように機関本
体1の中央部に回転自在に外嵌するもので,機関本体1
の排気噴射口群30a,30bの噴射排気により,排気
タービン18を回転させるタービン翼群57a,57b
を有し,又タービン側主動大歯車20を具備している。
19a,19bは一対の転動支持輪であって,タービン
側主動大歯車20のピッチ円径に近い外径を有して両側
に固着する。59はバランス兼冷却空気穴で,排気ター
ビン18の左寄りに貫設する。 【0024】図1,図2,図20,図21に排気タービ
ン歯車箱60を示す。図21に示すように,この排気タ
ービン歯車箱60は上下左右に4分割し,左右の曲溝筒
9a,9bの間にそれぞれ固着し,フランジ部58でそ
れぞれ水平に固着している。この排気タービン歯車箱6
0には,排気タービン18の回転を機関本体1に伝える
歯車装置65を収容している。図1,図2の上部に排気
タービン歯車箱60に枢支された,タービン側支軸61
を図示しており,下部にも同様に枢支された本体側支軸
62を図示しておる。この2本の支軸を1組として6
組,歯車箱60に収容していて,図20で示すように,
6本のタービン側支軸61によって排気タービン18を
支持し,6本の本体側支軸62によって,機関本体1に
排気タービン18の回転を伝える構成にしてある。ター
ビン側支軸61には,タービン側主動大歯車20に噛合
する第1従動小歯車63,及び第1主動小歯車64をそ
れぞれ固定していて,第1従動小歯車63には第1従動
小歯車63のピッチ円径に近い外径の一対の転動支持輪
33a,33bを固着しており,この転動支持輪33
a,33bにより排気タービン18を支持する。即ち第
1従動小歯車63に噛合するタービン側主動大歯車20
にも同様に転動支持輪19a,19bを固着しており,
歯車と転動支持輪が協力して排気タービン18を支持す
る。本体側支軸62には,第1主動小歯車64に噛合す
る第2従動小歯車66,及び機関本体1の本体側従動大
歯車26に噛合する第2主動小歯車67をそれぞれ固定
している。このような構成にすることにより,大きな変
速比が得られる。たとえば実施例では,10:1の速比
にできる。機関本体1が左回転で1,000rpmのと
き,排気タービン18は10,000rpmで右回転す
る。又,排気タービン18をはずみ車として兼用でき
る。即ち,運動エネルギが速度の2乗に比例するため高
速の回転体程,はずみ車としても有利である。機関本体
1に同程度の外径のはずみ車を取付けたときと比較する
と,排気タービン18の重量を百分の1程度にできる可
能性があり,即ち,はずみ車を考慮する必要がなくな
り,排気タ−ビン18を金属以外にできる可能性も強
く,音も摩耗も少ない排気タービンができる可能性も大
きい。図21に排気タービン歯車箱60,及び全体の外
形を示す。排気タービン歯車箱60の外側フランジ部5
8寄りに排気穴24a,24bがそれぞれ6箇所づつ開
口しており,水平接手部に特に開口しております。即
ち,排気穴24a,24bはタービン側支軸61,及び
本体側支軸62よりできるだけ離して設けてあり,両支
軸61,62を枢支できない所に開口します。又,容量
の大きいバランス兼冷却空気取入穴68も同様に開口さ
せます。図示しないが,この排気タービン18にもラビ
リンス気止装置が設けてあり,その付近にはバランス兼
冷却空気供給口が多数設けてあります。 【0025】外側給気室5a,5b,内側給気室13
a,13bの気密について,図3,図4,図7により説
明する。図示しないが,合成ゴムのような柔軟な材料を
接着するのであるが,V溝やアリ溝等を設けてはがれな
いように接着する。接着箇所は図3では,ピストン3の
後端面,及びピストン3の案内部10の前端面であり,
図4では,外形線に添って溝を設けて接着する。図7で
は,ピストン案内穴2a,2bの周囲に,曲溝筒9a,
9b側に,図では表面に溝を設けて接着する。その他,
気密を要する所にはオイルシールというように,通常必
要な装置等が設けてあります。 【0026】図22に第2実施例を示す。第1実施例よ
