JP2014095800A - 光基板、光基板の製造方法、及び光モジュール - Google Patents

光基板、光基板の製造方法、及び光モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】薄型化を図ることが可能な光基板、光基板の製造方法、及び光モジュールを提供する。
【解決手段】第1の主面2a及び第2の主面2bを有する板状の樹脂からなり、光ファイバ9を収容する光ファイバ収容部100が形成された基材2と、第1の主面2aに形成された第1の金属層10と、第2の主面2bに形成された第2の金属層20とを備え、光ファイバ収容部100は、第1の主面2a及び第2の主面2bの間を基材2の厚さ方向に貫通し、第1の主面2a側及び第2の主面2b側からの光ファイバ9の抜け出しが阻止された空洞構造である。
【選択図】図2

Description

本発明は、光ファイバを収容する光基板及びその製造方法、ならびに光基板を有する光モジュールに関する。
従来、光ファイバを保持する溝を有し、かつ光電変換素子が実装される光実装基板が知られている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載の光実装基板は、高温加熱で軟化した基板材料に三角柱状の突起部を有する金型を押し付けて光ファイバを収容するガイド溝が形成されている。このガイド溝は、その深さが基板材料の厚みよりも浅くなっている。光ファイバは、光実装基板の表面に固定された平板ガラスによってガイド溝内に押圧されて固定されている。
特開2003−167175号公報
ところで、近年の情報処理装置や通信装置等の電子機器における部品の高密度化に伴い、光実装基板にも薄型化が要請されている。この薄型化の要請は高まる一方であり、例えば光ファイバの直径と同程度の厚さにまで基板を薄くすることが求められている。
特許文献1に記載の光実装基板の製造方法では、ガイド溝の深さを基板材料の厚みと同程度にすることはできない。また、平板ガラスの厚み分だけ光実装基板の厚みが厚くなる。
そこで、本発明の目的は、薄型化を図ることが可能な光基板、光基板の製造方法、及び光モジュールを提供することにある。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、第1及び第2の主面を有する板状の樹脂からなり、光ファイバを収容する光ファイバ収容部が形成された基材と、前記第1の主面に形成された第1の金属層と、前記第2の主面に形成された第2の金属層とを備え、前記光ファイバ収容部は、前記第1及び第2の主面の間を前記基材の厚さ方向に貫通し、前記第1及び第2の主面側からの前記光ファイバの抜け出しが阻止された空洞構造である光基板を提供する。
また、上記課題を解決することを目的として、第1及び第2の主面を有する板状の樹脂からなり、光ファイバを収容する光ファイバ収容部が形成された基材と、前記第1の主面に形成された第1の金属層と、前記第2の主面に形成された第2の金属層とを備え、前記第1の金属層側及び前記第2の金属層側からレーザ光を照射し、前記第1の金属層及び前記第2の金属層の前記開口を通過したレーザ光によって前記基材に前記光ファイバ収容部を形成する工程を含む光基板の製造方法を提供する。
また、前記光基板と、前記光ファイバを伝送媒体とする光信号と電気信号とを交換する光電変換素子とを備えた光モジュールを提供する。
本発明に係る光基板、光基板の製造方法、及び光モジュールによれば、薄型化を図ることが可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る光基板、及びその光基板を備えた光モジュールの一構成例を示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。 第1の実施の形態に係る光モジュールの一例を示す断面図である。 (a)〜(f)は、光基板の光ファイバ収容部及びその周辺部における形成過程を示す断面図である。 (a)〜(e)は、光基板を第1の主面側から見た光ファイバ収容部及びその周辺部における形成過程を示す平面図である。 第2の実施の形態に係る光モジュールの一例を示す断面図である。 第2の実施の形態に係る光モジュールの一例を示す斜視図である。 (a)〜(d)は、光基板の光ファイバ収容部及びその周辺部における形成過程を示す断面図である。 (a)〜(d)は、光基板を第1の主面側から見た光ファイバ収容部及びその周辺部における形成過程を示す平面図である。 第2の実施の形態に係る光モジュールの一例を示し、(a)はハンダで固定された状態における図5のA−A線断面図、(b)は図5の一部拡大図である。 第2の実施の形態の変形例に係る光モジュールの一例を示し、開口の位置における光ファイバ収容部の長手方向に直交する断面の断面図である。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る光基板、及びその光基板を備えた光モジュールの一構成例を示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。
この光基板1は、互いに対向する第1の主面2a及び第2の主面2bを有する板状の基材2を備えている。基材2は、例えばポリイミド等の絶縁性の樹脂からなる。第1の主面2a及び第2の主面2bは互いに平行であり、基材2の厚みは例えば70μmである。図1(a)は、光基板1を第1の主面2a側から見た状態を示している。
また、光基板1は、基材2の第1の主面2aに形成された導電性の第1の金属層10と、第2の主面2bに形成された導電性の第2の金属層20とを備えている。本実施の形態では、第2の金属層20が第2の主面2bの全体に設けられている。第1の金属層10は、後述する光電変換素子41と電気的に接続される光電変換素子用配線パターン110と、後述する半導体回路素子42と電気的に接続される半導体回路素子用配線パターン111とを有して構成されている。
また、基材2には、第1の主面2a及び第2の主面2bの間を基材2の厚さ方向に貫通し、第1の主面2a及び第2の主面2bに平行に延びるスリット状の光ファイバ収容部100が形成されている。光ファイバ収容部100の一端(終端)には、光ファイバ9を伝送媒体とする光を反射する反射面100aが形成されている。光ファイバ収容部100の他端は基材2の端面2c(第1の主面2aと第2の主面2bとの間の基材2の端部における側面)に開口し、その開口から光ファイバ9が光ファイバ収容部100に挿入される。
この光ファイバ収容部100は、収容された光ファイバ9の第1の主面2a側及び第2の主面2b側からの抜け出しが阻止された空洞構造を有している。また、光ファイバ収容部100は、第1の主面2a側が第1の金属層10を覆うように形成されたフィルム状の絶縁膜としてのレジスト3によって覆われ、光ファイバ9が第1の主面2a側から抜け出さないように保持されている。
光基板1の第1の主面2a側には、光電変換素子用配線パターン110の上に光電変換素子41が、半導体回路素子用配線パターン111の上に半導体回路素子42が、それぞれ実装されている。光電変換素子41は、電気信号を光信号に変換し、又は光信号を電気信号に変換する素子である。前者の例としては、半導体レーザ素子やLED(Light Emitting Diode、発光ダイオード)等の発光素子が挙げられる。また、後者の例としては、フォトダイオード等の受光素子が挙げられる。光電変換素子41は、基材2側に形成された受発光部412(図2参照)から、基材2に垂直な方向に光を出射又は入射するように構成されている。
光電変換素子41が電気信号を光信号に変換する素子である場合、半導体回路素子42は、光電変換素子41を駆動するドライバICである。また、光電変換素子41が光信号を電気信号に変換する素子である場合、半導体回路素子42は、光電変換素子41から入力される信号を増幅する受信ICである。
本実施の形態では、光電変換素子41がフリップチップ実装され、本体部410に4つの端子(バンプ)411が設けられている。4つの端子411は、それぞれ光電変換素子用配線パターン110に接続されている。また、光電変換素子41は、本体部410が反射面100aに対向する位置に実装されている。
光電変換素子41が電気信号を光信号に変換する素子である場合、反射面100aは、光電変換素子41から出射された光を光ファイバ9の端面側に反射する。また、光電変換素子41が光信号を電気信号に変換する素子である場合、反射面100aは、光ファイバ9から出射された光を光電変換素子41側に反射する。
半導体回路素子42は、本体部420の半導体回路素子用配線パターン111に向かい合う面の反対側に、複数(図1に示す例では12個)の端子(電極パッド)421が設けられている。それぞれの端子421は、ボンディングワイヤ422によって半導体回路素子用配線パターン111に電気的に接続されている。また、複数の端子421のうち一部の端子421は、光電変換素子41の端子411が接続された光電変換素子用配線パターン110に接続され、これにより半導体回路素子42と光電変換素子41とが電気的に接続されている。
なお、図1では図示を省略しているが、光基板1には、光電変換素子41及び半導体回路素子42の他に、コネクタやIC(Integrated Circuit)、あるいは能動素子(トランジスタ等)や受動素子(抵抗器、コンデンサ等)などの電子部品を実装することが可能である。
