JP2009265743A - ウェブアプリケーション管理システム、ウェブアプリケーション管理方法およびプログラム - Google Patents

ウェブアプリケーション管理システム、ウェブアプリケーション管理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】より少ない情報で、最新から2世代以上前のコンテンツを最新のコンテンツへバージョンアップする。
【解決手段】携帯端末1は、初版のコンテンツから最新版のコンテンツまでのいずれかを構成したサブコンテンツのサブコンテンツ名と、そのうちで新コンテンツを構成するサブコンテンツのサブバージョン番号とを対応付けるパッケージ情報を、ウェブサーバ2から受信する。そして、携帯端末1は、ウェブサーバ2からのパッケージ情報と、自己が記憶しているコンテンツについてのパッケージ情報とを用いて、自己が記憶しているサブコンテンツの要否を判別し、自己が記憶しているコンテンツをバージョンアップする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウェブアプリケーション管理システム、ウェブアプリケーション管理方法およびプログラムに関する。
近年、ウェブサーバが記憶しているコンテンツを携帯端末からアクセスするためのウェブアプリケーションシステムの普及が進んでいる。
このようなウェブアプリケーションシステムでは、ウェブサーバに記憶されているコンテンツに対して携帯端末がアクセスする方式の1つとして、携帯端末が、ウェブサーバからダウンロードしたコンテンツを記憶し、当該記憶しているコンテンツに対してブラウザを用いてアクセスする方式が存在する。
携帯端末がウェブサーバからダウンロードして記憶しているコンテンツをバージョンアップする場合、ウェブサーバ上に新しいバージョンのコンテンツを記憶させておき、携帯端末が新しいバージョンのコンテンツをダウンロードした上で、古いバージョンである旧バージョンのコンテンツからダウンロードした新しいバージョンである新バージョンのコンテンツへと置き換える処理が一般的に行われる。
このような旧バージョンのコンテンツから新バージョンのコンテンツへと置き換える処理にて行われる操作には、各種の操作が存在する。
例えば、新バージョンのコンテンツにのみ含まれるサブコンテンツを新たに追加する操作が存在する。
また、例えば、新バージョンのコンテンツに含まれないサブコンテンツについては旧バージョンのコンテンツのうちから削除する操作が存在する。
また、例えば、旧バージョンと新バージョンとのどちらのコンテンツにも含まれているものの、新バージョンにおいては内容が更新されているサブコンテンツについては、旧バージョン内の当該サブコンテンツを新バージョン内のサブコンテンツへと置換する操作が存在する。
さらに、一般的なバージョンアップを行う方式のうちには、全コンテンツ情報を用いてバージョンアップを行う方式が存在する。
全コンテンツ情報を用いたバージョンアップとは、各バージョンそれぞれのコンテンツを構成するために必要とするサブコンテンツすべてをまとめて管理する方法である。この場合、携帯端末は、あるバージョンのコンテンツを構成するために必要なサブコンテンツすべてをウェブサーバからまとめてダウンロードする。さらに、携帯端末は、ダウンロードしたサブコンテンツに対して行う操作を上述した各種の操作(追加、削除、置換)のうちから判別する。
しかしながら、全コンテンツ情報を用いたバージョンアップによれば、携帯端末は、新バージョンのコンテンツを構成するために必要とされるサブコンテンツすべてをウェブサーバからダウンロードする必要がある。そのため、ウェブサーバと携帯端末とを接続するネットワーク上のトラヒックが大きくなってしまうという問題点がある。
また、全コンテンツ情報を用いたバージョンアップによれば、携帯端末が、ウェブサーバからダウンロードした新バージョンのコンテンツを構成するサブコンテンツを旧バージョンのコンテンツへと追加するかどうかを判別したり、旧バージョンのコンテンツを構成するサブコンテンツの削除や更新を行うかどうかを判別したりしなければ、当該バージョンアップを行うことができないという問題点がある。
このような全コンテンツ情報を用いたバージョンアップが抱える問題を解決するために、差分コンテンツ情報を用いてバージョンアップを行う方式が考えられている。
差分コンテンツ情報を用いたバージョンアップとは、各バージョンのコンテンツそれぞれにおいて、最新のバージョンとその直前のバージョンとの間で、追加が行われるサブコンテンツ、更新が行われるサブコンテンツおよび削除が行われるサブコンテンツそれぞれのリストと、追加更新されるサブコンテンツの差分を示す差分情報とを管理する。
この場合、携帯端末は、追加または更新するサブコンテンツをウェブサーバからダウンロードして、ダウンロードしたサブコンテンツを旧バージョンのコンテンツに対して追加または更新する。また、携帯端末は、新バージョンのコンテンツを構成するために旧バージョンからの削除対象としてリストに名前が登録されているサブコンテンツを削除する。なお、携帯端末は、削除対象のリストに登録されていない旧バージョンに含まれているサブコンテンツについては、記憶した状態を維持する。
このような一般的な差分コンテンツ情報を用いてバージョンアップを行う際の利便性をさらに向上させるために、様々な技術が考えられている。
例えば、ウェブサーバが記憶しているコンテンツを製作者端末からの新しいコンテンツへと更新する場合、新しいコンテンツと更新時のコンテンツとの比較により履歴情報を生成しておき、ウェブサーバが利用者の携帯端末からのリクエスト情報に応じてコンテンツを送信する際に、リクエスト情報に対応する履歴情報に基づいて検索したコンテンツを送信するコンテンツ管理装置が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
また、例えば、放送局からのコンテンツを受信した携帯端末が当該コンテンツのバージョンを放送局へと送信し、放送局が、バージョンそれぞれの統計情報に基づいて、携帯端末にて送信するコンテンツのバージョンの比率を変更する差分コンテンツ情報を用いてコンテンツを更新する差分更新方法が考えられている(例えば、特許文献2参照。)。
また、例えば、放送局から送信されるコンテンツに付与されたバージョンがどのバージョンとの差分であるかを示す差分情報と、コンテンツの送信スケジュールとを携帯端末が放送局から受信し、差分情報が示すバージョンと携帯端末が記憶しているバージョンとが一致する場合、当該携帯端末にてコンテンツのバージョンアップを行う受信方法が考えられている(例えば、特許文献3参照。)。
特開2006−185059号公報 特開2006−042358号公報 特開2006−109503号公報
しかしながら、特許文献1〜3に開示された技術のように差分コンテンツ情報を用いた一般的なバージョンアップによれば、携帯端末が記憶している旧バージョンのコンテンツに含まれるサブコンテンツであって新バージョンのコンテンツを構成する上で不要なサブコンテンツであっても、差分コンテンツ情報に記述されていない場合、更新が必要なサブコンテンツであるかどうかや、削除するサブコンテンツであるかどうかを判別することができない。そのため、携帯端末が記憶している旧バージョンのコンテンツに含まれるサブコンテンツであって新バージョンのコンテンツを構成する上で不要なサブコンテンツであっても、携帯端末から削除することができず、携帯端末が具備する記憶部の記憶容量を無用に消費してしまうという問題点がある。
また、携帯端末において、ウェブアプリケーションのバージョンアップが新バージョンのコンテンツが提供されるごとに行われるとは限られない。そのため、新バージョンと旧バージョンとの間のバージョンの差分が2世代以上異なってしまう場合がある。しかしながら、差分コンテンツ情報を用いた一般的なバージョンアップによれば、差分コンテンツ情報には、新バージョンとその直前(つまり、1世代前)の旧バージョンとの間の構成上の差分に関する情報しか記述されていない。この場合、差分コンテンツ情報を用いたバージョンアップによれば、最新のバージョンよりも2世代以上前の旧バージョンのコンテンツを当該最新バージョンへとバージョンアップしようとした場合、差分コンテンツ情報に登録されておらず、かつ、携帯端末にも記憶されていないサブコンテンツを用いたバージョンアップが、当該最新バージョンと、当該旧バージョン以後の旧バージョンとの間で行われていた場合、最新バージョンへのバージョンアップをすることができないという問題点がある。
