JP2014098224A - 徐々に変化する幾何学形状を有するリファイナープレート - Google Patents

徐々に変化する幾何学形状を有するリファイナープレート Download PDF

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Abstract

【課題】木材を個々の繊維に分離するため、並びにこれらの繊維を適当な製紙用繊維又は製板用繊維に解繊するために長年使用されてきたリファイナープレートであって、良好な稼働状態を達成し、低いエネルギーレベルで良好かつ均一な品質の繊維を生産しながら、繊維の半径蓄積を除去するために、リファイニングゾーンの間に特定の半径遷移ポイントを有しない改良されたリファイナープレートデザイン。
【解決手段】実質的な螺旋で、プレートの縁又はプレートの縁の近くからブレーカーバーゾーンに隣接するプレートの回転軸に向かって延びる連続的な遷移ゾーンを有するリファイナープレートセグメント。
【選択図】図1

Description

本開示は、プレート若しくはプレートセグメント(又はセクター)の内側部分に近く、ブレーカーバーゾーンに近いエリアからプレート若しくはプレートセグメント(又はセクター)の外縁に近いエリアへと延びる連続的な遷移ゾーンを作り出すバーと溝とのパターンを有する回転リファイナープレートに関する。
従来のリファイナープレートは、非常に粗いバー及び溝によって特徴づけられる実質的に環状の内側ゾーンを一般に含み、そこで、供給材料はサイズが減少されて、実質的なリファイニング作用なしに(リファイナープレートの回転軸から外縁に向かう)移行の半径成分(a radical component of movement)が与えられる。これはブレーカーバーゾーンと呼ばれる。第2の環状の外側ゾーンは、第1ゾーンから材料を受け取り、外側ゾーンの内側部分において比較的粗いリファイニング作用を行い、次に外側ゾーンの外側部分においてより高度のリファイニングを行う。この外側ゾーンはリファイニングゾーンとして知られている。
従来のリファイナープレートのリファイニングゾーンは、1つ以上の区別し得る実質的に環状のリファイニング領域を典型的に有し、それぞれの領域が、最内側ゾーン(供給エリア)から最外側ゾーン(出口エリア)へと移行するにつれてバーパターンの密度がより高くなっていく独自のバーと溝との構成を有する。それぞれのリファイニング領域の間は遷移ゾーンである。遷移ゾーンは、一般に円環、環状であるか又は回転軸に対する円弧において比較的短い距離に渡って広がっているように一般に見える。遷移ゾーンは様々な形状及び構成、例えばZ形状(米国特許5,383,617号明細書に開示)、V形状又はW形状を包含することもできる。遷移ゾーンがあるエリアに渡って広がっているときでさえ、従来のリファイナープレートデザインは、比較的に一定のバーと溝とのデザインを有する非常に分離しているリファイニング領域(very separate refining regions)と、分離しているファイニング領域の間に、幾分制限的な遷移ゾーン(somewhat restrictive transition zones)とを典型的に有する。リファイナープレートはセグメント化されていても、されていなくてもよいが、リファイナープレートは複数のセグメント若しくはセクターをサイドバイサイドで(水平に)合わせることにより、又はディスク表面上に環状の列(an annular array)として取り付けることによって通常形成され、ゾーンの遷移はそれぞれのセグメント又はセクター上に半径方向に延びる中心軸のいずれかのサイド上で対称であることが多い。
リファイナープレートは、木材を個々の繊維に分離するため、並びにこれらの繊維を適当な製紙用繊維又は製板用繊維に解繊するために長年使用されてきた。そのプロセスは高度にエネルギーを必要とするので、木材を適当な製紙用繊維にリファイニングするために必要なエネルギー量を減少させる試みが長い間なされてきた。しかし、エネルギー消費量を減少させることに成功したほとんどの試みで、製造された繊維の特性及び品質が受け入れがたいほどに低下するという結果をもたらしている。
力センサー及び温度センサー(force and temperature sensors)の組み合わせを使用した研究室での実験が、様々なリファイナープレートのモデルについて行われてきた。エネルギー消費及び繊維品質の両方に対して最も重要で決定的に寄与するものは、半径方向に不均一な繊維パッドの分布(radially uneven fiber pad distribution)を導くリファイナープレート上のパターンであることが見出された。これは、繊維のパッドがリファイナープレートの表面上で、特に内側端から外側端へと半径の方向に移行すると、不均一な厚さとなることを意味する。換言すれば、最適なエネルギー消費及び繊維品質を達成するための望ましくないパターンは、与えられた半径位置上で繊維のより大きな蓄積(larger accumulation)をもたらすパターンである。より大きい半径蓄積(radial accumulations)は、バーと溝とのパターンがより粗い入口パターンから外縁に向かってより細かいパターンへと通常変化しているポイントに典型的に関係し、又ときには、溝における流れを制限するダムの不十分な半径分布(radial distribution)に関係する。