図2は、第1の実施の形態に係る光モジュールの一例を示す断面図である。この光モジュールは、光基板1及び光電変換素子41を備え、光電変換素子41は、傾斜面101を第1の主面2a側から覆うように、第1の主面2aに実装されている。
図2に示すように、第1の金属層10は、第1の下地金属層11,第2の下地金属層12,Niメッキ層13,及び金メッキ層14を有する4層構造からなる。第1及び第2の下地金属層11,12を合わせた厚みは例えば5〜25μm、Niメッキ層13の厚みは例えば15μm以下、金メッキ層14の厚みは例えば0.03〜0.5μmである。レジスト3は、金メッキ層14の表面を覆うように貼り付けられる。
基材2における光ファイバ収容部100の終端に形成された傾斜面101には、第2の下地金属層12,Niメッキ層13,及び金メッキ層14を有する3層構造の金属からなる反射層102が形成されている。つまり、反射面100aは、傾斜面101上に反射層102を形成して構成される。第1の金属層10と反射層102とは、第1の金属層10の最下層に第1の下地金属層11が形成されている他は、共通の層構成を有している。また、第1の金属層10及び反射層102は、その最表面が共に金(金メッキ層14)によりメッキされている。
一方、第2の金属層20は、下地金属層21,Niメッキ層22,金メッキ層23を有する3層構造の金属からなる。第1の金属層10及び反射層102の第2の下地金属層12は、光ファイバ収容部100において第2の金属層20の下地金属層21の上に形成されているので、反射層102に連続して形成された第1の金属層10と第2の金属層20とは、反射層102によって電気的に接続されている。
本実施の形態では、反射層102に連続して形成された光電変換素子用配線パターン110の1つが、接地電位であるグランドパターン110a(図1参照)であり、第2の金属層20の電位は接地電位となる。これにより、基材2の第1の主面2a側に実装された電子部品の動作が安定し、また基材2にスルーホールを形成することにより、第1の主面2a側に実装された図略のICのGND端子を接地電位に接続(接地)しやすくなる。
光ファイバ9は、その一端部が光ファイバ収容部100に収容され、その端面9aが反射面100a(反射層102)に面している。光ファイバ9は、コア90の外周に筒状のクラッド層91を有している。図2では、光ファイバ9を伝送媒体とする光の光路LPを一点鎖線で示している。
反射面100a(反射層102)は、光ファイバ9(コア90)から光が出射されたとき、その出射光を第1の主面2a側に反射する。光電変換素子41が受光素子である場合、反射面100a(反射層102)で反射した光は光電変換素子41の本体部410に設けられた受発光部412から光電変換素子41内に入射し、光電変換素子41は、この入射光による光信号を電気信号に変換する。
また、光電変換素子41が発光素子である場合、光電変換素子41は、半導体回路素子42から供給される電気信号を光信号に変換し、この光信号を表す光を受発光部412から出射する。この出射光は、反射面100a(反射層102)で反射して、光ファイバ9のコア90に入射し、光ファイバ9を伝搬する。
次に、図3及び図4を参照して光基板1の製造方法を説明する。
図3(a)〜(f)は、光基板1の光ファイバ収容部100及びその周辺部における形成過程を示す断面図である。図4(a)〜(e)は、光基板1を第1の主面2a側から見た光ファイバ収容部100及びその周辺部における形成過程を示す平面図である。
光基板1の製造工程は、基材2の第1の主面2aに第1の下地金属層11を形成すると共に、第2の主面2bに下地金属層21を形成する第1工程と、第1の下地金属層11の一部を帯状に除去する第2工程と、第1の下地金属層11を除去した部位に第1の主面2aに対して斜めにレーザ光Lを照射して、光ファイバ収容部100、及び光ファイバ収容部100の終端における傾斜面101を形成する第3工程と、傾斜面101及び第1の主面2aの第1の下地金属層11の上に第2の下地金属層12を形成する第4工程と、第1及び第2の下地金属層11,12の一部をエッチングして第1の主面2aに複数の光電変換素子用配線パターン110及び半導体回路素子用配線パターン111を形成する第5工程と、第1及び第2の下地金属層11,12、ならびに第2の主面2b側における下地金属層21にニッケル(Ni)及び金(Au)のメッキを施す第6工程と、第1の主面2a全体にレジスト3を貼り付ける第7工程とを有している。以下、第1〜第7工程について、より詳細に説明する。
