JP2014093834A - 車両充電システム、発券機、車両充電方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

車両充電システム、発券機、車両充電方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】予め充電の権利を獲得した利用者が、充電スタンドにて車両の蓄電池に充電するサービスを享受することができる車両充電システム、発券機、車両充電方法及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】発券機1は、利用者による発券要求を受け付けて認証情報の生成要求を管理サーバ2に送信し、管理サーバ2で生成された認証情報の一部又は全部を利用券に印刷して発行する。管理サーバ2は、発券機1からの要求に応じて生成した認証情報を発券機1に送信すると共にRAMに記憶しておき、後に充電スタンド3から受信した認証情報と照合して認証したときに充電スタンド3に充電許可指令を送信して充電を許可する。充電スタンド3は、利用者によって入力された認証情報が管理サーバ2で照合されて充電が許可された場合、充電準備の完了を検知し、充電開始要求の入力があったときに充電を開始する。
【選択図】図1

Description

本発明は、充電スタンドにおける充電サービスを享受するための認証情報により、車両に搭載された走行用の蓄電池の充電を可能とする車両充電システム、発券機、車両充電方法及びコンピュータプログラムに関する。
近年、環境に優しい低燃費の車両としてHV (Hybrid Vehicle:ハイブリッド自動車)及びEV( Electric Vehicle:電気自動車)が急速に普及している。これらの車両は、何れも駆動輪を駆動するモータと、該モータに電力を供給する蓄電池とを備える。HVの中でも充電の外部インタフェースを有するPHV(Plug-in Hybrid Vehicle)とEVとでは、車外から蓄電池に対する充電が行えるようになっており、車両と充電ケーブルで接続して蓄電池に充電するための充電スタンドと呼ばれる地上設置型の充電装置が街中でも見かけられるようになっている。
例えば特許文献1には、駐車エリア内で充電ケーブルにて接続された車両のバッテリ(蓄電池)に充電し、充電料金を計算して表示し、投入された貨幣若しくはコインの受入れ処理、又は挿入されたカードに対する読取・書き込み処理を行って料金を徴収する充電装置(充電スタンドに相当)付き駐車装置が開示されている。
また特許文献2には、電動車両を充電する充電スタンドとネットワークを介して接続された集計装置を設け、充電スタンドが、電動車両を充電する利用者の識別情報及び充電電力使用量を集計装置に送信し、集計装置が、充電スタンドから受信した利用者の識別情報及び充電電力使用量に基づいて、利用者毎に充電電力使用量を集計する充電システムが開示されている。
特許第3004231号公報 特開2004−070682号公報
しかしながら、特許文献1に開示された駐車装置では、一般的には不特定多数の人物が出入りする駐車場に充電装置が設置されるため、充電装置が壊されて徴収された現金が盗み取られる虞がある。更に充電装置が屋外に設置される場合は、粉塵等の混入によって磁気カードのカードリーダに読取不良が発生する可能性が高まるという問題がある。
また、特許文献2に開示された技術では、予め利用者の識別情報を充電スタンド及び集計装置に登録しておく必要があるために煩雑である。また、充電料金の支払いが必然的にポストペイの形式となるため、利用者が充電スタンドを利用する権利を事前に販売するようなサービスが行えないという問題がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、予め充電の権利を獲得した利用者が、充電スタンドにて車両の蓄電池に充電するサービスを享受することができる車両充電システム、発券機、車両充電方法及びコンピュータプログラムを提供することにある。
本発明に係る車両充電システムは、車両に搭載された走行用の蓄電池を充電する充電スタンドと、該充電スタンドの利用券を発券する発券機と、該発券機及び前記充電スタンドと通信可能に接続されており、前記発券機による発券及び前記充電スタンドによる充電を管理する管理機とを備える車両充電システムであって、前記発券機は、発券要求を受け付ける第1受付手段と、該第1受付手段が発券要求を受け付けた場合、認証情報の生成要求を前記管理機に送信する手段と、前記管理機から認証情報を受信する第1受信手段とを備え、該第1受信手段が受信した認証情報の一部又は全部を利用券に印刷して発券するようにしてあり、前記充電スタンドは、認証情報を受け付ける第2受付手段と、該第2受付手段が受け付けた認証情報を前記管理機に送信する手段とを備え、前記管理機は、前記発券機から認証情報の生成要求を受信する第2受信手段と、該第2受信手段が受信した生成要求に基づいて認証情報を生成する生成手段と、該生成手段が生成した認証情報を前記発券機に送信する手段と、前記充電スタンドから認証情報を受信する第3受信手段と、該第3受信手段が受信した認証情報を前記認証手段が生成した認証情報と照合して認証する認証手段とを備え、該認証手段の認証結果に基づいて前記充電スタンドに充電を許可するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る車両充電システムは、前記生成手段が生成する認証情報は、ID及びパスワードを含むことを特徴とする。
本発明に係る車両充電システムは、前記発券機は、ID及び/又はパスワードを受け付ける手段と、該手段が受け付けたID及び/又はパスワードを前記管理機に送信する手段とを備え、前記管理機は、前記発券機からID及び/又はパスワードを受信する手段を備え、該手段がID及び/又はパスワードを受信した場合、受信したID及び/又はパスワードが、前記生成手段が生成する認証情報に含まれるようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る車両充電システムは、前記管理機は、前記生成手段が生成した認証情報に有効期間を設定するようにしてあり、各認証情報の有効期間が経過したか否かを判定する手段と、該手段が経過したと判定した場合、有効期間が経過した認証情報のうち、少なくともパスワードを無効とする手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る車両充電システムは、前記第2受付手段は、認証情報として少なくともパスワードを受け付けるようにしてあり、前記管理機は、前記第3受信手段が受信した認証情報にIDが含まれる場合、前記第3受信手段が受信したIDを、受信したパスワードに対応付けて記憶する記憶手段と、前記第3受信手段が受信した認証情報にIDが含まれない場合、前記第3受信手段が受信したパスワードが前記記憶手段に記憶されているか否かを判定する手段と、該手段が記憶されていると判定した場合、記憶されているパスワードに対応するIDを、前記第3受信手段が受信したIDとするようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る車両充電システムは、前記発券機は、金額、時間又は電力量の指定を受け付ける手段と、該手段が受け付けた指定に応じた充電制限情報を前記管理機に送信する手段とを備え、前記管理機は、前記発券機から充電制限情報を受信する手段を備え、該手段が充電制限情報を受信した場合、受信した充電制限情報を、前記生成手段が生成する認証情報に対応付けるようにしてあり、前記充電スタンドに充電を許可する場合、前記認証手段によって認証された認証情報に対応する充電制限情報を前記充電スタンドに送信するようにしてあり、前記充電スタンドは、前記管理機から、前記充電制限情報を受信する手段を備え、該手段が受信した充電制限情報に基づいて前記蓄電池を充電するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る車両充電システムは、前記発券機は、金額、時間又は電力量の指定を受け付ける手段と、該手段が受け付けた指定に応じた充電制限情報を前記管理機に送信する手段とを備え、前記充電スタンドは、前記管理機によって充電が許可された場合、充電した時間又は電力量を示す経過情報を前記管理機に送信する手段を備え、前記管理機は、前記発券機から充電制限情報を受信する手段を備え、該手段が充電制限情報を受信した場合、受信した充電制限情報を、前記生成手段が生成する認証情報に対応付けるようにしてあり、前記認証手段によって認証された認証情報に対応する充電制限情報を抽出する抽出手段と、前記充電スタンドから経過情報を受信する手段と、該手段が受信した経過情報が示す時間又は電力量が、前記抽出手段が抽出した充電制限情報に応じた時間又は電力量を超えるか否かを判定する手段とを備え、該手段が超えると判定した場合、前記充電スタンドに充電を禁止するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係る発券機は、車両に搭載された走行用の蓄電池を充電する充電スタンドの利用券を発券する発券機であって、発券要求を受け付ける手段と、該手段が発券要求を受け付けた場合、認証情報の生成要求を送信する手段と、金額、時間又は電力量の指定を受け付ける手段と、該手段が受け付けた指定に応じた充電制限情報を送信する手段と、ID及びパスワードを含む認証情報を受信する手段と、該手段が受信した認証情報の一部又は全部を利用券に印刷して発券する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る車両充電方法は、車両に搭載された走行用の蓄電池を充電する充電スタンドと、該充電スタンドの利用券を発券する発券機と、該発券機及び前記充電スタンドと通信可能に接続されており、前記発券機による発券及び前記充電スタンドによる充電を管理する管理機とを用いた車両充電方法であって、前記発券機は、発券要求を受け付け、発券要求を受け付けた場合、認証情報の生成要求を前記管理機に送信し、前記管理機から認証情報を受信し、受信した認証情報の一部又は全部を利用券に印刷して発券し、前記充電スタンドは、認証情報を受け付け、受け付けた認証情報を前記管理機に送信し、前記管理機は、前記発券機から認証情報の生成要求を受信し、受信した生成要求に基づいて認証情報を生成し、生成した認証情報を前記発券機に送信し、前記充電スタンドから認証情報を受信し、受信した認証情報を生成した認証情報と照合して認証し、認証結果に基づいて前記充電スタンドに充電を許可することを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、車両に搭載された走行用の蓄電池を充電する充電スタンド及び該充電スタンドの利用券を発券する発券機と通信可能に接続されたコンピュータに、前記発券機による発券及び前記充電スタンドによる充電を管理させるコンピュータプログラムであって、コンピュータに、前記発券機から認証情報の生成要求を受信させるステップと、コンピュータに、受信させた生成要求に基づいて認証情報を生成させるステップと、コンピュータに、生成させた認証情報を前記発券機に送信させるステップと、コンピュータに、前記充電スタンドから認証情報を受信させるステップと、コンピュータに、受信させた認証情報を生成させた認証情報と照合させて認証させるステップと、コンピュータに、認証させた結果に基づいて前記充電スタンドに充電を許可させるステップとを含むことを特徴とする。
本発明にあっては、発券機が利用者による発券要求を受け付けて認証情報の生成要求を管理機に送信し、この生成要求を受信した管理機が認証情報を生成して発券機に送信し、この認証情報を受信した発券機が、受信した認証情報の一部又は全部を利用券に印刷して発券する。その後、利用者が利用券に印刷された内容に基づいて充電スタンドにて認証情報を入力した場合、入力された認証情報を受け付けた充電スタンドが、受け付けた認証情報を管理機に送信し、この認証情報を受信した管理機が、受信した認証情報と既に生成済みの認証情報とを照合して認証したときに充電スタンドに充電を許可する。
これにより、発券機は管理機で生成された認証情報を利用券に印刷して発行し、充電スタンドは利用者によって入力された認証情報が管理機で認証されたときに充電が許可される。
本発明にあっては、認証情報にID及びパスワードが含まれるため、充電スタンドの不正利用を防ぐためのセキュリティが確保される。
本発明にあっては、発券機がID及びパスワードの少なくとも一方を受け付け、管理機が生成する認証情報に発券機が受け付けたID及びパスワードが含まれるようにする。
これにより、例えば発券機でカードリーダから読み取られた情報に基づく利用者のIDを、生成した認証情報に含める場合は、以後IDと利用者とが1対1に対応付けられる。また例えば、発券機で利用者が入力したパスワードを、生成した認証情報に含める場合は、利用者によるパスワードの扱いの利便性が向上する。
本発明にあっては、管理機で生成された認証情報に有効期間を設定し、有効期間が経過した認証情報について少なくともパスワードを無効とする。
これにより、充電スタンドの不正利用を防ぐためのセキュリティが強化される。
本発明にあっては、管理機は、充電スタンドから受信した認証情報にIDが含まれる場合に、受信したIDをパスワードに対応付けて記憶しておき、受信した認証情報にIDを除いてパスワードが含まれる場合に、受信したパスワードに対応して記憶されているIDを、充電スタンドから受信したIDとして扱う。
つまり、充電スタンドにおける同一利用券に基づく認証情報の入力は、初回のみID及びパスワードの入力が必須であり、2回目以降はIDの入力が省略可能となる。
本発明にあっては、発券機が金額、時間又は電力量の指定を受け付け、管理機が生成する認証情報に、発券機が受け付けた指定に応じた充電制限情報を対応付ける。その後、利用者が充電スタンドにて入力した認証情報が受け付けられて管理機に送信された場合、管理機は受信した認証情報と既に生成済みの認証情報とを照合し、照合が一致した生成済みの認証情報に対応する充電制限情報を充電スタンドに送信して充電を許可する。この充電制限情報を受信した充電スタンドは、受信した充電制限情報に基づいて充電を制限する。
これにより、発券機では、利用者が希望する金額、時間又は電力量に見合った充電サービスを充電スタンドで受けるための利用券が発行され、充電スタンドで充電する時間又は電力量は、充電スタンドで制限される。
本発明にあっては、発券機が金額、時間又は電力量の指定を受け付け、管理機が生成する認証情報に、発券機が受け付けた指定に応じた充電制限情報を対応付ける。その後、利用者が充電スタンドにて入力した認証情報が受け付けられて管理機に送信された場合、管理機は受信した認証情報と既に生成済みの認証情報とを照合して一致した場合、充電スタンドに充電を許可すると共に、照合が一致した生成済みの認証情報に対応する充電制限情報を抽出する。管理機はまた、充電スタンドで充電された時間又は電力量を示す経過情報を受信し、受信した経過情報で示された時間又は電力量が、抽出した充電制限情報に応じた時間又は電力量を超えたときに、充電スタンドに充電を禁止する。
これにより、発券機では、利用者が希望する金額、時間又は電力量に見合った充電サービスを充電スタンドで受けるための利用券が発行され、充電スタンドで充電する時間又は電力量は、管理機によって制限される。
本発明によれば、充電スタンドとの位置関係を問われない発券機が、管理機で生成された認証情報を利用券に印刷して発行し、充電スタンドは利用者によって入力された認証情報が管理機で認証されたときに車両の蓄電池への充電が許可される。
従って、予め充電の権利を獲得した利用者が、充電スタンドにて車両の蓄電池に充電するサービスを享受することが可能となる。
本発明の実施の形態1に係る車両充電システムの構成を模式的に示す構成図である。 発券機の要部構成を示すブロック図である。 管理サーバの要部構成を示すブロック図である。 充電スタンドの要部構成を示すブロック図である。 CPLT回路から出力されるCPLT信号の波形の時間変化を示す波形図である。 本発明の実施の形態1に係る車両充電システムで、利用券を発券する発券機及び認証情報を生成する管理サーバ夫々のCPUの処理手順を示すフローチャートである。 認証情報を認証する管理サーバ及び電気自動車を充電する充電スタンド夫々のCPUの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る車両充電システムで、利用券を発券する発券機及び認証情報を生成する管理サーバ夫々のCPUの処理手順を示すフローチャートである。 生成した認証情報の有効期間を判定する管理サーバのCPUの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る車両充電システムで、認証情報を認証する管理サーバ及び電気自動車を充電する充電スタンド夫々のCPUの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4に係る車両充電システムで、利用券を発券する発券機及び認証情報を生成する管理サーバ夫々のCPUの処理手順を示すフローチャートである。 認証情報を認証する管理サーバ及び電気自動車を充電する充電スタンド夫々のCPUの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態5に係る車両充電システムで、認証情報を認証する管理サーバ及び電気自動車を充電する充電スタンド夫々のCPUの処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る車両充電システムの構成を模式的に示す構成図である。図中1は充電サービスを享受するための利用券を発券する発券機であり、発券機1は、該発券機1による発券を管理する管理サーバ(管理機)2とLAN9を介して通信可能に接続されている。管理サーバ2は、電気自動車(車両)5に搭載された蓄電池を充電する充電スタンド3,3とLAN9を介して通信可能に接続されており、充電スタンド3,3による充電を管理する。充電スタンド3と電気自動車5のインレット(図示せず)とは、充電スタンド3の本体から延出する充電ケーブル44の端部に取着された充電コネクタ45(後述の図4参照)で接続される。LAN9は、標準的な有線LANに限定されず、無線LANでもよいし、インターネットを利用するものであってもよい。電気自動車5は、ハイブリッド自動車(HV又はPHV)でもよい。発券機1は1台に限定されず、充電スタンド3,3は2台に限定されない。
図2,3,4の夫々は、発券機1,管理サーバ2,充電スタンド3の要部構成を示すブロック図である。
図2において、発券機1は、該発券機1全体の動作を制御するCPU11を備え、CPU11は、プログラム等の情報を記憶するROM12、一時的に発生した情報を記憶するRAM13及び時刻を計時するタイマ14とバス接続されている。CPU11は、ROM12に予め格納されている制御プログラムに従って、入出力処理、演算等の処理を実行する。CPU11には、また、利用者の操作を受け付ける操作部15a及びLCDからなる表示部15bを有する操作パネル15と、LAN9を介して管理サーバ2との通信を行う通信部16と、磁気カード又はICカードからカード情報を読み取るカードリーダ17と、紙幣及び/又はコインによる入金を受け付ける入金受付部18と、利用券を発券するプリンタ19とがバス接続されている。
図3において、管理サーバ2は、演算等の処理を行うCPU21を備え、CPU21は、CD−ROMドライブ等の外部記憶装置22、処理に伴って発生する一時的な情報を記憶するRAM23、時刻を計時するタイマ24、ハードディスク等の内部記憶装置25、及びLAN9を介して発券機1及び充電スタンド3,3との通信を行う通信部26とバス接続されている。CPU21は、CD−ROM等の記録媒体20からコンピュータプログラム200を外部記憶装置22にて読み取り、読み取ったコンピュータプログラム200を内部記憶装置25の空き領域に記憶させる。コンピュータプログラム200は、内部記憶装置25に恒久的に記憶させてもよい。コンピュータプログラム200は必要に応じて外部記憶装置22又は内部記憶装置25からRAM23へロードされ、ロードされたコンピュータプログラム200に基づいて、CPU21が管理サーバ2に必要な処理を実行する。管理サーバ2が生成する後述の認証情報は、RAM23に記憶される。
図4において、充電スタンド3は、該充電スタンド3全体の動作を制御するCPU31を備え、CPU31は、プログラム等の情報を記憶するROM32、一時的に発生した情報を記憶するRAM33及び時刻を計時するタイマ34とバス接続されている。CPU31は、ROM32に予め格納されている制御プログラムに従って、入出力処理、演算等の処理を実行する。CPU31には、また、利用者の操作を受け付ける操作部35a及びLCDからなる表示部35bを有する操作パネル35と、LAN9を介して管理サーバ2との通信を行う通信部36とがバス接続されている。
充電スタンド3は、また、200Vの交流電源4から交流電圧を受電するブレーカ41と、該ブレーカ41及びリレー接点42b、42cを介して充電コネクタ45に供給される交流の電力量を計測する電力計43とを備える。充電スタンド3本体と充電コネクタ45とは、充電ケーブル44で接続されている。リレー接点42b、42c(以下、充電リレーとも言う)は、CPU31にバス接続されたリレー駆動部39が駆動するリレーコイル42aによってオン/オフされる。電力計43が計測する電力量は、CPU31にバス接続された入力部38を介してCPU31に取り込まれる。充電コネクタ45の信号端子には、CPU31にバス接続されたCPLT回路からコントロールパイロット信号(SAE(登録商標)規格で規定されたCPLT信号)が供給される。本実施の形態1では、充電コネクタ45が、SAEJ1772規格に準拠しており、電気自動車5のインレットに装着されるようになっている。
以上の構成により、利用者は、電気自動車5の充電に先立って、例えば発券機1から現金又はプリペイドカード若しくはICカードで利用券を購入することにより、充電スタンド3にて電気自動車5に充電するサービスを享受する権利を獲得する。この利用券には、管理サーバ2で生成された認証情報が印刷されている。その後、利用者が電気自動車5を充電スタンド3の傍らに移動させて充電コネクタ45をインレットに装着し、利用券に印刷された認証情報を操作パネル35の操作部35aから入力した場合、入力された認証情報が管理サーバ2で認証されることによって充電が許可される。そして、利用者が充電開始の指示を与えたときに電気自動車5に対する充電が開始される。
次に、充電スタンド3のCPU31から見て、電気自動車5側の充電準備が完了したこと及び蓄電池の充電が完了したことを検知する方法について説明する。
図5は、CPLT回路37から出力されるCPLT信号の波形の時間変化を示す波形図である。図5の縦軸はCPLT信号の信号電圧を表し、横軸は時間を表す。時刻T0で充電スタンド3にて電気自動車5の接続を受け入れる準備が整った場合、CPU31は、CPLT回路37によってCPLT信号の信号電圧をV1とする。この信号電圧は、所定の抵抗器を介してCPLT回路37から出力される。その後、時刻T1で充電コネクタ45が電気自動車5のインレットに装着された場合、電気自動車5側にてCPLT信号の信号線にダイオードを介して所定の抵抗回路が接続されるため、CPLT信号の信号電圧がV2に低下する。
上述の信号電圧の(V1からV2への)低下が、CPLT回路37で検知されてCPU31に通知された場合、CPU31は、時刻T2でCPLT回路37によってCPLT信号を1kHzの矩形波信号に変化させる。この矩形波信号のプラス側の信号電圧はV2であり、マイナス側の信号電圧はV5(負の電圧)である。そして矩形波信号のデューティは、充電スタンド3から充電コネクタ45を介して電気自動車5へ供給可能な定格電流の大きさを表すように設定される。
次いで、時刻T3で電気自動車5側にて上記の矩形波信号が検知された場合、CPLT信号の信号線にダイオードを介して接続されている抵抗回路の抵抗値が減少するように構成されているため、CPLT信号のプラス側の信号電圧がV3に低下する。これにより、充電スタンド3のCPLT回路37が、電気自動車5側の充電準備完了を検知してCPU31に通知する。
一方、電気自動車5側にて蓄電池の充電が完了した場合、CPLT信号の信号線にダイオードを介して接続されている抵抗回路が信号線から分離されるため、CPLT信号のプラス側の信号電圧がV1に戻される。これにより、充電スタンド3のCPLT回路37が、電気自動車5側の充電完了を検知してCPU31に通知する。
以下では、本実施の形態1に係る車両充電システムを構成する各装置における処理の内容を、フローチャートを用いて詳細に説明する。実施の形態1では、車両充電システムが最も基本的な処理を実行し、管理サーバ2がID及びパスワードを含む認証情報を独自に生成する。以下に示す発券機1,管理サーバ2,充電スタンド3夫々における処理は、ROM12,RAM23,ROM32の夫々に予め格納された制御プログラムに従ってCPU11,21,31により実行される。
図6は、本発明の実施の形態1に係る車両充電システムで、利用券を発券する発券機1及び認証情報を生成する管理サーバ2夫々のCPU11,21の処理手順を示すフローチャートである。また、図7は、認証情報を認証する管理サーバ2及び電気自動車5を充電する充電スタンド3夫々のCPU21,31の処理手順を示すフローチャートである。図6,7に示す各処理は、発券機1、管理サーバ2及び充電スタンド3における初期化処理が終了した後に適時起動される(以下の各実施の形態においても同様)。
図6で、発券機1の操作パネル15の表示部15bには、発券要求の入力を促す表示が既になされている。発券機1のCPU11は、操作部15aから利用者による発券要求の入力が有ったか否かを判定して(S12)入力が有るまで待機している(S12:NO)。発券要求の入力が有った場合(S12:YES)、CPU11は入力された発券要求を受け付けて(第1受付手段)、通信部16により、認証情報の生成要求を管理サーバ2に向けて送信する(S13)。
一方の管理サーバ2では、CPU21が、通信部26により認証情報の生成要求を受信したか否かを判定して(S21)受信するまで待機している(S21:NO)。認証情報の生成要求を受信した場合(第2受信手段 S21:YES)、CPU21は、ID及びパスワード(図ではPWDと表示する 以下同様)を含む認証情報を生成し(生成手段 S22)、生成した認証情報を、RAM23内に適宜設けられた第1記憶領域に記憶する(S24)。この場合、ID及びパスワードの組み合わせが保たれるようにする。
生成される認証情報にID及びパスワードの両方が含まれている必要はなく、一方のみが含まれていてもよいし、これらに代わる情報が含まれるようにしてもよい。ここで認証情報を記憶するのは、後に充電スタンド3から受信する認証情報を認証するためである。次いで、CPU21は、生成した認証情報を通信部26により発券機1に向けて送信し(S25)、図6の処理を終了する。
他方の発券機1では、CPU11が、通信部16により認証情報を受信したか否かを判定して(S14)受信するまで待機している(S14:NO)。管理サーバ2から送信された認証情報を受信した場合(第1受信手段 S14:YES)、CPU11は、受信した認証情報に含まれるID及びパスワードを、プリンタ19によって発券する利用券に印字出力して(S16)、図6の処理を終了する。なお、受信した認証情報に含まれる情報のうち、通常はID及びパスワードの両方が印刷されるが、例えばID又はパスワードが別途利用者に通知される場合は、何れか一方のみが印刷されるようにしてもよい。
図7に移って、充電スタンド3の操作パネル35の表示部35bには、認証情報の入力を促す表示が既になされている。CPU31は、操作部35aから認証情報の入力が有ったか否かを判定して(S50)入力が有るまで待機している(S50:NO)。利用者が操作部35aを操作することによって認証情報の入力が有った場合(S50:YES)、CPU31はこれを受け付けて(第2受付手段)、通信部36により認証情報を管理サーバ2に向けて送信する(S51)。
一方の管理サーバ2では、CPU21が、通信部26により認証情報を受信したか否かを判定して(S34)受信するまで待機している(S34:NO)。認証情報を受信した場合(第3受信手段 S34:YES)、CPU21は、受信した認証情報と、第1記憶領域に記憶した認証情報とを照合して(S35)照合が一致したか否かを判定し(S36)、一致しない場合(S36:NO)は、そのまま図7の処理を終了する。これに対して照合が一致した場合(S36:YES)、受信した認証情報を認証して(認証手段)、通信部26により充電許可指令を充電スタンド3に向けて送信し(S39)、図7の処理を終了する。
他方の充電スタンド3では、CPU31が、通信部36により充電許可指令を受信したか否かを判定して(S53)受信するまで待機している(S53:NO)。管理サーバ2から送信された充電許可指令を受信した場合(S53:YES)、CPU31は、電気自動車5への充電準備が完了したか否かを判定して(S54)完了するまで待機している(S54:NO)。ここで、充電準備が完了したか否かは、電気自動車5のインレットに充電コネクタ45が装着され、且つ、図5を用いて説明したCPLT信号によって充電スタンド3及び電気自動車5間のハンドシェークが確立したか否かによって判定される。
充電準備が完了した場合(S54:YES)、CPU31は、操作部35bから充電開始要求の入力が有ったか否かを判定して(S55)入力が有るまで待機している(S55:NO)。充電開始要求の入力が有った場合(S55:YES)、CPU31は、リレー駆動部39によりリレーコイル42aを駆動して充電リレー(リレー接点42b,42c)をオンし(S56)、電気自動車5に対する充電を開始する。この場合、表示部35bに充電を開始した旨を表示してもよい。また、充電開始要求の入力を待たずに自動的に充電を開始するようにしてもよい。
その後、CPU31は、CPLT回路37によって充電終了を検知したか否かを判定し(S57)、検知していない場合(S57:NO)は、更に操作部35aから充電停止要求の入力が有ったか否かを判定する(S59)。充電停止要求の入力がなかった場合(S59:NO)、CPU31は、処理をステップS57に戻して充電終了及び充電停止の判定を繰り返す。これに対し、充電終了を検知した場合(S57:YES)又は充電停止要求の入力が有った場合(S59:YES)、CPU31は、充電リレーをオフし(S60)、図7の処理を終了する。この場合、表示部35bに充電が終了した旨を表示してもよい。なお、充電終了及び充電停止の判定に加えて、充電開始後に所定時間が経過したか否を判定し、経過したときに充電を停止するようにしてもよい。
以上のように本実施の形態1によれば、発券機は、利用者による発券要求を受け付けて認証情報の生成要求を管理サーバに送信し、管理サーバで生成された認証情報の一部又は全部を利用券に印刷して発行する。管理サーバは、発券機からの要求に応じて生成した認証情報を発券機に送信すると共に第1記憶領域に記憶しておき、後に充電スタンドから受信した認証情報と照合して認証したときに充電スタンドに充電許可指令を送信して充電を許可する。充電スタンドは、利用者によって入力された認証情報が管理サーバで照合されて充電が許可された場合、充電準備の完了を検知し、充電開始要求の入力があったときに充電を開始する。
従って、予め充電の権利を獲得した利用者が、充電スタンドにて車両の蓄電池に充電するサービスを享受することが可能となる。
また、本実施の形態2によれば、認証情報にID及びパスワードが含まれるため、充電スタンドの不正利用を防ぐためのセキュリティを確保することが可能となる。
(実施の形態2)
実施の形態1は、車両充電システムが最も基本的な処理を実行し、管理サーバ2がID及びパスワードを含む認証情報を独自に生成する形態であるのに対し、実施の形態2は、管理サーバ2が、発券機1で受け付けられたID及び/又はパスワードが含まれた認証情報を生成し、生成した認証情報に有効期間を設定する形態である。
図8は、本発明の実施の形態2に係る車両充電システムで、利用券を発券する発券機1及び認証情報を生成する管理サーバ2夫々のCPU11,21の処理手順を示すフローチャートである。また、図9は、生成した認証情報の有効期間を判定する管理サーバ2のCPU31の処理手順を示すフローチャートである。
図8で、発券機1の操作パネル15の表示部15bには、磁気カード又はICカードの読み取りと、パスワードの入力とを促す表示が既になされている。発券機1のCPU11は、利用者が磁気カード若しくはICカードのカード情報をカードリーダ17に読み取らせることによって、利用者を特定するIDの入力が有ったか否か、又は操作部15aから利用者によるパスワードの入力が有ったか否かを判定して(S110)入力が有るまで待機している(S110:NO)。
IDの入力又はパスワードの入力が有った場合(S110:YES)、CPU11は、入力されたID又はパスワードを受け付けて、通信部16により管理サーバ2に向けて送信する(S111)。なお、ID及びパスワードの両方の入力が有った場合は、ID及びパスワードの両方が管理サーバ2に向けて送信される。その後、CPU11は、操作部15aから利用者による発券要求の入力が有ったか否かを判定して(S112)入力が有るまで待機する(S112:NO)。発券要求の入力が有った場合(S112:YES)、CPU11は入力された発券要求を受け付けて、通信部16により認証情報の生成要求を管理サーバ2に向けて送信する(S113)。
一方の管理サーバ2では、CPU21が、通信部26によりID又はパスワードを受信したか否かを判定して(S120)受信するまで待機している(S120:NO)。ID又はパスワードを受信した場合(S120:YES)、CPU21は、引き続き認証情報の生成要求を受信したか否かを判定して(S121)受信するまで待機する(S121:NO)。
認証情報の生成要求を受信した場合(S121:YES)、CPU21は、受信したID又はパスワードを含む認証情報を生成する(S122)と共に、現在時刻を生成時刻としてタイマ24から取得し(S123)、生成した認証情報及び取得した生成時刻を対応付けて、RAM23内に適宜設けられた第1記憶領域に記憶する(S124)。次いで、CPU21は、生成した認証情報を通信部26により発券機1に向けて送信し(S125)、図8の処理を終了する。
ここでの生成時刻は認証情報の有効期間の開始時点であり、有効期間の長さが適宜設定される場合又は有効期間の長さが所定のアルゴリズムで決定される場合は、生成時刻から有効期間の終了時点が決定されるため、生成時刻が有効期間と1対1に対応するものとなる。なお、生成した認証情報に有効期間そのもの又は有効期限を設定する場合は、設定した有効期間又は有効期限を認証情報に対応付けて第1記憶領域に記憶すると共に、発券機1に送信するようにしてもよい。
他方の発券機1では、CPU11が、通信部16により認証情報を受信したか否かを判定して(S114)受信するまで待機している(S114:NO)。管理サーバ2から送信された認証情報を受信した場合(S114:YES)、CPU11は、現在時刻を発券時刻としてタイマ14から取得し(S115)、受信した認証情報に含まれるID、パスワード及び取得した発券時刻を、プリンタ19によって発券する利用券に印字出力して(S116)、図8の処理を終了する。
なお、ステップS110でパスワードの入力が有った場合は、利用者がパスワードを暗記しているため、セキュリティ上の理由でパスワードの印字出力を抑止するようにしてもよい。また、受信した認証情報に対する有効期間の設定が発券機1で可能な場合は、利用券に有効期間を印字出力してもよいし、管理サーバ2から認証情報と共に有効期間又は有効期限が送信される場合は、受信した有効期間又は有効期限を利用券に印字出力すればよい。
図9に移って、この処理が起動された場合、CPU21は、タイマ24から現在時刻を取得する(S144)。そして、CPU21は、第1記憶領域内に記憶されたID及びパスワードの組み合わせのうち、一のID及びパスワード(が含まれる認証情報)を抽出し(S145)、抽出したID及びパスワードと共に記憶されている生成時刻、及び先に取得した現在時刻から、生成後の経過期間を算出する(S146)。
次いで、CPU21は、算出した経過期間が、所定の有効期間又は適宜設定される有効期間を超過したか否か、即ち認証情報の有効期間が経過したか否かを判定し(S147)、経過した場合(S147:YES)、抽出したID及びパスワードのうち、少なくともパスワードを削除する(S148)。この場合、ID及びパスワードの両方を削除してもよい。また、第1記憶領域に認証情報に対応付けて有効期間(又は有効期限)が記憶されている場合は、算出した経過期間(又は取得した現在時刻)が、記憶されている有効期間(又は有効期限)を超過したか否かを判定すればよい。
ステップS148の処理を終えた場合、又は認証情報の有効期間が経過していない場合(S147:NO)、CPU21は、第1記憶領域に記憶された全てのID及びパスワードの組み合わせの抽出を終了したか否かを判定する(S149)。抽出を終了した場合(S149:YES)、CPU21は、図9の処理を終了する。これに対し、抽出を終了していない場合(S149:NO)、CPU21は、処理をステップS145に戻し、他のID及びパスワードについてステップS145からS149までの処理を繰り返す。
その他、実施の形態1に対応する箇所には同様の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
以上のように本実施の形態2によれば、発券機がID又はパスワードを受け付け、管理サーバが生成する認証情報に発券機が受け付けたID又はパスワードが含まれるようにする。
従って、例えば発券機でカードリーダから読み取られた情報に基づく利用者のIDを、生成した認証情報に含める場合は、以後IDと利用者とが1対1に対応付けられるため、利用者毎の利用履歴の集計が可能となる。また例えば、発券機で利用者が入力したパスワードを、生成した認証情報に含める場合は、利用者が記憶しているパスワードによる充電サービスの利用が可能となる。
また、本実施の形態2によれば、管理サーバで生成された認証情報に生成時刻又は有効期間を対応付けて第1記憶領域に記憶し、生成時刻からの経過時間が有効期間を超過した認証情報について少なくともパスワードを削除するため、有効期間が経過した認証情報による充電スタンドの利用が禁止される。
従って、充電スタンドの不正利用を防ぐためのセキュリティを強化することが可能となる。また、IDと利用者とが1対1に対応付けられている状態で認証情報の有効期間が経過したときに、第1記憶領域に記憶したIDを削除しない場合は、利用者毎の利用履歴の集計が可能な状況を保持することが可能となる。
(実施の形態3)
実施の形態1は、車両充電システムが最も基本的な処理を実行し、利用券に印字されたID及びパスワードが充電スタンド3から入力されて管理サーバ2で認証される形態であるのに対し、実施の形態3は、同一IDで充電スタンド3,3が再利用される場合にパスワードのみの入力が充電スタンド3,3で受け付けられて管理サーバ2で認証される形態である。このため、本実施の形態3では、管理サーバ2が生成する認証情報のうち、パスワードがユニークに生成されるものとする。また、発券機1で受け付けたパスワードを含む認証情報を管理サーバ2で生成する場合、既に生成したパスワードと重複するときは、利用者にパスワードの変更を促すものとする。
図10は、本発明の実施の形態3に係る車両充電システムで、認証情報を認証する管理サーバ2及び電気自動車5を充電する充電スタンド3夫々のCPU21,31の処理手順を示すフローチャートである。
図10で、充電スタンド3の操作パネル35の表示部35bには、ID及びパスワードの入力を促す表示が既になされている。CPU31は、操作部35aからID及びパスワードの両方、又はパスワードのみの入力が有ったか否かを判定して(S250)入力が有るまで待機している(S250:NO)。利用者が操作部35aを操作することによってID及びパスワードの両方、又はパスワードのみの入力が有った場合(S250:YES)、CPU31はこれを受け付けて、通信部36によりID及びパスワードの両方、又はパスワードのみを管理サーバ2に向けて送信する(S251)。
一方の管理サーバ2では、CPU21が、通信部26によりID及びパスワードを受信したか否かを判定し(S230)、これらを共に受信した場合(S230:YES)、受信したID及びパスワードを、RAM23内に適宜設けられた第2記憶領域に記憶する(記憶手段 S231)。この場合、IDをパスワードに対応付けるようにする。その後、CPU21は、後述するステップS235に処理を移す。
ID及びパスワードの少なくとも一方を受信しなかった場合(S230:NO)、CPU21は、通信部26によりパスワードを受信したか否かを判定し(S232)、パスワードも受信していない場合(S232:NO)、処理をステップS230に戻して少なくともパスワードを受信するまでステップS230,S232の処理を繰り返す。
パスワードを受信した場合(S232:YES)、CPU21は、第2記憶領域に既に同一のパスワードが記憶されているか否かを判定し(S233)、記憶されていない場合(S233:NO)、そのまま図10の処理を終了する。これにより、利用者が最初に充電スタンド3を利用する際に、パスワードのみを入力した場合は、管理サーバ2における認証が行われないこととなる。
第2記憶領域に既に同一のパスワードが記憶されている場合(S233:YES)、CPU21は、記憶されているパスワードに対応するIDを、充電スタンドから受信したIDとし(S234)、受信したID及びパスワードと、第1記憶領域に記憶したID及びパスワードとを照合して(S235)照合が一致したか否かを判定し(S236)、一致しない場合(S236:NO)は、そのまま図10の処理を終了する。これに対して照合が一致した場合(S236:YES)、受信したID及びパスワードを認証して、通信部36により充電許可指令を充電スタンド3に向けて送信し(S239)、図10の処理を終了する。
他方の充電スタンド3では、CPU31が、通信部36により充電許可指令を受信したか否かを判定して(S253)受信するまで待機している(S253:NO)。以下、ステップS254からS260までの処理は、実施の形態1の図7に示すステップS54からS60までの処理と同一であるため、その説明を省略する。
その他、実施の形態1に対応する箇所には同様の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
以上のように本実施の形態3によれば、充電スタンドにおけるパスワードの受け付けが必須であるのに対してIDの受け付けは場合により省略される。一方、管理サーバは、充電スタンドから受信した認証情報にIDが含まれる場合に、受信したIDをパスワードに対応付けて第2記憶領域に記憶しておき、受信した認証情報にIDを除いてパスワードが含まれる場合に、受信したパスワードに対応して記憶されているID及び受信したパスワードを、第1記憶領域に記憶したID及びパスワードと照合する。
従って、充電スタンドにおける同一利用券に基づく認証情報の入力は、初回のみID及びパスワードの入力を必須とし、2回目以降はIDの入力を省略することが可能となる。この場合、対象となる充電スタンドは1台に限定されず、2台目以降でもIDの入力が省略可能となる。
(実施の形態4)
実施の形態1は、車両充電システムが最も基本的な処理を実行し、充電スタンド3が特別な制限なしに充電を行う形態であるのに対し、実施の形態4は、発券機1から利用者によって入力された金額、充電時間又は充電電力量によって、充電スタンド3が充電時間又は充電電力量を制限する形態である。
図11は、本発明の実施の形態4に係る車両充電システムで、利用券を発券する発券機1及び認証情報を生成する管理サーバ2夫々のCPU11,21の処理手順を示すフローチャートである。また、図12は、認証情報を認証する管理サーバ2及び電気自動車5を充電する充電スタンド3夫々のCPU21,31の処理手順を示すフローチャートである。
図11で、発券機1の操作パネル15の表示部15bには、金額、充電時間又は充電電力量の入力を促す表示が既になされている。発券機1のCPU11は、利用者が入金受付部18に紙幣又はコインを入金した上で操作部15aから金額を指定する入力が有ったか、又は充電時間若しくは充電電力量を指定する入力が有ったか否かを判定して(S310)入力が有るまで待機している(S310:NO)。上記何れかを指定する入力があった場合(S310:YES)、CPU11は、これら何れかの指定を受け付けて、受け付けた指定に応じた充電制限情報を管理サーバ2に向けて送信する(S311)。
ここでの充電制限情報は、例えば紙幣又はコインが投入されたときに指定された金額を、充電時間又は充電電力量の上限を示す情報に変換したものであってもよいし、金額そのものを示す情報であってもよい。
その後、CPU11は、操作部15aから利用者による発券要求の入力が有ったか否かを判定して(S312)入力が有るまで待機する(S312:NO)。発券要求の入力が有った場合(S312:YES)、CPU11は入力された発券要求を受け付けて、通信部16により、認証情報の生成要求を管理サーバ2に向けて送信する(S313)。
一方の管理サーバ2では、CPU21が、充電制限情報を受信したか否かを判定して(S320)受信するまで待機している(S320:NO)。充電制限情報を受信した場合(S320:YES)、CPU21は、引き続き認証情報の生成要求を受信したか否かを判定して(S321)受信するまで待機する(S321:NO)。
認証情報の生成要求を受信した場合(S321:YES)、CPU21は、認証情報を生成し(S322)、生成した認証情報と受信した充電制限情報を対応付けて第1記憶領域に記憶する(S324)。次いで、CPU21は、生成した認証情報を通信部26により発券機1に向けて送信し(S325)、図11の処理を終了する。
他方の発券機1では、CPU11が、認証情報を受信したか否かを判定して(S314)受信するまで待機している(S314:NO)。管理サーバ2から送信された認証情報を受信した場合(S314:YES)、CPU11は、管理サーバ2に送信した充電制限情報を利用券に印字する(S315)と共に、受信した認証情報を利用券に印字出力して(S316)、図11の処理を終了する。
図12に移って、充電スタンド3のCPU31は、操作部35aから認証情報の入力が有ったか否かを判定して(S350)入力が有るまで待機している(S350:NO)。認証情報の入力が有った場合(S350:YES)、CPU31はこれを受け付けて、認証情報を管理サーバ2に向けて送信する(S351)。
一方の管理サーバ2では、CPU21が、認証情報を受信したか否かを判定して(S334)受信するまで待機している(S334:NO)。認証情報を受信した場合(S334:YES)、CPU21は、受信した認証情報と、第1記憶領域に記憶した認証情報とを照合して(S335)照合が一致したか否かを判定し(S336)、一致しない場合(S336:NO)は、そのまま図12の処理を終了する。
これに対して照合が一致した場合(S336:YES)、CPU21は、一致した認証情報に対応して第1記憶領域に記憶されている充電制限情報を抽出し(抽出手段 S337)、抽出した充電制限情報を充電スタンド3に向けて送信する(S338)と共に、充電許可指令を充電スタンド3に向けて送信し(S339)、図12の処理を終了する。
他方の充電スタンド3では、CPU31が、充電制限情報を受信したか否かを判定して(S352)受信するまで待機している(S352:NO)。管理サーバ2から送信された充電制限情報を受信した場合(S352:YES)、CPU31は、引き続き充電許可指令を受信したか否かを判定して(S353)受信するまで待機している(S353:NO)。以下、ステップS354からS356までの処理は、実施の形態1の図7に示すステップS54からS56までの処理と同一であるため、その説明を省略する。
