JP2014100364A - ハニカムコア芯材入り天板を備えたテーブル - Google Patents
ハニカムコア芯材入り天板を備えたテーブル Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014100364A JP2014100364A JP2012254833A JP2012254833A JP2014100364A JP 2014100364 A JP2014100364 A JP 2014100364A JP 2012254833 A JP2012254833 A JP 2012254833A JP 2012254833 A JP2012254833 A JP 2012254833A JP 2014100364 A JP2014100364 A JP 2014100364A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- top plate
- core material
- core
- leg
- nut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
Abstract
【解決手段】テーブル1は、ハニカムコア芯材11の上面、下面及び側面に化粧板12を貼り付けてなる天板10と脚20とを備え、四隅にハニカムコア芯材11と同じ厚さの中実芯材13を取り付けて極低頭ボルト30を忍ばせ、そのネジ軸31に高ナット40を螺合する。脚20は、高ナット40を挿入して覆い隠すことのできる中空筒体21で構成されると共に、上端からの距離が高ナット40の高さ以上となる位置に仕切部材22を取り付けた構造とする。天板10と脚20は、高ナット40にネジ棒50を下側から螺合させ、その下端側を中空筒体21内で仕切部材22の挿通孔23を通過させた上で締め上げ用ナット61で締め上げる構造によって互いに固定されている。
【選択図】 図1
Description
(A)前記天板の脚取付部を以下の構造としたこと。
(A1)前記天板を構成するハニカムパネル製芯材の周縁部の少なくとも一部に中実芯材を取り付けると共に、当該中実芯材に対して、天板の底面からネジ軸が突出する様に低頭ボルトを忍ばせて前記上面及び下面の化粧板を貼り付けた構造となっていること。
(A2)前記天板の底面側から突出する前記低頭ボルトのネジ軸に、当該ネジ軸の長さよりも長く、下側からネジ棒を螺合することができる高さを有する高ナットを螺合した構造となっていること。
(B)前記脚を以下の構造としたこと。
(B1)前記高ナットを挿入して覆い隠すことのできる中空筒体で構成されると共に、当該中空筒体の筒内に、その上端からの距離が前記高ナットの高さ以上となる位置に仕切部材を取り付けた構造となっていること。
(B2)前記仕切部材は、前記高ナットに対して螺合可能な前記ネジ棒を挿通可能な挿通孔が形成された構造となっていること。
(C)前記天板と前記脚が、前記高ナットに対して、前記ネジ棒の上端を下側から螺合させると共に、当該ネジ棒の下端側を前記中空筒体内で前記仕切部材の挿通孔を通過させた上で当該仕切部材の下側から締め上げ用ナットで締め上げる構造によって互いに固定されていること。
(D)前記仕切部材が、前記中空筒体の下端側において、当該中空体の下端側からレンチを挿入して前記締め上げ用ナットの締め上げを行うことができる位置に取り付けられていること。
(E)前記脚を構成する中空筒体の上端側に、前記高ナットを遊嵌可能な挿通孔を有する仕切板が固定されていること。
(F)前記締め上げ用ナットが高ナットで構成されると共に、さらに下端側から脚高さ調整用のアジャスターが螺合されていること。
(F)前記締め上げ用ナットが高ナットで構成されると共に、さらに下端側から脚高さ調整用のアジャスターが螺合されていること。
(G)前記締め上げ用ナットが、上端側と下端側でネジ孔の径が異なる径違いの異径高ナットで構成されていること。
(H)前記ハニカムコア芯材及び前記中実芯材がアルミ合金製であって、前記中実芯材は、前記ハニカムパネル製芯材の周縁を取り巻く様に全周に渡って取り付けられていること。
(I)前記化粧板は、表面に突板を貼り付けたファイバーボードを金属板に貼り合わせた積層材で構成されていること。
ハニカムコア芯材11の四隅に、ハニカムコア芯材11と同じ厚さのアルミ合金製の中実芯材13を取り付けると共に、この中実芯材13の上面側から平ザグリ加工を施し、天板10の底面からネジ軸31が突出する様に、極低頭ボルト30をねじ込んで忍ばせた後に上面及び下面の化粧板12,12を貼り付けた構造となっている。また、天板10の底面側から突出する極低頭ボルト30のネジ軸31に、当該ネジ軸31の長さよりも長く、下側からネジ棒50を螺合することができる高さを有する高ナット40を螺合した構造となっている。
高ナット40を挿入して覆い隠すことのできる中空筒体21で構成されると共に、当該中空筒体21の上端からの距離が高ナット40の高さ以上となる位置に仕切部材22を取り付けた構造となっている。この仕切部材22は、高ナット40に対して螺合可能なネジ棒50を挿通可能な挿通孔23が形成された構造となっている。
そして、天板10と脚20が、高ナット40に対してネジ棒50の上端を下側から螺合させると共に、当該ネジ棒50の下端側を中空筒体21内で仕切部材22の挿通孔23を通過させた上で当該仕切部材22の下側から締め上げ用ナット61で締め上げる構造によって互いに固定されている。
仕切部材22は、中空筒体21の下端側において、当該中空体21の下端側からレンチを挿入して締め上げ用ナット61の締め上げを行うことができる位置に取り付けられている。また、脚20を構成する中空筒体21の上端側に、高ナット40を遊嵌可能な挿通孔26を有する仕切板25も固定されている。また、側面の化粧板12の内側は、全周に渡って、MDF(中密度繊維板)14で取り巻いてある。
化粧板12は、表面に突板12aを貼り付けたファイバーボード12bをアルミ合金製の平板12cに貼り合わせた積層材で構成されている。
実施例1のテーブル1によれば、天板10の脚取付部A,Bに極低頭ボルト30を忍ばせた忠実芯材13を備えさせ、高ナット40を極低頭ボルト30のネジ軸31に螺合させた状態とした上で、高ナット40の下側からネジ棒50を螺合させる。この際、高ナット50と天板10の間にはワッシャWを噛ませる。こうして天板10の底面に螺合したネジ棒50を覆い隠す様に、中空筒体21で構成された脚20を装着し、仕切部材22から突出したネジ棒50の先端部分に締め上げ用ナット61を螺合させる。ここにもワッシャWを噛ませる。これによって、天板10に対して脚20を取り付けることができる。なお、テーブル1の脚20の底には、キャップ(合成樹脂製、金属製など)を装着するとよい。
この組立において、ネジ棒50は脚20の内部を上端から下端近くまで挿通された状態となり、極低頭ボルト30、高ナット40、ネジ棒50、及び締め上げ用ナット61によって脚20の軸をしっかりと形成することができるから、脚20と天板10との固定が堅牢なものとなる。また、レンチによる締め上げ作業も容易なものとなる。また、脚20の上端側の仕切板25が脚20の軸合わせ作用を発揮し、ネジ棒50による締め上げ固定による軸合わせ作用をより的確に発揮することができる。さらに、化粧板12として、上述の構成からなる積層材を用いることにより、アルミ合金製のハニカムコア芯材11に対してはアルミ合金板12cを介して強固に接着できると共に、表面は突板12aによる天然木の風合いを備えさせることができ、漆塗り等の木材に対する塗装方法を適用した高級感を高めたテーブルを提供することができる。加えて、天板10は、極低頭ボルト30を忍ばせることができれば十分であるから、その厚さを薄くすることができる。この結果、図3に示す様に、テーブルの下側空間を大きくすることができ、車椅子やベビーチェアなどを用いる場合に適したものとなる。また、天板10は薄くてもハニカムコア芯材を用いて十分な強度を有するから、車椅子の利用者が体重を掛けてもよろけたりすることがない。
[製造例]
Claims (7)
- ハニカムパネル製芯材の上面、下面及び側面に化粧板を貼り付けてなる天板と、当該天板の底面に固定された脚とを備え、さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とするハニカムコア芯材入り天板を備えたテーブル。
(A)前記天板の脚取付部を以下の構造としたこと。
(A1)前記天板を構成するハニカムパネル製芯材の周縁部の少なくとも一部に中実芯材を取り付けると共に、当該中実芯材に対して、天板の底面からネジ軸が突出する様に低頭ボルトを忍ばせて前記上面及び下面の化粧板を貼り付けた構造となっていること。
(A2)前記天板の底面側から突出する前記低頭ボルトのネジ軸に、当該ネジ軸の長さよりも長く、下側からネジ棒を螺合することができる高さを有する高ナットを螺合した構造となっていること。
(B)前記脚を以下の構造としたこと。
(B1)前記高ナットを挿入して覆い隠すことのできる中空筒体で構成されると共に、当該中空筒体の筒内に、その上端からの距離が前記高ナットの高さ以上となる位置に仕切部材を取り付けた構造となっていること。
(B2)前記仕切部材は、前記高ナットに対して螺合可能な前記ネジ棒を挿通可能な挿通孔が形成された構造となっていること。
(C)前記天板と前記脚が、前記高ナットに対して、前記ネジ棒の上端を下側から螺合させると共に、当該ネジ棒の下端側を前記中空筒体内で前記仕切部材の挿通孔を通過させた上で当該仕切部材の下側から締め上げ用ナットで締め上げる構造によって互いに固定されていること。 - さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1記載のハニカムコア芯材入り天板を備えたテーブル。
(D)前記仕切部材が、前記中空筒体の下端側において、当該中空体の下端側からレンチを挿入して前記締め上げ用ナットの締め上げを行うことができる位置に取り付けられていること。 - さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項2記載のハニカムコア芯材入り天板を備えたテーブル。
(E)前記脚を構成する中空筒体の上端側に、前記高ナットを遊嵌可能な挿通孔を有する仕切板が固定されていること。 - さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一の請求項に記載のハニカムコア芯材入り天板を備えたテーブル。
(F)前記締め上げ用ナットが高ナットで構成されると共に、さらに下端側から脚高さ調整用のアジャスターが螺合されていること。 - さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項4記載のハニカムコア芯材入り天板を備えたテーブル。
(G)前記締め上げ用ナットが、上端側と下端側でネジ孔の径が異なる径違いの異径高ナットで構成されていること。 - さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一の請求項に記載のハニカムコア芯材入り天板を備えたテーブル。
(H)前記ハニカムコア芯材及び前記中実芯材がアルミ合金製であって、前記中実芯材は、前記ハニカムパネル製芯材の周縁を取り巻く様に全周に渡って取り付けられていること。 - さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一の請求項に記載のハニカムコア芯材入り天板を備えたテーブル。
(I)前記化粧板は、表面に突板を貼り付けたファイバーボードを金属板に貼り合わせた積層材で構成されていること。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012254833A JP6112447B2 (ja) | 2012-11-21 | 2012-11-21 | ハニカムコア芯材入り天板を備えたテーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012254833A JP6112447B2 (ja) | 2012-11-21 | 2012-11-21 | ハニカムコア芯材入り天板を備えたテーブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014100364A true JP2014100364A (ja) | 2014-06-05 |
