JP2014100719A - 鍛造用金型装置及び金型着脱方法 - Google Patents

鍛造用金型装置及び金型着脱方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ダイホルダーに対して例えば直径が1mにもなるような大型の金型を容易に着脱することができる鍛造用金型装置を提供すること。
【解決手段】上下の少なくとも一方の金型10(20)について、金型を保持するためのダイホルダー12(22)を貫通し、かつ、途中で前記ダイホルダーと該ダイホルダーに収容された金型との境界を形成するように設けられたピン挿入孔13(23)が、一方の開口から延びて前記境界形成箇所Bを含む太孔部13c(23c)と該太孔部より細く他方の開口まで延びる細孔部13d(23d)とを有する段付きのピン挿入孔であり、前記ピン挿入孔13(23)に該ピン挿入孔を貫通することなく挿脱可能に挿入される金型固定ピン15(25)が、前記ピン挿入孔の前記太孔部に挿入される挿入部15a(25a)と前記ピン挿入孔に挿入されない非挿入部15b(25b)とを有している。
【選択図】図3

Description

本発明は、チタン合金やNi基合金などの難加工性金属材料の熱間鍛造に用いられる鍛造用金型装置、及び金型着脱方法に関するものである。
近年、金型を用いてチタン合金やNi基合金などの難加工性金属材料の熱間鍛造(高温鍛造)が行われるようになってきている。熱間鍛造に用いられる鍛造用金型装置として、金型を加熱するために、従来、例えば、上金型及び下金型のそれぞれに、複数個のヒータ挿入穴が形成され、これらの各ヒータ挿入穴に挿入された棒状のシーズヒータ(「カートリッジヒータ」とも呼ばれる)によって上金型及び下金型を加熱するようにした鍛造用金型装置が知られている。例えば、特許文献1,2には、この種の鍛造用金型装置が開示されている。
特開2004−337935号公報(段落[0032]、図3) 特開平11−77214号公報(段落[0010]、図2)
前述した従来の鍛造用金型装置では、鍛造用素材の温度と例えば同程度に金型を加熱して熱間鍛造を行うにあたり、シーズヒータが組み込まれた金型の場合、電気配線が付属しているので加熱炉を使用して金型の予熱を行うことができず、金型交換時には金型を所要温度にまで昇温させるのに時間がかかり、鍛造製品の生産性が悪いという問題があった。
このため、シーズヒータが組み込まれた金型とはせず、金型とは別個に金型加熱手段を備えた鍛造用金型装置とし、金型交換時には加熱炉によって予熱された金型を鍛造用金型装置のダイホルダーに装着するようにした鍛造用金型装置が考えられる。この場合、例えば直径が1mにもなるような大型の金型では、ダイホルダーに対してそのような大型の金型を容易に着脱できるようにすることが必要となる。
そこで、本発明の課題は、鍛造用素材の熱間鍛造に用いられる鍛造用金型装置において、ダイホルダーに対して例えば直径が1mにもなるような大型の金型を容易に着脱することができる鍛造用金型装置、及び鍛造用金型装置における金型着脱方法を提供することにある。
前記の課題を解決するため、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
請求項1の発明は、上金型及び下金型を備え、鍛造用素材の熱間鍛造に用いられる鍛造用金型装置において、前記上下の少なくとも一方の金型について、金型の外周部を囲繞し、該金型を保持するためのダイホルダーと、前記ダイホルダーを貫通し、かつ、途中で前記ダイホルダーと該ダイホルダーに収容された金型との境界を形成するように設けられたピン挿入孔と、前記ピン挿入孔に該ピン挿入孔を貫通することなく挿脱可能に挿入される金型固定ピンと、を備え、前記ピン挿入孔が、一方の開口から延びて前記境界形成箇所を含む太孔部と該太孔部から他方の開口まで延びる細孔部とを有する段付きのピン挿入孔であり、前記金型固定ピンが、前記ピン挿入孔の前記太孔部に挿入される挿入部と前記ピン挿入孔に挿入されない非挿入部とを有しているものであることを特徴とする鍛造用金型装置である。
