JP2014101027A - 燃料タンク - Google Patents
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Abstract
【課題】タンク最大容量を増やすことなく複数種の燃料を積載でき、かつ、複数種の燃料間の混入を防ぐことが可能な燃料タンクを提供する。
【解決手段】燃料タンク1は可動膜6を備え、この可動膜6は、タンク本体3の内部において上壁13から下壁14へ渡るように設けられ、その少なくとも一部が可撓性を有し、第1空間4に収容された第1燃料7又は第2空間5に収容された第2燃料に応じて可動する。よって、タンク最大容量を不必要に増やすことなく、各燃料7を十分に収容できる。そして、このような可動膜6により、第1燃料7は第1空間4に、第2燃料は第2空間5に収容できる。すなわち、各燃料7をそれぞれ別空間に水密に分けることができ、別々の専用タンクに収容しなくとも、各燃料7間の混入を防ぐことができる可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】燃料タンク1は可動膜6を備え、この可動膜6は、タンク本体3の内部において上壁13から下壁14へ渡るように設けられ、その少なくとも一部が可撓性を有し、第1空間4に収容された第1燃料7又は第2空間5に収容された第2燃料に応じて可動する。よって、タンク最大容量を不必要に増やすことなく、各燃料7を十分に収容できる。そして、このような可動膜6により、第1燃料7は第1空間4に、第2燃料は第2空間5に収容できる。すなわち、各燃料7をそれぞれ別空間に水密に分けることができ、別々の専用タンクに収容しなくとも、各燃料7間の混入を防ぐことができる可能となる。
【選択図】図1
Description
本発明は、燃料タンクに関し、特に、複数種の燃料を収容するための船舶用の燃料タンクに関する。
従来の燃料タンクとしては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。この特許文献1に記載された燃料タンクでは、耐油性ゴムで覆われた積層材料からなる袋体に給油孔及び排油孔が設けられ、当該袋体の外側が膨張量を制限する外殻で覆われている。この構成によれば、袋体から燃料を排出した際、その排出分だけ袋体を収縮させ、袋体と残留した燃料との間にすき間が生じないようにし、袋体内部での燃料蒸気の発生を防止することが図られている。
ところで、一般的に、船舶用の燃料タンクにおいて複数種の燃料(例えばHFO(Heavy Fuel Oil:重質燃料油)及びMGO(Marine Gas Oil:軽油))を積もうとする場合、これら複数種の燃料については、燃料の種別毎に設けられた各専用タンクや、燃料タンク内部が鋼壁で仕切られてなる各収容空間にそれぞれ収容される。この点、複数種の燃料のそれぞれの必要量は航路毎に異なることから、各専用タンクや各収容空間には、その最大必要容量を考慮した大きさが要されるため、必要以上の無駄なスペースが生じてしまうおそれがある。
ここで、例えばHFOの必要量が多い場合には、HFOをMGO用の専用タンクに収容することも考えられるが、この場合、コンタミ(コンタミネーション)のリスクが生じる。特に近年、航行する海域毎に異なる燃料が必要とされる場合があると共に、船舶による大気汚染防止のため、燃料中の硫黄濃度を管理することも重要となってきている。よって、上述の燃料タンクでは、コンタミのリスク回避が一層求められている。
そこで、本発明は、タンク最大容量を増やすことなく複数種の燃料を積載でき、かつ、複数種の燃料間の混入を防ぐことが可能な燃料タンクを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る船舶用の燃料タンクは、複数種の燃料を収容するための船舶用の燃料タンクであって、収容空間を内部に有するタンク本体と、タンク本体の内部に設けられ、収容空間を第1空間と第2空間とに水密に分ける可動膜と、第1空間の内外を連通するようにタンク本体に設けられ、第1空間に第1燃料を流入又は流出させるための第1開口部と、第2空間の内外を連通するようにタンク本体に設けられ、第2空間に第2燃料を流入又は流出させるための第2開口部と、を備え、可動膜は、タンク本体の内部において一の内壁部から該一の内壁部に対向する他の内壁部へ渡るように設けられ、その少なくとも一部が可撓性を有し、第1空間に収容された第1燃料又は第2空間に収容された第2燃料に応じて可動することを特徴とする。
