JP2014093662A - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】グループ管理の信頼性と可用性を高める。
【解決手段】通信装置は、バージョン記憶部と受信部と判定部とコマンド処理部とを備える。バージョン記憶部は、第1バージョン情報を記憶する。受信部は、第2バージョン情報を含むコマンドを受信する。判定部は、第2バージョン情報が第1バージョン情報に連続するバージョンを示すか否かを判定する。コマンド処理部は、判定部の判定結果と、コマンドに対する判定結果に応じた処理を定める決定情報とに基づいて、受信したコマンドに対する処理を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、通信装置に関する。
ネットワークで接続された多くの通信装置の管理を効率的に行うために、通信装置をグループで管理する方法が存在する。グループ管理のためのコマンドを発行する通信装置(以下、発行装置という)は、例えばマルチキャスト通信を使って、通信装置のグループに対してコマンドを発行する。そのグループに属する通信装置は、受信したコマンドに従った処理を行う。
このとき、過去に発行されたコマンドに従った処理を行うと、システムに不具合が生じる場合がある。不具合を生じさせるために、過去のコマンドを意図的に再送する再送攻撃が知られている。このような攻撃を防止する手段として、コマンドごとにバージョン情報を付し、過去のコマンドであるか否かを判定する方法が存在する。
D. Forsberg et. al.、"RFC5191、Protocol for Carrying Authentication for Network Access (PANA)" [online]、 May 2008、 retrieved from the Internet: <URL: http://www.ietf.org/rfc/rfc5191.txt>
しかしながら、一般的なマルチキャスト通信を用いた場合、発行装置がコマンドを送信する順序と、グループ内の通信装置がコマンドを受信する順序とが同じであることは保証されない。さらに、発行装置の送信したデータが、対象の通信装置に届かない場合もある。このようなコマンドの受信漏れが生じた状況下で、その後に受信したコマンドを実行すると、通信装置内の内部状態や処理の一貫性に問題が生じる場合がある。一方、受信漏れを検知した後に受信したコマンドの実行を保留すると、システムの即応性に問題が生じる。受信漏れが生じた場合のコマンドの最適な処理方法は、システムの構成、状況、および目的等に応じて異なる。このため、受信したコマンドから通信装置が最適な処理方法を決定し、それを実行するのは困難であった。
実施形態の通信装置は、バージョン記憶部と受信部と判定部とコマンド処理部とを備える。バージョン記憶部は、第1バージョン情報を記憶する。受信部は、第2バージョン情報を含むコマンドを受信する。判定部は、第2バージョン情報が第1バージョン情報に連続するバージョンを示すか否かを判定する。コマンド処理部は、判定部の判定結果と、コマンドに対する判定結果に応じた処理を定める決定情報とに基づいて、受信したコマンドに対する処理を実行する。
第1の実施形態にかかる通信システムのブロック図。 第1の実施形態の設定装置のブロック図。 第1の実施形態の発行装置のブロック図。 第1の実施形態の発行装置の他の構成例を示すブロック図。 第1の実施形態の通信装置のブロック図。 第1の実施形態におけるコマンド処理のフローチャート。 第1の実施形態における設定処理のフローチャート。 第1の実施形態における発行処理フローチャート。 変形例1の通信装置によるコマンド処理のフローチャート。 第2の実施形態にかかる通信システムのブロック図。 第2の実施形態の発行装置の機能構成例を示すブロック図。 第2の実施形態の発行装置の他の構成例を示すブロック図。 第2の実施形態の通信装置のブロック図。 第2の実施形態におけるコマンド処理のフローチャート。 第2の実施形態における発行処理のフローチャート。 実施形態にかかる通信装置のハードウェア構成図。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる通信装置の好適な実施形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態にかかる通信システムは、バージョン情報に加えて、バージョン情報の不整合(不連続)が生じた場合(受信漏れが生じた場合)の通信装置の処理を定める決定情報を利用する。発行装置は、あるグループIDに対するコマンドの発行順に応じたバージョン情報を付すとともに、決定情報を含まないコマンドを発行する。設定装置は、グループに対応した決定情報を生成し、グループに属する通信装置に決定情報を与える。通信装置は、バージョン情報が連続しているか否かを検査することで、コマンドの受信漏れを検知できる。さらに、通信装置は、コマンドの受信漏れを検知した場合、決定情報を参照することにより実行すべき処理を決定する。これにより、例えばマルチキャスト通信を用いたグループ管理の信頼性と可用性を高めることができる。
図1は、第1の実施形態にかかる通信システムの構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態の通信システムは、設定装置100と、発行装置200と、通信装置300a〜300dと、がネットワーク400で接続された構成となっている。
設定装置100は、決定情報を通信装置300a〜300dに送信して設定させる通信装置である。発行装置200は、グループ管理のためのコマンドを発行する通信装置である。ネットワーク400は、有線や無線に限定されることなく、あらゆる形態のネットワークを使用できる。
設定装置100、発行装置200、および、通信装置300a〜300dの個数は、それぞれ1、1および4に限られるものではない。通信装置300a〜300dは、同様の構成を備えるため、特に区別する必要がない場合は単に通信装置300という。