請求項2の発明は、請求項1記載の鍛造用金型装置において、前記金型固定ピンが、前記非挿入部が前記挿入部より太い段付きのピンであることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、上金型及び下金型を備え、鍛造用素材の熱間鍛造に用いられる鍛造用金型装置において、前記上下の少なくとも一方の金型について、金型の外周部を囲繞し、該金型を保持するためのダイホルダーと、前記ダイホルダーを貫通し、かつ、途中で前記ダイホルダーと該ダイホルダーに収容された金型との境界を形成するように設けられたピン挿入孔と、前記ピン挿入孔に該ピン挿入孔を貫通することなく挿脱可能に挿入される金型固定ピンと、を備え、前記金型固定ピンが、前記ピン挿入孔における一方の開口から延びて前記境界形成箇所を含む部分に挿入される挿入部と該挿入部より太く前記ピン挿入孔に挿入されない非挿入部とを有する段付きのピンであることを特徴とする鍛造用金型装置である。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の鍛造用金型装置において、前記ピン挿入孔に対して前記金型固定ピンを案内するためのピン案内部を備えていることを特徴とするものである。
請求項5の発明は、請求項4記載の鍛造用金型装置において、前記ピン案内部が、前記ダイホルダーの外周面において前記ピン挿入孔の前記一方の開口が形成された部位に取り付けられ、前記開口側に向ってテーパ状に先細するテーパ状内周面を有するガイド部材で構成されたものであることを特徴とするものである。
請求項6の発明は、請求項2記載の鍛造用金型装置において、外部加熱源にて予熱された金型を前記ダイホルダーに収容する工程と、マニピュレータの一対の把持爪にて前記金型固定ピンの前記挿入部を把持した状態で該把持爪を前進させ、前記挿入部を前記ピン挿入孔の前記太孔部の途中まで挿入する工程と、前記一対の把持爪を開いて前記金型固定ピンを放し、次いで、前記一対の把持爪を閉じた状態で前記金型固定ピンの前記非挿入部に押し付けて前進させることにより、該金型固定ピンの前記挿入部を前記ピン挿入孔の前記太孔部の先端まで挿入する工程と、前記金型の取り外しに際し、前記ピン挿入孔の前記細孔部側の開口より差し入れた突き出し用部材によって前記金型固定ピンを後退させた後、該金型固定ピンを前記一対の把持爪にて前記ピン挿入孔から抜き取る工程と、を備えたことを特徴とする鍛造用金型装置における金型着脱方法である。
請求項1の鍛造用金型装置は、上下の少なくとも一方の金型について、金型を収容するダイホルダーを貫通し、かつ、途中でダイホルダーと該ダイホルダーに収容された金型との境界を形成するように設けられたピン挿入孔であって、一方の開口から延びて前記境界形成箇所を含む太孔部と該太孔部より細く他方の開口まで延びる細孔部とを有する段付きのピン挿入孔を備えている。また、このピン挿入孔に該ピン挿入孔を貫通することなく挿脱可能に挿入される金型固定ピンであって、前記ピン挿入孔の前記太孔部に挿入される挿入部と前記ピン挿入孔に挿入されない非挿入部とを有する金型固定ピンを備えている。これにより、金型固定ピンの前記挿入部をピン挿入孔の前記太孔部に例えば太孔部先端の段部に突き当たるまで挿入することにより、例えば直径が1mにもなるような大型の金型でも長尺の金型固定ピンを用いてダイホルダーに対して金型を容易に固定することができ、上下方向の抜け止め防止を行うことができる。また、金型の取り外しに際し、例えば、ピン挿入孔の前記細孔部側の開口より差し入れた突き出し用部材によって金型固定ピンをある程度後退させた後、該金型固定ピンを前記太孔部から引き抜くなどして、ピン挿入孔から金型固定ピンを抜き取ることができる。よって、例えば直径が1mにもなるような大型の金型でも、ダイホルダーに対して大型の金型を容易に着脱することができる。
請求項2の鍛造用金型装置は、前記の段付きのピン挿入孔を備えるとともに、金型固定ピンとして、ピン挿入孔の太孔部に挿入される挿入部とこの挿入部より太い非挿入部とを有する段付きのピンを備えている。これにより、例えばマニピュレータの一対の把持爪にて前記非挿入部を前方へ押し付けて金型固定ピンを前進させて、金型固定ピンの挿入部をピン挿入孔の太孔部に例えば太孔部先端の段部に突き当たるまで挿入することにより、例えば直径が1mにもなるような大型の金型でも、長尺の金型固定ピンを用いてダイホルダーに対して金型を容易に固定することができる。また、金型の取り外しに際し、例えば、ピン挿入孔の前記細孔部側の開口より差し入れた突き出し用部材によって金型固定ピンをある程度後退させた後、該金型固定ピンの前記挿入部と前記非挿入部とにより形成される段部に前記一対の把持爪をかけて手前に引いて金型固定ピンを後退させるなどして、ピン挿入孔から金型固定ピンを容易に抜き取ることができる。よって、例えば直径が1mにもなるような大型の金型でも、ダイホルダーに対して大型の金型を容易に着脱することができる。