り,潤滑油供給管25を取去ったもので,構造が非常に
簡単になるので,小型のものに実施すると良い。この場
合はピストンピン11の元転動輪45,及び先転動輪4
6を図の如く,ころがり軸受のような,元転動輪45,
及び先転動輪46とするのが良い。 【0027】図23に第3実施例を示す。第1実施例よ
り,潤滑油供給管25を取去ったあとに,平成2年特許
願第23975号の実施例に記載の固定軸81を取付け
て燃料噴射弁91を2箇所増設し,3箇所としたもので
す。このように構成したものは,昔の焼玉機関のように
実施するのも良い。即ち,本発明の曲溝機関は,他の曲
溝機関と組合わせてもよいし,又,通常の2サイクル内
燃機関で実施されているものを,すべて実施するのも良
い。特に外側給気室5a,5b及び内側給気室13a,
13bの圧縮比を高め,掃気時間を短縮したエンジンに
するのが良い。 【0028】図24,図25にコイルバネ状ピストンリ
ング69を示す。このコイル状ピストンリングは,図2
4に示す外径用と図25に示す内径用があり,外径用コ
イルバネ状ピストンリング69は,使用外径より大きい
外径に形成しており,使用時はテーパ穴を介して外径を
小さくして装着し,外径を小さくする程バネの力が多く
作用する性質を利用する。内径用コイルバネ状ピストン
リング69は,使用内径より小さく形成されており,装
着具により内径を大きくして装着し内径を大きくする
程,バネの力が多く作用する性質を利用する。又,気密
については,ラビリンスパッキンのような機能と,小間
隔にして毛細管現象のような機能をもたせ,油の保有が
良く漏洩のないコイルバネ状ピストンリングを得る。
又,内径用ピストンリングの良いものがなく,従って,
内径用コイルバネ状ピストンリングを本発明の部品とす
る。 【0029】 【発明の効果】本発明は,以上説明したように構成して
いるので,以下に記載するような効果を有するが,通常
の熱理論に欠点があり,明らかに誤りの説明になるので
す。即ち,平成2年特許願第23975号,機関本体が
回転する燃料噴射内燃機関は,超高過給を利用して通常
の空気の4倍程度の空気を燃焼室内を素通りさせて,燃
焼室内を内部から冷却する構成になっており,従って,
冷却損失に対応する30%の熱量と排気損失に対応する
35%の熱量により,即ち65%の熱量により排気ター
ビンを運転し,35%の熱量でピストンを駆動する。と
いうことになり,明らかに誤った説明をしております。
従って,本発明は実証試験をする関係もあり,私の理論
によって説明します。 【0030】本発明の最大の特徴は,構造が非常に簡単
なため,ピストンのあらゆる往復回転運動をすべて完全
弾性衝突にでき,運動エネルギーの減少が殆んどなく,
理想の回転往復運動が得られます。即ち,完全弾性衝突
では衝突の際に運動エネルギーが減少しないことが証明
されております。即ち,ピストンが密封された気体に衝
突すると気体の圧力が上昇する状態です。従って,上死
点と下死点で気体を圧縮するのが良く,本発明では,中
央燃焼室及び両側燃焼室に加えて,内側給気室及び外側
給気室も気体を圧縮するように構成しており,又,ピス
トンを支持するピストンピンも,全方向に弾性支持して
おります。運動エネルギーの減少を測定する方法を確立
しておらず,非常に漠然としておりますが,通常のエン
ジンの運動エネルギーの減少は,30%前後と予想して
おり,従って最も上手に造った場合,60%前後の熱効
率が得られるのではと予想しており,排気タービンを加
えて80%前後の熱効率が得られれば,最高と予想して
おります。即ち,構造は簡単な程良い結果が得られま
す。 【0031】本発明は,構造が非常に簡単なため,2つ
のピストンが往復できる程度の長さのシリンダーに,4
つのピストンをすべて対向に収容することができ,燃焼
室も中央と両側で3箇所と強力な陣容にできる。排気噴
射口も中央燃焼室と両側燃焼室で共用する超合理的な構
成で,排気タービンを強力に駆動する。排気タービン
は,はずみ車の役目を代行しながら,冷却空気を強力
に,大量に吸出し,すべての部品が渾然一体となって,
低燃費と無振動に協力し,小型軽量で飛躍的に強力な内
燃機関を得ることができます。 【0032】
部断面を回転して図示してある。 【図 2】本発明の第1実施例を示す断面図で,ピスト
ンを下死点に移動し,中心線より下側を90゜回転して
図示してある。 【図 3】第1実施例のピストン3を示す一部断面図で
ある。 【図 4】第1実施例のピストン3を後部から見た図で
ある。 【図 5】図3に示すピストン3の平面図で,一部断面
を示す。 【図 6】図5に示すピストン3のA−A´断面図で,
各穴の中心を複雑に切断してある。 【図 7】第1実施例の機関本体1を示す一部断面図で
ある。 【図 8】図7に示す機関本体1のB−B´視図であ
る。 【図 9】図7に示す機関本体1のC−C´断面図であ
る。 【図 10】第1実施例のピストンピン11を示す一部
断面図である。 【図 11】第1実施例の曲溝筒9を示す断面図であ
る。 【図 12】第1実施例の給気室蓋6b,兼子供ピスト
ン7bを示す断面図である。 【図 13】図12のD−D´視図である。 【図 14】図12の平面を示す断面図である。 【図 15】図14のE−E´視図である。 【図 16】図17のF−F´視図である。 【図 17】第1実施例の左側給気室蓋6a兼子供ピス
トン7aを示す断面図である。 【図 18】第1実施例の排気タービン18を示す正面
図で一部断面で示す。 【図 19】第1実施例の排気タービン18を示す側面
図である。 【図 20】第1実施例の排気タービン用の歯車装置6
5を示す略図である。 【図 21】第1実施例の外形を示す正面図である。 【図 22】第2実施例を示す断面図である。 【図 23】第3実施例を示す断面図である。 【図 24】外径用コイルバネ状ピストンリングを示す
断面図である。 【図 25】内径用コイルバネ状ピストンリングを示す
断面図である。 【符号の説明】 左右に同じようなものがあるときは,左側にaの符号を
付け右をbとします。 1…機関本体 2…ピストン案内穴 3…ピストン
4…中央燃焼室 5…外側給気室 6…給気室蓋 7…子供ピストン
8…両側燃焼室 9…曲溝筒 10…ピストン案内部 11…ピスト
ンピン 12…曲溝 13…内側給気室 14…内側回転弁 15…内側
吸気穴 16…外側回転弁 17…外側吸気穴 1
8…排気タービン 19…転動支持輪 20…タービン側主動大歯車 21…配線穴 22
…電極部 23…冷却空気穴群 24…排気穴
25…潤滑油供給管 26…本体側従動大歯車 27…点火栓 28…軽量化穴 29…両側燃焼室
排気穴 30…排気噴射口群 31…掃気路 3
2…冷却ヒレ 33…転動支持輪 34…スラスト
カラー 35…冷却内筒 36…ヘッド 37…
外筒 38…ピストンピン収容筒 39…シリンダ
ー 40…中央燃焼室給気穴群 41…中央燃焼室給気路 42…両側燃焼室掃気穴
43…傘状推力受け部 44…鍔状推力受け部 45…元転動輪 46…先
転動輪 47…給油小孔 48…曲溝筒蓋 49
…補機用従動歯車 50…支軸 51…動力軸
52…電極軸 53…補機用主動歯車 54…電極
穴群 55…電極 56…気密内筒 57…ター
ビン翼群 58…フランジ部 59…バランス兼冷
却空気穴 60…排気タービン歯車箱 61…ター
ビン側支軸 62…本体側支軸 63…第1従動小
歯車 64…第1主動小歯車 65…歯車装置 66…第2従動小歯車 67…第
2主動小歯車 68…バランス兼冷却空気取入穴
69…コイルバネ状ピストンリング 70…潤滑油取
入口
【手続補正書】 【提出日】平成5年9月20日 【手続補正1】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】全図 【補正方法】変更 【補正内容】 【図10】 【図12】 【図13】 【図15】 【図1】 【図2】 【図3】 【図4】 【図5】 【図6】 【図14】 【図7】 【図8】 【図9】 【図11】 【図16】 【図17】 【図18】 【図19】 【図24】 【図20】 【図21】 【図25】 【図22】 【図23】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】機関本体(1)の両端長軸方向に対向して
設けたピストン案内穴(2a)(2b)を介して機関本
体(1)内に対向して往復動自在にピストン(3a)
(3b)をそれぞれ収容しピストン(3a)(3b)間
に中央燃焼室(4)を形成し,ピストン(3a)(3
b)内には機関本体(1)の両端に固着して中央燃焼室
(4)に給気する外側給気室(5a)(5b)を形成さ
れた給気室蓋(6a)(6b)を延長して子供ピストン
(7a)(7b)を形成され,ピストン(3a)(3
b)内に両側熱焼室(8a)(8b)を設け,機関本体
(1)を回転自在に外嵌した対向する曲溝筒(9a)
(9b)の内周面にピストン(3a)(3b)からそれ
ぞれ突出してピストン案内穴(2a)(2b)に収容す
る案内部(10a)(10b)を通して突出したピスト
ンピン(11a)(11b)をピストン(3a)(3
b)がそれぞれ2往復する間に1回転するよう嵌めこむ
曲溝(12a)(12b)を凹設するとともに,曲溝筒
(9a)(9b)の中央燃焼室(4)寄りには両側燃焼
室(8a)(8b)に吸気するピストン案内穴(2a)
(2b)内にピストンの案内部(10a)(10b)に
より構成する内側給気室(13a)(13b)に開口す
る回転弁(14a)(14b)とそれに連絡した吸気穴
(15a)(15b)を設け,外側には外側給気室(5
a)(5b)に吸気する外側回転弁(16a)(16
b)とそれに連絡した外側吸気穴(17a)(17b)
を設け,中央燃焼室(4)に開口する排気噴射口群(3
0a)(30b)を両側燃焼室(8a)(8b)とそれ
ぞれ共用することを特徴とした機関本体が回転する3燃
焼室機関。 【請求項2】歯車装置(65)は,本体側従動大歯車
(26)の外径を転動支持輪(19)を具備するタービ
ン側大歯車(20)の外径より大きくし,歯元部分を幅
広として曲溝筒(9)側に突出した〔請求項1〕記載の
機関本体が回転する3熱焼室機関。 【請求項3】点火装置は,機関本体(1)に配線穴(2
1)を軸方向に貫通して配線し,1箇所に集めて電極部
(22)を構成し,多くの点火栓(27)に電極部(2
2)を介してそれぞれ点火電圧を送電する〔請求項1〕
記載の機関本体が回転する3燃焼室機関。 【請求項4】空気冷却は,機関本体(1)に冷却空気穴
群(23)を軸方向に貫通して多数設け,給気室蓋(6
a)(6b)の冷却空気穴群(23a)(23b)に連
絡した〔請求項1〕記載の機関本体が回転する3燃焼室
機関。 【請求項5】潤滑油の供給は,回転中心に潤滑油供給管
(25)を設け,給気室蓋(6a)(6b)に支持し,
ポンプ圧と遠心力により潤滑油を供給する〔請求項1〕
記載の機関本体が回転する3燃焼室機関。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP3324990A JPH0693874A (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 機関本体が回転する3燃焼室機関 |
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JP3324990A JPH0693874A (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 機関本体が回転する3燃焼室機関 |
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Family Applications (1)
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