JP2014093351A - プリント基板及びその製造方法 - Google Patents
プリント基板及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014093351A JP2014093351A JP2012241830A JP2012241830A JP2014093351A JP 2014093351 A JP2014093351 A JP 2014093351A JP 2012241830 A JP2012241830 A JP 2012241830A JP 2012241830 A JP2012241830 A JP 2012241830A JP 2014093351 A JP2014093351 A JP 2014093351A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating sheet
- wiring
- via hole
- convex portion
- rough surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Abstract
【解決手段】プリント基板は、第1の面及び第2の面を有し、第1の面からインプリント法によってビアホールと表面配線溝とが形成された絶縁性シートと、表面配線溝に埋め込まれた表面配線と、絶縁性シートの第2の面に形成された裏面配線と、ビアホールに埋め込まれ、表面配線及び裏面配線を導通させるビア配線とを有し、裏面配線と第2の面との間に粗面が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
[1−1.第1の実施形態に係るプリント基板の構成]
次に、本発明の第1の実施形態に係るプリント基板の構成について、図1を参照して説明する。本実施形態に係るプリント基板は、絶縁性シート1と、絶縁性シート1に表面側から埋め込まれた表面配線2及びビア配線4と、絶縁性シート1の裏面に形成された裏面配線3とを有する。絶縁性シート1は、表面側の第1の面1a及び裏面側の第2の面1bを有し、第1の面1aからインプリント法によってビアホール1dと表面配線溝1cとが形成されている。表面配線2は、表面配線溝1cに埋め込まれている。裏面配線3は、第2の面1bから絶縁性シート1に貼りつけられ、フォトリソグラフィーを用いて形成されている。ビア配線4は、ビアホール1dに埋め込まれ、表面配線2及び裏面配線3を導通させる。裏面配線3と第2の面1bとの間には粗面3bが形成されている。この実施形態では、粗面3bが裏面配線3の第2の面1bと対向する面に形成された粗面凸部3aにより形成されている。
次に、図3に基づき、第1の実施形態に係るプリント基板の製造方法について説明する。
次に、図4を参照して、本発明の第2の実施形態に係るプリント基板の製造方法について説明する。第2の実施形態に係るプリント基板の製造方法は第1の実施形態に係るプリント基板の製造方法とほぼ同様であるが、本実施形態においては、第1の工程を行う時点で既に絶縁性シート1に金属箔3cが貼り付けられており、この絶縁性シート1と金属箔3cが一体となったものにモールド5を押しつけることによって第1の工程を行う。本実施形態においては、位置関係等に関して、第1の工程において絶縁性シート1と金属箔3cが一体となったものと、モールド5との関係のみを考慮すれば良い為、より単純なプリント基板の製造方法を提供することが可能である。
次に、本発明の第3の実施形態に係るプリント基板について説明する。第3の実施形態に係るプリント基板の構成は、図5に示す通り、第1及び第2の実施形態に係るプリント基板の構成とほぼ同様である。また、第3の実施形態に係るプリント基板の製造方法は上記第1及び第2の実施形態に係る製造方法とほぼ同様であるが、本実施形態においては、図6(a)に示す通り、第1の工程を行う前段階において、絶縁性シート1´として金属箔3cに塗布された液状の材料を使用する。絶縁性シート1´の液状の材料としては、例えばポリイミドワニス等を使用することが考えられる。尚、絶縁性シート1´の材料は当然適宜調整可能であり、例えば他の熱硬化性樹脂や紫外線硬化樹脂等、種々の材料が適用可能である。
本発明の第4の実施形態に係るプリント基板の製造方法について説明する。本実施形態に係るプリント基板の構成は、第1〜第3の実施形態に係るプリント基板の構成とほぼ同様であるが、図7に示す通り、第2の面1b´´に形成される裏面配線3がセミアディティブ法、インクジェット法又はスクリーン印刷法等により形成されている点(裏面配線3の断面がテーパ形状(台形、山型)となっていない点)において第1〜第3の実施形態に係るプリント基板と異なる。
上記第1〜第4の実施形態においては、プリント基板として両面板を採用した例について説明した。しかしながら、例えばビルドアップ法等の方法によって、多層構造のプリント基板を製造することも、当然に可能である。
Claims (6)
- 第1の面及び第2の面を有し、前記第1の面からインプリント法によってビアホールと表面配線溝とが形成された絶縁性シートと、
前記表面配線溝に埋め込まれた表面配線と、
前記絶縁性シートの第2の面に形成された裏面配線と、
前記ビアホールに埋め込まれ、前記表面配線及び前記裏面配線を導通させるビア配線と
を有し、
前記裏面配線と前記第2の面との間に粗面が形成されている
ことを特徴とするプリント基板。 - 前記裏面配線には前記粗面を形成する複数の粗面凸部が形成され、前記ビア配線と前記裏面配線との接続部分には前記粗面凸部間に前記絶縁性シートを構成する材料からなる残存部が存在し、
一つの前記ビアホールの底面に位置する複数の前記粗面凸部の先端と、これら複数の粗面凸部間の残存部の前記ビアホールの底面側の端部とは同一平面を形成している
ことを特徴とする請求項1記載のプリント基板。 - 第1の面及び第2の面を有する絶縁性シート、前記第1の面から前記絶縁性シートに対向し、前記絶縁性シートにビアホールを形成するビアホール形成凸部を有するモールド、及び前記第2の面側に配置され、前記第2の面と対向する面に粗面が形成された金属箔を、加熱条件下で積層方向に加圧し、前記モールドのビアホール形成凸部で前記絶縁性シートにビアホールを形成すると共に、前記モールド及び前記金属箔を押しつけ、前記ビアホール形成凸部によって前記金属箔の粗面を形成する粗面凸部の一部を押しつぶした後に、前記絶縁性シートを硬化させる第1の工程と、
前記絶縁性シートから前記モールドを離型して、前記ビアホール形成凸部によって一部を押しつぶされた前記粗面凸部と、前記粗面凸部の間に残存し、前記絶縁性シートを構成する材料からなる残存部とで形成される平面を底面とする前記ビアホールを形成する第2の工程と、
前記ビアホールに導電材料を充填して、ビア配線を形成する第3の工程と
を有することを特徴とするプリント基板の製造方法。 - 前記第1の工程を行う前段階において、前記金属箔は前記絶縁性シートに貼り付けられていることを特徴とする請求項3記載のプリント基板の製造方法。
- 前記第1の工程を行う前段階において、前記絶縁性シートは液状であり、前記金属箔上に塗布されていることを特徴とする請求項3記載のプリント基板の製造方法。
- 第1の面及び第2の面を有する絶縁性シート、前記第1の面から前記絶縁性シートに対向し、前記絶縁性シートにビアホールを形成するビアホール形成凸部を有するモールド、及び前記第2の面側に配置され、前記第2の面と対向する面に粗面が形成された粗面フィルムを、加熱条件下で積層方向に加圧し、前記モールドのビアホール形成凸部で前記絶縁性シートにビアホールを形成すると共に、前記モールド及び前記粗面フィルムを押しつけ、前記ビアホール形成凸部によって前記粗面フィルムの粗面を形成する粗面凸部の一部を押しつぶした後に前記絶縁性シートを硬化させる第1の工程と、
前記絶縁性シートから前記モールドを離型して、前記ビアホール形成凸部によって一部を押しつぶされた前記粗面凸部と、前記粗面凸部の間に残存し、前記絶縁性シートを構成する材料からなる残存部とで形成される平面を底面とする前記ビアホールを形成する第2の工程と、
前記ビアホールに導電材料を充填して、ビア配線を形成する第3の工程と、
前記絶縁性シートから前記粗面フィルムを除去する第4の工程と、
前記絶縁性シートの前記第2の面に、セミアディティブ法、インクジェット法、スクリーン印刷法のいずれかによって裏面配線を形成する第5の工程と
を有することを特徴とするプリント基板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012241830A JP6024019B2 (ja) | 2012-11-01 | 2012-11-01 | プリント基板及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012241830A JP6024019B2 (ja) | 2012-11-01 | 2012-11-01 | プリント基板及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014093351A true JP2014093351A (ja) | 2014-05-19 |
JP6024019B2 JP6024019B2 (ja) | 2016-11-09 |
Family
ID=50937251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012241830A Expired - Fee Related JP6024019B2 (ja) | 2012-11-01 | 2012-11-01 | プリント基板及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6024019B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019184780A (ja) * | 2018-04-09 | 2019-10-24 | 大日本印刷株式会社 | 構造体、およびその製造方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005026490A (ja) * | 2003-07-03 | 2005-01-27 | Yamaichi Electronics Co Ltd | 多層型配線板の製造方法及び多層型配線板 |
JP2008028368A (ja) * | 2006-07-18 | 2008-02-07 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | 印刷回路基板の製造方法 |
JP2012156498A (ja) * | 2011-01-07 | 2012-08-16 | Fujikura Ltd | 配線基板、モールド及び配線基板の製造方法 |
-
2012
- 2012-11-01 JP JP2012241830A patent/JP6024019B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005026490A (ja) * | 2003-07-03 | 2005-01-27 | Yamaichi Electronics Co Ltd | 多層型配線板の製造方法及び多層型配線板 |
JP2008028368A (ja) * | 2006-07-18 | 2008-02-07 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | 印刷回路基板の製造方法 |
JP2012156498A (ja) * | 2011-01-07 | 2012-08-16 | Fujikura Ltd | 配線基板、モールド及び配線基板の製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019184780A (ja) * | 2018-04-09 | 2019-10-24 | 大日本印刷株式会社 | 構造体、およびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6024019B2 (ja) | 2016-11-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5647724B2 (ja) | 配線基板及びその製造方法 | |
US8618424B2 (en) | Multilayer wiring substrate and method of manufacturing the same | |
JP2007103440A (ja) | 配線基板の製造方法および配線基板 | |
CN107170689B (zh) | 芯片封装基板 | |
JP5373971B2 (ja) | 配線板の製造方法 | |
US20080009128A1 (en) | Buried pattern substrate and manufacturing method thereof | |
JP2012156498A (ja) | 配線基板、モールド及び配線基板の製造方法 | |
US20110089138A1 (en) | Method of manufacturing printed circuit board | |
JP6169304B1 (ja) | 立体配線基板、立体配線基板の製造方法、立体配線基板用基材 | |
US20100175806A1 (en) | Method for filling conductive paste and method for manufacturing multilayer board | |
JP6024019B2 (ja) | プリント基板及びその製造方法 | |
JP2004006829A (ja) | 配線転写シートとその製造方法、および配線基板とその製造方法 | |
JP2013058728A (ja) | プリント配線板およびその製造方法 | |
JP2014093352A (ja) | プリント基板の製造方法 | |
JP2014017534A (ja) | 配線板の製造方法 | |
JP5406241B2 (ja) | 配線板の製造方法 | |
JP2012169486A (ja) | 基材、配線板、基材の製造方法及び配線板の製造方法 | |
JP5677179B2 (ja) | 多層回路基板およびその製造方法 | |
TWI448220B (zh) | 電路板的製作方法 | |
CN101958306B (zh) | 内埋线路基板的制造方法 | |
JP2017011251A (ja) | 配線基板およびその製造方法 | |
JP2006339366A (ja) | 配線基板形成用モールドおよびその製造方法 | |
CN104780705B (zh) | 基板和制造基板的方法 | |
US20160381793A1 (en) | Wiring board and method for manufacturing the same | |
JP5232893B2 (ja) | 配線板の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150522 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160308 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160428 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160913 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160916 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6024019 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |