JP2014092712A - 残留電荷除去装置、画像処理装置、残留電荷除去方法及び残留電荷除去プログラム - Google Patents

残留電荷除去装置、画像処理装置、残留電荷除去方法及び残留電荷除去プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、負荷回路の誤動作を防止しつつ、残留電荷を有効活用する。
【解決手段】画像処理装置1は、その残留電荷除去部10が、キャパシタCと負荷回路20との間に接続されキャパシタCと負荷回路20との接続/切り離しを行うスイッチSW1と、キャパシタCと負荷回路20の所定部分との間に接続されキャパシタCと負荷回路20との接続/切り離しを行うスイッチSW2と、スイッチSW1、SW2に夫々直列に接続されているダイオードD1、D2と、電源回路部2から負荷回路20への電源電力の供給/供給停止を制御するとともに、スイッチSW1とスイッチSW2の接続/切り離しを制御して、電源電力のOFF時に、負荷回路20の残留電荷をスイッチSW1を通してキャパシタCに蓄積させ、電源ON時にキャパシタCの電荷をスイッチSW2を通して負荷回路20に供給させる制御部3と、を備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、残留電荷除去装置、画像処理装置、残留電荷除去方法及び残留電荷除去プログラムに関し、詳細には、画像処理装置等の電源オフ時に該画像処理装置の電気回路に残留する残留する残留電荷を除去しつつ有効利用する残留電荷除去装置、画像処理装置、残留電荷除去方法及び残留電荷除去プログラムに関する。
複合装置、複写装置、ファクシミリ装置、プリンタ装置、コンピュータ等の画像処理装置においては、電源スイッチがONされると、電源部が商用電源から必要な電源電圧、電源電流を生成して、各種電圧値の電源電力を、電力負荷としての電気回路に供給する。画像処理装置は、電力負荷の各電気回路で電力を使用して該電気回路を動作させることで、種々の動作処理を行う。
そして、このような画像処理装置においては、電源スイッチがOFFされると、電源部から電力負荷への電力供給を遮断する。
ところが、画像処理装置は、電源スイッチがオフされて電源部からの電力供給が遮断されても、電力負荷の電気回路において、その回路構成によって残留電荷が残留し、誤動作を引き起こすおそれがある。
そこで、従来から、電源OFF後に、電力負荷の各電気回路を、接地して、残留電荷をGNDに放電することで、誤動作の防止を図っている(特許文献1等参照)。
しかしながら、上記従来技術にあっては、装置の電源がOFFされると、電力負荷の各電気回路を接地して残留電荷をGNDに放電していたため、誤動作を防止することはできるが、電気回路内の電力が無駄に放電されていた。その結果、装置は、次に電源がONされると、容量負荷等の電気回路については、電荷の蓄積から電力供給を行う必要があり、消費電力が増えるという問題があった。特に、頻繁に電源スイッチがON/OFFされる場合には、電荷の蓄積と放電が頻繁に繰り返されることとなり、電力の有効利用を図る上で、改良の必要があった。
そこで、本発明は、電気回路の誤動作を防止しつつ、電源OFF時の残留電荷を有効利用することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1記載の残留電荷除去装置は、電源供給手段から電源電力が供給される負荷回路に残留する電荷を除去する残留電荷除去装置であって、前記負荷回路に接続され該負荷回路に残留する前記残留電荷を受け取って蓄積するキャパシタと、前記キャパシタと前記負荷回路との間に接続され該キャパシタと該負荷回路との接続/切り離しを行う第1スイッチ手段と、前記キャパシタと前記負荷回路の所定部分との間に接続され該キャパシタと該負荷回路の該所定部分との接続/切り離しを行う第2スイッチ手段と、前記電源供給手段から前記負荷回路への電源電力の供給/供給停止を制御する電源制御手段と、前記第1スイッチ手段と前記第2スイッチ手段の接続/切り離しを、前記電源制御手段による前記電源電力の供給/供給停止に基づいて制御して、少なくとも該電源電力の供給停止時に、前記負荷回路の前記残留電荷を該第1スイッチ手段を通して前記キャパシタに蓄積させ、所定のタイミングで該キャパシタの電荷を該第2スイッチ手段を通して該負荷回路の前記所定部分に供給させる制御手段と、を備えていることを特徴としている。
本発明によれば、電気回路の誤動作を防止しつつ、電源OFF時の残留電荷を有効利用することができる。