本発明は、上述した課題を解決するウェブアプリケーション管理システム、ウェブアプリケーション管理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のウェブアプリケーション管理システムは、コンテンツを配信するサーバと、該サーバから配信されたコンテンツを記憶する端末とを有してなるウェブアプリケーション管理システムにおいて、前記サーバは、前記コンテンツの最新版の版数と、前記コンテンツの最新版を構成する複数のサブコンテンツと、該サブコンテンツを識別するためのサブコンテンツ識別情報と、該サブコンテンツの版数である副版数とを対応付けて記憶する第1記憶部と、前記端末からコンテンツの版数が送信されてきた際、前記送信されてきた版数と、前記第1記憶部に記憶している最新版の版数とが一致しない場合、前記最新版の版数と、前記第1記憶部にて該最新版の版数と対応付けて記憶している複数のサブコンテンツとサブコンテンツ識別情報と前記副版数とを前記端末へ送信する最新版送信部とを有し、前記端末は、前記コンテンツと、該コンテンツの版数と、該コンテンツを構成するサブコンテンツのサブコンテンツ識別情報と、該サブコンテンツの副版数とを対応付けて記憶する第2記憶部と、前記第2記憶部に記憶しているコンテンツの版数を前記サーバへ送信する送信部と、前記サーバから送信されてきた前記最新版の版数と、前記最新版のコンテンツを構成する複数のサブコンテンツと、前記サブコンテンツ識別情報と、前記副版数と、前記第2記憶部にて記憶している前記サブコンテンツ識別情報と前記副版数とを用いて、前記第2記憶部にて記憶しているコンテンツのバージョンアップを行うバージョンアップ部とを有する。
上記課題を解決するために、本発明のウェブアプリケーション管理方法は、コンテンツを配信するサーバと、該サーバから配信されたコンテンツを記憶する端末とを有してなるウェブアプリケーション管理システムにおけるウェブアプリケーション管理方法であって、前記サーバが、前記コンテンツの最新版の版数と、前記コンテンツの最新版を構成する複数のサブコンテンツと、該サブコンテンツを識別するためのサブコンテンツ識別情報と、該サブコンテンツの版数である副版数とを対応付けて記憶する第1記憶処理と、前記端末が、前記コンテンツと、該コンテンツの版数と、該コンテンツを構成するサブコンテンツのサブコンテンツ識別情報と、該サブコンテンツの副版数とを対応付けて記憶する第2記憶処理と、前記端末が、前記第2記憶処理により記憶しているコンテンツの版数を前記サーバへ送信する送信処理と、前記サーバが、前記端末からコンテンツの版数が送信されてきた際、前記送信されてきた版数と、前記第1記憶処理により記憶している最新版の版数とが一致しない場合、前記最新版の版数と、前記第1記憶処理により該最新版の版数と対応付けて記憶している複数のサブコンテンツと前記サブコンテンツ識別情報と前記副版数とを前記端末へ送信する最新版送信処理と、前記端末が、前記サーバから送信されてきた前記最新版の版数と、前記最新版のコンテンツを構成する複数のサブコンテンツと、前記サブコンテンツ識別情報と、前記副版数と、前記第2記憶部にて記憶している前記サブコンテンツ識別情報と前記副版数とを用いて、前記第2記憶部にて記憶しているコンテンツのバージョンアップを行うバージョンアップ処理とを有する。
また、コンピュータに実行させるプログラムであって、コンテンツを配信するサーバに、前記コンテンツの最新版の版数と、該コンテンツの最新版を構成する複数のサブコンテンツと、該サブコンテンツを識別するためのサブコンテンツ識別情報と、該サブコンテンツの版数である副版数とを対応付けて記憶する記憶手順と、当該サーバから配信されたコンテンツを記憶する端末からコンテンツの版数が送信されてきた際、前記送信されてきた版数と、前記記憶手順により記憶している最新版の版数とが一致しない場合、前記最新版の版数と、前記記憶手順により該最新版の版数と対応付けて記憶している複数のサブコンテンツとサブコンテンツ識別情報と前記副版数とを前記端末へ送信する最新版送信手順とを実行させる。
また、コンピュータに実行させるプログラムであって、サーバから配信されたコンテンツを記憶する端末に、前記サーバから配信されたコンテンツと、該コンテンツの版数と、該コンテンツを構成するサブコンテンツのサブコンテンツ識別情報と、該サブコンテンツの副版数とを対応付けて記憶する記憶手順と、前記記憶手順により記憶しているコンテンツの版数を前記サーバへ送信する送信手順と、前記サーバから送信されてきた前記コンテンツの最新版の版数と、前記最新版のコンテンツを構成する複数のサブコンテンツと、該サブコンテンツを識別するためのサブコンテンツ識別情報と、該サブコンテンツの版数である副版数と、前記記憶手順により記憶している前記サブコンテンツ識別情報と前記副版数とを用いて、前記記憶手順により記憶しているコンテンツのバージョンアップを行うバージョンアップ手順とを実行させる。
本発明によれば、コンテンツを配信するサーバと、サーバから配信されたコンテンツを記憶する端末とを有してなるウェブアプリケーション管理システムにおいて、サーバが、コンテンツの最新版の版数と、コンテンツの最新版を構成する複数のサブコンテンツと、サブコンテンツを識別するためのサブコンテンツ識別情報と、サブコンテンツの版数である副版数とを対応付けて記憶し、端末が、コンテンツと、コンテンツの版数と、コンテンツを構成するサブコンテンツのサブコンテンツ識別情報と、サブコンテンツの副版数とを対応付けて記憶し、記憶しているコンテンツの版数をサーバへ送信し、サーバが、端末からコンテンツの版数が送信されてきた際、送信されてきた版数と、自己が記憶している最新版の版数とが一致しない場合、最新版の版数と、最新版の版数と対応付けて記憶している複数のサブコンテンツとサブコンテンツ識別情報と副版数とを端末へ送信し、端末が、サーバから送信されてきた最新版の版数と、最新版のコンテンツを構成する複数のサブコンテンツと、サブコンテンツ識別情報と、副版数と、自己が記憶しているサブコンテンツ識別情報と副版数とを用いて、自己が記憶しているコンテンツのバージョンアップを行う構成としたため、端末が記憶している現在のコンテンツのバージョンが最新バージョンから2世代以上離れている場合でも、より少ない情報を用いて、現在のコンテンツから最新バージョンのコンテンツへのバージョンアップができる。
以下、本発明の実施形態に従ったウェブアプリケーション管理システム(ウェブアプリケーション管理方法およびプログラムを含む)を説明する。
まず、本発明のウェブアプリケーション管理システムの全体構成を説明する。
図1に示すように、このウェブアプリケーション管理システムは、携帯端末1と、ウェブサーバ2とを具備している。
携帯端末1は、ウェブサーバ2から配信されたコンテンツを記憶する「端末」であって、例えば、携帯型の電子装置で構成される。
また、ウェブサーバ2は、コンテンツを配信する「サーバ」である。
携帯端末1は、自己が記憶する現在のコンテンツ(以下、「現コンテンツ131」という)がウェブサーバ2にて記憶している最新版のコンテンツよりも古い場合、ウェブサーバ2から受信したパッケージ情報PKを用いて、現コンテンツ131のバージョンアップを行う。
なお、ここでいうコンテンツは、その更新が行われるごとに、当該更新の回数を示す連続番号で管理されるバージョン番号(「版数」)が付与される。以下では、現コンテンツ131がウェブサーバ2内の最新のコンテンツよりも古い場合における当該最新のコンテンツを「新コンテンツ」という。
また、「パッケージ情報PK」とは、あるバージョンのコンテンツを構成するために必要なサブコンテンツSBを示す情報と、当該バージョンのコンテンツを構成するために不要なサブコンテンツSBを示す情報とをまとめた組をいう。以下では、コンテンツの更新ごとに生成されたパッケージ情報PKのうちで新コンテンツを構成するためのパッケージ情報PKを「新パッケージ情報NP」という。
ここで、パッケージ情報PKのデータ構造について説明しておく。
ウェブサーバ2は、バージョンアップが一切行われていない初版のコンテンツ(以下、「当初コンテンツ」という)についても、パッケージ情報PKを生成する。なお、当初コンテンツに付与されるバージョン番号(「版数」)は「1」である。