第1工程では、図3(a)及び図4(a)に示すように、基材2の第1の主面2aの全体に第1の下地金属層11を、第2の主面2bの全体に下地金属層21を、例えば接着、蒸着、又は無電解メッキによってそれぞれ形成する。本実施の形態では、第1の下地金属層11及び下地金属層21が、主として良導体である銅(Cu)からなる。
第2工程では、図3(b)及び図4(b)に示すように、エッチングによって第1の下地金属層11の一部を帯状に除去する。より具体的には、第1の下地金属層11を除去する帯状の部分11aを除いて第1の下地金属層11上にレジスト膜を形成し、エッチングによってレジスト膜が形成されていない部分の第1の下地金属層11を溶解させる。
第3工程では、図3(c)に示すように、第2工程で第1の下地金属層11を除去した部位を含む範囲に第1の主面2aに対して斜めにレーザ光Lを照射する。このレーザ光として、より具体的には、例えばエキシマレーザやUVレーザ(紫外線レーザ)を用いることができる。レーザ光Lの照射によって、図3(c)及び図4(c)に示すように、光ファイバ収容部100、及び光ファイバ収容部100の終端における傾斜面101が基材2に形成される。このレーザ光Lの強度は、基材2を照削(光を照射して削ること)し得る強度であるが、第1の下地金属層11及び下地金属層21は照削しない強度である。したがって、第1の下地金属層11が除去された部位のみに光ファイバ収容部100が形成される。
傾斜面101は、レーザ光Lの進行方向に沿って形成される。換言すれば、傾斜面101の第1の主面2aに対する角度を傾斜角θとすると、この傾斜角θに対応する角度で第1の主面2aにレーザ光Lを照射することにより、所望の形状の傾斜面101を形成することができる。傾斜角θは鈍角(θ>90°)であり、本実施の形態では傾斜角θが135°である。すなわち、傾斜面101と第2の主面2bとがなす角度は45°である。
また、第2の主面2bにおける下地金属層21は、レーザ光Lの照射によって除去されず、光ファイバ収容部100の底面となる。この下地金属層21は、光ファイバ9(図1に示す)を第2の主面2b側から支持する。
第4工程では、図3(d)に示すように、第3工程で基材2に形成した傾斜面101、及び第1の主面2aに形成された第1の下地金属層11の全体に、第2の下地金属層12を形成する。本実施の形態では、第2の下地金属層12が主として銅(Cu)からなり、例えば無電解メッキによって第1の下地金属層11及び傾斜面101上に形成される。また、第2の下地金属層12は、光ファイバ収容部100における下地金属層21の一方の面(第2の主面2b側の面)にも形成される。
第5工程では、図4(d)に示すように、第1及び第2の金属層11,12の一部をエッチングして、第1の主面2aに複数の光電変換素子用配線パターン110及び半導体回路素子用配線パターン111を形成する。より具体的には、第1の下地金属層11及び第2の下地金属層12を除去する部分を除いて、第2の下地金属層12上にレジスト膜を形成し、エッチングによってレジスト膜が形成されていない部分の第1の下地金属層11及び第2の下地金属層12を溶解させる。このレジスト膜は、傾斜面101に形成された第2の下地金属層12上にも形成され、傾斜面101における第2の下地金属層12は除去されずに残る。
第6工程では、図3(e)に示すように、第5工程においてエッチングにより除去されずに残った第2の下地金属層12及び第2の主面2bにおける下地金属層21の上にニッケル(Ni)メッキを施してNiメッキ層13,22を形成し、さらにNi層13,22の上に金(Au)メッキを施して金メッキ層14,23を形成する。このニッケルメッキ及び金メッキは、例えば無電解メッキによって行うことができる。
第7工程では、図3(f)及び図4(e)に示すように、第1の主面2a全体を覆うようにフィルム状のレジスト3が配置される。つまり、光ファイバ収容部100の第1の主面2a側及び第1の金属層10(光電変換素子用配線パターン110,半導体回路素子用配線パターン111)の表面及び光ファイバ収容部100の第1の主面2a側が、レジスト3で覆われる。したがって、光ファイバ収容部100は、第1の主面2a側がレジスト3で覆われ、第2の主面2b側が第2の金属層20で覆われた空洞構造となる。
(第1の実施の形態の作用及び効果)
以上説明した実施の形態によれば、以下に示す作用及び効果が得られる。
(1)光ファイバ収容部100は、基材2を厚さ方向に貫通して形成されているため、基材2の厚みを光ファイバ9の直径と同等にすることができる。また、例えば特許文献1に記載の光実装基板のように、光ファイバを固定するための部材(平板ガラス)を設ける必要もない。これにより、光基板1の薄型化を図ることが可能となる。