第1の実施形態では、通信装置300が所属するグループごとに決定情報が割り振られる。すなわち、設定装置100は、グループごとに決定情報を生成し、あるグループに属する通信装置300に対して、当該グループに対応する決定情報を与える。決定情報とは、コマンドの受信漏れが生じた場合に、実行すべき処理を決定する情報である。
発行装置200は、新たなコマンドを発行するとき、コマンドの対象となるグループに対して発行された最新のバージョンから、連続したバージョンを生成する。発行装置200は、生成したバージョンを表すバージョン情報を付したコマンドを発行する。連続したバージョンとは、例えば、あるバージョンに1を数値的に加算したバージョンである。また、xをあるバージョンとして、xに連続したバージョンをf(x)により導出することもできる。fはシステムで予め定められた任意の関数である。連続したバージョンは、上述の方法に限定されるものではなく、システムで予め決められた規則に従って、逐次決定するあらゆる方法を取ることができる。
このようにコマンドを発行することで、グループに属する通信装置300は、受信したコマンドのバージョンが連続しているか否かを検査し、自身が所属するグループに対して発行されたコマンドの受信漏れが生じたかどうかを決定できる。さらに、通信装置300は、設定装置100より与えられた決定情報に基づいて決定された処理を行うことで、コマンドの受信漏れに対して、適切な対応を取ることができる。このように、通信装置300のグループに対して決定情報を割り振ることで、コマンドの受信漏れが生じうる状況下であっても、システムの可用性と信頼性を維持することができる。
第1の実施形態において、発行装置200が発行するコマンドには、コマンド対象を識別する識別情報と、コマンドを特定するコマンドIDと、が少なくとも含まれる。コマンド対象の識別情報は、例えばグループを特定するグループIDである。
また、決定情報は、(接続先情報、真理値、コマンドIDリスト)を含むものとする。接続先情報は、バージョンの不連続が生じたことを表すデータなどを送信する外部装置を特定する情報である。真理値は、バージョンの不連続が生じた際に、当該コマンドの実行可否を定める値である。コマンドIDリストは、バージョンの不連続が生じた際、それ以降、受信したとしても実行を行わないコマンドIDを定める情報である。
上記決定情報のデータ構造はあくまでも一例であり、第1の実施形態のように、グループIDとコマンドIDと決定情報とを関連付けて決定情報記憶部322(後述)に記録することで、決定情報を適用するコマンドIDを定めて管理するのではなく、決定情報に決定情報を適用するコマンドIDを定める情報を含めるようにしても良い。
また、上記決定情報は、コマンドの受信漏れを検知した際に実行すべき処理の決定の助けとなる情報ならば、何でもよい。例えば、決定情報は、判定対象のグループIDやコマンドIDを入力すると、実行すべき処理を返すスクリプトであってもよい。このようなスクリプトを用いる場合は、グループID、コマンドID、および、決定情報を関連付けて記憶する必要がない。また、決定情報は、受信したコマンドを入力すると、通信装置300が備えるバージョン記憶部321(後述)と、決定情報記憶部322(後述)にアクセスし、コマンドの受信漏れが生じたときに実行すべき処理を返すスクリプトであってもよい。このようなスクリプトを用いる場合は、IDを管理する記憶部の管理を容易にできる。
次に、設定装置100の構成例について説明する。図2は、設定装置100の機能構成例を示すブロック図である。設定装置100は、受信部101と、送信部102と、生成部103と、コマンドID記憶部121と、グループID記憶部122と、決定情報記憶部123と、を備える。
受信部101は、通信装置300などの外部装置から送信された各種データを受信する。外部装置から与えられるデータの例としては、決定情報の更新要求、グループIDに対する決定情報の設定要求、および、コマンドIDに対する決定情報の設定要求などがある。
コマンドID記憶部121は、発行装置200が発行しうるコマンドのコマンドIDを記憶する。
グループID記憶部122は、発行装置200がコマンドの対象としうるグループのグループIDを記憶する。
決定情報記憶部123は、現在までに発行した決定情報と、決定情報の対象となるグループIDと、コマンドIDと、を関連付けて記憶する。
生成部103は、通信装置300に送信する決定情報を生成する。例えば、生成部103は、受信部101から受け取ったデータに基づき、必要に応じてコマンドID記憶部121、グループID記憶部122、および、決定情報記憶部123からデータを読み出し、グループID、コマンドID、および、1以上の決定情報と、を表すデータを生成する。生成部103は、送信部102に生成したデータを送る。
送信部102は、生成部103から受け取ったデータを、グループIDで特定されるグループに所属する通信装置300に送信する。
次に、発行装置200の構成例について説明する。図3は、発行装置200の機能構成例を示すブロック図である。発行装置200は、受信部201と、送信部202と、コマンド生成部203と、更新部204と、コマンド記憶部221と、コマンドID記憶部222と、グループID記憶部223と、を少なくとも備える。
受信部201は、発行装置200および通信装置300などの外部装置から送信された各種データを受信する。受信する情報の例としては、設定装置100が発行した決定情報、グループIDを含む当該グループIDに対するコマンド発行要求、および、コマンドIDとコマンド内容とを含む当該コマンドIDに対応するコマンド発行要求などがある。
コマンドID記憶部222は、コマンドIDを記憶する。グループID記憶部223は、グループIDを記憶する。コマンド記憶部221は、グループIDと、当該グループIDのグループに対して発行されたコマンドのコマンドIDと、バージョン情報と、を関連付けて記憶する。
コマンド生成部203は、受信部201より受け取った情報に応じて、コマンド記憶部221、コマンドID記憶部222、および、グループID記憶部223に記憶されている情報を参照し、グループIDとコマンドIDとバージョン情報とを含んだコマンドを生成する。