図2(a)に示すように、当初コンテンツ(バージョン番号は「1」)を構成するためのパッケージ情報PKは、当初コンテンツを構成するサブコンテンツSB−1〜SB−4のサブコンテンツ名NS−1〜NS−4(「サブコンテンツ識別情報」)すべてに対して、当該サブコンテンツSB−1〜SB−4に付与されたバージョン番号であるサブバージョン番号SV(「副版数」)として、当初コンテンツに付与されたバージョン番号である「1」が対応付けられている。
つぎに、当初コンテンツ(バージョン番号が「1」のコンテンツ)をバージョンアップしたバージョン番号が「2」のコンテンツを構成するためのパッケージ情報PKについて説明する。
なお、ウェブサーバ2は、最新版のコンテンツ(この例ではバージョン番号が「2」)の直前のコンテンツ(この例では当初コンテンツ)に付与された旧バージョン番号(「1」)に所定の正数を加算する。当該所定の正数は任意でよいが、この説明例では、当該所定の正数が「1」である場合を例に挙げて説明する。
つまり、コンテンツのバージョンは、当初コンテンツに付与したバージョンである「1」を先頭として、コンテンツのバージョンアップを重ねるごとにバージョン番号が「1」ずつ増大する。
図2(b)に示すように、新コンテンツ(この例では、最新バージョンが「2」)のパッケージ情報PKには、当初コンテンツ(バージョンが「1」)から新コンテンツまでのいずれかを構成したサブコンテンツSB−1〜SB−5すべてのサブコンテンツ名NS−1〜NS−5が記述されている。
新コンテンツに対応するパッケージ情報PK(新パッケージ情報NP)には、新コンテンツのバージョン(「2」)よりも以前のバージョンに対応するパッケージ情報PK(旧パッケージ情報OP)に含まれていたサブコンテンツ名のうちで新コンテンツにおいて削除対象のものについては、削除対象であることを示す削除対象番号(この例では、「0」)が対応付けられる。図2(b)に示したサブコンテンツ名NS−3については、バージョン「2」の新コンテンツにて不要であるため、サブバージョン番号SVとして削除対象番号が対応付けられている。
一方、旧パッケージ情報OPには登録されておらず、新パッケージ情報NPにて新たに追加されたサブコンテンツ名NSについては、新コンテンツのバージョン(「2」)と同じ値がサブバージョン番号SVとして登録される。図2(b)に示したサブコンテンツ名NS−5については、図2(a)に示したパッケージ情報PK(旧パッケージ情報OP)には登録されておらず、新コンテンツに対応するパッケージ情報PK(新パッケージ情報NP)にて追加されている。そのため、サブコンテンツ名NS−5のサブバージョン番号SVとしては、新コンテンツに付与されたバージョン番号(「2」)と同じ値が付与されている。
また、旧パッケージ情報OPにもともと登録されており、新パッケージ情報NPにも登録されているサブコンテンツ名NSについては、旧パッケージ情報OPに対応するコンテンツから新コンテンツまでの間においてサブコンテンツSBの内容が更新されている場合、新パッケージ情報NP内のサブバージョン番号SVとして、新コンテンツに付与されたバージョン番号(「2」)と同じ値が付与されている。図2(b)に示したサブコンテンツ名NS−2については、旧パッケージ情報OP(図2(a))のサブバージョン番号SVが「1」であり、新パッケージ情報NP(図2(b))のサブバージョン番号SVが「2」である。つまり、サブコンテンツ名NS−2で識別されるサブコンテンツSB−2は、新コンテンツにおいて、旧パッケージ情報OPによるバージョンアップ時からその内容が更新されている。
なお、図2(c)に示すサブコンテンツ名NS−3のように、旧パッケージ情報OPにて削除対象番号がすでに付与されており、新コンテンツにおいても削除対象であるサブコンテンツSBについては、新パッケージ情報NPにおいても削除対象番号を付与したまま登録が維持される。
つまり、図2(a)〜(c)に示したように、新コンテンツのパッケージ情報PKには、バージョンアップが一切行われていない当初コンテンツから最新の新コンテンツまでのいずれかのコンテンツを構成したサブコンテンツSBのサブコンテンツ名NSすべてが記述されている。
さらに、パッケージ情報PKには、当初コンテンツから新コンテンツまでのいずれかを構成したサブコンテンツSBそれぞれが、新コンテンツにおいて削除対象(この例では、「0」)と記憶対象(この例では、正数)とのいずれであるかを特定するためのサブバージョン番号SVが記述されている。
また、携帯端末1は、パッケージ情報PKを送信するようウェブサーバ2へと要求するための送信要求信号を、ウェブサーバ2へと送信する。
また、携帯端末1は、現コンテンツ131のバージョンを示す現バージョン情報CVをウェブサーバ2へと送信する。
ウェブサーバ2は、携帯端末1からの送信要求信号を受信した場合、携帯端末1が新コンテンツを構成するために必要な情報が記述されたパッケージ情報PK(新パッケージ情報NP)を、携帯端末1へと送信する。
また、ウェブサーバ2は、携帯端末1へと送信したパッケージ情報PKのバージョンを示すバージョン情報VIを携帯端末1へと送信する。
なお、この説明例では、新コンテンツに付与されたバージョン番号と、新パッケージ情報NPに付与されたバージョン番号とが同じである場合を例に挙げて説明する。
また、ウェブサーバ2は、新バージョンのコンテンツを構成するために必要なサブコンテンツSB(例えば、新コンテンツにて新規に追加されたサブコンテンツSB、新コンテンツにて内容が変更された新バージョン以前のコンテンツ内のサブコンテンツSB)を、携帯端末1へと送信する。
なお、ここでいう「サブコンテンツSB」とは、1以上のサブコンテンツSB−1〜SB−Nの総称である。ここで、サブコンテンツSB−1〜SB−Nの数「N」は任意でよい。
また、ウェブサーバ2は、図2(a)〜2(c)に例示したパッケージ情報PKを生成する。
また、ウェブサーバ2は、携帯端末1から送信されてきた現バージョン情報CVが示すバージョンを識別する。
つぎに、携帯端末1およびウェブサーバ2それぞれが有する構成について、詳細に説明する。
まず、携帯端末1の構成について、詳細に説明する。
図3に示すように、携帯端末1は、通信部11と、現バージョン特定部12と、記憶部13と、バージョンアップ部14と、入力部15とを有する。
通信部11は、例えば、通信モジュールで構成され、携帯端末1とウェブサーバ2とを通信可能に接続することにより、携帯端末1とウェブサーバ2との間で任意の情報を送受信する。
例えば、通信部11(「送信部」)は、「送信処理」を実行し、パッケージ情報PKを送信するようウェブサーバ2へと要求するための送信要求信号を、ウェブサーバ2へと送信する。
また、「送信処理」において、通信部11は、現コンテンツ131のバージョンアップに用いた現パッケージ情報CPのバージョン(「版数」)を示す現バージョン情報CVをウェブサーバ2へと送信する。
また、例えば、通信部11は、送信要求信号に応答してウェブサーバ2から送信されてきたパッケージ情報PK、バージョン情報VIおよびサブコンテンツSBを受信する。
現バージョン特定部12は、記憶部13が記憶している現コンテンツ131に付与されているバージョン番号を示す現バージョン情報CVを読み出す。
記憶部13は、「第2記憶処理」を実行することにより、任意の情報を記憶する「第2記憶部」である。例えば、記憶部13は、現コンテンツ131と、現パッケージ情報PKと、現バージョン情報CVとを対応付けて記憶する。
現コンテンツ131は、1以上の現サブコンテンツSB−1〜SB−Nから構成される。
現サブコンテンツSB−1〜SB−Nは、現コンテンツ131へのバージョンアップを行う際に、通信部11が現パッケージ情報CPとともにウェブサーバ2から受信したサブコンテンツSB−1〜SB−Nである。
現サブコンテンツSB−1〜SB−Nそれぞれは、現コンテンツ131のバージョンに対応する現パッケージ情報CPにサブコンテンツ名NS−1〜NS−Nが登録されている。なお、サブコンテンツSB−1〜SB−Nは、例えば、一般的なデータ放送においてそのコンテンツの一部を構成するオブジェクトであるモノメディアデータでもよい。
現パッケージ情報CPは、携帯端末1が現コンテンツ131へのバージョンアップを行う際に、通信部11がウェブサーバ2から受信したパッケージ情報PKである。現パッケージ情報CPは、現コンテンツ1131を構成するサブコンテンツSB−1〜SB−Nそれぞれに付与されているサブバージョン番号SV−1〜SV−Nを特定するための情報である。
現バージョン情報CVは、現コンテンツ131(現コンテンツ131をバージョンアップするときに用いた現パッケージ情報CP)のバージョンを示す情報である。
バージョンアップ部14は、「バージョンアップ処理」を実行し、通信部11がウェブサーバ2から受信したパッケージ情報PK(新パッケージ情報NP)を用いて、記憶部13が記憶している現コンテンツ131のバージョンアップを行う。
また、バージョンアップ部14は、図4に示すように、新規追加判別部141と、新規追加部142と、削除判別部143と、削除部144と、サブバージョン番号比較部145と、更新部146とを有する。
新規追加判別部141は、ウェブサーバ2からの新パッケージ情報NPに登録されているサブコンテンツ名NSが、記憶部13内の現パッケージ情報CPに登録されているかどうかを判別する。
新パッケージ情報NPに登録されているサブコンテンツ名NSが現パッケージ情報CPに登録されていないと判別した場合には、当該サブコンテンツ名NSで識別されるサブコンテンツSBが、新コンテンツを構成するために現コンテンツ131へと追加されたことに相当する。
この場合、新規追加部142は、「新規追加処理」を実行し、新パッケージ情報NPのサブコンテンツ名NSで識別されるサブコンテンツSBを、記憶部13へと記憶する。
また、新パッケージ情報NPに登録されているサブコンテンツ名NSが現パッケージ情報CPに登録されていると新規追加判別部141が判別した場合、削除判別部143は、新パッケージ情報NP内の当該サブコンテンツ名NSに対応するサブバージョン番号SV(以下、「新サブバージョン番号」という)が削除対象番号(この例では、「0」)を示しているかどうかを判別する。
新パッケージ情報NP内の新サブバージョン番号SVが削除対象番号を示していると削除判別部143が判別した場合、削除部144は、「削除処理」を実行し、削除対象としてサブコンテンツ名NSが新パッケージ情報NPに登録されているサブコンテンツSBを、記憶部13から削除する。
一方、新パッケージ情報NP内の新サブバージョン番号SVが削除対象番号を示していないと削除判別部143が判別した場合、サブバージョン番号比較部145は、当該サブコンテンツ名NSのサブコンテンツSBについて、新パッケージ情報NP内の新サブバージョン番号と、現パッケージ情報CP内のサブバージョン番号SV(以下、「現サブバージョン番号」という)とを比較する。
当該比較の結果、新サブバージョン番号と現サブバージョン番号とが一致した場合には、当該サブコンテンツ名NSのサブコンテンツSBは、新コンテンツにおいても現コンテンツ131から内容が変更されていないことに相当する。この場合、バージョンアップ部14は、当該サブコンテンツSBについては何も処理を行わない。つまり、記憶部13は、現パッケージ情報CPとともに送信されてきた現コンテンツ131を構成する当該サブコンテンツSBを記憶した状態を維持する。
一方、サブバージョン番号比較部145による新パッケージ情報NP内のサブバージョン番号SVと現パッケージ情報CP内のサブバージョン番号SVとの比較の結果、新パッケージ情報NP内のサブバージョン番号SVが現パッケージ情報CP内のサブバージョン番号SVよりも大きい場合、新コンテンツを構成する当該サブコンテンツSBは、現コンテンツ131内のサブコンテンツSBの内容が更新されたものである。
この場合、更新部146は、「更新処理」を実行し、ウェブサーバ2からのサブコンテンツSBを、現コンテンツ131を構成する記憶部13内のサブコンテンツSBと置換する。当該置換の際、例えば、更新部146は、新パッケージ情報NPにサブコンテンツ名NSが登録されているウェブサーバ2からのサブコンテンツSBを記憶部13へと記憶し、その後、現コンテンツ131を構成する現パッケージ情報CPに登録されているサブコンテンツSBを記憶部13から削除する。
入力部15は、利用者が行う操作に応じた情報の入力を受け付ける。例えば、入力部15は、記憶部13内の現コンテンツ131のバージョンアップを行うことを利用者が指示するために用いられる。
つぎに、ウェブサーバ2の構成について詳細に説明する。
図5に示すように、ウェブサーバ2は、通信部21と、パッケージ生成部22と、記憶部23と、バージョン識別部24と、選択部25とを有する。
通信部21は、例えば、通信モジュールで構成され、ウェブサーバ2と携帯端末1との間で任意のデータを送受信する。
例えば、通信部21は、送信要求信号を携帯端末1から受信する。
また、例えば、通信部21は、携帯端末1が現在記憶している現コンテンツ131のバージョンを示す現バージョン情報CVを携帯端末1から受信する。
また、例えば、通信部21(「最新版送信部」)は、「最新版送信処理」を実行し、パッケージ情報PK、バージョン情報VIおよびサブコンテンツSBを携帯端末1へと送信する。
パッケージ生成部22は、「パッケージ生成処理」を実行し、パッケージ情報PKを生成する。
また、図6に示すように、パッケージ生成部22は、新番号付与部221と、サブバージョン番号付与部222と、旧番号維持部223と、削除対象番号付与部224とを有する。
新番号付与部221は、最新版のコンテンツの直前のバージョンのコンテンツ(「旧コンテンツ」)に付与された旧バージョン番号(ここでは、「M−1」とする)に所定の正数を加算する。この説明例では、当該所定の正数が「1」である場合を例に挙げて説明する。
また、新番号付与部221は、「新番号付与処理」を実行し、定めた新バージョン番号(この例では、「M」)を、最新版のコンテンツへと付与する。なお、新番号付与部221は、定めた新バージョン番号(「最新版の版数」)を示すバージョン情報VIを記憶部23内のパッケージ特定情報231へと書込む。
また、サブバージョン番号付与部222は、「副版数付与処理」を実行する「副版数付与部」である。
サブバージョン番号付与部222は、新コンテンツを構成するために、直前のバージョン(旧バージョン)の旧コンテンツへと新たに追加されたサブコンテンツSBに対して、そのサブバージョン番号SVとして、先に定めた新バージョン番号(「M」)を付与する。
また、サブバージョン番号付与部222は、「サブバージョン番号付与処理」において、直前のバージョンの旧コンテンツにもともと含まれていたサブコンテンツSBであって、新コンテンツを構成するために更新が行われたサブコンテンツSBについても、そのサブバージョン番号SVとして、先に定めた新バージョン番号(「M」)を付与する。
また、旧番号維持部223は、「旧番号維持処理」を実行し、旧コンテンツにもともと含まれていたサブコンテンツSBであって、新コンテンツを構成する際に変更が加えられないサブコンテンツSBについては、そのサブバージョン番号SVを旧コンテンツにて付与されていた旧サブバージョン番号のまま維持する。
また、削除対象番号付与部224は、「削除対象番号付与処理」を実行し、旧バージョンのコンテンツのみに含まれており新バージョンのコンテンツを構成しないサブコンテンツSBについては、そのサブバージョン番号SVとして、携帯端末1の記憶部13から削除されるべきサブコンテンツSBであることを示すための「削除対象番号」(この例では、「0」)を付与する。
なお、旧コンテンツに対応付けられたパッケージ情報である旧パッケージ情報PKにおいて、サブバージョン番号SVとして削除対象番号(「0」)が付与されていたサブコンテンツSBは、そのまま新パッケージ情報PKにも記述する。
パッケージ生成部22は、新コンテンツを構成するサブコンテンツSB−1〜SB−Nすべてに対して、上述のいずれかのサブバージョン番号SVを付与するまで、サブバージョン番号SVの付与を繰り返し実行する。
なお、図2(a)〜(c)に示したように、パッケージ生成部22により生成されたパッケージ情報PKは、サブコンテンツSBを識別するためのサブコンテンツ名NSと、サブバージョン番号SVとを対応付ける。
また、パッケージ生成部22は、最新のコンテンツに対応するパッケージ情報PK(新パッケージ情報NP)を記憶部23に記憶させる。
図5に示した記憶部23は、「第1記憶処理」を実行することにより、任意のデータを記憶する「第1記憶部」である。例えば、記憶部23は、パッケージ特定情報231を記憶する。