(2)本実施の形態では、光ファイバ収容部100からの光ファイバ9の抜け出しを阻止するための部材を別途設ける必要がないため、製造コストを削減することが可能となる。
(3)光ファイバ収容部100は空洞構造を有しているため、光ファイバ9は光基板1に平行な方向に抜き差しをすることが可能である。したがって、光基板1に実装された他の電子部品等を取り外すことなく光ファイバ9を抜き差しでき、作業が容易になる。
(4)光ファイバ収容部100及び傾斜面101は、レーザ光Lの照射によって形成するため、例えば別途反射部材を設けたり、特許文献1に記載の光実装基板のように金型を用いることなく反射面100aを構成することができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について、図5乃至図9を参照して説明する。本実施の形態に係る光基板1は、第2工程以降の製造工程が、第1の実施の形態に係る光基板1の第2工程以降の製造工程とは異なる。図5乃至図9において、光基板1について説明したものと同一の機能を有する部位については共通する符号を付し、その重複した説明を省略する。
また、本実施の形態では、第1の実施の形態における第1の金属層10に替えて第1の金属層10Aが、第2の金属層20に替えて第2の金属層20Aが、光ファイバ収容部100に替えて光ファイバ収容部100Aが、反射面100aに替えて反射面90aが形成される。第1及び第2の金属層10A,20Aにおけるそれぞれの金属層及びメッキ層の材質及び層構造等は共通である。
図5は、第2の実施の形態に係る光モジュールの一例を示す断面図である。図6は、第2の実施の形態に係る光モジュールの一例を示す斜視図である。
本実施の形態に係る光ファイバ収容部100Aは、第1の主面2aに複数の開口15が、第2の主面2bに複数の開口24が、それぞれ形成されている。複数の開口15及び複数の開口24は、光ファイバ収容部100Aの長手方向に沿って交互に配置されている。つまり、光ファイバ収容部100Aは、第1の主面2a側が光ファイバ収容部100Aの収容空間を外部に臨ませる複数の開口15が形成された第1の金属層10Aによって覆われ、第2の主面2b側が光ファイバ収容部100Aの収容空間を外部に臨ませる複数の開口24が形成された第2の金属層20Aによって覆われている。
また、基材2には、光ファイバ収容部100Aの終端に、傾斜面は形成されていない。替わって、光ファイバ9の端面9aが第1の主面2aに対して傾斜し、反射面90aが形成されている。本実施の形態では、傾斜角は45°である。
反射面90aは、コア90から出射される出射光を第1の主面2a側に反射させ、光電変換素子41内に入射させる。また、光電変換素子41から出射された出射光を反射面90aで反射させ、コア90内に入射させる。
図7(a)〜(d)は、光基板1の光ファイバ収容部100A及びその周辺部における形成過程を示す断面図である。図8(a)〜(d)は、光基板1を第1の主面2a側から見た光ファイバ収容部100A及びその周辺部における形成過程を示す平面図である。
本実施の形態の第1工程では、図7(a)及び図8(a)に示すように、基材2の第1の主面2aの全体に第1の金属層10Aを、第2の主面2bの全体に第2の金属層20Aを、例えば接着、蒸着、又は無電解メッキによってそれぞれ形成する。本実施の形態に係る第1の金属層10Aは、第1の実施の形態に係る第1の金属層10の構成と異なり、下地金属層,Niメッキ層,金メッキ層を有する3層構造の金属からなる。第2の金属層20Aの層構成も、第1の金属層10Aと同様の層構成である。
第2工程では、図7(b)及び図8(b)に示すように、エッチングによって第1の金属層10A及び第2の金属層20Aの一部(開口15,24となる領域)を四角形状に複数箇所除去する。すなわち、第1の金属層10Aの複数の除去部分10Aaでは第1の主面2aが露出し、第2の金属層20Aの複数の除去部分20Aaでは第2の主面2bが露出している。複数の除去部分10Aa,20Aaは、光ファイバ収容部100Aの長手方向に沿って所定の間隔を空けて交互に配置される。所定の間隔は、基材2の厚み方向の寸法以上の距離であればよい。
第3工程では、図7(c)及び図8(c)に示すように、第1の金属層10Aの複数の除去部分10Aaにおいて、第1の主面2aに対して垂直にレーザ光Lを照射する。これにより、複数の開口15が形成されると共に、基材2は照削されて第2の金属層20Aが露出する。