請求項3の鍛造用金型装置は、上下の少なくとも一方の金型について、金型を収容するダイホルダーを貫通し、かつ、途中でダイホルダーと該ダイホルダーに収容された金型との境界を形成するように設けられたピン挿入孔と、このピン挿入孔における一方の開口から延びて前記境界形成箇所を含む部分に挿入される挿入部と該挿入部より太くピン挿入孔に挿入されない非挿入部とを有する段付きの金型固定ピンとを備えている。これにより、例えばマニピュレータの一対の把持爪にて前記非挿入部を前方へ押し付けて金型固定ピンを前進させて、金型固定ピンの前記挿入部をピン挿入孔に挿入することにより、例えば直径が1mにもなるような大型の金型でも、長尺の金型固定ピンを用いてダイホルダーに対して金型を容易に固定することができる。また、金型の取り外しに際し、例えば、ピン挿入孔の前記一方の開口と反対側にある他方の開口より差し入れた突き出し用部材によって金型固定ピンをある程度後退させた後、金型固定ピンの前記挿入部と前記非挿入部とにより形成される段部に、前記一対の把持爪をかけて手前に引いて金型固定ピンを後退させるなどして、ピン挿入孔から金型固定ピンを容易に抜き取ることができる。よって、例えば直径が1mにもなるような大型の金型でも、ダイホルダーに対して大型の金型を容易に着脱することができる。
請求項4,5の鍛造用金型装置は、ピン挿入孔に対して金型固定ピンを案内するピン案内部を備えているので、例えば直径が1mにもなるような大型の金型でも、長尺の金型固定ピンの先端部分をピン挿入孔の開口に容易に導くことができる。
請求項6の金型着脱方法によれば、例えば直径が1mにもなるような大型の金型でも、ダイホルダーに対してそのような大型の金型を容易に着脱することができるので、鍛造製品の生産性の向上を図ることができる。また、ダイホルダーに対して予熱が施された金型を短時間で固定することができ、該金型の温度低下を防ぐことができる。
本発明の第一実施形態による鍛造用金型装置の構成を概略的に示す断面図である。 図1における金型及びそのダイホルダーを製品成形面側から見た平面図であって、金型を固定するためのピン挿入孔の説明図である。 図1における金型及びそのダイホルダーを製品成形面側から見た平面図であって、ピン挿入孔に挿入された金型固定ピンの説明図である。 テーパ状開口を有するピン挿入孔を説明するための平面図である。 第一実施形態による鍛造用金型装置においてダイホルダーに対して下金型を固定する手順を説明するための図である。 第一実施形態による鍛造用金型装置においてダイホルダーから上金型を取り外す手順を説明するための図である。 第二実施形態による鍛造用金型装置におけるピン挿入孔を説明するための図であって、金型及びダイホルダーを製品成形面側から見た平面図である。 図7におけるピン挿入孔に金型固定ピンが挿入された状態を示す平面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の第一実施形態による鍛造用金型装置の構成を概略的に示す断面図である。
図1において、10は製品形成面10aを有して円盤状をなす上金型、20は製品形成面20aを有して円盤状をなす下金型である。鍛造用金型1は、上金型10と下金型20とにより構成されている。
まず、下金型20側について説明する。図1に示すように、この鍛造用金型装置の下金型側は、下金型20と、下金型20が加熱炉で予熱された状態で収容され、この下金型20の外周部を囲繞し、該下金型20を保持するダイホルダー22と、ダイホルダー22を貫通し、かつ、途中でダイホルダー22とこれに収容された下金型20との境界を形成するように設けられて複数(本実施形態では2個)のピン挿入孔23と、ピン挿入孔23に挿脱可能に挿入される棒状の金型固定ピン25と、前記の下金型20及びダイホルダー22を支持する金型支持部材21と、を備えている。前記金型支持部材21には、下金型20を加熱するための金型加熱手段(図示せず)が組み込まれている。鍛造の際には、前記下金型20が加熱炉で予熱された状態で運ばれて前記ダイホルダー22の内側に嵌め入れられ、後述するように金型固定ピン25をピン挿入孔23に挿入することでダイホルダー22に固定される「入れ子構造」となっている。
60は、図示しない鍛造用プレス機の固定側部材(ボルスター)に固定されたベースプレートである。このベースプレート60に、ボルト等からなる締結具(図示せず)を用いて、前記の金型支持部材21及びダイホルダー22が一体に取り付けられている。
次に、上金型10側について説明する。この鍛造用金型装置の上金型側は、上金型10と、上金型10が加熱炉にて予熱された状態で収容され、この上金型10の外周部を囲繞し、該上金型10を保持するダイホルダー12と、ダイホルダー12を貫通し、かつ、途中でダイホルダー12とこれに収容された上金型10との境界を形成するように設けられた複数(本実施形態では2個)のピン挿入孔13と、ピン挿入孔13に挿脱可能に挿入される棒状の金型固定ピン15と、前記の上金型10及びダイホルダー12を支持する金型支持部材11と、を備えている。前記金型支持部材11には、上金型10を加熱するための金型加熱手段(図示せず)が組み込まれている。鍛造の際には、前記上金型10が加熱炉で予熱された状態で運ばれて前記ダイホルダー12の内側に嵌め入れられ、後述するように金型固定ピン15をピン挿入孔13に挿入することでダイホルダー12に固定される「入れ子構造」となっている。
50は、前記鍛造用プレス機の昇降側部材(ラムあるいはスライダーと呼ばれる)に固定されたベースプレートである。このベースプレート50に、ボルト等からなる締結具(図示せず)を用いて、前記の金型支持部材11及びダイホルダー12が一体に取り付けられている。なお、図1では、鍛造製品を取り出すためのノックアウト機構などは図示省略している。
この実施形態では、前記の円盤状をなす上下の金型10,20は、例えばNi基耐熱合金からなっている。また、前記ダイホルダー12,22は、例えば熱間工具鋼からなり、外周が矩形の環状をなしている。
図2は図1における金型及びそのダイホルダーを製品成形面側から見た平面図であって、金型を固定するためのピン挿入孔の説明図、図3は図1における金型及びそのダイホルダーを製品成形面側から見た平面図であって、ピン挿入孔に挿入された金型固定ピンの説明図である。
この実施形態では、ダイホルダー12に対して上金型10を固定するためのピン挿入孔13及び金型固定ピン15が設けられており、同様に、ダイホルダー22に対して下金型20を固定するためのピン挿入孔23及び金型固定ピン25が設けられている。図2,図3に示すように、前記のピン挿入孔13及び金型固定ピン15とピン挿入孔23及び金型固定ピン25とは、同一の構成である。
図2に示すように、断面中空円形をなす2個のピン挿入孔13(23)が、ダイホルダー12(22)を貫通し、かつ、途中でダイホルダー12(22)とこのダイホルダー12(22)に収容された金型10(20)との境界を形成するように設けられている。このピン挿入孔13(23)は、一方の開口13a(23a)からダイホルダー12(22)と金型10(20)との境界形成箇所Bを越えて(通り過ぎて)延びる太孔部13c(23c)と、太孔部13c(23c)より細く太孔部13c(23c)から他方の開口13b(23b)まで延びる細孔部13d(23d)と、太孔部13c(23c)と細孔部13d(23d)とにより形成される段部13e(23e)と、を有する段付きのものである。したがって、ピン挿入孔13(23)における前記境界形成箇所Bにおいては、金型10(20)の外周面には円弧状をなす切欠き部(図1参照)が形成されており、これに対応してダイホルダー12(22)の内周面では円弧状をなす切欠き部(図1参照)が形成されており、前記境界形成箇所Bでは、金型10(20)の外周面の前記切欠き部とダイホルダー12(22)の内周面の前記切欠き部とによって断面中空円形をなすピン挿入孔が形成されている。
また、図2に示すように、ダイホルダー12(22)の外周面においてピン挿入孔13(23)の一方の開口13a(23a)が形成された部位には、開口13a(23a)側に向ってテーパ状に先細して該開口13a(23a)に合致するテーパ状内周面16a(26a)を有する円筒状のガイド部材16(26)が取り付けられている。ガイド部材16(26)は、ダイホルダー12(22)と同じ例えば熱間工具鋼からなり、ダイホルダー12(22)の外周面に溶接接合されている。このガイド部材16(26)は、ピン挿入孔13(23)に対して金型固定ピン15(25)(図3参照)を案内するためのピン案内部を構成している。
そして、図3に示すように、ピン挿入孔13(23)に該ピン挿入孔13(23)を貫通することなく挿脱可能に挿入される金型固定ピン15(25)は、鋼製で細長く円柱状をなしており、ピン挿入孔13(23)の太孔部13c(23c)に挿入される挿入部15a(25a)と、この挿入部15a(25a)より太くピン挿入孔13(23)に挿入されない基端側の非挿入部15b(25b)と、挿入部15a(25a)と非挿入部15b(25b)とによって形成される段部15c(25c)と、を有する段付きのものである。
ここで、寸法の一例を挙げると、円盤状の金型10(20)は、直径1000mm程度、ピン挿入孔13(23)に挿入される棒状の金型固定ピン15(25)は、全長1680mm、挿入部15a(25a)の直径60mm、非挿入部15b(25b)の直径100mmである。
図4はテーパ状開口を有するピン挿入孔を説明するための平面図である。
図4に示すように、前記ピン案内部の他の例として、このピン挿入孔13’(23’)では、前記ガイド部材16(26)に代えて、一方の開口13a’(23a’)がダイホルダー12(22)の外周面側へ行くに従って拡径するテーパ状開口となされている。なお、ピン案内部としては、ダイホルダー12(22)の強度上の点から、ダイホルダー12(22)の外周面に固着する前記ガイド部材16(26)の方が望ましい。
次に、前記の図1〜図3のように構成される第一実施形態による鍛造用金型装置において、上下の金型10,20の着脱手順について説明する。図5は第一実施形態による鍛造用金型装置においてダイホルダーに対して下金型を固定する手順を説明するための図、図6は第一実施形態による鍛造用金型装置においてダイホルダーから上金型を取り外す手順を説明するための図である。
なお、上下の金型10,20の装着に先立ち、鍛造用プレス機のボルスターに固定されたベースプレート60には、金型支持部材21及びダイホルダー22が一体に取り付けられている。同様に、鍛造用プレス機のラムに固定されたベースプレート50には、金型支持部材11及びダイホルダー12が一体に取り付けられている。また、下金型20の上に上金型10を両者の製品成形面が対向するようにして重ね(図1において、鍛造用プレス機のラムを下降させて上金型10を下金型20の上に重ねたような状態)、この状態で、金型10,20を外部加熱源である加熱炉で予熱しておく。
まず、加熱炉で予熱され、上下に重ねられた金型10,20を例えばフォークリフト車で鍛造用プレス機まで運び、作業者によりこのフォークリフト車と金型吊り具などを操作して、ピン挿入孔23の前記境界形成箇所Bが形成されるようにダイホルダー22に対して下金型20を位置合わせした状態で、上金型10が重ねられた下金型20をダイホルダー22に収容する。
次いで、まず先に例えば、図5に示すように、ダイホルダー22への下金型20の固定を行う。すなわち、前記フォークリフト車に装備されたマニピュレータを作業者により操作して、図5の(a)に示すように、マニピュレータの一対の把持爪70にて金型固定ピン25の挿入部25aの長手方向中央部分を把持した状態で該把持爪70を前進させ、挿入部25aをピン挿入孔23の太孔部23cの途中まで挿入する。この場合、前記ガイド部材26を備えているので、直径が1mにもなるような大型の下金型20であっても、長尺の金型固定ピン25の先端部分をピン挿入孔23の開口23aに容易に導くことができる。
次いで、金型固定ピン25が長尺であるので、一対の把持爪70を開いて、太孔部23cの途中まで挿入されている金型固定ピン25を放し、それから、図5の(b)に示すように、一対の把持爪70を閉じた状態で金型固定ピン25の非挿入部25bに押し付けて前進させることにより、金型固定ピン25の挿入部25aをピン挿入孔23の太孔部23cの先端まで挿入する。この場合、金型固定ピン25の基端側にある非挿入部25bを挿入部25aよりも太くしているので、閉じた状態の一対の把持爪70により、容易にこの非挿入部25bを押し付けて金型固定ピン25を前進させることができる。
また、ピン挿入孔23が段部23eを有する段付きのものであるので、金型固定ピン25を太孔部23c先端の段部23eに突き当たるまで挿入すればよく、直径が1mにもなるような大型の下金型20であっても、長尺の金型固定ピン25を用いてダイホルダー22に対して下金型20を容易に固定することができる。さらに、金型固定ピン25の挿入時に、金型固定ピン25が万一折れるようなことが発生しても、その折れた部分がピン挿入孔23の細孔部23dから飛び出すことがなく、安全である。
そして、図5の(c)に示すように、もう一方のピン挿入孔23に対しても、同様にして、金型固定ピン25が挿入されて、ダイホルダー22に対して下金型20が固定される。
ダイホルダー22に下金型20を固定した後、ダイホルダー12への上金型10の固定を行う。すなわち、鍛造用プレス機のラムを下降させてダイホルダー12内に、下金型20の上に載せてある上金型10を収容し、以後は、前述した下金型20の固定の場合と同様の手順により、金型固定ピン15を用いてダイホルダー12に対して上金型10を固定する。
ピン挿入孔13,23に挿入された金型固定ピン15,25は、金型10,20からの受熱によって熱膨張しピン挿入孔13,23に密接した状態となる。そして、加熱炉で所要温度に加熱された鍛造用素材を下金型20の製品成形面20aに載置し、この鍛造用素材の鍛造を行う。通常、同一の金型を用いて複数回の鍛造が行われる。
上下の金型10,20による鍛造が終了すると、例えば金型交換のため、まず先に例えば、図6に示すように、ダイホルダー12に上金型10を固定している金型固定ピン15の抜き取りを行う。鍛造用プレス機のラムを下降させてダイホルダー12に固定されている上金型10を下金型20の上に重ねた状態とする。それから、ピン挿入孔13の細孔部13d側の開口13bより差し入れた突き出し用部材としての突き出し用鉄棒80によって金型固定ピン15を先端側から打撃することで金型固定ピン15をある程度後退させた後(図6(a))、金型固定ピン15を一対の把持爪70にてピン挿入孔13から抜き取る(図6(b))。
この場合、図6(b)に示すように、一対の把持爪70を金型固定ピン15の段部15cにかけて手前に引いて金型固定ピン15を後退させることにより、直径が1mにもなるような大型の上金型10であっても、長尺の金型固定ピン15をピン挿入孔13から容易に抜き取ることができる。もう一方の金型固定ピン15についても、同様にして、ピン挿入孔13から容易に抜き取ることができる。
このようにダイホルダー12に対する上金型10の固定を解除した後、この上金型10が下金型20に載せられている状態で、以後は、前述した上金型10の固定解除の場合と同様の手順により、ダイホルダー22に下金型20を固定している金型固定ピン25の抜き取りを行う。
そして、ダイホルダー12,22に対する金型10,20の固定を解除した後、鍛造用プレス機のラムを上昇させてから、作業者によりフォークリフト車と金型吊り具などを操作して、ダイホルダー22から上金型10が重ねられた下金型20を上金型10とともに引き上げて、金型交換を行うこととなる。
このように、第一実施形態による鍛造用金型装置は、上下の金型10,20の各々について、金型10(20)を収容するダイホルダー12(22)を貫通し、かつ、途中でダイホルダー12(22)と該ダイホルダー12(22)に収容された金型10(20)との境界を形成するように設けられたピン挿入孔13(23)であって、一方の開口13a(23a)から延びて前記境界形成箇所Bを含む太孔部13c(23c)と該太孔部13c(23c)より細く他方の開口13b(23b)まで延びる細孔部13d(23d)とを有する段付きのピン挿入孔13(23)を備えている。また、このピン挿入孔13(23)にこれを貫通することなく挿脱可能に挿入される金型固定ピン15(25)であって、ピン挿入孔13(23)の太孔部13c(23c)に挿入される挿入部15a(25a)とこの挿入部15a(25a)より太い非挿入部15b(25b)とを有する段付きのピン15(25)を備えている。
これにより、マニピュレータの一対の把持爪70にて金型固定ピン15(25)の非挿入部15b(25b)を前方へ押し付けて金型固定ピン15(25)を前進させて、金型固定ピン15(25)の挿入部15a(25a)をピン挿入孔13(23)の太孔部13c(23c)に例えば太孔部先端の段部13e(23e)に突き当たるまで挿入することにより、例えば直径が1mにもなるような大型の金型10(20)でも、長尺の金型固定ピン15(25)を用いてダイホルダー12(22)に対して金型10(20)を容易に固定することができる。また、金型10(20)の取り外しに際し、ピン挿入孔13(23)の前記細孔部側の開口13b(23b)より差し入れた突き出し用鉄棒80によって金型固定ピン15(25)をある程度後退させた後、前記一対の把持爪70を金型固定ピン15(25)の段部15c(25c)にかけて手前に引いて金型固定ピン15(25)を後退させるなどして、ピン挿入孔13(23)から長尺の金型固定ピン15(25)を容易に抜き取ることができる。よって、例えば直径が1mにもなるような大型の金型10(20)でも、ダイホルダー12(22)に対して大型の金型10(20)を容易に着脱することができる。
図7は第二実施形態による鍛造用金型装置におけるピン挿入孔を説明するための図であって、金型及びダイホルダーを製品成形面側から見た平面図であり、図8は図7におけるピン挿入孔に金型固定ピンが挿入された状態を示す平面図である。ここで、ピン挿入孔の構造が異なる点以外は、前記の第一実施形態による鍛造用金型装置と同一なので、両者に共通する部分には同一の符号を付して説明を省略するものとする。ダイホルダー12に対して上金型10を固定するためのピン挿入孔17とダイホルダー22に対して下金型20を固定するためのピン挿入孔27とは、同一の構成である。
図7に示すように、断面中空円形をなす2個のピン挿入孔14(24)が、ダイホルダー12(22)を貫通し、かつ、途中でダイホルダー12(22)とこれに収容された金型10(20)との境界を形成するように設けられている。これらのピン挿入孔14(24)は、一方の開口14a(24a)から他方の開口14b(24b)までの全長にわたって内径が同一のものである。
そして、図8に示すように、金型固定ピン15(25)がピン挿入孔14(24)に該ピン挿入孔14(24)を貫通することなく挿脱可能に挿入されることにより、ダイホルダー12(22)に対して金型10(20)が固定されるようになっている。金型固定ピン15(25)は、ピン挿入孔14(24)における一方の開口14a(24a)から延びて境界形成箇所Bを含む部分に挿入される挿入部15a(25a)と該挿入部15a(25a)より太くピン挿入孔14(24)に挿入されない非挿入部15b(25b)とを有する段付きのピンである。
このように、この第二実施形態による鍛造用金型装置は、上下の金型10,20の各々について、金型10(20)を収容するダイホルダー12(22)を貫通し、かつ、途中でダイホルダー12(22)と該ダイホルダー12(22)に収容された金型10(20)との境界を形成するように設けられたピン挿入孔14(24)を備えている。また、このピン挿入孔14(24)にこれを貫通することなく挿脱可能に挿入される金型固定ピン15(25)であって、ピン挿入孔14(24)における一方の開口14a(24a)から延びて前記境界形成箇所Bを含む部分に挿入される挿入部15a(25a)と該挿入部15a(25a)より太くピン挿入孔14(24)に挿入されない非挿入部15b(25b)とを有する段付きの金型固定ピン15(25)を備えている。
これにより、マニピュレータの一対の把持爪70にて前記非挿入部15b(25b)を前方へ押し付けて金型固定ピン15(25)を前進させて、金型固定ピン15(25)の前記挿入部15a(25a)をピン挿入孔14(24)に挿入することにより、例えば直径が1mにもなるような大型の金型10(20)でも、長尺の金型固定ピン15(25)を用いてダイホルダー12(22)に対して金型10(20)を容易に固定することができる。また、金型10(20)の取り外しに際し、例えば、ピン挿入孔14(24)の前記一方の開口14a(24a)と反対側にある他方の開口14b(24b)より差し入れた突き出し用鉄棒80によって金型固定ピン15(25)をある程度後退させた後、前記一対の把持爪70を金型固定ピン15(25)の段部15c(25c)にかけて手前に引いて金型固定ピン15(25)を後退させるなどして、ピン挿入孔14(24)から金型固定ピン15(25)を容易に抜き取ることができる。よって、例えば直径が1mにもなるような大型の金型10(20)でも、ダイホルダー12(22)に対して大型の金型10(20)を容易に着脱することができる。
なお、棒状をなす金型固定ピン15(25),15a(25a)としては、その断面形状を前記の第一、第二実施形態では円形したが、これに限らず、例えば四角形、六角形などの多角形や、あるいは楕円形などにすることも可能である。
10…上金型 10a…製品成形面 20…下金型 20a…製品成形面
11,21…金型支持部材
12,22…ダイホルダー
13,23…ピン挿入孔 13’,23’…ピン挿入孔
13c,23c…太孔部 13d,23d…細孔部 13e,23e…段部
14,24…ピン挿入孔
15,25…金型固定ピン
15a,25a…挿入部 15b,25b…非挿入部 15c,25c…段部
16,26…ガイド部材 16a,26a…テーパ状内周面
50,60…ベースプレート
70…把持爪 80…突き出し用鉄棒
B:境界形成箇所

Claims (6)

  1. 上金型及び下金型を備え、鍛造用素材の熱間鍛造に用いられる鍛造用金型装置において、前記上下の少なくとも一方の金型について、金型の外周部を囲繞し、該金型を保持するためのダイホルダーと、前記ダイホルダーを貫通し、かつ、途中で前記ダイホルダーと該ダイホルダーに収容された金型との境界を形成するように設けられたピン挿入孔と、前記ピン挿入孔に該ピン挿入孔を貫通することなく挿脱可能に挿入される金型固定ピンと、を備え、前記ピン挿入孔が、一方の開口から延びて前記境界形成箇所を含む太孔部と該太孔部から他方の開口まで延びる細孔部とを有する段付きのピン挿入孔であり、前記金型固定ピンが、前記ピン挿入孔の前記太孔部に挿入される挿入部と前記ピン挿入孔に挿入されない非挿入部とを有しているものであることを特徴とする鍛造用金型装置。
  2. 前記金型固定ピンが、前記非挿入部が前記挿入部より太い段付きのピンであることを特徴とする請求項1記載の鍛造用金型装置。
  3. 上金型及び下金型を備え、鍛造用素材の熱間鍛造に用いられる鍛造用金型装置において、前記上下の少なくとも一方の金型について、金型の外周部を囲繞し、該金型を保持するためのダイホルダーと、前記ダイホルダーを貫通し、かつ、途中で前記ダイホルダーと該ダイホルダーに収容された金型との境界を形成するように設けられたピン挿入孔と、前記ピン挿入孔に該ピン挿入孔を貫通することなく挿脱可能に挿入される金型固定ピンと、を備え、前記金型固定ピンが、前記ピン挿入孔における一方の開口から延びて前記境界形成箇所を含む部分に挿入される挿入部と該挿入部より太く前記ピン挿入孔に挿入されない非挿入部とを有する段付きのピンであることを特徴とする鍛造用金型装置。
  4. 前記ピン挿入孔に対して前記金型固定ピンを案内するためのピン案内部を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の鍛造用金型装置。
  5. 前記ピン案内部が、前記ダイホルダーの外周面において前記ピン挿入孔の前記一方の開口が形成された部位に取り付けられ、前記開口側に向ってテーパ状に先細して該開口に合致するテーパ状内周面を有するガイド部材で構成されたものであることを特徴とする請求項4記載の鍛造用金型装置。
  6. 請求項2記載の鍛造用金型装置において、外部加熱源にて予熱された金型を前記ダイホルダーに収容する工程と、マニピュレータの一対の把持爪にて前記金型固定ピンの前記挿入部を把持した状態で該把持爪を前進させ、前記挿入部を前記ピン挿入孔の前記太孔部の途中まで挿入する工程と、前記一対の把持爪を開いて前記金型固定ピンを放し、次いで、前記一対の把持爪を閉じた状態で前記金型固定ピンの前記非挿入部に押し付けて前進させることにより、該金型固定ピンの前記挿入部を前記ピン挿入孔の前記太孔部の先端まで挿入する工程と、前記金型の取り外しに際し、前記ピン挿入孔の前記細孔部側の開口より差し入れた突き出し用部材によって前記金型固定ピンを後退させた後、該金型固定ピンを前記一対の把持爪にて前記ピン挿入孔から抜き取る工程と、を備えたことを特徴とする鍛造用金型装置における金型着脱方法。
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