本発明の一実施例を適用した画像処理装置の要部回路構成図。 残留電荷除去処理を示すフローチャート。 残留電荷除去処理のタイミングチャート。 電源ON時の電荷の流れを示す画像処理装置の要部回路構成図。 電源OFF時の電荷の流れを示す画像処理装置の要部回路構成図。 2回目以降の電源ON時の電化の流れを示す画像処理装置の要部回路構成図。 キャパシタと接地とを切り換え可能な残留電荷除去回路を備えた画像処理装置の要部回路構成図。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明によって不当に限定されるものではなく、また、本実施の形態で説明される構成の全てが本発明の必須の構成要件ではない。
図1〜図7は、本発明の残留電荷除去装置、画像処理装置、残留電荷除去方法及び残留電荷除去プログラムの一実施例を示す図であり、図1は、本発明の残留電荷除去装置、画像処理装置、残留電荷除去方法及び残留電荷除去プログラムの一実施例を適用した画像処理装置1の要部回路構成図である。
図1において、画像処理装置1は、複合装置、複写装置、ファクシミリ装置、プリンタ装置、コンピュータ等であり、図1では、画像処理装置1の電源系統の残留電荷除去部10を中心に画像処理装置1の要部回路構成が示されている。
画像処理装置1は、画像処理装置としての各部を備えているとともに、電源回路部2、制御部3及び制御部3とともに残留電荷除去部10を構築するスイッチSW1、スイッチSW2、抵抗R1、ダイオードD1、ダイオードD2及びキャパシタC等を備えている。
電源回路部2は、入力電源端子Vin、出力電源端子Vout及びアウトプットイネーブル(Output Enable)端子OE等を備えており、入力電源端子Vinには、図示しない画像処理装置1の電源供給部から5VのDC電源電力が入力される。
制御部3は、SW1コントロール端子SW1 Control、電圧検出端子Voltage Sense、電圧調整端子Voltage Control、SW2コントロール端子SW2 Control、アウト制御端子Output Control及び入力電源端子Vin等を備えている。制御部3は、入力電源端子Vinに、図示しない画像処理装置1の電源供給部から5VのDC電源電力が入力される。
この電源供給部は、図示しないが、例えば、AC(交流)100Vの商用電源電力から画像処理装置1内で使用するAC及びDC(直流)の各種電圧値及び電流値の電源電力を生成して、画像処理装置1の各部に供給する。電源供給部は、その供給電源電力の一部として、5Vの直流電源電力を電源回路部2及び制御部3の入力電源端子Vinに供給する。
電源回路部(電源制御手段)2は、アウトプットイネーブル端子OEに制御部3からハイ(Enable:イネーブル)とロー(ディセーブル:Disable)に切り換わるアウトプットイネーブル信号が入力される。電源回路部2は、ハイのアウトプットイネーブル信号が入力されると、入力電源端子Vinに入力されている5Vの電源電力から出力電力を生成して、出力電源端子Voutから図示しない負荷回路20へ出力する。また、電源回路部2は、アウトプットイネーブル端子OEに入力されているアウトプットイネーブル信号がローになると、出力電源端子Voutから負荷回路20への電源電力の供給を停止する。
この電源回路部2の出力電源端子Voutと負荷回路20との間に、残留電荷除去部10の制御部3以外の回路が接続されている。
制御部(制御手段)3は、電源回路部2の電源の供給/供給停止を制御するとともに、電源回路部2から負荷回路(電気回路)20への電源供給遮断時に負荷回路20に残留する残留電荷を、キャパシタCへ蓄積させる。そして、制御部3は、次の電源回路部2の負荷回路20への電源供給開始時に、該キャパシタCへ蓄積した残留電荷を有効利用する。
すなわち、SW1コントロール端子SW1 Controlは、スイッチSW1に接続されており、スイッチSW1のON/OFFを制御するON/OFF信号を、スイッチSW1へ出力する。
このスイッチ(第1スイッチ手段)SW1は、電源回路部2の出力電源端子Voutと負荷回路20とを接続するラインとキャパシタCとの間(すなわち、キャパシタCと負荷回路20との間)に接続されている。スイッチSW1は、ONすることで、負荷回路20の残留電荷をキャパシタCへ充電させる。
このスイッチSW1と負荷回路20との間には、抵抗R1が接続されており、また、スイッチSW1とキャパシタCとの間には、キャパシタC方向を順方向とするダイオードD1が接続されている。
この抵抗R1は、電流制限用の抵抗であり、抵抗R1の定数を適宜設定することで、スイッチSW1がONのときの電流値を設定することができる。
電圧検出端子(電位検出手段)Voltage Senseは、キャパシタCとダイオードD1とのラインに接続されており、キャパシタCの充電電圧を検出する。
電圧調整端子Voltage Controlは、キャパシタCと図示しない接地ラインに接続されており、制御部3は、電圧調整端子Voltage Controlに接続されているキャパシタCと接地ラインとの接続と接続の切り離しを行なって、キャパシタCの充電電圧を調整する。
スイッチSW2コントロール端子SW2 Controlは、スイッチSW2に接続されており、スイッチSW2のON/OFFを制御するON/OFF信号を、スイッチSW2へ出力する。
このスイッチ(第2スイッチ手段)SW2は、キャパシタCと負荷回路20との間に接続されており、スイッチSW2と負荷回路20との間には、スイッチSW2から負荷回路20方向を順方向とするダイオードD2が接続されている。スイッチSW2は、負荷回路20に対して、スイッチSW1と同じ部分に接続されている。
上記ダイオード(第1方向規制手段)D1は、スイッチSW1がONのときに、キャパシタCの電位が出力電源端子Voutの電位よりも高くなった場合に、キャパシタCから出力電源端子Vout側に電荷が逆流するのを防止する。
また、ダイオード(第2方向規制手段)D2は、スイッチSW2がONのときに、出力電源端子Voutの電位がキャパシタCの電位よりも低くなった場合に、不要な電流が出力電源端子VoutからキャパシタCに逆流するのを防止する。
そして、上記制御部3及びスイッチSW1、スイッチSW2、抵抗R1、ダイオードD1、ダイオードD2及びキャパシタCは、全体として、残留電荷除去部(残留電荷除去装置)10を構築している。すなわち、残留電荷除去部10は、電源回路部2から負荷回路20への電源供給OFF時に、負荷回路20の残留電荷をキャパシタCに蓄積保管し、次の電源ON時に、キャパシタCに蓄積した電荷を負荷回路20に供給する。
そして、画像処理装置1は、制御部3のROM(Read Only Memory)等に本発明の残留電荷除去方法を実行する残留電荷除去プログラムが導入されることで、残留電荷除去部10を負荷回路20の電源OFF時の残留電荷を除去しつつ、該残留電荷の有効利用を図っている。すなわち、画像処理装置1は、ROM、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory )、EPROM、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory )、CD−RW(Compact Disc Rewritable )、DVD(Digital Versatile Disk)、SD(Secure Digital)カード、MO(Magneto-Optical Disc)等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている本発明の残留電荷除去方法を実行する残留電荷除去プログラムを読み込んでROM等に導入することで、後述する電源回路部2から負荷回路20への供給電源電力の電源OFF時における残留電荷を適切に除去して誤動作を防止しつつ、残留電荷を有効利用する残留電荷除去方法を実行する残留電荷除去装置として構築されている。この残留電荷除去プログラムは、アセンブラ、C、C++、C#、Java(登録商標)等のレガシープログラミング言語やオブジェクト指向ブログラミング言語等で記述されたコンピュータ実行可能なプログラムであり、上記記録媒体に格納して頒布することができる。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例の画像処理装置1は、電源回路部2から負荷回路20への電源供給OFF時における電気回路の誤動作を防止しつつ、電源OFF時の残留電荷を有効利用する。
すなわち、画像処理装置1は、初期状態において、スイッチSW1及びスイッチSW2が、図1に示すように、OFFの状態となっている。
この状態において、制御部3は、図2に示すように、電源ONのイベント(PowerON Event)の発生の有無をチェックする(ステップS101)。
制御部3は、ステップS101で、電源ONイベントが発生すると(ステップS101で、YESのとき)、アウト制御端子Output Controlから電源回路部2のアウトプットイネーブル端子OEへのアウトプットイネーブル信号をハイ(イネーブル:Enable)にする(ステップS102)。このとき、制御部3は、スイッチSW1及びスイッチSW2を、OFFの状態を維持させる。
すなわち、図3に示すように、画像処理装置1は、最初の電源ONのイベントが発生する前においては、入力電源端子Vinへの電源電力のみに電源電圧が入力されている。電源ONイベントが発生すると、アウトプットイネーブル信号をハイにして、電源回路部2のアウトプットイネーブル端子OEの入力がハイになる。電源回路部2は、アウトプットイネーブル端子OEの入力がハイになると、入力電源端子Vinに入力されている電源電力から出力電源電力を生成して、出力電源端子Voutから負荷回路20に供給する。したがって、図3に示すように、アウトプットイネーブル端子OEの入力がローからハイになると、徐々に出力電源端子Voutの電圧値が上昇して、所定の出力電圧になると、一定する。