本発明に係る船舶用の燃料タンクでは、タンク本体の内部において一の内壁部から該一の内壁部に対向する他の内壁部へ渡るように可動膜が設けられており、当該可動膜は、その少なくとも一部に可撓性を有し、第1空間に収容された第1燃料又は第2空間に収容された第2燃料に応じて可動する。よって、タンク最大容量を不必要に増やすことなく、各燃料を十分に収容することができる。そして、このような可動膜をタンク本体の内部に備えることにより、第1燃料は第1空間に、第2燃料は第2空間に収容することができる。すなわち、各燃料をそれぞれ別空間に水密に分けて収容することができ、別々の専用タンクを用いなくとも、第1及び第2燃料間の混入を防ぐことが可能となる。
また、可動膜は、第1又は第2燃料が収容された状態において、少なくともタンク本体の内壁部に沿った形状を有することが好ましい。このような構成とした場合、上記作用効果を好適に奏することができる。
また、タンク本体の内部に設けられ、該内部に配置された艤装品又は船殻部材を仕切る仕切り壁をさらに備え、可動膜は、第1又は第2燃料が収容された状態において、少なくとも仕切り壁に沿った形状を有することが好ましい。このような構成とした場合、仕切り壁により可動膜と艤装品又は船殻部材との接触を防ぐことができ、当該接触による可動膜の劣化や破損を防ぐことができる。
本発明によれば、タンク最大容量を増やすことなく複数種の燃料を積載でき、かつ、複数種の燃料間の混入を防ぐことが可能な燃料タンクを提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、「前」「後」「左」「右」「上」「下」の語は、図示する状態に基づくものであり、便宜的なものである。
[第1実施形態]
図1は第1実施形態に係る燃料タンクにおいて第1燃料の収容時を示す側断面図、図2は第1実施形態に係る燃料タンクにおいて第2燃料の収容時を示す側断面図、図3は第1実施形態に係る燃料タンクにおいて何れの燃料も収容されていない空時を示す側断面図である。図1に示すように、本実施形態の燃料タンク1は、タンカー等の船舶に設けられ、船舶用の燃料を収容するものである。この燃料タンク1は、複数種の燃料を収容するものであり、ここでは、例えば安価で硫黄含有量の高いHFO等の第1燃料7と、高価で硫黄含有量の低いMGO等の第2燃料8とを収容する。
図1は第1実施形態に係る燃料タンクにおいて第1燃料の収容時を示す側断面図、図2は第1実施形態に係る燃料タンクにおいて第2燃料の収容時を示す側断面図、図3は第1実施形態に係る燃料タンクにおいて何れの燃料も収容されていない空時を示す側断面図である。図1に示すように、本実施形態の燃料タンク1は、タンカー等の船舶に設けられ、船舶用の燃料を収容するものである。この燃料タンク1は、複数種の燃料を収容するものであり、ここでは、例えば安価で硫黄含有量の高いHFO等の第1燃料7と、高価で硫黄含有量の低いMGO等の第2燃料8とを収容する。
燃料タンク1は、第1又は第2燃料7,8を収容する収容空間2を備えたタンク本体3と、タンク本体3の内部に設けられ収容空間2を第1空間4と第2空間5とに水密に分ける可動膜6と、第1空間4に第1燃料7を流入させるための第1燃料取入口9と、第1空間4から第1燃料7を流出させるための第1燃料取出口10と、第2空間5に第2燃料8を流入させるための第2燃料取入口11と、第2空間5から第2燃料8を流出させるための第2燃料取出口12と、を含んで構成されている。
タンク本体3は、例えば直方体状の外形形状を呈し、第1燃料7及び第2燃料8を収容するために必要十分な強度、剛性及び耐性のある材料により形成されている。タンク本体3の収容空間2は、船舶の大きさや航海の期間等に応じて必要な燃料量を収容するに足る容量を有している。この収容空間2は、可動膜6によって第1空間4と第2空間5とに分けられている。第1空間4には、第1燃料7が収容される。また、図2に示すように、第2空間5には、第2燃料8が収容される。
可動膜6は、タンク本体3の内部に配設されており、収容空間2を第1空間4と第2空間5とに分けるものである。この可動膜6は、具体的には、第1空間4及び第2空間5の水密性が保たれるように、その外縁部がタンク本体3の内部にボルト等によって固定されている。なお、可動膜6の固定方法としては、限定されるものではなく、第1空間4及び第2空間5の間の水密性が確保できれば、種々の手法を採用できる。