送信部202は、コマンド生成部203から受け取ったコマンドを含むデータを送信する。このコマンドは、ブロードキャスト通信や、複数のマルチキャスト通信など、グループIDで特定されるグループに所属する通信装置300以外にも届きうる方法で送信してもよい。
発行装置が、グループに属する通信装置300に対して、グループの変更などの操作を行うコマンドを発行するように構成してもよい。図4は、このように構成した発行装置200−bの構成例を示すブロック図である。発行装置200−bは、受信部201と、送信部202と、コマンド生成部203−bと、更新部204と、コマンド記憶部221と、コマンドID記憶部222と、グループID記憶部223と、対象ID記憶部224と、MKB(メディアキーブロック)生成部205と、を備える。なお、図3と同様の構成については同一の符号を付し説明を省略する。
対象ID記憶部224は、グループIDと、当該グループIDで特定されるグループに現在所属している通信装置300のIDのリストと、を記憶する。
MKB生成部205は、通信装置300が保持する全てのデバイス鍵を記憶している。MKB生成部205は、通信装置300を識別するID(デバイスID)のリストを受け取ったら、グループ鍵を生成し、リストに含まれるデバイスIDで特定される通信装置300のみが、生成したグループ鍵を導出できるMKBを生成する。
コマンド生成部203−bは、生成されたMKBをさらに含むコマンドを生成する。
このようなコマンドを受信した通信装置300は、例えば、コマンドに含まれるMKBを自装置のデバイス鍵を用いて処理する。正常に処理できた場合は、コマンドで指定されたグループに属することを意味するので、例えば通信装置300は、指定されたグループに属するように設定を変更する。正常に処理できなかった場合は、コマンドで指定されたグループに属さないことを意味するので、例えば通信装置300は、指定されたグループから離脱するように設定を変更する。
次に、通信装置300の構成例について説明する。図5は、通信装置300の機能構成例を示すブロック図である。通信装置300は、受信部301と、送信部302と、判定部303と、コマンド処理部304と、バージョン記憶部321と、決定情報記憶部322と、を備える。
受信部301は、発行装置200から送信されたコマンドを受信する。
バージョン記憶部321は、コマンド処理部304から受け取ったコマンドに含まれるグループIDと、バージョン情報とを関連付けて記憶する。本実施形態では、グループIDが最初に割り当てられた際に、グループIDのみがバージョン記憶部321に記憶されるとする。これは、1例であり、後述するように、通信装置300が所属するグループのグループIDを記憶するグループID記憶部を備えることで、通信装置300が所属するグループの管理を行っても良い。
決定情報記憶部322は、コマンドIDと決定情報とを関連付けて記憶する。
判定部303は、バージョンが連続するか否かを判定する。例えば、判定部303は、受信したコマンドに含まれるバージョン情報が、バージョン記憶部321に記憶されたバージョン情報に連続するバージョンを表すか判定する。
コマンド処理部304は、判定部303による判定結果と決定情報記憶部322に記憶された決定情報とから、受信したコマンドに対する処理を決定して実行することで、コマンドを処理する。例えば、判定結果と、決定情報と、受信したコマンドと、から受信したコマンドに対する複数の処理を特定し、1以上の処理を実行してもよい。また、実行すべき処理の決定のために、通信装置300が保持する内部状態を参照しても良い。例えば、そのような内部状態として、日時や時刻情報、送受信の履歴、実行したコマンド履歴、または、ファームウェアのバージョンなどが挙げられる。
なお、上記各装置の各記憶部は、HDD(Hard Disk Drive)、光ディスク、メモリカード、RAM(Random Access Memory)などの一般的に利用されているあらゆる記憶媒体により構成することができる。
記憶部以外の各部(受信部101、送信部102、生成部103、受信部201、送信部202、コマンド生成部203、更新部204、受信部301、送信部302、判定部303、および、コマンド処理部304等)は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などの処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)などのハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェアおよびハードウェアを併用して実現してもよい。
次に、このように構成された第1の実施形態にかかる通信装置300によるコマンド処理について図6を用いて説明する。図6は、第1の実施形態におけるコマンド処理の一例を示すフローチャートである。
発行装置200からコマンドが発行されると、受信部301がコマンドを受信する(ステップS101)。判定部303は、受信部301が受け取ったコマンドに対して、次のような判定を行う。
判定部303は、受信したコマンドの形式が正しいか否かを判定する(ステップS102)。例えば、判定部303は、受信したコマンドが、グループIDと、バージョン情報とを含むコマンドであるか判定する。正しくない場合は(ステップS102:No)、コマンド処理を終了する。
正しい場合(ステップS102:Yes)、すなわち、例えば受信したコマンドが、グループIDとバージョン情報とを含むコマンドである場合、判定部303は、コマンドに含まれるグループIDが、バージョン記憶部321に記憶されているかを判定する(ステップS103)。
一致するグループIDが存在しない場合(ステップS103:No)、判定部303は、自身が対象のコマンドではないと判定し、受信したコマンドに対応するコマンド処理を終了する。
一致するグループIDが存在する場合(ステップS103:Yes)、判定部303は、そのグループIDと関連付いて記憶されているバージョン情報がバージョン記憶部321に記憶されているかを判定する(ステップS104)。バージョン情報が記憶されていない場合(ステップS104:No)、判定部303は、コマンドに含まれるバージョン情報が初期値であるか否かを判定する(ステップS105)。ここで、初期値とは、例えば、0や1などシステムで予め共有されている固定値である。初期値は、システムに属する通信装置300が初期値と認識できる情報であれば何でもよい。
