JP2014101726A - 床下地材およびそれを使用した床材構造 - Google Patents
床下地材およびそれを使用した床材構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014101726A JP2014101726A JP2012255782A JP2012255782A JP2014101726A JP 2014101726 A JP2014101726 A JP 2014101726A JP 2012255782 A JP2012255782 A JP 2012255782A JP 2012255782 A JP2012255782 A JP 2012255782A JP 2014101726 A JP2014101726 A JP 2014101726A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- base material
- flooring
- existing
- new
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Abstract
【課題】マンション等における直貼りフロアーのリフォーム時に好適な床下地材およびそれを使用した床材構造を提供する。
【解決手段】既存床材1の上に新たな床材3を上貼りするに際し、既存床材1と新たな床材3との間に介在させる床下地材2およびそれを使用した床材構造であって、第1木質基材11、合成樹脂発泡体12および第2木質基材13が順に積層して接合されており、第1木質基材11が、裏溝21によって複数に分断されている床下地材2およびそれを使用した床材構造。
【選択図】 図2
【解決手段】既存床材1の上に新たな床材3を上貼りするに際し、既存床材1と新たな床材3との間に介在させる床下地材2およびそれを使用した床材構造であって、第1木質基材11、合成樹脂発泡体12および第2木質基材13が順に積層して接合されており、第1木質基材11が、裏溝21によって複数に分断されている床下地材2およびそれを使用した床材構造。
【選択図】 図2
Description
本発明は、建築物のリフォーム時に使用する床下地材およびそれを使用した床材構造に係り、特にマンション等における直貼りフロアーのリフォーム時に好適な床下地材およびそれを使用した床材構造に関する。
一般住宅において、内装の床面をリフォームする場合、既存の床材等を除去した後に新たに床材等を貼り替える方法、および既存の床材の上に新たな床材等を上貼りする方法の2通りの方法が挙げられる。
前者の方法では、既存の床材の撤去作業に多くの手間と時間がかかる上に、撤去作業に伴う廃材が大量に発生するという問題が生じるのに対して、後者の方法では、これらの問題が解消できる利点がある。
特許文献1には、既存の床材の上に新たな床材をステープル等の釘類により固定する木質床材、その製造方法および床材施工方法が開示されている。
特許文献1に開示された木質床材は、接着剤または両面テープにより接着された上板材および下板材からなる特殊な形状の床材であり、下板材側がステープル等の釘類により既存床材に固定されるものである。
上記の方法は、既存床材への上貼り専用に考え出されたものであるため、通常の床材とは異なる施工技術の習得を要する。さらに、木質床材自体も特殊な薄い形状のものであるため、加工が非常に難しいという問題がある。そのため、通常の床材をそのまま上貼りに使用する方法に対する要求がある。
そこで、本発明は、通常の床材をそのまま上貼りできるリフォーム用の床材構造およびそれに用いられる床下地材を提案することを目的とする。
本発明者は、通常の直貼りフロアーを上貼りする方法につき検討した結果、以下の知見を得た。
(A)マンションにおける通常の直貼りフロアー等の床材には防音性能を付与させるため、木質基材の裏面に発泡樹脂または不織布より成るクッション材が貼付されている。そのため、クッション性を有する既存床材の上にさらにクッション性を有する新たな床材を上貼りすると、歩行感が悪化する。また、長期間使用するうちに、不陸や段違いの問題が生じる。
(B)既存の床材と新たな床材との間に床下地材を介することによって、床の面剛性が強化されるため、クッション性を有する既存床材にクッション性を有する新たな床材を上貼りした時の歩行感が向上する。
本発明者は、既存床材と新たな床材との間に介在させる床下地材について、さらに検討し、鋭意研究を行った結果、以下の知見を得るに至った。
(C)床下地材は、床の面剛性強化の目的で用いられることから、ある程度の剛性が要求されるが、あまりに剛性の高い材料であると、現場での施工に際し、床下地材を床の形状に合わせて丸鋸等で切断する必要が生じ、騒音や粉塵が発生する原因となるだけでなく、作業効率が低下する。
(D)作業効率向上の観点から、床下地材は、ある程度の剛性を有しつつも、カッターで切れる素材で構成されており、軽量である必要がある。
(E)既存床材の上に床下地材を貼ると、床下地材の剛性によって、既存床材による防音効果は減退する。そのため、新たな床材は防音性能を有するものであることが望ましい。さらに、床材構造全体としての防音性能を考慮した場合、床下地材にも床材構造全体の防音性能を既存床材より低下させない防音性能を付与することが望まれる。
(F)床下地材の裏面に溝を形成することによって、防音性能が向上し、床材構造全体として安定した防音効果を奏するようになる。
本発明は、このような知見に基づいてなされたものであり、下記の床下地材およびリフォーム用の床材構造を要旨とする。
(1)既存床材の上に新たな床材を上貼りするに際し、既存床材と新たな床材との間に介在させる床下地材であって、
第1木質基材、合成樹脂発泡体および第2木質基材が順に積層して接合されており、
該第1木質基材が、裏溝によって複数に分断されていることを特徴とする床下地材。
第1木質基材、合成樹脂発泡体および第2木質基材が順に積層して接合されており、
該第1木質基材が、裏溝によって複数に分断されていることを特徴とする床下地材。
(2)前記裏溝が、前記床下地材の長さ方向のみ、または、巾方向のみに形成されていることを特徴とする前記(1)に記載の床下地材。
(3)前記裏溝の数が、1000mm当たり2.2〜5.5本であることを特徴とする前記(2)に記載の床下地材。
(4)既存床材の上に新たな床材を上貼りするに際し、既存床材と新たな床材との間に床下地材を介在させるリフォーム用の床材構造であって、
前記(1)から(3)までのいずれかに記載の床下地材を用いることを特徴とするリフォーム用の床材構造。
前記(1)から(3)までのいずれかに記載の床下地材を用いることを特徴とするリフォーム用の床材構造。
(5)既存床材および新たな床材がクッション性を有する床材であることを特徴とする前記(4)に記載のリフォーム用の床材構造。
(6)既存床材および新たな床材が防音性能を有する床材であることを特徴とする前記(4)または(5)に記載のリフォーム用の床材構造。
本発明によれば、歩行感が良好であり、かつ不陸または段違いの問題も生じにくい床材構造を得ることができる。本発明の床材構造を一般住宅の床面に施工すれば、既存床材の撤去作業の必要がないため工期を短縮でき、廃材の発生を軽減できる。また、本発明の床下地材は、カッターでの切断が可能であり、軽量で持ち運び容易であることから、現場での作業効率を向上させることができる。さらに、本発明の床材構造は良好な防音性能を安定して発揮することが可能である。したがって、本発明の床材構造およびそれに用いられる床下地材は、マンション等のリフォーム用に最適である。
図1は、本発明の床材構造による施工途中の状態の一例を示す斜視図である。本発明の床材構造には、既存床材1、床下地材2および新たな床材3が含まれる。各構成要素について、以下に詳細を示す。
1.既存床材
本発明の床材構造を施工する既存床材1については特に制限はないが、好適な既存床材として例えば、化粧材、木質基材およびクッション材から成る直貼り防音フロアー(軽量床衝撃音でLL−60またはそれより性能が優れるもの、すなわち、LL−60以上の防音性能を有するもの等)、またはクッションフロアー等のプラスチック系シート床材等のクッション性を有する床材が挙げられる。
本発明の床材構造を施工する既存床材1については特に制限はないが、好適な既存床材として例えば、化粧材、木質基材およびクッション材から成る直貼り防音フロアー(軽量床衝撃音でLL−60またはそれより性能が優れるもの、すなわち、LL−60以上の防音性能を有するもの等)、またはクッションフロアー等のプラスチック系シート床材等のクッション性を有する床材が挙げられる。
2.床下地材
既存床材1と後述の新たな床材3との間に床下地材2を介在させることによって、床の面剛性を強化し歩行感を向上させることができる。
既存床材1と後述の新たな床材3との間に床下地材2を介在させることによって、床の面剛性を強化し歩行感を向上させることができる。
図2は、本発明の床材構造の断面を模式的に示した図である。本発明の床下地材2は、第1木質基材11、合成樹脂発泡体12および第2木質基材13を順に積層し、接合したものであり、第1木質基材11は、裏溝21によって複数に分断されている。
第1木質基材および第2木質基材については、例えば、合板、木質繊維材、パーチクルボード、集成材等を用いることができる。カッターでの切断が容易であるという点から、上記の木質基材に使用される材料として、比重0.5以下の針葉樹材を用いるのが好ましい。ただし、針葉樹合板または針葉樹集成材を用いる場合、他の床材との接着性を考慮し、表面に抜け節などのない平滑な材に限る。
合成樹脂発泡体については、例えば、スチレン、ウレタン、ポリプロピレン、ポリエチレン等合成樹脂の発泡体を用いることができる。その中でも、押し出し成型により厚さを精度良く製造することが可能な発泡ポリプロピレンを用いることが好ましい。