リファイニング性能を最適化するために、プレートのリファイニング表面の完全な利用が必要とされる。これは、供給エリア(通常は内側エリア)から出口エリアに向けてバー及び溝の幅が徐々に減少することを必要とする。このような構成は、リファイナーの自然な供給態様(供給エリアにおけるより長い滞留)と、木材チップから繊維束、さらに個々の繊維に至る粒子サイズの徐々の減少とのコンビネーションに対してリファイナープレートをより適合させる。
リファイナープレートパターンにおいて使用される典型的なバーと溝との幾何学形状、すなわち遷移ゾーンは、供給原料が留まり、大量の繊維が蓄積するエリアを作り出す。さらに、1つのエリアにおける大量の繊維の蓄積は過剰なリファイニング及び望ましくない繊維の切断をもたらす。繊維の蓄積の量が少ないか又は十分でないとエネルギー強度の適正な適用を促進しないので、過剰にリファイニングされたエリアの間のエリアはより小さい効率で使用される。
遷移ゾーンの構成によって引き起される繊維の集積(buildups)を除去するための初期の試みは、リファイニングゾーンの外縁に向かって収束するバーと溝とを有するデザインを包含させることによってなされていた。しかしながら、これらの収束するバーと溝とのデザインは、供給材料が収束するチャンネルに押し込まれると容易に詰まる傾向がある。これらのデザインは、リファイナープレートセグメント又はセクターを横切って水平に延びるラインに対するポンピング及びホールディングバー角度のより広いスパンを有するパターンを生み出す傾向もあり、リファイナープレート表面に渡って均一性の低い充填率(less homogenous fill rate)を生じ、またリファイニングゾーンにおいて、材料の一部がより長い滞留時間やより短い滞留時間を有することによって、不均一なリファイニングをもたらす。
従って、良好な稼働状態を達成し、低いエネルギーレベルで良好かつ均一な品質の繊維を生産しながら、繊維の半径蓄積(radial build-ups)を除去するために、リファイニングゾーンの間に特定の半径遷移ポイント(radial transition point)を有しない改良されたリファイナープレートデザインが必要とされている。繊維の蓄積の除去の更なる助けとなって、稼働及び繊維品質への悪影響を最小限にするために、プレートの回転軸からプレートの外縁へと徐々に細かくなっているバーと溝とのパターンを有する改良されたリファイナープレートデザインも必要とされている。リファイナープレートデザインにおいて制限となるものもまた必要とされており、例えばダムなどは悪影響なしに繊維の蓄積をさらに最小化するために半径方向に均一に分布されるべきである。本発明はこれらの必要性及び他の必要性に対するものである。
概略的に言うと、本発明の実施形態は、一般に螺旋状で、連続的な遷移ゾーンを含み、この遷移ゾーンはプレートの内側部分(供給エリア)に近く、ブレーカーバーエリアに近いエリアから延び、プレートの外縁に近いエリア(出口エリア)に向かって広がっている。全体として1つにアセンブリーされた円環プレートの1つのセクターであるプレートセグメントの外側部分又は外縁端は、第1円弧を形成する。プレートセグメントの内側部分は、より短い長さの第2円弧を形成する。プレートセグメントの第1円弧と第2円弧は平行な円弧である。全体として1つにアセンブリーされたプレートについて、これらの平行な円弧をトレースするラインは、同心の円環を形成する。このコンセプトを使用して、プレートセグメントの第1円弧と第2円弧との間に(プレートセグメント又はセクターを左サイドから右サイドへと横切って)描かれるもう1つの平行な円弧は、少なくとも一度、連続的な遷移ゾーンと交差する。本明細書で使用される「平行な円弧」は、外側端及び内側端によって形成される第1円弧及び第2円弧に平行して描かれる円弧を意味する。平行な円弧のそれぞれのポイントは、プレートセグメントの表面に沿って描かれるとき、プレートの回転の中心から等距離にある。従って、遷移ゾーンの一部は、リファイナープレートセグメントのリファイニングエリアにおける任意の半径位置と交差するように描かれた、任意の平行な円弧において見付けるけることができる。リファイニングエリアは、ブレーカーバーセクションの外縁に最も近い末端からリファイニングゾーンの外縁へと延びるリファイナープレートセグメントのエリアを含む。その効果は、比較的短いリファイニング領域のいくつかのバンドを作り出すことであり、それらはリファイナープレートセグメント又はセクターの外縁に対して一般に角度がつけられている。遷移の角度は、遷移ゾーンに対して接するラインと半径ラインとの交差によって形成される。半径ラインは、プレートの中心点(回転の中心)を通過する外縁に対して垂直なラインによって形成される。連続的で一般に螺旋状の遷移ゾーンの間のリファイニング領域によって、このように作り出された目視し得るバンドは、一定の幅を有し、又はこの幅はバンドの最外側部分(リファイナープレート上の半径位置に対して)からバンドの最内側部分へと変化することができる。本明細書で使用される「半径位置」とは、プレートセグメント上に描かれる半径ラインに沿った任意のポイントを意味する。
本開示に従った遷移ゾーンは、1つのバーと溝との寸法(dimension)から、異なるバーと溝との寸法までの区別し得る分断(a distinct break)であってもよく、又は遷移ゾーンは、ダムの形態をとることもでき、そのダムは全表面(バーの頂部と同じレベル)にあるか若しくはバーの頂部と溝の底との中間のレベルにあってもよく、又は遷移ゾーンは2つの隣接するゾーンの間で1つ以上のバーの末端を連結することによって形成されてもよい。さらに、本明細書に開示された連続的な遷移ゾーンは、遷移ゾーンの接線と半径ラインとによって描かれた20°〜85°(好ましくは30°〜80°)の角度で一般に設置される。さらに正確には、遷移ゾーンはセグメントを通過する半径ラインに対して30°と80°との間の角度で配置される。遷移ゾーンは、目視し得る曲線、直線、又は曲線と直線とのコンビネーションを作り出す。本発明に従って、遷移エリアは、一般的な螺旋状の形態でリファイナープレートのリファイニングゾーンの表面上に分布される。理想的には、遷移ゾーンの位置は、リファイナープレートセグメントの両端で同じであり、その結果、セグメント又はセクターからなる全環(a full ring)が、セグメント又はセクターをサイドバイサイドでリファイナーディスク上に置かれることによって作り出されたとき、遷移ゾーンは、プレートの外縁、又はその近くから回転の軸に向かって連続的で、実質的に螺旋状の経路を形成するためにマッチングされる。もう1つの実施形態において、リファイナープレートセグメントを用いて取り付けられるリファイナープレートのリファイニングゾーンを、リファイナープレートセグメントの外側半径近傍から、リファイナープレートセグメントの内側円弧近傍へと延ばしている実質的に螺旋状形状を形成する複数のラインのコンビネーションで遷移ゾーンが分布される。他の実施形態において、遷移ゾーンは、リファイナープレートのリファイニングゾーンの表面の少なくとも50%、少なくとも60%又は少なくとも75%に延びている実質的に螺旋状形状を形成する曲線として分布される。これは本開示の好ましい実施形態であるが、遷移ゾーンが各セグメントを横切って半径方向に実質的に均一に分布している限り、1つのセグメント又はセクターから次のセグメント又はセクターまで整列しない遷移ゾーンも本発明の範囲内である。
遷移ゾーン上の任意のポイントにおいても、リファイナープレートの回転軸に向かうバーと溝との寸法(dimensions)は、リファイナープレートセグメントの外縁に向かうバーと溝との寸法よりも、より粗く又はより密でない(より広く及び/又はより間隔が離れる)。換言すれば、バーと溝との構成は、回転軸からプレートの外縁への方向に、2つの遷移ゾーンの間のリファイニングエリアバンドから次へと半径方向に移行するにつれて、より細かくなる(バー密度はより大きくなる)。回転軸からプレートの外縁へと、任意の遷移ゾーンバンドを移行するときにバーと溝とのパターンがより細かくなることに加えて、このようなパターンが、遷移ゾーンの間に位置しているバーと溝との任意のバンド内で外側方向に移行するとき、より細かくなることも望ましい。それぞれの遷移ゾーンバンドのバーの密度の変化は、段階的により大きくなるか、又は徐々に変化する。遷移ゾーンバンドの相対的な角度及び数に依存して、バーと溝とのパターンが遷移ゾーンを横切って密になり、さらにリファイニング領域のバンド内でもより密になるこのような構成は理想的である。なぜならば、粗いパターンから細かいパターンへの変化は、半径方向にさらにより徐々になるからである。遷移ゾーンは、全表面ダム、それぞれのゾーンからのバーの末端を連結するサブ表面ダム、連結又は一部が連結されたバーの末端、遷移ゾーンの間の区別し得る分断(a distinct break)又はこれらの組合せから形成される。
この新規な幾何学形状の結果として、バーはもはや連続的でなく、各遷移エリアを横切って分断され、例えばダムを越える前と後で直線にならない。リファイナープレートの新規で徐々に変化する幾何学形状は、2以上のリファイニング領域を有する全てのリファイナープレートに適用でき、またこれに限定されるものではないが、直線のバー、湾曲したバー、鋸歯状のバー、対数螺旋状形状等を含む公知のバー及び溝の形状に適用できる。プレートは、これに限定されるものではないが、フィブリレイター、ファイバライザー、一次リファイナー、低コンシステンシーリファイナー、中コンシステンシーリファイナー、高コンシステンシーリファイナー、コニカルリファイナー、シングルディスクリファイナー、ダブルディスクリファイナー、マルチプルディスクリファイナー等を含むメカニカルリファイナーでも使用し得る。
ある実施形態において、プレートパターンは可逆的であり、遷移ゾーンは入口から出口へと連続的でなくてもよいが、セグメント又はセクターの中心線を横切って鏡像であり、又は2つの遷移ゾーン列を形成し、「V」、「W」、逆「V」、逆「W」若しくは「Xパターン」に交差する。これらも本発明と同じコンセプトと考えられるだろう。これらの特徴及び他の特徴並びに本発明の利点は、以下の好ましい実施形態の詳細な説明を添付の図を参照しつつ読めば、当業者により明白になるだろう。
図1は、実質的に平行なバーパターンをそれぞれ特徴とする、実質的に一定の幅の区別し得るバンドを有するリファイナープレートセグメントを示す。
図2は、実質的に平行なバーパターンをそれぞれ特徴とする、実質的に変化する幅の区別し得るバンドを有するリファイナープレートセグメントを示す。
図3は、プレートの回転の方向が可逆的であり、遷移ゾーンが逆V形状をなしているプレート用のリファイナープレートセグメントを示す。
図4は、バーがX形状遷移ゾーンを形成するように位置されている可逆リファイナープレートセグメントを示す。
図5は、リファイナープレートセグメント遷移ゾーン、遷移の角度及び半径又は環状ラインを示す。
図6は、半径円弧又は環状円弧を規定するリファイナープレートセグメントを示す。
図7は、遷移ゾーンにより急峻な角度を有する実質的に平行なバーパターンをそれぞれ特徴とする、区別し得るバンドを有するリファイナープレートセグメントを示す。
図8は、隣接するバンド同士からのバーの末端が連結されている、バンドを有するリファイナープレートセグメントを示す。
前述の好ましい実施形態の詳細な説明は、例示及び説明の目的のためだけに提示されたものであり、説明し尽くしたということを意図せず、又発明の範囲及び要旨を制限することを意図しない。実施形態は、発明の原理及びその実用的な応用を最もよく説明するために選ばれ、説明されている。当業者は、多くのバリエーションが、本発明の範囲及び要旨を逸脱することなく、本明細書に開示された発明に対してなされ得ることを認識するであろう。
リファイナープレートセグメント又はセクターの多様な実施形態に基づく、リファイナープレートデザインの例示的な実施形態が、図1〜4及び図7〜8に示されている。リファイナープレートセグメント(セクター)のある実施形態は、螺旋状であり、連続的な遷移ゾーンを一般に含み、この遷移ゾーンは、プレートの出口エリアの近くのエリアから延び、プレートの供給エリアに向かって広がっている。このコンセプトを使用して、プレートセグメントの第1円弧と第2円弧との間に描かれる平行な円弧は、少なくとも一度、連続的な遷移ゾーンと交差するので、遷移ゾーンのその部分はリファイナープレートのリファイニングエリアにおける任意の半径位置でも見出される。比較的短いリファイニングゾーンの幾つかのバンドがこのように作り出され、リファイナープレートセグメントの外縁に対して一般に角度がつけられている。遷移の角度は、半径ラインと遷移ゾーンに接するラインとの間に形成される角度であり、約20°〜85°の角度である。連続的で一般に螺旋状である遷移ゾーンの間に複数のリファイニングゾーンによって、作り出された目視し得るバンドは、一定の幅を有するか、又は幅が(リファイナープレート上の環状の位置に対して)バンドの最外側部分からバンドの最内側部分へと変化する。このコンセプトに基づく多くのバリエーションが作り出され得るが、以下の図は本発明の例示である。
リファイナーディスク上に取り付けるリファイナープレートセグメント又はセクターのためのパターンが開発された。このパターンは、リファイナープレートセグメント又はセクターの外縁における外側半径、リファイナープレートセグメント又はセクターの内側円弧における内側半径を含み、そして外縁と内側円弧との間に複数のバンドで配置されたバーと溝とのパターンを含むリファイニングゾーンを含む。それぞれのバンドにおけるバーのパターンは密度を有し、それぞれのバンドにおけるバーの密度は、内側円弧に最も近いゾーンから外縁に最も近いゾーンへとより大きくなる。遷移ゾーンは、リファイナープレートセグメントを用いて取り付けられるリファイナープレートのリファイニングゾーンに延びる実質的に螺旋状形状を、リファイニングゾーンの外縁近傍から内側円弧近傍まで形成するラインで分布され、遷移ゾーンはセグメントを通過する半径ラインに対して20°と85°との間の角度で配置される。
本発明のある実施形態において、リファイナープレートセグメントはバーと溝とのパターンを有するリファイニングゾーン及びXの形態の連続的な遷移ゾーンを含む。これらのダイヤモンド形状は、遷移ゾーンによって作り出されたX形状によって、リファイニングゾーン内に作り出される。さらに、それぞれのダイヤモンド形状内のバーと溝とのパターンにおけるバーの密度は、内側円弧により近いダイヤモンド形状から内側円弧からより遠いダイヤモンド形状へと半径方向に移行するとき、より大きく(より密に)なる。
さらなる実施形態は、バーと溝とのパターンを有するリファイニングゾーン及びリファイニングゾーン内の遷移ゾーンを含むリファイニングプレートセグメントを含む。リファイニングゾーンは螺旋状バンドを形成する遷移ゾーンを含み、バーの1つ以上が2つ以上の遷移ゾーンを横切って延びている。バーのパターンは、内側円弧から外縁に向かう方向に遷移ゾーンを交差するとき、より密になる。リファイナープレートセグメントは、第1側端及び第2側端を含み、第1側端はリファイナープレートセグメントの内側円弧に最も近く、第2側端はリファイナープレートセグメントの外側円弧に最も近く、そしてバーのパターンは第1側端から第2側端への方向に移行するとより密になる。
本発明は、回転ディスクリファイナーにおいて設置するための実質的に円環状のディスク(図示せず)に装着されるリファイナープレートを対象とし、このリファイナープレートは、隣接する複数のリファイナープレートセグメント10を含み、それぞれのセグメント10は半径方向にる中心軸20、及び隆起したバー30とバー30の間に規定される溝40とが交互になっているパターンを有する。バー30及び溝40は、それぞれのバー30が半径方向内側の末端と半径方向外側の末端とによって規定される長さを有するように実質的に平行に延びている。
図1は、それぞれが実質的に一定の長さを有する実質的に平行なバー30からなる区別し得るリファイニングゾーンバンド50を有するリファイナープレートセグメント10を示す。この実施形態において、1つのバンドに沿って接線方向及び半径方向に移行するとき、与えられたバンド、例えば50a、50b及び50cにおけるバー30の密度はより大きくなり(バー30はより近い間隔となり)、例えば(セグメント10の内側円弧70に最も近い)第2側端130から(出口エリアにおけるプレートの外縁90に最も近い)第1側端120におけるセグメント10の反対側へと行くとき、バンド50aのバー30はより近い間隔となる。バー30の密度は、バー30の1つのバンド50からバー30の次のバンド50へと(例えば、バンド50aから50bへと、50bから50cへと)、プレートセグメント10の外縁90に向かって半径方向に移行するとき、より大きくなる。半径方向におけるバー30のバンド50間の、この間隔の変化は、リファイナープレートセグメント10表面上の材料の連続的で、より制限されない流れをもたらし、リファイニングゾーン110上での材料のより均一な分布が提供される。
リファイナープレートセグメント10は、非常に粗いバー30及び溝40によって特徴づけられるブレーカーバーゾーン100をさらに含み、そこでは、実質的なリファイニング作用がなく、供給材料のサイズが減少し、(リファイナープレートセグメント10の内側円弧70から外縁90に向けて)移行の半径成分(a radial component of movement)が与えられる。ブレーカーバーゾーン100は、それぞれのリファイナープレートセグメントで存在するというわけではなく、本発明の範囲に影響を与えるものではない。リファイニングゾーン110は、ブレーカーバーゾーン100から材料を受け取り、比較的粗いリファイニング作用を初期に行い、供給材料がプレートセグメント10の外縁90に向かって移行するとき、比較的細かく、近い間隔のバー30と溝40へと徐々に変化することによって、リファイニングゾーン110内で徐々により高度のリファイニングが供給される。
図1の実施形態は、ダム140によってセパレートされてもよい、明確に区別し得るバーパターンのバンド50を有するリファイナープレートセグメント10を示す。遷移の角度は、遷移ゾーン55の端への接線と、内側円弧70から外縁90までプレートセグメント10の中心を通って延び、外縁90に対して垂直な中心軸20とによって形成され、角度θで示される。これらの角度がつけられたバンド50に沿って、バー30は実質的に平行である。セグメント10のそれぞれのバンド50はセグメント10の第1側端120で始まり、第2側端130に向かって湾曲又は斜めに近似した線で走り、内側円弧70に向かう(内側に向かう)か、内側円弧70から遠ざかる(外側に向かう)。図1に示される例示的な実施形態において、バンド50は、左手側のセグメント10の第1側端120で始まり、内側円弧70に向かって右手側の第2側端130へと、内側に向かって移行する。
(内側円弧70に最も近い)バンド50の第1端60(バンド50bの端が、ここでは例として示されている)における遷移ゾーン55から、(外縁90に最も近い)バンド50の第2端80における遷移ゾーン55へと移行するとき、バー30の密度は、与えられたバンド50内においてもより大きくなる(バー30はより近い間隔となる)。バー30の間隔は、バー30毎、いくつかのバー30毎に徐々に変化することができ、又はバンド50全体に渡って1回、2回又はそれ以上に変化することさえできる。さらに、1つのバンド50から次のバンド50へと(例えば、バンド50aからバンド50bへと)環状に外方向に(外縁90に向かって)移行するとき、バー30は環状に外方向のバンド50(この例において50b)においてより近い間隔となる。
ある実施形態において、バー間隔が環状方向に(外縁90に向かって1つのバンド50から次のバンドへと、例えば、50aから50b、50cへと)変化することに加えて、バー間隔がバンド50を横方向(又は斜め方向)に変化することによる効果によって、半径方向に外方向に移行する極めて徐々に変化するバー間隔を作り出し、そこではバーパターンが外縁90に向かって徐々により密度が高く(より細かく)なり、流れの制限(flow restriction)においてピークを引き起こす環状位置において大きな変化がない。
バンド50は、この場合に、最外側遷移ゾーン55における連続的な表面ダム140によってセパレートされ、一方、連続的なサブ表面ダム150は最内側遷移ゾーン55において、バー30の末端を連結するために使用される。表面ダム及びサブ表面ダム(140、150)の使用は、代替的な実施形態内で異なるようにすることもでき、ダムがないことを特徴とする遷移ゾーン55も可能であり、適切な供給又は抑制効果(the right feeding or restrictive effect)を達成するための要求に応じてバー30の末端は四角であっても、面取りされていても、連結されていても又はセパレートされてもよい。
遷移ゾーン55は、螺旋状/同心状にリファイナープレートの表面に延びているので、供給材料に対して流れの制限においてピークを引き起こし得る環状同心の遷移エリアがない。さらに、バー30の外側バンド50に対して、図1に示すように、遷移ゾーン55として連続的な表面ダム140を使用するとき、このような表面ダム140もプレート上で半径方向に均一に分布し、類似の環状位置上に多くの表面ダム140が見付けられることによって、供給材料の環状集中が起こらない。
この第1実施形態において、バー30のバンド50は実質的に一定の長さ「l」(ローマ字のエル)であり、そして互いに平行であり、これらは連続的であり、それ故2つのプレートセグメント10がサイドバイサイドで置かれたとき、バー30のバンド50は、第1及び第2端60、80において連結された、実質的に連続的な螺旋状バンド50のセットを形成する。この特徴は好ましい実施形態で存在するが、他の実施形態では第1及び第2端60、80において直接ラインをつくらないバンド50を含む。これらのパターンでも、内側円弧70から外縁90までのバー30と溝40との粗いパターンから比較的より細かいパターンへの効果的な徐々の遷移が提供されるが、本明細書に詳説されているように、プレートセグメント10を用いて取り付けられたリファイナープレートの表面上で供給材料の不均一な半径蓄積が引き起こされる傾向がある明確な遷移ゾーン55がない、
このコンセプトを使用して、第1側端120から第2側端130までの任意の半径位置においてもプレートセグメント10を横切って描かれる平行な円弧は、少なくとも1回、実質的に連続な遷移ゾーン55と交差する。前述のもう1つの方法では、遷移ゾーン55の一部が、ここに示されるリファイナープレートセグメント10を用いて取り付けられるリファイナープレートのリファイニングゾーン110において任意の半径位置でも見付けられる。その効果は、比較的に短いリファイニングゾーン110のいくつかのバンド50を作り出すということであり、これは半径ライン及び遷移ゾーン55の接線に対して一般に角度がつけられる。その遷移の角度θは約20°から85°まで、好ましくは30°から80°までである。実質的に連続であり、一般に螺旋状の遷移ゾーン55の間のリファイニングゾーン110によってそれ故作り出される目視し得るバンド50は、一定の長さ「l」のバー30を有するか、又は長さ「l」は変化し得る。さらに、目視し得るバンド50内のバーの幅wは一定であるか又は変化する。
理想的には、全ての実施形態のために本明細書に説明されている徐々に変化する幾何学形状(パターン)は、プレートセグメント10のリファイニングゾーン(リファイニングゾーンはブレーカーバーゾーン100を除くプレートセグメントのエリアである)の表面の少なくとも50%(又は60%、75%)をカバーしている。本発明の範囲又は要旨内であるが、遷移ゾーン55において、例えば10%以下のいくらかの小さな不連続(discontinuity)もあり得る。特に、遷移ゾーンは、リファイニングゾーンの表面エリアの合計10%未満となるバーと溝とのパターンにおいて、1つ以上の不連続を有する。この開示において、不連続とは、バーと溝とのパターンがリファイナープレートセグメント端に到達していないことにより、パターンが全体のリファイニングゾーンを完全にカバーするのではなく、実質的にカバーしていることである(「螺旋」はプレートの端と接触せず(not flush)、遷移ゾーンを与えられた半径においてストップさせ、わずかに異なる半径においてスタートさせることになる)。
図2は、実質的に平行であるが、バー230の長さ「l」が変化するパターンを含む区別し得るバンド250を有する徐々に変化する幾何学形状を有するリファイナープレートセグメント210の第2の実施形態を示す。この実施形態において、実質的に平行なバー230のバンド250は、長さ「l」が可変であり、内側円弧270に最も近いバー230の長さ「l」と比較して、外縁290に向かってより短い長さ「l」を有する。図2に示された実施形態の残りの特徴は、図1に説明されたものと同様である。内側円弧270でスタートし、外縁290に向かってバンド250に沿って移行して、バンド250を螺旋状にたどるとき、与えられたバンド250においてバー230の密度はより大きくなる(より間隔が近くなる)。内側円弧270から外縁290に向かって、1つのバンド250から次のバンド250へと移行するとき、バー230の密度も増大する。これらの方向におけるバンド250の間のバー230の密度のこの変化は、リファイナープレートセグメント210の表面上の材料の連続的でより制限されない流れをもたらす。
図3は、可逆である徐々に変化する幾何学形状を有するリファイナープレートセグメント310の実施形態を示す。この場合において、リファイナープレートセグメント310を用いて取り付けられたリファイナープレートの、回転の両方向において、同じ供給特性が望まれるので、遷移ゾーン355は「V形状」又は「逆V形状」を形成する。実質的に平行なバー330のバンド350は、螺旋状で連続的に延びておらず、プレートセグメント310の中心軸を横切るパターンの鏡像である。このパターンは、可逆的なバージョン(reversible version)においてではあるが、図1及び図2と同一のバー密度(バー330の間隔)の徐々の変化、及び遷移ゾーン355及びダム340の均一な分布を提供する。
図4も、徐々に変化する幾何学形状を有するもう1つの可逆的なリファイナープレートセグメント410の実施形態を示す。この場合において、「V形状」を形成する遷移ゾーン455を使用する代わりに、この実施形態の遷移ゾーン455は「X形状」を形成し、また実質的に連続な螺旋も形成し、両方向にそれ自身が交差する(第1側端425から第2側端435へと内側円弧470に向かって螺旋状になり、第2側端435から第1側端425へと内側円弧470に向かって螺旋状になる)。この場合も、バー430の密度は、内側円弧470から外縁490に向かって移行するとより大きくなる(間隔がより狭くなる)。この例示的な実施形態において、バー430は、交差する遷移ゾーン455によって作り出された各ダイヤモンド形状リファイニングエリア450において、実質的に等しい間隔であると共に、実質的に平行である。バー430の密度は、内側円弧470から外縁490に向かう、ダイヤモンド450からダイヤモンド450までのそれぞれの半径ステップで増大する。
図5は、例えば図1に示されるもののように、プレートセグメントにおいてバーと溝とのバンドの間の遷移ゾーン540の位置を示す。遷移ゾーン540に対して接するライン520は、半径ライン510と交差し、遷移の角度θを形成する。半径ライン510は、外縁550に垂直なラインによって形成され、回転軸を通過する。
図6は、平行な円弧640を示し、平行な円弧640の全てのポイントが、リファイナープレートの回転軸650から等距離であり、プレートセグメントの外縁610に平行(又は外縁610から一定の距離)である。リファイニングゾーンにおける任意の平行な円弧640上において、1つ以上の螺旋状の遷移ゾーンが平行な円弧と交差することになる。
図7は、図2と同様に、リファイナープレートセグメントのもう1つの実施形態710を示し、遷移ゾーン755が、図1又は2に示されるものより急峻な遷移の角度θを有する。図2のように、バー730のパターンは、リファイナープレートセグメント710又はセクターの外縁790に向かって遷移ゾーン755と交差するとき、より密になる。バー730のパターンも、外縁790に向かって外側に螺旋状に動くとき、リファイニング表面のそれぞれのバンド750内でより密になる。例えば図1及び2に示される、より小さく角度がつけられた遷移ゾーンとは対照的に、より急峻な遷移の角度θがある適用において有益であることもある。
図8は、リファイナープレートセグメント810のもう1つの実施形態を示し、それぞれの螺旋状のバンド850のバー830の末端が連結されている(いくつかのバー830が、遷移ゾーン855で終点を有したり、遷移ゾーン855と同じ位置になるのではなく、遷移ゾーン855を越えて延びている)。バー830と溝840とのパターン上に描かれる3つの螺旋状ライン802、803及び804は、遷移ゾーン855がどこに位置しているか、例えばリファイナープレートセグメント810の外縁890に向かって遷移ゾーン855と交差するとき、バー830のパターンがどこでより密になるかを示す。バー830と溝840とのパターンは、リファイナープレートセグメント810の第2側端833からリファイナープレートセグメント810の第1側端834へとバンド850内を移行すると、徐々により細かくなり(より密になり)、プレートセグメント810の外縁890に向かって半径方向に移行して、バンドからバンドへと(例えばバンド850aから850bへと)行っても徐々により細かくなる(より密になる)。半径方向におけるバー830のバンド850間の間隔の変化は、リファイナープレートセグメント810の表面上の材料の連続的で、より制限されない流れをもたらし、リファイニング領域上の材料のより均一な分布を提供する。この実施形態において、バンド850間の遷移ゾーン855は、バンド850のそれぞれの間の連結895によって成り立っている。この実施形態の遷移ゾーン855は多くの異なるバリエーションを有し得、例えば、遷移ゾーン855の一部がダム及び/又は不連続部を含みつつ、バー830のいくつかを連結させることが可能である。
本発明は、本明細書に開示され、図面に示された特定の構成及び方法の工程に限定されるものでは決してなく、特許請求の範囲内で、当該技術分野で知られているあらゆる変更物又は等価物が含まれることを理解されたい。本明細書に開示された装置が、多くのリファイナープレートの適用等において、有用性を有することは、当業者が理解し得ることである。

Claims (21)

  1. リファイナーディスク上に取り付けられるためのリファイナープレートセグメント又はセクターのためのパターンであって、
    外縁における外側半径及び内側円弧における内側半径;
    外縁と内側円弧との間に複数のバンドで配置されたバーと溝とのパターンを含むリファイニングゾーン;
    リファイナープレートセグメントを用いて取り付けられたリファイナープレートのリファイニングゾーンに延びる実質的に螺旋状形状を、リファイニングゾーンの外縁近傍から内側円弧近傍まで形成するラインで分布された遷移ゾーン;
    を含み、
    前記それぞれのバンドにおけるバーのパターンは密度を有し、それぞれのバンドにおけるバーの密度は、内側円弧に最も近いゾーンから外縁に最も近いゾーンへとより大きくなり、
    前記遷移ゾーンは、セグメントを通過する半径ラインに対して20°と85°との間の角度で配置されることを特徴とするリファイナープレートセグメント又はセクターのためのパターン。
  2. 前記バーと溝とのパターンが、内側円弧に最も近いリファイニングゾーンの部分から外縁に最も近いリファイニングゾーンの部分へと移行すると、リファイニングゾーンバンド内でより密になる請求項1のリファイナープレートセグメント。
  3. 前記遷移ゾーンが1つ以上の以下のもの、すなわち、全表面ダム、それぞれのゾーンからのバーの末端を連結するサブ表面ダム、連結されたバーの末端、部分的に連結されたバーの末端、又は遷移ゾーンの間の区別し得る分断、を含む、請求項1のリファイナープレートセグメントのためのパターン。
  4. 前記遷移ゾーンが1つ以上の以下のもの、すなわち、全表面ダム、それぞれのゾーンからのバーの末端を連結するサブ表面ダム、連結されたバーの末端、部分的に連結されたバーの末端、又は遷移ゾーンの間の区別し得る分断、を含む、請求項2のリファイナープレートセグメントのためのパターン。
  5. 前記遷移ゾーンが、セグメントを通過する半径ラインに対して30°と80°との間の角度で配置される、請求項2のリファイナープレートセグメントのためのパターン。
  6. 前記遷移ゾーンが、リファイナープレートセグメントを用いて取り付けられるリファイナープレートのリファイニングゾーンに延びる実質的に螺旋状形状を、外側半径近傍から内側円弧近傍まで形成するラインの組み合わせで、分布されている、請求項2のリファイナープレートセグメントのためのパターン。
  7. 前記遷移ゾーンが、リファイナープレートのリファイニングゾーンの表面の少なくとも50%に延びている実質的に螺旋状形状を形成する曲線で分布されている、請求項2のリファイナープレートセグメントのためのパターン。
  8. 前記遷移ゾーンが、リファイナープレートのリファイニングゾーンの表面の少なくとも60%に延びている実質的に螺旋状形状を形成する曲線で分布されている、請求項2のリファイナープレートセグメントのためのパターン。
  9. 前記遷移ゾーンが、リファイナープレートのリファイニングゾーンの表面の少なくとも75%に延びている実質的に螺旋状形状を形成する曲線で分布されている、請求項2のリファイナープレートセグメントのためのパターン。
  10. 前記遷移ゾーンが、リファイナープレートのリファイニングゾーンの表面の少なくとも50%に延びている実質的に螺旋状形状を形成する曲線で分布されている、請求項6のリファイナープレートセグメントのためのパターン。
  11. 前記遷移ゾーンが、リファイナープレートのリファイニングゾーンの表面の少なくとも60%に延びている実質的に螺旋状形状を形成する曲線で分布されている、請求項6のリファイナープレートセグメントのためのパターン。
  12. 前記遷移ゾーンが、リファイナープレートのリファイニングゾーンの表面の少なくとも75%に延びている実質的に螺旋状形状を形成する曲線で分布されている、請求項6のリファイナープレートセグメントのためのパターン。
  13. 連続的な遷移ゾーンが、リファイニングゾーンの表面エリアの合計10%未満となるバーと溝とのパターンにおいて、1つ又は多くの不連続を有する、請求項8のリファイナープレートのためのパターン。
  14. 前記遷移ゾーンが、リファイナープレートのリファイニングゾーンの表面の少なくとも50%上に半径方向に分布されている、請求項1のリファイナープレートセグメント。
  15. 前記リファイニングゾーンが、リファイナープレートセグメントの中心軸に沿って鏡像であり、
    前記遷移ゾーンが、リファイニングゾーンの表面の実質的に全てに延び、
    該遷移ゾーンが、「V」、「W」、逆「V」、又は逆「W」状に実質的に形づくられている、請求項1のリファイナープレートセグメント。
  16. リファイニングエリアが、ブレーカーバーセクションの外縁に最も近い末端からリファイニングゾーンの外縁へと延びるリファイナープレートセグメントのエリアを含む、請求項1のリファイナープレートセグメント。
  17. バーと溝とのパターンを有するリファイニングゾーン及びXの形態の遷移ゾーンを含むリファイナープレートセグメントであって、
    前記遷移ゾーンによって作り出されたX形状によって、リファイニングゾーン内にダイヤモンド形状が作り出され、
    前記それぞれのダイヤモンド形状内のバーと溝とのパターンにおけるバーの密度は、内側円弧により近いダイヤモンド形状から内側円弧からより遠いダイヤモンド形状へと半径方向に移行すると、より大きく、より密になることを特徴とするリファイナープレートセグメント。
  18. バーと溝とのパターンを有するリファイニングゾーン及び該リファイニングゾーン内に遷移ゾーンを含むリファイナープレートセグメントであって、
    前記リファイニングゾーン及び遷移ゾーンは螺旋状バンドを形成し、
    前記バーの1つ以上が2つ以上の遷移ゾーンを横切って延びており、
    前記バーのパターンが、内側円弧から外縁に向かう方向に遷移ゾーンを交差するとき、より密になることを特徴とするリファイナープレートセグメント。
  19. 前記遷移ゾーンがV形状又は逆V形状の形態である、請求項1のリファイナープレートセグメント。
  20. 前記遷移ゾーンがV形状又は逆V形状の形態である、請求項2のリファイナープレートセグメント。
  21. 第1側端及び第2側端を有し、
    前記第1側端がセグメントの内側円弧に最も近く、第2側端がセグメントの外側円弧に最も近く、
    前記バーのパターンが、第1側端から第2側端への方向に移行すると、より密になる、請求項18のリファイナープレートセグメント。
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