バージョン情報が記憶されている場合(ステップS104:Yes)、判定部303は、グループIDと関連付いて記憶されている最新のバージョン情報をバージョン記憶部321から読み出す(ステップS106)。判定部303は、読み出したバージョン情報が表すバージョンと、コマンドに含まれるバージョン情報が表すバージョンと、が連続するかを判定する(ステップS107)。
連続していた場合(ステップS107:Yes)、または、バージョン情報が初期値の場合(ステップS105:Yes)、判定部303は、判定の合格を表す判定結果と、コマンドと、をコマンド処理部304に送る。連続していない場合(ステップS107:No)、または、バージョン情報が初期値でない場合(ステップS105:No)、判定部303は、判定の不合格を表す判定結果と、コマンドと、をコマンド処理部304に送る。
コマンド処理部304は、判定部303から判定結果とコマンドとを受け取ったら次のように振る舞う。
判定結果が合格の場合、コマンド処理部304は、コマンドで指定された処理を実行する(ステップS116)。コマンド処理部304は、実行したコマンドをバージョン記憶部321に送り、実行したコマンドのバージョン情報を更新する(ステップS117)。
判定結果が不合格の場合、コマンド処理部304は、コマンドに含まれるコマンドIDに対応する決定情報を決定情報記憶部322から読み出す(ステップS108)。先に述べたとおり、決定情報は、(接続先情報、真理値、コマンドIDリスト)とする。
コマンド処理部304は、読み出した決定情報に接続先情報が含まれるか否かを判定する(ステップS109)。読み出した決定情報に接続先情報が含まれる場合(ステップS109:Yes)、コマンド処理部304は、バージョンの不連続が生じたことを表すデータを、接続先情報で特定される外部装置に対して、送信部302を介して送る(ステップS110)。そのような外部装置の例として、バージョンの不連続が生じた場合の対応を行う専用の外部装置や、発行装置200、設定装置100などが挙げられる。また、バージョンの不連続を表すデータの例としては、グループID、自身の保持する最新のバージョン、および、受信したコマンドに付されたバージョンを含むデータなどが挙げられる。
読み出した決定情報に接続先情報が含まれない場合(ステップS109:No)、コマンド処理部304は、バージョンの不連続を外部装置に知らせる必要はないと判断する。
コマンド処理部304は、読み出した決定情報に含まれる真理値が真であえるか否かを判定する(ステップS111)。真理値が真の場合(ステップS111:Yes)、コマンド処理部304は、コマンドで指定されるコマンドに対応した処理を実行する(ステップS112)。コマンド処理部304は、実行したコマンドをバージョン記憶部321に送り、実行したコマンドのバージョン情報を更新する(ステップS113)。真理値が偽の場合(ステップS111:No)、コマンド処理部304は、コマンドで指定されるコマンドを実行しない。
コマンド処理部304は、読み出した決定情報のコマンドIDリストに、受信したコマンドのコマンドIDが含まれるか否かを判定する(ステップS114)。コマンドIDリストに、受信したコマンドのコマンドIDが含まれる場合(ステップS114:Yes)、コマンド処理部304は、機能をロックする(ステップS115)。機能のロックとは、バージョンの不連続が生じたと判定された時点以降、コマンドIDリストに含まれるコマンドIDで特定されるコマンドの機能を停止することを表す。なお、バージョンの不連続が生じたと判定された時点以降に受信したすべてのコマンドの機能を停止するように構成してもよい。機能をロックすると、コマンド処理部304は、新たにコマンドを受信したとしても、コマンドIDリストに含まれるコマンドIDで特定されるコマンドを実行しない。
コマンドIDリストに、受信したコマンドのコマンドIDが含まれない場合(ステップS114:No)、コマンド処理部304は、機能をロックする必要はないと判断する。
コマンド処理部304は、外部装置からの指示に基づき、機能のロックを解除するようにしてもよい。また、バージョンの不連続を表すデータに、自身がロックしている機能を表す情報を含めてもよい。
さらに、通信装置300が、自身が所属するグループのグループIDを記憶するグループID記憶部(図示せず)と、自身が実行を認めたコマンドのコマンドIDを記憶するコマンドID記憶部(図示せず)とをさらに備えるように構成してもよい。この場合、判定部303は、受信したコマンドに含まれるグループIDとコマンドIDが、それぞれグループID記憶部とコマンドID記憶部に記憶済みであるか否かを判定する。コマンド処理部304は、記憶済みと判定された場合に、受信したコマンドを実行する。
次に、このように構成された第1の実施形態にかかる設定装置100による設定処理について図7を用いて説明する。図7は、第1の実施形態における設定処理の一例を示すフローチャートである。
受信部101は、外部装置から送信されたデータを受信する(ステップS201)。受信部101は、受信したデータが、決定情報の設定要求(または更新要求)であるか否かを判定する(ステップS202)。受信したデータが、決定情報の設定要求(または更新要求)でない場合(ステップS202:No)、設定処理を終了する。
受信したデータが、決定情報の設定要求(または更新要求)である場合(ステップS202:Yes)、生成部103は、要求で指定されたコマンドのコマンドIDをコマンドID記憶部121から読み出す(ステップS203)。生成部103は、要求で指定されたグループのグループIDをグループID記憶部122から読み出す(ステップS204)。生成部103は、要求で指定された決定情報を決定情報記憶部123から読み出す(ステップS205)。生成部103は、読み出したコマンドID、グループID、および、決定情報を含むデータを生成する(ステップS206)。
送信部102は、生成されたデータを通信装置300に送信する(ステップS207)。