図7に示すように、パッケージ特定情報231は、互いに異なる複数のコンテンツそれぞれに付与されたバージョン番号を示すバージョン情報VIと、当該バージョン番号に対応するパッケージ情報PK(つまり、サブコンテンツ名NSおよびサブバージョン番号SV)と、当該パッケージ情報PKにサブコンテンツ名NSが登録されているうちで新コンテンツを構成するサブコンテンツSBとを対応付ける情報である。なお、図7においては、最新のパッケージ情報PK(新パッケージ情報NP)のバージョン番号が「3」である場合、サブコンテンツSB−1〜SB−Nの数「N」が「6」である。
なお、パッケージ特定情報231内のパッケージ情報PK(サブコンテンツ名NSおよびサブバージョン番号SV)により、当初コンテンツ(バージョンが「1」)から最新バージョン(この例では、「3」)の新コンテンツへと至るまでの間、サブコンテンツSB−2は、その内容が順次更新されてきたことが識別可能である。
また、例えば、サブコンテンツSB−6が、新コンテンツ(バージョンが「3」)にて、バージョン「2」のコンテンツへと新規に追加されたものであることが識別可能である。
また、例えば、バージョン「2」から「3」へとコンテンツを更新した際、サブコンテンツSB−5については、バージョン「2」に含まれていた状態から内容が変更されていないことが識別可能である。
バージョン識別部24は、通信部21が携帯端末1から受信した現バージョン情報CVが示すバージョン(現コンテンツ131のバージョン)と、パッケージ特定情報231内のバージョン情報VIのうちで値が最も大きい最新バージョンとが一致するかどうかを判別する。
選択部25は、バージョン識別部24が、現バージョン情報CVが示す現コンテンツ131のバージョンと最新バージョンとが一致しないと判別した場合、バージョン識別部24が判別に用いた最新バージョンを示すバージョン情報VIをパッケージ特定情報231のうちから特定する。
また、選択部25は、特定したバージョン情報VIと、当該バージョン情報VIに対応付けられているパッケージ情報PKと、当該パッケージ情報PKにサブコンテンツ名NS−1〜NS−Nが登録されているサブコンテンツSB−1〜SB−Nとを読み出す。この場合、通信部21(パッケージ送信部)は、選択部25が読み出したバージョン情報VIと、パッケージ情報PKと、当該パッケージ情報PKに対応するサブコンテンツSBとを携帯端末1へと送信する。
つぎに、上記構成を有するウェブアプリケーション管理システムにおいて、ウェブサーバ2が新コンテンツに対応する新パッケージ情報NPを生成する動作を説明する。
図8に示すように、ウェブサーバ2のパッケージ生成部22が有する新番号付与部221は、新コンテンツの直前のコンテンツ(「旧コンテンツ」)に付与された旧バージョン番号に「1」を加算する。これにより、新番号付与部221は、新コンテンツに付与される新バージョン番号を定める(ステップS1)。その後、新番号付与部221は、定めた新バージョン番号を示すバージョン情報VIを記憶部23内のパッケージ特定情報231へと書込む。
なお、サブバージョン番号付与部222は、新番号付与部221が新コンテンツに付与した新バージョン番号を、当該新コンテンツのバージョンアップに用いられるパッケージ情報PK(新パッケージ情報NP)のバージョンとしても付与する。
続いて、パッケージ生成部22は、新コンテンツに含まれるサブコンテンツSBのサブコンテンツ名NSがパッケージ特定情報231に登録されていないかどうか、つまり、当該サブコンテンツSBが旧コンテンツへと新たに追加されたものであるかどうかを判別する(ステップS2)。
例えば、新コンテンツのサブコンテンツ名NSがパッケージ特定情報231に登録されていない場合、パッケージ生成部22は、当該サブコンテンツ名NSのサブコンテンツSBが旧コンテンツへと新たに追加されたものであると判別する。
この場合、パッケージ生成部22は、旧コンテンツに対応するパッケージ情報PKに登録されていたサブコンテンツ名NSすべてと、新規追加されたサブコンテンツSBのサブコンテンツ名NSとを、新コンテンツに対応する新パッケージ情報NPへと書込む。
続いて、サブバージョン番号付与部222は、新コンテンツを構成するために、その直前のバージョンの旧コンテンツへと新たに追加されたサブコンテンツについては、そのサブバージョン番号SVとして、先に定めた新バージョン番号を付与する(ステップS3)。
一方、ステップS2において、新コンテンツのサブコンテンツ名NSがパッケージ特定情報231に登録されている場合、パッケージ生成部22は、新コンテンツ内のサブコンテンツSBが旧コンテンツへと新規に追加されたものでないと判別する。
この場合、パッケージ生成部22は、旧コンテンツに対応するパッケージ情報PKに登録されていたサブコンテンツ名NSすべてを、新コンテンツに対応する新パッケージ情報NPへと書込む。
さらに、パッケージ生成部22は、新コンテンツを構成する当該サブコンテンツSBが旧コンテンツにもともと含まれており、かつ、新コンテンツを構成するために更新が行われたものであるかどうかを判別する(ステップS4)。当該更新が行われたかどうかを判別する方法については、特に限定しないが、例えば、新コンテンツ内の当該サブコンテンツSBの記述内容と、旧コンテンツ内の当該サブコンテンツSBの記述内容とが一致するかどうかに基づいて当該更新を判別する一般的な方法でもよい。
旧コンテンツにもともと含まれていて更新が行われたサブコンテンツSBであると判別した場合、サブバージョン番号付与部222は、新パッケージ情報NPにて、当該サブコンテンツSBのサブコンテンツ名NSと、そのサブバージョン番号SVとしての先に定めた新バージョン番号とを対応付ける(ステップS5)。
一方、ステップS4において、当該サブコンテンツSBは旧コンテンツにもともと含まれていて更新されていないサブコンテンツSBであると判別した場合、パッケージ生成部22は、当該サブコンテンツSBが新コンテンツを構成するために旧コンテンツの構成から削除される対象であるかどうかを判別する(ステップS6)。削除の対象であるかどうかを判別する方法については、特に限定しないが、例えば、新コンテンツのうちに、旧コンテンツ内の当該サブコンテンツSBが含まれているかどうかに基づいて削除対象か否かを判別する一般的な方法でもよい。
パッケージ生成部22が削除される対象でないと判別した場合、当該サブコンテンツSBは、旧コンテンツにもともと含まれていたサブコンテンツSBであって、新コンテンツを構成するためにそのまま用いられるものである。この場合、旧番号維持部223は、当該サブコンテンツSBのサブバージョン番号SVを、旧コンテンツにて付与されていたサブバージョン番号SVのまま維持する(ステップS7)。
一方、ステップS6にて、当該サブコンテンツSBは削除対象であるとパッケージ生成部22が判別した場合、当該サブコンテンツSBは、旧コンテンツのみに含まれており新コンテンツを構成しないサブコンテンツSBである。この場合、削除対象番号付与部224は、当該サブコンテンツSBのサブバージョン番号SVとして、携帯端末1から削除されるべきことを示す削除対象番号(「0」)を付与する(ステップS8)。
なお、削除対象番号付与部224は、旧コンテンツに対応付けられたパッケージ情報PKである旧パッケージ情報PKにおいて、サブバージョン番号SVとして削除対象番号(「0」)が付与されていたサブコンテンツSBは、削除対象番号をサブバージョン番号として付与したまま、新パッケージ情報PKにも登録する。
図7に示したパッケージ特定情報231の例では、サブコンテンツ名NS−3については、バージョン「2」にて削除対象番号がサブバージョン番号SVとして付与されている。この場合、バージョン「3」の新パッケージ情報NPにおいても、サブコンテンツ名NS−3については削除対象番号が維持される。
パッケージ生成部22は、新コンテンツを構成するサブコンテンツSB−1〜SB−Nすべてに対する上述のいずれかのサブバージョン番号SVの付与が終了するまで、サブバージョン番号SVの付与を繰り返し実行する。これにより、現コンテンツ131から新コンテンツへとバージョンアップする際に携帯端末1が用いるパッケージ情報PKが生成される。
つぎに、上記構成を有するウェブアプリケーション管理システムにおいて、携帯端末1内の現コンテンツ131のバージョンアップを行う動作を説明する。
まず、携帯端末1が、自己が記憶している現コンテンツ131をバージョンアップするときの動作を説明する。
図9に示すように、現バージョン特定部12は、現コンテンツ131のバージョンアップに用いた現パッケージ情報CPのバージョンを示す現バージョン情報CVを記憶部13から読み出す(ステップS11)。
続いて、通信部11は、現バージョン特定部12が読み出した現バージョン情報CVと、パッケージ情報PKの送信を要求するための送信要求信号とを、ウェブサーバ2へと送信する(ステップS12)。
その後、通信部11は、送信要求信号に応答してウェブサーバ2から送信されてきた新コンテンツに対応するパッケージ情報PK(新パッケージ情報NP)と、新パッケージ情報NPのバージョンを示すバージョン情報VIと、新パッケージ情報NPにサブコンテンツ名NSが登録されているうちで新コンテンツを構成するサブコンテンツSBとを受信する(ステップS13)。記憶部13は、ウェブサーバ2からのバージョン情報VIが示す最新バージョンを、現バージョン情報CVへと上書して記憶する。
また、バージョンアップ部14は、通信部11が受信したパッケージ情報PKとサブコンテンツSBとを用いて、現コンテンツ131のバージョンアップを行う(ステップS14)。
以下、ステップS14において、バージョンアップ部14が、ウェブサーバ2からのパッケージ情報PK(新パッケージ情報NP)とサブコンテンツSB−1〜SB−Nとを用いて、現コンテンツ131のバージョンアップを行う動作を詳細に説明する。
図10に示すように、バージョンアップ部14の新規追加判別部141は、新コンテンツに対応する新パッケージ情報NPに登録されているサブコンテンツ名NS−1〜NS−Nが、現パッケージ情報CPに登録されているかどうかを判別する(ステップS141)。
まず、ステップS141にて、新パッケージ情報NP内のサブコンテンツ名NS−1〜NS−Nが現パッケージ情報CPに登録されていないと新規追加判別部141が判別した場合について説明する。
この場合、新パッケージ情報NPのサブコンテンツ名NSのサブコンテンツSBは、新コンテンツを構成する際に現コンテンツ131へと新たに追加されたサブコンテンツSBである。
そのため、新規追加部142は、現パッケージ情報CPにてそのサブコンテンツ名NSが未登録である新コンテンツの当該サブコンテンツSBを記憶部13へと記憶させる(ステップS142)。
つぎに、ステップS141にて、新パッケージ情報NP内のサブコンテンツ名NS−1〜NS−Nが、現パッケージ情報CPに登録されていると新規追加判別部141が判別した場合について説明する。
この場合、削除判別部143は、当該サブコンテンツ名NSに対応付けられている新パッケージ情報PK内の新サブバージョン番号SVが削除対象番号であるかどうかを判別する(ステップS143)。つまり、当該サブコンテンツ名で識別される現コンテンツ131内のサブコンテンツを削除するかどうかを判別する。
新サブバージョン番号SVが削除対象番号であると削除判別部143が判別した場合、削除部144は、新サブバージョン番号と一致するバージョン番号の現コンテンツ131内のサブコンテンツSBを記憶部13から削除する(ステップS144)。
一方、新サブバージョン番号SVが削除対象番号でないと削除判別部143が判別した場合、サブバージョン番号比較部145は、当該新サブバージョン番号SVと、そのサブコンテンツSBの現パッケージ情報CP内の現サブバージョン番号SVとを比較する(ステップS145)。
サブバージョン番号比較部145による当該比較の結果、新サブバージョン番号SVが現パッケージ情報CP内のサブバージョン番号SVよりも大きい場合、更新部146は、現サブバージョン番号SVを有する現コンテンツ131内のサブコンテンツSBを、新サブバージョン番号SVを有するウェブサーバ2から受信したサブコンテンツSBへと置き換える(ステップS146)。
置換する場合、例えば、更新部146は、現パッケージ情報CP内のサブバージョン番号SVを有する現コンテンツ131内のサブコンテンツSBを記憶部13から削除するとともに、新サブバージョン番号SVを有するウェブサーバ2からのサブコンテンツSBを記憶部13へと記憶させる。
一方、新サブバージョン番号SVが現パッケージ情報CP内のサブバージョン番号SVよりも大きくないと判別した場合には、新コンテンツには、現コンテンツ131内のサブコンテンツSBへと変更が加えられることなく、当該サブコンテンツSBがそのまま含まれている。この場合、バージョンアップ部14は、いかなる処理も実行せずにその動作を終了する。
なお、バージョンアップ部14は、新パッケージ情報NPに登録されているすべてのサブコンテンツ名NS−1〜NS−Nについて、上述の図10に示した動作を繰り返し実行する。
以上で、ウェブサーバ2から受信したパッケージ情報PK(新パッケージ情報NP)を用いて、現コンテンツ131をバージョンアップするときの携帯端末1の動作が終了する。
つぎに、ウェブサーバ2の動作を説明する。
なお、以下の説明の前提として、ウェブサーバ2が具備するパッケージ生成部22は、図8に示した動作を実行することにより、携帯端末1が現コンテンツ131から新コンテンツへとバージョンアップするためのパッケージ情報PKの生成を完了しているものとする。
図11に示すように、通信部21は、携帯端末1から送信されてきた現バージョン情報CVと送信要求信号とを受信する(ステップS21)。
バージョン識別部24は、通信部21が携帯端末1から受信した現バージョン情報CVが示すバージョン番号と、パッケージ特定情報231内のバージョン情報VIのうちで最も値が大きい最新バージョンとが一致するかどうかを判別する(ステップS22)。
バージョン識別部24が、携帯端末1からの現バージョン情報CVが示すバージョン番号と最新バージョンとが一致すると判別した場合、携帯端末1が現コンテンツ131のバージョンアップを行うことは不要であるため、ウェブサーバ2はその動作を終了する。
一方、バージョン識別部24が、携帯端末1からの現バージョン情報CVが示すバージョン番号と最新バージョンとが一致しないと判別した場合、選択部25は、バージョン識別部24が判別に用いた最新バージョンを示すバージョン情報VIをパッケージ特定情報231のうちから特定する(ステップS23)。
そして、選択部25は、特定したバージョン情報VIと、当該バージョン情報VIに対応付けられているパッケージ情報PKとサブコンテンツSBとを読み出す(ステップS24)。
通信部21は、選択部25が読み出したバージョン情報VIと、パッケージ情報PKと、サブコンテンツSBとを携帯端末1へと送信する(ステップS25)。
以上で、ウェブサーバ2がパッケージ情報PKを携帯端末1へと送信する動作が終了する。
以上説明したように、本発明のウェブアプリケーション管理システムによれば、ウェブサーバ2のパッケージ生成部22は、バージョンアップに必要なサブコンテンツSBの情報と、バージョンアップに不要なサブコンテンツの情報とを含むパッケージ情報PKを生成する。そして、当該パッケージ情報PKに対して、新コンテンツと同じバージョン番号を付与する。
さらに、パッケージ生成部22は、パッケージ情報PKへと登録されるサブコンテンツ名NSのサブコンテンツSB−1〜SB−Nに対してサブバージョン番号SVを付与する場合、直前のバージョンの旧コンテンツへと追加されるサブコンテンツSBや更新されるサブコンテンツSBには、パッケージ情報PKに付与した新バージョン番号と同じ値のサブバージョン番号SVを付与する。
そのため、携帯端末1にて現コンテンツ131のバージョンアップを行う場合、ウェブサーバ2は、携帯端末1から送信されてきた現バージョン情報CVだけを用いて、携帯端末1へと送信するべきサブコンテンツSBを選択することができ、さらに、選択したサブコンテンツSBのみを携帯端末1へと送信することができる。
これにより、携帯端末1が記憶している現コンテンツ131をバージョンアップする際に、携帯端末1とウェブサーバ2とを接続するネットワーク(図示せず)上のトラヒックを抑制することができる。
また、パッケージ生成部22は、当初のコンテンツから最新バージョンの新コンテンツに至るまでの間に削除されたサブコンテンツSBのサブコンテンツ名NSすべてに対して、削除すべき対象であることを示す「削除対象番号」をサブバージョン番号SVとして付与する。