第4工程では、図7(d)及び図8(d)に示すように、第3工程と同様にして、第2の金属層20Aの複数の除去部分20Aaにおいて、第2の主面2bに対して垂直にレーザ光Lを照射する。これにより、複数の開口24が形成されると共に、基材2が照削されて光ファイバ収容部100Aが形成される。つまり、第3及び第4工程において、第1の金属層10Aの除去部分10Aa(開口15)及び第2の金属層20Aの除去部分20Aa(開口24)を通過したレーザ光Lによって基材2に光ファイバ収容部100Aが形成される。
なお、上記実施の形態において、光ファイバ9をハンダ5によって光ファイバ収容部100Aに固定させてもよい。図9は、光ファイバ9をハンダ5で固定した場合の一例を示す図であり、(a)はハンダ5で固定された状態における図5のA−A線断面図、(b)は図5の一部拡大図である。
光ファイバ9は、光ファイバ収容部100Aの長手方向に沿って光基板1に平行な方向(図6の矢印B)から挿入される。図9に示すように、光ファイバ収容部100Aに収容された光ファイバ9は、ハンダ5によって光ファイバ収容部100A内に固定される。より具体的には、複数の開口15,24を塞ぐように、第1の金属層10A及び第2の金属層20Aの最表面(具体的には、金メッキ層)に固着される。
(第2の実施の形態の作用及び効果)
以上説明した第2の実施の形態では、第1の実施の形態の(1)乃至(3)の作用及び効果の他に、以下の作用及び効果がある。
本実施の形態では、レーザ光Lで光ファイバ収容部100Aを形成すると共に、第1の主面2a側を複数の開口15を有する第1の金属層10Aで覆い、第2の主面2b側を複数の開口24を有する第2の金属層20Aで覆うことができる。したがって、レーザ光Lを照射する第3及び第4工程において、光ファイバ収容部100Aの空洞構造が形成されるため、作業工程の短縮につながる。
また、本実施の形態においても、ハンダ5で光ファイバ9が光ファイバ収容部100A内に固定すれば、光ファイバ収容部100A内における光ファイバ9の軸方向の移動及び回転を防ぐことができる。これにより、反射面90aの位置及び角度を適切な状謡に維持できる。
(第2の実施の形態の変形例)
また、第2の実施の形態に係る光基板1は、例えば以下のように変形して実施することも可能である。
図10は、第2の実施の形態の変形例に係る光モジュールの一例を示し、開口15(図5参照)の位置における光ファイバ収容部100Aの長手方向に直交する断面の断面図である。本変形例に係る光ファイバ収容部100Aにおける基材2の表面には、第2の実施の形態に係る光ファイバ収容部100A内の構造と異なり、第3の金属層30が形成されている。
本変形例では、第1の主面2aに形成される第1の金属層10は、第1の実施の形態と同様に、第1の下地金属層11、第2の下地金属層12、Niメッキ層13、金メッキ層14を有する4層構造の金属からなる。第2の主面2bに形成される第2の金属層20Bの層構成も、第1の金属層10と同様に、第1の下地金属層21A、第2の下地金属層21B、Niメッキ層22、金メッキ層23を有する4層構造の金属からなる。第3の金属層30は、図10に示すように、第2の下地金属層12、Niメッキ層13、金メッキ層14を有する3層構造の金属からなる。また、開口24(図5参照)の位置における断面では、第3の金属層30は、第2の下地金属層21B、Niメッキ層22、金メッキ層23を有する3層構造の金属からなる。
本変形例の第1工程では、第1の金属層10のうち第1の下地金属層11及び第2の金属層20Bのうち第1の下地金属層21Aのみを、例えば接着、蒸着、又は無電解メッキによってそれぞれ形成する。第2工程では、エッチングによって第1の下地金属層11,21Aの一部をそれぞれ四角形状に複数箇所除去する。第3及び第4工程では、第2の実施の形態に係る第3及び第4工程と同様に、複数の除去部分にレーザ光Lを照射することにより光ファイバ収容部100Aが形成される。
本変形例では、第4工程に続く第5工程において、第1の主面10a及び光ファイバ収容部100Aにおける基材2の表面に第2の下地金属層12、Niメッキ層13、金メッキ層14を、例えば接着、蒸着、又は無電解メッキによってそれぞれ形成すると共に、第2の主面10b及び光ファイバ収容部100Aにおける基材2の表面に第2の下地金属層21B,Niメッキ層22、金メッキ層23を、例えば接着、蒸着、又は無電解メッキによってそれぞれ形成する。これにより、光ファイバ収容部100Aにおける基材2の表面に、第3の金属層30が形成される。
また、本変形例ではさらに、第6工程において、光ファイバ収容部100Aに挿入された光ファイバ9を、ハンダ5によって光ファイバ収容部100A内に固定させる。
本変形例に係る光モジュールによれば、光ファイバ収容部100Aにおける基材2の表面に、第3の金属層30が形成されているため、光ファイバ9を光ファイバ収容部100Aに挿入する際、光ファイバ9と第3の金属層30の最表面(金メッキ層14,24)との間の摩擦が軽減され、挿入し易くなる。