そして、画像処理装置1は、電源ON時においては、図4に太矢印で示すように、電源回路部2の出力電源端子Voutから負荷回路20へ電源電力が供給される。
制御部3は、その後、電源OFFのイベント(PowerOFF Event)が発生したか否か(有無)のをチェックし(ステップS103)、電源OFFイベントの発生がないとき(ステップS103で、NOのとき)には、所定間隔で電源OFFイベントの発生の有無をチェックする(ステップS103)。
ステップS103で、電源OFFイベントが発生すると、制御部3は、アウト制御端子Output Controlから電源回路部2のアウトプットイネーブル端子OEへのアウトプットイネーブル信号をロー(ディセーブル:Disable)にする(ステップS104)。次に、制御部3は、SW1コントロール端子SW1 ControlからスイッチSW1へのON/OFF信号をONにして、スイッチSW1をONさせる(ステップS105)。
電源回路部2は、図3に示すように、アウトプットイネーブル端子OEに入力されているアウトプットイネーブル信号がローになると、入力電源端子Vinに入力される電源電力からの出力電源電力の生成を停止するため、出力電源端子Voutの出力電源電力が徐々に低下する。
そして、制御部3は、電圧検出端子Voltage SenseでキャパシタCの電圧を検出し、検出電圧が安定したか判断して、安定するまで待つ(ステップS106)。
すなわち、電源回路部2の出力電源電力が停止され、スイッチSW1がONされると、図5に太矢印で示すように、負荷回路20の残留電荷が、抵抗R1、スイッチSW1及びダイオードD1を通してキャパシタCに蓄積される。そして、制御部3は、出力電源端子Voutの出力電源電力の電圧が、0V付近で安定すると、キャパシタCへの電荷の蓄積が完了したと判断する。
ステップS106で、電圧検出端子Voltage Senseの検出するキャパシタCの電圧が安定すると(ステップS106で、YESのとき)、制御部3は、キャパシタCへの残留電荷の蓄積、すなわち、負荷回路20の残留電荷の除去が完了したと判断する。そして、制御部3は、SW1コントロール端子SW1 ControlからONのON/OFF信号をスイッチSW1に出力して、スイッチSW1をOFFにする(ステップS107)。
すなわち、図3に示すように、電源回路部2の出力電源がオフになってから、電圧検出端子Voltage Senseの検出するキャパシタCの電圧が安定すると、制御部3は、負荷回路20の残留電荷の除去が完了したと判断して、SW1コントロール端子SW1 ControlからONのON/OFF信号をスイッチSW1に出力する。
制御部3は、次に、電源ONイベントが発生したかチェックし(ステップS108)、発生していないときには、所定間隔で電源ONイベントの監視を行う。
ステップS108で、電源ONイベントが発生すると、制御部3は、まず、アウト制御端子Output Controlから電源回路部2のアウトプットイネーブル端子OEへのアウトプットイネーブル信号をハイ(イネーブル:Enable)にする(ステップS109)。次に、制御部3は、SW2コントロール端子SW2 ControlからONのON/OFF信号をスイッチSW2に出力して、スイッチSW2をONにする(ステップS110)。
さらに、制御部3は、電圧調整端子Voltage Controlの電圧制御を行なって、図3に示すように、徐々に電圧を上昇させることで、キャパシタCからの電荷を、図6に太矢印で示すように、適切に負荷回路20へ供給されるようにする。すなわち、電圧調整端子Voltage Controlの電圧値によっては、キャパシタCからの出力が電源回路部2の出力電源端子Vout側に移動するため、電圧調整端子Voltage Controlの電圧値を、例えば、3.3V程度以上に調整する。
その後、制御部3は、キャパシタCの電荷を放電しきると、スイッチSW2コントロール端子SW2 ControlからのON/OFF信号を、OFFにして、スイッチSW2をオフさせる(ステップS113)。
したがって、この2回目以降の電源ONイベントでは、出力電源端子Voutから負荷回路20へ流れる電荷量は、キャパシタCから負荷回路20へ流れる分だけ、1回目の電源ONイベントの場合よりも少なくなる。その結果、残留電荷除去部10は、電源OFFに負荷回路20の残留電荷をキャパシタCに蓄積して、誤動作が発生するのを防止することができるとともに、キャパシタCに蓄積した分だけ、次の電源ON時の消費電力を削減することができる。