充電リレーをオンした(S356)後、CPU31は、タイマ34によって充電時間の計時を開始すると共に、電力計43によって充電電力量の計測を開始する。そしてCPU31は、計時した充電時間又は計測した充電電力量を取得し(S357)、取得した充電時間又は充電電力量が、先に受信した充電制限情報が示す充電時間又は充電電力量を超過したか否かを判定する(S358)。ここでの充電制限情報が、金額を示す情報の場合は、判定に先立って、例えば充電時間又は充電電力量の上限を示す情報に変換しておけばよい。
充電制限情報が示す量を超過していない場合(S358:NO)、CPU31は、ステップS357に処理を戻し、ステップS357及びS358の処理を繰り返す。これに対し、充電制限情報が示す量を超過した場合(S358:YES)、CPU31は、充電リレーをオフし(S360)、図12の処理を終了する。
その他、実施の形態1に対応する箇所には同様の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
以上のように本実施の形態4によれば、発券機が金額、充電時間又は充電電力量の指定を受け付け、管理サーバが生成する認証情報に、発券機が受け付けた指定に応じた充電制限情報を対応付けて第1記憶領域に記憶する。その後、利用者が充電スタンドにて入力した認証情報が受け付けられて管理サーバに送信された場合、管理サーバは受信した認証情報と第1記憶領域に記憶した認証情報とを照合し、照合が一致した認証情報に対応して第1記憶領域に記憶されている充電制限情報を充電スタンドに送信して充電を許可する。この充電制限情報を受信した充電スタンドは、受信した充電制限情報に基づいて充電を制限する。
従って、利用者が希望する金額、時間又は電力量に見合った充電サービスを充電スタンドで受けるための利用券を発行することが可能になると共に、充電スタンドで充電する時間又は電力量を、充電スタンド自身で制限して充電を停止することが可能となる。
この場合、発券機では、例えば投入されて指定された金額を、充電時間又は充電電力量の上限を示す充電制限情報に変換してもよいし、金額そのものを示す情報を充電制限情報としてもよい。また、充電スタンドでは、例えば受信した充電制限情報が金額を示す場合に、示された金額に見合う充電時間又は充電電力量を上限とする充電を行い、受信した充電制限情報が時間又は電力量を示す場合に、示された時間又は電力量を上限の充電時間又は充電電力量とする充電を行うことができる。
(実施の形態5)
実施の形態4は、発券機1から利用者によって入力された金額、充電時間又は充電電力量によって、充電スタンド3が充電時間又は充電電力量を制限する形態であるのに対し、実施の形態5は、発券機1から利用者によって入力された金額、充電時間又は充電電力量によって、管理サーバ2が、充電スタンド3における充電時間又は充電電力量を監視して制限する形態である。
図13は、本発明の実施の形態5に係る車両充電システムで、認証情報を認証する管理サーバ2及び電気自動車5を充電する充電スタンド3夫々のCPU21,31の処理手順を示すフローチャートである。
図13に示す処理のうち、管理サーバ2側のステップS434からS437までの処理は、実施の形態4の図12に示すステップS334からS337までの処理と同一であるため、その説明を省略する。また、充電スタンド3側のステップS450からS457までの処理は、実施の形態4の図12に示すステップS350からS357までの処理からS352の処理を除いたものと同一であるため、その説明を省略する。
図13で、充電スタンド3のCPU31は、充電リレーをオンした(S456)後、タイマ34によって充電時間の計時を開始すると共に、電力計43によって充電電力量の計測を開始する。そしてCPU31は、計時した充電時間又は計測した充電電力量を取得し(S457)、取得した充電時間又は充電電力量を示す経過情報を管理サーバ2に向けて送信する(S458)。
一方の管理サーバ2では、充電許可指令を送信した(S439)後、充電スタンド3から経過情報を受信したか否かを判定して(S440)受信するまで待機している(S440:NO)。経過情報を受信した場合(S440:YES)、CPU21は、受信した経過情報が示す充電時間又は充電電力量が、先に抽出した充電制限情報が示す充電時間又は充電電力量を超過したか否かを判定する(S441)。ここでの充電制限情報が、金額を示す情報の場合は、判定に先立って、例えば充電時間又は充電電力量の上限を示す情報に変換しておけばよい。
充電制限情報が示す量を超過していない場合(S441:NO)、CPU21は、ステップS440に処理を戻し、ステップS440及びS441の処理を繰り返す。これに対し、充電制限情報が示す量を超過した場合(S441:YES)、CPU21は、充電停止指令を充電スタンド3に向けて送信し(S442)、図13の処理を終了する。
他方の充電スタンド3では、CPU31が、管理サーバ2から充電停止指令を受信したか否かを判定しており(S459)、受信していない場合(S459:NO)、ステップS457に処理を戻して、ステップS457からS459までの処理を繰り返す。これに対し、充電停止指令を受信した場合(S459:YES)、CPU31は、充電リレーをオフし(S460)、図13の処理を終了する。
その他、実施の形態1に対応する箇所には同様の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
以上のように本実施の形態5によれば、発券機が金額、時間又は電力量の指定を受け付け、管理サーバが生成する認証情報に、発券機が受け付けた指定に応じた充電制限情報を対応付けて第1記憶領域に記憶する。その後、利用者が充電スタンドにて入力した認証情報が受け付けられて管理サーバに送信された場合、管理サーバは受信した認証情報と第1記憶領域に記憶した認証情報とを照合して一致した場合、充電スタンドに充電を許可すると共に、照合が一致した生成済みの認証情報に対応して第1記憶領域に記憶されている充電制限情報を抽出する。管理サーバはまた、充電スタンドで充電された時間又は電力量を示す経過情報を受信し、受信した経過情報で示された時間又は電力量が、抽出した充電制限情報に応じた時間又は電力量を超えたときに、充電スタンドに充電停止指令を送信して充電を停止させる。
従って、利用者が希望する金額、時間又は電力量に見合った充電サービスを充電スタンドで受けるための利用券を発行することが可能になると共に、充電スタンドで充電する時間又は電力量を、管理サーバから監視して制限し、充電を停止させることが可能となる。
この場合、発券機では、例えば投入されて指定された金額を、充電時間又は充電電力量の上限を示す充電制限情報に変換してもよいし、金額そのものを示す情報を充電制限情報としてもよい。また、管理サーバでは、例えば抽出した充電制限情報が金額を示す場合に、示された金額に見合う充電時間又は充電電力量を上限とする充電が行われるように制限し、抽出した充電制限情報が時間又は電力量を示す場合に、示された時間又は電力量を上限の充電時間又は充電電力量とする充電が行われるように制限することができる。
なお、実施の形態1から5にあっては、充電スタンド3,3が、交流電源が供給されて普通充電を行うものであったが、これに限定されるものではなく、高圧の直流電源を備えて急速充電を行うものであってもよい。
今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。また、各実施の形態で記載されている技術的特徴は、お互いに組み合わせることが可能である。
1 発券機
11 CPU
19 プリンタ
2 管理サーバ
21 CPU
3 充電スタンド
31 CPU
4 交流電源
44 充電ケーブル
45 充電コネクタ
5 電気自動車
9 LAN

Claims (10)

  1. 車両に搭載された走行用の蓄電池を充電する充電スタンドと、該充電スタンドの利用券を発券する発券機と、該発券機及び前記充電スタンドと通信可能に接続されており、前記発券機による発券及び前記充電スタンドによる充電を管理する管理機とを備える車両充電システムであって、
    前記発券機は、
    発券要求を受け付ける第1受付手段と、
    該第1受付手段が発券要求を受け付けた場合、認証情報の生成要求を前記管理機に送信する手段と、
    前記管理機から認証情報を受信する第1受信手段とを備え、
    該第1受信手段が受信した認証情報の一部又は全部を利用券に印刷して発券するようにしてあり、
    前記充電スタンドは、
    認証情報を受け付ける第2受付手段と、
    該第2受付手段が受け付けた認証情報を前記管理機に送信する手段とを備え、
    前記管理機は、
    前記発券機から認証情報の生成要求を受信する第2受信手段と、
    該第2受信手段が受信した生成要求に基づいて認証情報を生成する生成手段と、
    該生成手段が生成した認証情報を前記発券機に送信する手段と、
    前記充電スタンドから認証情報を受信する第3受信手段と、
    該第3受信手段が受信した認証情報を前記認証手段が生成した認証情報と照合して認証する認証手段とを備え、
    該認証手段の認証結果に基づいて前記充電スタンドに充電を許可するようにしてあること
    を特徴とする車両充電システム。
  2. 前記生成手段が生成する認証情報は、ID及びパスワードを含むことを特徴とする請求項1に記載の車両充電システム。
  3. 前記発券機は、
    ID及び/又はパスワードを受け付ける手段と、
    該手段が受け付けたID及び/又はパスワードを前記管理機に送信する手段とを備え、
    前記管理機は、
    前記発券機からID及び/又はパスワードを受信する手段を備え、
    該手段がID及び/又はパスワードを受信した場合、受信したID及び/又はパスワードが、前記生成手段が生成する認証情報に含まれるようにしてあること
    を特徴とする請求項2に記載の車両充電システム。
  4. 前記管理機は、
    前記生成手段が生成した認証情報に有効期間を設定するようにしてあり、
    各認証情報の有効期間が経過したか否かを判定する手段と、
    該手段が経過したと判定した場合、有効期間が経過した認証情報のうち、少なくともパスワードを無効とする手段とを備えること
    を特徴とする請求項2から3の何れか1項に記載の車両充電システム。
  5. 前記第2受付手段は、認証情報として少なくともパスワードを受け付けるようにしてあり、
    前記管理機は、
    前記第3受信手段が受信した認証情報にIDが含まれる場合、前記第3受信手段が受信したIDを、受信したパスワードに対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記第3受信手段が受信した認証情報にIDが含まれない場合、前記第3受信手段が受信したパスワードが前記記憶手段に記憶されているか否かを判定する手段と、
    該手段が記憶されていると判定した場合、記憶されているパスワードに対応するIDを、前記第3受信手段が受信したIDとするようにしてあること
    を特徴とする請求項2又は3に記載の車両充電システム。
  6. 前記発券機は、
    金額、時間又は電力量の指定を受け付ける手段と、
    該手段が受け付けた指定に応じた充電制限情報を前記管理機に送信する手段とを備え、
    前記管理機は、
    前記発券機から充電制限情報を受信する手段を備え、
    該手段が充電制限情報を受信した場合、受信した充電制限情報を、前記生成手段が生成する認証情報に対応付けるようにしてあり、
    前記充電スタンドに充電を許可する場合、前記認証手段によって認証された認証情報に対応する充電制限情報を前記充電スタンドに送信するようにしてあり、
    前記充電スタンドは、
    前記管理機から、前記充電制限情報を受信する手段を備え、
    該手段が受信した充電制限情報に基づいて前記蓄電池を充電するようにしてあること
    を特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の車両充電システム。
  7. 前記発券機は、
    金額、時間又は電力量の指定を受け付ける手段と、
    該手段が受け付けた指定に応じた充電制限情報を前記管理機に送信する手段とを備え、
    前記充電スタンドは、
    前記管理機によって充電が許可された場合、充電した時間又は電力量を示す経過情報を前記管理機に送信する手段を備え、
    前記管理機は、
    前記発券機から充電制限情報を受信する手段を備え、
    該手段が充電制限情報を受信した場合、受信した充電制限情報を、前記生成手段が生成する認証情報に対応付けるようにしてあり、
    前記認証手段によって認証された認証情報に対応する充電制限情報を抽出する抽出手段と、
    前記充電スタンドから経過情報を受信する手段と、
    該手段が受信した経過情報が示す時間又は電力量が、前記抽出手段が抽出した充電制限情報に応じた時間又は電力量を超えるか否かを判定する手段とを備え、
    該手段が超えると判定した場合、前記充電スタンドに充電を禁止するようにしてあること
    を特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の車両充電システム。
  8. 車両に搭載された走行用の蓄電池を充電する充電スタンドの利用券を発券する発券機であって、
    発券要求を受け付ける手段と、
    該手段が発券要求を受け付けた場合、認証情報の生成要求を送信する手段と、
    金額、時間又は電力量の指定を受け付ける手段と、
    該手段が受け付けた指定に応じた充電制限情報を送信する手段と、
    ID及びパスワードを含む認証情報を受信する手段と、
    該手段が受信した認証情報の一部又は全部を利用券に印刷して発券する手段と
    を備えることを特徴とする発券機。
  9. 車両に搭載された走行用の蓄電池を充電する充電スタンドと、該充電スタンドの利用券を発券する発券機と、該発券機及び前記充電スタンドと通信可能に接続されており、前記発券機による発券及び前記充電スタンドによる充電を管理する管理機とを用いた車両充電方法であって、
    前記発券機は、
    発券要求を受け付け、
    発券要求を受け付けた場合、認証情報の生成要求を前記管理機に送信し、
    前記管理機から認証情報を受信し、
    受信した認証情報の一部又は全部を利用券に印刷して発券し、
    前記充電スタンドは、
    認証情報を受け付け、
    受け付けた認証情報を前記管理機に送信し、
    前記管理機は、
    前記発券機から認証情報の生成要求を受信し、
    受信した生成要求に基づいて認証情報を生成し、
    生成した認証情報を前記発券機に送信し、
    前記充電スタンドから認証情報を受信し、
    受信した認証情報を生成した認証情報と照合して認証し、
    認証結果に基づいて前記充電スタンドに充電を許可すること
    を特徴とする車両充電方法。
  10. 車両に搭載された走行用の蓄電池を充電する充電スタンド及び該充電スタンドの利用券を発券する発券機と通信可能に接続されたコンピュータに、前記発券機による発券及び前記充電スタンドによる充電を管理させるコンピュータプログラムであって、
    コンピュータに、前記発券機から認証情報の生成要求を受信させるステップと、
    コンピュータに、受信させた生成要求に基づいて認証情報を生成させるステップと、
    コンピュータに、生成させた認証情報を前記発券機に送信させるステップと、
    コンピュータに、前記充電スタンドから認証情報を受信させるステップと、
    コンピュータに、受信させた認証情報を生成させた認証情報と照合させて認証させるステップと、
    コンピュータに、認証させた結果に基づいて前記充電スタンドに充電を許可させるステップと
    を含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
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