また、光ファイバ9を光ファイバ収容部100A内に固定する際、ハンダ5が第3の金属層30の最表面(金メッキ層14,24)にも固着し、光ファイバ9を光ファイバ収容部100A内により確実に固定することが可能である。
(実施の形態のまとめ)
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号等は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]第1の主面(2a)及び第2の主面(2b)を有する板状の樹脂からなり、光ファイバ(9)を収容する光ファイバ収容部(100,100A)が形成された基材(2)と、前記第1の主面(2a)に形成された第1の金属層(10,10A)と、前記第2の主面(2b)に形成された第2の金属層(20,20A)とを備え、前記光ファイバ収容部(100,100A)は、前記第1の主面(2a)及び第2の主面(2b)の間を前記基材(2)の厚さ方向に貫通し、前記第1の主面(2a)側及び第2の主面(2b)側からの前記光ファイバ(9)の抜け出しが阻止された空洞構造である、光基板(1)。
[2]前記光ファイバ収容部(100,100A)は、前記第2の主面(2b)側の少なくとも一部が前記第2の金属層(20,20A)によって覆われている、[1]に記載の光基板(1)。
[3]前記光ファイバ収容部(100)は、前記第1の主面(2a)側が前記第1の金属層(10)を覆うように形成されたフィルム状の絶縁膜(3)によって覆われている、[1]又は[2]に記載の光基板(1)。
[4]前記光ファイバ収容部(100A)は、前記第1の主面(2a)側が前記光ファイバ収容部(100A)の収容空間を外部に臨ませる複数の開口(15)が形成された前記第1の金属層(10A)によって覆われている、[1]又は[2]に記載の光基板(1)。
[5]前記光ファイバ収容部(100A)は、前記第2の主面(2b)側が前記光ファイバ収容部(100A)の収容空間を外部に臨ませる複数の開口(24)が形成された前記第2の金属層(20A)によって覆われている、[4]に記載の光基板(1)。
[6]前記光ファイバ収容部(100A)における前記基材(2)の表面には、第3の金属層(30)が形成されている、[4]又は[5]に記載の光基板(1)。
[7]前記光ファイバ(9)は、ハンダ(5)によって前記光ファイバ収容部(100A)内に固定されている、[4]乃至[6]の何れか1項に記載の光基板(1)。
[8]前記基材(2)には、前記光ファイバ(9)を伝搬する光を反射する反射面(100a)が前記第1の主面(2a)に対して傾斜して前記光ファイバ収容部(100,100A)の終端に形成された、[1]乃至[7]の何れか1項に記載の光基板(1)。
[9][5]に記載の光基板の製造方法であって、前記第1の金属層(10A)側及び前記第2の金属層(20A)側からレーザ光(L)を照射し、前記第1の金属層(10A)及び前記第2の金属層(20A)の前記開口(15,24)を通過したレーザ光(L)によって前記基材(2)に前記光ファイバ収容部(100A)を形成する工程を含む、光基板(1)の製造方法。
[10][1]乃至[8]の何れか1項に記載の光基板(1)と、前記光ファイバ(9)を伝送媒体とする光信号と電気信号とを交換する光電変換素子(41)とを備えた、光モジュール。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態では、第2の金属層20が第2の主面2bの全体に設けられた所謂ベタパターンである場合について説明したが、第2の金属層20の一部を所望の形状にエッチングして配線パターンとしてもよい。この場合、第2の主面2b側にも電子部品を実装することができる。
また、上記実施の形態では、光基板1に一つの光ファイバ収容部100及び光モジュールを形成した場合について説明したが、これに限らず、光基板1に複数の光ファイバ収容部100及び光モジュール構造を形成してもよい。
また、上記実施の形態では、第1の下地金属層11,21A、第2の下地金属層12,21B、及び下地金属層21が銅(Cu)である場合について説明したが、これに限らず、第1の下地金属層11,21A、第2の下地金属層12,21B、及び下地金属層21の一部又は全部が例えばアルミニウム(Al)であってもよい。また、第1の金属層10,10Aや第2の金属層20,20A,20Bの各層における材質も、上記したものに限らない。基材2の材質も、ポリイミドに限らず、例えばPET(Polyethylene terephthalate、ポリエチレンテレフタラート)であってもよい。
また、レーザ光の透過率が調節されたシャドーマスクを用いて、傾斜面101及び光ファイバ収容部100,100Aを形成してもよい。
また、ダイシング等の機械加工によって傾斜面101を形成してもよい。機械加工の場合、レーザ光による加工よりも低コストで傾斜面101を形成することが可能である。
また、第1の実施の形態において、反射面100aは、基材2に形成された傾斜面101の上に形成せず、別途反射部材等を設けてもよいし、光ファイバ9の端面9aを傾斜させて反射面100aを形成してもよい。同様に、第2の実施の形態において、反射面90aは、別途反射部材等を設けてもよいし、レーザ光Lで基材2に直接傾斜面を形成してその上に反射面90aを形成してもよい。
また、第2の実施の形態及びその変形例において、第1の主面2a側及び第2の主面2b側に複数の開口15,24がそれぞれ形成されていたが、これに限らず、第1の主面2a側に複数の開口15のみが形成されていてもよいし、第2の主面2b側に複数の開口24のみが形成されていてもよい。この場合、除去部分10Aa又は除去部分20Aaから垂直にレーザ光Lを照射するだけでなく、斜めにレーザ光Lを照射することにより光ファイバ収容部100Aが形成される。
1…光基板、2…基材、2a…第1の主面、2b…第2の主面、2c…端面、3…レジスト(絶縁膜)、5…ハンダ、9…光ファイバ、9a…端面、10,10A…第1の金属層、10Aa,20Aa…除去部分、11…第1の下地金属層、11a…帯状の部分、12…第2の下地金属層、13,22…Niメッキ層、14,23…金メッキ層、15,24…開口、20,20A,20B…第2の金属層、21…下地金属層、21A…第1の下地金属層、21B…第2の下地金属層、30…第3の金属層、41…光電変換素子、42…半導体回路素子、90…コア、90a…反射面、91…クラッド層、100,100A…光ファイバ収容部、100a…反射面、101…傾斜面、102…反射層、110…光電変換素子用配線パターン、110a…グランドパターン、111…半導体回路素子用配線パターン、410…本体部、411…端子、412…受発光部、420…本体部、421…端子、422…ボンディングワイヤL…レーザ光、LP…光路、θ…傾斜角

Claims (10)

  1. 第1及び第2の主面を有する板状の樹脂からなり、光ファイバを収容する光ファイバ収容部が形成された基材と、
    前記第1の主面に形成された第1の金属層と、
    前記第2の主面に形成された第2の金属層とを備え、
    前記光ファイバ収容部は、前記第1及び第2の主面の間を前記基材の厚さ方向に貫通し、前記第1及び第2の主面側からの前記光ファイバの抜け出しが阻止された空洞構造である、
    光基板。
  2. 前記光ファイバ収容部は、前記第2の主面側の少なくとも一部が前記第2の金属層によって覆われている、
    請求項1に記載の光基板。
  3. 前記光ファイバ収容部は、前記第1の主面側が前記第1の金属層を覆うように形成されたフィルム状の絶縁膜によって覆われている、
    請求項1又は2に記載の光基板。
  4. 前記光ファイバ収容部は、前記第1の主面側が前記光ファイバ収容部の収容空間を外部に臨ませる複数の開口が形成された前記第1の金属層によって覆われている、
    請求項1又は2に記載の光基板。
  5. 前記光ファイバ収容部は、前記第2の主面側が前記光ファイバ収容部の収容空間を外部に臨ませる複数の開口が形成された前記第2の金属層によって覆われている、
    請求項4に記載の光基板。
  6. 前記光ファイバ収容部における前記基材の表面には、第3の金属層が形成されている、
    請求項4又は5に記載の光基板。
  7. 前記光ファイバは、ハンダによって前記光ファイバ収容部内に固定されている、
    請求項4乃至6の何れか1項に記載の光基板。
  8. 前記基材には、前記光ファイバを伝搬する光を反射する反射面が前記第1の主面に対して傾斜して前記光ファイバ収容部の終端に形成された、
    請求項1乃至7の何れか1項に記載の光基板。
  9. 請求項5に記載の光基板の製造方法であって、
    前記第1の金属層側及び前記第2の金属層側からレーザ光を照射し、前記第1の金属層及び前記第2の金属層の前記開口を通過したレーザ光によって前記基材に前記光ファイバ収容部を形成する工程を含む、
    光基板の製造方法。
  10. 請求項1乃至8の何れか1項に記載の光基板と、
    前記光ファイバを伝送媒体とする光信号と電気信号とを交換する光電変換素子とを備えた、
    光モジュール。
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