なお、上記画像処理装置1は、残留電荷除去回路10が、負荷回路20の残留電荷を全てキャパシタCに蓄積する場合について説明したが、図7に示すように、残留電荷除去回路30が、キャパシタCの容量と負荷回路20の残留電荷量との兼ね合いから、一部を接地に流すものであってもよい。なお、図7において、図1と同様の構成部分には、同一の符号を付して、その説明を省略する。
すなわち、図7において、残留電荷除去回路30は、キャパシタCが、スイッチSW3を介してダイオードD1、スイッチSW2及び制御部31の電圧検出端子Voltage Senseに接続されている。
スイッチ(切換手段)SW3は、ダイオードD1、スイッチSW2及び制御部31の電圧検出端子Voltage Senseに接続されている共通端子と、2つの切換端子とを備えている。切換端子は、1つの切換端子が、接地に接続され、もう1つの切換端子が、キャパシタCに接続されている。
キャパシタCは、さらに、上記同様に、制御部31の電圧調整端子(電位検出手段)Voltage Controlに接続されている。
制御部(制御手段)31は、SW3コントロール端子SW3 Controlを備えており、SW3コントロール端子SW3 Controlから切換信号をスイッチSW3に出力して、スイッチSW3の共通端子を、2つの切換端子に選択的に接続させる。
図7の画像処理装置1は、制御部31が、電源OFF時に、スイッチSW3が電圧検出端子Voltage SenseとキャパシタCを接続している状態で、電圧検出端子Voltage Senseの電圧によってキャパシタCの電位を測定する。制御部31は、電圧検出端子Voltage Senseの電位に基づいてキャパシタCの充電状態を判断し、キャパシタCが満杯に充電されていると判断すると、SW3コントロール端子SW3 Controlから切換信号をスイッチSW3して、電圧検出端子Voltage Senseを接地に接続する。
したがって、残留電荷除去回路30は、電源OFF時に、キャパシタCが満充電状態となって、負荷回路20の残留電荷を除去できない状態となったときに、電圧検出端子Voltage Senseを接地に接続して、残留電荷を適切に除去する。
なお、上記説明においては、残留電荷除去回路10、30は、スイッチSW2が、キャパシタCと負荷回路20のスイッチSW1の接続部分と同じ部分との間にスイッチSW1に対して並列に接続され、制御部3、31が、電源回路部2による電源電力の供給開始時に、スイッチSW2を接続(ON)状態にしてキャパシタCの電荷を負荷回路20に供給させる場合について説明したが、キャパシタCの利用方法としては、上記方法に限るものではない。例えば、残留電荷除去回路10、30は、スイッチSW2を、キャパシタCと負荷回路20の適宜の部分、例えば、大きな電力を必要とする部分等に接続して、画像処理装置1の二次電池として利用してもよい。
このようにすると、残留電荷を二次電池の蓄積電荷として利用することができ、残留電荷の利用性を向上させることができるとともに、電源オフから電源オンまでの時間が長い時にも、キャパシタCの電荷を有効利用することができる。
また、残留電荷除去回路10、30を、画像処理装置1の備えている複数の負荷回路20毎に設け、その負荷回路20用のキャパシタCに蓄積された電荷を、その負荷回路20に対してだけでなく、他の負荷回路20に供給して利用してもよい。
このようにすると、キャパシタCに蓄積された残留電荷を、該残留電荷が放電されてしまう前に、電力を必要とする負荷回路20に供給して、より一層有効利用することができる。
そして、制御部3、31は、電圧検出端子Voltage Senseと電圧調整端子Voltage Controlを利用して、電圧検出端子Voltage Senseの検出電位が常に0Vまたはそれ以下となるように調整してもよい。
このようにすると、負荷回路20に、例えば、FET(Field Effect Transistor )等が用いられている場合に、該FETのON動作等の動作を適切に行わせることができる。すなわち、負荷回路20としては、スイッチ回路をFETが用いられることが多いが、FETは、ベース−エミッタ電圧VBE=0.7Vが以上ないとONすることができない。この場合、キャパシタCの蓄積電荷が増加して、スイッチSW1側の電位が上昇して負荷回路20の電位が上昇すると、FETがONできなくなるおそれがある。ところが、上述のように、電圧検出端子Voltage Senseの検出電位が常に0Vまたはそれ以下に調整すると、FETのベース−エミッタ電圧VBEを、OVあるいは、−0.7Vに調整することができ、FETを確実にON動作させることができる。
このように、本実施例の画像処理装置1は、電源回路部(電源供給手段)2から電源電力が供給される負荷回路20に残留する電荷を除去する残留電荷除去部(残留電荷除去装置)10であって、負荷回路20に接続され該負荷回路20に残留する前記残留電荷を受け取って蓄積するキャパシタCと、キャパシタCと負荷回路20との間に接続され該キャパシタCと該負荷回路20との接続/切り離しを行うスイッチ(第1スイッチ手段)SW1と、キャパシタCと負荷回路20の所定部分との間に接続され該キャパシタCと該負荷回路20の該所定部分との接続/切り離しを行うスイッチ(第2スイッチ手段)SW2と、電源回路部2から負荷回路20への電源電力の供給/供給停止を制御する制御部(電源制御手段)3と、スイッチSW1とスイッチSW2の接続/切り離しを、電源回路部2による電源電力の供給/供給停止に基づいて制御して、少なくとも該電源電力の供給停止時に、負荷回路20の前記残留電荷を、スイッチSW1を通してキャパシタCに蓄積させ、所定のタイミングで該キャパシタCの電荷を、スイッチSW2を通して負荷回路20の前記所定部分に供給させる制御部(制御手段)3と、を備えている。
したがって、電源回路部2から負荷回路20への電源供給が停止されたときに、負荷回路20に残留する残留電荷をキャパシタCに蓄積して負荷回路20から残留電荷を除去することができるとともに、適時にキャパシタCに蓄積した電荷を負荷回路20に供給することができ、残留電荷による負荷回路20の誤動作を防止することができるとともに、残留電荷を有効利用することができる。その結果、画像処理装置1の動作の適切化を図ることができるとともに、消費電力を削減することができる。
また、本実施例の画像処理装置1は、電源回路部(電源供給手段)2から電源電力が供給される負荷回路20に残留する電荷を除去する残留電荷除去部(残留電荷除去装置)10が、負荷回路20に接続され該負荷回路20に残留する前記残留電荷を受け取って蓄積するキャパシタCと負荷回路20との接続/切り離しを行う第1スイッチ処理ステップと、キャパシタCと負荷回路20の所定部分との接続/切り離しを行う第2スイッチ処理ステップと、電源回路部2から負荷回路20への電源電力の供給/供給停止を制御する電源制御処理ステップと、前記第1スイッチ処理ステップと前記第2スイッチ処理ステップによる接続/切り離しを、該電源制御処理ステップによる電源電力の供給/供給停止に基づいて制御して、少なくとも該電源電力の供給停止時に、負荷回路20の残留電荷を該第1スイッチ処理ステップによってキャパシタCに蓄積させ、所定のタイミングで該キャパシタCの電荷を該第2スイッチ処理ステップによって該負荷回路20の前記所定部分に供給させる制御処理ステップと、を有する残留電荷除去方法を実行する。
したがって、電源回路部2から負荷回路20への電源供給が停止されたときに、負荷回路20に残留する残留電荷をキャパシタCに蓄積して負荷回路20から残留電荷を除去することができるとともに、適時にキャパシタCに蓄積した電荷を負荷回路20に供給することができ、残留電荷による負荷回路20の誤動作を防止することができるとともに、残留電荷を有効利用することができる。その結果、画像処理装置1の動作の適切化を図ることができるとともに、消費電力を削減することができる。
さらに、本実施例の画像処理装置1は、電源回路部(電源供給手段)2から電源電力が供給される負荷回路20に残留する電荷を除去する残留電荷除去部(残留電荷除去装置)10が、制御プロセッサに、負荷回路20に接続され該負荷回路20に残留する前記残留電荷を受け取って蓄積するキャパシタCと負荷回路20との接続/切り離しを行う第1スイッチ処理と、キャパシタCと負荷回路20の所定部分との接続/切り離しを行う第2スイッチ処理と、電源回路部2から負荷回路20への電源電力の供給/供給停止を制御する電源制御処理と、前記第1スイッチ処理と前記第2スイッチ処理による接続/切り離しを、該電源制御処理による電源電力の供給/供給停止に基づいて制御して、少なくとも該電源電力の供給停止時に、負荷回路20の残留電荷を該第1スイッチ処理によってキャパシタCに蓄積させ、所定のタイミングで該キャパシタCの電荷を該第2スイッチ処理によって該負荷回路20の前記所定部分に供給させる制御処理と、を実行させる残留電荷除去プログラムを搭載している。
したがって、電源回路部2から負荷回路20への電源供給が停止されたときに、負荷回路20に残留する残留電荷をキャパシタCに蓄積して負荷回路20から残留電荷を除去することができるとともに、適時にキャパシタCに蓄積した電荷を負荷回路20に供給することができ、残留電荷による負荷回路20の誤動作を防止することができるとともに、残留電荷を有効利用することができる。その結果、画像処理装置1の動作の適切化を図ることができるとともに、消費電力を削減することができる。
また、本実施例の画像処理装置1は、その残留電荷除去部10が、スイッチSW1に直列に接続され負荷回路20からキャパシタC方向へのみ電流の流れを規制するダイオード(第1方向規制手段)D1と、スイッチSW2に直列に接続されキャパシタCから負荷回路20方向へのみ電流の流れを規制するダイオード(第2方向規制手段)D2と、を備えている。
したがって、電流が逆流することを防止することができ、効率的で適切な電荷制御を行うことができる。
さらに、本実施例の画像処理装置1は、その残留電荷除去部10のスイッチSW2が、キャパシタCと負荷回路20のスイッチSW1の接続部分と同じ部分との間に該スイッチSW1に対して並列に接続され、制御部3が、前記電源回路部2による電源電力の供給開始時に、スイッチSW2を接続状態にしてキャパシタCの電荷を負荷回路20に供給させている。
したがって、電源OFF状態となったときにキャパシタCに蓄積した電荷を電源ON開始時に、電源回路部2からの電源電力とともに負荷回路20に供給して電源電力の消費量を削減することができる。
また、本実施例の画像処理装置1は、キャパシタCの充電電位を検出する電圧検出端子(電位検出手段)Voltage Senseを、さらに備え、制御部3が、電圧検出端子Voltage Senseの検出結果に基づいてスイッチSW1の接続/切り離し動作を制御している。
したがって、キャパシタCの充電電位に応じて充電を行うことができる。
さらに、本実施例の画像処理装置1は、その残留電荷除去部30が、負荷回路20をキャパシタCと接地ラインとに切り換えて接続するスイッチ(切換手段)SW3と、キャパシタCの充電電位を検出する電圧検出端子(電位検出手段)Voltage Senseと、を、さらに備え、制御部(制御手段)31が、電圧検出端子Voltage Senseが、キャパシタCの充電電位が該キャパシタCの満充電電位を検出するまでは、スイッチSW3に負荷回路20と該キャパシタCを接続させ、電圧検出端子Voltage Senseが該キャパシタCの満充電電位を検出すると、該スイッチSW3に負荷回路20と接地ラインを接続させる。
したがって、キャパシタCの充電電位に応じて負荷回路20の残留電荷のキャパシタCCへの蓄積と接地への放出を切り換えて行うことができ、残留電荷除去部30に残留電荷除去作用を十分かつ適切に実行させることができるとともに、残留電荷の有効利用を図ることができる。
また、画像処理装置1は、負荷回路20が複数ある場合、1つの残留電荷除去部10、30で、複数の負荷回路20の残留電荷を、1つのキャパシタCに蓄積してもよい。
このようにすると、キャパシタCの個数を削減することができるとともに、複数の負荷回路20に対してキャパシタCの蓄積電荷を共用させることができ、自然放電により電荷が失われる前に、蓄積電荷を有効利用する機会を増やすことができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
1 画像処理装置
2 電源回路部
3 制御部
10 残留電荷除去部
20 負荷回路
30 残留電荷除去回路
31 制御部
SW1、SW2 スイッチ
R1 抵抗
D1、D2 ダイオード
C キャパシタ
Vin 入力電源端子
Vout 出力電源端子
OE アウトプットイネーブル端子
SW1 Control SW1コントロール端子
Voltage Sense 電圧検出端子
Voltage Control 電圧調整端子
SW2 Control SW2コントロール端子
Output Control アウト制御端子
Vin 入力電源端子
SW3 スイッチ
SW3 Control SW3コントロール端子
特開平7−210112号公報

Claims (8)

  1. 電源供給手段から電源電力が供給される負荷回路に残留する電荷を除去する残留電荷除去装置であって、
    前記負荷回路に接続され該負荷回路に残留する前記残留電荷を受け取って蓄積するキャパシタと、
    前記キャパシタと前記負荷回路との間に接続され該キャパシタと該負荷回路との接続/切り離しを行う第1スイッチ手段と、
    前記キャパシタと前記負荷回路の所定部分との間に接続され該キャパシタと該負荷回路の該所定部分との接続/切り離しを行う第2スイッチ手段と、
    前記電源供給手段から前記負荷回路への電源電力の供給/供給停止を制御する電源制御手段と、
    前記第1スイッチ手段と前記第2スイッチ手段の接続/切り離しを、前記電源制御手段による前記電源電力の供給/供給停止に基づいて制御して、少なくとも該電源電力の供給停止時に、前記負荷回路の前記残留電荷を該第1スイッチ手段を通して前記キャパシタに蓄積させ、所定のタイミングで該キャパシタの電荷を該第2スイッチ手段を通して該負荷回路の前記所定部分に供給させる制御手段と、
    を備えていることを特徴とする残留電荷除去装置。
  2. 前記残留電荷除去装置は、
    前記第1スイッチ手段に直列に接続され前記負荷回路から前記キャパシタ方向へのみ電流の流れを規制する第1方向規制手段と、
    前記第2スイッチ手段に直列に接続され前記キャパシタから前記負荷回路方向へのみ電流の流れを規制する第2方向規制手段と、
    を備えていることを特徴とする請求項1記載の残留電荷除去装置。
  3. 前記第2スイッチ手段は、
    前記キャパシタと前記負荷回路の前記第1スイッチ手段の接続部分と同じ部分との間に該第1スイッチ手段に対して並列に接続され、
    前記制御手段は、
    前記電源制御手段による前記電源電力の供給開始時に、前記第2スイッチ手段を接続状態にして前記キャパシタの電荷を前記負荷回路に供給させることを特徴とする請求項1または請求項2記載の残留電荷除去装置。
  4. 前記残留電荷除去装置は、
    前記キャパシタの充電電位を検出する電位検出手段を、さらに備え、
    前記制御手段は、
    前記電位検出手段の検出結果に基づいて前記第1スイッチ手段の接続/切り離し動作を制御する請求項1から請求項3のいずれかに記載の残留電荷除去装置。
  5. 前記残留電荷除去装置は、
    前記負荷回路を前記キャパシタと接地ラインとに切り換えて接続する切換手段と、
    前記キャパシタの充電電位を検出する電位検出手段と、
    を、さらに備え、
    前記制御手段は、
    前記電位検出手段が、前記キャパシタの充電電位が該キャパシタの満充電電位を検出するまでは、前記切換手段に前記負荷回路と該キャパシタを接続させ、該電位検出手段が該キャパシタの満充電電位を検出すると、該切換手段に該負荷回路と前記接地ラインを接続させることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の残留電荷除去装置。
  6. 電源供給手段から負荷回路に電力供給して該負荷回路を利用して画像処理を行うとともに、電源供給OFF時に該負荷回路に残留する電荷を除去する残留電荷除去部を備えている画像処理装置であって、
    前記残留電荷除去部として、請求項1から請求項5のいずれかに記載の残留電荷除去装置を備えていることを特徴とする画像処理装置。
  7. 電源供給手段から電源電力が供給される負荷回路に残留する電荷を除去する残留電荷除去装置の実行する残留電荷除去方法であって、
    前記負荷回路に接続され該負荷回路に残留する前記残留電荷を受け取って蓄積するキャパシタと前記負荷回路との接続/切り離しを行う第1スイッチ処理ステップと、
    前記キャパシタと前記負荷回路の所定部分との接続/切り離しを行う第2スイッチ処理ステップと、
    前記電源供給手段から前記負荷回路への電源電力の供給/供給停止を制御する電源制御処理ステップと、
    前記第1スイッチ処理ステップと前記第2スイッチ処理ステップによる接続/切り離しを、前記電源制御処理ステップによる前記電源電力の供給/供給停止に基づいて制御して、少なくとも該電源電力の供給停止時に、前記負荷回路の前記残留電荷を該第1スイッチ処理ステップによって前記キャパシタに蓄積させ、所定のタイミングで該キャパシタの電荷を該第2スイッチ処理ステップによって該負荷回路の前記所定部分に供給させる制御処理ステップと、
    を有していることを特徴とする残留電荷除去方法。
  8. 電源供給手段から電源電力が供給される負荷回路に残留する電荷を除去する残留電荷除去装置の搭載する残留電荷除去プログラムであって、
    制御プロセッサに、
    前記負荷回路に接続され該負荷回路に残留する前記残留電荷を受け取って蓄積するキャパシタと前記負荷回路との接続/切り離しを行う第1スイッチ処理と、
    前記キャパシタと前記負荷回路の所定部分との接続/切り離しを行う第2スイッチ処理と、
    前記電源供給手段から前記負荷回路への電源電力の供給/供給停止を制御する電源制御処理と、
    前記第1スイッチ処理と前記第2スイッチ処理による接続/切り離しを、前記電源制御処理による前記電源電力の供給/供給停止に基づいて制御して、少なくとも該電源電力の供給停止時に、前記負荷回路の前記残留電荷を該第1スイッチ処理によって前記キャパシタに蓄積させ、所定のタイミングで該キャパシタの電荷を該第2スイッチ処理によって該負荷回路の前記所定部分に供給させる制御処理と、
    を実行させることを特徴とする残留電荷除去プログラム。
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