これにより、新コンテンツのバージョン番号と、バージョンアップの対象である携帯端末1の現コンテンツ131のバージョン番号とが、「2」以上離れている場合でも、より少ない情報を用いて、現コンテンツ131から最新バージョンの新コンテンツへのバージョンアップができる。また、現コンテンツ131のうちから削除すべきサブコンテンツSBを識別し、削除することが可能となる。
なお、本発明においては、携帯端末1内の処理は上述の専用のハードウェアにより実現されるもの以外に、その機能を実現するためのプログラムを携帯端末1にて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを携帯端末1に読み込ませ、実行するものであってもよい。携帯端末1にて読取可能な記録媒体とは、フロッピーディスク(登録商標)、光磁気ディスク、DVD、CDなどの移設可能な記録媒体の他、携帯端末1に内蔵されたHDD等を指す。この記録媒体に記録されたプログラムは、例えば、携帯端末1が有する現バージョン特定部12およびバージョンアップ部14にて読み込まれ、現バージョン特定部12およびバージョンアップ部14の制御によって、上述したものと同様の処理が行われる。
ここで、携帯端末1が有する現バージョン特定部12およびバージョンアップ部14は、プログラムが記録された記録媒体から読み込まれたプログラムを実行するコンピュータとして動作するものである。
なお、上述したプログラムは、ウェブサーバ2についても同様に適用可能である。
本発明の実施形態に従ったウェブアプリケーション管理システムの構成を示す図である。 (a)パッケージ情報のデータ構造の第1の例を示す図である。(b)パッケージ情報のデータ構造の第2の例を示す図である。(c)パッケージ情報のデータ構造の第3の例を示す図である。 図1に示した携帯端末の構成を示す図である。 図3に示したバージョンアップ部の構成を示す図である。 図1に示したウェブサーバの構成を示す図である。 図5に示したパッケージ生成部の構成を示す図である。 パッケージ特定情報のデータ構造の一例を示す図である。 ウェブサーバが、パッケージ情報を生成する動作を示すフローチャートである。 携帯端末が、コンテンツのバージョンアップを行うためのパッケージ情報を受信する動作を示すフローチャートである。 携帯端末が、ウェブサーバからのパッケージ情報およびサブコンテンツを用いて、現コンテンツのバージョンアップを行う動作を示すフローチャートである。 ウェブサーバが、バージョン情報、パッケージ情報およびサブコンテンツを送信する動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯端末
11 通信部
12 現バージョン特定部
13 記憶部
131 現コンテンツ
14 バージョンアップ部
141 新規追加判別部
142 新規追加部
143 削除判別部
144 削除部
145 サブバージョン番号比較部
146 更新部
15 入力部
2 ウェブサーバ
21 通信部
22 パッケージ生成部
221 新番号付与部
222 サブバージョン番号付与部
223 旧番号維持部
224 削除対象番号付与部
23 記憶部
231 パッケージ特定情報
24 バージョン識別部
25 選択部

Claims (22)

  1. コンテンツを配信するサーバと、該サーバから配信されたコンテンツを記憶する端末とを有してなるウェブアプリケーション管理システムにおいて、
    前記サーバは、
    前記コンテンツの最新版の版数と、前記コンテンツの最新版を構成する複数のサブコンテンツと、該サブコンテンツを識別するためのサブコンテンツ識別情報と、該サブコンテンツの版数である副版数とを対応付けて記憶する第1記憶部と、
    前記端末からコンテンツの版数が送信されてきた際、前記送信されてきた版数と、前記第1記憶部に記憶している最新版の版数とが一致しない場合、前記最新版の版数と、前記第1記憶部にて該最新版の版数と対応付けて記憶している複数のサブコンテンツとサブコンテンツ識別情報と前記副版数とを前記端末へ送信する最新版送信部とを有し、
    前記端末は、
    前記コンテンツと、該コンテンツの版数と、該コンテンツを構成するサブコンテンツのサブコンテンツ識別情報と、該サブコンテンツの副版数とを対応付けて記憶する第2記憶部と、
    前記第2記憶部に記憶しているコンテンツの版数を前記サーバへ送信する送信部と、
    前記サーバから送信されてきた前記最新版の版数と、前記最新版のコンテンツを構成する複数のサブコンテンツと、前記サブコンテンツ識別情報と、前記副版数と、前記第2記憶部にて記憶している前記サブコンテンツ識別情報と前記副版数とを用いて、前記第2記憶部にて記憶しているコンテンツのバージョンアップを行うバージョンアップ部とを有するウェブアプリケーション管理システム。
  2. 前記サーバは、前記最新版のコンテンツが該最新版に更新される直前のコンテンツの版数に所定の正数を加算して得られた値を、該最新版の版数として付与する新番号付与部を有し、
    前記第1記憶部は、前記最新版のコンテンツのみに含まれ前記直前のコンテンツに含まれていないサブコンテンツのサブコンテンツ識別情報、および、前記直前のコンテンツに含まれており該最新版のコンテンツにて変更が加えられたサブコンテンツのサブコンテンツ識別情報それぞれと、前記最新版の版数とを対応付けて記憶することを特徴とする請求項1に記載のウェブアプリケーション管理システム。
  3. 前記端末のバージョンアップ部は、
    前記サーバから送信されてきたサブコンテンツ識別情報が前記第2記憶部に記憶されていない場合、該サブコンテンツ識別情報で識別される前記サーバから送信されてきたサブコンテンツを前記第2記憶部へと記憶することを特徴とする請求項2に記載のウェブアプリケーション管理システム。
  4. 前記端末のバージョンアップ部は、
    前記サーバから送信されてきたサブコンテンツ識別情報が前記第2記憶部に記憶されていて、かつ、該送信されてきたサブコンテンツ識別情報に対応する副版数が該第2記憶部にて該サブコンテンツ識別情報に対応付けて記憶されている副版数よりも大きい場合、該サブコンテンツ識別情報で識別される該第2記憶部に記憶されているサブコンテンツに代えて、該サーバから送信されてきたサブコンテンツを前記第2記憶部へと記憶することを特徴とする請求項2に記載のウェブアプリケーション管理システム。
  5. 前記サーバの第1記憶部は、
    初版のコンテンツから前記最新版の直前のコンテンツまでに含まれ前記最新版のコンテンツに含まれないサブコンテンツのサブコンテンツ識別情報と、該サブコンテンツが削除対象であることを示す削除対象番号とを対応付けて記憶することを特徴とする請求項2に記載のウェブアプリケーション管理システム。
  6. 前記端末のバージョンアップ部は、
    前記サーバから送信されてきた前記サブコンテンツ識別情報が前記第2記憶部に記憶されていて、かつ、該送信されてきたサブコンテンツ識別情報と前記削除番号とが対応付けられている場合、該サブコンテンツ識別情報で識別される前記第2記憶部に記憶されているサブコンテンツを該第2記憶部から削除することを特徴とする請求項5に記載のウェブアプリケーション管理システム。
  7. 前記サーバの第1記憶部は、
    前記最新版の直前のコンテンツに含まれており該最新版のコンテンツにおいても変更されていないサブコンテンツのサブコンテンツ識別情報と、該直前のコンテンツにおいて該サブコンテンツに付与されていた副版数とを対応付けて記憶することを特徴とする請求項2または5に記載のウェブアプリケーション管理システム。
  8. コンテンツを配信するサーバと、該サーバから配信されたコンテンツを記憶する端末とを有してなるウェブアプリケーション管理システムにおけるウェブアプリケーション管理方法であって、
    前記サーバが、前記コンテンツの最新版の版数と、前記コンテンツの最新版を構成する複数のサブコンテンツと、該サブコンテンツを識別するためのサブコンテンツ識別情報と、該サブコンテンツの版数である副版数とを対応付けて記憶する第1記憶処理と、
    前記端末が、前記コンテンツと、該コンテンツの版数と、該コンテンツを構成するサブコンテンツのサブコンテンツ識別情報と、該サブコンテンツの副版数とを対応付けて記憶する第2記憶処理と、
    前記端末が、前記第2記憶処理により記憶しているコンテンツの版数を前記サーバへ送信する送信処理と、
    前記サーバが、前記端末からコンテンツの版数が送信されてきた際、前記送信されてきた版数と、前記第1記憶処理により記憶している最新版の版数とが一致しない場合、前記最新版の版数と、前記第1記憶処理により該最新版の版数と対応付けて記憶している複数のサブコンテンツと前記サブコンテンツ識別情報と前記副版数とを前記端末へ送信する最新版送信処理と、
    前記端末が、前記サーバから送信されてきた前記最新版の版数と、前記最新版のコンテンツを構成する複数のサブコンテンツと、前記サブコンテンツ識別情報と、前記副版数と、前記第2記憶部にて記憶している前記サブコンテンツ識別情報と前記副版数とを用いて、前記第2記憶部にて記憶しているコンテンツのバージョンアップを行うバージョンアップ処理とを有するウェブアプリケーション管理方法。
  9. 前記サーバが、前記最新版のコンテンツが該最新版に更新される直前のコンテンツの版数に所定の正数を加算して得られた値を、該最新版の版数として付与する新番号付与処理を有し、
    前記第1記憶処理では、前記最新版のコンテンツのみに含まれ前記直前のコンテンツに含まれていないサブコンテンツのサブコンテンツ識別情報、および、前記直前のコンテンツに含まれており該最新版のコンテンツにて変更が加えられたサブコンテンツのサブコンテンツ識別情報それぞれと、前記最新版の版数とを対応付けて記憶することを特徴とする請求項8に記載のウェブアプリケーション管理方法。
  10. 前記バージョンアップ処理では、
    前記サーバから送信されてきたサブコンテンツ識別情報が前記第2記憶処理により記憶されていない場合、該サブコンテンツ識別情報で識別される前記サーバから送信されてきたサブコンテンツを前記第2記憶処理により記憶されている前記コンテンツと、該コンテンツの版数と、該コンテンツを構成するサブコンテンツのサブコンテンツ識別情報と、該サブコンテンツの副版数とへ追加して記憶することを特徴とする請求項9に記載のウェブアプリケーション管理方法。
  11. 前記バージョンアップ処理では、
    前記サーバから送信されてきたサブコンテンツ識別情報が前記第2記憶処理により記憶されていて、かつ、該送信されてきたサブコンテンツ識別情報に対応する副版数が該第2記憶処理により該サブコンテンツ識別情報に対応付けて記憶されている副版数よりも大きい場合、該サブコンテンツ識別情報で識別される該第2記憶処理により記憶されているサブコンテンツに代えて、該サーバから送信されてきたサブコンテンツを記憶することを特徴とする請求項9に記載のウェブアプリケーション管理方法。
  12. 前記第1記憶処理では、
    初版のコンテンツから前記最新版の直前のコンテンツまでに含まれ前記最新版のコンテンツに含まれないサブコンテンツのサブコンテンツ識別情報と、該サブコンテンツが削除対象であることを示す削除対象番号とを対応付けて記憶することを特徴とする請求項9に記載のウェブアプリケーション管理方法。
  13. 前記バージョンアップ処理では、
    前記サーバから送信されてきた前記サブコンテンツ識別情報が前記第2記憶処理により記憶されていて、かつ、該送信されてきたサブコンテンツ識別情報と前記削除番号とが対応付けられている場合、該サブコンテンツ識別情報で識別される前記第2記憶処理により記憶されているサブコンテンツを削除することを特徴とする請求項12に記載のウェブアプリケーション管理方法。
  14. 前記第1記憶処理では、
    前記最新版の直前のコンテンツに含まれており該最新版のコンテンツにおいても変更されていないサブコンテンツのサブコンテンツ識別情報と、該直前のコンテンツにおいて該サブコンテンツに付与されていた副版数とを対応付けて記憶することを特徴とする請求項9または12に記載のウェブアプリケーション管理方法。
  15. コンテンツを配信するサーバに、
    前記コンテンツの最新版の版数と、該コンテンツの最新版を構成する複数のサブコンテンツと、該サブコンテンツを識別するためのサブコンテンツ識別情報と、該サブコンテンツの版数である副版数とを対応付けて記憶する記憶手順と、
    当該サーバから配信されたコンテンツを記憶する端末からコンテンツの版数が送信されてきた際、前記送信されてきた版数と、前記記憶手順により記憶している最新版の版数とが一致しない場合、前記最新版の版数と、前記記憶手順により該最新版の版数と対応付けて記憶している複数のサブコンテンツとサブコンテンツ識別情報と前記副版数とを前記端末へ送信する最新版送信手順とを実行させるプログラム。
  16. 前記最新版のコンテンツが該最新版に更新される直前のコンテンツの版数に所定の正数を加算して得られた値を、該最新版の版数として付与する新番号付与手順を前記サーバに実行させ、
    前記記憶手順は、前記最新版のコンテンツのみに含まれ前記直前のコンテンツに含まれていないサブコンテンツのサブコンテンツ識別情報、および、前記直前のコンテンツに含まれており該最新版のコンテンツにて変更が加えられたサブコンテンツのサブコンテンツ識別情報それぞれと、前記最新版の版数とを対応付けて記憶することを特徴とする請求項15に記載のプログラム。
  17. 前記記憶手順では、初版のコンテンツから前記最新版の直前のコンテンツまでに含まれ前記最新版のコンテンツに含まれないサブコンテンツのサブコンテンツ識別情報と、該サブコンテンツが削除対象であることを示す削除対象番号とを対応付けて記憶することを特徴とする請求項16に記載のプログラム。
  18. 前記記憶手順では、
    前記最新版の直前のコンテンツに含まれており該最新版のコンテンツにおいても変更されていないサブコンテンツのサブコンテンツ識別情報と、該直前のコンテンツにおいて該サブコンテンツに付与されていた副版数とを対応付けて記憶することを特徴とする請求項16または17に記載のプログラム。
  19. サーバから配信されたコンテンツを記憶する端末に、
    前記サーバから配信されたコンテンツと、該コンテンツの版数と、該コンテンツを構成するサブコンテンツのサブコンテンツ識別情報と、該サブコンテンツの副版数とを対応付けて記憶する記憶手順と、
    前記記憶手順により記憶しているコンテンツの版数を前記サーバへ送信する送信手順と、
    前記サーバから送信されてきた前記コンテンツの最新版の版数と、前記最新版のコンテンツを構成する複数のサブコンテンツと、該サブコンテンツを識別するためのサブコンテンツ識別情報と、該サブコンテンツの版数である副版数と、前記記憶手順により記憶している前記サブコンテンツ識別情報と前記副版数とを用いて、前記記憶手順により記憶しているコンテンツのバージョンアップを行うバージョンアップ手順とを実行させるプログラム。
  20. 前記バージョンアップ手順では、
    前記サーバから送信されてきたサブコンテンツ識別情報が前記記憶手順により記憶されていない場合、該サブコンテンツ識別情報で識別される前記サーバから送信されてきたサブコンテンツを前記記憶手順により記憶されている前記コンテンツと、該コンテンツの版数と、該コンテンツを構成するサブコンテンツのサブコンテンツ識別情報と、該サブコンテンツの副版数とへ追加して記憶することを特徴とする請求項19に記載のプログラム。
  21. 前記バージョンアップ手順では、
    前記サーバから送信されてきたサブコンテンツ識別情報が前記記憶手順により記憶されていて、かつ、該送信されてきたサブコンテンツ識別情報に対応する副版数が該記憶手順にて該サブコンテンツ識別情報に対応付けて記憶されている副版数よりも大きい場合、該サブコンテンツ識別情報で識別される該記憶手順により記憶されているサブコンテンツに代えて、該サーバから送信されてきたサブコンテンツを記憶することを特徴とする請求項20に記載のプログラム。
  22. 前記バージョンアップ手順では、
    前記サーバから送信されてきた前記サブコンテンツ識別情報が前記記憶手順により記憶されていて、かつ、該送信されてきたサブコンテンツ識別情報と、該サブコンテンツが削除対象であることを示す削除番号とが対応付けられている場合、該サブコンテンツ識別情報で識別される前記記憶手順により記憶されているサブコンテンツを削除することを特徴とする請求項19に記載のプログラム。
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