次に、このように構成された第1の実施形態にかかる発行装置200による発行処理について図8を用いて説明する。図8は、第1の実施形態における発行処理の一例を示すフローチャートである。
受信部201は、例えばコマンド発行要求として、グループIDおよびコマンドIDを受信する(ステップS301)。受信したグループIDのグループに対して、受信したコマンドIDのコマンドを発行することを意味する。
コマンド生成部203は、グループID記憶部223を参照し、受信したグループIDがグループID記憶部223に記憶されているか否かを判定する(ステップS302)。記憶されていない場合(ステップS302:No)、発行処理を終了する。
記憶されている場合(ステップS302:Yes)、コマンド生成部203は、コマンドID記憶部222を参照し、受信したコマンドIDがコマンドID記憶部222に記憶されているか否かを判定する(ステップS303)。記憶されていない場合(ステップS303:No)、発行処理を終了する。
記憶されている場合(ステップS303:Yes)、コマンド生成部203は、コマンド記憶部221を参照し、受信したグループIDおよびコマンドIDに対応するバージョン情報が記憶されているか否かを判定する(ステップS304)。
対応するバージョン情報が記憶されている場合(ステップS304:Yes)、コマンド生成部203は、最新のバージョン情報をコマンド記憶部221から読み出す(ステップS305)。そして、コマンド生成部203は、最新のバージョン情報が表すバージョンの次に連続したバージョンを表すバージョン情報を生成する(ステップS306)。コマンド生成部203は、グループIDとコマンドIDと生成したバージョン情報とを少なくとも含んだコマンドを生成し(ステップS308)、送信部202に送る。コマンド生成部203は、グループIDとコマンドIDと生成したバージョンを表すバージョン情報とを関連付けてコマンド記憶部221に記憶する(ステップS309)。
対応するバージョン情報が記憶されていない場合(ステップS304:No)、コマンド生成部203は、バージョンの初期値を設定する(ステップS307)。コマンド生成部203は、グループIDとコマンドIDとバージョンの初期値を表すバージョン情報とを少なくとも含んだコマンドを生成し(ステップS308)、送信部202に送る。そして、コマンド生成部203は、グループIDとコマンドIDとバージョン情報とを関連付けてコマンド記憶部221に記憶する(ステップS309)。ここで、上述の通り、初期値とは、0や1など、システムで予め共有されるなどして、通信装置300が初期値と認識できる情報であれば何でもよい。
送信部202は、コマンド生成部203により生成されたコマンドを、ブロードキャスト通信またはマルチキャスト通信などにより送信する(ステップS310)。
(変形例1)
上記実施形態では、グループIDごとにバージョン情報を記憶していた(バージョン記憶部321)。第1の実施形態の変形例1では、グループIDおよびコマンドIDごとにバージョン情報を記憶する。例えば、バージョン記憶部321が、コマンド処理部304より受け取ったコマンドに含まれるグループIDとコマンドIDとバージョン情報とを関連付けて記憶する。
判定部303は、グループIDとバージョン情報とが関連づけてバージョン記憶部321に記憶されているかを判定する代わりに、グループIDとコマンドに含まれるコマンドIDとバージョン情報とが関連づけてバージョン記憶部321に記憶されているかを判定する。
図9は、変形例1の通信装置によるコマンド処理の一例を示すフローチャートである。図9では、ステップS404が追加されたことと、ステップS406とが、第1の実施形態のコマンド処理を表す図6と異なっている。その他のステップS401〜ステップS403、ステップS406〜ステップS418は、図6のステップS101〜ステップS103とステップS105〜ステップS117と同様であるため説明を省略する。
ステップS404で、判定部303は、コマンドのコマンドIDが、バージョン記憶部321に記憶されているかを判定する(ステップS404)。記憶されていない場合(ステップS404:No)、コマンド処理を終了する。記憶されている場合(ステップS404:Yes)、ステップS405に移る。
ステップS406で、判定部303は、受信したコマンドに含まれるグループIDとコマンドIDと関連付けて記憶されているバージョン情報がバージョン記憶部321に記憶されているかを判定する。
発行装置200は、コマンド記憶部221を参照する際に、そのグループIDとコマンドIDに対応するバージョン情報を読み出し、対応するバージョン情報が記憶されていないならばバージョン情報として初期値を割り振るように構成してもよい。
このように通信装置300と発行装置200を構成すると、コマンドIDごとに連続したバージョンを割り振ることが可能となる。このとき、コマンドに応じて、発行装置200を複数に分割したとしても、複数の発行装置200間で、バージョン情報を共有する必要がないため、システムを効率的に実現できるという利点がある。また、コマンドを一意に特定するコマンドIDではなく、複数のコマンドを特定するようなコマンドIDであってもよい。
(変形例2)
設定装置100が、決定情報とともに、通信装置300にグループの移動を命じるコマンドを発行するようにしてもよい。また、設定装置100が、MKB生成部205と同様の機能をさらに備えてもよい。そして、設定装置100が、この機能により生成したMKBをさらに含む、グループの移動を命じるコマンドと、決定情報とを発行するようにしてもよい。
このようなコマンドを設定装置100が発行することで、通信装置300のグループの設定と、そのグループへの決定情報の割り当てとを効率的に実現できる。
このように、第1の実施形態にかかる通信システムでは、通信装置が、バージョン情報が連続していない場合の処理を定める決定情報を参照して処理を決定する。これにより、例えばマルチキャスト通信を用いたグループ管理の信頼性と可用性を高めることができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、通信装置が、設定装置から送信された決定情報を参照して処理を決定した。第2の実施形態にかかる通信システムでは、発行装置がコマンドに決定情報を含める。通信装置は、コマンドに含まれる決定情報を参照して処理を決定する。
図10は、第2の実施形態にかかる通信システムの構成の一例を示すブロック図である。図10に示すように、本実施形態の通信システムは、発行装置200−2と、通信装置300−2a〜300−2dと、がネットワーク400で接続された構成となっている。
第2の実施形態では、発行装置200−2が発行するコマンドは、コマンド対象のグループを特定するグループIDと、コマンドを特定するコマンドIDと、決定情報と、を少なくとも含む。決定情報は、(接続先情報、真理値、コマンドIDリスト)を含むものとする。第1の実施形態と同様に、上述の決定情報はあくまでも一例であり、上述の形式に限定されるものではない。
次に、発行装置200−2の構成例について説明する。図11は、発行装置200−2の機能構成例を示すブロック図である。発行装置200−2は、受信部201と、送信部202と、コマンド生成部203−2と、更新部204と、決定情報管理部206−2と、コマンド記憶部221−2と、コマンドID記憶部222と、グループID記憶部223と、を備える。
第2の実施形態では、決定情報管理部206−2を追加したこと、コマンド記憶部221−2のデータ構造、および、コマンド生成部203−2の機能が第1の実施形態と異なっている。その他の構成および機能は、第1の実施形態にかかる発行装置200のブロック図である図3と同様であるので、同一符号を付し、ここでの説明は省略する。
決定情報管理部206−2は、決定情報の生成および生成した決定情報の記憶を行う。
コマンド記憶部221−2は、グループIDと、当該グループIDのグループに対して発行されたコマンドのコマンドIDと、バージョン情報と、決定情報と、を関連付けて記憶する。
コマンド生成部203−2は、受信部201より受け取った情報に応じて、コマンド記憶部221−2、コマンドID記憶部222、決定情報管理部206−2、および、グループID記憶部223に記憶されている情報を参照し、コマンドを生成する。
第1の実施形態と同様に、発行装置が、グループに属する通信装置300に対して、グループの変更などの操作を行うコマンドを発行するように構成してもよい。図12は、このように構成した発行装置200−2bの構成例を示すブロック図である。発行装置200−2bは、受信部201と、送信部202と、コマンド生成部203−2bと、更新部204と、決定情報管理部206−2と、コマンド記憶部221−2と、コマンドID記憶部222と、グループID記憶部223と、対象ID記憶部224と、MKB生成部205と、を備える。なお、図4および図11と同様の構成については同一の符号を付し説明を省略する。
コマンド生成部203−2bは、生成されたMKBをさらに含むコマンドを生成する。
次に、通信装置300−2の構成例について説明する。図13は、通信装置300−2の機能構成例を示すブロック図である。通信装置300−2は、受信部301と、送信部302と、判定部303−2と、コマンド処理部304−2と、バージョン記憶部321と、を備える。
第2の実施形態では、決定情報記憶部322を削除したこと、判定部303−2の機能、および、コマンド処理部304−2の機能が第1の実施形態と異なっている。その他の構成および機能は、第1の実施形態にかかる通信装置300のブロック図である図5と同様であるので、同一符号を付し、ここでの説明は省略する。
判定部303−2は、コマンドの形式を判定するときに、グループIDと、バージョン情報と、に加え、決定情報を含むコマンドであるか判定する点が、第1の実施形態の判定部303と異なっている。その他の機能は第1の実施形態の判定部303と同様である。
コマンド処理部304−2は、記憶された決定情報ではなく、コマンドに含まれる決定情報を参照して、受信したコマンドに対する処理を決定して実行することで、コマンドを処理する点が、第1の実施形態のコマンド処理部304と異なっている。その他の機能は第1の実施形態のコマンド処理部304と同様である。
次に、このように構成された第2の実施形態にかかる通信装置300−2によるコマンド処理について図14を用いて説明する。図14は、第2の実施形態におけるコマンド処理の一例を示すフローチャートである。
図14では、ステップS502およびステップS508が、第1の実施形態のコマンド処理を示す図6のステップS102およびステップS108と異なっている。その他のステップは図6と同様であるため説明を省略する。
ステップS502では、判定部303−2は、受信したコマンドが、グループIDと、バージョン情報と、決定情報と、を含むコマンドであるか判定する(ステップS502)。
ステップS508では、コマンド処理部304−2は、受信されたコマンドに含まれる決定情報を読み出す(ステップS508)。
なお、第1の実施形態と同様に、通信装置300−2が、自身が所属するグループのグループIDを記憶するグループID記憶部(図示せず)と、自身が実行を認めたコマンドのコマンドIDを記憶するコマンドID記憶部(図示せず)とをさらに備えるように構成してもよい。この場合、判定部303−2は、受信したコマンドに含まれるグループIDとコマンドIDが、それぞれグループID記憶部とコマンドID記憶部に記憶済みであるか否かを判定する。コマンド処理部304−2は、記憶済みと判定された場合に、受信したコマンドを実行する。
次に、このように構成された第2の実施形態にかかる発行装置200−2による発行処理について図15を用いて説明する。図15は、第2の実施形態における発行処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS601〜ステップS607は、第1の実施形態の発行処理を示す図8のステップS301〜ステップS307と同様であるため説明を省略する。
ステップS606またはステップS607でバージョン情報が設定された後、コマンド生成部203−2は、決定情報管理部206−2を参照し、グループIDとコマンドIDに対応した決定情報を読み出す(ステップS608)。コマンド生成部203−2は、グループIDとコマンドIDと生成したバージョン情報と決定情報とを少なくとも含んだコマンドを生成し(ステップS609)、送信部202に送る。コマンド生成部203−2は、グループIDとコマンドIDと生成したバージョン情報と決定情報とを関連付けてコマンド記憶部221−2に記憶する(ステップS610)。
送信部202は、コマンド生成部203−2により生成されたコマンドを、ブロードキャスト通信またはマルチキャスト通信などにより送信する(ステップS611)。
(変形例3)
発行装置200−2が、コマンド記憶部221−2を参照する際に、そのグループIDとコマンドIDに対応する最新のバージョン情報を読み出し、対応するバージョン情報が記憶されていないならばバージョン情報として初期値を割り振るように構成してもよい。
また、通信装置300−2の判定部303−2が、コマンドに含まれるグループIDがバージョン記憶部321に記憶されているか否かを判定する際に、グループIDとコマンドIDとが関連づけて記憶されているかを判定するようにしてもよい。
このように通信装置300−2と発行装置200−2を構成すると、グループIDとコマンドIDの組ごとにバージョン情報を付することができる。このため、コマンドIDごとにそれに対応するコマンドを発行する発行装置200−2を分割したとしても、バージョン情報を共有する必要がなくなる。
このように、第2の実施形態にかかる通信装置では、コマンドに含まれる決定情報を参照して、処理を決定し実行することができる。これにより、例えばマルチキャスト通信を用いたグループ管理の信頼性と可用性を高めることができる。
次に、第1または第2の実施形態にかかる通信装置のハードウェア構成について図16を用いて説明する。図16は、第1または第2の実施形態にかかる通信装置のハードウェア構成を示す説明図である。
第1または第2の実施形態にかかる通信装置は、CPU(Central Processing Unit)51などの制御装置と、ROM(Read Only Memory)52やRAM(Random Access Memory)53などの記憶装置と、ネットワークに接続して通信を行う通信I/F54と、各部を接続するバス61を備えている。
第1または第2の実施形態にかかる通信装置で実行されるプログラムは、ROM52等に予め組み込まれて提供される。
第1または第2の実施形態にかかる通信装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD−R(Compact Disk Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録してコンピュータプログラムプロダクトとして提供されるように構成してもよい。
さらに、第1または第2の実施形態にかかる通信装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、第1または第2の実施形態にかかる通信装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
第1または第2の実施形態にかかる通信装置で実行されるプログラムは、コンピュータを上述した通信装置の各部として機能させうる。このコンピュータは、CPU51がコンピュータ読取可能な記憶媒体からプログラムを主記憶装置上に読み出して実行することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100 設定装置
101 受信部
102 送信部
103 生成部
121 コマンドID記憶部
122 グループID記憶部
123 決定情報記憶部
200 発行装置
201 受信部
202 送信部
203 コマンド生成部
204 更新部
205 MKB生成部
206 決定情報管理部
221 コマンド記憶部
222 コマンドID記憶部
223 グループID記憶部
224 対象ID記憶部
300a〜300d 通信装置
301 受信部
302 送信部
303 判定部
304 コマンド処理部
321 バージョン記憶部
322 決定情報記憶部

Claims (25)

  1. 第1バージョン情報を記憶するバージョン記憶部と、
    第2バージョン情報を含むコマンドを受信する受信部と、
    前記第2バージョン情報が前記第1バージョン情報に連続するバージョンを示すか否かを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果と、コマンドに対する前記判定結果に応じた処理を定める決定情報とに基づいて、受信したコマンドに対する処理を実行するコマンド処理部と、
    を備える通信装置。
  2. 前記決定情報を記憶する決定情報記憶部をさらに備え、
    前記コマンド処理部は、前記判定結果と、前記決定情報記憶部に記憶された前記決定情報とに基づいて、受信したコマンドに対する処理を実行する、
    請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記受信部は、前記決定情報をさらに含むコマンドを受信し、
    前記コマンド処理部は、前記判定結果と、受信したコマンドに含まれる前記決定情報とに基づいて、受信したコマンドに対する処理を実行する、
    請求項1に記載の通信装置。
  4. 前記バージョン記憶部は、コマンドの対象を識別する第1識別情報ごとに、前記第1バージョン情報を対応づけて記憶し、
    前記受信部は、前記第1識別情報をさらに含むコマンドを受信し、
    前記判定部は、前記第2バージョン情報が、受信したコマンドに含まれる前記第1識別情報に対応する前記第1バージョン情報に連続するバージョンを示すか否かを判定する、
    請求項1に記載の通信装置。
  5. 前記コマンド処理部は、前記判定結果と、コマンドの対象ごとに定められた前記決定情報とに基づいて、受信したコマンドに対する処理を実行する、
    請求項1に記載の通信装置。
  6. 前記コマンド処理部は、前記判定結果と、コマンドの対象およびコマンドごとに定められた前記決定情報とに基づいて、受信したコマンドに対する処理を実行する、
    請求項1に記載の通信装置。
  7. 前記決定情報は、前記第2バージョン情報が前記第1バージョン情報に連続するバージョンでない場合に、前記第2バージョン情報が前記第1バージョン情報に連続するバージョンでない旨を、接続先情報で特定される装置に通知することを定め、
    前記コマンド処理部は、前記第2バージョン情報が前記第1バージョン情報に連続するバージョンでないと判定された場合に、前記接続先情報で特定される装置に、前記第2バージョン情報が前記第1バージョン情報に連続するバージョンでない旨を通知する、
    請求項1に記載の通信装置。
  8. 前記決定情報は、前記第2バージョン情報が前記第1バージョン情報に連続するバージョンでない場合に、コマンドを処理するか否かを定め、
    前記コマンド処理部は、前記第2バージョン情報が前記第1バージョン情報に連続するバージョンでないと判定され、前記決定情報がコマンドを処理することを定める場合に、受信したコマンドを処理する、
    請求項1に記載の通信装置。
  9. 前記決定情報は、前記第2バージョン情報が前記第1バージョン情報に連続するバージョンでないと判定された時点以降の処理を停止するか否かを定め、
    前記コマンド処理部は、前記第2バージョン情報が前記第1バージョン情報に連続するバージョンでないと判定され、前記決定情報が処理の停止を定める場合に、受信したコマンドおよび受信したコマンドより後に前記受信部により受信されるコマンドの処理を停止する、
    請求項1に記載の通信装置。
  10. 前記決定情報は、前記第2バージョン情報が前記第1バージョン情報に連続するバージョンでないと判定された時点以降の処理を停止するコマンドを定め、
    前記コマンド処理部は、前記第2バージョン情報が前記第1バージョン情報に連続するバージョンでないと判定された場合に、前記決定情報で定められたコマンドの処理を停止する、
    請求項1に記載の通信装置。
  11. 第1バージョン情報を記憶する外部装置に接続される通信装置であって、
    前記外部装置に送信するコマンドに付す第2バージョン情報が前記第1バージョン情報に連続するバージョンを示すか否かの判定結果に応じた1以上の処理を定める決定情報を生成する生成部と、
    前記決定情報を前記外部装置に送信する送信部と、
    を備える通信装置。
  12. 前記生成部は、コマンドの対象ごとに、前記決定情報を生成する、
    請求項11に記載の通信装置。
  13. 前記生成部は、コマンドの対象およびコマンドごとに、前記決定情報を生成する、
    請求項11に記載の通信装置。
  14. 前記決定情報は、前記第2バージョン情報が前記第1バージョン情報に連続するバージョンでない場合に、前記第2バージョン情報が前記第1バージョン情報に連続するバージョンでない旨を、接続先情報で特定される装置に通知することを定める、
    請求項11に記載の通信装置。
  15. 前記決定情報は、前記第2バージョン情報が前記第1バージョン情報に連続するバージョンでない場合に、コマンドを処理するか否かを定める、
    請求項11に記載の通信装置。
  16. 前記決定情報は、前記第2バージョン情報が前記第1バージョン情報に連続するバージョンでないと判定された時点以降の処理を停止するか否かを定める、
    請求項11に記載の通信装置。
  17. 前記決定情報は、前記第2バージョン情報が前記第1バージョン情報に連続するバージョンでないと判定された時点以降の処理を停止するコマンドを定める、
    請求項11に記載の通信装置。
  18. 第1バージョン情報を記憶する外部装置に接続される通信装置であって、
    第2バージョン情報と、前記第2バージョン情報が前記第1バージョン情報に連続するバージョンを示すか否かの判定結果に応じた1以上の処理を定める決定情報と、を含むコマンドを生成するコマンド生成部と、
    前記コマンドを前記外部装置に送信する送信部と、
    を備える通信装置。
  19. コマンドの対象を識別する第1識別情報ごとに、前記第2バージョン情報を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記コマンド生成部は、前記第1識別情報ごとに、前記第1識別情報に対応する前記第2バージョン情報と、前記決定情報と、を含む前記コマンドを生成する、
    請求項18に記載の通信装置。
  20. 前記第1識別情報は、外部装置が属するグループを識別するグループ識別情報であり、
    前記コマンド生成部は、前記グループ識別情報ごとに、前記グループ識別情報に対応する前記第2バージョン情報と、前記決定情報とを含み、前記グループを変更するコマンドを生成する、
    請求項19に記載の通信装置。
  21. 指定された外部装置がグループ鍵を導出可能なメディアキーブロックを生成するMKB生成部をさらに備え、
    前記コマンド生成部は、前記グループ識別情報ごとに、前記グループ識別情報に対応する前記第2バージョン情報と、前記決定情報と、指定された前記外部装置を特定する情報と、前記メディアキーブロックと、を含み、前記グループを変更するコマンドを生成する、
    請求項20に記載の通信装置。
  22. 前記決定情報は、前記第2バージョン情報が前記第1バージョン情報に連続するバージョンでない場合に、前記第2バージョン情報が前記第1バージョン情報に連続するバージョンでない旨を、接続先情報で特定される装置に通知することを定める、
    請求項18に記載の通信装置。
  23. 前記決定情報は、前記第2バージョン情報が前記第1バージョン情報に連続するバージョンでない場合に、コマンドを処理するか否かを定める、
    請求項18に記載の通信装置。
  24. 前記決定情報は、前記第2バージョン情報が前記第1バージョン情報に連続するバージョンでないと判定された時点以降の処理を停止するか否かを定める、
    請求項18に記載の通信装置。
  25. 前記決定情報は、前記第2バージョン情報が前記第1バージョン情報に連続するバージョンでないと判定された時点以降の処理を停止するコマンドを定める、
    請求項18に記載の通信装置。
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