この可動膜6は、タンク本体3において当該可動膜6を介して対称となる位置に固定されている。すなわち、可動膜6は、タンク本体3の側方から見て、左右対称(前後対称)となる略中心位置に取り付けられ、タンク本体3の上壁13から下壁14へ渡るように延在している。また、可動膜6は、タンク本体3の上方から見て、左右対称(前後対称)となる略中心位置に取り付けられ、タンク本体3の側壁間に渡るように延在している。
また、可動膜6は、その少なくとも一部が可撓性又は延性を有している。ここでの可動膜6は、柔軟で変形自在な不定形状とされ、シート状又は布状を呈している。このような可動膜6は、例えばゴム等の弾性体やその他の樹脂等で形成されている。
この可動膜6は、その自然長(外部からの力を加えないときの固有の長さ)が、第1燃料7又は第2燃料8の最大収容時にタンク本体3の内壁部15,16に沿うように形成されている。換言すると、可動膜6の表面積は、タンク本体3における第1空間4を構成する内壁部15の表面積と略等しくなっていると共に、タンク本体3における第2空間5を構成する内壁部16の表面積と略等しくなっている。これにより、可動膜6は、第1燃料7又は第2燃料8の最大収容時にて、引っ張り応力がかからないように構成される。
第1燃料取入口9は、第1空間4の内外を連通するようにタンク本体3の上壁13に取り付けられ、第1燃料取出口10は、第1空間4の内外を連通するようにタンク本体3の下壁14に取り付けられている。また、第2燃料取入口11は、第2空間5の内外を連通するようにタンク本体3の上壁13に取り付けられ、第2燃料取出口12は、第2空間5の内外を連通するようにタンク本体3の下壁14に取り付けられている。
本実施形態の燃料タンク1は上記の構成からなり、図3に示すように、タンク本体3の収容空間2に第1燃料7及び第2燃料8の何れも収容されていない空時には、可動膜6はたるんだ状態(しな垂れた状態)となっている。これは、上述したように、可動膜6の自然長が、第1燃料7又は第2燃料8の最大収容時に、タンク本体3の内壁部15,16に沿うように形成されているためである。
一方、空時の状態においてタンク本体3の第1燃料取入口9から第1燃料7を注入すると、この第1燃料7の注入に応じて(追従して)可動膜6は可動する。具体的には、第1燃料7がタンク本体3の下方部に貯留し始めると、可動膜6の一部が、タンク本体3の第2空間を構成する内壁部16の下方部に沿う。第1燃料7の貯留量が増えていくと、可動膜6がタンク本体3の第2空間を構成する内壁部16に沿う部分も増えていく。すなわち、第1燃料7の注入量に応じて、可動膜6とタンク本体3の第2空間を構成する内壁部16とが互いに沿う部分の表面積が変化する。そして、第1燃料7の最大収容時においては、図1に示すように、可動膜6は、タンク本体3の第2空間を構成する内壁部16の全体に沿う。このとき、可動膜6は自然長のままであり、引っ張り応力がかからない状態となっている。
他方、空の状態においてタンク本体3の第2燃料取入口11から第2燃料8を注入すると、この第2燃料8の注入に応じて可動膜6は可動する。そして上述同様、第2燃料8の最大収容時においては、図2に示すように、可動膜6は、タンク本体3の第1空間を構成する内壁部15の全体に沿う。このとき、可動膜6は自然長のままであり、引っ張り応力がかからない状態となっている。
以上、本実施形態に係る燃料タンク1では、タンク本体3内に注入する各燃料7,8に応じて可動膜6が可動するため、限られた船舶内で、タンク最大容量を不必要に増やすことなく各燃料7,8を十分に収容できる。さらに、当該可動膜6により、タンク本体3の第1空間4と第2空間5との水密性が保たれる。このため、例えば第1空間4に収容していた第1燃料7を使い切った後に、第2空間5に第2燃料を収容することができ、その結果、各燃料7,8間における混入(コンタミ)を防ぐことができる。
従って、本実施形態によれば、タンク最大容量を増やすことなく複数種の燃料を積載でき、かつ、複数種の燃料間の混入を防ぐことが可能となる。さらに、1つのタンクに第1燃料7と第2燃料8とを必要に応じて入れ替えることができることから、本実施形態は、硫黄酸化物による大気汚染防止のために航行する海域で燃料の種類を切り替える場合に、特に有効なものとなる。
また、本実施形態の可動膜6は、上述したように、第1燃料7の最大収容時にタンク本体3の第2空間を構成する内壁部16に沿っており、第2燃料8の最大収容時にタンク本体3の第1空間を構成する内壁部15に沿っている。この構成によれば、タンク最大容量を不必要に増やすことなく第1又は第2燃料7,8を十分に収容できるという上記作用効果を好適に発揮することが可能となる。
ちなみに、第1又は第2燃料7,8の収容に際して、可動膜6に引っ張り応力がかからないため、第1又は第2燃料7,8の収容により可動膜6に応力が発生するおそれを回避することができ、ひいては、当該応力による可動膜6の劣化を防ぐことが可能となる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態の説明では、上記第1実施形態と異なる点について主に説明する。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態の説明では、上記第1実施形態と異なる点について主に説明する。
図4(a)は、本発明の第2実施形態に係る燃料タンクにおいて第1燃料の収容時を示す側断面図である。図4(a)に示すように、本実施形態の燃料タンク17が上記燃料タンク1と異なる点は、ヒータ18と、梯子19と、第1仕切り壁20と、第2仕切り壁21と、を備えた点である。
ヒータ18は、第1燃料7又は第2燃料8を加熱するためのものであり、タンク本体3内の下壁14上における第1空間4側に配設されている。梯子19は、例えば作業員がタンク本体3内に進入するためのものであり、タンク本体3内における第2空間5側に架けられている。
第1仕切り壁20は、タンク本体3内においてヒータ18の周囲を取り囲むように設けられ、タンク本体3と接合されている。第2仕切り壁21は、タンク本体3内において梯子19の周囲を取り囲むように設けられ、タンク本体3と接合されている。
本実施形態の燃料タンク17は上記の構成からなり、図4(a)に示すように、可動膜6は、第1燃料7の注入に応じて可動し、第1燃料7の最大収容時にて、タンク本体3の第2空間を構成する内壁部16’及び第2仕切り壁21に沿う。一方、図4(a)の二点鎖線で示すように、可動膜6は、第2燃料8の注入に応じて可動し、第2燃料8の最大収容時にて、タンク本体3の第1空間を構成する内壁部15’及び第1仕切り壁20に沿う。
以上、本実施形態においても、上記実施形態と同様の効果、すなわち、タンク最大容量を不必要に増やすことなく各燃料7,8を十分に収容することができ、かつ、各燃料7,8間の混入を防ぐことができるという効果を奏する。また、第1又は第2燃料7,8の最大収容時において、可動膜6は、内壁部15’,16’及びヒータ18又は梯子19の周囲を取り囲む仕切り壁20,21に沿うように可動する。このため、これらヒータ18又は梯子19に可動膜6が接触し当該可動膜6が劣化又は破損してしまうことを防止できる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。
例えば、タンク本体3の外形は種々の形状としてもよく、一例として、図4(b)に示すように、タンク本体3は側方視で左壁部が上方向に行くに従い広がるような台形状外形を有していてもよい。なお、図示する例では、タンク本体3内の第1空間4を構成する内壁部15の表面積は、第2空間5を構成する内壁部16の表面積よりも大きいことから、可動膜6の表面積は、当該表面積が大きい内壁部15に沿うように形成されている。この場合、図中の二点鎖線で示すように、第1燃料7の最大収容時には、可動膜6が内壁部16には沿わず、たるんだ状態となっている。
また、上記実施形態では、第1燃料7又は第2燃料8の何れかを収容しているが、これに限定されず、第1燃料7及び第2燃料8を同時に収容してもよい。また、燃料タンク1が収容する複数種の燃料に関しては、第1又は第2燃料7,8に限定されず、本発明は種々の燃料を収容できる。
また、第1空間4及び第2空間5をそれぞれ有する燃料タンク1を船舶に2つ以上設け、3種類以上の燃料を収容してもよい。例えば、上述の燃料タンク1を2つ設けることにより、1つ目の燃料タンク1には第1又は第2燃料7,8を収容し、2つ目の燃料タンク1においては第1又は第2燃料7,8とは別の種類の第3燃料を収容することができる。
また、タンク容量を小さくした燃料タンク1を船舶に複数設けてもよいし、燃料を小分けに収容できるように燃料タンク1内に仕切りを設けてもよい。これらの場合、船舶が揺動した際、燃料タンク1に収容された燃料の液面に生じる波やうねりを抑えることができる。
また、上記実施形態では、ヒータ18及び梯子19を仕切る仕切り壁20,21を設けたが、これに代えて若しくは加えて、タンク本体3内にその他の艤装品及び船殻部材の少なくとも一方を配置すると共に、当該艤装品及び船殻部材の少なくとも一方を仕切る仕切り壁を設けてもよい。