合成樹脂発泡体の発泡倍率については、特に制限はないが、圧縮強度を確保するためには、20倍以下であることが好ましく、15倍以下であることがより好ましく、10倍以下であることがさらに好ましい。一方、発泡倍率が低すぎるとカッターでの切断が困難になり、また重量も増すことから、5倍以上であることが好ましい。
第1木質基材、合成樹脂発泡体および第2木質基材の3層を接合する方法としては、例えば、接着剤または両面テープ等を用いることができる。
また、合成樹脂発泡体としてポリプロピレンを用いる場合、木質基材との接着性を向上させることを目的として、ポリプロピレンの表裏面にポリエステル不織布を熱融着させおくのが好ましい。
床下地材の厚さについては特に制限はないが、カッターで容易に切断するためには、20mm以下であることが好ましく、10mm以下であることがより好ましい。一方、床の面剛性を確保するためには、床下地材の厚さは、5mm以上であることが好ましい。
床下地材全体の厚さに対する合成樹脂発泡体の厚さの占める割合についても特に制限はないが、30〜70%であることが好ましい。低比重の合成樹脂発泡体の厚さの占める割合が、30%未満では、床下地材全体の重量が増し、カッターでの切断も困難になる。一方、合成樹脂発泡体の厚さの占める割合が、70%を超えると、床下地材の剛性が劣る結果となる。床下地材全体の厚さに対する合成樹脂発泡体の厚さの占める割合は、40%以上であるのがより好ましく、60%以下であるのがより好ましい。
また、大きさについても、小さすぎると面剛性が小さくなり、大きすぎると施工がしにくくなることを考慮して適切な大きさのものを選択すれば良い。例えば、巾900mm、長さ900mm程度のもの、または、巾900mm、長さ1800mm程度のものを用いるのが好ましい。
上記のような構成にすることによって、剛性を確保するとともに、カッターでの切断が可能であり軽量な床下地材を実現することができる。例えば、厚さ2.5mm、比重0.5の第1木質基材および第2木質基材、ならびに厚さ4mm、比重0.14の合成樹脂発泡体を用いた、全体の厚さが9mmの本発明に係る床下地材は、厚さ9mm、比重0.5の木質基材のみからなる床下地材と比較して、32%の質量を低減させることが可能となる。
床材構造全体としての優れた防音性能を確保するためには、優れた防音性能を有する新たな床材3を用いるのみならず、床下地材2にも防音性能を付与する必要がある。そのため、床下地材2の第1木質基材11を裏溝21によって複数に分断する。
裏溝21は第1木質基材11を完全に分断するように、合成樹脂発泡体12まで達するように溝加工するのが望ましい。ただし、合成樹脂発泡体12の深くまで裏溝21を形成すると、床下地材2の剛性が低下し、既存床材1と新たな床材3との間に介在させた際の踏み感が悪化するため、合成樹脂発泡体部分の溝の深さは1mm以下とするのが望ましく、0.5mm以下とするのがより望ましい。
裏溝21の方向について特に制限はなく、例えば、床下地材2の長さ方向もしくは巾方向またはその両方に形成することができる。溝加工に要する時間およびコストを考慮すると、裏溝21は、床下地材2の長さ方向のみ、または、巾方向のみに形成するのが望ましい。また、図1に示すように、既存床材および新たな床材の長手方向と床下地材の長手方向とが直交するように施工するのが望ましい。新たな床材の長手方向と裏溝の方向は直交するのが防音性能の観点から好ましく、したがって、図3に示すように、裏溝21は、床下地材2の長さ方向にのみ形成するのがより望ましい。
裏溝21の数についても特に制限は設けないが、少なすぎると防音性能に劣り、多すぎると踏み感が悪化するため、例えば、巾が3尺(〜900mm)の床下地材の長さ方向にのみ裏溝を加工する場合、2〜5本とするのが望ましい。すなわち、裏溝21の数は、1000mm当たり2.2〜5.5本であるのが望ましい。また、裏溝21は床下地材にできるだけ均等に形成するのが望ましい。裏溝21の幅についても特に制限はないが、1〜3mmとするのが望ましい。
既存床材1への床下地材2の貼り付けは、接着剤、両面テープ、ビス、ステープルまたはこれらの組み合わせにより適宜行うことができる。中でも床下地材を確実に固定するためには、図1に示すように、ビス22を用いるのが好ましい。ビス22を用いる場合、図3にビス留め位置22’を示すように、床下地材の外縁部に打つのが一般的であり、例えば、1尺(〜300mm)ピッチでビス留めすることができる。この際、図3に示すように、裏溝21を形成する位置とビス留め位置22’とが一致しないように設計することが望ましい。
ビスを用いる場合であって、既存床材が、化粧材、木質基材およびクッション材から成る直貼り防音フロアーである場合、ビスがクッション材まで達すると固定に対する効き目が弱まるため、ビスの長さは、防音フロアーの木質基材部分で止まる長さに調整することが好ましい。
隣り合う床下地材同士は、特に結合させてなくても良いが、相じゃくり嵌合または実嵌合しても良い。実嵌合は、隣り合う床下地材同士の接触面を実加工凸部および実加工凹部とし、凸部を凹部に差し込んで両者を接合する本実を用いても、または双方とも実加工凹部とし、凹部に細い板を差し込んで両者を接合する雇実を用いても良い。
3.新たな床材
新たな床材3については特に制限はなく、一般的な木質基材の床材を用いることができる。新たな床材はクッション性を有することが好ましい。クッション性を有する床材としては、化粧材、木質基材およびクッション材が複合された直貼りフロアーや、クッションフロアーのように樹脂単体で構成されるプラスチック系シート床材が挙げられる。
新たな床材3については特に制限はなく、一般的な木質基材の床材を用いることができる。新たな床材はクッション性を有することが好ましい。クッション性を有する床材としては、化粧材、木質基材およびクッション材が複合された直貼りフロアーや、クッションフロアーのように樹脂単体で構成されるプラスチック系シート床材が挙げられる。
直貼りフロアーに用いられる化粧材としては、突板、樹脂シート、樹脂含浸紙、印刷紙等が例示できる。また、木質基材としては、合板、木質繊維材、無垢材、集成材、またはこれらの組み合わせを適宜使用できる。クッション材としては、例えば、発泡樹脂または不織布を用いることができる。
また、新たな床材は防音性能を有することが好ましい。防音性能を有するとは、軽量床衝撃音でLL−60以上であることを意味する。好ましい防音性能はLL−50以上であり、より好ましい防音性能はLL−45以上であり、さらに好ましい防音性能はLL−40以上である。
床下地材2への上貼りは、接着剤または両面テープにより行うことができる。
以下、実施例によって本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
厚さ0.3mmの化粧単板、8.7mmの合板および4.5mmの発泡シート(ポリウレタン、ポリエチレン複合)から成る直貼り防音フロアー(LL−45)の既存床材の上に、厚さ2.5mmの合板、4mmのポリプロピレン(発泡倍率7倍)および2.5mmの合板を順に積層して接合した床下地材を貼り、さらに厚さ0.14mmの化粧シート(オレフィン樹脂)、0.4mmのMDF、5.4mmの合板および2.5mmの発泡シート(ポリウレタン)から成る直貼り防音フロアー(LL−45)の新たな床材を上貼りした。
既存床材および新たな床材の大きさは、巾145mm、長さ909mmである。また、床下地材の大きさは、巾907mm、長さ1738mmである。床下地材としては、裏溝を形成していないもの、ならびに裏溝を床下地材の長さ方向に、ビス留め位置と重ならないように3本および4本加工したものの計3種類を作製し、実験に供した。なお、裏溝の幅は1.5mm、深さは3mmとした。
上記の3種類の床下地材を用いた床材構造のそれぞれについて、各周波数における床衝撃音レベルの測定を行った。なお、床衝撃試験は、JIS A 1440−1(2007)に準拠して行った。測定結果を表1に示す。比較のため、既存床材のみの場合の床衝撃音レベルの測定も行い、結果を表1に合わせて示した。
表1より、既存床材と新たな床材との間に床下地材を介在させたリフォーム用床材構造では、いずれの床下地材を用いた場合であってもL−45の基準値である47.4dBを下回っており、L−45以上の防音性能を有することが分かる。しかしながら、裏溝を加工していない床下地材を用いた場合、防音性能は既存床材のみの場合と比較してわずかに劣る結果となった。一方、裏溝を3本または4本形成した本発明に係る床下地材を用いた場合、既存床材における防音性能と同等以上の性能を示す結果となった。
本発明によれば、歩行感が良好であり、かつ不陸または段違いの問題も生じにくい床材構造を得ることができる。本発明の床材構造を一般住宅の床面に施工すれば、既存床材の撤去作業の必要がないため工期を短縮でき、廃材の発生を軽減できる。また、本発明の床下地材は、カッターでの切断が可能であり、軽量で持ち運び容易であることから、現場での作業効率を向上させることができる。さらに、本発明の床材構造は良好な防音性能を安定して発揮することが可能である。したがって、本発明の床材構造およびそれに用いられる床下地材は、マンション等のリフォーム用に最適である。
1.既存床材
2.床下地材
3.新たな床材
4.コンクリートスラブ
11.第1木質基材
12.合成樹脂発泡体
13.第2木質基材
21.裏溝
22.ビス
22’.ビス留め位置
2.床下地材
3.新たな床材
4.コンクリートスラブ
11.第1木質基材
12.合成樹脂発泡体
13.第2木質基材
21.裏溝
22.ビス
22’.ビス留め位置
Claims (6)
- 既存床材の上に新たな床材を上貼りするに際し、既存床材と新たな床材との間に介在させる床下地材であって、
第1木質基材、合成樹脂発泡体および第2木質基材が順に積層して接合されており、
該第1木質基材が、裏溝によって複数に分断されていることを特徴とする床下地材。 - 前記裏溝が、前記床下地材の長さ方向のみ、または、巾方向のみに形成されていることを特徴とする請求項1に記載の床下地材。
- 前記裏溝の数が、1000mm当たり2.2〜5.5本であることを特徴とする請求項2に記載の床下地材。
- 既存床材の上に新たな床材を上貼りするに際し、既存床材と新たな床材との間に床下地材を介在させるリフォーム用の床材構造であって、
請求項1から請求項3までのいずれかに記載の床下地材を用いることを特徴とするリフォーム用の床材構造。 - 既存床材および新たな床材がクッション性を有する床材であることを特徴とする請求項4に記載のリフォーム用の床材構造。
- 既存床材および新たな床材が防音性能を有する床材であることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のリフォーム用の床材構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012255782A JP2014101726A (ja) | 2012-11-22 | 2012-11-22 | 床下地材およびそれを使用した床材構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012255782A JP2014101726A (ja) | 2012-11-22 | 2012-11-22 | 床下地材およびそれを使用した床材構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014101726A true JP2014101726A (ja) | 2014-06-05 |
Family
ID=51024463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012255782A Pending JP2014101726A (ja) | 2012-11-22 | 2012-11-22 | 床下地材およびそれを使用した床材構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014101726A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7341041B2 (ja) | 2019-12-05 | 2023-09-08 | 株式会社ノダ | 床面のリフォーム方法および該リフォーム方法によるフロア構造 |
-
2012
- 2012-11-22 JP JP2012255782A patent/JP2014101726A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7341041B2 (ja) | 2019-12-05 | 2023-09-08 | 株式会社ノダ | 床面のリフォーム方法および該リフォーム方法によるフロア構造 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2618247C2 (ru) | Сердцевина, заготовка панели, половая панель и способы их изготовления | |
JP5684753B2 (ja) | 遮音床構造及び遮音床構造の施工方法 | |
JP2014101726A (ja) | 床下地材およびそれを使用した床材構造 | |
JP5143803B2 (ja) | 防音床材及び防音床材の製造方法 | |
JP5742046B2 (ja) | リフォーム用の木質床材構造 | |
JP2012246662A (ja) | 床下地材およびそれを使用した床材構造 | |
JP2015017372A (ja) | 床材 | |
JP5805434B2 (ja) | リフォーム用の床材構造 | |
JP2017105096A (ja) | 化粧パネルの製造方法 | |
JP6753741B2 (ja) | 薄畳 | |
JP2008267035A (ja) | 床用緩衝体、床構造、及び、補強床敷設方法 | |
JP2015074901A (ja) | フローリング材及び建物の床構造 | |
JP2002013243A (ja) | 建築用板 | |
JPH0782870A (ja) | 置敷き用防音床板 | |
JP2017197907A (ja) | 防音床材 | |
JP6813412B2 (ja) | 土間用床材 | |
JPH11210212A (ja) | 床 材 | |
JP2018021355A (ja) | 床材 | |
JP6479304B2 (ja) | 木質系床材および床構造 | |
JP2001279842A (ja) | 断熱吸音板及びその製造方法 | |
JP5332944B2 (ja) | 防音直貼り床材 | |
JP2007132155A (ja) | 遮音床用下地板 | |
JP2010248862A (ja) | 床構造、その施工方法及びその再生方法 | |
JP2002067224A (ja) | 積層板 | |
JPH0644933U (ja) | 木質系防音床材 |