JP6112447B2 JP6112447B2 (ja) | 2017-04-12 |
Family
ID=51023486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012254833A Expired - Fee Related JP6112447B2 (ja) | 2012-11-21 | 2012-11-21 | ハニカムコア芯材入り天板を備えたテーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6112447B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7502877B2 (ja) | 2020-03-26 | 2024-06-19 | 株式会社イトーキ | 家具 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53144701U (ja) * | 1977-04-21 | 1978-11-15 | ||
JPS6021015U (ja) * | 1983-07-22 | 1985-02-13 | 丹羽 孝人 | 脚の取付構造 |
JP2008179004A (ja) * | 2007-01-23 | 2008-08-07 | Morishin Kogyo Kk | ハニカム板、およびその形成方法 |
-
2012
- 2012-11-21 JP JP2012254833A patent/JP6112447B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53144701U (ja) * | 1977-04-21 | 1978-11-15 | ||
JPS6021015U (ja) * | 1983-07-22 | 1985-02-13 | 丹羽 孝人 | 脚の取付構造 |
JP2008179004A (ja) * | 2007-01-23 | 2008-08-07 | Morishin Kogyo Kk | ハニカム板、およびその形成方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7502877B2 (ja) | 2020-03-26 | 2024-06-19 | 株式会社イトーキ | 家具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6112447B2 (ja) | 2017-04-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2009135339A1 (zh) | 一种空心框架式竹集成材家具 | |
JP6112447B2 (ja) | ハニカムコア芯材入り天板を備えたテーブル | |
JP5582704B2 (ja) | 天板支持ブラケットの取付構造 | |
CN103807271B (zh) | 一种防止螺母松动的自锁组合螺母 | |
KR200269767Y1 (ko) | 의자 조립용 파이프 연결부재 | |
JP5478111B2 (ja) | パネル体への部材取付構造 | |
JP6470013B2 (ja) | テーブル用の天板及びその製造方法並びに該天板を備えたテーブル | |
JP6563236B2 (ja) | テーブル用天板を生産する方法 | |
JP3965188B2 (ja) | 木材からなる板状体およびその製造方法 | |
CN201119565Y (zh) | 一种桌板 | |
CN210329776U (zh) | 一种组合式桌脚 | |
JP7197854B2 (ja) | ボード | |
JP2002000357A (ja) | テーブル等の天板 | |
JP7045232B2 (ja) | テーブル | |
JPH0612717Y2 (ja) | ベッドの側面フレーム | |
JP2012024135A (ja) | テーブル | |
JP5429659B2 (ja) | 部材接合構造、及び、木柱と木梁との接合構造、並びに、接合具 | |
JP6106626B2 (ja) | 板状体 | |
JP3161706U (ja) | 組立式家具 | |
CN212912199U (zh) | 桌腿和横梁的连接结构、桌腿架及桌子 | |
CN215567056U (zh) | 一种便于拆装的岩板家具 | |
JP4415714B2 (ja) | 学習机 | |
CN215583593U (zh) | 一种新型木椅 | |
JP3065796U (ja) | 環境に優しい木製デスクカバ―天板 | |
CN212105561U (zh) | 一种新型实木组装门 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151102 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20151102 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160906 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160909 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170214 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170303 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6112447 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |