JP2014097643A - 熱転写装置及びこれを備えた光沢画像形成装置 - Google Patents

熱転写装置及びこれを備えた光沢画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 転写樹脂層の表面が凹凸になって生じる光沢性の低下や光沢ムラを防止でき、光沢性の高い光沢画像形成装置を実現する。
【解決手段】 熱転写装置は、被転写体に対して、基材シートと転写樹脂層とを有する光沢シートの前記転写樹脂層が接触するように重ねた状態で加熱する加熱手段と、前記被転写体表面に加熱、接着された光沢シートを加圧しながら冷却する冷却加圧手段と、前記被転写体表面に接着された光沢シートから基材シートを剥離する剥離手段を含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子写真方式を用いて形成されたトナー画像表面に光沢シートを貼り付けて光沢画像を形成する光沢画像形成装置に関する。
電子写真方式を利用した画像形成装置では、例えば、帯電、露光、現像、転写および定着の各工程を経ることにより、トナー画像が形成される。
近年では、電子写真方式の画像形成装置におけるカラー化の技術が急速に発展し、フルカラー画像形成装置が開発され、市場に提供されている。フルカラー画像形成装置の市場は、白黒画像形成装置の普及とともに拡大している。一般に、フルカラー画像形成装置における色の再現には、減法混色の3原色であるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の3色、または、この3色に黒色(K)を加えた4色のトナーが用いられる。
また、このようなカラー画像に対して、単なるプリントやコピーではなく、写真などのように画像に光沢を持たせるといった需要も高まってきている。
このような需要に対して、たとえば、特許文献1には、トナー画像を定着した紙の表面に、熱転写シートを重ね合わせて加熱することにより、トナー画像表面に平滑な熱転写層を設けて光沢性を向上させる保護層形成方法が開示されている。
図5は、特許文献1に示された熱転写工程を示す概略図である。該文献には、ヒートローラー60とプラテンローラー61との間に被転写体62と熱転写シート63を挟みこみ、ヒートローラー60からの加熱を行う方法が開示されている。さらに、ヒートローラー60の手前には、被転写体62と熱転写シート63の位置合わせのための検知器64、64´が備えられている。
特開2009−137253号公報(平成21年6月25日公開)
しかしながら、特許文献1に示された熱転写シートを用いた保護層形成方法において、熱転写装置を連続して稼働させると、ヒートローラー60の熱により、プラテンローラー61自体の温度が上昇することがある。この現象により、熱転写シートの温度が高い状態のままとなり、熱転写層表面から基材シートを剥離する際に、十分に温度が下がらなくなる。
温度が高いままでは、樹脂の粘度(弾性)が必要以上に低くなり、熱転写層表面から基材シートを剥離する時の力によって、樹脂が短い糸を引いた状態となり、熱転写層表面に多くのミクロンオーダーの突起が形成される。そして、そのままの状態で樹脂が自然に冷えて硬くなることにより、全画像領域において熱転写層表面に凹凸が残り、光沢性が低下する。また、温度が高いままの部分が画像の一部の領域であった場合は、一部の画像領域において熱転写層表面に凹凸が残り、光沢ムラが生じる。このように、全画像領域において供給エネルギーを均一になおかつ適切に制御することが難しいといった問題があった。
本発明の目的は、転写樹脂層の表面が凹凸になって生じる光沢性の低下や光沢ムラを防止できる光沢画像形成装置を実現することである。
本発明に係る熱転写装置は、被転写体に対して、基材シートと転写樹脂層とを有する光沢シートの前記転写樹脂層が接触するように重ねた状態で加熱する加熱手段と、前記被転写体表面に加熱、接着された光沢シートを加圧しながら冷却する冷却加圧手段と、前記被転写体表面に接着された光沢シートから基材シートを剥離する剥離手段を含む。
また、前記冷却加圧手段は、加圧手段及び冷却手段より構成されてもよい。
また、前記冷却手段は、冷却水供給手段であってもよい。
また、前記加圧手段は、前記被転写体及び光沢シートを挟む、上加圧ローラと下加圧ローラであり、前記冷却手段は、前記上加圧ローラと下加圧ローラの少なくとも1つのローラ内部に設けられたフィン、凹凸部、蓄熱材料のいずれかであってもよい。
本発明に係る光沢画像形成装置は、上記のいずれかに記載の熱転写装置を備える。
本発明によれば、転写樹脂層の表面が凹凸になって生じる光沢性の低下や光沢ムラを防止でき、光沢性の高い光沢画像形成装置を実現することができる。
本発明に係る光沢画像形成装置の構成図である。 本発明に係る熱転写装置の模式図である。 光沢シートの断面図である。 実施例2の冷却加圧手段の例を示す断面図である。 従来の熱転写工程を示す概略図である。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
図1は、本発明の実施の一形態である光沢画像形成装置50の構成図である。本実施形態における光沢画像形成装置50は、トナー画像を記録媒体表面に加熱定着させてトナー画像記録媒体を生成する画像形成装置200と、トナー画像記録媒体表面に光沢シートを熱転写する熱転写装置100から構成されている。熱転写装置100は、画像形成装置200から排出されるトナー画像記録媒体が、連続的に熱転写装置100に搬送されるように、画像形成装置200の側方に設置されている。
画像形成装置200は、現像収容部200Aと定着装置収容部200Bと隔壁230を備えている。画像形成装置200は、外部から伝達される画像データに応じてシート状の記録媒体(記録用紙)にトナー画像を形成して担持させた後、トナー画像を加熱することにより、記録媒体表面にトナー画像が定着したトナー画像記録媒体を生成することができるカラープリンタである。
現像収容部200Aのケーシング内には、複数の現像装置202a〜202dが収容されている。定着装置収容部200Bは、現像装置収容部200Aの上方に備えられ、ケーシング内に定着装置212が収容されている。隔壁230は、現像収容部200Aと定着装置収容部200Bの間に設けられ、定着装置212の熱が現像装置側に伝わらないように断熱している。
現像装置収容部200Aには、4つの感光体ドラム203a〜203dと、これらの各表面を帯電させる4つの帯電装置205a〜205dと、各感光体ドラム203a〜203dの表面に静電潜像を形成する露光ユニット(露光装置)201と、黒、シアン、マゼンタおよびイエローのカラートナーを個別に収容して各感光体ドラム203a〜203dの表面の静電潜像を現像してトナー画像を形成する4つの現像装置202a〜202dと、現像および画像転写後の各感光体ドラム203a〜203dの表面に残存する残留トナーを除去するクリーナユニット204a〜204dと、各現像装置202a〜202dに前記4色のトナーを個別に補給する4つのトナー補給装置222a〜222dと、各感光体ドラム203a〜203dの表面のトナー画像を記録媒体に転写する中間転写ベルトユニット(転写装置)208と、中間転写ベルトクリーニングユニット209等が収容されている。
さらに、現像装置収容部200Aは、その最下部に配置された複数の記録媒体を収容する給紙トレイ210と、現像装置収容部200Aの一側面に配置されて不定形サイズの記録媒体がセットされる手差しトレイ220と、給紙トレイ210または手差しトレイ220から記録媒体を中間転写ベルトユニット208に搬送するためのシート搬送路S等を備えている。
なお、a〜dを有する符号で示された各部材において、aは黒画像形成用の部材、bはシアン画像形成用の部材、cはマゼンタ画像形成用の部材、dはイエロー画像形成用の部材である。
各色に対応する感光体ドラム203a〜203dは同じ構成であるため、それらの構成の説明では符号を203に統一し、これと同様に、現像装置は符号を202、帯電装置は符号を205、クリーナユニットは符号を204、トナー補給装置は符号を222に統一して説明する。
現像装置202は、トナーとキャリアとを含む二成分現像剤を収容し、感光体ドラム203の表面に二成分現像剤を供給して、感光体ドラム203の表面に形成された静電潜像にトナーを付着させて顕像化する装置である。
感光体ドラム203は、導電性基体およびその表面に形成される感光層から構成され、帯電と露光による潜像形成を担う円筒状部材であり、光の照射によって導電性を示し、その表面に静電潜像とよばれる電気的な画像が形成される。
帯電装置205は、感光体ドラム203の表面を所定の電位に均一に帯電させるもので、接触ローラ型、接触ブラシ型または非接触チャージャー型等の帯電装置が用いられる。
露光ユニット201は、画像データに応じた光を、帯電させた感光体ドラム203の表面に照射して露光することにより、感光体ドラム203の表面に画像データに応じた静電潜像を形成する。この際、光は、帯電装置205と現像装置202の間を通過した後、感光体ドラム203に照射される。本実施形態においては、露光ユニット201として、レーザー照射部および反射ミラーを備えたLSU(レーザースキャニングユニット)を使用した場合を例示しているが、発光素子をアレイ状に並べたEL(エレクトロルミネッセンス)またはLED書込みヘッドを用いることもできる。
中間転写ベルトユニット208は、中間転写ベルト207と、中間転写ベルト207を張架して図1の矢印B方向に回転駆動させるための中間転写ローラ206a〜206d(以下、符号を206に統一して説明する)、駆動ローラ271、従動ローラ272およびベルトテンション機構(図示省略)と、駆動ローラ271の横に近接して配置された転写ローラ211とを備え、各感光体ドラム203の上方に配置されている。
さらに、中間転写ベルトユニット208の従動ローラ272側には中間転写ベルトクリーニングユニット209が配置されている。また、中間転写ベルト207が各感光体ドラム203に接触するよう、駆動ローラ271と従動ローラ272は4つの感光体ドラム203のうちの両側の感光体ドラム203よりも外側に配置されている。各感光体ドラム203から中間転写ベルト207へのトナー画像の転写は、中間転写ベルト207の内側の面に接触している各中間転写ローラ206によって行われる。
中間転写ローラ206は、直径が例えば8〜10mmの金属軸(例えばステンレス製)と、金属軸の外周面を覆う導電性の弾性材層によって覆われている。本実施の形態では、転写電極として中間転写ローラ206を使用しているが、これ以外にブラシなども用いることが可能である。
中間転写ベルト207の外側の面上に積層されたトナー画像は、中間転写ベルト207が回転することによって転写ローラ211の位置(転写部)に移動する。一方、記録媒体もシート搬送路Sを通って転写部に搬送され、転写ローラ211によって記録媒体が中間転写ベルト207側へ押し付けられることにより、中間転写ベルト207上のトナー画像が記録媒体上に転写される。
中間転写ベルト207から記録媒体へ転写されずに中間転写ベルト207上に残存したトナーは、中間転写ベルトクリーニングユニット209によって除去され回収される。
図1に示すように、シート搬送路Sは、給紙トレイ210および手差しトレイ220から後述する定着装置212、熱転写装置100を通って排紙トレイ215に通じており、その周辺には、搬送ローラ225a〜225f(以下、符号を225に統一して説明する)、レジストローラ214、転写ローラ211、定着装置212等が配置されている。
搬送ローラ225は、シートの搬送を促進および補助するための小型ローラであり、シート搬送路Sに沿って複数対設けられている。
レジストローラ214は、シート搬送路Sを搬送されている記録媒体を一旦保持し、中間転写ベルト207上のトナー画像の先端と記録媒体の先端とを合わせるタイミングで、記録媒体を転写部に搬送するものである。
定着装置収容部200Bには、定着装置212が収容されている。定着装置212は、トナー画像が転写された記録媒体を挟んで相互に逆方向に回転するヒートローラ281および加圧ローラ282と、搬送ローラ225bと、搬送(排紙)ローラ225cとを備えている。
ヒートローラ281は、所定の定着温度となるように図示しない制御部によって制御される。なお、この制御部は、図示しない温度検出器からの検出信号に基づいてヒートローラ281の温度を制御する。定着温度に昇温したヒートローラ281と加圧ローラ282は、記録媒体に圧接してトナーを溶融することにより、記録媒体上にトナー画像を定着させる。トナー画像が定着された記録媒体は、搬送ローラ225b、225cによって、熱転写装置100に搬送され、記録媒体供給ローラ102から基材シート剥離ローラ106を経由して排紙トレイ215上に排出される。
上記画像形成装置200に使用できるカラートナーとして、例えば、結着樹脂、着色剤、帯電制御剤、離型剤を含む体積平均粒径が5μm以上8μm以下の着色樹脂粒子が用いられる。
結着樹脂としては、たとえば、スチレンアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂などが挙げられる。また原料モノマー混合物に後述する離型剤を混合し、重合反応を行って得られる樹脂を用いてもよい。結着樹脂は1種を単独で使用でき、または2種以上を併用してもよい。これら結着樹脂の中でも、ポリエステルは、透明性に優れ、トナー粒子に良好な粉体流動性、低温定着性および二次色再現性などを付与できるため、カラートナー用の結着樹脂に好適である。
着色剤としては、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のカラートナーを構成する従来公知のものを用いることができる。
着色樹脂粒子には、結着樹脂および着色剤の他に必要に応じて電荷制御剤が含まれてもよい。着色樹脂粒子の作製方法としては、たとえば、混練粉砕法などの乾式法、ならびに懸濁重合法、乳化凝集法、分散重合法、溶解懸濁法および溶融乳化法が使用できる。
離型剤としては、パラフィンワックスおよびその誘導体、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、カルナバワックスなどが使用できる。
図2は、図1に示す熱転写装置100の模式図である。熱転写装置100は、光沢シート供給ローラ101、記録媒体供給ローラ102a、b、加熱部材103、冷却加圧部材104、基材シート剥離ローラ106a、b、および基材シート回収ローラ107を備える。
光沢シート供給ローラ101は、円筒周面に光沢シート1が巻きつけられ、回転軸を中心に回転する円筒状のローラであり、光沢シート1を記録媒体供給ローラ102a、bに供給する。
記録媒体供給ローラ102a、bは、回転軸を中心に回転する円筒状のローラであり、トナー画像記録媒体2に定着したトナー画像面に対して、基材シートと転写樹脂層とを有する光沢シート1の転写樹脂層が接触するように重ね合わせた後、加熱部材103に供給する。トナー画像記録媒体2の搬送速度としては、50mm/秒〜200mm/秒が好ましい。
加熱部材103は、角柱状のサーマルヘッドであり、光沢シート1を後述する基材本体側から加熱することにより、トナー画像記録媒体2表面に光沢シートを接着する。加熱部材103の温度としては、160〜200℃の温度が用いられるが、光沢シート1における熱接着性樹脂層の軟化温度以上、かつ光沢樹脂層の軟化温度以下であることが好ましい。
冷却加圧部材104は、上加圧ローラ104a、下加圧ローラ104b及び冷却水収容タンク104cを備える。上加圧ローラ104aは、加熱部材103からトナー画像記録媒体2の搬送方向に所定の間隔をおいて配置され、外周面が多孔質セラミックスで形成され、回転軸を中心に回転する円筒状のローラである。下加圧ローラ104bは、表面が弾性ゴムで形成され、回転軸を中心に回転する円筒状のローラである。冷却水収容タンク104cは、冷却水を収容し、複数の冷却水排出口を備える角柱状のタンクである。
冷却加圧部材104を加熱部材103からトナー画像記録媒体2の搬送方向に所定の間隔をおいて配置することで、加熱部材103により加熱されて高温になったトナー画像記録媒体2を搬送しながら、温度を徐々に下げることができる。
冷却水収容タンク104cは、冷却水排出口が上加圧ローラ104aの上部に接触するように設けられ、上加圧ローラ104aの外周面を形成する多孔質セラミックスに向けて冷却水を供給する。冷却水は多孔質セラミックスの空隙に一時的に担持され、担持される冷却水が蒸発する時に蒸発エネルギーによって上加圧ローラ104aが冷却される。また、冷却された上加圧ローラ104aにより、下方に隣接する下加圧ローラ104bも冷却される。あるいは、冷却水収容タンク104cにパイプを連結し、下加圧ローラ104bを直接冷却してもよい。この場合、下加圧ローラ104bは、上加圧ローラ104aと同じ材料で形成される。
トナー画像記録媒体2表面に光沢シートが接着した光沢シート接着媒体は、上加圧ローラ104aと下加圧ローラ104bによって上下方向から加圧される。付与される圧力は、3kgf/cm2以上、10kgf/cm2以下が好ましい。
さらに、トナー画像記録媒体2は、冷却水収容タンク104cの水により冷却された上加圧ローラ104a及び下加圧ローラ104bにより加圧と同時に冷却も行われるので、トナー画像記録媒体2の温度が十分下がる。このため、これまでのように、樹脂の粘度(弾性)が必要以上に低くなり、樹脂が短い糸を引いた状態となることを防止できるので、画像の光沢性が低下するといった問題が生じることがない。
基材シート剥離ローラ106a、bは、表面が弾性ゴムで形成された回転軸を中心に回転する円筒状のローラからなり、トナー画像記録媒体2表面に接着した光沢シートから基材シートを剥離することにより、トナー画像記録媒体2表面に転写樹脂層が接着した光沢画像を生成し、熱転写装置100の外部へ排出する。
基材シート回収ローラ107は、回転軸を中心に回転する円筒状のローラであり、基材シートを円筒周面に巻きつけて回収する。
図3は、熱転写装置100に使用する光沢シート1の構成を示す断面図である。光沢シート1は、電子写真方式の画像形成装置を用いてトナー画像が形成された記録媒体表面に、転写樹脂層20を転写させることで、トナー画像に光沢を付与する。光沢シート1は、基材シート14と転写樹脂層20とから形成されている。基材シート14は、基材本体12と、基材本体12の転写樹脂層20側の面に形成された離型層13とからなる。転写樹脂層20は、光沢樹脂層22と、光沢樹脂層22の基材シート14と反対側の面に形成された熱接着性樹脂層23とからなる。
基材本体12は、離型層13を介して転写樹脂層20をその表面に担持して搬送するフィルム状の樹脂材料である。基材本体12としては、たとえばポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルケトン、ポリエーテルサルホン等の耐熱性の高いポリエステル、ポリプロピレン、ポリカーボネート、酢酸セルロース、ポリエチレンの誘導体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリアミド、ポリイミド、ポリメチルペンテン、アイオノマー等のプラスチックフィルム、およびこれらの積層体等が用いられる。プラスチックフィルムは、延伸されたものであってもよいし、未延伸であってもよい。基材本体12の厚さは、強度、耐熱性、柔軟性等を考慮して適宜選択されるが、通常1〜100μm程度である。
基材本体12の転写樹脂層20が設けられる側の表面粗さ(以下、単に「基材本体12の表面粗さ」と記載する。)(Ra)は、0.01以上0.1以下であることが好ましい。表面粗さ(Ra)が0.01以上0.1以下と、基材本体12の表面が平滑であることによって、トナー画像に充分な光沢度を付与することができる光沢シート1とすることができる。
離型層13は、トナー画像が形成された記録媒体に光沢シート1を接着させた後、この記録媒体から基材本体12をスムーズに剥離させることを目的として基材本体12の表面に形成される。
離型層13を構成する樹脂としては、たとえば、シリコーンワックス等の各種ワックス類、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、アクリル樹脂、水溶性樹脂、セルロース誘導体樹脂、ウレタン系樹脂、酢酸系ビニル樹脂、アクリルビニルエーテル系樹脂、無水マレイン酸樹脂等の各種樹脂等やこれらの混合物が使用できる。
離型層13は、上記ワックス類および上記樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種を含有する塗布液(離型層用塗布液)を、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、グラビア版を用いたリバースロールコーティング法等の通常のコーティング方法により基材本体12上に塗布し、乾燥することで形成することができる。なお、離型層の厚さは、0.5〜5.0μm程度が好ましい。
光沢樹脂層22は、トナー画像が形成された記録媒体に光沢シート1を接着させた状態から、基材シート14を剥離させた後に得られる光沢画像において最表面層となる層であり、トナー画像に光沢を付与することを目的として離型層13の表面に形成される。
光沢樹脂層22を構成する樹脂としては、カラートナーの結着樹脂を構成する樹脂成分と同じ樹脂成分で構成される。本発明において、カラートナーの結着樹脂を構成する樹脂成分と同じ樹脂成分というのは、光沢樹脂層22を構成する樹脂成分の原料モノマーとして、カラートナーの結着樹脂を構成する樹脂成分の原料モノマーを主成分、すなわち重量割合で80%以上含むことを意味する。さらに、光沢樹脂層22を構成する樹脂成分としては、カラートナーの結着樹脂に含まれる樹脂成分と同じ樹脂成分を90重量%以上含むことがより好ましい。
光沢樹脂層22を構成する樹脂成分の軟化温度としては、前記熱接着性樹脂層23の軟化温度より50度以上高いことが好ましい。軟化温度を50度以上高める方法としては、重量平均分子量が100000以上の高分子を添加する方法や、重合反応時にトリメリット酸などの3価の酸成分などの架橋モノマーを添加する方法がある。
光沢樹脂層22は、基材本体12上に形成された離型層13上にフィルムとして直接貼りつける方法、あるいは、上記熱可塑性樹脂とその他添加剤を水、有機溶剤等の溶媒に溶解または分解せしめてなるインキ(光沢樹脂層用塗布液)を、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、グラビア版を用いたリバースロールコーティング法等の通常のコーティング方法により、基材本体12上に形成された離型層13上に塗布し、乾燥することにより形成される。光沢樹脂層22の厚さは、柔軟性と表面の平滑性の点で1〜20μm程度が好ましい。
熱接着性樹脂層23は、トナー画像が形成された記録媒体表面に光沢シート1を接着させる際に、トナー画像に直接接着する層であり、トナー画像が形成された記録媒体と、光沢シート1との接着性を向上させることを目的として光沢樹脂層22の表面に形成される。
熱接着性樹脂層23を構成する樹脂としては、カラートナーの結着樹脂を構成する樹脂成分と同じ樹脂成分で構成される。本発明において、カラートナーの結着樹脂を構成する樹脂成分と同じ樹脂成分というのは、熱接着性樹脂層23を構成する樹脂成分の原料モノマーとして、カラートナーの結着樹脂を構成する樹脂成分の原料モノマーを主成分、すなわち重量割合で80%以上含むことを意味する。さらに、熱接着性樹脂層23を構成する樹脂成分は、カラートナーの結着樹脂に含まれる樹脂成分と同じ樹脂成分を90重量%以上含むことがより好ましい。
さらに、熱接着性樹脂層23を構成する樹脂としては、ガラス転移温度(Tg)が50〜80℃の熱可塑性樹脂であることが好ましく、軟化温度としては、前記カラートナーの結着樹脂の軟化温度以下であることが好ましい。
熱接着性樹脂層23は、上記樹脂とその他添加剤を水、有機溶剤等の溶媒に溶解または分散せしめてなるインキ(熱接着性樹脂層用塗布液)を、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、グラビア版を用いたリバースロールコーティング法等の通常のコーティング方法により、光沢樹脂層22上に塗布し、乾燥することによって形成される。熱接着性樹脂の厚さは、0.5〜5μmが好ましい。
これらの層が積層されたシートに対して、ステンレス製の平板上に、先端の直径が10μm以上50μm以下、長さが5mm以上20mm以下のステンレス製の円柱状突起を設けた治具を押圧させることによって、光沢シート1を得ることができる。
以下に本実施例および比較例を挙げ、本発明を具体的に説明する。以下の手順により、光沢シート1を作製した。
まず、基材本体12として、幅25cm、長さ1m、厚さ6μmの東レ株式会社製ポリエチレンテレフタレートフィルムを用い、シリコーン変性アクリル系樹脂16重量部(ダイセル化学工業社製セルトップ226固形分50%)、アルミニウム触媒3重量部(ダイセル化学工業社製セルトップCAT−A固形分10%)、メチルエチルケトン8重量部、トルエン8重量部の組成の離型層用インキを、グラビアコート法により乾燥時の重量が0.7g/m2となるように基材本体12上に塗布、乾燥して離型層13を形成した。
次に、アクリル樹脂(三菱レーヨン社製BR−85)40重量部、ポリエステル樹脂(東洋紡社製バイロン200)2重量部、メチルエチルケトン50重量部、トルエン50重量部の組成の光沢樹脂層用インキを、乾燥後の膜厚が1μmとなるように離型層13上に塗布、乾燥して光沢樹脂層22を形成した。
次に、メタクリル酸メチル−メタクリル酸共重合体(Tg:70℃、SP値:11.6)を合成し、この共重合体100重量部、メチルエチルケトン50重量部、イソプロピルアルコール50重量部の組成の光沢樹脂層用インキをグラビアコート法により、乾燥後の膜厚が1.5μmになるように光沢樹脂層22上に塗布、乾燥して熱接着性樹脂層23を形成した。
カラー複合機(シャープ製MX−5001FN)を用いて、カバレージが100%となるA4サイズのトナー画像を作製した。媒体として、コピー用紙(シャープ製PP116JA4)を用いた。また、カラートナーは、カラー複合機用の専用トナーを用いた。
光沢画像の形成は、上記で作製した光沢シート1と上記トナー画像を用いて、図1に示すような熱転写装置100を用いて行った。光沢画像の形成条件は、加熱温度(設定値)200℃、圧力:1kgf/cm2、ニップ幅1mm、搬送速度:100mm/秒とし、得られた光沢画像の光沢度を測定した。
トナー画像記録媒体2の表面に、光沢シート1を重ね合わせた後、加熱部材103で加熱し、冷却加圧部材104に搬送し、上加圧ローラ104a、下加圧ローラ104bにて加圧する。また、加圧とともに、冷却水収容タンク104cの水にて上加圧ローラ104a及び下加圧ローラ104bの冷却が行われる。
光沢シート1を重ねたトナー画像記録媒体2は、加熱により温度が上昇しているが、冷却水収容タンク104cの水にて冷却された上加圧ローラ104a及び下加圧ローラ104bにより、光沢シート1の冷却が行われ、人為的に温度を逃がすことにより、基材シート14が光沢樹脂層22からはがれやすくなる。すなわち、温度が上昇したままだと、樹脂の粘度(弾性)が必要以上に低くなり、熱転写層表面から基材シートを剥離する時の力によって、樹脂が短い糸を引いた状態となり、熱転写層表面に多くのミクロンオーダーの突起が形成されたまま、硬化することで熱転写層表面に凹凸が形成され、光沢性が低下することが無くなり、均一な光沢画像を得ることができる。
本実施例において、冷却加圧部材104通過直後の表面温度を表面温度計(エムケー・サイエンティフィック社製IR−66B)で測定すると、約150℃であり、樹脂が短い糸を引いた状態にならない温度(180℃未満)となっている。すなわち、熱転写層表面に多くのミクロンオーダーの突起が形成される温度(180℃以上)になるまで熱転写層が加熱された状態でも、冷却水収容タンク104cの水により冷却された上加圧ローラ104a、及び下加圧ローラ104bによって自然に冷却するよりも早く熱転写層の温度が低下するため、基材シート14を剥離する際には、樹脂が短い糸を引いた状態にならない温度(180℃未満)まで低下しているので、熱転写層表面に多くのミクロンオーダーの突起が形成されることを防止でき、トナー画像表面の凹凸の無い均一な光沢画像を得ることができる。
光沢度の測定方法は、日本電飾製光沢計VG2000を用いて20°光沢度を測定した。光沢ムラの評価方法は、例えば黒、シアン、マゼンタおよびイエローの色ごと、または2色〜3色の重ね合わせなどのカバレージが100%となるA4サイズのトナー画像など、トナー濃度の等しい画像に光沢付与処理を施し、任意の10箇所の光沢度を測定する。その結果、画像全域に亘って一定基準以上の光沢度を持ち、かつ光沢度の最大値と最小値の差が10%以下であれば、光沢ムラが抑制できていると判断する。今回の測定では、光沢度の基準値を30%以上とした。なお、光沢度の範囲は0〜100%である。
また、目視評価においても明らかなトナー面上の凹凸や、光沢付与不良がないものについても光沢ムラの発生を抑制できていると判断する。
上記の方法にて得られた光沢画像の光沢度を測定した結果、最大値と最小値の差が小さく、画像全域に渡って均一な光沢性が得られた。熱転写装置100において、冷却加圧部材104を設けることにより、転写樹脂層の表面が凹凸になって生じる光沢ムラを抑えることができた。
(比較例)
比較例として、外周面が多孔質セラミックスで形成された上加圧ローラ及び下加圧ローラにおいて、冷却用の冷却水収容タンクを使用しない点を除いて、実施例1と同じ条件で光沢画像を形成した。得られた光沢画像の光沢度を測定した結果、最大値と最小値の差が大きく、光沢ムラが見られた。基材シート14の剥離個所の温度は約190℃であり、十分に温度が下がらず、熱転写層の表面が凹凸になって光沢ムラが生じたものと考えられる。
次に実施例2について説明する。実施例1とは、冷却加圧部材の加圧ローラの構造が異なり、さらに冷却水収容タンクが無い点が異なる。
図4は、加圧ローラの別の形態の一例を示す断面図である。加圧ローラ105は、加熱部材103からトナー画像記録媒体2の搬送方向に所定の間隔をおいて配置され、回転軸を中心に回転する円筒状のローラであり、トナー画像記録媒体2と光沢シートを挟むように上下に設けられる。
加圧ローラ105は、中空の加圧ローラ本体105aと、この中空部分に設けられたフィン105bよりなる。加圧ローラ本体105aの底面105c、105c´に相当する部分は開放されている。加圧ローラ本体105aにフィン105bを設けることで、加圧ローラ105の熱を底面105c、105c´より外部に放出し、加圧ローラ105の温度が上昇するのを防いでいる。また、これ以外にフィン105bと同様の効果が得られる方法としては、中空の加圧ローラ内部に凹凸を設け、放熱効果を高めるようにしてもよい。
加圧ローラ105を加熱部材103からトナー画像記録媒体2の搬送方向に所定の間隔をおいて配置することで、加熱部材103により加熱されて高温になったトナー画像記録媒体2を搬送しながら、温度を徐々に下げることができる。
なお、加圧ローラ105は、トナー画像記録媒体2と光沢シート1を加圧する上部または下部のみに設けても構わないが、上下両方に設けると効果的である。
次に実施例3について説明する。実施例2とは、冷却加圧部材の加圧ローラの構造が異なる。本実施例では、中空の加圧ローラの内部に蓄熱材料を封入する。蓄熱材料は、融解エネルギを吸収することによって過熱を防止するものであり、融点が40度以上60度以下の有機材料や無機材料が好ましい。具体的には、ヘキサフルオロホスフェート(融点44度)、アラキジン酸メチル(融点45度)などが使用できる。
このような蓄熱材料を加圧ローラに封入することにより、加圧ローラの過熱を防ぎ、トナー画像記録媒体2と光沢シート1の加圧時に温度を下げて光沢性の低下を防ぐことができる。
以上説明したとおり、冷却加圧手段を用いることにより、転写樹脂層の表面が凹凸になって生じる光沢性の低下や光沢ムラを防止でき、光沢性の高い光沢画像形成装置を実現することが可能となる。
なお、上記実施形態においては2成分現像の光沢画像形成装置を例として説明したが、1成分現像の光沢画像形成装置にも適用することができることは言うまでも無い。
本発明に係る光沢画像形成装置は、電子写真方式を用いて形成されたトナー画像表面に光沢シートを貼り付けて光沢画像を形成する光沢画像形成装置に適用可能である。
1 光沢シート
12 基材本体
13 離型層
14 基材シート
20 転写樹脂層
22 光沢樹脂層
23 熱接着性樹脂層
50 光沢画像形成装置
100 熱転写装置
101 光沢シート供給ローラ
102、102a、b 記録媒体供給ローラ
103 加熱部材
104 冷却加圧部材
105 加圧ローラ
106、106a、b 基材シート剥離ローラ
107 基材シート回収ローラ
200 画像形成装置

Claims (5)

  1. 被転写体に対して、基材シートと転写樹脂層とを有する光沢シートの前記転写樹脂層が接触するように重ねた状態で加熱する加熱手段と、
    前記被転写体表面に加熱、接着された光沢シートを加圧しながら冷却する冷却加圧手段と、
    前記被転写体表面に接着された光沢シートから基材シートを剥離する剥離手段を含む熱転写装置。
  2. 前記冷却加圧手段は、加圧手段及び冷却手段より構成される請求項1記載の熱転写装置。
  3. 前記冷却手段は、冷却水供給手段である請求項1記載の熱転写装置。
  4. 前記加圧手段は、前記被転写体及び光沢シートを挟む、上加圧ローラと下加圧ローラであり、
    前記冷却手段は、前記上加圧ローラと下加圧ローラの少なくとも一つのローラ内部に設けられたフィン、凹凸部、蓄熱材料のいずれかである請求項2記載の熱転写装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の熱転写装置を備える光沢画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114684652A (zh) * 2022-04-25 2022-07-01 厦门高准工贸有限公司 一种数字印刷热转印机

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