1,17…燃料タンク、2…収容空間、3…タンク本体、4…第1空間、5…第2空間、6…可動膜、7…第1燃料、8…第2燃料、9…第1燃料取入口、10…第1燃料取出口、11…第2燃料取入口、12…第2燃料取出口、13…上壁、14…下壁、15,15’…第1空間を構成する内壁部、16,16’…第2空間を構成する内壁部、18…ヒータ(艤装品)、19…梯子(艤装品)、20…第1仕切り壁、21…第2仕切り壁。
Claims (3)
- 複数種の燃料を収容するための船舶用の燃料タンクであって、
収容空間を内部に有するタンク本体と、
前記タンク本体の内部に設けられ、前記収容空間を第1空間と第2空間とに水密に分ける可動膜と、
前記第1空間の内外を連通するように前記タンク本体に設けられ、前記第1空間に第1燃料を流入又は流出させるための第1開口部と、
前記第2空間の内外を連通するように前記タンク本体に設けられ、前記第2空間に第2燃料を流入又は流出させるための第2開口部と、を備え、
前記可動膜は、
前記タンク本体の内部において一の内壁部から該一の内壁部に対向する他の内壁部へ渡るように設けられ、
その少なくとも一部が可撓性を有し、前記第1空間に収容された前記第1燃料又は前記第2空間に収容された前記第2燃料に応じて可動することを特徴とする燃料タンク。 - 前記可動膜は、前記第1又は第2燃料が収容された状態において、少なくとも前記タンク本体の内壁部に沿った形状を有することを特徴とする請求項1に記載の燃料タンク。
- 前記タンク本体の内部に設けられ、該内部に配置された艤装品又は船殻部材を仕切る仕切り壁をさらに備え、
前記可動膜は、前記第1又は第2燃料が収容された状態において、少なくとも前記仕切り壁に沿った形状を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料タンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012254338A JP2014101027A (ja) | 2012-11-20 | 2012-11-20 | 燃料タンク |
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JP2012254338A JP2014101027A (ja) | 2012-11-20 | 2012-11-20 | 燃料タンク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014101027A true JP2014101027A (ja) | 2014-06-05 |
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ID=51023953
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---|---|---|---|
JP2012254338A Pending JP2014101027A (ja) | 2012-11-20 | 2012-11-20 | 燃料タンク |
Country Status (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104229062A (zh) * | 2014-10-13 | 2014-12-24 | 上海齐耀动力技术有限公司 | 一种活塞式自平衡油水代换储油罐 |
CN110254654A (zh) * | 2019-06-27 | 2019-09-20 | 广船国际有限公司 | 船舶压载舱内压载水的调整方法、船舶的压载舱及船舶 |
-
2012
- 2012-11-20 JP JP2012254338A patent/JP2014101027A/ja active Pending
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CN104229062A (zh) * | 2014-10-13 | 2014-12-24 | 上海齐耀动力技术有限公司 | 一种活塞式自平衡油水代换储油罐 |
CN110254654A (zh) * | 2019-06-27 | 2019-09-20 | 广船国际有限公司 | 船舶压载舱内压载水的调整方法、船舶的压载舱及船舶 |
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